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一防災 減災等に資する国土強靱化基本法案目次第一章総則 第一条 第七条 第二章基本方針等 第八条 第九条 第三章国土強靱化基本計画等 第十条 第十四条 第四章国土強靱化推進本部 第十五条 第二十五条 第五章雑則 第二十六条 第二十八条 附則第一章総則 目的 第一条この法律は 国民生活及び国民経済に甚

二さらに現代社会においては 音楽堂等は 人々の共感と参加を得ることにより 新しい広場 として 地域コミュニティの創造と再生を通じて 地域の発展を支える機能も期待されている また 音楽堂等は 国際化が進む中では 国際文化交流の円滑化を図り 国際社会の発展に寄与する 世界への窓 にもなることが望まれる

サイバーセキュリティ基本法の一部を改正する法律案参照条文(参照法令一覧) サイバーセキュリティ基本法(平成二十六年法律第百四号)1 情報処理の促進に関する法律(昭和四十五年法律第九十号)(抄)10 高度情報通信ネットワーク社会形成基本法(平成十二年法律第百四十四号)(抄)10

一国土強靱化基本法案目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章国土強靱化基本計画等 ( 第七条 第十条 ) 第三章基本的施策 ( 第十一条 第二十三条 ) 第四章国土強靱化戦略本部 ( 第二十四条 第三十三条 ) 第五章国土強靱化国民運動本部等 ( 第三十四条 第三十九条 ) 第六章雑則 ( 第

アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

●アレルギー疾患対策基本法案

道州制基本法案(骨子)

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

条第一項に規定する国際平和協力業務の実施等に関する重要事項九自衛隊法 ( 昭和二十九年法律第百六十五号 ) 第六章に規定する自衛隊の行動に関する重要事項 ( 第四号から前号までに掲げるものを除く ) 十国防に関する重要事項 ( 前各号に掲げるものを除く ) 十一国家安全保障に関する外交政策及び防衛政

新旧対照表

●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

岐阜県手話言語の普及及び障害の特性に応じた意思疎通手段の利用の促進に関 する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 - 第八条 ) 第二章基本的施策の推進 ( 第九条 - 第十六条 ) 附則 ( 前文 ) 手話が言語であることは 障害者の権利に関する条約において世界的に認められており わが国においても

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

一公文書等の管理の適正化の推進に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第五条 ) 第二章基本方針 ( 第六条 第九条 ) 第三章公文書等管理審議会 ( 第十条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 公文書等 ( 公文書等の管理に関する法律 ( 平成二十一年法律第六十六号 以

則な食事 肥満や生活習慣病の増加 過度の痩身志向などの問題に加え 新たな 食 の安全上の問題や 食 の海外への依存の問題が生じており 食 に関する情報が社会に氾濫する中で 人々は 食生活の改善の面からも 食 の安全の確保の面からも 自ら 食 のあり方を学ぶことが求められている また 豊かな緑と水に恵

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●空家等対策の推進に関する特別措置法案

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

日本学術会議法

2 政府は 必要があると認めるときは 予算で定める金額の範囲内において 機構に追加して出資することができる 3 機構は 前項の規定による政府の出資があったときは その出資額により資本金を増加するものとする 第二章役員及び職員 ( 役員 ) 第六条機構に 役員として その長である理事長及び監事二人を置

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二頁第三条第三項中 国家公安委員会 を 前項に定めるもののほか 国家公安委員会 に改め 同項を同条第五項とし 同条第二項の次に次の二項を加える 3国家公安委員会は 毎年 犯罪による収益の移転に係る手口その他の犯罪による収益の移転の状況に関する調査及び分析を行った上で 特定事業者その他の事業者が行う取

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大泉町手話言語条例逐条解説 前文 手話は 手指の動きや表情を使って視覚的に表現する言語であり ろう者が物事を考え 意思疎通を図り お互いの気持ちを理解しあうための大切な手段として受け継がれてきた しかし これまで手話が言語として認められてこなかったことや 手話を使用することができる環境が整えられてこ

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安全管理規程

第2章

- 1 - 公共建築物等における木材の利用の促進に関する法律目次第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章公共建築物における木材の利用の促進に関する施策 ( 第七条 第十六条 ) 第三章公共建築物における木材の利用以外の木材の利用の促進に関する施策 ( 第十七条 第二十条 ) 附則第一章総則 ( 目

