Microsoft Word - 荏原製作所グリーン調達ガイドライン

Similar documents
〔表紙〕

Microsoft PowerPoint - J_Bussiness_partners_slide_Ver10.pptx

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

目次 ページ 1. 目的 適用範囲 グリーン調達基準 購入先さまへの要求事項 環境マネジメントシステムの取り組み 納入品の環境負荷の低減 グリーン調達の運用について 使用禁止物質の概要

説明資料目次 1 1. ランク指針改定内容 2. 購入先様へのお願い事項

目次 1. 適合保証書を作成するまでの流れ 2 2. 利 環境 3 3. ツールのダウンロード 4 4. ツールを開く 物品情報 を します 基本情報 を します 保証の対象とする物質数 を選択します 保証の対象とする物質と基準 を選択

リオン グリーン調達ガイドラインv2.00

更新履歴 V 年 07 月 27 日 初版 V 年 06 月 27 日 保証の対象とする物質数の選択 V 年 08 月 26 日 誤記修正 <V2.1> で示す V 年 08 月 24 日 1) 除外用途細分化への対応 2) 保証の対象

<4D F736F F D D BB95698ADC974C89BB8A7795A88EBF8AC7979D91CE899E834B >

付属書Ⅰ 取引先様取組み評価書

人 そして人の未来を大切にします グリーン調達ガイドライン 中央電子株式会社

目次 1 はじめに 適用範囲 用語の説明 お取引先様に対して要求する必須条件 調達品に対して要求する必須条件 グリーン調達品の定義 グリーン調達の基準 グリーン調達の取り組み状況調査 附則..

Nitto グループ グリーン調達基準書 2017 年 10 月 31 日改定第六版 Nitto グループ 1

改正RoHS指令の動向と新規対象物質の分析方法について

イビデングリーン調達基準書

ISO9001:2015規格要求事項解説テキスト(サンプル) 株式会社ハピネックス提供資料

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス

「環境管理物質」調査回答要領Ver9.0


Microsoft PowerPoint RoHS指令.pptx

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省

ISO9001:2015内部監査チェックリスト

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

頁 2 / 7 1. 使用禁止物質 (NA) 関係法令等で使用が制限されている または弊社が使用不適切であると考える物質です 適合証明方法 使用禁止物質不使用保証書 を 納入仕様書 に添付 NA01 カドミウムおよびその化合物 デンマークカドミウム規制 0.01 wt% NA02 六価クロム化合物

はじめに 近年 気候変動 生物多様性 水やエネルギー資源の枯渇など様々な環境問題に対応するため 環境保全の取り組みがますます重要になってまいりました YOKOGAWA グループは かけがえのない地球の環境保全が人類共通の最重要課題であることを認識し 企業活動と地球環境との調和をはかる環境経営の取り組

PowerPoint プレゼンテーション

<93648CB C982A882AF82E98AC28BAB934B8D878B5A8F70>

2017 年 1 月 18 日 植物由来プラスチック 合成繊維を対象に含む商品類型における 認定基準の部分的な改定について 公益財団法人日本環境協会 エコマーク事務局 1. 改定の概要エコマークでは 植物由来プラスチック 合成繊維に関して 2014 年から調査を行い 2015 年 4 月に エコマー

1

NTTドコモ グリーン調達ガイドライン 2018年1月改定版

寺島木工株式会社事業概要 商号 代表者 創業 所在地 連絡先 環境管理責任者 担当者 事業内容 取扱商品 機械設備 資本金 従業員数 主要取引銀行 主な納品先 所属組合 敷地面積 建築面積 寺島木工株式会社 代表取締役社長寺島秀雄 昭和 22 年 3 月 31 日 本社 : 工場

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

セーレングループ環境データ集 2018

スズキ グリーン調達ガイドライン スズキ株式会社

JISQ 原案(本体)

