資料2-1 環境省説明資料

Similar documents
24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

<4D F736F F D208E9197BF342D315F93DE97C78CA794708AFC95A88F88979D8C7689E65F89FC92E C456312E332E646F6378>

資料1 :住宅(家庭部門)の中期の対策・施策検討

地球温暖化対策のための税の効果について 1. 平成 20 年 11 月中央環境審議会グリーン税制専門委員会 環境税等のグリーン税制に係るこれまでの議論の整理 より 税収を温暖化対策の費用に充てる 又は温暖化対策に係る減税に活用する場合 CO 2 削減に関し大きな効果が見込める ( 前略 ) 環境利用

12年~16年

資料 3 ー 1 環境貢献型商品開発 販売促進支援事業 環境省市場メカニズム室

CONTENTS

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

ツールへのデータ入力前にすべきこと 一般廃棄物処理に係るフロー図を作成 < 収集 : 直営 > < 直接搬入 > 粗大ごみ **t <A 破砕施設 : 直営 > <D 最終処分場 > 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 燃やすごみ **t アルミ缶 **t スチール缶 **t びん

目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな

<8D4C93875F F878B91E F8FF097E18C7689E62E786C73>

北杜市新エネルギービジョン

資料4 国土交通省資料

1 平成 22 年度の取組み結果 平成 22 年度の取り組み結果は 下記のとおりです 温室効果ガスの総排出量 平成 22 年度 温室効果ガス総排出量 (t-co2) 26,876 27, % 具体的取り組み 平成 22 年度 電気使用量 (kwh) 37,334,706 38,665,4

<372E926E8B8589B BB91CE8DF42E786C73>

バイオマス比率をめぐる現状 課題と対応の方向性 1 FIT 認定を受けたバイオマス発電設備については 毎の総売電量のうち そのにおける各区分のバイオマス燃料の投入比率 ( バイオマス比率 ) を乗じた分が FIT による売電量となっている 現状 各区分のバイオマス比率については FIT 入札の落札案

計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の

Microsoft Word 後藤佑介.doc

<4D F736F F D208EC090D195F18D908F B4C93FC977697CC816A32392E30322E31352E646F63>

参考資料2 プラスチック製品の生産・廃棄・再資源化・処理処分の状況 2016年

バイオ燃料

<8EE597768E7B8DF481458F64935F D834F EA DC A2E786C7378>

日販及び日販グループ 省エネ対策ガイドライン

平成 21 年度資源エネルギー関連概算要求について 21 年度概算要求の考え方 1. 資源 エネルギー政策の重要性の加速度的高まり 2. 歳出 歳入一体改革の推進 予算の効率化と重点化の徹底 エネルギー安全保障の強化 資源の安定供給確保 低炭素社会の実現 Cool Earth -1-

【HP公表 最終版の公表前確認修正有り】 北陸取組み(個票)


<4D F736F F F696E74202D2082B282DD8F88979D8E7B90DD90AE94F58AEE967B8D5C917A81698A C5816A202D E >

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省


様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 5 月 18 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県三原市須波 1 丁目 23-8 藤井建設 代表取締役藤井啓文 ( 法人にあっては, 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号 (08

お知らせ

1クラブメンバー 10 名の年間交通移動 ( クラブの主将として現在活動頂いております NMB48 加藤夕夏さんの年間交通移動を含む ) 2 運営事務局責任者 1 名の年間交通移動 クラブ活動会場のどうぎんカーリングスタジアムの年間電気使用 1 平均月間電気使用量実績 (2014 年 2 月 ~20

Microsoft Word - 様式2-8 産廃処理計画

参考 内部評価結果調書 ( 施策評価 4) 施策名 新しいしいエネルギーエネルギーの導入導入と活用 担当部局 農林水産環境部 担当部局長の氏名 緒方和之 PLAN 総合計画 ( 前期基本計画 ) 基本方針 ( 政策 ) 計画項目 ( 施策 ) Ⅱ 環境循環都市 2 新しいエネルギーの導入と活用 施策

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 14 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県府中市本山町 佐々田土建株式会社 代表取締役三島俊美 電話番号 廃棄物の処理及び清掃