横浜市市民活動推進条例の全部改正

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

テロ対策海上阻止活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案要綱

第八条理事は 理事長の定めるところにより 理事長を補佐して機構の業務を掌理する 2 通則法第十九条第二項の個別法で定める役員は 理事とする ただし 理事が置かれていないときは 監事とする 3 前項ただし書の場合において 通則法第十九条第二項の規定により理事長の職務を代理し又はその職務を行う監事は そ

一公職の候補者となる労働者の雇用の継続の確保のための立候補休暇に関する法律案目次第一章総則 ( 第一条 第二条 ) 第二章立候補休暇 ( 第三条 第六条 ) 第三章雑則 ( 第七条 第九条 ) 附則第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 立候補休暇の制度を設けることにより 公職の候補者となる労働

一性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する法律案要綱第一総則一目的この法律は 全ての国民が その性的指向又は性自認にかかわらず 等しく基本的人権を享有するかけがえのない個人として尊重されるものであるとの理念にのっとり 性的指向又は性自認を理由とする差別の解消等の推進に関する基本的な事

PowerPoint プレゼンテーション

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山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 平成二十八年山梨県告示第九十九号 ) 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針を次のとおり定める 平成二十八年三月二十四日 山梨県知事 後 藤 斎 山梨県世界遺産富士山景観評価等技術指針 ( 趣旨 ) 第一条 この技術指針は 山梨県世界遺産富士山の保全に係る

個人情報の保護に関する規程(案)

法律第三十三号(平二一・五・一)

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インド洋におけるテロ対策海上阻止活動及び海賊行為等対処活動に対する補給支援活動の実施に関する特別措置法案要綱

日本学術会議会則

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五有価証券 ( 証券取引法第二条第一項に規定する有価証券又は同条第二項の規定により有価証券とみなされる権利をいう ) を取得させる行為 ( 代理又は媒介に該当するもの並びに同条第十七項に規定する有価証券先物取引 ( 第十号において 有価証券先物取引 という ) 及び同条第二十一項に規定する有価証券先

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第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

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情報システムセキュリティ規程

( 常任本部会議の設置等 ) 第 9 条本部に常任本部会議を設置する 2 常任本部会議は 委員長 副委員長及び委員で組織する 3 委員長は 第 11 条第 1 項に規定する最高情報統括責任者をもって充てる 4 委員長は 常任本部会議の事務を総理する 5 副委員長は ICTに関する事務を分掌するプロジ

メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

- 2 - 項五その他本会の目的を達成するために必要な事項(役員)第五条本会に次の役員を置く 会長一名副会長七名以内理事七名監事三名(役員の任期)第六条役員の任期は 二年とする ただし 任期満了後も 新役員が選任されるまでの間は 引き続きその職務を行うものとする 2補欠により選任された役員の任期は

二という )であって 研究開発等 研究開発であって公募によるものに係る業務又は科学技術に関する啓発及び知識の普及に係る業務を行うもののうち重要なものとして別表第一に掲げるものをいう 9~(略)(研究開発等に係る運営及び管理に係る業務に関する専門的な知識及び能力を有する人材の確保等の支援)第十条の二国

アレルギー疾患対策基本法の施行について

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も少なくありません こうした状況に鑑み 舞鶴市は 言語としての手話の普及及び障害の特性に応じたコミュニケーション手段の利用の促進を図ることにより 全ての市民が障害の有無によって分け隔てられることなく 自分らしく安心して暮らすことができる地域社会を実現するため この条例を制定するものです 2. 条例の

●租税特別措置の適用状況の透明化等に関する法律案

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

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Microsoft Word - H290324優先的検討規程(裁定).docx

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●生活保護法等の一部を改正する法律案

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によっては認識することができない方式で作られる記録であって 電子計算機による情報処理の用に供されるものをいう 二及び三において同じ )をいうものとすること 二この法律において 電子契約 とは 事業者が一方の当事者となる契約であって 電子情報処理組織を使用する方法その他の情報通信の技術を利用する方法に

●東南海・南海地震に係る地震防災対策の推進に関する特別措置法の一部を改正する法律案

安全保障会議 ( 現行 ) の概要 ( 構成 ) 委員長 : 内閣官房長官 委 安全保障会議 ( 構成 ) 議長 : 内閣総理大臣 事態対処専門委員会 内閣総理大臣の諮問に基づき 以下の事項を審議 国防の基本方針 防衛計画の大綱 対処基本方針 武力攻撃事態 / 周辺事態等への対処 / 自衛隊法第 3

