最高球速における投球動作の意識の違いについて 学籍番号 11A43 学生氏名黒木貴良佐藤滉治竹田竣太朗 Ⅰ. 目的野球は日本においてメジャーなスポーツであり 特に投手は野手以上に勝敗が成績に関わるポジションである そこで投手に着目し 投球速度が速い投手に共通した意識の部位やポイントがあるのではないかと考えた そこで 本研究では 今後の現場活動において 競技特性を取り入れたアスレティックリハビリテーションに繋がると考え 現場に還元することを目的とした 日本体育大学硬式野球部及び硬式野球部に所属する高校生の右上手投げ投手 ( 以下アマチュア投手 )3 名年齢は 19.9±1.68 歳 身長は 176.3±5.39cm 体重は 74.31± 7.7kg 投手暦は 8±3.47 年を対象とし アンケート調査を行った また 投球動作をプロ野球選手自身が解説している文献より意識のポイントを 4 つの投球周期毎に抽出し それらをキーワードで分類してチェックリストを作成した このチェックリストの項目に当てはまることが投球速度を向上させる理想的な投球動作であると仮定した 最速が 1km 以上を (15 名 ) 139km 以下を (15 名 ) とした A NPB 投手とアマチュア投手を比較するとコッキング期 (18.6%) とアクセレーション期 (16.8%) にて意識の差がみられた ( 図 1) B ワインドアップ期において の充足率はと比較して低く コッキング期 アクセレーション期 フォロースルー期ではの充足率が高くなった ( 図 2) 6 3 プロ 2 図 1 NPB 投手と Ⅰ の投球周期毎の意識比較 (%) 9 8 7 6 3 2 その他その他その他その他ワインドアップコッキングアクセレーションフォロースルー 図 2 NPB 投手に対するⅠ の充足率比較 A アマチュア投手が NPB 投手と比較しコッキング期とアクセレーション期にて意識の差がみられた 一般的に良い投球動作とは一連の流れがスムースに行われ 特定周期での高い意識はみられないと考えられており NPB 投手はまさしくそのような結果となった 一方 アマチュア投手の場合 指導において部分学習法によるフォーム指導が一般的であり コッキング期は比較的単純な運動連鎖のため 指導が実施しやすく意識が高くなったのではないかと考えられる さらに アクセレーション期においては複雑な運動連鎖となり 細かい指導が困難と考えられるため 指導を受けた経験が少なく意識も低くなった結果ではないかと考えられる B との NPB 投手に対しての充足率を比較するとワインドアップ期以外のすべての投球周期にての充足率が高くなった はと比較し投球速度が速いことから 理想に近い投球動作であると考えられるため NPB 投手に対する充足率が高くなったと推察できる 唯一 ワインドアップ期においての充足率が高くなっていることに関しては は球速が遅いためにコントロールを重視し 捕手を見て投球動作に入る項目が多かったことから充足率が高くなっていると考えられる 本研究では投手の投球動作における意識に着目した 結果 NPB 投手はスムースな投球動作であり また は理想とする NPB 投手に近い結果となった 今後はスポーツバイオメカニクス等の観点からも投球動作を調査することで さらに競技特性を取り入れたアスレティックリハビリテーションに還元することができると考えられる
最高球速における投球動作の意識の違いについて 学籍番号 11A456 学生氏名佐藤滉治黒木貴良竹田竣太朗 Ⅰ. 目的野球は日本においてメジャーなスポーツであり 特に投手は野手以上に勝敗が成績に関わるポジションである そこで投手に着目し 投球速度が速い投手に共通した意識の部位やポイントがあるのではないかと考えた そこで 本研究では 今後の現場活動において 競技特性を取り入れたアスレティックリハビリテーションに繋がると考え 現場に還元することを目的とした 日本体育大学硬式野球部及び硬式野球部に所属する高校生の右上手投げ投手 ( 以下アマチュア投手 )3 名年齢は 19.9±1.68 歳 身長は 176.3±5.39cm 体重は 74.31± 7.7kg 投手暦は 8±3.47 年を対象とし アンケート調査を行った また 投球動作をプロ野球選手自身が解説している文献より意識のポイントを 4 つの投球周期毎に抽出し それらをキーワードで分類してチェックリストを作成した