現大綱における国民各界各層の更なる地球温暖化防止活動の推進の対策の進捗状況について

岸和田市分別収集計画

取組概要 ( 申請書からの転記 ) 全 般 排 出 量 の 認 識 取組名称 認証取得者名取組の概要 適用したカーボン オフセット第三者認証基準のバージョン認証の有効期間オフセット主体認証ラベルの使途 認証対象活動 認証番号 :CO 有効期間満了報告書受領済み 持続可能な島嶼社会の発展に

〔表紙〕

資料2:地球温暖化対策に係る中長期ロードマップ(議論のたたき台)(案)

3 地球温暖化対策の推進に関する方針及び推進体制 (1) 地球温暖化対策の推進に関する方針 [ 基本理念 ] 人類が自然と調和し 未来にわたり持続可能な発展を実現するため NTT グループ地球環境憲章に則り NTT 西日本はグループ会社と一体になって 全ての企業活動において地球環境の保全に向けて最大

はじめに.indd

< F18D908F DC58F4994C5817A>

プラ協マテリアル2017.indd

条例施行規則様式第 26 号 ( 第 46 条関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 平成 30 年 6 月日 長野県知事 様 提出者 住 所 東御市下之城畔 ( 法人にあっては 主たる事業所の所在地 ) 氏 名 川西保健衛生施設組合長花岡利夫 ( 法人にあっては 名称及び代

スライド 1

001p_......

<593A5C926391CC81408AD68C575C8CB897CA90528B6389EF5C91E6388E9F5C91E63689F15F90528B6389EF E31312E31385C8E9197BF345F91E63689F12E646F63>

目次 1. 奈良市域の温室効果ガス排出量 温室効果ガス排出量の推移 年度 2010 年度の温室効果ガス排出状況 部門別温室効果ガス排出状況 温室効果ガス排出量の増減要因 産業部門 民生家庭部門

第 3 章隠岐の島町のエネルギー需要構造 1 エネルギーの消費量の状況 ここでは 隠岐の島町におけるエネルギー消費量を調査します なお 算出方法は資料編第 5 章に詳しく述べます (1) 調査対象 町内のエネルギー消費量は 電気 ガス 燃料油 ( ガソリン 軽油 灯油 重油 ) 新エ ネルギー (

資料3-1 温室効果ガス「見える化」の役割について


npg2018JP_1011

< F2D916688C481698A A E6A>

別添 4 レファレンスアプローチと部門別アプローチの比較とエネルギー収支 A4.2. CO 2 排出量の差異について 1990~2012 年度における CO 2 排出量の差異の変動幅は -1.92%(2002 年度 )~1.96%(2008 年度 ) となっている なお エネルギーとして利用された廃

平成 30 年度朝倉市地球温暖化対策実行計画 ( 事務事業編 ) 実施状況報告書 ( 平成 29 年度実績 ) 平成 30 年 9 月 朝倉市環境課


世界の CO2 排出量と東京都 2013 年度は 東京 63.8 百万トン シンガポールフィンランドポルトガルスウェーデンデンマーク < 東京 < マレーシアベルギーオーストリア 2

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 29 日 広島県知事 様 提出者 住所 広島県尾道市美ノ郷町本郷 氏名 日東電工株式会社 尾道事業所 事業所長岡田和之 電話番号 廃棄物の処

資料1 美しい星へのいざない「Invitation to 『Cool Earth 50』」~3つの提案、3つの原則~」

エネルギー規制 制度改革アクションプラン (11 月 1 日 ) の概要 重点課題と詳細リスト 現時点で政府が取り組むこととしている又は検討中の事項を 実施 検討事項詳細リスト (77 項目 ) として取りまとめ その中から 3つの柱で計 26 項目の重点課題を特定 1 電力システムの改革 (9 項

本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン

産業廃棄物の処理に係る管理体制に関する事項 ( 管理体制図 ) ゼロエミッション推進体制 ( 第 2 面 ) 滋賀水口工場長 定期会議事務局会議 1 回 /W 担当者会議 1 回 /M 推進報告会 1 回 /2M 推進責任者 : 工務安全環境部長 実行責任者 : 安全環境課長 事務局 中間膜製造部機

