当社 CM 物件紹介 大手町タワー Brillia City 横浜磯子 中野セントラルパーク 1

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注意事項 本資料で提供している情報に関しては万全を期しておりますが その情報の正確性及び完全性を保証するものではありません また予告なしに内容が変更または廃止される場合がございますので予めご了承ください この資料には 東京建物グループの現在の計画 確信 およびその業績に関する将来の見通しが含まれてい

2017 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 29 年 12 月期第 2 四半期決算 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2017 年 8 月 7 日 目次 2017 年 12 月期 ( 平成 29 年 12 月期 ) 第 2 四半期決算

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2009 年 12 月期第 2 四半期決算 ( 平成 21 年 12 月期 ) 補足説明資料 FACT SHEETS 2009 年 7 月 31 日 東京建物株式会社 目次 2009 年 ( 平成 21 年 )12 月期第 2 四半期決算 ( 連結 )

Microsoft PowerPoint - 秘)決算説明資料 2013年4Q


決算説明資料

2017年度 決算説明会資料

Microsoft PowerPoint - ★決算説明資料_0110

ます 具体的には 公益財団法人日本障がい者スポーツ協会のオフィシャルパートナーとして パラスポーツの大会に社員が足を運んで大会の盛り上げに協力したり 新豊洲にオープンしたランニング施設のネーミングライツを取得し 新豊洲 Brillia ランニングスタジアム と名付けたりしています 2. 事業紹介 -

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2020年1月期第1四半期 決算概要

平成21年3月期 決算補足説明資料

2018 年 3 月期フィナンシャル ハイライト

目次 決算サマリー p 年 12 月期決算概要 p 年 12 月期通期業績予想 p.9 中期経営計画の進捗状況 p.10 セグメント別概況 p.15 ビル事業 p.16 住宅事業 p.21 アセットサービス事業 p.24 その他 p.26 Appendix p.29 2

主な保有ビルは 非常に規模の大きなものとして 大手町タワー (2014 年竣工 ) 東京スクエアガーデン (2013 年竣工 ) 新宿センタービル(1979 年竣工 ) 中野セントラルパークサウス (2012 年竣工 ) 東京建物日本橋ビル(2015 年竣工 ) などを東京中心に保有しています また

2015年1月期 決算概要

< E358C8E8AFA91E6318E6C94BC8AFA81408C888E5A925A904D95E291AB8E9197BF2E786C7378>

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株式会社ゴールドクレスト (8871) 平成 26 年 3 月期第 1 四半期決算短信 添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. 四半期連結財務諸表 3


ご説明用資料 2018 年度決算概要 2019 年度業績予想 2019 年 5 月 15 日 Copyright (C) 2019 Toyo Business Engineering Corporation. All rights Reserved. 事業セグメント ソリューション事業 SAPを始め

連結貸借対照表 ( 単位 : 百万円 ) 当連結会計年度 ( 平成 29 年 3 月 31 日 ) 資産の部 流動資産 現金及び預金 7,156 受取手形及び売掛金 11,478 商品及び製品 49,208 仕掛品 590 原材料及び貯蔵品 1,329 繰延税金資産 4,270 その他 8,476

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2018 年 12 月期第 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 2018 年 5 月 7 日 上場会社名 東京建物株式会社 上場取引所 東 コード番号 8804 URL 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長執行役員 ( 氏名 ) 野村均 問合

目次 1. 第七次計画の達成状況 2. 30/3 期 連結決算実績 3. 31/3 期 連結業績予想 4. 財 務 諸 表 *30/3 期 連結決算実績 ( 前期比 ) *30/3 期 連結決算実績 ( 予想比 ) *30/3 期 連結キャッシュフロー実績 *30/3 期 連結貸借対照表 *31/3

2019 年 2 月 5 日 各 位 会社名東京建物株式会社代表者名代表取締役社長執行役員野村均コード 8804 東証第 1 部問合せ先広報 CSR 部長後藤芳朗 ( TEL (03) ) 公募ハイブリッド社債 ( 劣後特約付社債 ) の発行に関するお知らせ 当社は 公募形式による


平成 18 年 3 月期第 3 四半期財務 業績の概況 ( 連結 ) 平成 18 年 2 月 9 日 上場会社名住友不動産株式会社 ( コード番号 :8830 東証 大証第 1 部 ) (URL ) 問合せ先 代表者代表取締役社長 高島準司

Microsoft PowerPoint - 秘)決算説明資料 2012年2Q_0807

10年分の主要財務データ

INDEX Corporate Data page Financial Data

2016年1月期 第1四半期 決算概要

平成○年○月期 第○四半期財務・業績の概況(連結)

目次 Ⅰ.2017 年 3 月期決算実績 2018 年 3 月期業績予想概要 2 Ⅱ. 各事業の状況 6 Ⅲ.2017 年 3 月期決算実績詳細資料 10 Ⅳ.2018 年 3 月期業績予想詳細資料 22 将来の見通しについて ここに掲載されている情報のうち 過去の歴史的事実以外のものは将来の見通し

(訂正・数値データ修正)「平成29年5月期 決算短信〔日本基準〕(連結)」の一部訂正について


アニュアルレポート2015

2017 年度決算概要 Ⅰ 年度連結業績概要 Ⅱ 年度連結業績予想 Ⅲ. 補足資料 シャープ株式会社 2018 年 4 月 26 日 見通しに関する注意事項 本資料に記載されている内容には シャープ株式会社及び連結子会社 ( 以下 総称して シャープ という ) の計画 戦略

科目 期別 損益計算書 平成 29 年 3 月期自平成 28 年 4 月 1 日至平成 29 年 3 月 31 日 平成 30 年 3 月期自平成 29 年 4 月 1 日至平成 30 年 3 月 31 日 ( 単位 : 百万円 ) 営業収益 35,918 39,599 収入保証料 35,765 3

平成 29 年 12 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 11 月 7 日 上場会社名 株式会社太陽工機 上場取引所 東 コード番号 6164 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 渡辺 登 問

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平成 29 年度連結計算書類 計算書類 ( 平成 29 年 4 月 1 日から平成 30 年 3 月 31 日まで ) 連結計算書類 連結財政状態計算書 53 連結損益計算書 54 連結包括利益計算書 ( ご参考 ) 55 連結持分変動計算書 56 計算書類 貸借対照表 57 損益計算書 58 株主




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2. キャッシュ フローの状況 (1) 営業活動によるキャッシュ イン 6,095 億円 ( 前期比 +290 億円 ) ビジネス 観光ともにご利用が順調に推移し 当社の運輸収入が増加したことに加え 法人税等の支払額が減少したことなどにより 営業活動の結果得られた資金収入は増加 (2) 投資活動によ

