エンプラ工業株式会社 217 年度環境活動レポート ( 対象期間 :217 年 1 月 ~218 年 9 月 ) 作成日 : 更新日 : 218 年 11 月 1 日 1
環境方針 基本理念 エンプラ工業 は 地球環境の保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し 全組織を挙げて環境負荷の低減に努力します 方針 当社はエンジニアリング プラスチック樹脂成形及び加工の事業活動とこれらの製品の環境影響を低減するために 次の指針に基づき環境マネジメント活動を推進して地球環境との調和を目指します < 環境保全への行動指針 > 1. 環境関連法規制その他の要求事項を遵守し 環境保全の向上に努めます 2. 環境目標を定め 定期的に見直しを行い 継続的改善に努めます 3. 具体的な取り組みとして次のことを推進します 1 脱地球温暖化社会のための省エネルギー 2 循環型社会のための省資源 節水 廃棄物の削減 4. グリーン製品の調達を推進します 5. 環境配慮した製品の促進を致します 6. 化学物質の適正管理に努めます 7. 一人ひとりが環境負荷低減活動を積極的に実践出来るように この方針を全従業員に周知するとともに社外へも公表します 作成日 : 改定日 : 25 年 12 月 9 日 215 年 6 月 19 日 エンプラ工業株式会社 中山太治 2
組織の概要 (1) 名称及び代表者名エンプラ工業株式会社工場長中山太治 (2) 所在地 564-43 大阪府吹田市南吹田 5-37-33 (3) 環境管理責任者氏名及び担当者連絡先 責任者 担当者品管技術 G : 村上圭吾 TEL:6-6338-27 環境活動推進組織 代表者中山 環境管理責任者村上 EA21 会議 EA21 環境事務局村上 業務 G 品管技術 G 製造 G 小西 村上 玉城 西口 環境管理責任者 : 品管技術 G 村上圭吾 環境管理担当者( 事務局 ) : 品管技術 G 村上圭吾 電力削減部門担当者 : 品管技術 G 村上圭吾 一般廃棄物削減部門担当者 : 製造 G 西口崇之 産業廃棄物削減部門担当者 : 品管技術 G 村上圭吾 節水削減部門担当者 : 業務 G 小西美咲 グリーン購入部門担当者 : 業務 G 小西美咲 環境配慮製品取組担当者 : 製造 G 玉城慎一 (4) 事業内容フッ素樹脂 (PCTFE PFA ETFE 等 ) の成型加工 PCTFE: ポリクロロトリフルオロエチレン (3 フッ化 ) PFA: テトラフルオロエチレン パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体 ETFE: テトラフルオロエチレン エチレン共重合体 (5) 事業規模 211 年度 212 年度 213 年度 214 年度 215 年度 216 年度 217 年度 製品出荷額 11.42 億円 1.31 億円 11.3 億円 11.29 億円 15.96 億円 18.47 億円 9.95 億円 主要製品生産量 26.76トン 22.19トン 31.75トン 25.14トン 28.3トン 4.82トン 56.15トン 従業員 2 名 21 名 2 名 17 名 2 名 19 名 21 名 工場延べ床面積 95m2 95m2 95m2 95m2 95m2 95m2 95m2 (6) 事業年度 1 月 ~9 月 3
主な環境負荷の実績 項目 二酸化炭素総排出量二酸化炭素排出係数.522 (-CO2/kWh) 廃棄物排出量一般廃棄物量排出量産業廃棄物排出量総排水量ガソリン使用量 単位 -CO 2 24 年 ( 基準年度 ) 214 年度 215 年度 216 年度 217 年度 23,485 219,476 253,971 26,561 295,869 キロ 3,7 1,483 1,476 1,468 1,461 キロ 2,2 74 734 732 729 キロ 1,5 743 742 736 732 m3 1,1 32 48 395 299 L 776 212 241 336 33 * 二酸化炭素総排出量にはガソリンも含む ( 注 ) ガソリンは 26 年度 ( 基準年 ) 環境目標及びその実績 項目 電力の二酸化炭素排出量削減 CO2 排出係数 :.522(-CO2/kWh) 電力 ( 実績値 ) 電力 ( 売り上げ単位当たり ) ガソリンの二酸化炭素排出量削減 上記二酸化炭素排出量合計一般廃棄物の削減 産業廃棄物 ( 廃プラ等 ) の削減 節水 グリーン購入の取り組み 年度 24 年 217 年上段 : 通年 ( 基準年度 ) ( 目標 ) ( 実績 ) 基準年度比 -CO2 23,485 298,747 295,869 基準年度比 (24 年 ) 47% 増加 45% 増加 kwh 389,818 572313 566799 47% 増加 45% 増加 kwh/ 千円.947 218 年 ( 目標 ) 基準年度比.663 219 年 ( 目標 ) 基準年度比.644 32% 削減 3% 削減 -CO2 1,79 1,35 766 1,35 1,35 基準年度比 (26 年 ) ( 監視項目 ) ( 監視項目 ) ( 監視項目 ) ( 監視項目 ) -CO2 25,275 299,782 296,635 299,583 295,889 2,28 733 729 731 729 基準年度比 (24 年 ) 66.9% 削減 67% 削減 66.9% 削減 67% 削減 1,5 735 732 733 732 基準年度比 (24 年 ) 51% 削減 51.2% 削減 51.1% 削減 51.2% 削減 m3 1,1 42 299 42 42 基準年度比 (24 年 ) 62% 削減 72.8% 削減 62% 削減 62% 削減 グリーン購入できる品目があれば転換する 3 品目 ( 空気圧縮機 複合機 プレス油圧回路変更 ) グリーン購入できる品目があれば転換する グリーン購入できる品目があれば転換する 環境配慮製品の取り組み (PCTFE リサイクル量の削減 ) 基準年度比 2964 (21 年 ) 15 49% 削減 1768 4.4% 削減 15 49.4% 削減 148 51.1% 削減 歩留まり (%) 96. 96. 96.5 4
環境活動の取り組み計画と評価 よくできた まあまあできた あまりできなかった 全くできなかった 取り組み計画電力 省エネ転換 生産効率 UP 数値目標 達成状況 評価 ( 結果と今後の方向 ) 夏場 冬場のエアコン稼動により 電力使用量が増加 審査時に実績値評価は基準年より増加になっており削減目標になっていないのも有り 次年度は原単位評価で再度評価を実施致します 一般廃棄物の削減 継続維持活動 産業廃棄物 ( 廃プラ ) の削減 加工ミスによるロスの削減 節水 生産工程での水の再利用 付近で推移している 横ばい傾向である 具体的な取り組みがないので 次年度は取り組み方法を明記する 付近で推移している 横ばい傾向である 廃棄物処理のコストの値上げアナウンスもあり 次年度は端材の削減を中心に取り組む 引き続き監視項目として毎月の水道使用量をチェック致します 購入資材 事務用品のグリーン購入 省エネ機器の購入 環境配慮製品の取り組み 生産上位 5 品目での監視 コンプレッサー 複合機 プレス機油圧回路変更等を転換させることができた 次年度は転換できるようなものがあれば 引き続き転換する PCTFE 製品の生産量が増えている状況で実績値評価は難しいと判断 次年度は歩留まり値で目標を立てて取り組む 化学物質使用量の適正管理 適正管理 アルコール類の適正管理 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無法的義務を受ける主な環境関連法規制は次の通りである 適用される法規制適用される事項 ( 施設 物質 事業活動等 ) 廃棄物処理法一般廃棄物 産業廃棄物 ( 金属クス 廃プラ 蛍光灯等 ) 騒音 振動規制法空気圧縮機 油圧プレス消防法 ( 危険物 ) 危険物の保管 : 指定数量 1/5 未満遵守消火器 報知器 避難誘導灯等設備の維持 2m3以上の電気炉の届出資源有効利用促進法再生資源としての利用の促進フロン排出抑制法業務用エアコン (3ヶ月毎簡易点検) 環境関連法規制等の遵守状況の評価の結果 環境関連法規制等は遵守されていました なお 関係当局よりの違反等の指摘は 過去 3 年間ありませんでした 緊急事態対応の試行 訓練実施日 :218/3/28 火災対応手順書の有効性テストを兼ねての消化訓練及び避難訓練を実施した 消化訓練 :2 名参加避難訓練 :14 名参加概ね順調に訓練できました 手順書の変更なし 5
各部門の取組状況 各取り組み項目につきましてグラフ化しました 電力削減 (217 年度 ) 電力削減 ( 年間 ) 7 6 6 5 5 4 kwh 4 3 kwh 3 2 2 1 217 年 217 年実績値 1 実績値 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 28 年 21 年 212 年 214 年 216 年 付近で推移している 稼働時間増加で昨年度より大幅に増加 ガソリン (217 年度 ) ガソリン ( 年間 ) L 4 35 3 25 2 15 1 5 217 年目標 217 年実績 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 L 7 6 5 4 3 2 1 実績値 29 年 211 年 213 年 215 年 217 年 昨年度と比較して横ばい状態 にて推移している 6
産業廃棄物 (217 年度 ) 産業廃棄物 ( 年間 ) 8 2 7 18 6 5 16 14 12 4 1 3 8 2 1 217 年度 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 6 4 2 実績値 25 年 28 年 211 年 214 年 217 年 付近数値で推移し達成している 横ばい状態が続いている 一般廃棄物 (217 年度 ) 一般廃棄物 ( 年間 ) 8 25 7 6 2 5 15 4 3 1 2 1 217 年度 5 実績値 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 25 年 28 年 211 年 214 年 217 年 付近数値で推移し達成している 横ばい状態が続いている 7
節水 (217 年度 ) 節水 ( 年間 ) 45 8 4 7 35 6 3 5 25 L 2 L 4 15 3 1 5 217 年度 2 1 実績値 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 28 年 21 年 212 年 214 年 216 年 昨年度と比較して大幅に削減 2 PCTFE リサイクル (217 年度 ) 35 PCTFE( 年間 ) 18 16 3 14 25 12 1 2 8 15 6 4 2 PCTFE 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 1 5 実績値 21 年 212 年 214 年 216 年 生産量増加に伴い 昨年度と比較し増加しました 次年度は歩留まり評価に変更 8
PFA リサイクル (217 年度 ) PFA リサイクル ( 年間 ) 6 16 5 14 12 4 1 3 8 2 6 4 1 PFA 2 実績値 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 212 年 213 年 214 年 215 年 216 年 217 年 昨年度と比較して横ばい 次年度は目標設定を過去 2 年間の実績ベースに変更 ダンボール (217 年度 ) ダンボール年間 25 25 2 2 15 15 1 1 5 5 ダンボール 実績値 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 211 年 213 年 215 年 217 年 3 年間 2 付近で横ばい傾向にある 9
紙リサイクル (217 年度 ) 紙リサイクル ( 年間 ) 2 8 18 7 16 14 12 6 5 1 4 実績値 8 3 6 4 2 紙 2 1 1 月 12 月 2 月 4 月 6 月 8 月 211 年 213 年 215 年 217 年 年間で見ると わずかであるが減少傾向にある 代表者による全体の評価と見直し 217 年度を振り返り 電力削減 環境型製品 (PCTFE 廃棄量の削減 ) この 2 部門がコスト費用にも非常に影響する重要部門であることを再認識しました 2 部門の削減効果をわかりやすくする為に評価方法を 218 年度はそれぞれ変更致します また詳細なデータ取り 分析を実施し 削減取り組みに繋げる活動を実施したいと考えております