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

個人情報保護規程

新旧対照表

部局名 : 大臣官房拉致被害者等支援担当室 EBPM 対象事業名 : 拉致被害者等の支援に必要な経費 1 課題把握 目標設定 北朝鮮当局による未曽有の国家的犯罪行為によって拉致された被害者が 本邦 に帰国することができずに北朝鮮に居住することを余儀なくされるとともに 本邦における生活基盤を失ったこと

個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

5 改正条文の書式

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事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

独立行政法人教職員支援機構法

国立病院機構熊本医療センターボランティア 活動受入規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 国立病院機構熊本医療センター ( 以下 病院 という ) においてボランティア活動を希望する個人又は団体を広く受け入れ円滑に活動できるよう支援し 地域社会とともに患者さまを側面から支援し 病院での療養生活を充実

包括規定 案

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新旧対照条文

外務省訓令第 19 号外交記録公開に関する規則の全部を改正する訓令を次のように定める 平成 24 年 8 月 10 日外務大臣玄葉光一郎外交記録公開に関する規則 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 外交記録が 国民共有の知的資源として 主権者である国民が主体的に利用し得るものであることに鑑み 作成又

かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

Taro-睦木電機の環境方針

厚生年金保険の保険給付及び国民年金の給付の支払の遅延に係る加算金の支給に関する法律

資料4_1いじめ防止対策推進法(概要)

( 道民等の役割 ) 第 6 条道民 事業者及び関係団体 ( 以下 道民等 という ) は 基本理念に基づき 障がい及び障がい者に対する理解を深めるとともに 暮らしやすい地域づくりを推進するための施策に協力するよう努めるものとする ( 情報の提供 ) 第 7 条道及び障がい者に係る情報を有するものは

万八千六百円 ) 3 現に機関登録を受けている者が他の機関登録を受けようとする場合における法第十四条第一項の政令で定める額は 前二項の規定にかかわらず 同条第一項の農林水産省令で定める各区分について 当該各区分が次の各号に掲げる区分のいずれに該当するかに応じ当該各号に定める額とする 一法第二条第二項

前項に規定する事項のうち当該被験薬の治験薬概要書から予測できないもの に改め 同項を同条第三項とし 同条第一項の次に次の一項を加える 2治験依頼者は 被験薬について法第八十条の二第六項に規定する事項を知ったときは その発現症例一覧等を当該被験薬ごとに 当該被験薬について初めて治験の計画を届け出た日等

( 権限の委任等 ) 第十五条内閣総理大臣は, この法律の規定による権限 ( 政令で定めるものを除く ) を消費者庁長官に委任する 2 及び3 略 4 この法律に規定する農林水産大臣の権限に属する事務の一部は, 政令で定めるところにより, 都道府県知事又は地方自治法 ( 昭和二十二年法律第六十七号

福利厚生基本計画

Microsoft Word - 子ども若者プラン原稿参考資料.doc

資料 4 医療等に関する個人情報 の範囲について 検討事項 医療等分野において情報の利活用と保護を推進する観点から 医療等に関する個人情報 の範囲をどのように定めるべきか 個別法の対象となる個人情報としては まずは 医療機関などにおいて取り扱われる個人情報が考えられるが そのほかに 介護関係 保健関

る 連合会は 管理運用の方針の策定及び変更等退職等年金給付調整積立金の管理及び運用に係る専門的事項を検討する場合には 資金運用委員会の専門的知見を活用する 3 退職等年金給付調整積立金の管理及び運用におけるリスク管理連合会は 連合会を除く管理運用機関 ( 組合 市町村連合会及び連合会をいう 以下同じ

の業務について派遣先が九の 1 に抵触することとなる最初の日 六派遣先への通知 1 派遣元事業主は 労働者派遣をするときは 当該労働者派遣に係る派遣労働者が九の 1の ( 二 ) の厚生労働省令で定める者であるか否かの別についても派遣先に通知しなければならないものとすること ( 第三十五条第一項関係

規制の事前評価の実施に関するガイドライン(素案)

Microsoft PowerPoint - 参考資料2

総務省独立行政法人評価委員会議事規則 総務省独立行政法人評価委員会令 ( 平成十二年政令第三百十八号 以下 委員会令 という ) 第十条の規定に基づき 総務省独立行政法人評価委員会議事規則を次のように定める 平成十三年二月二十七日総務省独立行政法人評価委員会委員長 ( 目的 ) 第一条総務省独立行政