-2-

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 1 四半期 27,832 10, , 年 6 月期第 1 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40

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注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3


注記事項 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) : 無 新規 社 ( 社名 ) 除外 社 ( 社名 ) (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 無 2 1 以外の会計方針の変更 : 無 3

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平成 29 年 11 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 非連結 ) 平成 29 年 10 月 11 日 上場会社名 株式会社アメイズ 上場取引所 福 コード番号 6076 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 穴見

不動産経済 表紙OL

第 16 回ビジネス会計検定試験より抜粋 ( 平成 27 年 3 月 8 日施行 ) 次の< 資料 1>から< 資料 5>により 問 1 から 問 11 の設問に答えなさい 分析にあたって 連結貸借対照表数値 従業員数 発行済株式数および株価は期末の数値を用いることとし 純資産を自己資本とみなす は

(2) 財政状態 ( 連結 ) の変動状況総資産 株主資本 株主資本比率 1 株当たり株主資本 百万円 百万円 % 円 銭 18 年 6 月期第 3 四半期 28,677 11, , 年 6 月期第 3 四半期 17 年 6 月期 27,515 11,159 40


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ハウスフリーダム (8996) 平成 27 年 12 月期第 2 四半期決 添付資料の目次 1. 当四半期決算に関する定性的情報 2 (1) 経営成績に関する説明 2 (2) 財政状態に関する説明 2 (3) 連結業績予想などの将来予測情報に関する説明 2 2. サマリー情報 ( 注記事項 ) に関

当期実績前期実績 ( 平成 ~ 平成 ) ( 平成 ~ 平成 ) 業績予想前期比業績予想比 売 上 高 186, , ,400 +7,438 3,331 営 業 利 益 10,971 12,750 11,410 1,779

3. その他 (1) 期中における重要な子会社の異動 ( 連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動 ) 無 (2) 会計方針の変更 会計上の見積りの変更 修正再表示 1 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 無 2 1 以外の会計方針の変更 無 3 会計上の見積りの変更 無 4 修正再表示 無 (3)

2017 年 3 月期決算説明資料 2017 年 5 月 15 日 近鉄グループホールディングス株式会社 ( 証券コード 9041)

平成 31 年 3 月期第 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 平成 30 年 7 月 23 日 上場会社名 株式会社ゴールドクレスト 上場取引所 東 コード番号 8871 URL 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 安

2018 年 12 月期 決算補足資料 株式会社ユニバーサルエンターテインメント 2019 年 2 月 14 日 JASDAQ コード : 6425 JASDAQ コード :6425

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平成 31 年 3 月期第 3 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 平成 31 年 1 月 31 日 上場会社名 株式会社ゴールドクレスト 上場取引所 東 コード番号 8871 URL 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 安

 

[ 第 3 四半期の財政状態 ( 連結 ) の変動状況に関する定性的情報等 ] 1 財政状態の変動状況当期より連結財務諸表を作成しており 当第 3 四半期末における総資産は5,065 百万円 株主資本は3,676 百万円 株主資本比率は72.6% となっております 2キャッシュ フローの状況 ( 営

Microsoft Word 【公表】HP_T-BS・PL-H30年度


( 財 ) 財務会計基準機構会員 平成 20 年 6 月期第 3 四半期財務 業績の概況 平成 20 年 5 月 15 日上場会社名株式会社ビーアイジーグループ上場取引所 JASDAQ コード番号 9439 URL 代表者 ( 役職名 ) 代表

計算書類等

Microsoft PowerPoint - 秘)決算説明資料 2012年4Q

Microsoft Word 決算短信修正( ) - 反映.doc

平成31年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)

日本基準基礎講座 資本会計

2019 年 3 第月期 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 2018 年 8 月 9 日 上場会社名 岩崎通信機株式会社 上場取引所 東 コード番号 6704 URLhttp:// 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 西戸 徹 問合せ先責任

添付資料の目次 1. 連結財務諸表 2 (1) 連結貸借対照表 2 (2) 連結損益計算書及び連結包括利益計算書 4 (3) 連結財務諸表に関する注記事項 6 ( セグメント情報等 ) 6 2. 個別財務諸表 7 (1) 個別貸借対照表 7 (2) 個別損益計算書

3. 平成 31 年 3 月期の連結業績予想 ( 平成 304 年月 1 日 ~ 平成 313 年月 31 日 ) 売上高営業利益経常利益 (% 表示は 通期は対前期 四半期は対前年同四半期増減率 ) 親会社株主に帰属する当期純利益 1 株当たり当期純利益 百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円

目次 1. 経営成績営業利益分析 / 海外売上高 / 貸借対照表 2. 業績予想 ( 修正 : 有 ) 3. 研究開発費 / 減価償却費 / 設備投資 4. 株価の状況 5. トピックス P.2 P.10 P.14 P.16 P

141b遏ュ菫。0陦ィ邏・xls

平成 30 年 4 月 24 日 各 位 会社名楽天株式会社 代表者名代表取締役会長兼社長三木谷浩史 ( コード :4755 東証第一部 ) 連結子会社 ( 楽天証券株式会社 ) の決算について 当社連結子会社の楽天証券株式会社 ( 代表取締役社長 : 楠雄治 本社 : 東京都世田谷区 以下 楽天証

2018 年 3 月期決算説明資料 2018 年 5 月 15 日 近鉄グループホールディングス株式会社 ( 証券コード 9041)

目次 : 1. 主要指標 2 2. 中間連結財務諸表 (6ヶ月累計) (1) 中間連結貸借対照表 3 (2) 中間連結キャッシュ フロー計算書 5 (3) 中間連結損益計算書 6 (4) セグメント情報 7 1

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2020 年 3 月期第 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 2019 年 7 月 22 日 上場会社名 株式会社エー ディー ワークス 上場取引所 東 コード番号 3250 URL 代 表 者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 CEO

平成 30 年 3 月期第 1 四半期決算短信 日本基準 ( 連結 ) 平成 29 年 8 月 7 日 上場会社名 タイガースポリマー株式会社 上場取引所 東 コード番号 4231 URLhttp://tigers.jp 代表者 ( 役職名 ) 代表取締役社長 ( 氏名 ) 渡辺 健太郎 問合せ先責

Transcription:

東証 1 部証券コード :8804 2018 年 7 月 3 日 個人投資家向け会社説明資料

当社 CM 物件紹介 大手町タワー Brillia City 横浜磯子 中野セントラルパーク 1

目次 Ⅰ. 会社概要 p. 4 Ⅱ. 中期経営計画 p. 8 Ⅲ. 事業紹介 Ⅳ. CSRの取り組み Ⅴ. 投資家の皆様へ Ⅵ. 参考資料 ビル事業 p.12 住宅事業 p.20 第 3の柱 の事業 p.25 p.31 p.33 p.39 2