<4D F736F F D20945C91E38E735F AC48DB895F18D908F912E76332E E8196BC82A082E8816A2E646F63>

寺島木工株式会社事業概要 商号 代表者 創業 所在地 連絡先 環境管理責任者 担当者 事業内容 取扱商品 機械設備 資本金 従業員数 主要取引銀行 主な納品先 所属組合 敷地面積 建築面積 寺島木工株式会社 代表取締役社長寺島秀雄 昭和 22 年 3 月 31 日 本社 : 工場

資料2 会議・イベントにおけるカーボン・オフセットの現状

東洋インキグループの環境データ(2011〜2017年)

事例2_自動車用材料

マートシティ 省エネルギー対策の推進 <ビル 工場等における省エネルギー対策の推進 > 大規模事業所が対象のキャップ & トレード制度 * ( 以下 C&T 制度 という ) について 2020 年度からの第 3 計画期間に向け 専門家による検討会の設置に係る準備等を実施 新規 東京 2020 大会

(3) 関連指標の状況 1 2 施策 ( 評価指標 ) 県内事業者が参画する風力発電設備導入量 環境 リサイクル関連対象企業の施設整備に対する支援件数 基準値年度 年度 0 ( 累積 7,614) H24 H26 36,280 単位 :kw 181.4% 単位 : 件 80.0% H27 ( 累積


問題意識 民生部門 ( 業務部門と家庭部門 ) の温室効果ガス排出量削減が喫緊の課題 民生部門対策が進まなければ 他部門の対策強化や 海外からの排出クレジット取得に頼らざるを得ない 民生部門対策において IT の重要性が増大 ( 利用拡大に伴う排出量増加と省エネポテンシャル ) IT を有効に活用し

朝日町分別収集計画

様式第二号の九 ( 第八条の四の六関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画実施状況報告書 平成 30 年 6 月 27 日 広島県知事 様 提出者 住所 氏名 広島県豊田郡大崎上島町中野 977 番地 大崎工業株式会社広島工場 工場長樽本伸正 電話番号 廃棄物の処理

様式第二号の八 ( 第八条の四の五関係 ) ( 第 1 面 ) 産業廃棄物処理計画書 令和元年 5 月 30 日 松山市長殿 提出者 住所 広島市中区中町 8 番 6 号 氏名 株式会社フジタ 広島支店 執行役員支店長安東則好 ( 法人にあっては 名称及び代表者の氏名 ) 電話番号

LED 照明の種類 LED 照明は主に器具と光源が一体化したシーリングライトなどの LED 照明器具 と白熱電球や蛍光灯の光源部分を LED に置き替えた LED ランプ に分類されます ( 図 2-1) 省エネ性と環境性が重視され 公共建築物で使用された LED 照明器具の採用機種数は 2010

クリエイティブネットワークセンター大阪 メビック扇町

( 太陽光 風力については 1/2~5/6 の間で設定 中小水力 地熱 バイオマスについては 1/3~2/3 の間で設定 )) 7 適用又は延長期間 2 年間 ( 平成 31 年度末まで ) 8 必要性等 1 政策目的及びその根拠 租税特別措置等により実現しようとする政策目的 長期エネルギー需給見通

< E93788E598BC694708AFC95A88F88979D8C7689E68F912D332E786477>

ecopro_maetuke_sample_j.indd

37_nasugurikonyuugyoukabushikigaisyak

様式第二号の二(第八条の四の四関係)

Microsoft Word SONIX株式会社 中間3 H27.11.docx

今日お話しすること 1. 家庭部門の温室効果ガス排出 エネルギー消費の動向 2. 環境省うちエコ診断の概要と成果から見た家庭の対策 3. 家庭部門の対策の推進のための自治体に期待すること 2

これは 平成 27 年 12 月現在の清掃一組の清掃工場等の施設配置図です 建替え中の杉並清掃工場を除く 20 工場でごみ焼却による熱エネルギーを利用した発電を行っています 施設全体の焼却能力の規模としては 1 日当たり 11,700 トンとなります また 全工場の発電能力規模の合計は約 28 万キ

