取付説明書 オートリトラミラーシステム 目次 CR-Z 2010. 2 構成部品...1 必要工具 / 用具...2 取り付けをする前に コーションマークの説明...2 作業上の注意...2 ワイヤーの取り扱いの注意...3 取り付け概要図...3 取り付け方法と手順 車両部品の取り外し...4 コントロールユニットの取り付け...6 の通線...7 取り付け後の確認 取り付け確認...13 作動確認...13 復元作業...13 ヒューズの場所...13 構成部品 コントロールユニットブラケット ヒューズラベルバンド (4) クリップ付きバンド フランジナット (2) 取扱説明書 2010 1 / 13
必要工具 / 用具 スパナ ニッパー 脱脂洗浄剤 (Honda 純正用品 ) ウエス ソケット ラチェット ハンディリムーバセット (KTC ATP2014) 相当品 粘着テープ 取り付けをする前に コーションマークの説明 取り付けに関することや, その他のアドバイスは下記の表示を使って記載します しっかりとお読みください 故障, 破損するのを防ぐためのアドバイスを記載しています 知っておくと便利なことを記載しています 作業上の注意 用品取り付けの際は, 車両本体および各部品に傷を付けたり, 破損しないように注意して作業を行ってください 車両部品を取り外す際は, 復元時の事を考えて, 取り付け状態を確認してから取り外してください 車両部品のツメや部品を固定しているクリップ等を外す際は, 破損しないように注意して作業を行ってください なお, 復元時には浮きなどがないよう, ツメやクリップ等は確実に取り付けてください 用品を取り付ける際, ボルト, スクリューなどは取付説明書に指示されている部品を必ず使用してください 安易に似ている部品を使用すると, トラブル等の原因になる恐れがあります シールや両面テープなどを貼り付ける際には, 貼り付け面の油, ゴミ, 汚れ等を, 脱脂洗浄剤を染み込ませたウエスで完全に拭き取り, 十分に乾燥させてから貼り付けてください 脱脂洗浄剤は, 直接貼り付け面にかけて使用しないでください 脱脂洗浄剤は,Honda 純正用品を必ずご使用ください 貼り付け作業を行う際は, 車両貼り付け面の温度を 15 ~ 40 に保つ事を厳守してください 特に冬期の低温時には, 両面テープの粘着性が低下する事があるため, 車両貼り付け面を暖めてから貼り付けてください 貼り付け時は, 用品および車両部品を破損しないよう注意しながら十分に圧着してください 車両バッテリーからマイナス (-) 端子の接続を外してください 事前に車両ヘッドユニット等の設定を記録しておいてください 作業終了後, 車両バッテリーにマイナス (-) 端子を接続してから, 記録しておいた設定内容を車両ユニットに書き込み直してください 時計がある場合は, 時間設定を現在時間に合わせ直してください 上記の内容をご理解の上, 車両のサービスマニュアルの整備情報と作業に関連している項に準じて作業を行ってください 特に, 安全には十分注意してください 2 / 13
ワイヤーの取り扱いの注意 カプラー, 端子類の取り外しは, を引張らず, 接続部本体を持って外すこと 類は強く引張らないこと 損傷の原因になります バンドの端末は, 余った部分をカットすること カプラー, 端子類の接続は, 確実にロックするまで差し込むこと カプラーをステイから外した場合は, 必ずもとに戻し, 作業終了後に抜け等がないことを再確認すること 部品組み付け時は, のかみ込みに注意する は, たれ下がらないよう車両の等にクランプする 車両のクランプ等外した場合は必ずもとに戻すこと SRS にはクランプ等をしないでください 取り付け概要図 コントロールユニット ヒューズ (7.5A) 980401AD 3 / 13
取り付け方法と手順 粘着テープ 車両部品の取り外し 1. ロックレバーを緩め, ステアリングを下げる 2. 図のように傷付き防止用の粘着テープをステアリングコラムアッパーカバーに貼り付ける ステアリング下げる ステアリングコラムアッパーカバー 9N0310AE 3. クリップ 18ヶ所とツメ 4ヶ所を外してメーターパネルを引き出し, 車両カプラーの接続を外して取り外す ツメ (4 ヶ所 ) メーターパネル クリップ (18 ヶ所 ) 車両カプラー 981701BE 4. ツメ 6 ヶ所を外してドライバポケットを取り 外す ドライバポケット ツメ (6 ヶ所 ) 981702BE 4 / 13
5. クリップ 7ヶ所を外してドライバロアカバーを取り外す 車両標準 ETC 装備車は, 車両カプラーの接続を外してください ドライバロアカバー 車両カプラー クリップ (7 ヶ所 ) 981703BE 6. ノブを左に回す 7. クリップ 2ヶ所とピン 1 本を外してドライバ アンダーカバーを取り外す ピン クリップ (2 ヶ所 ) ドライバアンダーカバー ノブ左に回す 981704AE 8. ドアオープニングシールをめくる 9. クリップ 2ヶ所とツメ 3ヶ所を外して右カウル サイドライニングを取り外す 車両カプラー ドアオープニングシールめくる 車両フットライト装備車は, 車両カプラーの接続を外してください クリップ (2 ヶ所 ) 右カウルサイドライニング ツメ (3 ヶ所 ) 901201BE 5 / 13