Ⅰ. 会社概要

会社概要 創業より 120 年を超える 日本で最も歴史のある総合不動産会社です 会社名 東京建物株式会社 Tokyo Tatemono Co., Ltd. 所在地東京都中央区八重洲 1-9-9 創立 企業理念 明治 29 年 (1896 年 )10 月 1 日 信頼を未来へ 代表者 代表取締役社長執行役員 野村均 市場 東証 1 部上場 < 証券コード :8804> 資本金 924 億円 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 従業員数 単体 :588 名連結 :4,843 名 ( 平成 30 年 3 月 31 日現在 ) 事業内容 ビルの開発 経営 マンション 戸建の開発 分譲 不動産の仲介 鑑定 コンサルティング リゾートの開発 分譲 運営 不動産の証券化 小口化ほか 4

当社の歴史 安田善次郎が旨とした お客様第一の精神 と 進取の精神 その思いは 現在も東京建物グループに脈々と受け継がれています 1896 年 東京建物株式会社 設立安田財閥創始者 安田善次郎により創立 1902 年 中国 天津での事業開始海外事業をいち早く展開 戦前の当社を支えた 1929 年 東京建物ビルヂング 竣工関東大震災復興のなか完成 現在も本社ビルとして使用 安田善次郎 1968 年 マンション分譲事業へ進出高度成長期のマンションブームの時期に進出 1979 年 新宿センタービル竣工当社初となる超高層オフィスビルを開発 2002 年 J-REIT 日本プライムリアルティ投資法人 (JPR) 上場 竣工当時の本社ビル 2007 年 霞ヶ関コモンゲート 竣工文部科学省 会計検査院との官民共同大規模再開発事業 2012 年 ~ 大規模オフィスビルが続々竣工中野セントラルパーク 東京スクエアガーデン 大手町タワー完成 新宿センタービル 5

収益構造 利益のうち大きな割合をビルと住宅が占めていますが 収益の 第 3 の柱 をつくるべく シニア事業やリゾート事業など新たな分野にも力を入れています その他 623 億円 (23%) 営業収益 2,669 億円 住宅 1,011 億円 (38%) 2017 年 12 月期実績 ビル 1,034 億円 (39%) 住宅 167 億円 (32%) その他 32 億円 (6%) 営業利益 447 億円 ビル 319 億円 (62%) 営業利益の合計額は 全社コスト セグメント間消去等を反映後の数字を記載 駐車場事業 シニア事業 リゾート事業 保育事業 海外事業 など 6

Ⅱ. 中期経営計画

中期経営計画 現中期経営計画では 持続的な成長に向けて収益力の強化を推進しています 前計画 2012 年 ~2014 年現計画 2015 年 ~2019 年 2020 年 ~ 財務体質の強化収益力の強化持続的な成長へ 次も選ばれる東京建物グループへ 戦略的投資 将来の収益源となる事業への投資独自性の強い分野の積極的拡大 革新的なグループシナジーで驚きの価値提供を 3 つの重点戦略 ソフト サービス強化 顧客満足度向上 差別化によるさらなる顧客獲得 グループシナジーの発揮多様な事業メニューを活かしたさらなる収益機会の獲得 事業環境認識 不動産取引市場の過熱化 ソフト サービスに対する要求レベルの高度化 国内の人口減少 高齢化の進行 8

利益成長イメージ 2019 年に営業利益 500 億円を達成することを目標としています ( 単位 : 億円 ) 前中期経営計画 現中期経営計画 308 293 305 344 363 30 52 28 9 36 39 62 37 104 76 447 450 32 63 167 135 500 70 150 その他 住宅 331 254 294 272 310 319 330 340 ビル -61-74 -65-62 -62-72 -80-60 全社コストセグメント間消去等 2012/12 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 予想 ) ( 目標 ) 9

財務指標の目途 財務指標の目途を定め 規律ある財務運営を実施しています 財務の健全性を見る指標 DE レシオ 3 倍以内 DE レシオ = 連結有利子負債 連結自己資本 収益性も加味した評価指標 有利子負債 /EBITDA 倍率 13 倍以内 有利子負債 /EBITDA 倍率 = 連結有利子負債 ( 連結営業利益 + 連結受取利息 配当金 + 持分法投資損益 + 連結減価償却費 + 連結のれん償却費 ) ( 億円 ) ( 倍 ) 10,000 有利子負債 5.0 DEレシオ 7,482 8,140 8,000 7,073 7,273 4.0 6,000 4,000 2,000 4,347 1.7 2.6 DE レシオ 2.3 2.3 2.4 3.0 2.0 1.0 ( 倍 ) 20 15 13 10 5 10.9 有利子負債 /EBITDA 倍率 15.9 13.4 13.0 12.5 0 0.0 0 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2014 年に SPC 連結を実施 10

Ⅲ. 事業紹介

ビル事業 保有オフィスビルポートフォリオ 東京を中心に競争力の高いビルを保有しており 当社の収益基盤になっています 地域 * 築年数 * 基準階面積 * その他 20.3% 首都圏 (23 区除く ) 2.7% 23 区 ( 都心 5 区除く ) 16.4% 都心 5 区 60.6% 築 30 年以上 21.2% 築 20 年以上 30 年未満 10.6% 築 10 年以上 20 年未満 5.6% 築 10 年未満 62.6% ** 平均築年数 16 年 300 坪未満 21.1% 300 坪以上 500 坪未満 18.3% 500 坪以上 60.6% 単体保有ビル + 連結 SPC ビル 2018 年 3 月末時点棟数 :47 棟 賃貸面積 :474,924 m2 * 賃貸面積比率 ** 賃貸面積による加重平均値 賃貸等不動産簿価 時価の推移 平均賃料 稼働率の推移 ( 億円 ) ( 左軸 ) 簿価 時価 ( 右軸 ) 含み益 SPC 連結 3,722 ( 億円 ) ( 円 ) 平均賃料稼働率 (%) 32,000 100% 96.7% 95.6% 95.7% 96.3% 96.5% 96.9% 97.3% 97.4% 96.4% 30,000 28,000 29,191 28,934 28,929 29,319 29,418 29,567 29,867 29,624 29,798 90% 26,000 2016/3 2016/6 2016/9 2016/12 2017/3 2017/6 2017/9 2017/12 2018/3 80% 12