グリーン調達ガイドライン

<4D F736F F D20939D8D87837D836A B B816996E BB8DEC8F8A816A F90BB8DEC E646F63>

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

Microsoft Word - kaitei_117_122_132_142_ doc

PowerPoint プレゼンテーション

テンパール工業株式会社 本店

化学物質管理基準書

Microsoft Word - .A.X.x.X.g...m.i.m.....j.doc

品質マニュアル

CONTENTS

2011_11_router_1122

はじめに.indd

特定個人情報の取扱いの対応について

IR用小冊子200611流し込み

npg2018JP_1011

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

どのような便益があり得るか? より重要な ( ハイリスクの ) プロセス及びそれらのアウトプットに焦点が当たる 相互に依存するプロセスについての理解 定義及び統合が改善される プロセス及びマネジメントシステム全体の計画策定 実施 確認及び改善の体系的なマネジメント 資源の有効利用及び説明責任の強化

1. 日立グループ行動規範と環境活動への取り組み 日立グループは創業以来の 企業行動基準 を軸として企業活動を行ってきました この普遍的な日立の精神を土台とし グローバル社会から期待される 企業の社会的責任 (CSR) に応えるため 2010 年 8 月に 日立グループ行動規範 を会社規則として制定

本日の説明内容 1. グリーン購入法の概要 2. プレミアム基準策定ガイドライン


( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

処分した廃棄物 ( 平成 23 年 5 月分 ) 種類焼却灰破砕不燃物合計重量 (t) 塩化物イオン 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 μs/cm 月 1 回平成 23 年 5 月 17 日 アルキル水銀 検出されないこと 0.00

2

分析受託サービス

CSR調達ガイドライン

する 2 利害関係者がこれを入手できる ISO14001 では利害関係者が入手可能なものとして 環境方針がある 環境方針と併せて利害関係者が要請した場合 渡すことが出来る状態にすることが必要である 一般的には自社のホームページに掲載していれば 誰でも入手可能な状態と言える (3) 環境マニュアルの例

<4D F736F F D C482CC A82A882E082BF82E182CC82DD E838B8E5F E646F63>

アマノ株式会社 グリーン調達ガイドライン - 原材料及び部品編 - 制定施行 2003 年 10 月 15 日 2018 年 3 月 23 日 Rev.15 グリーン調達推進部会 編纂

(2) 情報資産の重要度に応じた適正な保護と有効活用を行うこと (3) 顧客情報資産に関して 当法人の情報資産と同等の適正な管理を行うこと (4) 個人情報保護に関する関係法令 各省庁のガイドライン及び当法人の関連規程を遵守すると共に これらに違反した場合には厳正に対処すること ( 個人情報保護 )

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73>

CS-0001 グリーン調達ガイドライン

Microsoft Word - <局長レク後>都道府県・政令市宛て(総括指摘部分修正)

chemSHERPA-AI入力手順

5、ロット付番

はじめに 近年 気候変動 生物多様性 水やエネルギー資源の枯渇など様々な環境問題に対応するため 環境保全の取り組みがますます重要になってまいりました YOKOGAWA グループは かけがえのない地球の環境保全が人類共通の最重要課題であることを認識し 企業活動と地球環境との調和をはかる環境経営の取り組

232 東京海上日動リスクコンサルティング ( 株 ) CSR 環境グループ主任研究員佐藤元彦 RoHS 指令改正案と企業への影響 はじめに 2008 年 12 月 欧州委員会より 電気電子機器における有害物質の使用制限に関する指令 1( いわ

文書管理番号


ほくでんグループグリーン調達ガイドライン

はじめに サントリーグループは 企業理念として定める 人と自然と響きあう と Growing for Good 及びサントリーグループ企業倫理綱領に基づき 安全 安心で高品質な商品 サービスをお届けするために 国連グローバル コンパクト 署名企業として公正 公平な取引を実施し サプライチェーン上のお

特定個人情報の取扱いの対応について


目次 4. 組織 4.1 組織及びその状況の理解 利害関係者のニーズ 適用範囲 環境活動の仕組み 3 5. リーダーシップ 5.1 経営者の責務 環境方針 役割 責任及び権限 5 6. 計画 6.1 リスクへの取り組み 環境目標

第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条

SGEC 附属文書 理事会 統合 CoC 管理事業体の要件 目次序文 1 適用範囲 2 定義 3 統合 CoC 管理事業体組織の適格基準 4 統合 CoC 管理事業体で実施される SGEC 文書 4 CoC 認証ガイドライン の要求事項に関わる責任の適用範囲 序文

目次 Ⅰ. はじめに 3 Ⅱ. 購買基本方針 4 Ⅲ. サプライヤー CRS ガイドライン 1. 安全 品質 5 2. 人権 労働 6 3. 環境 8 4. コンプライアンス 9 5. 情報開示 リスクマネジメント 社会貢献 自社及びお取引先 ( 仕入先 ) 展開

PW-103DG POWER ペンチ 175mm - PW-104DG POWER ペンチ 200mm - PW-114DG POWER 万能ペンチ ( 圧着機能付 )200mm - PW-115DG POWER 万能ペンチ ( 圧着機能付 )225mm - PW-202DG POWER ラジオペン

2013 JAMP シンポジウム

土木工事書類スリム化ガイドの発行にあたり 関東地方整備局では 平成 20 年度の 土木工事書類作成マニュアル 策定を契機に 工事書類の簡素化に努めています また 平成 27 年度より 工事書類の提出方法を事前協議で明確にすることで 紙媒体の提出に加えて電子データを提出する二重提出の防止に向けて取り組

精米 HACCP 規格 ~ 精米工場向け HACCP 手法に基づく 精米の食品安全 品質管理 衛生管理 食品防御の取組み ~ 第 1 版 2016 年 3 月 16 日 第 1 目的一般社団法人日本精米工業会の精米 HACCP 規格は 精米工場で製造する精米が消費者及び実需者より信頼される製品精米と

資料 :25 環境活動レポート (2015 年 11 月 ~2016 年 10 月 ) 平成 28 年 12 月 8 日 株式会社 谷田部銘板製作所 1

RoHS物質の分析

Taro-121 工業包装(H17改正)

Taro-~ jtd

Microsoft Word - CLP規則導入手引(第2.1版)(修正: ) 修正.doc

一例として 樹脂材料についてEN71-3に規定されている溶出試験手順を示す 1 測定試料を 100 mg 以上採取する 2 測定試料をその 50 倍の質量で 温度が (37±2) の 0.07mol/L 塩酸水溶液と混合する 3 混合物には光が当たらないように留意し (37 ±2) で 1 時間 連

日本信号

リコーグループグリーン調達基準<附属書>

製品含有化学物質管理規定【第七版】

29 環境保全推進体制 日野自動車は 1993 年 3 月に社長を委員長とする部門横断的組織として 日野環境委員会 を設置し 日野地球環境憲章に基づいて環境保全活動を推進しています 現在は さらなる監督と執行の強化を図るべく ものづくり本部長を委員長として取り組んでいます 日野自動車の環境保全活動の

17_a05_okajima.pdf


< B689C193878D488FEA30332E786C73>

はじめに 個人情報保護法への対策を支援いたします!! 2005 年 4 月 個人情報保護法 全面施行致しました 個人情報が漏洩した場合の管理 責任について民事での損害賠償請求や行政処分などのリスクを追う可能性がござい ます 個人情報を取り扱う企業は いち早く法律への対応が必要になります コラボレーシ

Transcription:

文書番号 :EMD-0660-5103 荏原製作所グリーン調達ガイドライン 株式会社荏原製作所 環境統括委員会 2017 年 1 月 17 日第 3 版 1/6

1 はじめに荏原は企業理念を 水と空気と環境の分野で 優れた技術と最良のサービスを提供することにより 広く社会に貢献する と定め 世界の国々の発展とともに安心 安全で豊かな社会へ事業を通じて貢献することを使命としています 優れた技術と最良のサービスの提供の一環として 荏原は生産活動及び製品自体の環境負荷を最小にするための環境マネジメント活動を推進しており この中でグリーン調達にも取り組んでおります このガイドラインでは 荏原のグリーン調達の方針や枠組み お取引先様 ( 製品材料 資材 役務の調達先 ) への要求事項などを掲載いたします 2 荏原製作所環境方針水資源の有効活用或いは環境汚染の軽減を実現するための製品が事業の中核をなすことを強く意識し 小型化 高効率化 再利用等の観点から環境負荷の低減に対し最大限に配慮した製品開発を行うとともに 生産活動で生じるエネルギー消費及び廃棄物排出の最小化に努める また 各事業所単位で自然エネルギーの活用を現実的な範囲で最大化する 社会とのつながりにおいては いかなる地域においても法令遵守を例外なく徹底する 2017 年 1 月 5 日改訂 荏原は環境方針の推進の一環としてグリーン調達に取り組んでいます 3 グリーン調達の方針荏原は 全ての事業領域において次の方針でグリーン調達を推進します (1) お取引先様が環境に配慮した事業活動を行っていることを下記の観点から確認させて頂きます a) 環境管理体制 ( 環境管理担当 ) を設けている b) 環境保全に必要な手順が確立されている c) 環境法令を順守している なお 環境マネジメントシステムに関する認証を取得しているお取引先様は 上記 a)~c) を達成されているものとします (2) 生産活動に必要な資材については 荏原製品のライフサイクル全体の環境負荷または環境リスクを低減する考えに従って発注します (3) 文具 事務機器 OA/IT 機器類は 環境に配慮された商品を調達します (4) 製品 サービスのライフサイクル全体の環境負荷および環境リスクを低減するために必要な環境情報の入手に努めます (5) 海外のお取引先様についてもグリーン調達の対象とし 環境管理状況の把握 2/6

と調達品の環境情報の入手に努めます 4 グリーン調達の枠組み (1) 環境適合設計を推進し その結果としての購入仕様に則ったグリーン調達を行います 荏原では主に以下の視点で環境適合設計を推進しています 有害化学物質はその環境リスクに応じて 使用を回避 削減 製造 流通 使用 廃棄に至るライフサイクル全体を考慮 省資源 廃棄物の発生 温暖化 富栄養化 酸性化など 環境影響を多面的に評価 (2) 環境適合設計に基づく個別の購入仕様に加えて 全てのお取引先様への共通要求事項を定め ご協力を求めて参ります (3) 文具 事務機器 OA/IT 機器類は 以下のものを優先的に購入します エコマークなどの環境ラベルが商品に付与されているもの 環境省 環境物品等の調達の推進に関する基本方針 の 配慮事項 ( カタログ 取引先からの情報に基づき判断する ) を満たすもの その他 社会的な関心事に配慮したもの ( 例えば 適切に管理された森林資源から作られた製品に対する FSC 認証 マークを取得しているなど ) (FSC 認証 : 森林の管理や伐採が 環境や地域社会に配慮して行なわれている森林を認証するしくみ ) (4) お取引先様の選定にあたっては 価格 品質 納期に加え お取引先様の環境管理状况を考慮します 5 お取引先様への共通要求事項 荏原のグリーン調達に関して お取引先様は下記にご協力下さい 1. お取引先様の環境管理状況に関する確認お取引先様の環境管理状況を以下の点から確認させて頂きます 本調査結果を基に 価格 品質 納期に環境の視点を加えて調達を行います 確認項目は以下の通りです (1) 会社概要 (2) 環境マネジメントシステム認証取得の有無環境マネジメントシステム認証を取得している場合 (3)~(5) の確認は省略します (3) 環境管理体制 ( 環境管理担当 ) の有無 (4) 環境保全に必要な設備 手順の整備状況 3/6

(5) 環境法令の順守状況環境法令に基づき行政罰 刑事罰を科せられた場合 都度当該情報を荏原に連絡してください (6) 購入 調達に関する貴社の取り組み お取引先様の環境管理の状況について 追加の調査または直接訪問による調 査を行わせて頂く場合があります 2. 納入品に関する順守 協力事項 納入頂く製品 サービスに関して 下記への順守またはご協力をお願いします 2-1 製品の納入にあたり順守頂く事項 (1) 納入品に含まれる化学物質が 別表 1の管理値を満たすこと 別表 1には法令により事実上使用を禁止されている化学物質を取り上げています (2)SDS 発行対象の納入品については 都度 SDS を添付してください ただし機械油等 継続的に同一型番 同一性状の製品を納入する際の SDS 添付については 荏原の調達部門の指示に従ってください (SDS: 安全データシート (SafetyDataSheet) の略 化学物質の物理化学的性質や危険性 有害性及び取扱いに関する情報を化学物質等を譲渡または提供する相手方に提供するための文書 ) (3) 法令により含有していることを荏原へ通知すべき化学物質が納入品中に含まれる場合は 法令で定められた手段により当該物質名を荏原に伝達してください ( 但し 非意図的混入は除く ) (4) 調達仕様に含有上限濃度又は溶出基準が指定された化学物質については調達仕様を厳守してください 併せて 含有濃度又は溶出基準が順守されていることを証明できる文書を提出してください ( 水道法 RoHS 指令 および荏原顧客への対応を目的とする ) (RoHS 指令 : 電気 電子機器における特定の有害物資の使用制限に関する欧州指令 ) (5) 納入品に関し 保管及び使用中における 環境及び労働安全衛生上の注意事項があれば 文書により情報伝達してください (6) 納入品の合理的な再資源化方法または廃棄処分方法 および再資源化または廃棄処分する際の注意情報があれば文書により情報提供してください (7) 塗料については 鉛 クロム タールの含有が禁止されています 4/6