1 自然に対する関心 (1) 自然に対する関心 平成 24 年 6 月 平成 26 年 7 月 関心がある( 小計 ) 90.4% 89.1% 非常に関心がある 29.5% 21.9%( 減 ) ある程度関心がある 60.9% 67.2%( 増 ) 関心がない( 小計 ) 8.8% 10.5% あま

参考資料1:日常生活CO2情報提供ツール(仮称)の表示例

川口市環境基本計画 .indb

目次 LCA 実施委託概要 3 LCI 結果 製品データシート 8 リユース食器 PSP トレイライフサイクルフロー 13 参照資料

<4D F736F F D E93788AC28BAB8D7393AE8C7689E D815B AFC95A891CE8DF42992B28DB88C8B89CA2888C42

再エネカタログ indb

IGES CDMプログラム 途上国における人材育成支援事業

<4D F736F F D2091E6388AFA8DB2948C8E7395AA95CA8EFB8F578C7689E C481458AAE90AC816A>

新座市分別収集計画

Microsoft Word 尾張東部基本計画.docx

<4D F736F F D E9197BF32817A C96DA955782CC90DD92E852342E646F6378>

Transcription:

カーボン オフセットの普及促進 国民運動の実施 7 現在の取組 我が国におけるカーボン オフセットのあり方について ( 指針 ) の策定 (28 年 2 月 ) カーボン オフセットにカーボン オフセッカーボン オフセッ関する情報提供や相トの対象活動からトの取組に係る信談支援等を行うカーボ生じるGHG 排出頼性構築のためン オフセットフォーラ量の算定方法ガイの情報提供ガイドム (J-COF) の設立ドラインの策定ラインの策定 (28 年 4 月 ) (28 年 1 月 ) (28 年 1 月 ) 日英カーボン オフセットの取組に係る情報交換の協力宣言文の締結 (28 年 9 月 ) カーボン オフセットモデル事業の実施 (28 年 8 月に 9 件採択 29 年 3 月に成果を発表 ) 国内の排出削減 吸収量をカーボン オフセットに用いられるクレジットとして認証するオフセット クレジット (J-VER) 制度の創設 (28 年 11 月 ~) カーボン オフセットの取組に対する第三者認証 ( ラベリング ) 基準の策定 (29 年 3 月 ) オフセット認証ラベル 今後の方向性 カーボン オフセットの取組の普及促進 信頼性確保

排出削減量 ( 万 t-co2) 省エネ機器の買い替え促進 1 1,2 1, 8 6 4 2 28 247 299 355 415 472 526 726 649 643 582 816 921 135 対策ケース 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 a) 省エネ型電気ポット b) 食器洗い機 c) 電球型蛍光灯 d) 節水シャワーヘッド e) 空調用圧縮機省エネ制御装置の合計値 a),b),c),d) の 28 年度は速報値に基づく値 e) の 28 年度値は調査中のため 排出削減量に含まれていない 対策 施策の進捗状況に関する評価 対策ケースの排出削減見込量 ( 値 83 万 t-co2) に占める各機器の削減割合 a) 省エネ型電気ポット b) 食器洗い機 c) 電球型蛍光灯 d) 節水シャワーヘッド e) 空調用圧縮機省エネ制御装置については いずれも目標に向けて導入台数が着実に増加している 特に導入台数が多く 省エネ機器全体に占める二酸化炭素排出削減割合の高い電球型蛍光灯については 導入台数の伸びが大きく 今後も普及が進む見込み e) 空調用圧縮機省エネ制御装置 2% d) 節水シャワーヘッド 8% a) 電気ポット 31% c) 電球型蛍光灯 51% b) 食器洗い機 8% 15

a) 省エネ型電気ポットの導入台数 ( 万台 ) 1,6 1,4 1,2 1, 省エネ機器の買い替え促進 2 99 1,8 1,29 1,18 1,39 8 891 944 816 725 6 615 4 484 351 2 119 219 1998 2 22 24 26 28 21 212 電球型蛍光灯への買い換えで白熱灯電球に比べて 8% の省エネ 422 万 t の CO2 削減 対策ケース c) 電球型蛍光灯の導入台数 ( 万台 ) 3, 25, 2, 15, 1, 5, 1,487 86649,458 7,247 7,54 8,27 8,664 15,494 19,14 13,9 16,54 11,594 14,43 省エネ型電気ポットへの買い換えで通常型に比べて54% の省エネ 261 万 t の CO2 削減 22,22 1998 2 22 24 26 28 21 212 25,75 対策ケース 3% 2% 1% 1% 11% 13% 14% 15% 15% 15% 18% 27% 排出削減見込み量が大きい電球型蛍光灯の導入は順調に進展 % 2 21 22 23 24 25 26 27 28 左図 : 白熱灯電球の販売個数と電球型蛍光灯の販売個数の合計に占める電球型蛍光灯の割合 a),c) の 28 年度は速報値に基づく値 枠内に示した CO2 削減量は計画策定時における第 1 約束期間平均の年間削減見込量 16

食器洗い機の導入で手洗い時に比べて56% の省エネ 64 万 t の CO2 削減 省エネ機器の買い替え促進 3 b) 食器洗い機の導入台数 ( 万台 ) 1,2 1, 8 6 598 542 4 471 399 33 231 275 2 83 74 63 648 92 1,14 1,2 対策ケース d) 節水シャワーヘッドの導入台数 ( 万台 ) 1998 2 22 24 26 28 21 212 2,5 2, 1,84 1,71 1,58 2,1 1,97 1,5 1,53 1,426 1,322 1, 1,194 1,69 859 5 653 452 254 1998 2 22 24 26 28 21 212 対策ケース 節水シャワーヘッドへの買い換えで通常型に比べて 2% の省エネ 68 万 tのco2 削減 空調用圧縮機省エネ制御装置の導入 e) 空調用圧縮機省エネ制御装置の導入台数 ( 万台 ) 16 15 14 13 12 11 対策ケース 8 8 6 6.3 5.5 第一約束期間 4 4.3 平均 3.6 2 2.5 1.7.2.9 1998 2 22 24 26 28 21 212 で13% の省エネ 1 1 14 万 t の CO2 削減 b),d) の 28 年度は速報値に基づく値 e) の 28 年度値は調査中 枠内に示した CO2 削減量は計画策定時における第 1 約束期間平均の年間削減見込量 17

< 家庭部門での取組 > 省エネ製品買換促進事業の実施 省エネ機器の買い替え促進 4 省エネ製品買換え促進事業 < 業務部門での取組 > 商業施設等における省エネ照明等買換え促進事業の実施 CO2 削減効果診断システムの拡張 CO2 削減効果 再資源化も考慮したエネルギー使用量 ( 初期コストの回収時期等を含む ) を製品購入者が自ら診断できるシステム ( 2 年度に基盤構築 ) の対象製品について 省エネ基準が定められた 17 品目を中心に追加 診断システムをインターネットによる非店舗型販売サイトや情報サイトと連携するための機能を拡張 信頼ある CO2 削減効果の提示 国が旗振り役となり 販売店 流通 メーカー等と一体となって 消費者の買換行動を促進 店頭等での買換促進 販売店の店頭において 診断システムを用いた省エネ製品買換のメリットを伝える連携事業を全国 1 地域程度で展開 店頭での消費者の省エネ製品選択率の向上に繋げるため 販売員による省エネ製品の説明技能の向上を目的とした省エネ製品買換診断マイスターを認定 メディアを活用して 本システムの認知度向上とユーザーの拡大を図る 国 企業の本気感の創出 調光機能センサー インバータ 率先導入企業による買換えモデルの普及 照明器具の配置や照らし方など照明デザインの提案を含めて照明効果や省エネ効果に優れた買換計画を設計し 実際に買換えを行う事業者を公募により採択 シンポジウムを全国 7カ所で開催 効果の高い省エネ照明への買換えを促すため ブティックなどのビルの一部を使用するような店舗オーナー 商業施設や企業等の所有者 管理者へのアプローチを実施 メディアによる全国への情報発信 省エネ照明買換えの取組モデルとして TVなどのメディアで紹介するとともに WEB 配信することにより全国に情報を発信する 本当のもったいない 提示 買換え気運の醸成 関心 を 買換行動 へ 省エネ照明導入の先進事例 モデルを 企業マインドを高め 省エネ製品の買換 映像により提示 を促進 18