ビル事業主な当社保有ビル ( 東京 23 区 ) 大手町タワー (2014 年竣工 ) 東京スクエアガーデン (2013 年竣工 ) 新宿センタービル (1979 年竣工 ) 中野セントラルパークサウス (2012 年竣工 ) 東京建物日本橋ビル (2015 年竣工 ) エンパイヤビル (2017 年竣工 ) : 都心 5 区所在 : 基準階面積 500 坪以上 : 築年数 10 年未満 13

ビル事業主な当社保有ビル ( 地方都市 / 仙台 ) グランフロント大阪 (2013 年竣工 ) 東京建物仙台ビル (2009 年竣工 ) 名古屋プライムセントラル (2009 年竣工 ) 四条烏丸 FT スクエア (1998 年竣工 ) ( 仮称 ) 花京院プロジェクト 東京建物仙台ビル : 基準階面積 500 坪以上 : 築年数 10 年未満 14

ビル事業 大手町タワー みずほ銀行本社とアマン東京が入居する 当社旗艦物件です 大手町駅直結の抜群の交通利便性 上層部はラグジュアリーホテル アマン東京 敷地全体の約 3 分の1を占める 大手町の森 環境への取り組みにより各種表彰 認証を取得 竣工 2014 年 4 月 所在地 千代田区大手町 1-5-5 アクセス 東京メトロ丸の内線 東西線 千代田線 半蔵門線 都営三田線 大手町 駅直結 規模 地上 38 階地下 6 階 塔屋 3 階 延床面積約 198,467.44m2 3 階オフィスホールアマン東京ロビー 外観 15

ビル事業大手町タワー 敷地全体の約 3 分の 1 に相当する約 3,600 m2におよぶ 大手町の森 約 3 年間の プレフォレスト での生育後 育った樹木を大手町に移植 ヒートアイランド現象の緩和や保水機能 ビルを訪れる人の憩いの場として貢献 認証実績一覧 DBJ Green Building 認証 の最高ランクである プラチナ の認証 いきもの共生事業所 認証制度 ( 都市 SC 版 ) の第 1 号認証を取得 第 30 回都市公園コンクールで最高位 国土交通大臣賞 ( 企画 独創部門 ) を受賞 SEGES( 社会 環境貢献緑地評価システム ): 都市のオアシス 2015 に認定 第 35 回 緑の都市賞 国土交通大臣賞 受賞 第 16 回 屋上 壁面緑化技術コンクール 環境大臣賞 ( 屋上緑化部門 ) を受賞 大手町の森 プレフォレスト 交通利便性を向上させる地下空間の創出 東京メトロとの共同事業により大手町駅との間に地下歩行空間を整備 狭い通路を拡大 歩行者のアクセスを改善 商業ゾーン OOTEMORI により賑わい創出 地下 2 階プラザ 地下歩行者ネットワーク概念図 16

ビル事業 東京駅周辺エリア保有オフィスビル MAP 日本のビジネスの中心地である東京駅周辺に多数のオフィスビルを保有しています ビル名 竣工年度 1 大手町タワー 2014 年 2 大手町フィナンシャルシティグランキューブ 2016 年 1 16 3 2 4 5 7 6 3 JA ビル 経団連会館 2009 年 4 大手町フィナンシャルシティノースタワー 2012 年 5 東京建物室町ビル 1966 年 6 東京建物第 3 室町ビル 1971 年 7 日本橋 TI ビル 2012 年 8 東京建物日本橋ビル 2015 年 9 日本橋ファーストビル 1994 年 2 17 1 20 10 21 9 11 22 8 10 新呉服橋ビル 1977 年 12 11 東京建物八重洲ビル 2011 年 12 NTA 日本橋ビル 1991 年 13 14 13 東京建物本社ビル 1929 年 19 14 ヤエスメッグビル 1986 年 15 京橋 YS ビル 1990 年 16 エンパイヤビル 2017 年 9 月 8 18 17 15 16 17 京橋エドグラン 2016 年 19 18 福岡ビル 1990 年 19 東京スクエアガーデン 2013 年 ~2000 年竣工 2009~2014 年竣工 2015 年 ~ 中期経営計画期間中竣工 再開発計画エリア 20 21 東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業 八重洲一丁目北地区 : 当社参画プロジェクト : 当社関与プロジェクト 22 日本橋一丁目 1,2 番街区 17

ビル事業 東京駅前八重洲一丁目東地区市街地再開発事業 国家戦略特区に指定された 東京駅前での大規模再開発地下バスターミナルの整備等 東京の国際競争力向上に貢献するプロジェクトです 当社本社ビルを含む東京駅前大規模再開発事業 国際空港や地方都市を結ぶ地下バスターミナルを整備 カンファレンス施設や医療施設等国際競争力を高める機能を導入 計画地 用途 A 街区 B 街区 中央区八重洲一丁目 6 番 7 番 8 番の一部および9 番事務所 店舗等事務所 店舗 医療施設 バスターミナル カンファレンス等 延床面積約 12,000 m2約 228,000 m2 階数 / 最高高さ地上 11 階地下 3 階 / 約 45m 地上 54 階地下 4 階 / 約 250m 外観イメージ低層部イメージまちづくり活動の様子 ( 山王祭に参加 ) 18

ビル事業都市型商業施設 都市型ホテル 物流施設 将来の売却を目的とした中小型ビル 物流施設の開発を推進しています 都市型商業施設 FUNDES 水道橋 ( 売却済み ) FUNDES 神保町 (2016 年 11 月開業 ) FUNDES 上野 (2017 年 7 月開業 ) 天神 (2018 年 7 月竣工予定 ) FUNDES 五反田 (2019 年 7 月竣工予定 ) FUNDES 銀座 (2019 年 10 月竣工予定 ) 合計 6 件 FUNDES 上野 物流施設 物流効率化の重要性が高まっていることや 物流施設への投資ニーズが高まっていることを受け CRE 戦略における郊外用地の有効活用メニューとして 物流施設開発事業に参入 所在 埼玉県久喜市河原井町 8 番地 交通 東北自動車道 久喜 IC 約 1.8km 首都圏中央自動車道 白岡菖蒲 IC 約 3.4km 敷地面積 約 33,100m2 延床面積 約 71,200m2 開業 2020 年秋予定 都市型ホテル 六本木 (2017 年 10 月開業 ) 銀座 (2018 年 8 月竣工予定 ) 浅草 (2018 年 9 月竣工予定 ) 御堂筋 (2019 年 2 月竣工予定 ) 大宮 (2019 年 8 月竣工予定 ) 京都四条 (2020 年夏竣工予定 ) 京都三条 ( 詳細未定 ) 合計 7 件 大宮西口ホテルプロジェクト ( 仮称 ) カンデオホテルズ大宮客室数 321 室 19

