平成29年度事業計画 _1 (2)

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平成30年度 事業計画書・収支予算書 _01

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により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

中堅 中小企業等の海外展開支援 海外展開戦略等支援事業 59.9 億円 - 専門家による実務相談 海外戦略策定 販路開拓等の総合的支援を実施 中小企業 小規模事業者海外展開戦略支援事業 20.0 億円 - 国内外展示会 商談会等への出展等を支援 ふるさと名物応援事業 30.0 億円 - 農産品等を含

数値目標 平成 29 年 オープンカフェ新規参加店舗数 58 店 6 店 6 店 オリオン市民広場集客数 1,500 人 3,000 人 3,000 人 センターコア歩行者 自転車通行量 ( 平日 ) 1,700 人 1,700 人 1,700 人 5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概

4-(1)-ウ①

目次 平成 29 年度事業計画書第一計画の策定にあたって 1 第二重点事業 2 1. 中小企業の持続的発展 2 (1) 経済情勢 需要動向の把握と提供 2 (2) 中小企業に寄り添っての支援 2 (3) ビジネスチャンスの創出と販路拡大 3 (4) 新たな事業展開の推進 3 (5) 女性の活躍推進

別紙 町田市観光まちづくり リーディングプロジェクト ( 案 ) 町田市

2014 年度事業計画書 2014 年 3 月 25 日 一般社団法人日本テレワーク協会 1

福島復興再生特別措置法の一部を改正する法律 について <1. 特定復興再生拠点区域の復興及び再生を推進するための計画制度の創設 > 従来 帰還困難区域は 将来にわたって居住を制限することを原則とした区域 として設定 平成 29 年 5 月復興庁 地元からの要望や与党からの提言を踏まえ 1 帰還困難区

資 料

姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

中小企業等経営強化法の概要

平成 31 年度 事業計画書

平成 29 年度 事業計画 目次 事業活動方針 1 1 地域産業振興策の推進 2 1 地域産業の活性化に向けた取組み 2 魅力ある地域づくりの推進 3 交流人口の拡大に向けた観光振興への取組み 2 活力ある企業活動へのサポート 4 1 創業 経営革新に向けた取組み 2 事業承継に向けた取組み 3 経

第 2 部 2015 White Paper on Small and Medium Enterprises in Japan 中小企業 小規模事業者のさらなる飛躍

平成 31 年度 事業計画 書 平成 31 年 (2019 年 )4 月 1 日から 2020 年 3 月 31 日まで 一般財団法人明石市産業振興財団

北海道MICE戦略(仮称)

平成 28 年度事業計画 重点事業 Ⅰ. 中小企業 小規模事業者支援の強化 1. 小規模事業者の販路開拓等の取組みの支援 2. 提案型の経営支援 巡回訪問並びに広域支援体制の推進強化 3. 経営発達支援計画の全商工会早期認定 4. 経営発達支援事業の積極的推進 5. 小規模企業振興基本計画の着実な実

東日本大震災発生後 1 年間における仙台市産業振興事業団の企業支援活動 平成 28 年 4 月 18 日 平成 23 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災直後から 1 年間にわたり行ってきた弊財団の活動概要です 詳細は別添の復興支援活動記録をご覧くださいませ ご不明な点がありましたら また平成

渚泊推進対策 平成 29 年 3 月に閣議決定された 観光立国推進基本計画 において 農山漁村滞在型旅行をビジネスとして実施できる体制を持った地域を平成 32 年度までに 500 地域創出することにより 農泊 の推進による農山漁村の所得向上を実現する と位置づけられたところ 農泊 を持続的なビジネス

(2) 熟練技能者等の派遣による若年技能者等に対する実技指導ものづくりマイスター対象職種以外の職種で企業等から実技指導の要請を受けた場合 熟練技能者等を派遣し実施します (3) 学校単位の製作実演のイベント熟練技能者等を小中学校 訓練施設等へ派遣し 製作実演 ものづくり体験等を行う ものづくり体験教