新エネルギー対策の推進 1 排出削減量 ( 万 t-co2) 第一約束 年度 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 期間平均 対策上位ケース 473 473 対策下位ケース 38 38 2626 272 2942 3117 3237 3315 対策評価指標 ( 単位 : 万 kl) 年度 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 対策上位ケース 191 191 対策下位ケース 156 156 991 154 1119 116 1262 1293 5 45 4 35 15 3 3117 3237 3315 25 2942 2626 272 2 1 991 1119 116 1262 1293 154 15 1 5 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 25 2 5 191 156 1998 2 22 24 26 28 21 212 対策 施策の進捗状況に関する評価 対策上位ケース 対策下位ケース 太陽光発電 27 年値は 46.9 万 klとなっている 22 年と比較して 3 倍の増加となっている 今後の生産拡大によるコスト低下に伴う導入拡大 平成 2 年度より開始した住宅用太陽光発等の導入支援の一層の強化により 導入目標の達成を見込んでいる 風力発電 27 年値は 68.2 万 klとなっている 22 年と比較して 3.6 倍の増加となっており 系統制約の緩和や導入支援の一層の強化により 導入目標の達成を見込んでいる 廃棄物発電 バイオマス発電 27 年値は 269.1 万 kl となっている 26 年度より 21.4 万 kl 減少した 一般廃棄物処理の広域化 大規模化の進展による発電設備や 間伐材等の未利用バイオマスを活用した発電設備の導入増加が求められる バイオマス熱利用 27 年値は 197.8. 万 klとなっている 22 年と比較して 約 3 倍の増加となっていることや近年の増加量が約 28 万 kl/ 年であることに加えて バイオ燃料に関する各省庁の実証 製造 利用に関する積極的な技術開発 導入支援 品質確保の制度整備 税制の創設により 導入量の達成を見込んでいる 19

新エネルギー対策の推進 2( 平成 21 年度環境省の施策 ) 地方公共団体対策技術率先導入補助事業 地域協議会民生用機器導入促進事業 予算額 9 億円の内数 予算額 3.4 億円の内数 地球温暖化対策ビジネスモデルインキュベーター ( 起業支援 ) 事業 予算額 3.5 億円の内数 太陽光発電等再生可能エネルギー活用推進事業 予算額 1 億円 省 CO2 街区形成促進事業 予算額 2 億円の内数 エコ燃料利用促進補助事業 エコ燃料実用化地域システム実証事業費 地球温暖化対策技術開発事業 ( 競争的資金 ) 高濃度バイオ燃料実証事業 新規 小水力発電による市民共同発電実現可能性調査 補正 予算額 5 億円予算額 17.1 億円予算額 38 億円の内数予算額 1.5 億円予算額 1 億円 太陽光発電 木質ペレットストーブ BDF 製造設備 民生用小型風力発電システム バイオエタノール混合ガソリン (E3 等 ) 製造設備 2

廃棄物処理における対策の推進 1 ~ 見込み 評価 ~ 表 1 対策 施策の進捗状況に関する評価 一般廃棄物処理に係る廃棄物発電量は着実に増加している ( 表 2) 産業廃棄物処理に係る廃棄物発電は 27 年度値を基準とした増分を指標としており 今後施設整備を進めることが必要である ( 表 3) 表 2 表 3 プラスチック製容器包装の分別収集量 再商品化量は増加している ( 表 4) 表 4 容器包装プラスチックの分別収集見込量 ( 指定法人経由 )( 単位 : 千トン ) 年度 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 見込み 731 78 869 9 921 84.2 67 169 26 368 447 529 549 581 1 9 8 7 731 78 869 9 921 6 581 529 549 5 447 4 368 3 26 2 169 1 67 1998 2 22 24 26 28 21 212 見込み 21

廃棄物処理における対策の推進 2 ~ 施策の概要 ~ 一般廃棄物発電 循環型社会形成推進交 年間発電量 39GWh 増付金によって 市町村の (21 年時点 ) 廃棄物 リサイクル施設 16.6 万 tのco 2 削減の整備を促進 国庫補助事業 廃棄物処理施設における温暖化対策事業 を実施して廃棄物発電等を促進 全産連の自主行動計画の支援 容器包装廃棄物の 3R の推進 パッカパッカー車両へのBDF 導入 等 廃棄物発電や廃棄物の3R 促進 産業廃棄物発電 年間発電量 735GWh 増 (21 年時点 ) 31.2 万 tのco 2 削減 車両対策.3 万 tのco 2 削減 容器包装プラスチックのリサイクル 18 万 tのco 2 削減 22