住宅事業主なマンション供給実績 東京都内を中心に Brillia ブランドの分譲マンションを多数供給しています 1 Brillia Tower 池袋 (2015 年竣工 432 戸 ) 都心での主な分譲済みマンション 8 SKYZ TOWER&GARDEN (2015 年竣工 1110 戸 ) 2 1 16 15 9 BAYZ TOWER&GARDEN (2016 年竣工 550 戸 ) 10 Brillia WELLITH 月島 (2013 年竣工 180 戸 ) 11 THE ROPPONGI TOKYO (2011 年竣工 429 戸 ) 12 Brillia 代官山プレステージ (2007 年竣工 128 戸 ) 14 13 3 Brillia Towers 目黒 (2017 年竣工 991 戸 ) 4 Brillia Tower 大崎 (2007 年竣工 238 戸 ) 5 Brillia Mare 有明 TOWER&GARDEN (2009 年竣工 1080 戸 ) 6 Brillia 有明 Sky Tower (2011 年竣工 1089 戸 ) 7 Brillia 有明 City Tower (2015 年竣工 600 戸 ) 5 6 7 2 3 4 11 12 10 5 8 6 9 7 Brillia THE TOWER TOKYO YAESU AVENUE (2017 年竣工 387 戸 ) 13 Brillia Tower 東京 (2006 年竣工 644 戸 ) 14 WATERRAS TOWER RESIDENCE (2013 年竣工 333 戸 ) 15 Brillia WELLITH 文京千駄木 (2011 年竣工 108 戸 ) 16 Brillia 巣鴨 (2010 年竣工 112 戸 ) 20

住宅事業 Brillia Towers 目黒 目黒駅前での大規模再開発という希少性から お客様からの反響が非常に大きくメディアでも多数取り上げられたプロジェクトです 目黒 駅前での大規模複合再開発 敷地内に 5,000 m2超の緑豊かな空間を整備 延べ約 10,000 組のモデルルームへの来場を記録最高倍率 43 倍 販売開始から約 4 ヶ月で完売 竣工 2017 年 12 月 所在地 品川区上大崎三丁目 1 番 2 番 ( 地番 ) アクセス JR 山手線 東京メトロ南北線 都営三田線 東急目黒線 目黒 駅から ノースレジデンス : 徒歩 1 分 サウスレジデンス : 徒歩 2 分 規模 ノースレジデンス : 地上 40 階地下 2 階 サウスレジデンス : 地上 38 階地下 2 階 総戸数 940 戸 ( うち分譲住戸 661 戸 ) パーティーラウンジ森の広場外観 21

住宅事業 Brillia 多摩ニュータウン / 北青山まちづくりプロジェクト 建物を建て替えるだけでなく 地域コミュニティの再生などにも貢献しています Brillia 多摩ニュータウン 総戸数 640 戸だった団地を約 2 倍の 1,249 戸に建て替えた 日本最大級のマンション建替えプロジェクト 世帯数を拡大したことにより若年層が増加 多世代交流を支援する共用施設 サービスを導入し 地域コミュニティの活性化に貢献 Before After ( 仮称 ) 北青山三丁目地区まちづくりプロジェクト民活事業 東京都が都営住宅団地を高層化 集約化して建て替えることにより 創出した用地に 約 3,500 m2の大規模な 森 を創出したり サービス付き高齢者向け住宅や認可保育所を用意した賃貸住宅と することで 誰もが暮らしやすい街を実現 建物外観イメージ 22

住宅事業今後のマンションプロジェクト 東京都心を中心に厳選して開発用地を取得しており 今後も注目度の高いプロジェクトの計上を予定しています 2019 年計上予定 関西ほか 16.8% その他首都圏 19.7% 都下 5.5% ランドバンクの地域分布 東京 23 区 58.0% 合計約 7,500 戸分 (2018 年 3 月末時点 ) (2018 年計上予定の 1,000 戸を含む ) 取得済み開発用地について 総住戸数分で記載 2019 年計上予定 ( 戸 ) 2,000 1,500 1,000 500 0 2020 年計上予定 1,376 17.2% 計上戸数 粗利益率の推移 1,528 22.7% 20.9% 700 33.3% 計上戸数 粗利益率 29.0% 971 1,000 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 ( 予想 ) 2021 年計上予定 40% 30% 20% 10% 0% 2019 年計上予定 2022 年計上予定 Brillia Tower 上野池之端 地上 36 階 / 総戸数 361 戸 Brillia Tower 代々木公園 CLASSY 地上 19 階 / 総戸数 195 戸 Brillia 一番町 総戸数 106 戸 Brillia Tower 高崎 ALPHA RESIDENCIA 総戸数 222 戸 Brillia Tower 西新 総戸数 306 戸 ( 仮称 ) 白金一丁目再開発 PJ 総戸数約 1,200 戸 23

住宅事業 お客様のニーズに応える様々な取組み お客様に住んでからも安心いただくための取り組みや社会の変化 ニーズの多様化に対応する取り組みにも注力しています 建築現場見学会 ご購入頂いたマンションの建設過程をお客様ご自身の目でご確認いただく見学会を開催 Brillia Bloomoi ( ブルーモワ ) 働く女性との対話型商品企画プロジェクト当社女性社員を中心に商品企画を実施 Brillia オリジナル防災リュック 万一の際に必要な防災グッズが入ったリュックを全戸標準装備 < 商品企画事例 : コンサバトリー > リビングの中に 自分だけのくつろげるスペースが欲しい という声から 窓辺スペースに観葉植物など置いて楽しめるコンサバトリー空間を創出 24

第 3 の柱 の事業 アセットサービス事業 当社グループにおける不動産情報の窓口となり 様々な事業機会創出に貢献しています アセットソリューション事業 ポテンシャルを秘めた不動産を取得し リニューアル や改修等を施してから売却する事業を積極展開 右は社員寮を 住民間の交流をコンセプトにした ソーシャルアパートメントに用途変更した事例 Before After NEIGHBORS TACHIKAWA CRE 戦略提案による Brillia Tower 上野池之端 用地取得 東天紅様に隣接地を活用し 事業停止期間無しで本店建替えを 行うプランを提案 当社が本店跡地をマンション用地として取得する ことにより少ない費用負担で店舗の建替えを実現 中央タワー :Brillia Tower 上野池之端 ( イメージ ) タワー右 : 東天紅様新本店 25

