総務省独立行政法人評価委員会議事規則 総務省独立行政法人評価委員会令 ( 平成十二年政令第三百十八号 以下 委員会令 という ) 第十条の規定に基づき 総務省独立行政法人評価委員会議事規則を次のように定める 平成十三年二月二十七日総務省独立行政法人評価委員会委員長 ( 目的 ) 第一条総務省独立行政

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2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

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- 2 - 項五その他本会の目的を達成するために必要な事項(役員)第五条本会に次の役員を置く 会長一名副会長七名以内理事七名監事三名(役員の任期)第六条役員の任期は 二年とする ただし 任期満了後も 新役員が選任されるまでの間は 引き続きその職務を行うものとする 2補欠により選任された役員の任期は

その月の土曜日及び日曜日以外の日の数で除して得た額に その者が役員でなくなった日 ( 役員が退職した場合において退職した日の属する月の末日までに再び役員に任命されたときは 役員でなくなった日の前日 ) までの土曜日及び日曜日以外の日の数を乗じて得た額とする ( 賞与 ) 第 8 条賞与は 毎事業年度

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平成16年規程第03号_役員退職手当規程

2 理事長は 役員が退職し 解任され又は死亡したとき ( 前条第 1 項ただし書又は第 6 条第 4 項の規定により退職手当を支給しない場合を除く ) は 前項の業績勘案率の決 定を主務大臣に申請するものとする ( 暫定退職手当の額 ) 第 3 条の2 暫定退職手当の額は 前条第 1 項の規定を準用

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弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

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( 役員の報酬 ) 第 2 条役員に対する報酬は 常勤の役員にあっては 俸給 教育研究等連携手当 通勤手当 単身赴任手当及び期末特別手当とし 非常勤の役員にあっては 非常勤役員手当とする ( 報酬の支給日 ) 第 3 条役員に対する報酬 ( 期末特別手当を除く ) は 毎月 17 日 ( 以下この項

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2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート

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1.日本家族社会学会会則_ 施行

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付加退職金の概要 退職金の額は あらかじめ額の確定している 基本退職金 と 実際の運用収入等に応じて支給される 付加退職金 の合計額として算定 付加退職金は 運用収入等の状況に応じて基本退職金に上乗せされるものであり 金利の変動に弾力的に対応することを目的として 平成 3 年度に導入 基本退職金 付

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( 除名 ) 第 9 条社員が次のいずれかに該当するに至ったときは 社員総会の決議によって当該社員を除名することができる (1) この定款その他の規則に違反したとき (2) この法人の名誉を傷つけ または目的に反する行為をしたとき (3) その他除名すべき正当な事由があるとき ( 社員資格の喪失 )

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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理事 役員報酬基準は 独立行政法人国立公文書館役員報酬規程に則り 俸給 (81 8,000 円 ) 地域手当 ( 俸給に 100 分の 20 を乗じて得た額 ) 通勤手当及び期末手当としている 期末手当についても 独立行政法人国立公文書館役員報酬規程に則り 基礎額 ( それぞれの基準日現在において当

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11

当該年度の四月一日から同年度の十二月三十一日までの当該会員市町村の前期高齢被保険者に係る拠出対象額 当該年度の当該会員市町村の前期高齢被保険者に係るアに掲げる額並びに後期高齢者支援金及び病床転換支援金の納付に要した費用の額との合計額の十二分の九 Ⅱ 当該年度の前年度の前期高 齢者交付金の額 ( 三ヶ

2 常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項に規定する額とする 3 非常勤役員に対する通勤手当の月額は 給与規程第 35 条第 2 項の規定を準用し その者の当該月における通勤実績に応じた額を翌月の支給定日に支給する 4 前 3 項に規定するもののほか 通勤の実情の変更に伴う

調査規則の改正 別紙案1・2

示して, 理事会の招集を請求することができる ( 同条第 2 項 ) この請求のあった日から 5 日以内に, 当該請求があった日から 2 週間以内の日を理事会の日とする理事会の招集の通知が発せられない場合には, 当該請求をした理事は, 理事会を招集することができる ( 同条第 3 項 ) 監事は,

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1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

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座間市自治会総連合会規約 第一章総則 ( 名称 ) 第 1 条本会は 座間市自治会総連合会 ( 以下 市自連 という ) と称する ( 事務所 ) 第 2 条市自連本部は 座間市役所ふれあい会館内に置く 第二章事業と目的 ( 目的 ) 第 3 条市自連は 地区自治会連合会 ( 以下 地区自連 という

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評議員選任 解任委員会について点検項目 説明 参考 1 評議員選任 解任委員会の設置について すべての法人 ( 現在, 評議員会を設置している法 定款例第 6 条 評議員選任 解任委員会 を設置する旨の定款変更を行っていますか ( 又は定款変更の準備をしていますか ) いる いない 人も含む ) に