2-2 製品の納入にあたり協力頂く事項 (1)2-1(1)~(4) に関わらず 荏原から要請があった場合には 納入品に含まれるRoHS 指令 REACH 規則 紛争鉱物法令に係る化学物質の含有情報に関し サプライチェーンの上流のお取引先様に化学物質の含有情報を調査頂くなど その提供に最善を尽くしてください 情報の提供方法 ( ファイル形式 書式等 ) は荏原の調達部門の指示に従ってください (REACH 規則 :Registration,Evaluation,AuthorizationandRestriction ofchemicals を略したもので 化学物質の総合的な登録 評価 認可 制限の制度 ) (2) 納入品に関する既知の環境負荷情報 および環境に関する配慮事項 ( アピールポイントを含む ) を積極的に提供 ( 定量的な情報の提示など ) してください (3) 簡易梱包に努めてください 木箱による梱包を避け カートンボックスによる梱包に努めてください 緩衝材は子袋にお入れ願います (4) 容器包装 納入品緩衝材の削減 引き取りおよび繰り返し使用を積極的に検討してください (5) 直接 工事現場に納入する場合は パレットによる搬入は避けてください ( パレットによる搬入を行う場合は パレットのお持ち帰りをお願いする場合があります ) 6 情報の管理 グリーン調達ガイドライン および お取引先様環境管理調査書 により知り得たお取引先様固有の情報は 荏原製作所のグリーン調達の推進にのみ活用し 一切社外公表いたしません 7 お取引先様とのパートナーシップ荏原が社会に提供する製品 サービスのライフサイクルを通じた環境負荷を最小にするため お取引先様と双方向にコミュニケーションを図り 環境適合設計を進めて調達仕様に反映させて参ります 8 お問い合わせ窓口 144-8510 東京都大田区羽田旭町 11-1 荏原製作所環境推進室環境企画グループ TEL 050-3416-4662 FAX 03-5736-3109 e-mailwebmaster@ebara.com 5/6

別表 1 1 No. 化学物質 ( 群 ) 名管理値参照法令 1 カドミウム及びその化合物 2 100ppm 以下 2 六価クロム化合物 2 3 鉛及びその化合物 2 4 水銀及びその化合物 2 5 ポリ臭化ビフェニール類 (PBB 類 ) 6 ポリ臭化ジフェニルエーテル類 (PBDE 類 ) 7 フタル酸ビス (2- エチルヘキシル ) (DEHP) 8 フタル酸ブチルベンジル (BBP) 9 フタル酸ジブチル (DBP) 10 フタル酸ジイソブチル (DIBP) 11 アスベスト類 意図的な使用禁止 1) アモサイト かつ 2) クロシドライト 3) クリソタイル 4) アンソフィライト 5) トレモライト 6) アクチノライト 12 オゾン層破壊物質 (ClassⅠ) 4 意図的な使用禁止 REACH 規則制限物質モントリオール議定書 (CFC 類 HBFC 類, 四塩化炭素等 ) 1 EURoHS 指令 Ⅱの付属書 3 及び付属書 4で示される適用除外に準拠する 例えば鉛含有量が 4wt% 以下の銅合金は別表 1の対象外 ( 銅合金について鉛の 4% 以上の含有を禁止 ) とする 2 金属にはその合金を含む 包装材は 4 物質合計で 100ppm 以下 4 モントリオール議定書 ClassⅠ 物質 (ClassⅡ の HCFC 類を除く ) 以上 6/6