第 3 の柱 の事業 駐車場事業 日本パーキングは業界シェア第 3 位 65,000 車室超の駐車場を運営しています M&A を積極的に活用し 10 万車室を目指して拡大してまいります 100,000 ( 台 ) 車室数の推移 100,000 仙台市内 30 拠点 2,149 車室展開 80,000 60,000 45,423 46,248 61,743 65,546 66,227 40,000 20,000 0 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 目標 NPC24H 仙台泉中央パーキング NPC24H 旭ヶ丘駅前パーキング 積極的な土地活用提案 オーナー様が土地を手放さなくても有効活用できる手段 として 比較的小資金 短期間で運用可能な 駐車場事業を積極的に提案 土地の売却をご検討の際は 売買仲介のお手伝いや 当社が事業用地として購入し収益機会となる場合も 26

第 3 の柱 の事業 シニア事業 リゾート事業 さらなる少子高齢化の進行やペットツーリズムの流行など時代の変化に着目し 新しい事業に注力しています 高齢者向け住宅 グレイプス シリーズ 分譲マンション Brillia の開発から得たノウハウを活かした 住まいづくりに加えて 当社グループ内で介護サービスも提供し ハード / ソフト両面からご入居者さまの生活をサポートしている点が特徴 グレイプス辻堂西海岸 愛犬同伴型ホテル レジーナリゾート with DOGS 全室 全エリアに愛犬同伴可能でありながら 高級旅館並みの設備とサービスを提供 競合施設が少なく平日含めて高単価 高稼働率のため 有名リゾートエリアに積極的に展開中 本年 7 月には レジーナリゾート鴨川 をオープン 初夏には レジーナリゾートびわ湖長浜 をオープン予定 レジーナリゾート旧軽井沢 レジーナリゾート鴨川 -Dog Wellness Beach- レジーナリゾートびわ湖長浜 27

第 3 の柱 の事業 サービス付き高齢者向け住宅グレイプス用賀 東京都交通局の職員寮跡地を活用した福祉インフラ整備事業第 1 号案件です ケアフロア と レジデンスフロア を分け健康状態に応じて暮らし方を選択可能に 保育所の併設により多世代交流を実現地域活性化 待機児童問題解消に貢献 シアタールームや娯楽室など共用施設が充実 開業 2017 年 5 月 所在地 東京都世田谷区用賀三丁目 6 番 3 号 アクセス 東急田園都市線 用賀 駅徒歩 7 分 / 桜新町 駅徒歩 9 分 規模 地上 6 階建 住戸数 120 戸 間取り 1R~2LDK 28.02m2~73.16m2 併設施設訪問介護事業所 居宅介護支援事業所 認可保育所ほか 共用施設シアタールーム リラクゼーションルーム 娯楽室 多目的質 コミュニティラウンジほか 外観 レジデンスフロア居室イメージ ケアフロア居室イメージ 1 階テラス シアタールーム 28

第 3 の柱 の事業 海外での取り組み ASEAN 地域では高い成長力が見込める新興国での開発事業を 中国では現地有力ディベロッパーである万科と共同で分譲マンション事業を推進しています ミャンマー ヤンゴン市プロジェクト 軍事博物館跡地約 16,000 m2において オフィスビル 商業施設 ホテルを開発 運営する大規模開発 (2017 年着工 2020 年竣工予定 ) 総事業費 : 約 377 億円 ( 約 3 億 3,250 万米ドル ) シンガポール CPF ビル再開発プロジェクト シンガポールのビジネス中心地区である タンジョンパガー にて 延床面積約 57,000 m2のオフィスビルを建設する再開発プロジェクト (2017 年着工 2020 年竣工予定 ) 総事業費 : 約 750 億円 ( 約 10 億シンガポールドル ) タイ バンコク分譲マンション事業 (2 案件 ) バンコクの中心地区において ハイグレードの分譲マンションを 2 件開発 (2 件とも 2019 年着工 2021 年竣工予定 ) 総事業費 : 約 280 億円 (2 プロジェクト合計 ) 中国 揚州南プロジェクト 実需層のニーズが強い 3 級都市 揚州での当社参画 3 件目となる住宅開発プロジェクト 住宅部分総戸数 : 約 1,200 戸 29

Ⅳ. CSR の取り組み

CSR の取り組み 持続可能な社会の実現と企業価値の向上を目指し これからも社会の様々な課題解決に取り組んでまいります 公益社団法人日本障がい者スポーツ協会の活動支援 2015 年からオフィシャルパートナーとして活動を支援 障がい者スポーツに対する理解促進のため社員から 応援ボランティアを募り パラスポーツ大会の盛り上げに協力 ジャパンパラ水泳競技大会応援の様子 新豊洲 Brillia ランニングスタジアム への協賛 障がい者スポーツのトレーニングや研究 また地域交流のハブとなる施設が 2016 年 12 月新豊洲にオープン 当社は 障がい者と健常者の垣根を越えた共生 という 考えに共感し ネーミングライツを取得 31

Ⅴ. 投資家の皆様へ

株主還元 配当性向 30% を目処に安定的に配当することを基本方針としています 株主還元方針 当社は 企業価値向上に向けた再投資のため内部留保の充実を図るとともに 今後の経営環境 事業展開及び業績の推移等を総合的に勘案の上 安定的な配当水準の維持とその向上に努めることを利益配分の基本方針としております また 配当性向につきましては 30% 程度を目処としております ( 円 ) 40 30 1 株当たり年間配当金の推移 2 26.0 30.0 利益成長に伴い 5 期連続増配の見通し 32.0 20 10 0 1 10.0 1 10.0 10.0 10.0 1 12.0 6.0 1 20.0 12.0 6.0 8.0 14.0 16.0 16.0 12.0 14.0 16.0 2012/12 1 2013/12 2 2014/12 3 2015/12 4 2016/12 5 2017/12 6 2018/12 7 ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 予想 ) 親会社株主当期純利益 102 億円 101 億円 829 億円 163 億円 197 億円 225 億円 250 億円 1 株当たり当期純利益 23.79 円 23.55 円 193.12 円 75.91 円 91.00 円 104.17 円 115.24 円 連結配当性向 21.0% 21.2% 3.1% 26.3% 28.6% 28.8% 27.8% 1 期末株価 878 円 2,336 円 1,762 円 1,323 円 1,563 円 1,522 円 - 3 配当利回り 1.1% 0.4% 0.7% 1.5% 1.7% 2.0% - 1 2015 年 7 月 1 日付で 2 株につき 1 株の割合で株式併合を実施 2015 年中間配当までの 1 株当たり配当金については 株式併合後の基準で記載 2 2016 年 12 月期配当金については 中間配当金 期末配当金それぞれにつき 1 株あたり 2 円ずつの創立 120 周年記念配当を含む 33

利益成長イメージ 持続的な利益成長により 安定的に配当額を増やしていくことを目指します < 営業利益 ( 単位 : 億円 )> 持続的な利益成長を目指す < 主な取り組み > 344 363 447 450 500 大規模オフィスビルの開発 豊島プロジェクトの竣工 東京駅前等での大規模再開発事業 売却を目的としたビルの開発 都市型商業 ホテル 物流施設の開発 不動産市況を見ながら順次売却 厳選した立地での分譲マンション供給 都心エリアの利便性の高い立地 高崎 西新等地方都市の駅近立地 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2019/12 ( 実績 ) ( 実績 ) ( 実績 ) ( 予想 ) ( 目標 ) 成長力の高い海外での事業拡大 中国での分譲マンション事業 ASEAN 地域での開発事業 34

( 円 ) 平均賃( 万m2 ) ( 件 ) 供給量オフィスビルマーケットの推移 都心ビジネス地区 ( 千代田区 中央区 港区 新宿区 渋谷区 ) の平均賃料 空室率の推移 (%) 平均賃料空室率 5.36 5.30 5.17 4.89 30,000 4.53 4.19 4.01 4.34 4.05 3.94 6.0 3.70 3.75 3.74 3.60 3.41 空3.22 3.17 3.03 3.07 2.80 2.68 4.0 料25,000 2.0 17,109 17,195 17,320 17,467 17,594 17,637 17,790 17,973 18,107 18,271 18,336 18,476 18,582 18,730 18,801 18,916 18,995 19,064 19,338 19,699 20,019 20,000 0.0 15,000 10,000 5,000 15/1 15/3 15/5 15/7 15/9 15/11 16/1 16/3 16/5 16/7 16/9 16/11 17/1 17/3 17/5 17/7 17/9 17/11 18/1 18/3 18/5 東京 23 区の大規模オフィスビル供給量の推移 -2.0-4.0-6.0-8.0-10.0 300 200 100 24 32 41 40 44 46 47 36 12 183 100 108 104 114 118 83 56 55 供給量 供給件数 42 29 30 21 15 14 16 19 28 216 37 19 28 26 21 25 31 29 32 16 19 22 21 19 27 27 21 数過去の 154 平均供給量 175 102 万m2 / 年 146 168 92 119 125 121 119 117 109 99 91 97 74 72 77 86 85 87 65 58 69 36 99 10 6 60 供給件30 0 平均供給量 -30 101 万m2 / 年 -60 52 42-90 室率 18~ 22 年の 0-120 '86 '87 '88 '89 '90 '91 '92 '93 '94 '95 '96 '97 '98 '99 '00 '01 '02 '03 '04 '05 '06 '07 '08 '09 '10 '11 '12 '13 '14 '15 '16 '17 '18 '19 '20 '21 '22 出所 : 森ビル 2017 年 東京 23 区の大規模オフィスビル市場動向調査 三鬼商事 35

( 戸 ) 新規供給戸数平均世帯総年収働き比率分譲マンションマーケットの推移 首都圏 ( 東京都 神奈川県 埼玉県 千葉県 ) の新規マンション供給戸数 平均価格の推移 100,000 80,000 60,000 40,000 4,644 4,775 61,021 43,733 4,535 36,376 新規発売戸数平均価格 5,908 ( 万円 ) 5,518 5,490 6,000 4,716 4,929 5,060 4,578 4,540 44,535 44,499 45,602 56,478 44,913 40,449 35,772 35,898 約 38,000 5,000 4,000 3,000 2,000 平均価格出所 : 不動産経済研究所 株式会社リクルート住まいカンパニー 2017 年首都圏新築マンション契約動向調査 20,000 1,000 0 2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 2018 0 首都圏マンション購入者における共働き比率 平均世帯総年収の推移 ( 万円 ) 70.0% 60.0% 50.0% 40.0% 46.3% 737 平均世帯総年収既婚世帯における共働き比率 ( 万円 ) 62.7% 59.5% 52.9% 55.2% 54.6% 56.6% 57.0% 59.4% 共872 900 752 765 754 755 796 801 64.9% 944 1,400 1,200 1,000 800 30.0% 600 20.0% 400 10.0% 200 0.0% 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014 2015 2016 2017 0 36

まとめ 創業から120 年培ってきた信頼と実績 良質な資産お客様の様々なニーズに応えられる多彩なメニュー話題性の高いプロジェクト 成長性に富んだ事業ポートフォリオ これからも当社グループの総合力を最大限に発揮して持続的な成長を目指してまいります <IR に関するより詳細な情報はこちら > https://www.tatemono.com/ir/ <CSR に関するより詳細な情報はこちら > https://www.tatemono.com/csr/ 37

Ⅵ. 参考資料

2018 年 12 月期第 1 四半期損益計算書概要 住宅事業において都心部の大規模タワーマンションを計上したことに加え ビル事業 アセットサービス事業において物件売却が増加したこと等により 大幅な増収増益 単位 : 億円 2017/12 1Q 実績 2018/12 1Q 実績 増減 主な増減要因 営業収益ビル 435 220 894 276 458 56 営業収益 営業利益住宅事業において都心部の大規模タワーマンションを 住宅 72 455 383 計上したことに加え ビル事業 アセットサービス事業において物件売却が増加したこと等により アセットサービス 97 109 11 大幅な増収増益 その他 45 52 7 2018/12 通期予想 進捗率 2,800 32% 営業利益 63 223 159 450 50% ビル 74 85 10 住宅 4 130 135 アセットサービス 10 25 15 その他 0 0 1 消去 全社 16 19 3 事業税の増加 営業外収益 9 9 0 30 33% 持分法投資利益 2 1 1 営業外費用 32 23 9 前期ハイブリッドファイナンスの借り換えに伴うコストの剥落 80 9% 支払利息 16 14 1 経常利益 40 209 169 400 52% 特別利益 1 0 1 - - 特別損失 0 0 0 - - 税引前利益 41 209 168 400 52% 親会社株主に帰属する当期純利益 24 153 128 250 61% 39

2018 年 12 月期第 1 四半期貸借対照表概要 再開発用種地ビルや物流施設用地の取得等により 資産が 218 億円増加 単位 : 億円 2017/12 末 2018/3 末増減主な増減要因 資産合計 14,410 14,628 218 現金 預金 流動資産 3,086 3,198 112 Brillia Towers 目黒 ( ノースレジデンス ) の引渡しに伴うキャッシュイン 現金 預金 451 592 141 販売用不動産 2,219 2,225 6 その他 415 380 34 固定資産 11,324 11,430 105 有形固定資産 7,895 8,079 184 無形固定資産 1,122 1,118 4 投資その他の資産 2,306 2,232 74 販売用不動産マンション用地 物流施設用地 買取再販物件の取得が進んだ一方 Brillia Towers 目黒 ( ノースレジデンス ) の引渡しにより横ばい 有形固定資産再開発用種地ビルの取得 豊島プロジェクトの建築費支出等 負債合計 10,876 11,036 160 その他負債 有利子負債 8,140 8,589 449 不動産特定共同事業出資受入金の償還等 その他負債 2,735 2,447 288 純資産合計 3,534 3,591 57 株主資本 2,462 2,581 118 その他の包括利益累計額 986 925 60 非支配株主持分 84 84 0 自己資本比率 23.9% 24.0% 0.0P DE レシオ 2.4 2.4 0.1 株主資本親会社株主に帰属する四半期純利益 +153 配当金の支払い 34 DE レシオ = 有利子負債 自己資本 40

2018 年 12 月期第 1 四半期貸借対照表概要 販売用不動産内訳 < 開発状況別 > 販売用不動産 ( 竣工済み ) 643 億円 29% 仕掛販売用不動産 ( 建設中 ) 735 億円 33% < セグメント別 > その他 37 億円 2% アセットサービス事業 413 億円 19% 住宅事業 1,163 億円 52% 開発用不動産 ( 土地 ) 847 億円 38% ビル事業 611 億円 27% 総資産 :1 兆 4,628 億円 流動資産 3,198 負債 11,036 現金 預金 592 有利子負債 8,589 販売用不動産 2,225 借入金 6,747 販売用不動産 643 社債 1,600 仕掛販売用不動産 735 コマーシャルペーパー 200 開発用不動産 847 その他 41 その他 380 その他負債 2,447 固定資産 11,430 有形固定資産 8,079 無形固定資産 1,118 投資その他の資産 2,232 純資産 3,591 株主資本 2,581 その他の包括利益累計額 925 非支配株主持分 84 有利子負債内訳 コマーシャルペーパー 200 億円 2% 社債 1,600 億円 19% 借入金 6,747 億円 79% その他 41 億円 0% 41

2018 年 12 月期通期業績予想 ビル事業における賃貸収益の堅調な伸びやアセットサービス事業における買取再販物件の売却増加等により 増収増益となる見通し 単位 : 億円 2017/12 通期実績 2018/12 通期予想 増減 主な増減要因 営業収益 2,669 2,800 130 営業収益ビル 1,034 1,080 45 ビル事業 アセットサービス事業における物件売却の増加に加え 住宅 1,011 995 16 ビル賃貸収益の増加 駐車場事業の規模拡大 アセットサービス 402 475 72 高齢者向け住宅の通期稼働等により増収 その他 221 250 28 営業利益 447 450 2 営業利益ビル 319 330 10 住宅事業において粗利益率が前期より低下するものの 住宅 167 135 32 ビル事業 アセットサービス事業における物件売却益の計上や アセットサービス 38 60 21 ビル賃貸利益の増加等により微増益 その他 5 3 8 消去 全社 72 80 7 営業外収益 43 30 13 中国プロジェクトにかかる持分法投資利益の減少 営業外費用 97 80 17 前期ハイブリッドファイナンスの借り換えに伴うコストの剥落 経常利益 394 400 5 特別利益 4 0 4 特別損失 39 0 39 税引前利益 358 400 41 親会社株主に帰属する当期純利益 225 250 24 営業活動によるキャッシュフロー 141 100 販売用不動産投資投資想定額 : 約 1,000 億円 投資活動によるキャッシュフロー 645 1,050 固定資産投資投資想定額 : 約 1,000 億円 ( うち設備投資 : 約 600 億円 ) 財務活動によるキャッシュフロー 779 950 有利子負債期末残高見通し : 約 9,200 億円 42

業績推移 ( 億円 ) 営業収益 ( 億円 ) 営業利益 3,000 2,500 2,370 2,600 2,544 2,669 2,800 500 400 300 305 344 363 447 450 2,000 200 1,500 100 1,000 0 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 ( 予想 ) ( 予想 ) ( 億円 ) 経常利益 ( 億円 ) 当期純利益 500 400 394 400 900 829 300 200 173 247 306 700 200 163 197 225 250 100 0 0 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 2018/12 ( 予想 ) ( 予想 ) 固定資産売却に伴う特別利益を計上したことによるもの 43

財務指標推移 ( 億円 ) 16,000 12,000 8,000 4,000 9,381 13,194 総資産 12,971 13,145 14,410 ( 億円 ) 4,000 3,000 2,000 1,000 自己資本 自己資本比率 自己資本 3,449 自己資本比率 2,858 3,015 3,178 2,504 26.7% 21.7% 23.2% 24.2% 23.9% 50.0% 40.0% 30.0% 20.0% 10.0% 0 1 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 0 1 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 0.0% 有利子負債残高 DE レシオ ( 億円 ) ( 倍 ) 10,000 5 有利子負債 DEレシオ 8,140 8,000 7,482 7,073 7,273 4 ( 倍 ) 40.0% 30.0% 33.2% ROE 6,000 4,000 2,000 4,347 1.7 2.6 2.3 2.3 2.4 3 2 1 20.0% 10.0% 4.4% 5.6% 6.4% 6.8% 0 1 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 0 0.0% 2 2013/12 2014/12 2015/12 2016/12 2017/12 1:2014 年に SPC 連結を実施したことによるもの 2: 固定資産売却に伴う特別利益を計上したことによるもの 44

株価の推移 (2018/1/4~2018/6/25) 対同業他社パフォーマンス比較 130 東京建物 A 社 B 社 C 社 D 社 E 社 F 社 G 社 120 110 100 90 80 70 1/4 1/18 2/1 2/15 3/1 3/15 3/29 4/12 4/26 5/10 5/24 6/7 6/21 対 TOPIX 東証不動産指数パフォーマンス比較 130 東京建物 TOPIX 東証不動産業指数 120 110 100 90 80 70 1/4 1/18 2/1 2/15 3/1 3/15 3/29 4/12 4/26 5/10 5/24 6/7 6/21 45

注意事項 本資料で提供している情報に関しては万全を期しておりますが その情報の正確性及び完全性を保証するものではありません また予告なしに内容が変更または廃止される場合がございますので予めご了承ください この資料には 東京建物グループの現在の計画 確信 およびその業績に関する将来の見通しが含まれています これらの見通しは将来の業績を完全に見通したものであるとは限らず 将来の業績に影響を与えうるリスクや不確実な要素が含まれており 実際の業績は様々な要素によりこれらの見通しとは異なることがあります 46