廃棄物焼却に由来する CO2 N2O 排出削減対策 1 ~CO2 排出削減の 見込み 評価 ~ 表 1 排出削減量 ( 万 t-co2) 年度 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 見込み 58 58 439 524 545 38 634 851 1,75 対策 施策の進捗状況に関する評価 1,2 一般廃棄物 ( プラスチック ) の焼却量は着実 1, 1,75 に減少 ( 表 2) 8 6 4 2 439 524 545 38 634 851 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 表 2 表 3 表 4 産業廃棄物 ( 廃プラスチック類 ) の焼却量 ( 単位 : 千トン ) 年度 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 見込み 産業廃棄物 ( 廃プラスチック類 廃油 ) の焼却量は 2 年度 ~26 年度にかけては概ね焼却量が目標を下回る値で推移している ( 表 3 4) 見込み 2 2 1947 1835 1764 1964 1994 1977 1,98 産業廃棄物 ( 廃油 ) の焼却量 ( 単位 : 千トン ) 年度 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 見込み 23 23 239 295 2112 2569 217 2123 2,46 21 2 1994 2 1964 1977 1947 19 1,98 見込み 1835 18 1764 17 1998 2 22 24 26 28 21 212 27 26 2569 25 24 23 239 23 22 21 295 2112 2123 217 2,46 2 19 18 1998 2 22 24 26 28 21 212 見込み 23

廃棄物焼却に由来する CO2 N2O 排出削減対策 2 ~N2O 排出削減の 見込み 評価 ~ 対策 施策の進捗状況に関する評価 一般廃棄物処理施設に関しては N 2 Oの発生量の少ない連続炉が着実に増加し 発生量が多いバッチ炉が減少 一方 焼却量については減少傾向にあるものの 想定ほどの削減が進んでおらず 今後も発生抑制や再生利用の取組の促進とともに 引き続きごみ処理の広域化の推進が必要 24

廃棄物焼却に由来する CO2 N2O 排出削減対策 3 ~ 施策の概要 ~ 市町村における分別収集や有料化に係るガイドラインの普及を推進 全産連の自主行動計画の支援 容器包装に係る 3R 推進 ごみ処理の広域化 等 循環型社会形成推進交付金による市町村の廃棄物施設の整備 高度化を支援 廃棄物焼却量の抑制 燃焼高度化 廃棄物焼却に由来する CO 2 排出削減対策 58 万 tのco 2 削減 一般廃棄物焼却における燃焼の高度化によるN 2 Oの削減 2 万 tのco 2 削減 25

廃棄物の最終処分量の削減等 1~ 見込み 評価 ~ 表 1. 排出削減量 ( 万 t-co2) 第一約束年度 26 27 28 29 21 211 212 期間平均 見込み 5 5 6 対策 施策の進捗状況に関する評価 5 4 3 2 見込み 最終処分量は一般廃棄物 産業廃棄物ともに着実に減少 ( 表 2,3) 1 26 27 28 29 21 211 212 表 2 表 3 産業廃棄物 ( 家畜死体 動植物性残渣 紙くず 繊維くず 木くず ) の最終処分量 ( 単位 : 千トン ) 年度 2 21 22 23 24 25 26 27 28 29 21 211 212 見込み 123 123 336 345 335 289 272 219 2 5 4 3 2 336 345 335 289 272 219 2 見込み 1 123 1998 2 22 24 26 28 21 212 26

廃棄物の最終処分量の削減等 2~ 施策の概要 ~ 市町村における分別収集や有料化に係るガイドラインの普及を推進 循環型社会形成推進交付金により市町村の廃棄物リサイクル施設の整備等の推進 廃棄物の最終処分量削減 廃棄物の埋立等に伴うCH 4排出量 5 万 tのco 2 削減 全産連の自主行動計画の支援 有機物の最終処分場への埋立の廃止へ向けた努力 等 27