コミュニケーション サービスの設定

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コミュニケーション サービスの設定 この章は 次の項で構成されています HTTP の設定, 1 ページ SSH の設定, 2 ページ XML API の設定, 3 ページ IPMI の設定, 4 ページ SNMP の設定, 6 ページ HTTP の設定 このタスクを実行するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります [Communications Services] ペインの [Communication Services] タブをクリックします [HTTP Properties] 領域で 次のプロパティを更新します [HTTP/S Enabled] チェックボッ HTTP および HTTPS が CIMC でイネーブルかディセーブルか クス Cisco UCS E シリーズ サーバと Cisco UCS E シリーズ ネットワーク コンピュート エンジンの統合管理コ ントローラ リリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーション ガイド 1

SSH の設定 コミュニケーションサービスの設定 [Redirect HTTP to HTTPS Enabled] チェックボックス イネーブルの場合 HTTP 経由で試行される通信はすべて同等の HTTPS アドレスにリダイレクトされます HTTP をイネーブルにしている場合は このオプションをイネーブルにすることを強く推奨します [HTTP Port] フィールド [HTTPS Port] フィールド [Session Timeout] フィールド HTTP 通信に使用するポート デフォルトは 80 です HTTPS 通信に使用するポート デフォルトは 443 です HTTP 要求の間 CIMC がタイムアウトしてセッションを終了するまで待機する秒数 60 ~ 10,800 の範囲の整数を入力します デフォルトは 1,800 秒です [Max Sessions] フィールド CIMC で許可されている HTTP および HTTPS の同時セッションの最大数 この値は変更できません [Active Sessions] フィールド CIMC で現在実行されている HTTP および HTTPS セッションの数 SSH の設定 SSH を設定するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります [Communications Services] ペインの [Communication Services] タブをクリックします [SSH Properties] 領域で 次のプロパティを更新します 2 Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管 理コントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド

コミュニケーションサービスの設定 XML API の設定 [SSH Enabled] チェックボックス [SSH Port] フィールド [SSH Timeout] フィールド SSH が CIMC でイネーブルかディセーブルか セキュアシェルアクセスに使用するポート デフォルトは 22 です SSH 要求がタイムアウトしたものとシステムが判断するまで待機する秒数 60 ~ 10,800 の範囲の整数を入力します デフォルトは 1,800 秒です [Max Sessions] フィールド CIMC で許可されている SSH の同時セッションの最大数 この値は変更できません [Active Sessions] フィールド CIMC で現在実行されている SSH セッションの数 XML API の設定 CIMC の XML API Cisco CIMC XML Application Programming Interface (API) は E シリーズサーバ対応の CIMC に対するプログラマチックインターフェイスです この API は HTTP または HTTPS 経由で XML ドキュメントを受け取ります XML API に関する詳細については CIMC XML API Programmer s Guide for Cisco UCS E-Series Servers を参照してください XML API のイネーブル化 このタスクを実行するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管理コ ントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド 3

IPMI の設定 コミュニケーションサービスの設定 [Communications Services] ペインの [Communication Services] タブをクリックします [XML API Properties] 領域で 次のプロパティを更新します [XML API Enabled] チェックボックス [Max Sessions] フィールド このサーバで API アクセスが許可されているかどうか CIMC で許可されている API の同時セッションの最大数 この値は変更できません [Active Sessions] フィールド 現在 CIMC で実行されている API セッションの数 IPMI の設定 IPMI over LAN インテリジェントプラットフォーム管理インターフェイス (IPMI) では サーバプラットフォームに組み込まれているサービスプロセッサとのインターフェイスのためのプロトコルを定義しています このサービスプロセッサはベースボード管理コントローラ (BMC) と呼ばれ サーバのマザーボードに存在します BMC は メインプロセッサおよびボード上の他の要素に 簡単なシリアルバスを使用してリンクします 通常動作の間 IPMI は サーバのオペレーティングシステムがシステムヘルスについての情報を取得し システムのハードウェアを制御できるようにします たとえば IPMI を使用すると 温度 ファンの速度 および電圧などのセンサーをモニタして 問題を事前に検出できます サーバの温度が指定されているレベルより高くなった場合 サーバのオペレーティングシステムは BMC に対して ファンの速度を上げたり プロセッサの速度を下げたりして問題に対処するよう指示できます IPMI over LAN の設定 IPMI over LAN は CIMC を IPMI メッセージで管理する場合に設定します 4 Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管 理コントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド

コミュニケーションサービスの設定 IPMI over LAN の設定 このタスクを実行するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります [Communications Services] ペインの [Communication Services] タブをクリックします [IPMI over LAN Properties] 領域で 次のプロパティを更新します [Enabled] チェックボックス [Privilege Level Limit] ドロップダウンリスト このサーバで IPMI アクセスが許可されているかどうか このサーバで IPMI セッションに割り当て可能な最高特権レベル 次のいずれかになります [read-only]:ipmi ユーザは情報を表示できますが 変更することはできません このオプションを選択した場合 Administrator Operator または User ユーザロールを持つ IPMI ユーザが作成できるのは 読み取り専用の IPMI セッションだけです それ以外に所持している IPMI 特権は関係ありません [user]:ipmi ユーザはいくつかの機能を実行できますが 管理タスクは実行できません このオプションを選択した場合 Administrator または Operator ユーザロールを持つ IPMI ユーザがこのサーバで作成できるのは ユーザセッションと読み取り専用セッションだけです [admin]:ipmi ユーザは使用可能なすべてのアクションを実行できます このオプションを選択した場合 Administrator ユーザロールを持つ IPMI ユーザは 管理者 ユーザ および読み取り専用セッションをこのサーバで作成できます [Encryption Key] フィールド IPMI 通信に使用する IPMI 暗号キー Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管理コ ントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド 5

SNMP の設定 コミュニケーションサービスの設定 SNMP の設定 SNMP Cisco UCS E-Series Servers は サーバの設定およびステータスを表示したり SNMP トラップによって障害とアラートを送信したりするために 簡易ネットワーク管理プロトコル (SNMP) をサポートしています CIMC でサポートされている Management Information Base(MIB) ファイルの詳細については 次の URL にある MIB Quick Reference for Cisco UCS を参照してください http://www.cisco.com/en/us/docs/unified_computing/ucs/sw/mib/reference/ucs_mibref.html SNMP プロパティの設定 このタスクを実行するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります [Communications Services] ペインの [SNMP] タブをクリックします [SNMP Properties] 領域で 次のプロパティを更新します [SNMP Enabled] チェックボックス このサーバが指定のホストに SNMP トラップを送信するかどうか ( 注 ) このチェックボックスをオンにしたら SNMP ユーザまたはトラップを設定する前に [Save Changes] をクリックする必要があります [SNMP Port] フィールド サーバが SNMP ホストとの通信に使用するポート この値は変更できません [Access Community String] フィールド CIMC が SNMP ホストに送信するトラップメッセージに含まれるデフォルトの SNMP v1 または v2c コミュニティ名あるいは SNMP v3 ユーザ名 最大 18 文字の文字列を入力します 6 Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管 理コントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド

コミュニケーションサービスの設定 SNMP トラップ設定の指定 [SNMP Community Access] ドロップダウンリスト 次のいずれかになります [Disabled]: このオプションは インベントリテーブルの情報へのアクセスをブロックします [Limited]: このオプションは インベントリテーブルの情報への部分的な読み取りアクセスを提供します [Full]: このオプションは インベントリテーブルの情報へのフル読み取りアクセスを提供します [Trap Community String] フィールド トラップ情報の送信先となる SNMP コミュニティグループの 最大 18 文字の文字列を入力します [System Contact] フィールド SNMP の実装を担当するシステムの連絡先 電子メールアドレスまたはと電話番号など 最大 64 文字の文字列を入力します [System Location] フィールド SNMP エージェント ( サーバ ) が実行するホストの場所 最大 64 文字の文字列を入力します [SNMP Engine ID] フィールド SNMP エンジンの ID 次の作業 SNMP トラップ設定の指定, (7 ページ ) のに従って SNMP トラップ設定を設定します SNMP トラップ設定の指定 プラットフォームイベントアラートをディセーブルにするには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管理コ ントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド 7

SNMP トラップ設定の指定 コミュニケーションサービスの設定 [Communications Services] ペインの [SNMP] タブをクリックします [Trap Destinations] タブをクリックします [Trap Destinations] 領域で 次のいずれかを実行できます トラップの宛先情報を変更する場合は 有効になっている行を選択して [Modify] をクリック します 新しいトラップの宛先を設定する場合は 行を選択して [Add] をクリックします ステップ 6 ( 注 ) フィールドが強調表示されていない場合は [Enabled] を選択します [Trap Details] ダイアログボックスで 次のフィールドに値を入力します [ID] フィールド [Enabled] チェックボックス [System Version] ドロップダウンリスト トラップの宛先 ID この値は変更できません オンにすると このトラップがサーバでアクティブになります トラップに使用される SNMP バージョンおよびモデル 次のいずれかになります V2 V3 [Trap Type] オプションボタン バージョンに [V2] を選択した場合 これが送信するトラップのタイプになります 次のいずれかになります [Trap]: このオプションを選択すると トラップが宛先に送信されますが 通知は受信しません [Inform]: このオプションを選択すると トラップが宛先で受信されたときに通知を受信します [User] ドロップダウンリスト [Trap Destination Adress] フィールド ドロップダウンリストに使用可能なすべてのユーザが表示されます そのリストからユーザを選択します SNMP トラップ情報の送信先の IP アドレス 8 Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管 理コントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド

コミュニケーションサービスの設定 SNMP テストトラップメッセージの送信 Port サーバがトラップの宛先との通信に使用するポート 1 ~ 65535 の範囲内のトラップの宛先のポート番号を入力します ステップ 7 ステップ 8 トラップの宛先を削除する場合は その行を選択して [Delete] をクリックします 確認のプロンプトで [OK] をクリックします SNMP テストトラップメッセージの送信 このタスクを実行するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります ステップ 6 [Communications Services] ペインの [SNMP] タブをクリックします [SNMP] タブをクリックし [Trap Destinations] タブをクリックします [Trap Destinations] 領域で 目的の SNMP トラップ宛先の行を選択します [Send SNMP Test Trap] をクリックします SNMP テストトラップメッセージがトラップ宛先に送信されます ( 注 ) テストメッセージを送信するために トラップは設定済みで イネーブルにされている必要があります SNMP ユーザの設定 このタスクを実行するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管理コ ントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド 9

SNMP ユーザの設定 コミュニケーションサービスの設定 [Communications Services] ペインの [SNMP] タブをクリックします SNMP を有効にします ( 有効ではない場合 ) [SNMP Properties] 領域で [SNMP Enabled] チェックボックスをオンして [Users] 領域の [User Settings] タブで 次のいずれかを実行します テーブルから既存のユーザを選択し [Modify] をクリックします [Add] をクリックして新しいユーザを作成します [SNMP User Details] ダイアログボックス が表示されます ステップ 6 次のプロパティを更新します [ID] フィールド [Name] フィールド [Security Level] ドロップダウンリスト ユーザの固有識別情報 このフィールドは変更できません SNMP ユーザ名 このユーザのセキュリティレベル 次のいずれかになります [no auth, no priv]: このユーザには 許可パスワードもプライバシーパスワードも不要です [auth, no priv]: このユーザには 許可パスワードが必要ですが プライバシーパスワードは不要です このオプションを選択すると CIMC は後述の Auth フィールドをイネーブルにします [auth, priv]: このユーザには 許可パスワードとプライバシーパスワードの両方が必要です このオプションを選択すると CIMC は Auth フィールドおよび Privacy フィールドをイネーブルにします [Auth Type] フィールド 許可タイプ 次のいずれかになります MD5 SHA [Auth Password] フィールド [Confirm Auth Password] フィールド この SNMP ユーザの許可パスワード 確認のための許可パスワードの再入力 10 Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管 理コントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド

コミュニケーションサービスの設定 SNMP ユーザの管理 [Privacy Type] フィールド プライバシータイプ 次のいずれかになります DES AES [Privacy Password] フィールド [Confirm Privacy Password] フィールド この SNMP ユーザのプライバシーパスワード 確認のための許可パスワードの再入力 ステップ 7 ステップ 8 ユーザを削除する場合は ユーザを選択し [Delete] をクリックします 削除の確認プロンプトで [OK] をクリックします SNMP ユーザの管理 このタスクを実行するには admin 権限を持つユーザとしてログインする必要があります [Communications Services] ペインの [SNMP] タブをクリックします [Users] 領域の [User Settings] タブで 次のプロパティを更新します [Add] ボタン [Modify] ボタン [Delete] ボタン テーブル内で使用できる行をクリックし このボタンをクリックして新規の SNMP ユーザを追加します テーブル内で変更するユーザを選択し このボタンをクリックして 選択した SNMP ユーザを変更します テーブル内で削除するユーザを選択し このボタンをクリックして 選択した SNMP ユーザを削除します Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管理コ ントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド 11

SNMP ユーザの管理 コミュニケーションサービスの設定 [ID] カラム [Name] カラム [Auth Type] カラム [Privacy Type] カラム SNMP ユーザに対してシステムが割り当てる識別子 SNMP ユーザ名 ユーザ認証タイプ ユーザプライバシータイプ 12 Cisco UCS E シリーズサーバと Cisco UCS E シリーズネットワークコンピュートエンジンの統合管 理コントローラリリース 3.1.1 GUI コンフィギュレーションガイド