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Transcription:

しかたもくじ お手入れ 保守点検取扱説明書 日立ユニットクーラー 冷媒 :R410A このたびは日立ユニットクーラーをお買い上げいただき まことにありがとうございます お使いになる前に この取扱説明書をよくお読みのうえ ユニットクーラーを正しくご使用ください お客様がご使用になっているユニットクーラーはのものです 準タイ冷蔵用 ( 高温 ) US-N H2 プ冷蔵用 ( 中温 ) US-N MH2 冷凍用 ( 低温 ) US-N LH2 冷蔵用 ( 高温 ) US-N HT2 冷凍用 ( 低温 ) US-N LHP2 冷蔵用 ( 中温 ) US-N MHP2 塗装およびステンレス仕様の場合は以下のとおりとなります カチオン電着塗装仕様 : 型式末尾に (K) を追加 ステンレス仕様 : 型式に S を追加 ( 型式末尾に S2 ) 取扱内容は変わりませんので 本取扱説明書にて型式をお読み替 タイ冷蔵用 ( 中温 ) US-N MHT2 広フィ次の冷凍機と組み合わせて KX- あります ピッチタイ型式をご記入のうえ お客様にお渡しください はじめに... 1 安全のため必ずお守りください... 1 各部のなまえと安全注意事項の表示... 5 上手にお使いいただくために... 7 操作方法について... 8 ご使用の前に運転のこの取扱説明書はユニットクーラー用です 組み合わせられる冷凍機に付属している取扱説明書も併せてご覧ください 本取扱説明書は日常運転 管理される方向けに作成しております 据付工事 試運転については別紙 据付点検要領書 をご覧ください お手入れについて... 8 故障かなと思ったら...12 保証について...14 移設および廃棄について...15

ご使用の前にはじめに この製品は日本国内向け一般冷凍 冷蔵用です 血液 ワクチン 医療品など 厳重な温度管理を必要とする用途に使用される場合 お買い上げの店または専門業者にお問い合わせください 電磁波を発生する医療機器などを使用するときは ユニットクーラーの誤作動に注意してください 電磁波の発信面が ユニットクーラーの電気品箱 リモコンコード リモコンに直接向かない位置に据え付けてください 電磁波の空中伝播の影響をさけるため 電磁波を発信する機器やラジオなどは ユニットクーラーより 3m 以上離してください 次のような場所への設置はしないでください 多くの場合ユニットクーラーが故障する原因になります 油 ( 機械油も含む ) の飛沫 蒸気および粉末などの多い場所 火炎 油 水蒸気 粉など直接吸い込む恐れがある場所 温泉地など硫化ガスの多い場所 可燃性ガスの発生 流入などの恐れがある場所 海岸地帯などの塩分の多い場所 酸性またはアルカリ性の雰囲気の場所 腐敗物の保管所などガスが発生する恐れがある場所 安全のため必ずお守りください ご使用の前に この 安全のため必ずお守りください しかし の欄に掲載した事でも 状況によっ をよくお読みのうえ正しくお使いください ては重大な結果に結び付く可能性もあります いずれ ここに示した注意事項は に区分 も安全に関する重要な内容を掲載していますので必 していますが 誤った取り扱いをしたときに 死亡や重傷などの重大な結果に結び付く可能性が大きいもの ずお守りください お読みになった後は お使いになる方がいつでも見ら を特に の欄にまとめて掲載しています れる所に必ず保管してください 据え付け 電気工事について 据え付けは お買い上げの店または専門業者に依頼してください ご自分で据え付け工事をされ不備があると 水漏れ 感電 火災 ユニットクーラー落下によるケガの原因になります 小部屋に据え付ける場合は 冷媒が漏れても限界濃度を超えないように換気対策をする必要があります 万一 冷媒が漏れて限界濃度を超えると 酸欠事故の原因になります 詳しくはお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 電気工事をするには資格が必要ですので 資格のある店に依頼してください ご自分で電気工事をされ不備があると 感電および火災の原因になります 万一 アースが外れると感電の原因になりますので 最寄の電気工事店に連絡し アースを取りつけてください 漏電遮断器が必ず取り付けられていることを確認してください 法規 ( 電気設備に関する技術基準を定める省令 ) により 設置が定められています 設置しないと地絡により火災や感電の原因になります 1