Transcription:

(1) 宇宙基本法 ( 平成二十年五月二十八日法律第四十三号 ) 第一章総則 ( 目的 ) 第一条この法律は 科学技術の進展その他の内外の諸情勢の変化に伴い 宇宙の開発及び利用 ( 以下 宇宙開発利用 という ) の重要性が増大していることにかんがみ 日本国憲法の平和主義の理念を踏まえ 環境との調和に配慮しつつ 我が国において宇宙開発利用の果たす役割を拡大するため 宇宙開発利用に関し 基本理念及びその実現を図るために基本となる事項を定め 国の責務等を明らかにし 並びに宇宙基本計画の作成について定めるとともに 宇宙開発戦略本部を設置すること等により 宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって国民生活の向上及び経済社会の発展に寄与するとともに 世界の平和及び人類の福祉の向上に貢献することを目的とする ( 宇宙の平和的利用 ) 第二条宇宙開発利用は 月その他の天体を含む宇宙空間の探査及び利用における国家活動を律する原則に関する条約等の宇宙開発利用に関する条約その他の国際約束の定めるところに従い 日本国憲法の平和主義の理念にのっとり 行われるものとする ( 国民生活の向上等 ) 第三条宇宙開発利用は 国民生活の向上 安全で安心して暮らせる社会の形成 災害 貧困その他の人間の生存及び生活に対する様々な脅威の除去 国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障に資するよう行われなければならない ( 産業の振興 ) 第四条宇宙開発利用は 宇宙開発利用の積極的かつ計画的な推進 宇宙開発利用に関する研究開発の成果の円滑な企業化等により 我が国の宇宙産業その他の産業の技術力及び国際競争力の強化をもたらし もって我が国産業の振興に資するよう行われなければならない ( 人類社会の発展 ) 第五条宇宙開発利用は 宇宙に係る知識の集積が人類にとっての知的資産であることにかんがみ 先端的な宇宙開発利用の推進及び宇宙科学の振興等により 人類の宇宙への夢の実現及び人類社会の発展に資するよう行われなければならない ( 国際協力等 ) 第六条宇宙開発利用は 宇宙開発利用に関する国際協力 宇宙開発利用に関する外交等を積極的に推進することにより 我が国の国際社会における役割を積極的に果たすとともに 国際社会における我が国の利益の増進に資するよう行われなければならない

( 環境への配慮 ) 第七条宇宙開発利用は 宇宙開発利用が環境に及ぼす影響に配慮して行われなければならない ( 国の責務 ) 第八条国は 第二条から前条までに定める宇宙開発利用に関する基本理念 ( 以下 基本理念 という ) にのっとり 宇宙開発利用に関する総合的な施策を策定し 及び実施する責務を有する ( 地方公共団体の努力義務 ) 第九条地方公共団体は 基本理念にのっとり 宇宙開発利用に関し 国との適切な役割分担を踏まえて その地方公共団体の区域の特性を生かした自主的な施策を策定し 及び実施するよう努めなければならない ( 連携の強化 ) 第十条国は 国 地方公共団体 大学 民間事業者等が相互に連携を図りながら協力することにより 宇宙開発利用の効果的な推進が図られることにかんがみ これらの者の間の連携の強化に必要な施策を講ずるものとする ( 法制上の措置等 ) 第十一条政府は 宇宙開発利用に関する施策を実施するため必要な法制上 財政上 税制上又は金融上の措置その他の措置を講じなければならない ( 行政組織の整備等 ) 第十二条国は 宇宙開発利用に関する施策を講ずるにつき 行政組織の整備及び行政運営の改善に努めるものとする 第二章基本的施策 ( 国民生活の向上等に資する人工衛星の利用 ) 第十三条国は 国民生活の向上 安全で安心して暮らせる社会の形成並びに災害 貧困その他の人間の生存及び生活に対する様々な脅威の除去に資するため 人工衛星を利用した安定的な情報通信ネットワーク 観測に関する情報システム 測位に関する情報システム等の整備の推進その他の必要な施策を講ずるものとする ( 国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障 ) 第十四条国は 国際社会の平和及び安全の確保並びに我が国の安全保障に資する宇宙開発利用を推進するため 必要な施策を講ずるものとする ( 人工衛星等の自立的な打上げ等 ) 第十五条国は 人工衛星等の開発 打上げ 追跡及び運用を自立的に行う能力を我が国が有することの重要性にかんがみ これらに必要な機器 ( 部品を含む ) 技術等の研究開発の推進及び設備 施設等の整備 我が国が宇宙開発利用に関し使用できる周波数の確保その他の必要な施策を講ずるものとする