このチェックリストの項目に当てはまることが投球速度を向上させる理想的な投球動作であると仮定した 最速が 1km 以上を (15 名 ) 139km 以下を (15 名 ) とした A NPB 投手とアマチュア投手を比較するとコッキング期 (18.6%) とアクセレーション期 (16.8%) にて意識の差がみられた ( 図 1) B ワインドアップ期において の充足率はと比較して低く コッキング期 アクセレーション期 フォロースルー期ではの充足率が高くなった ( 図 2) 6 3 プロ 2 図 1 NPB 投手と Ⅰ の投球周期毎の意識比較 (%) 9 8 7 6 3 2 その他その他その他その他ワインドアップコッキングアクセレーションフォロースルー 図 2 NPB 投手に対するⅠ の充足率比較 A アマチュア投手が NPB 投手と比較しコッキング期とアクセレーション期にて意識の差がみられた 一般的に良い投球動作とは一連の流れがスムースに行われ 特定周期での高い意識はみられないと考えられており NPB 投手はまさしくそのような結果となった 一方 アマチュア投手の場合 指導において部分学習法によるフォーム指導が一般的であり コッキング期は比較的単純な運動連鎖のため 指導が実施しやすく意識が高くなったのではないかと考えられる さらに アクセレーション期においては複雑な運動連鎖となり 細かい指導が困難と考えられるため 指導を受けた経験が少なく意識も低くなった結果ではないかと考えられる B との NPB 投手に対しての充足率を比較するとワインドアップ期以外のすべての投球周期にての充足率が高くなった はと比較し投球速度が速いことから 理想に近い投球動作であると考えられるため NPB 投手に対する充足率が高くなったと推察できる 唯一 ワインドアップ期においての充足率が高くなっていることに関しては は球速が遅いためにコントロールを重視し 捕手を見て投球動作に入る項目が多かったことから充足率が高くなっていると考えられる 本研究では投手の投球動作における意識に着目した 結果 NPB 投手はスムースな投球動作であり また は理想とする NPB 投手に近い結果となった 今後はスポーツバイオメカニクス等の観点からも投球動作を調査することで さらに競技特性を取り入れたアスレティックリハビリテーションに還元することができると考えられる
最高球速における投球動作の意識の違いについて 学籍番号 11A492 学生氏名竹田竣太朗黒木貴良佐藤滉治 Ⅰ. 目的野球は日本においてメジャーなスポーツであり 特に投手は野手以上に勝敗が成績に関わるポジションである そこで投手に着目し 投球速度が速い投手に共通した意識の部位やポイントがあるのではないかと考えた そこで 本研究では 今後の現場活動において 競技特性を取り入れたアスレティックリハビリテーションに繋がると考え 現場に還元することを目的とした 日本体育大学硬式野球部及び硬式野球部に所属する高校生の右上手投げ投手 ( 以下アマチュア投手 )3 名年齢は 19.9±1.68 歳 身長は 176.3±5.39cm 体重は 74.31± 7.7kg 投手暦は 8±3.47 年を対象とし アンケート調査を行った また 投球動作をプロ野球選手自身が解説している文献より意識のポイントを 4 つの投球周期毎に抽出し それらをキーワードで分類してチェックリストを作成した このチェックリストの項目に当てはまることが投球速度を向上させる理想的な投球動作であると仮定した 最速が 1km 以上を (15 名 ) 139km 以下を (15 名 ) とした A NPB 投手とアマチュア投手を比較するとコッキング期 (18.6%) とアクセレーション期 (16.8%) にて意識の差がみられた ( 図 1) B ワインドアップ期において の充足率はと比較して低く コッキング期 アクセレーション期 フォロースルー期ではの充足率が高くなった ( 図 2) 6 3 プロ 2 図 1 NPB 投手と Ⅰ の投球周期毎の意識比較 (%) 9 8 7 6 3 2 その他その他その他その他ワインドアップコッキングアクセレーションフォロースルー 図 2 NPB 投手に対するⅠ の充足率比較 A アマチュア投手が NPB 投手と比較しコッキング期とアクセレーション期にて意識の差がみられた 一般的に良い投球動作とは一連の流れがスムースに行われ 特定周期での高い意識はみられないと考えられており NPB 投手はまさしくそのような結果となった 一方 アマチュア投手の場合 指導において部分学習法によるフォーム指導が一般的であり コッキング期は比較的単純な運動連鎖のため 指導が実施しやすく意識が高くなったのではないかと考えられる さらに アクセレーション期においては複雑な運動連鎖となり 細かい指導が困難と考えられるため 指導を受けた経験が少なく意識も低くなった結果ではないかと考えられる B との NPB 投手に対しての充足率を比較するとワインドアップ期以外のすべての投球周期にての充足率が高くなった はと比較し投球速度が速いことから 理想に近い投球動作であると考えられるため NPB 投手に対する充足率が高くなったと推察できる 唯一 ワインドアップ期においての充足率が高くなっていることに関しては は球速が遅いためにコントロールを重視し 捕手を見て投球動作に入る項目が多かったことから充足率が高くなっていると考えられる 本研究では投手の投球動作における意識に着目した 結果 NPB 投手はスムースな投球動作であり また は理想とする NPB 投手に近い結果となった 今後はスポーツバイオメカニクス等の観点からも投球動作を調査することで さらに競技特性を取り入れたアスレティックリハビリテーションに還元することができると考えられる
学籍番号 11A581 学生氏名丸山修平稲垣奈央田村朋子土屋舞実 A. 対象対象者は日本体育大学野球部 ( 以下 NTB) に所属する右オーバー投手 12 名 ( 年齢 19.9±.8 歳 身長 179.2±4.4 cm 体重 78.1±4.6kg 競技歴 12.8±2.1 年 ) とした NTB は学生トレーナーによる活動報告書を参考にし 外傷 障害のデータを収集し 部位ごとに単純集計を行った また 投球動作時に意識するポイントをアンケート調査にて実施し その結果を大きく上肢 下肢の 2 つに分け集計し比較 検討した 145km/h 以上の投手を 1~144 km /h の投手をとする 対象収集期間は NTB 活動報告書の 212 年 1 月 ~214 年 12 月の 3 年間とした A. 意識の割合意識の割合は ( 上肢 :57.6% 下肢:42.4%) B. 上肢における外傷 障害の割合上肢における外傷 障害の割合は (6.%) (78.6%) であり の方が高かった ( 表 ) 7. 6... 3. 2... 6.%(n=6).%(n=6) 下腿 膝 78.6%(n=6) A.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を使 った投球動作が行えていると考えられる為 よりも しかし結果では は よりも球速が速くスムースな B.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を 使った投球動作が行えていると考えられ と比較し特定 その為 はと比較し 特定部位である上肢への外傷 障害の割合が集中して高くなったと考えられる 今後は動作解析と併せて投球動作を確認するなど多角的な視点から調査する必要があると考えられる った 又 上肢における外傷 障害の割合では が と 比べ少なく は特定部位にメカニカルストレスがかかっ
学籍番号 11A734 学生氏名稲垣奈央丸山修平田村朋子土屋舞実 A. 対象対象者は日本体育大学野球部 ( 以下 NTB) に所属する右オーバー投手 12 名 ( 年齢 19.9±.8 歳 身長 179.2±4.4 cm 体重 78.1±4.6kg 競技歴 12.8±2.1 年 ) とした NTB は学生トレーナーによる活動報告書を参考にし 外傷 障害のデータを収集し 部位ごとに単純集計を行った また 投球動作時に意識するポイントをアンケート調査にて実施し その結果を大きく上肢 下肢の 2 つに分け集計し比較 検討した 145km/h 以上の投手を 1~144 km /h の投手をとする 対象収集期間は NTB 活動報告書の 212 年 1 月 ~214 年 12 月の 3 年間とした A. 意識の割合意識の割合は ( 上肢 :57.6% 下肢:42.4%) B. 上肢における外傷 障害の割合上肢における外傷 障害の割合は (6.%) (78.6%) であり の方が高かった ( 表 ) 7. 6... 3. 2... 6.%(n=6).%(n=6) 下腿 膝 78.6%(n=6) A.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を使 った投球動作が行えていると考えられる為 よりも しかし結果では は よりも球速が速くスムースな B.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を 使った投球動作が行えていると考えられ と比較し特定 その為 はと比較し 特定部位である上肢への外傷 障害の割合が集中して高くなったと考えられる 今後は動作解析と併せて投球動作を確認するなど多角的な視点から調査する必要があると考えられる った 又 上肢における外傷 障害の割合では が と 比べ少なく は特定部位にメカニカルストレスがかかっ