安全のため必ずお守りください ( つづく ) ご使用について 本機は冷媒 R410Aが使用可能です 封入されている冷媒の種類は冷凍機に貼り付けの仕様銘板 注意銘板に記載されています 修理 移設などの際には 指定冷媒以外の物質を混入させないでください 指定冷媒以外の冷媒 空気 プロパンやアルコールなどの可燃性物質が混入しますと 爆発 火災 ケガの原因になります 以下のような特殊環境でのご使用は ユニットクーラーの故障の原因になりますのでお止めください 油 蒸気 有機溶剤 腐食性ガス ( アンモニア 硫黄化合物 酸など ) の多い場所 酸性やアルカリ性の溶液 オゾンによる殺菌 特殊なスプレーなどを頻繁に使う場所 貯蔵物にはアンモニアなどの特に強い腐食性ガスを発生させる品物があります これらは必ず密閉容器または食品用ラップフィルムに包んで保管してください 冷却器が腐食し ガス漏れとなる原因になります 生ゴミは非常に強い腐食性ガスを発生させますので貯蔵しないでください 冷却器が腐食し ガス漏れとなる原因になります 庫内に揮発性 引火性のあるものを保管しないでください エーテル ベンジン LP ガス アルコール ガソリン 灯油 接着剤 塗料などは 揮発 引火しやすく 火災 爆発の原因になります 安全装置 保護装置の改造や設定変更をしないでください 当社指定以外のものおよび方法で使用した場合 破裂 発火 火災 爆発の原因になります 電気部品に水をかけないでください ショート 漏電 感電 故障 発煙 発火 火災の原因になります 船舶 車両などの振動の多い場所では使用しないでください ユニットクーラーの落下の原因になります 動植物 精密機械および美術品の保持 また 血清 ワクチン 医薬品などを貯蔵しないでください 品質低下の原因になります 凍結の目的では使用しないでください ユニットクーラーは凍結された商品を保存するために使用してください 高温 多湿のものを庫内に入れると 冷凍機の故障 ユニットクーラーの霜付きの原因になることがあります ユニットクーラーの使用範囲を守って使用してください 範囲外の使用は故障の原因になることがあります ご使用の前に2 腐食性ガスが発生しやすい貯蔵物 食品などの貯蔵庫や加工場では 腐食性ガスが発生しやすく このような場所に設置した場合 機器寿命を大幅に縮めることがあります [ 腐食性ガスが発生しやすい貯蔵物の例 ] 寿司 惣菜 パン生地など酢酸 イースト菌を含んだ食品 納豆 豆腐 おから あんこなど豆類とその加工品 ゆで卵 卵焼きなど卵加工品 鮮魚 肉類 ハム 燻製 練り製品など 生ゴミ 堆肥など腐食性雰囲気となるものの保存には 製品のメンテナンスに十分留意し 専門業者により定期的な保守点検を実施されるようにしてください 防食については お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください

ご使用の前に3 安全のため必ずお守りください ( つづき ) 運転中に 空気の吹出口および吸込口に指または棒などを入れないでください 内部で回転しているファンや電気品にあたり ケガの原因になります ユニットクーラーを運転している部屋では引火物を使わないでください ラッカーやペイントなどの可燃性スプレーおよび油 ( 機械油も含む ) の蒸気は発火の原因になります ユニットクーラーの風が直接あたる場所へ燃焼器具を置かないでください 燃焼器具の不完全燃焼の原因になります 庫内で燃焼器具を使用した場合 換気をしてください 換気が不十分な場合は 酸素不足の原因になります 安全装置がたびたび作動したり運転スイッチの作動が確実でない場合は ただちに元電源を切ってください 漏電または過電流の可能性があるため 感電 火災 破裂の原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 異常時 ( こげ臭いなど ) は 運転を停止して 元電源をただちに切ってください 異常のまま運転を続けると故障 感電 火災などの原因になります お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください 不燃性 非毒性 無臭性の安全冷媒 ( フルオロカーボン ) を使用していますが 万一 フルオロカーボンが漏れて火気に触れると有害ガスが発生する原因になります また フルオロカーボンは空気より比重が重いため 床面付近をおおい酸素欠乏の原因になります 万一 フルオロカーボンが漏れたときには ストーブなどの火気を消して床面を掃くようにして換気したうえで お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご連絡ください ユニットクーラーのサービスカバーやファンガードを外したまま運転しないでください ファンが露出して非常に危険です また 電気部品の通電部分に触れると感電の原因になります ユニットクーラーに手を触れないでください 電気ヒーターやドレンパンに直接手を触れると やけど ケガの原因になることがあります また 配管などに直接手を触れると凍傷の原因になることがあります 手を触れる場合は 保護具を必ず着用してください ユニットクーラーの熱交換器フィンや板金の角 端面を手で触れないでください ケガの原因になることがあります ユニットクーラーの下に食品をはじめとした貯蔵物を置かないでください ホコリ 異物 霜の落下により品質低下する恐れがあります また 空気の吹出口 吸込口を塞ぐと風の流れが妨げられ 能力低下 異音 故障の原因になることがあります 修理 移設について ユニットクーラーを修理または移設するときは お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 修理や据え付けに不備があると 感電および火災などの原因になります