( 民間事業者による宇宙開発利用の促進 ) 第十六条国は 宇宙開発利用において民間が果たす役割の重要性にかんがみ 民間における宇宙開発利用に関する事業活動 ( 研究開発を含む ) を促進し 我が国の宇宙産業その他の産業の技術力及び国際競争力の強化を図るため 自ら宇宙開発利用に係る事業を行うに際しては 民間事業者の能力を活用し 物品及び役務の調達を計画的に行うよう配慮するとともに 打上げ射場 ( ロケットの打上げを行う施設をいう ) 試験研究設備その他の設備及び施設等の整備 宇宙開発利用に関する研究開発の成果の民間事業者への移転の促進 民間における宇宙開発利用に関する研究開発の成果の企業化の促進 宇宙開発利用に関する事業への民間事業者による投資を容易にするための税制上及び金融上の措置その他の必要な施策を講ずるものとする ( 信頼性の維持及び向上 ) 第十七条国は 宇宙開発利用に関する技術の信頼性の維持及び向上を図ることの重要性にかんがみ 宇宙開発利用に関する基礎研究及び基盤的技術の研究開発の推進その他の必要な施策を講ずるものとする ( 先端的な宇宙開発利用等の推進 ) 第十八条国は 宇宙の探査等の先端的な宇宙開発利用及び宇宙科学に関する学術研究等を推進するために必要な施策を講ずるものとする ( 国際協力の推進等 ) 第十九条国は 宇宙開発利用の分野において 我が国の国際社会における役割を積極的に果たすとともに 国際社会における我が国の利益を増進するため 宇宙開発利用に関し 研究開発のための国際的な連携 国際的な技術協力その他の国際協力を推進するとともに 我が国の宇宙開発利用に対する諸外国の理解を深めるために必要な施策を講ずるものとする ( 環境の保全 ) 第二十条国は 環境との調和に配慮した宇宙開発利用を推進するために必要な施策を講ずるものとする 2 国は 宇宙の環境を保全するための国際的な連携を確保するように努めるものとする ( 人材の確保等 ) 第二十一条国は 宇宙開発利用を推進するため 大学 民間事業者等と緊密な連携協力を図りながら 宇宙開発利用に係る人材の確保 養成及び資質の向上のために必要な施策を講ずるものとする ( 教育及び学習の振興等 ) 第二十二条国は 国民が広く宇宙開発利用に関する理解と関心を深めるよう 宇宙開発利用に関する教育及び学習の振興 広報活動の充実その他の必要な施策を講ずるものとする ( 宇宙開発利用に関する情報の管理 ) 第二十三条国は 宇宙開発利用の特性にかんがみ 宇宙開発利用に関する情報の適切な管理のために必要な施策を講ずるものとする

第三章宇宙基本計画 第二十四条宇宙開発戦略本部は 宇宙開発利用に関する施策の総合的かつ計画的な推進を図るため 宇宙開発利用に関する基本的な計画 ( 以下 宇宙基本計画 という ) を作成しなければならない 2 宇宙基本計画は 次に掲げる事項について定めるものとする 一宇宙開発利用の推進に関する基本的な方針 二宇宙開発利用に関し政府が総合的かつ計画的に実施すべき施策 三前二号に定めるもののほか 宇宙開発利用に関する施策を政府が総合的かつ計画的に推進するために必要な事項 3 宇宙基本計画に定める施策については 原則として 当該施策の具体的な目標及びその達成の期間を定めるものとする 4 宇宙開発戦略本部は 第一項の規定により宇宙基本計画を作成したときは 遅滞なく これをインターネットの利用その他適切な方法により公表しなければならない 5 宇宙開発戦略本部は 適時に 第三項の規定により定める目標の達成状況を調査し その結果をインターネットの利用その他適切な方法により公表しなければならない 6 宇宙開発戦略本部は 宇宙開発利用の進展の状況 政府が宇宙開発利用に関して講じた施策の効果等を勘案して 適宜 宇宙基本計画に検討を加え 必要があると認めるときには これを変更しなければならない この場合においては 第四項の規定を準用する 7 政府は 宇宙基本計画について その実施に要する経費に関し必要な資金の確保を図るため 毎年度 国の財政の許す範囲内で これを予算に計上する等その円滑な実施に必要な措置を講ずるよう努めなければならない 第四章宇宙開発戦略本部 ( 設置 ) 第二十五条宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ計画的に推進するため 内閣に 宇宙開発戦略本部 ( 以下 本部 という ) を置く ( 所掌事務 ) 第二十六条本部は 次に掲げる事務をつかさどる 一宇宙基本計画を作成し 及びその実施を推進すること 二前号に掲げるもののほか 宇宙開発利用に関する施策で重要なものの企画に関する調査審議 その施策の実施の推進及び総合調整に関すること ( 組織 ) 第二十七条本部は 宇宙開発戦略本部長 宇宙開発戦略副本部長及び宇宙開発戦略本部員をもって組織する ( 宇宙開発戦略本部長 ) 第二十八条本部の長は 宇宙開発戦略本部長 ( 以下 本部長 という ) とし 内閣総理大臣をもって充てる 2 本部長は 本部の事務を総括し 所部の職員を指揮監督する