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千代田区議会議員の報酬、費用弁償及び

Ⅲ 第 43 期監査報告書等 監査報告書 私たち監事は 平成 27 年 9 月 1 日から平成 28 年 8 月 31 日までの第 43 期事業年度にお ける理事の職務の執行を監査いたしました その方法及び結果につき以下のとおり報告い たします 1. 監査の方法及びその内容私たち監事は 理事及び使用

2 役員の報酬等の支給状況 役名 法人の長 平成 27 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任千円千円千円千円 19,678 12,420 5,333 1,925 ( 地域手当 ) 4 月 1 日 前職 A 理事 B 理事 C 理事 A 監事 B

sannomaruriyou

A 監事 B 監事 C 監事 D 監事 1,310 1,310 1,310 1,310 注 1: 当法人においては 報酬額のうち業績給については翌年度に支給している 注 2: 前職 欄には 役員の前職の種類別に以下の記号を付している 退職公務員 * 役員出向者 独立行政法人等の退職者 退職公務員でそ

1. 独立行政法人制度の概要 独立行政法人とは 1 公共性の高い事務 事業のうち 2 国が直接実施する必要はないが 3 民間の主体に委ねると実施されないおそれのあるものを実施するものであり 業務の効率性 質の向上 法人の自律的業務運営の確保 業務の透明性の確保を図る仕組みとなっている (1) 業務の

2 役員の報酬等の支給状況平成 29 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任法人の長 2,164 17,994 10,824 4, A 理事 B 理事 A 監事 16,722 9,816 4,762 1, ,12

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適用時期 5. 本実務対応報告は 公表日以後最初に終了する事業年度のみに適用する ただし 平成 28 年 4 月 1 日以後最初に終了する事業年度が本実務対応報告の公表日前に終了している場合には 当該事業年度に本実務対応報告を適用することができる 議決 6. 本実務対応報告は 第 338 回企業会計

スライド 1

指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準 ( 平成 12 年厚生省告示第 20 号 ) 介護保険法第 46 条第 2 項及び第 58 条第 2 項の規定に基づき 指定居宅介護支援に要する費用の額の算定に関する基準を次のように定め 平成 12 年 4 月 1 日から適用する 一指定居宅介護支

前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

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PowerPoint プレゼンテーション

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

協会定 款

青葉台自治会会則 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本会は 以下に掲げるような共同活動を行うことにより 良好な地域社会の維持及び形成に資する事を目的とする (1) 回覧板の回付等区域内の住民相互の連絡 (2) 会員相互の融和親睦をはかる (3) 行政機関との連絡調整 (4) 区域内諸施設の維持

分科会資料

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必要なものとして政令で定める原材料等の種類及びその使用に係る副産物の種類ごとに政令で定める業種をいう 8 この法律において 特定再利用業種 とは 再生資源又は再生部品を利用することが技術的及び経済的に可能であり かつ これらを利用することが当該再生資源又は再生部品の有効な利用を図る上で特に必要なもの

                       

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2 役員の報酬等の支給状況平成 26 年度年間報酬等の総額就任 退任の状況役名報酬 ( 給与 ) 賞与その他 ( 内容 ) 就任退任 法人の長 A 理事 B 理事 A 監事 B 監事 ( 非常勤 ) 千円千円千円千円 21,946 13,398 6,136 2,412 ( 地域付加給 ) * 千円千

(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

参考 日本銀行の平成 28 年度の審議委員 理事及び監事の平均年収 :2,127 万円 その他公的金融機関の理事 監事及び監査役の平均年収 :1,554 万円 民間金融機関の監査役の平均年収 :2,946 万円 5 非常勤の経営委員については 常勤の経営委員と同様の考え方で設定した ( ただし 日本

Transcription:

独立行政法人 特殊法人及び認可法人の役員の退職金について 平成 15 年 12 月 19 日閣議決定 独立行政法人 特殊法人及び認可法人 ( 日本放送協会 日本赤十字社 特殊会社 士業団体 事業者団体中央会を除く 以下同じ ) の役員の退職金については 以下によるものとする 1 独立行政法人 (1) 各府省は 所管の独立行政法人に対し 役員の退職金の支給率に関して 平成 16 年以降の在職期間については 1 月につき俸給月額の12.5/100を基準とし これに各府省の独立行政法人評価委員会が0.0から2.0の範囲内で業績に応じて決定する業績勘案率を乗じたものとするよう要請する (2) 独立行政法人評価委員会は 上記 (1) の業績勘案率の決定に当たり あらかじめ総務省政策評価 独立行政法人評価委員会に通知する この場合 総務省政策評価 独立行政法人評価委員会は 独立行政法人評価委員会に対し 意見を述べることができる 独立行政法人評価委員会は 業績勘案率が1.5を超え 又は0.5を下回る場合には 速やかに各主務大臣に通知する 主務大臣は 通知があったときは 内閣官房長官に報告する (3) 独立行政法人及び主務大臣は 各役員の退職金の支給額について 公務員の給与改定に関する取扱いについて ( 平成 15 年 9 月 16 日閣議決定 ) の4に基づき 決定に至った事由とともに公表する 2 特殊法人及び認可法人 (1) 役員の退職金の支給率に関して 平成 16 年以降の在職期間については 1 月につき俸給月額の12.5/100を基準とし これに各法人が委嘱する外部の専門家又は設置する委員会 ( 以下 委員会等 という ) が0.0から2.0の範囲内で業績に応じて決定する業績勘案率を乗じたものとする (2) 各法人は 上記 (1) による委員会等の業績勘案率の決定に当たり あらかじめ所管大臣に通知することとする 各所管大臣は 業績勘案率が1.5を超え 又は0.5を下回る場合には 速やかに内閣官房長官に報告する (3) 役員の退職金に関して独立行政法人と同様の制度が採用されている法人については 上記独立行政法人の例によるものとする (4) 各役員の退職金の支給額については 上記 1(3) に準じて 公表する

総務省独立行政法人評価委員会議事規則 総務省独立行政法人評価委員会令 ( 平成十二年政令第三百十八号 以下 委員会令 という ) 第十条の規定に基づき 総務省独立行政法人評価委員会議事規則を次のように定める 平成十三年二月二十七日総務省独立行政法人評価委員会委員長 ( 目的 ) 第一条総務省独立行政法人評価委員会 ( 以下 委員会 という ) の議事の手続その他委員会の運営については この規則の定めるところによる ( 会議の招集 ) 第二条委員会の会議 ( 以下 会議 という ) は 委員長が招集する 2 委員長は 会議を招集しようとするときは 委員 ( 議事に関係のある臨時委員を含む 以下同じ ) に対しあらかじめ議題 日時及び場所を通知しなければならない 3 委員長は 特に緊急の必要があると認めるときは 委員に対し文書による審議を行うことを通知し 会議をすることができる なお この会議を行った場合は 委員長が招集する次の会議に報告しなければならない ( 議長 ) 第三条委員長は 会議の議長となり 議事を整理する ( 委員会への資料の提出 ) 第四条委員会に対する付議にあたっては 総務大臣及び独立行政法人は 必要な資料を提出するものとする ( 意見の聴取 ) 第五条委員長は その調査審議に当たり 必要と認めるときは 会議の議題に関し 広く意見を聴くことができる 2 委員会は 前項の意見の聴取に係る議題の調査審議に当たり 聴取した意見を参考としなければならない ( 職員の出席 ) 第六条委員長は 必要があると認めるときは 関係の職員を会議に出席させて 議題に関し説明させ 又は質疑に答えさせることができる

( 公開に関する取扱い ) 第七条会議は 原則として 公開とする ただし 委員長は 必要があると認めるときは 会議を非公開とすることができる 2 会議における議事録及び配布資料 ( 以下 議事録等 という ) は 原則として 公開とする ただし 委員長は 必要があると認めるときは 議事録等の一部又は全部を非公開とすることができる 3 委員会の事務局は議事概要を速やかに作成し 委員長の承認を得て公開する ( 分科会 ) 第八条委員会令第五条第一項に定める分科会の議事の手続その他分科会の運営については 第二条から前条までの規定を準用する 2 分科会の議事については 次の委員会に報告しなければならない 3 この規則に定めるもののほか 議事の手続その他分科会の運営に関し必要な事項は 分科会長が分科会に諮って決める ( 分科会の議決 ) 第九条独立行政法人に関する業務方法書の認可 中期目標の変更 中期計画の変更に係る認可 各事業年度に係る業務の実績に関する評価 財務諸表の承認 利益及び損失の処理の承認 借入金等の認可 不要財産に係る国庫納付等の認可 不要財産に係る民間等出資の払戻しの請求をすることができる旨の催告の認可 財産の処分等の認可 積立金の処分の承認並びに役員に対する報酬等の支給基準の決定に関する事項については 分科会の議決をもって 委員会の議決とすることができる ( 部会 ) 第十条分科会の定めるところにより 部会を置くことができる 2 部会の議事の手続その他部会の運営については 第二条から第七条までの規定を準用する 3 部会の議事については 次の付議に係る分科会に報告しなければならない 4 この規則に定めるもののほか 議事の手続その他部会の運営に関し必要な事項は 部会長が部会に諮って定める ( 部会の所掌事務 ) 第十一条前条の部会の所掌等は その設置のときに分科会において定める 附則この規則は 平成二十三年三月十日から施行する

平成 16 年 3 月 11 日決定平成 17 年 8 月 26 日一部改定平成 22 年 12 月 22 日一部改定総務省独立行政法人評価委員会 独立行政法人の役員退職金に係る 業績勘案率 の決定についての申し合わせ 独立行政法人の役員退職金に係る 業績勘案率 は 以下の考え方に基づき決定することとする 1. 役員退職金の 業績勘案率 は 当該役員が在職期間中の独立行政法人の業績についての評価 ( 以下の式により算出される当該役員が在職期間中の当委員会の評価の平均値 以下 基準業績勘案率 という ) を基準とする 基準業績勘案率 =Σ (n 年度の在職月数 ) [{1.75 (n 年度のAA 評価の項目数 )+ 1 1.25 (n 年度のA 評価の項目数 )+ 1.00 (n 年度のB 評価の項目数 )+ 0.75 (n 年度のC 評価の項目数 )+ 0.25 (n 年度のD 評価の項目数 )}/(n 年度の評価項目数 )] 2 ( 当該役員の総在職月数 ) 1 基準業績勘案率 は小数点以下第 2 位まで求める ( 小数点以下第 3 位を四捨五入 ) ものとする 2 内の数値は小数点以下第 3 位まで求める ( 小数点以下第 4 位を四捨五入 ) ものとする なお 当該役員が退職した日の属する事業年度に係る評価が確定していない場合の当該年度の基準値は 前年度の業務実績 当該年度の当該役員が在籍した期間の当該法人の業務実績の状況又はその他明確な方法により 基準業績勘案率 を算出する 2. 各分科会は 上記 1により算出される 基準業績勘案率 に 当該役員の法人業績への貢献度その他当該数値に現れていない事項を総合的に考慮して 0.0~2.0 の間で当該役員の業績勘案率 ( 小数点以下第 1 位まで ) を決定する 注 ) 業績勘案率が 1.0 を超える場合は 政策評価 独立行政法人評価委員会が 役員退職金に係る業績勘案率に関する方針 ( 平成 16 年 7 月 23 日政策評価 独立行政法人評価委員会独立行政法人分科会決定 ) 及び 役員退職金に係る業績勘案率に関する方針の補足説明等の送付について ( 平成 21 年 3 月 30 日政委第 10 号 ) を勘案し 厳格に検討を行うこととしている 3. なお 在職期間が1 年に満たない役員 ( 監事は除く ) 及び監事については 業績勘案率は 1.0 を基準とする

役員退職金に係る業績勘案率に関する方針平成 16 年 7 月 23 日政策評価 独立行政法人評価委員会独立行政法人評価分科会決定 役員退職金に係る各府省独立行政法人評価委員会からの業績勘案率の通知に 対し 政策評価 独立行政法人評価委員会として意見を述べる際の当分科会の 検討に当たっては 以下の方針とする 1. 業績勘案率は 独立行政法人の役員退職金を国家公務員並にするという今 般の退職金の見直しの趣旨にかんがみ 1.0 を基本とする 2. 各府省独立行政法人評価委員会からの通知が 1.0 を超える場合など厳格な検討が求められる場合には 当分科会としては 算定に当たっての客観性の確保 法人の業績又は担当業務の実績 ( 以下 法人等の業績 という ) の反映重視を基本に 以下の観点から厳しく検討を行う 1 退職役員の在職期間に係る法人等の業績が 当該法人の過去の通常の業 績とは明確に差があること及びその差を 客観的 具体的かつ明確に説明 できるものとなっていること 2 業績勘案率算定時に在職期間に係る年度評価結果が確定していない場合 当該期間の法人等の業績を客観的 具体的根拠によって認定していること 3 業績勘案率算定に当たっての法人の個々の評価結果のウェイト付けが適 切であること 4 在職時に受けた役員報酬に対する法人等の業績等の反映状況と整合的で あること

5 退職役員の個人的な業績を考慮する場合 考慮の程度が付随的なものとなっており 法人等の業績に比べて重視しすぎていないこと 過去の役員の通常の業績とは差があったことを客観的 具体的根拠によって認定していること 個人的な業績を考慮して業績勘案率を変動させる幅について 過去の役員の通常の業績との差に対応した明確な基準が定められていること また 客観的 具体的根拠によってその幅を決定していること 役員任期中における 法人役員としての固有の業務に関する個人的な業績であること 6 法人等の特筆すべき活動等の要素を業績勘案率の算定に当たって考慮す べき特段の事情があるとされている場合 当該要素を考慮することが妥当 であること 7 退職役員の在職期間における目的積立金の額に照らして適切な水準であ ること 8 理事長 理事 監事等の個々の職責に応じた形で算定されていること 9 各府省独立行政法人評価委員会において 客観的資料を基に 十分な体制 時間をもって審議されていること 業績勘案率は 結果として 業績に応じて弾力的なものであること また 決定された業績勘案率及びその理由が公表されること