安全のため必ずお守りください その他の警告および注意 お手入れの際は 必ず保護具を着用してください 感電 やけど 凍傷 ケガの原因になります お手入れの際は 必ずユニットクーラーの元電源を切ってから作業してください 感電およびケガの原因になります また 元電源を切ってもしばらくは電気ヒーターやドレンパンが高温となっている場合があります 時間をおいてから作業をしてください お手入れの際は 周囲の安全を確認し ユニットクーラーに人を近づけないようにしてください 部品や工具などが落下するとケガの原因になります お手入れの際に 内部に水やスプレー式の洗剤をかけないでください 電気部品に水やスプレー式の洗剤がかかると感電および火災の原因になります 製品および電気配線の改造変更をしないでください 重大事故の原因になります 電源コードを傷つけたり 加工したり 無理に曲げたり 引っ張ったり たばねたりしないでください また 重いものを載せたり 挟み込んだりすると 電源コードが破損し 火災および感電の原因になります お手入れの際は 足場はしっかりしたものを使用してください 転倒およびケガの原因になります また 高所作業時は転倒 落下とならないように命綱などの保護具を身に付けて十分にご留意ください お手入れの際は 電気部品およびコネクターを必ず養生し 水をかけないでください 電気ショートによる感電および火災の原因になります ユニットクーラーの配管内には冷媒が封入されているため高圧になっています 資格者以外は配管接続部をゆるめたり 外したりしないでください 資格者以外が作業をすると重大事故の原因になります 庫内の清掃 消毒について薬品を散布する際は 必ずユニットクーラーの元電源を切って ユニットクーラーにカバーをかけてから作業をしてください 薬品がユニットクーラーにかかると腐食による機器の損傷 ユニットクーラー運転により飛散した薬品をあび ケガをする原因になります ドレンホース 現地施工の塩ビパイプに保温材 ( 断熱材 ) を巻きつけないでください ドレンホース損傷による漏水 ドレンヒーター異常発熱による発煙 火災の原因になります ドレンヒーターは折り重ねないようにドレンホースの内側に挿入してください また 庫外側に出ないようにしてください 異常発熱により 発煙 火災の原因になります 定期的に点検 お手入れを実施してください ユニットクーラーの内部にゴミ ほこりがたまった場合 ドレン排水経路がつまり 水漏れの原因になることがあります 濡れた手で 電気部品に触れないでください また スイッチを操作しないでください 感電の原因になることがあります 配線は電気ヒーターの発熱部や板金端面 配管に接触しないようにしてください 断線 機器損傷の原因になることがあります ドレンホースは確実に排水するよう 配管してください 不確実な場合は 庫内に浸水し 貯蔵物などを濡らす原因になることがあります 点検 お手入れをする場合 適切な工具を使用してください 工具が適切でないと 機器損傷の原因になることがあります また 据え付け 修理は お買い上げの店または専門業者に依頼してください お手入れの際に ベンジン シンナー 洗剤 ( 界面活性剤入り ) などは使用しないでください 腐食による機器損傷の原因になることがあります 庫内の清掃 消毒に薬品を散布した際は 庫内の換気を十分に実施してください 庫内に残留した薬品が気化し 庫内に充満すると機器損傷の原因になることがあります 冷却器フィンに直接手を触れないでください ケガの原因になることがあります 必ず保護具を着用して作業してください また 冷却器フィンは力を入れすぎると変形 破損する原因になることがありますので注意してください ご使用の前に4