学籍番号 11A786 学生氏名田村朋子丸山修平稲垣奈央土屋舞実 A. 対象対象者は日本体育大学野球部 ( 以下 NTB) に所属する右オーバー投手 12 名 ( 年齢 19.9±.8 歳 身長 179.2±4.4 cm 体重 78.1±4.6kg 競技歴 12.8±2.1 年 ) とした NTB は学生トレーナーによる活動報告書を参考にし 外傷 障害のデータを収集し 部位ごとに単純集計を行った また 投球動作時に意識するポイントをアンケート調査にて実施し その結果を大きく上肢 下肢の 2 つに分け集計し比較 検討した 145km/h 以上の投手を 1~144 km /h の投手をとする 対象収集期間は NTB 活動報告書の 212 年 1 月 ~214 年 12 月の 3 年間とした A. 意識の割合意識の割合は ( 上肢 :57.6% 下肢:42.4%) B. 上肢における外傷 障害の割合上肢における外傷 障害の割合は (6.%) (78.6%) であり の方が高かった ( 表 ) 7. 6... 3. 2... 6.%(n=6).%(n=6) 下腿 膝 78.6%(n=6) A.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を使 った投球動作が行えていると考えられる為 よりも しかし結果では は よりも球速が速くスムースな B.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を 使った投球動作が行えていると考えられ と比較し特定 その為 はと比較し 特定部位である上肢への外傷 障害の割合が集中して高くなったと考えられる 今後は動作解析と併せて投球動作を確認するなど多角的な視点から調査する必要があると考えられる った 又 上肢における外傷 障害の割合では が と 比べ少なく は特定部位にメカニカルストレスがかかっ
学籍番号 11A789 学生氏名土屋舞実丸山修平稲垣奈央田村朋子 A. 対象対象者は日本体育大学野球部 ( 以下 NTB) に所属する右オーバー投手 12 名 ( 年齢 19.9±.8 歳 身長 179.2±4.4 cm 体重 78.1±4.6kg 競技歴 12.8±2.1 年 ) とした NTB は学生トレーナーによる活動報告書を参考にし 外傷 障害のデータを収集し 部位ごとに単純集計を行った また 投球動作時に意識するポイントをアンケート調査にて実施し その結果を大きく上肢 下肢の 2 つに分け集計し比較 検討した 145km/h 以上の投手を 1~144 km /h の投手をとする 対象収集期間は NTB 活動報告書の 212 年 1 月 ~214 年 12 月の 3 年間とした A. 意識の割合意識の割合は ( 上肢 :57.6% 下肢:42.4%) B. 上肢における外傷 障害の割合上肢における外傷 障害の割合は (6.%) (78.6%) であり の方が高かった ( 表 ) 7. 6... 3. 2... 6.%(n=6).%(n=6) 下腿 膝 78.6%(n=6) A.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を使 った投球動作が行えていると考えられる為 よりも しかし結果では は よりも球速が速くスムースな B.は と比較し 投球速度が速く理想に近い全身を 使った投球動作が行えていると考えられ と比較し特定 その為 はと比較し 特定部位である上肢への外傷 障害の割合が集中して高くなったと考えられる 今後は動作解析と併せて投球動作を確認するなど多角的な視点から調査する必要があると考えられる った 又 上肢における外傷 障害の割合では が と 比べ少なく は特定部位にメカニカルストレスがかかっ