オートレベリングユニット装備車手順 10-11 非装備車手順 12 へ オートレベリングユニット装備車 10. ナット 1 個を外してオートレベリングユニットを引き出す 11. 車両カプラーの接続とクリップ 1ヶ所を外してオートレベリングユニットを取り外す 車両カプラー オートレベリングユニット クリップ ナット ステアリングシャフト ブレーキペダル 972901BD コントロールユニットの取り付け 12. ブラケットをコントロールユニットに取り付ける ブラケット コントロールユニット カプラー部に力を加えないように注意する 860503AX 6 / 13
13. フランジナット 2 個でコントロールユニットを車両フレームに固定する 車両フレーム 取り付け穴 車両フレーム フランジナット ステアリングシャフト ブレーキペダル 972902CD の通線 14. のヒューズケースにヒューズラベル (7.5A AUTO RETRA MIRROR) を貼り付ける ヒューズラベル (7.5A AUTO RETRA MIRROR) ヒューズケース ヒューズラベルの貼り付け面を, あらかじめ脱脂洗浄剤で清掃してください 6216030B 7 / 13
15. 図のようにのクリップをヒューズボックス下の車両カプラーに固定する 車両カプラー ヒューズボックス ドライバロアカバー開口部 のクリップ 972903BD 16. ヒューズボックスの車両 6 極カプラーの接続を外し, の 6 極カプラーを割り込み接続する ヒューズボックス 正面から見た図 接続位置 ヒューズボックス 車両 6 極カプラー ( 緑色 ) の 6 極カプラー の 6 極カプラー ( ウレタンテープ付き ) 973001BD 8 / 13
17. バンド 1 本で 6 極カプラーの接続部を車両に固定する 車両 6 極カプラーの接続部 バンド 973002BD 18. 図のようにの 12 極カプラーを通線する ブレーキペダルブラケット 断面図 車両 車両前方 の 12 極カプラー ブレーキペダル 973003BD 9 / 13
19. の 12 極カプラーをコントロールユニットに接続する コントロールユニット の 12 極カプラー ステアリングシャフト 973004BD 車両がある手順 20 ない手順 21 へ 車両がある 20. バンド 2 本でを車両に固定する 手順 23 へ 車両 バンド 973005BD 車両がない 21. バンド 1 本でを車両に固定する 22. クリップ付きバンド 1 本でを車両パネルに固定する バンド 車両パネルクリップ付きバンド 車両 973006BD 10 / 13
23. 図のようにの 13 極カプラーを車両上方へ通線する メーターパネル開口部 の 13 極カプラー 973007BD 24. の 13 極カプラーをリモートコントロールミラースイッチの 13 極カプラーに接続する リモートコントロールミラースイッチの 13 極カプラー の 13 極カプラー ( ウレタンテープ付き ) 973008AD 11 / 13
25. バンド 1 本でを車両パネルに固定する 車両パネル バンド 973011AD 26. メーターパネル以外の車両部品を元通りに取り付ける 27. メーターパネルを取り付け位置に近づけ, の 13 極カプラーをリモートコントロールミラースイッチに接続する 28. メーターパネルを元通りに取り付ける メーターパネル リモートコントロールミラースイッチ の 13 極カプラー 973012BD 12 / 13
取り付け後の確認 取り付け確認 配線や取り付けに異常がないことを確認してください 車両および用品に無理な押し込み, 引っ張り, 噛み込みがないことを確認してください またクランプおよびバンドの外れや, 締め付け忘れがないか確認してください 作動確認 ワイヤーの通し方, 固定の方法, カプラーや端子の接続に問題がないことを確認し, バッテリーにマイナス (-) 端子を接続してください 取扱説明書を参照して作動確認を行ってください 復元作業 作動確認 完了後, 取り外した車両部品を下記の点に注意し, 元通りに取り付けてください 復元作業は, 車両および用品の噛み込みや, 車両部品の損傷に十分注意してください 車両部品を元通りに取り付ける際は, 浮きなどのないようにクリップ, ツメ等は確実に取り付けてください マイナス (-) 端子接続後は, 電装アクセサリーおよび他の電装システムが正常に作動することを確認してください 各機器のメモリーやつまみの位置を取り付け前の状態に戻してください IMA バッテリーの残量表示がゼロの場合は, エンジンを始動し,P または N ポジションで 3,500 ~ 4,000 rpm ( 無負荷状態 ) を維持し,IMA バッテリーの残量表示が少なくとも半分以上になるまで充電を行ってください ヒューズの場所 ヒューズ (7.5A) の場所については 取り付け概要図 を参照してください 13 / 13