ご使用の前に5 各部のなまえと安全注意事項の表示 外観概略お買い上げのユニットクーラーにはお使いになる方が安全にお使いいただくため ユニットクーラー本体に安全注意事項の表示をしています ご使用の際やお手入れの際は安全のため 注意事項を必ずお守りください 標準タイプ 広フィンピッチタイプ 空気吹出口 サービスカバー 電気品箱 安全注意事項 キャビネット 電気箱正面 : 警告表示 ケガの恐れあり指や棒を入れないでください 冷却器 電気ヒーター 冷媒配管には触れないでください やけどをすることがあります 送風機運転中は ファンガードには手を触れないでください ケガをする恐れがあります 冷却器 ドレンパンの保守 点検には手袋を着用してください 清掃時にさまざまな異物や金属部の角に手がふれることによりケガをする恐れがあります 保守 点検時は必ずユニットクーラーの電源を切り 点検中であることを知らせる 掛札 などにより他の人が電源を投入しないような処置を講じてください 重大なケガの原因になります 熱交換器に規定のフルオロカーボン以外の冷媒や空気などを混合させないでください 異常高圧 高温になり 破裂 発火の恐れがあります 電気品箱側面 : アース取付位置表示 ドレンパン 空気吸込口 ( 背面 ) 製品型式の表示箇所 サービスカバーに貼り付けた 仕様銘板に表示しています 機器内部詳細 過熱防止サーモスタット ( 冷蔵用 ( 中温 ) 冷凍用 ( 低温 ) のみ ) 除霜終了サーモスタット ( 冷蔵用 ( 中温 ) 冷凍用 ( 低温 ) のみ ) 送風機 膨張弁 (MOP 付き ) 電磁弁 冷却器 ジャンクションヒーター ファンガードヒーター ( 冷凍用 ( 低温 ) のみ ) 除霜ヒーター ( 冷蔵用 ( 中温 ) 冷凍用 ( 低温 ) のみ ) 膨張弁は冷やし込み時の冷凍機過負荷運転を抑制するため MOP 機能 ( 最高作動圧力 Maximum Operating Pressure) 付きとしています ドレンパンヒーター ( 冷蔵用 ( 中温 ) 冷凍用 ( 低温 ) のみ )

各部のなまえと安全注意事項の表示 外観概略 低風量タイプ キャビネット 電気箱正面 : 警告表示 電気品箱 空気吸込口 ケガの恐れあり指や棒を入れないでください 安全注意事項 冷却器 電気ヒーター 冷媒配管には触れないでください やけどをすることがあります 送風機運転中は ファンガードには手を触れないでください ケガをする恐れがあります 冷却器 ドレンパンの保守 点検には手袋を着用してください 清掃時にさまざまな異物や金属部の角に手がふれることによりケガをする恐れがあります 保守 点検時は必ずユニットクーラーの電源を切り 点検中であることを知らせる 掛札 などにより他の人が電源を投入しないような処置を講じてください 重大なケガの原因になります 熱交換器に規定のフルオロカーボン以外の冷媒や空気などを混合させないでください 異常高圧 高温になり 破裂 発火の恐れがあります 電気品箱側面 : アース取付位置表示 空気吹出口製品型式の表示箇所 サービスカバーに貼り付けた 仕様銘板に表示しています ドレンパン 機器内部詳細 冷却器 除霜ヒーター ( 冷蔵用 ( 中温 ) のみ ) 膨張弁 (MOP 付き ) 電磁弁 ご使用の前に6 送風機 ジャンクションヒーター 除霜終了サーモスタット ( 冷蔵用 ( 中温 ) のみ ) 過熱防止サーモスタット ( 冷蔵用 ( 中温 ) のみ ) 膨張弁は冷やし込み時の冷凍機過負荷運転を抑制するため MOP 機能 ( 最高作動圧力 Maximum Operating Pressure) 付きとしています

ご使用の前に7 上手にお使いいただくために 次の範囲でお使いください 機種区分型式使用庫内温度使用雰囲気 冷蔵用 ( 高温 ) 冷蔵用 ( 中温 ) 冷凍用 ( 低温 ) US-N2H2 ~ US-N16H2 US-N2HT2 ~ US-N10HT2 US-N2MH2 ~ US-N16MH2 US-N2MHT2 ~ US-N10MHT2 US-N3MHP2 ~ US-N10MHP2 US-N2LH2 ~ US-N20LH2 US-N3LHP2 ~ US-N10LHP2 3~15-5~15-35~-5 湿度は 90%RH 以下腐食性ガスの発生がないこと 塗装およびステンレス仕様の場合は以下のとおりとなります カチオン電着塗装仕様 : 型式末尾に (K) を追加 ステンレス仕様 : 型式に S を追加 ( 型式末尾に S2 ) 腐食性雰囲気となるものの保存には ユニットクーラーの防食に十分留意してください また カチオン電着塗装仕様 ステンレス仕様のユニットクーラーでも発錆や腐食に対して万全ではありません 定期的な点検 お手入れを行ってください 使用上のお願い 出入口は開けたままにしない運転効率が悪くなります ユニットクーラーへの結露 着霜の原因になり 除霜不足 不冷になる恐れがあります 換気にも十分注意してください 長期間使用しない場合は電源を OFF とする ジャンクションヒーターなど常時通電となっている電気ヒーターがあります 空気の循環をよくする以下のものは貯蔵しない 運転効率が悪くなります ユニットクーラーの空気吸込口や空気吹出口の前に貯蔵物を置かないでください 冷やし込み主体となる使い方をしない 使用範囲から大きくはずれた高温状態からの冷やし込み時 ( 貯蔵物の冷却 粗熱取り ) は 冷凍機への負荷が過大になり 故障の原因となる恐れがあります 危険物および化学薬品 腐食性ガスが発生するもの 液体 ( 凍結目的 ) 絵画や貴重品 動植物 加湿器や燃焼器具をユニットクーラー空気吸込口の近くで使用しない運転効率が悪くなります ユニットクーラーへの結露 着霜の原因になり 除霜不良 不冷になる恐れがあります 除霜時間 回数を見直す定期的な点検 お手入れを 当社コントローラー SCB HSCB での初期設定は 以下となっています 冷蔵用 ( 高温 ):30 分 / 回 6 回 /1 日冷蔵用 ( 中温 ):40 分 / 回 6 回 /1 日冷凍用 ( 低温 ):40 分 / 回 6 回 /1 日着霜が多い場合は適宜見直すようにしてください 定期的に点検 お手入れをすることで製品を長く安心してご使用いただけます また 万一の故障のときも早期に発見し 専門業者により適切に処置をすることができます お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 修理は専門の業者に依頼する お客様ご自身では修理を行わないでください 資格をもつ専門業者におまかせください

運転のしかた操作方法について ユニットクーラーは冷却器 送風機および各電気ヒーターを搭載した製品となります それらの制御は主に接続されるコントローラー ( 例えば日立コントローラー SCB-20H3) によりますので そちらの取扱説明書をご覧ください 操作方法 制御内容でお問い合わせ ご要望があればお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください お手入れについて ( つづく ) お手入れの際は 必ず保護具を着用してください 感電 やけど 凍傷 ケガの原因になります お手入れの際は 必ずユニットクーラーの元電源を切ってから作業してください 感電およびケガの原因になります また 元電源を切ってもしばらくは電気ヒーターやドレンパンが高温となっている場合があります 時間をおいてから作業をしてください お手入れの際は 周囲の安全を確認し ユニットクーラーに人を近づけないようにしてください 部品や工具などが落下するとケガの原因になります お手入れの際に 内部に水やスプレー式の洗剤をかけないでください 電気品に水やスプレー式の洗剤がかかると感電および火災の原因になります お手入れの際は 足場はしっかりしたものを使用してください 転倒およびケガの原因になります また 高所作業時は転倒 落下とならないように命綱などの保護具を身に付けて十分にご留意ください お手入れの際は 電気部およびコネクターを必ず養生し 水をかけないでください 電気ショートによる感電および火災の原因になります 定期的に点検 お手入れを実施してください ユニットクーラーの内部にゴミ ほこりがたまった場合 ドレン排水経路がつまり 水漏れの原因になることがあります 点検 お手入れをする場合 適切な工具を使用してください 工具が適切でないと 機器損傷の原因になることがあります また 据え付け 修理は お買い上げの店または専門業者に依頼してください お手入れの際に ベンジン シンナー 洗剤 ( 界面活性剤入り ) などは使用しないでください 腐食による機器損傷の原因になることがあります 冷却器フィンに直接手を触れないでください ケガの原因になることがあります 必ず保護具を着用して作業してください また 冷却器フィンは力を入れすぎると変形 破損する原因になることがありますので注意してください お手入れ 保守点検8

お手入れ 保守点検お手入れについて ( つづき ) キャビネットの清掃 ぬるま湯を含ませた柔らかい布を固く絞って拭いてください 汚れがひどい場合中性洗剤をとかしたぬるま湯を柔らかい布にふくませて拭き その後ぬれた布で洗剤が残らないようによく拭きとってください お手入れには柔らかい布を使ってください 力を入れすぎると変形 破損する恐れがありますので注意してください ベンジン シンナー 洗剤 ( 界面活性剤入り ) などを使うと樹脂部分が変色 腐食する原因になることがあります 汚れがひどい場合は中性洗剤をご使用ください 冷却器の清掃 ハケやブラシなどを用いてフィンの目に沿ってほこりや汚れを掃いてください 冷却器フィンは力を入れすぎると変形 破損する原因になることがありますので注意してください 9

お手入れについて ( つづく ) 以下はユニットクーラー内部のお手入れとなります 機器内部の点検 お手入れは専門業者にお任せください 送風機ファンの清掃 ファンガードを固定しているねじを外し 送風機ファンの汚れを布で拭き取ってください 送風機は電気部品ですので水がかからないようにしてください ファン部のみを固く絞った布で拭いてください 水がかかる恐れがある場合は 電気部品およびコネクターは必ず養生してください ドレンパンの清掃 ドレンパンを固定しているねじを外し 内側の汚れを布で拭き取ってください ドレンパンは固定ねじをすべて外さないと開きません ドレンホースを取り外してから作業してください 低風量タイプは送風機をドレンパンに取り付けたまま ドレンパンを取り外してください ドレンホース ドレンヒーターの再取付け冷蔵用 ( 中温 ) 冷凍用 ( 低温 ) では 施工時にドレンヒーターがドレンホース内に取り付けられています お手入れによりドレンホース ドレンヒーターを再取付けする場合は据え付け時と同要領とし 排水チェックまで行ってください ドレンホース 現地施工の塩ビパイプに保温材 ( 断熱材 ) を巻きつけないでください ドレンホース損傷による漏水 ドレンヒーター異常発熱による発煙 火災の原因になります ドレンヒーターは折り重ねないようにドレンホースの内側に挿入してください また 庫外側に出ないようにしてください 異常発熱により 発煙 火災の原因になります 配線は電気ヒーターの発熱部や板金端面 配管に接触しないようにしてください 断線 機器損傷の原因になることがあります ドレンホースは確実に排水するよう 配管してください 不確実な場合は 庫内に浸水し 貯蔵物などを濡らす原因になることがあります お手入れ 保守点検10

お手入れについて ( つづき ) 定期的な点検 お手入れのお願い 定期的に点検 お手入れをすることで製品を長く安心してご使用いただけます また 万一の故障のときも早期に発見し 専門業者により適切に処置をすることができます 点検項目は以下を参考にしてください [ ユニットクーラー本体の点検 ] 本体および各部が異常に振動していませんか 異常音を発していませんか [ 着霜状態の点検 ] 除霜運転終了後において 熱交換器や送風機に霜が残っていませんか [ 庫内環境の点検 ] 庫内は冷えていますか 異臭はしていませんか ドレンホースから漏水していませんか 部品保全周期良好な状態でユニットクーラーをお使いいただくため お客様の行う日常点検 ( キャビネットの清掃など ) 以外に専門技術者による定期的な保守点検を実施してください 標準的な保守点検の定期点検に伴う 保全周期 は下表を目安にされると便利です 表 1 の保全周期は保証期間を示すものではありません 表 1 主要部品の 保全周期 の一覧 部品 保全周期目安 ファンモーター 20,000 時間 電磁弁 20,000 時間 サーモスタット 25,000 時間 電気ヒーター 8 年 ご使用条件頻繁な発停の無い 通常のご使用状態であること ( 注 )1. 表 1 の保全周期は 製品を長く安心してご使用いただくために 保全行為または交換行為が生じるまでの目安時間を示していますので 適切な保全計画 ( 保守点検および部品交換費用の予算化など ) のためにお役立てください 2. 運転状況によっては 保全周期 が異なります 例えば下記の場所で使用される場合には 保全周期 の短縮を考慮する必要があります 温度 湿度の高い場所 またはその変化の激しい場所 電源 ( 電圧 周波数 波形歪みなど ) や負荷変動が大きい場所 振動 衝撃が多い場所 お手入れ 保守点検11 庫内の清掃について 庫内の清掃 消毒で使用する薬品の中には 機器を腐食するものがあります 庫内に薬品を散布する際は 必ずユニットクーラーの元電源を切って ユニットクーラーにカバーをかけてから作業をしてください また 薬品を散布した際は 庫内の換気を十分に実施し 薬品が気化した腐食性ガスが庫内に残留しないようにしてください 頻繁に薬品を散布するようであればお買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談のうえ 防食仕様をご指定ください

故障かなと思ったら ( つづく ) こんなときは故障ではありません 症状原因 運転が止まる 白い霧状の水蒸気が出る 庫内温度が高い状態 または低い状態からの冷やし込みのとき 停電があったとき 除霜運転のとき 冷凍機の保護制御やコントローラーの温度制御が作動したためです 設定温度を見直すか メーカー指定の相談窓口にご相談ください 運転操作を初めからやり直してください なお 約 2 秒までの瞬時停電は 自動的に再運転します 除霜運転中にこのような現象が起こる場合があります 冷却運転の始めや運転の終わりのときに カチッ という音がする 電磁弁が作動している音です 冷媒の流れを弁の開閉により制御します 音が出る 露がつく 冷却運転中に シュー という水の流れる音や ボコボコ という水が沸騰するような音がする 除霜運転の始めや運転の終わりのときに ピシッ という音がする 除霜中に シュー や ボコボコ という水が沸騰するような音がする キャビネットに結露または露が落下する 冷媒が流れる音です 特に冷却運転開始時や圧縮機停止時 ( 約 3 分間 ) に聞こえる場合があります 電気ヒーターが通電されて温度上昇すると 電気ヒーター自身やキャビネットなどが膨張収縮して このような音が発生します 通電された電気ヒーターに霜が接触すると急速に溶解 沸騰され このような音が聞こえる場合があります 高湿度 ( 相対湿度約 80% ) で長時間運転すると結露する場合があります においが出る 冷却運転中 ユニットクーラーから吹き出す風がくさい 除霜運転中 庫内がくさい 貯蔵物のにおいがユニットクーラー内部に付いたためです 庫内空気の入れ替え ユニットクーラー内部のお手入れにより改善する場合があります 庫内雰囲気に内存する揮発性ガスが電気ヒーターにより気化し 庫内に充満したためです 庫内空気の入れ替えにより改善する場合があります いずれの症状も改善がみられなければ お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください お手入れ 保守点検12

故障かなと思ったら ( つづき ) 熱交換器の着霜が多いときは 熱交換器の着霜が多いと運転効率が悪くなります その症状は冷えない 異音がする 運転するがすぐ止まるといった形で現れます 以下の点を見直すことで改善する場合があります 貯蔵物をユニットクーラーから遠ざける貯蔵物の持つ水分 湯気が空気吸込口に入っていませんか 扉の開閉を抑える カーテンを設ける庫外からの水分が庫内に流入していませんか 除霜設定を変更する 1 回当たりの除霜時間 1 日当たりの除霜回数を変更できます 除霜運転後 残霜がないですか 変更の操作方法は接続されるコントローラー ( 例えば日立コントローラー SCB-20H3) の取扱説明書をご覧ください 修理を依頼される前にお調べください 症状調べるところ運転を再開するとき 運転しない 運転するがすぐ止まる 元電源は入っていますか 元電源のヒューズやブレーカーが切れていませんか 元電源を入れてください ヒューズの交換 またはブレーカーを入れてください 再発する場合は お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口へご相談ください 冷凍機の空気吸込口や空気吹出口が紙 空気吸込口や空気吹出口をふさいでいる物を取ビニールなどでふさがれていませんか り除いてください 冷凍機の空気吸込口や空気吹出口の近くに風の妨げになるものがありませんか 風の流れの妨げになっている物を取り除いてください 吹出空気がそのまま空気吸込口に吸い込まれていませんか 熱交換器に着霜 残霜がないですか 運転モードは冷却中ですか 設定温度は適正ですか 庫内環境に合わせ除霜設定を見直してください 除霜中の場合 除霜運転が終了するまでお待ちください 温度調節器の温度を確認してください お手入れ 保守点検13 よく冷えない とびらが開いていませんか お買い上げの店にご連絡のときお知らせください ユニットクーラー 冷凍機の空気吸込口や空気吹出口のまわりに障害物がありませんか 貯蔵物を無理につめ込んでいませんか 1 2 3 とびらを閉めてください 障害物を取り除いてください 貯蔵物の量を見直してください 再発する場合は お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口へご相談ください 型式 - 型式の表示箇所は ( 5 6 ページ ) 故障の症状 - できるだけ詳しく 組み合わせられている冷凍機 コントローラーの症状

保証について 保証書は組み合わせられる冷凍機とともに 記載内容を確認のうえ 大切に保存してください 1. 無償保証期間および範囲無償保証期間は ユニットクーラーお引き渡し後から 1 年間とします 無償保証範囲は 故障した当該部品または当社が交換を認めた部品とします ただし 下記による故障については 保証期間中であっても有償となります 2. 保証できない範囲 1 機種選定 冷凍機装置設計に不具合がある場合据付点検要領書 取扱説明書に記載した指示事項および注意事項を遵守しないで施工したり 冷却負荷に対し明らかに過大過小の能力を持つユニットクーラー 据付点検要領書で指定した制御機器以外を選定し それが起因となり故障に至ったと当社が判断する場合 2 当社指定以外の冷媒 冷凍機油を使用した場合 3 据付工事に不具合がある場合 据付工事中の取扱不良のため損傷または破損した場合 据付配管工事中にサイクル内に異物が入ったと判断される場合 据付配線工事の電気配線不良と判断される場合 当社関係者が工事上の不備を指摘したにもかかわらず改善されなかった場合 各種法規に違反する工事により生じた事故 振動が大きく または運転音が大きいのを承知で運転した場合 軟弱な基礎が原因で起こした場合 4 当社の製品仕様の据え付けにあたって現地改造 付帯工事 移設したことにより生じた事故 または当社製品付属の保護機器を使用せずに事故になった場合 5 自動車 鉄道 船舶など移動式のものに搭載したことが起因して発生した事故の場合 6 運転環境および保守点検に不備があったことによる事故の場合 油 ( 機械油を含む ) 塩分 ( 海岸地帯など ) 硫化ガス ( 温泉地など ) などの腐食性ガスの環境に据え付けたことによる事故 据付場所に起因する事故 ( 風量不足 化学薬品などの特殊環境条件 ) 調整ミスによる事故 ( 膨張弁の過熱度 圧力スイッチの低圧側設定 ) ショートサイクル ( 運転 - 停止それぞれ 5 分以下 ) 運転による事故 メンテナンス不備 ( 蒸発器フィンの目づまり 汚れの点検 掃除 冷凍機油の汚れ点検 交換 ガス漏れに気付かなかった場合など ) 修理作業ミス ( 部品違い 欠品 取付不良 ) 冷媒過充てん 冷媒不足 冷凍機油不足に起因する事故 ( 起動不良 電動機冷却不良 潤滑不良 ) 除霜不良による事故 異常電圧 異常電磁波 生物類の侵入などの外的要因による事故 サイクル内に空気および水分を吸い込んだと判断される場合 7 本製品に指定された蒸発温度 使用庫内温度 使用電圧の範囲を守らなかったことによる事故の場合 8 火災 地震 風水害 落雷 異常気象 その他の天災地変 煤煙 降灰 酸性雨などの外的要因による事故 9 国外で使用した場合 10 その他 ユニットクーラーの据え付け 運転 調整 保守上常識となっている内容を逸脱した工事および使用方法での事故は一切保証できません また いかなる場合でもユニットクーラーの故障に起因した冷却物 営業補償などの二次補償はいたしません したがって 二次災害については警報システム設置 または当社代理店などと相談のうえ 事前に損害保険を掛けるなどで対処してください 警報システムの設置について冷凍設備には電気機能品 配線 または工事用配線と多くのトラブルの要素を含んでいます 万一 漏電遮断器や保護回路が作動した場合に警報システムや 温度管理システムが十分でないと長時間にわたり 冷凍機の運転が停止したままになり 実損の拡大につながります 適切な処置ができるように 警報装置の設置や温度管理システムの確立を計画時点でご検討くださるようお願いいたします お手入れ 保守点検14

移設および廃棄について ユニットクーラーを移動再設置する場合は専門の技術が必要ですので お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 本機は冷媒 R410Aを使用しています 指定冷媒以外の物質を混入させないでください ( 封入されている冷媒の種類は 冷凍機に貼り付けの仕様銘板 注意銘板に記載されています ) ユニットクーラーを長年お使いになったあと廃棄されるときは お買い上げの店またはメーカー指定のお客様ご相談窓口にご相談ください 冷媒回収について 冷凍機 ( 冷凍サイクル ) を廃棄する場合は フロン排出抑制法に基づくフロン回収 運搬 破壊費用が必要です お客様メモ 後日のために記入してお客様にお渡しください お客様がサービスを依頼されるときに お役にたちます お買い上げ店名 電話 ( ) - お買い上げ年月日年月日 販売元 : 105-8410 東京都港区西新橋二丁目 15 番 12 号製造元 : 105-0022 東京都港区海岸一丁目 16 番 1 号 ( ニューピア竹芝サウスタワー ) P5416113 2017 年 10 月 Printed in Japan(SER) 2017 Johnson Controls-Hitachi Air Conditioning Technology (Hong Kong) Ltd.