資料 5 総務省提出資料 平成 30 年 12 月 21 日 総務省情報流通行政局

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 鹿嶋市鹿島神宮周辺地区地域再生計画 2 地域再生計画の作成主体の名称 鹿嶋市 3 地域再生計画の区域 鹿嶋市の区域の一部 ( 鹿島神宮周辺地区 ) 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課題 1 後継者不足の問題や商売としての魅力不足によ

第 次石巻市地域情報化基本計画 資料 公共施設予約 イベント等申込システムの整備 生涯学習課体育振興課.5 身近な手続きの電子申請化の推進 公共事業や物品調達に係る電子入札の導入 削除 電子入札は 入札執行に伴う各種手続きを電子メールで行うため 入札会場へ出向くことなく社内に居ながら入札への参加が可

23 歳までの育児のための短時間勤務制度の制度普及率について 2012 年度実績の 58.4% に対し 2013 年度は 57.7% と普及率は 0.7 ポイント低下し 目標の 65% を達成することができなかった 事業所規模別では 30 人以上規模では8 割を超える措置率となっているものの 5~2

NEWS 2020 速報 の一部を改正する法律案 REPORT 総会の様子 2025 GDP 3 02 vol

平成 29 年度事業計画書 重点事業 Ⅰ. 会員の経営力強化に向けた取組み 1. 経営計画策定支援の推進 2. 経営計画策定に向けた商工会 県連職員の人材育成の推進 3. 中小企業 小規模事業者に対する金融支援の強化 4. 円滑な事業承継の推進 5. 小規模企業施策に関する要望活動等の実施 6. 小

学生確保の見通し及び申請者としての取組状況

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 チャリ旅!~ 栃木県北サイクルツーリズム事業 ~ 2 地域再生計画の作成主体の名称大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町 3 地域再生計画の区域大田原市及び矢板市並びに栃木県那須郡那須町の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 地方創生の実現における構造的な課

企業の人材確保支援 中小企業人材支援センターによる採用 定着支援や 障がい者の雇用促進 企業の成長を担うプロ人材の採用支援等により 大阪産業を支える中小企業の人材確保を支援する 大阪働き方改革支援センターの人材確保支援の機能を強化し 大阪人材確保推進会議と協働して製造 運輸 建設の 3 分野を中心に

地域再生計画 1 地域再生計画の名称 DMO による広域観光連携 2 地域再生計画の作成主体の名称 石巻市 東松島市 3 地域再生計画の区域 石巻市及び東松島市の全域 4 地域再生計画の目標 4-1 圏域の現状 2011 年 3 月 11 日に発生した東日本大震災から5 年が経過した これまで 復興

【事例】平成○年度○○カテゴリーに係る全体方針の策定

中井町緑の基本計画(概要版)

各 位 平成 27 年 5 月 11 日 会社名株式会社みちのく銀行代表者名取締役頭取髙田邦洋 ( コード番号 8350 東証第一部 ) 問合せ先経営企画部長須藤慎治 ( ) 第四次中期経営計画の策定について 株式会社みちのく銀行 ( 頭取髙田邦洋 ) は 平成 27 年 4

5 地域再生を図るために行う事業 5-1 全体の概要 棋士のまち加古川 をより幅広く発信するため 市内外の多くの人が 将棋文化にふれる機会や将棋を通じた交流を図ることができる拠点施設を整備するとともに 日本将棋連盟の公式棋戦 加古川青流戦 の開催や将棋を活かした本市独自のソフト事業を展開する 5-2

このまま FAX して下さい FAX 消費税軽減税率対応窓口相談事業 事業計画策定セミナー参加申込書 事業所名 参加者氏名 所在地 TEL FAX 問い合わせ先 : 茂木町商工会担当五味渕 谷島 電話 : FAX:

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貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

Microsoft Word - 基本方針案ver.3.33

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社会的責任に関する円卓会議の役割と協働プロジェクト 1. 役割 本円卓会議の役割は 安全 安心で持続可能な経済社会を実現するために 多様な担い手が様々な課題を 協働の力 で解決するための協働戦略を策定し その実現に向けて行動することにあります この役割を果たすために 現在 以下の担い手の代表等が参加

中小企業海外展開支援大綱の改正について

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民主党 2016 年度定期大会 開催要項 ( 案 ) 1 開催日 2 会場 3 大会構成 4 議案 2

域 ) 域 ) 百万円 ) 百万円 ) の空き の空き 家 空き 家 空き 店舗を利 店舗を利 用したリ 用したリ ノベーシ ノベーシ ョン件数 ョン件数 件 ) 件 ) 居住人口 32,

Microsoft Word _MICE_Q&A(最終案)

併せて 先進事例を統一的なフォーマットでデータベース化する また 意欲ある地域が先進的な取組みを行った人材に 目的に応じて容易に相談できるよう 内閣官房において 各省の人材システムを再点検し 総合的なコンシェルジュ機能を強化する 各種の既存施策に加え 当面 今通常国会に提出を予定している 都市再生法

市町村による創業支援 (手引き)

TRY TRY TRY TRY TRY 5

東部地域の農業 農地の復旧 復興スケジュール 平成 23 年度平成 24 年度平成 25 年度平成 26 年度平成 27 年度 市復興ビジョン 復旧 再生期 発展 創出期 仙台の復興 仮設ポンプ設置 基盤整備対策 がれき撤去 排水機能復旧 ( 排水ポンプ場 排水路の改修等 ) 堆積土砂の除去 除塩事

資料 2-2 成長戦略改訂に向けた地域活性化の取組みについて ( 案 ) 内閣官房地域活性化統合事務局 成長戦略の改訂に向け これまでの施策の成果が実感できない地方において 新たな活力ある地域づくりと地域産業の成長のためのビジョンを提供しその具体化を図る 超高齢化 人口減少社会における持続可能な都市

はじめに は 日本中の中小企業が今よりもっと容易に海外進出を果たす為の仕組みづくりとして 海外進出コンソーシアムを結成します このコンソーシアムは 当社と大手貿易支援企業のパートナー関係を中核とし 貿易に関して得意分野を持つ企業とのコラボレーションにより構成されます Copyright(C) 201

一宮市住宅マスタープラン ~ 住み続けたいまち 住んでみたいまち 人々が生き生きと暮らせるまち ~ 概要版 平成 2 5 年 3 月 一宮市

平成30年度事業計画書(みだし:HP用)

東急不動産ホールディングス 統合報告書2017 4th Chapter 価値創造への戦略

数値目標 事業開始前 ( 現時点 ) 平成 28 年度 (1 年目 ) 平成 29 年度 (2 年目 ) 平成 30 年度 (3 年目 ) 港湾取扱貨物量 556 万トン 4 万トン 0 万トン 20 万トン 観光入込客数 2,899.4 万人回 -9.5 万人回 1.9 万人回 1.9 万人回 7

PowerPoint プレゼンテーション

賛同企業が提供するフィールドのイメージ 資料 年 11 月 20 日 大阪ガス株式会社 ハグミュージアム ( 外観 内観 ) 株式会社タブチ 本社工場 ( 外観 内観 ) 日立造船株式会社 先端情報技術センター ( 外観 内観 ) 以上


8 月 : 新大阪駅周辺地域について 都市再生緊急整備地域の候補となる地域として公表 10 月 : 第 3 回大阪港ベイエリアに関する意見交換会 を開催 11 月 : 旧成人病センター跡地等に関するマーケットリサーチ結果の公表 ( 予定 ) グランドデザイン 大阪都市圏 の推進 淀川沿川の広域連携型

0-1表紙

02 IT 導入のメリットと手順 第 1 章で見てきたように IT 技術は進展していますが ノウハウのある人材の不足やコスト負担など IT 導入に向けたハードルは依然として高く IT 導入はなかなか進んでいないようです 2016 年版中小企業白書では IT 投資の効果を分析していますので 第 2 章

PowerPoint プレゼンテーション

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

Microsoft PowerPoint - 9月末公表(栃木県正社員転換・待遇改善実現プラン)

し環境の整備や 大会 合宿等の誘致 グッズや特産品の物販 体験型観光など スポーツを生かしたにぎわいの創出を進めることにより 交流人口の増加を図るとともに 将来的な市への移住 定住の促進を目指す 事業 スポーツを生かした交流によるにぎわい創設事業 KPI 観光交流客数 地域ブランド調査魅力度全国ラン

スライド 1

第2章 機構及び定員の改正

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市町村における住民自治や住民参加、協働に関する取組状況調査

ラグビーワールドカップ2019及び 東京オリンピック・パラリンピック競技大会に向けた 掛川市の取組基本方針

啓発事業推進 会員サービス関係事業 1. 高年齢者雇用優良事業所 障害者雇用優良事業所 永年勤続障害者の表彰を行う 10 月 2. 推進委員会を開催し 協会事業の企画運営に関する検討 協議を行うとともに 委員相互の交流研鑽を図り 協会の円滑な運営に努める 7 月 10 月 3. 会員企業の雇用の安定

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

1) 3 層構造による進捗管理の仕組みを理解しているか 持続可能な開発に向けた意欲目標としての 17 のゴール より具体的な行動目標としての 169 のターゲット 達成度を計測する評価するインディケーターに基づく進捗管理 2) 目標の設定と管理 優先的に取り組む目標( マテリアリティ ) の設定のプ

2018 年度事業計画書 Ⅰ 基本方針 1. 健康関連分野を取り巻く環境と直近の動向 健康医療分野が政府の日本再興戦略の重点分野に位置づけられ 健康 医療戦略が策定されるなど 予防や健康管理 生活支援サービスの充実 医療 介護技術の進化などにより 成長分野としてマーケットは大きく拡大することが期待さ

まず ひと の暮らしを豊かにするために ものづくりとサービス デザインを組み合わせて新たな製品やサービスを創出するなど 地域の産業集積の強みを活かした中小企業によるイノベーションを促進することである また 環境 エネルギー 健康 医療 福祉 航空宇宙 ロボット等の分野において 異業種連携や新事業展開

平成 27 年度最重点事業計画 Ⅰ. 小規模企業振興基本法を踏まえた小規模企業支援施策の強力な推進 1. 小規模企業振興基本計画の着実な実施のための行動 2. 経営発達支援計画の全商工会早期認定 3. 経営発達支援事業の積極的推進 4. 小規模企業の販路開拓等の取組みの支援 5. 小規模企業振興条例

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資料 ( 文部科学省 ) 第 2 回国と地方のシステム WG 御説明資料 平成 29 年 3 月 6 日スポーツ庁提出資料

(5) 老上西学区 1 まちづくりの方向性 1-1. 生活拠点の形成と交通環境の充実 既存の生活拠点を中心とした 50 戸連坦制度の厳守等により市街地の拡散を抑制するこ とで 利便性の高い生活環境を維持していくものとします 老上西学区は 東側から南側にかけての一帯が市街化区域に含まれ ( 主 ) 大

1 マイキープラットフォーム構想の概要 マイキープラットフォーム構想とはマイナンバーカードのマイキー部分 (IC チップの空きスペースと公的個人認証の部分で 国や地方自治体といった公的機関だけでなく 民間でも活用できるもの ) を活用して マイナンバーカードを公共施設や商店街などに係る各種サービスを

セカンド・サード骨格対照(案)

計画的な再開発が必要な市街地 特に一体的かつ総合的に再開発を促進すべき地区 市町名 名称 再開発の目標 土地の合理的かつ健全な高度利用及び都市機能の更新に関する方針 特に整備課題の集中がみられる地域 ( 課題地域 ) 地区名 西宮市 C-4 浜脇 ( 約 175ha) 居住環境の向上 良好な都市景観

記 Ⅰ. 産業振興 1. 各種産業経済融資の際の信用保証料の補助について各種産業経済融資において金利の一部補助をしていただいていることは 経営環境が厳しい中小 零細企業にとって有益であり大変感謝したい しかしながら 多くの融資利用事業者は 借入時に信用保証協会による保証が必要となり 小規模事業者にと

の復旧状況に関する長期的な見通しを可能な限り明らかにしながら 復旧の段階に 応じた役割の分析を行う 5) 交通事業者ヒアリング調査沿線地域に関係する交通事業者 ( 鉄道事業者 2 社 バス事業者 2 社 タクシー事業者 2 社その他 ) に聞き取り調査を行い 定性的な利用特性や地域の公共交通の問題点

宮城県 競争力のある大規模土地利用型経営体の育成 活動期間 : 平成 27~29 年度 ( 継続中 ) 1. 取組の背景震災により多くの生産基盤が失われ, それに起因する離農や全体的な担い手の減少, 高齢化の進行による生産力の低下が懸念されており, 持続可能な農業生産の展開を可能にする 地域営農シス

様式 重点項目 産業を担う人材確保対策の推進 雇用情勢の改善を背景に 就職相談者の減少が見込まれる中にあっても 本県産業の持続的な発展を図るため 優れた人材を確保していく必要があることから 県内外の学生や若年者をはじめとした幅広い世代 UI ターン希望者に対するきめ細かな支援により 人材確保を図りま

中小企業支援機関の類型 中小企業 小規模事業者の支援機関は商工会 商工会議所から士業まで様々 支援機関において 支援者と支援される側との関係で大別すると 相互に支援しあう メンバーシップ型 支援機関と 支援者と非支援者が明確に区分される 外部型 がある 支援機関 商工会 商工会議所 中小企業団体中央


主な論点 資料 4 1. ワーク ライフ バランスの推進 生産性向上等の観点から 働き方とともに休み方を見直すことの必要性 重要性 (1) 有給休暇取得状況と長時間労働の国際比較 (2) 休暇取得と生産性との関係 (3) 仕事と仕事以外の生活の充実 2. 秋の連休の大型化等を実現する上での課題 (1

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

2 事業の名称及び内容 : 秋田犬 活用による観光地域づくり推進事業 秋田県 1. 秋田犬の里魅力アップ促進事業 (1) 交通機関や施設の受入体制整備 秋田犬の里 の空の玄関である大館能代空港や大館能代空港リムジンバス アクセス鉄道である秋田内陸線等について 案内の多言語化や秋田犬の車両ラッピング

第1号議案                         資料-1

Microsoft PowerPoint 記者発表資料別添(セット)

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平成 29 年度 事業計画書 収支予算書 熊本商工会議所

基本方針 復興元年 復興に向けた確かな一歩を そして成長軌道に 熊本地震から 1 年が経過しようとしており 今後は 20 30 年後の政令市熊本にふさわしい 創造的復興 に向けた全く新しい視点から産学官が英知を結集し 熊本の地理的優位性を最大限に活かした 経済 社会 環境 観光 づくりに取り組む必要がある その為には 復興需要があるこの 2 3 年のうちに安定的な成長軌道に乗せることが重要となり その初年として平成 29 年度を 復興元年 と位置付け 下記の戦略のもと 各事業を展開していく 1 企業の復興に寄り添う伴走型の経営支援の強化 (1) 企業への経営支援の強化 (2) 企業の販路開拓 海外展開の支援 (3)BCP( 事業継続計画 ) の策定支援 2 中小 小規模企業の再興と地域の活力推進 (1) 人材の育成と人手不足への対応 (2) 農商工連携の推進 (3) 健康経営に関する研究 検討 啓発 (4) 福岡商工会議所との連携強化 (5) 会員の増強 3 30 年後の熊本の将来像を描くグランドデザインの策定 (1) 熊本市中心市街地グランドデザインの策定 (2) 九州の交流拠点都市に相応しい都市機能とまちづくりの研究 (3) 魅力あるまちづくりの推進 - 2 -

4 インフラと阿蘇をはじめとする観光地の早期復旧に向けた対応とインバウンド対応の推進 (1) 地域間連携促進による観光戦略の実施 (2) インバウンドへの受け入れ態勢の早急な整備 5 熊本城を復興のシンボルに 2019 年までの熊本城天守閣の再建に向けた支援 (1) 熊本城復興支援金募集活動の促進 6 組織基盤の強化 (1) 各種提言 要望活動の強化 (2) 連携強化 (3) 会議所活動の見える化推進 (4) 組織体制強化 - 3 -

復興元年 復興に向けた確かな一歩を そして成長軌道に 重点テーマとその主要事業 1 企業の復興に寄り添う伴走型の経営支援の強化 商工会議所が持つ機能 ノウハウ 関係機関とのネットワークを十分に活かし 環境変化に対応できる小規模事業者の経営力強化に向けて 認定された経営発達支援計画に基づき 経営革新 事業引継 創業等の支援に積極的に取り組む また 熊本地震からの早期復興に向けた販路開拓支援をはじめ 経済社会環境のグローバル化に伴う中小企業のさらなる成長実現のため 会員企業の国際展開や海外との経済 ビジネス交流等 グローバル対応力強化のための国際化対策推進を図る (1) 企業への経営支援の強化 1 創業支援の推進 2 経営革新および経営力向上計画の策定推進 3 経営力強化のための各種講演会 セミナーの拡充及び専門家の積極的活用 4 中小企業再生支援の拡充 5 事業引継に関する支援の拡充 6 各種助成金の積極的活用と推進 7 消費税軽減税率対応に向けた相談窓口の設置及びセミナー等による周知 8 会員企業訪問の実施 9 経営支援強化のための各種調査の実施 (2) 企業の販路開拓 海外展開の支援 1 くまもと食の魅力発信! 商談会 の実施 ( 東京商工会議所と連携 ) 2 九州食の展示商談会 等への企業参画の推進 3 熊本復興! 肥後逸品ワールドチャレンジ事業 等海外展示商談会の実施 4 海外ビジネス支援窓口の機能強化 ( ジェトロ熊本との連携の促進等 ) (3)BCP( 事業継続計画 ) の策定支援 - 4 -

2 中小 小規模企業の再興と地域の活力推進 人口減少や高齢化など構造的要因による人材不足が慢性化している中 外国人の雇用も含めた産業人材の育成や 労働生産性向上 従業員の意欲向上などを目的とした健康経営の導入に向けた研究 検討 啓発に取り組むとともに 福岡経済界との連携強化 農商工連携等の産業振興 実感できる会員サービスの充実 提供による会員増強の展開に取り組む (1) 人材の育成と人手不足への対応 1 労働力人口減少の抑制とグローバル化等に対応する人材の育成 2 中小企業振興に係る表彰制度の検討 3 各種検定試験の推進 ( 簿記 販売士 ビジネスマネジャー ビジネス実務法務等 ) 4 優秀な人材確保に向けた地元企業の魅力発信 ( 大学 高校との連携による面接会等の実施 ) 5 ブライト企業の認定促進 6 外国人の雇用に関する研究 啓発 7 外国人労働力の受入れ促進 8 人手不足への対応としてのIoT AIの研究 啓発 (2) 農商工連携の推進 (3) 健康経営に関する研究 検討 啓発 1 関係団体と連携した健康経営の普及 推進 (4) 福岡商工会議所との連携強化 1 スポーツなどを通じた福岡経済界との連携強化 (5) 会員の増強 1 会員増強運動の実施 ( 会議所活動の見える化推進 ) 2 会員優待サービスの充実と新規事業の研究開発 3 共済 保険制度への加入促進と福利厚生の充実 4 共済還元事業の実施 5 商工会議所の活用促進に向けた各種交流会の実施 - 5 -

3 30 年後の熊本の将来像を描くグランドデザインの策定 交流人口の誘導 拡大や都市ブランドの確立強化等を目的とした熊本市中心市街地グランドデザインを策定し 30 年後の熊本の将来像を描くとともに 中心市街地における 桜町再開発事業 熊本駅周辺整備事業 下通 NS ビル のビッグプロジェクトを第 3 の成長エンジンと位置づけ 地域発展のけん引力として機能させるため 商店街や関係機関と連携し 各種事業や研究に積極的に取り組み 魅力溢れた広域的交流拠点都市の実現を目指す (1) 熊本市中心市街地グランドデザインの策定 (2) 九州の交流拠点都市に相応しい都市機能とまちづくりの研究 1 熊本駅周辺整備 桜町再開発の推進 2 中心市街地活性化事業 商店街振興等の検証 研究 ( 中心市街地の魅力と賑わい創出 コンパクトシティ実現 ) (3) 魅力あるまちづくりの推進 1 中心商店街等との協働による各種イベントの実施や魅力づくり支援 2 行政 民間団体が取り組むイベントへの協賛 協力 3 熊本市中心市街地活性化協議会及び株式会社まちづくり熊本への協力 4 インフラと阿蘇をはじめとする観光地の早期復旧に向けた対応とインバウンド対応の推進 九州内の商工会議所や各団体との連携による観光戦略の推進と熊本の強みを活かしたインバウンド観光需要を取り込むための対策に取り組む (1) 地域間連携促進による観光戦略の推進 1 観光振興に向けた九州内の商工会議所 行政 DMC 諸団体との連携強化 2 おもてなし力向上の推進 ( 熊本 観光文化検定等の実施 ) (2) インバウンドの受け入れ態勢の早急な整備 1 阿蘇くまもと空港国内線 国際線ターミナルビルの一体的な整備促進 2 免税制度の啓発および免税店拡大の推進 3 外国人観光客とのコミュニケーション手段の検討 - 6 -

5 熊本城を復興のシンボルに 2019 年までの熊本城天守閣の再建に向けた支援 熊本地震で被災した熊本城は 日本有数の文化財であるとともに国内外から多くの観光客が訪れる熊本のシンボルであり 震災復興に欠かすことのできない中核を成すものであることから 2019 年に開催される国際スポーツ大会にあわせた天守閣の再建に向けた支援を実施する (1) 熊本城復興支援金募金活動の促進 6 組織基盤の強化 会員企業の要望 意見を集約するとともに 委員会 部会活動を推進し 地域経済の発展と中小企業振興のため 国 県 市等に対して積極的な提言 要望活動を展開する また熊本経済界の更なる結束はもとより 商工会議所のネットワークを活かした県内外の経済団体との連携を深め 行政や大学 関係諸団体や機関等との連携 交流も強力に推進しつつ熊本の地理的ポテンシャルを活かした九州の一体的な発展と熊本経済の発展を推進する さらに部会の活性化に向けた検討を行い 効果的な広報や積極的な PR 活動をもって 商工会議所の認知度向上を目指すとともに 職員の資質向上を図る (1) 各種提言 要望活動の強化 1 各種提言 要望活動の積極的実施 2 委員会 部会活動を通した課題抽出と意見集約 3 会員企業からの要望 意見の集約 (2) 連携強化 1 熊本経済同友会等の県内経済団体や諸団体との連携強化 2 熊本県 熊本市 熊本大学等との連携強化 3 日本商工会議所 九州商工会議所連合会 熊本県商工会議所連合会との連携強化 4 女性会 青年部活動の推進 (3) 会議所活動の見える化推進 1 会報誌やホームページ等による会議所事業活動の発信 2 地元メディアを中心としたニュースリリースや懇談会等の開催 (4) 組織体制強化 1 商工会議所議員選挙の実施 ( 平成 29 年 10 月 ) 2 部会再編及び活性化に関する検討 3 職員の資質向上 ( 経営支援力の強化等 ) に向けた研修の実施 - 7 -