ios12 版 No.1
目 次 1. ipadの基本操作を覚えよう (1)iPadの各部分の名称と機能 --- 3 (2)iPadの電源操作 1) 電源を入れる --- 5 2) パスコード入力 --- 6 3) 電源の切り方 --- 7 4) スリープ / スリープ解除 --- 8 5) ロック画面の解除 ( ホーム画面を表示する ) --- 9 6)iPadの充電の方法 --- 10 (3) 画面の回転 --- 11 (4) ホームボタンの操作 --- 12 (5) 画面操作の呼び方 1) タップ --- 13 2) ダブルタップ --- 13 3) ロングタップ --- 14 4) スライド ( スワイプ フリック ) --- 14 5) ドラッグ --- 15 6) ピンチアウトとピンチイン --- 15 (6) アプリ ( アプリケーション ) の起動と終了 1) アプリの起動 --- 16 2) アプリの終了 --- 17 3)Dock( ドック ) の便利な機能を使う --- 18 4) パソコンとの違いを理解しよう --- 19 (7) 最初に覚えておきたい2つの基本操作 1) 何もボタンが表示されていない場合は画面中央をタップ --- 20 2) 戻るボタンは 左上を探そう --- 21 1
(8) 隠されている画面を表示する操作 1) コントロールセンター --- 22 2) 通知センター --- 26 3) ウィジェット --- 26 4)Appスイッチャー --- 27 5) 検索 --- 28 (9)iPadを使いやすくするための設定 1) 自動ロック時間の変更 --- 29 2) 文字の表示を大きくする --- 30 3) 壁紙の変更 --- 31 4)Touch ID( タッチアイディー ) の設定 --- 32 5) パスコードをオフにする --- 33 6)Wi-Fi( ワイ ファイ ) の設定 --- 34 2. ipadに不具合が発生した場合の対処方法 (1) インターネットに接続できなくなった場合 1) 接続の状態を確認する --- 36 2) 設定を確認する --- 37 3) インターネット接続機器の電源を入れなおす --- 37 (2)iPadが正常に動作しない場合の対処 1) 待機中のアプリの終了 --- 38 2) 電源の入れ直し --- 39 3)iPadのリセット --- 40 3. 内蔵 ( 標準 ) アプリについて知ろう --- 41 2
ipad の各部分の名称と機能 1. ipad の基本操作を覚えよう (1) ipad の各部分の名称と機能 5 前面側カメラ 自分の顔の写真を撮影たり テレビ電話などで使用します 6 トップボタン電源のオン オフや スリープ スリープ解除に使用します 4 App アイコン アプリケーションと呼ばれる色々な機能をもったソフトウェアを起動するためのボタン 3 ホーム画面操作可能状態の最初の画面 ipad の操作はこの画面から始める 2 Dock( ドック ) どの画面からも表示できるので アプリケーションを素早く起動できます 1 ホームボタンホーム画面を表示するボタン 2018 年 11 月発売のiPadProには このホームボタンはありません 3
ipad の各部分の名称と機能 7 背面側カメラ 写真やビデオを撮影します 8 ヘッドフォンジャック ヘッドホンやイヤホンを差し込んで音を聞くときに使います 9 音量ボタン 音量 ( ボリューム ) 上が音量大 下が音量小 10 Lightning コネクタ充電の時 付属のケーブルをここに差し込みます 4
ipad の電源操作 (2) ipad の電源操作 ここでは ipad の電源の入れ方からホーム画面の表示 スリープ スリープ解除方法などを学習します 1) 電源を入れる 1 トップボタン を長押し (3 秒以上 ) します 2 画面中央にアップルマーク ( ロゴ ) が表示されたら指を離します 3 秒以上押し続ける 指を離して ipad が起動するのを待つ 3 約 15 秒 ~30 秒後 ホーム画面またはパスコード入力の画面が表示されます パスコード設定なし ホーム画面 パスコード設定あり パスコード入力 ワンポイントアドバイス! 購入直後の初期設定が行われていない ipad では 電源を入れたとき 画面中央に こんにちは や Hello] の文字が表示されます その場合は ipad を使用可能にするための初期設定が必要です 5
ipad の電源操作 2) パスコード入力 パスコードは ipad を開くための暗証番号です 他人に勝手に操作されないためのセキュリティ機能です 希望せずパスコードを設定した場合は 35 ページの パスコードをオフにする でパスコードをなしに設定することも可能です 設定したパスコードを入力します ホーム画面が表示されます 重要な事! パスコードを忘れてしまって ipad が使えなくなる人が多くいます パスコードを忘れた場合 Apple のサポートや購入したお店でもどうにもなりません 必ずメモを取るなりして分からなくならないよう管理することが重要です ワンポイントアドバイス! パスコード入力画面は 何も操作しないでいると 約 15 秒スリープ ( 画面が真っ暗な状態 ) になります その場合は もう一度ホームボタンまたは電源スリープボタンを押すことで画面を表示できます その他にも 後で説明のある ロック画面 も約 7 秒でスリープになります その場合も同じようにホームボタンまたは電源スリープボタンを押すことで画面を表示できます 6
ipad の電源操作 3) 電源の切り方 長時間使用しない場合は 電源を切ることでバッテリーの消費を抑えられます その他にも ipad に不具合が発生した場合には 電源を入れなおすことで解消される場合があります 1 トップボタン を 3 秒以上押し続けます ホームボタンのない機種は トップボタン と 音量ボタン大小 いずれかのボタンを同時に押し続けます 2 スライドで電源オフ が表示されます 3 秒以上押し続ける 3 を押さえ右へスライドさせます 4 電源が切れます この部分を押さえ 右へスライドさせます 7
ipad の電源操作 4) スリープ / スリープ解除 ipad を便利に使う方法として 操作しない時も電源は切らずにスリープ状態にしておきます スリープ状態だと使いたい時にすぐに画面を表示することができます スリープにする トップボタン を 1 回押します スリープを解除する ホームボタン または トップボタン を 1 回押します ホームボタンのない機種は トップボタンを押すか 画面をタッチします 電源スリープ カチ! と 1 回押す カチ! と 1 回押す ホームボタン ホームボタン ロック画面が表示される 画面が真っ黒になる 8
ipad の電源操作 5) ロック画面の解除 ( ホーム画面を表示する ) スリープから ホームボタン または トップボタン を押すと ロック画面 が表示されます ロック画面を解除するには ホームボタン を押します または 画面下のフレームから上へスライドします ホームボタンを使った操作 ホームボタン を押す パスコードを入力 ホーム画面が表示される ホームボタン Touch ID( 指紋認証 ) を設定すると ホームボタン を押すだけで パスコードの入力を省略でき 一度にホーム画面を表示できます ホームボタンを使わない操作 ホームボタンのない機種は常にこの操作を行います 画面下から上へスライドパスコードを入力ホーム画面が表示される 上へスライド ホームボタンのない機種 (2018/11 発売の ipadpro) は Face ID( 顔認証 ) 設定することで パスコードの入力を省略でき 一度にホーム画面を表示できます 9
ipad の電源操作 6)iPad の充電の方法 ipad は充電式のバッテリーで動きます バッテリーの残量が少なくなったら付属の USB ケーブルと USB 電源アダプタを使って充電します 充電は 電源が入ったまま ( スリープ状態 ) で行います 電源を切った状態で充電を開始しても大丈夫ですが 自動的に電源が入るので 結果的には電源を入れた状態となります 充電しながら ipad を使用しても大丈夫です 日中使って 寝るときに充電するといった方法で使うのが便利です バッテリー残量が 20% 以下になると バッテリー残量が少なくなっています というメッセージが表示されますので その時に充電しても大丈夫です 現在のバッテリ残量は 画面の右上で確認できます 充電の方法 充電中は電池に稲妻のようなマークが表示されます USB 電源アダプタ Lightning コネクタに差し込む USB ケーブル 10
画面の回転 (3) 画面の回転 ipad は 縦 横どちらに向けても使用できます 横に向けると画像が回転し横向きになります 回転させるコツは ipad を起こした状態 ( 鏡を見ているような状態 ) で回転させます アプリによっては縦だけでしか使用できないものもありますが 大部分のアプリは 縦 横 どちらでも使用できます 自分で使いやすい方向に向けて操作しましょう 画面が回転しないよう固定することも可能です 固定方法は 本書 24 ページ コントロールセンターの機能 の 画面のロック を参照下さい ワンポイントアドバイス! アプリによっては 縦や横固定で使用するものもあります ipad を縦に向けても画面は回転しない 表示中のアプリは すぐに弾ける! 楽しい! FingerPiano Plus です 11
ホームボタンの操作 6. ホームボタンの操作 (4) ホームボタンの操作 ホームボタンは ホーム画面を表示するという重要な役割を持ったボタンです ホームボタンの押し方ホーム画面を表示する場合は ホームボタンを軽く1 回押します 強く押すと音声認識機能 Siri( シリ ) が起動します 軽く 1 回押します Siri は i P a d に向かって話しかけることにより操作を実行する機能です 間違って Siri を起動した場合は ホームボタンを軽く 1 回押し 元の画面に戻ります 何回か押すことで ホーム画面 1 ページを表示 ホームボタンを何回か押すと 必ずホーム画面 1 ページ目を表示できます ホーム画面 1 ページ目 12
画面操作の呼び方 (5) 画面操作の呼び方 ipad の画面操作には 独特の呼び方があります ここでは 最初に覚えておきたい操作方法と呼び方を学習します 1) タップ 画面をやさしく 1 回タッチする操作です アプリの起動や項目の選択などの際に使用する最も基本となる操作です 2) ダブルタップ 画面を素早く 2 回タッチする操作です 主に文字列を選択する場合に使用します 文字列の選択は 文字の大きさや色を変更したりする場合の操作です タタッ! と素早く 文字列が選択される 13
画面操作の呼び方 3) ロングタップ 画面を長押し ( 触れたまま ) する操作です アイコンの移動や削除を行うためのアイコン編集モードにする場合や 画面に表示されていない特殊な操作メニューを表示する場合に使用します 触れたまま すべてのアイコンが小刻みに揺れ出す 揺れを止めるにはホームボタンを押す 4) スライド ( スワイプ フリック ) 画面上を指で滑らせるようにスライドさせる操作です スワイプやフリックと呼ばれる場合もあります 電源をオフにする場合やページの切り替え コントロールセンターの表示などに使用します ホーム画面を左へスライド スライドで電源オフ ホーム画面 2 ページ目が表示される 14
画面操作の呼び方 5) ドラッグ 指を画面から離さずなぞるように動かします スライドと同じような操作ですが スライドは滑らせるように操作するのに対し ドラッグは指を離さずなぞるように操作します ( 厳密な操作の違いはありません ) 画面表示のスクロール スライドスイッチの設定などに使用します 表示しきれてなかった下の部分が表示される スライドスイッチ 6) ピンチアウトとピンチイン ピンチアウトは 2 本の指をすぼめたまま画面につけ 広げるように動かします 地図アプリなどで 画面表示を拡大する場合に使用します ピンチインは 2 本の指を広げて画面に付け すぼめるように動かします 画面表示を縮小する場合に使用します ピンチアウト ピンチイン 拡大 縮小 広げる すぼめる 15
アプリの起動と終了 (6) アプリ ( アプリケーション ) の起動と終了 ホーム画面に並んでいるアイコンは 色々な機能を持ったアプリケーション ( アプリ ) を起動するためのボタンです 使いたいアプリのアイコンをタップし そのアプリの画面を表示します そして 使い終わったら ホーム画面に戻ります ipad は この操作の繰り返しで使用します 1) アプリの起動 カレンダー アプリを起動し 画面を表示してみましょう カレンダーのアイコンをタップします 上手く操作するコツは 力を入れず やさしく画面に触れるようにタッチすることです 16
アプリの起動と終了 2) アプリの終了 カレンダーを終了し ホーム画面に戻ります ホームボタンを押し ホーム画面に戻る方法 ホームボタンを押します ホームボタンを使わずにホーム画面に戻る方法 下のフレームから上へ引き上げるイメージでスライドします 17
アプリの起動と終了 3)Dock( ドック ) の便利な機能を使う Dock( ドック ) は どの画面からでも表示できるので アプリを素早く切り替えることができます この部分が Dock( ドック ) です よく使うアプリ最大で 13 個まで格納できます よく使うアプリ以外の最近開いたアプリ (3 個まで表示 ) アプリの画面を表示中に Dock を表示する方法 Dock が表示されます ホーム画面に戻る方法と同じように画面下のフレームから上へスライドしますが 下から 3cm ぐらいの場所で指を止めます 18
アプリの起動と終了 4) パソコンとの違いを理解しよう パソコンでは 電源投入直後やソフト起動時には常に初期画面が表示されます しかし ipad では アプリ起動時に表示される画面は 前回そのアプリを終了した時の状態です 分かりやすく言えば いつも続きが表示されます これは 電源を入れなおしても同じです パソコンを使い慣れた人にとっては非常に違和感がありますが ipad はいつでも素早く前回の続きを操作できるように考えられているためです ipad を上手につかいこなすには まずこの仕組みを理解することが大切です パソコンの場合 インターネットブラウザを起動するとホームページに設定したページ ( 左の例では Yahoo!) がいつも最初に表示されます ipad の場合 Safari( サファリ ) を起動すると前回最後に見ていたページが表示されます 19
最初に覚えておきたい 2 つの基本操作 (7) 最初に覚えておきたい 2 つの基本操作 1) 何もボタンが表示されていない場合は画面中央をタップ 写真やビデオなどを見ている時 操作できるボタンの表示がない場合は 画面中央をタップします 画面に操作ボタンが何も表示されていない 画面中央をタップ 操作するためのボタンが表示されます 20
最初に覚えておきたい 2 つの基本操作 2) 戻るボタンは 左上を探そう ipad では 画面を効率よく使うために 階層表示されるアプリが多くあります 前の画面に戻るためのボタンは 左上 に用意されています 一部アプリによっては違う場所にあるものもあります 例 : 写真アプリ アルバム選択写真選択拡大写真 表示を戻るには左上のボタンをタップします 例 : 設定アプリ 21