( 宇宙開発戦略副本部長 ) 第二十九条本部に 宇宙開発戦略副本部長 ( 以下 副本部長 という ) を置き 内閣官房長官及び宇宙開発担当大臣 ( 内閣総理大臣の命を受けて 宇宙開発利用に関し内閣総理大臣を助けることをその職務とする国務大臣をいう ) をもって充てる 2 副本部長は 本部長の職務を助ける ( 宇宙開発戦略本部員 ) 第三十条本部に 宇宙開発戦略本部員 ( 以下 本部員 という ) を置く 2 本部員は 本部長及び副本部長以外のすべての国務大臣をもって充てる ( 資料の提出その他の協力 ) 第三十一条本部は その所掌事務を遂行するため必要があると認めるときは 関係行政機関 地方公共団体及び独立行政法人 ( 独立行政法人通則法 ( 平成十一年法律第百三号 ) 第二条第一項に規定する独立行政法人をいう ) の長並びに特殊法人 ( 法律により直接に設立された法人又は特別の法律により特別の設立行為をもって設立された法人であって 総務省設置法 ( 平成十一年法律第九十一号 ) 第四条第十五号の規定の適用を受けるものをいう ) の代表者に対して 資料の提出 意見の開陳 説明その他必要な協力を求めることができる 2 本部は その所掌事務を遂行するため特に必要があると認めるときは 前項に規定する者以外の者に対しても 必要な協力を依頼することができる ( 事務 ) 第三十二条本部に関する事務は 内閣官房において処理し 命を受けて内閣官房副長官補が掌理する ( 主任の大臣 ) 第三十三条本部に係る事項については 内閣法 ( 昭和二十二年法律第五号 ) にいう主任の大臣は 内閣総理大臣とする ( 政令への委任 ) 第三十四条この法律に定めるもののほか 本部に関し必要な事項は 政令で定める 第五章宇宙活動に関する法制の整備 第三十五条政府は 宇宙活動に係る規制その他の宇宙開発利用に関する条約その他の国際約束を実施するために必要な事項等に関する法制の整備を総合的 計画的かつ速やかに実施しなければならない 2 前項の法制の整備は 国際社会における我が国の利益の増進及び民間における宇宙開発利用の推進に資するよう行われるものとする

附則 ( 施行期日 ) 第一条この法律は 公布の日から起算して三月を超えない範囲内において政令で定める日から施行する ( 本部に関する事務の処理を内閣府に行わせるための法制の整備等 ) 第二条政府は この法律の施行後一年を目途として 本部に関する事務の処理を内閣府に行わせるために必要な法制の整備その他の措置を講ずるものとする ( 独立行政法人宇宙航空研究開発機構等に関する検討 ) 第三条政府は この法律の施行後一年を目途として 独立行政法人宇宙航空研究開発機構その他の宇宙開発利用に関する機関について その目的 機能 業務の範囲 組織形態の在り方 当該機関を所管する行政機関等について検討を加え 見直しを行うものとする ( 宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ一体的に推進するための行政組織の在り方等の検討 ) 第四条政府は 宇宙開発利用に関する施策を総合的かつ一体的に推進するための行政組織の在り方等について検討を加え その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする