ディジタル指示調節計UTAdvanced クイック設定集

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Technical Information ディジタル指示調節計 UTAdvanced クイック設定集 目次 はじめに... 1 1. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 (ph 制御 )... 2 2. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( サイリスタによる電気炉温度制御 )... 6 3. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( ソリッドステートリレーによる電気炉温度制御 )...10 4. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( インバーターによる流量制御 )...14 5. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル ONOFF 制御 )...18 6. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル比例制御 ). 22 7. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク圧力制御 )...26 8. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク内温度制御 )...30 9. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 電動弁による加熱炉温度制御 )...34 10. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 熱交換器温度制御 )...38 技術資料改訂情報...42 記載内容は お断りなく変更することがあります 2015.6.30 初版 (YK)

はじめに 1 ご注意 商標 本書は 主なアプリケーションで使用するときのクイック設定の説明書です 製品の詳細機能 設定方法については 各ユーザーズマニュアルをご覧ください 本書の内容は 性能 機能の向上などにより将来予告なしに変更することがあります 本書の内容に関しては万全を期していますが 万一ご不審の点や誤りなどお気づきのことがありましたら お手数ですが 当社支社 支店 営業所までご連絡ください 本書の内容の全部または一部を無断で転載 複製することは禁止されています 本書で使用の当社製品名またはブランド名は 当社の商標または登録商標です Adobe Acrobat および Postscript は Adobe Systems Incorporated( アドビシステムズ社 ) の商標です Ethernet は 米国 XEROX Corporation の登録商標です 本書では各社の登録商標または商標には マーク マークは表示していません 本書で使用の各社製品名は 各社の商標 または登録商標です Media No. TI 04L01L0150JA 1st Edition : Jun. 2015(YK) All Rights Reserved. Copyright 2015, Yokogawa Electric Corporation TI 04l01L0150JA

1. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 (ph 制御 ) 1. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 (ph 制御 ) 2 1.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による ph 制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 1.2 対応機器 UT52A UT55A UT75A 1.3 構成図 記録計 非線形制御ギャップゲイン制御機能により制御ゲインを切替ます 電流入力信号 420mA 電流出力信号 420mA ph 計変換器 0.0014.00pH ph 計センサ 薬注ポンプ サンプリング制御むだ時間を補う為のサンプリング制御が可能です A フ ラント廃液 B フ ラント廃液 C フ ラント廃液 放流

1.4 配線図 1. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 (ph 制御 ) 3 UT55A の例 記録計 電流出力 420mA 205 206 PV 伝送出力 PV 電流入力 204 203 電流入力 420mA ph 計変換器電流出力 電源 110 111 L N 207 208 420mA 薬注ポンプ

1. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 (ph 制御 ) 4 1.5 設定手順 サンプル PI 制御 入力種類 (4 20 ma) 電流制御出力 (4 20 ma) に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt SPI 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は SPI( サンプル PI 制御 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます IN OFF 4. PV INPUT TYPE IN (PV 入力種類 ) を電流信号 :420 (420:4.00 20.00mA) を設定します IN 4 ー 20 5. PV INPUT UNIT UNIt ー UNIT (PV 入力単位 ) を: 無単位とします 必要に応じて単位シール ph をご利用ください RH (PV 入力レンジ最大値 )=20.00mA( 初期値 ) と設定します

1. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 (ph 制御 ) 5 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 20.00 RH (PV 入力レンジ最大値 )=20.00mA( 初期値 ) と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 4.00 RL (PV 入力レンジ最小値 )=4.00mA( 初期値 ) と設定します 8. PV INPUT SCALE DECIMAL POINT POSITION SDP(PV 入力スケール小数点位置 )2 と設定します SdP 2 9. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SH 14.00 SH(PV 入力スケール最大値 )14.00:14.00 ph を設定します 10. MINIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SL 0.00 SL(PV 入力スケール最小値 )0.00:0.00pH を設定します 11. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.02 OT( 出力種類選択 ) を 02:OUT 端子 ( 電流 4 20mA) と設定します 12. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 このパラメータは無関係ですので先に進みます 13. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

2. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( サイリスタによる電気炉温度制御 ) 2. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( サイリスタによる電気炉温度制御 ) 6 2.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による SCR( サイリスタ ) による電気炉温度制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 2.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A UT75A の一般形 2.3 構成図 補償導線 熱電対タイプ K 0.0500.0 電流出力 420mA ヒーター SCR( サイリスタ )

2. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( サイリスタによる電気炉温度制御 ) 7 2.4 配線図 UT55A の例 PV 202 203 補償導線 熱電対タイプ K 0.0500.0 電流出力 電源 110 111 L N OUT 207 208 420mA ヒーター サイリスタ

2.5 設定手順 2. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( サイリスタによる電気炉温度制御 ) 8 PID 制御 熱電対タイプ K( レンジ 0.0 500.0 ) 電流制御出力 (4 20 ma) に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 1. 電源 ON クイック設定開始 START QUICK SETTING QSM YES クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt PID 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は PID( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN K3 IN (PV 入力種 ) を熱電対タイプ K3 を設定します (K3:200.0 500.0 ) 5. PV INPUT UNIT UNIt C UNIT (PV 入力単位 ) を C: 摂氏 ( 初期値 )

2. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( サイリスタによる電気炉温度制御 ) 9 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 500.0 RH (PV 入力レンジ最大値 )=500.0 ( 初期値 ) と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 0.0 RL (PV 入力レンジ最小値 )=0.0 と設定します 8. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.02 OT( 出力種類選択 ) を 00.02:OUT 端子 ( 電流 4 20mA) と設定します 9. 10. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 FINISH EXIt YES このパラメータは無関係ですので先に進みます 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

3. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( ソリッドステートリレーによる電気炉温度制御 ) 3. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( ソリッドステートリレーによる電気炉温度制御 ) 10 3.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による ソリッドステートリレーによる電気炉温度制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 3.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A UT75A の一般形 3.3 構成図 補償導線 0.0500.0 熱電対タイプK 電源 時間比例電圧パルス出力 ヒーター サイクルタイム :CT SSR ソリッドステートリレー

3. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( ソリッドステートリレーによる電気炉温度制御 ) 3.4 配線図 11 UT55A の例 PV 202 203 補償導線 熱電対タイプ K 0.0500.0 電源 110 111 L N OUT 207 208 時間比例電圧パルス出力 ヒーター

3. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( ソリッドステートリレーによる電気炉温度制御 ) 3.5 設定手順 12 PID 制御 熱電対タイプ K( レンジ 0.0 500.0 ) 電圧パルス出力制御に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt PID 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は PID( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN K3 IN (PV 入力種 ) を熱電対タイプ K3 を設定します (K3:200.0 500.0 ) 5. PV INPUT UNIT UNIt C UNIT (PV 入力単位 ) を C: 摂氏 ( 初期値 )

3. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( ソリッドステートリレーによる電気炉温度制御 ) 13 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 500.0 RH (PV 入力レンジ最大値 )=500.0 ( 初期値 ) と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 0.0 RL (PV 入力レンジ最小値 )=0.0 と設定します 8. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.01 OT( 出力種類選択 ) を 00.01:OUT 端子 ( 電圧パルス ) と設定します 9. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 1.0 CT( 制御出力サイクルタイム ) を 1.0 秒 と設定します 10. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

4. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( インバーターによる流量制御 ) 4. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( インバーターによる流量制御 ) 14 4.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による インバーターによる流量制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 4.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A UT75A の一般形 4.3 構成図 電流入力 420 ma 0.010.0 m 3 /h RUN/STOP ON で停止 電流出力 420 ma 動力盤 スイッチ インバータ 電磁流量計

4. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( インバーターによる流量制御 ) 15 4.4 配線図 ポンプインターロック DI2=ON で運転停止 DI2=OFF で運転開始 210 212 UT55Aの例 Di2 COM PV PV 204 203 電流入力 420 ma 流量 0.010.0 m 3 /h 電磁流量計 電源 110 111 L N OUT 207 208 電流出力 420 ma インバータ

4.5 設定手順 4. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( インバーターによる流量制御 ) 16 PID 制御 入力信号 (4 20 ma) 電流制御出力 (4 20 ma) に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt PID 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は PID( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN (PV 入力種 ) を電流信号 :420 (420:4.00 20.00mA) を設定します IN 4 ー 20 5. PV INPUT UNIT UNIT (PV 入力単位 ) をー : 無単位必要に応じて単位シール m3/h を ご利用ください UNIt ー

4. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( インバーターによる流量制御 ) 17 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 20.00 RH (PV 入力レンジ最大値 )=20.00mA( 初期値 ) と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 4.00 RL (PV 入力レンジ最小値 )=4.00mA( 初期値 ) と設定します 8. PV INPUT SCALE DECIMAL POINT POSITION SDP(PV 入力スケール小数点位置 ) 1 と設定します SdP 1 9. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SH 10.0 SH(PV 入力スケール最大値 )10.0 を設定します (10.0 m3/h) 10. MINIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SL 0.0 SL(PV 入力スケール最小値 )0.0 を設定します (0.0 m3/h) 11. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.02 OT( 出力種類選択 ) を 00.02:OUT 端子 ( 電流 4 20mA) と設定します 12. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 このパラメータは無関係ですので先に進みます 13. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

5. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル ONOFF 制御 ) 18 5. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル ONOFF 制御 ) 5.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による タンクレベル ONOFF 制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 5.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A の一般形 24VDC センサ用電源オプション付 5.3 構成図 電流信号 420 ma 伝送器電源供給 リレー出力 設定値以上で弁を閉めます 開閉 SP 3.00 m

5.4 配線図 5. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル ONOFF 制御 ) 19 UT32A /LP UT52A /LP の例 UT35A /LP UT55A /LP の例 PV PV 電流入力電流入力 伝送器電源 24VDC 21.628.0VDC 電流入力 420mA 204 203 305 306 レベル伝送器 PV PV 電流入力電流入力 伝送器電源 24VDC 21.628.0VDC 電流入力 420mA 204 203 505 506 レベル伝送器 電源 110 111 L N リレー出力 102 103 NO COM 電源 110 111 L N リレー出力 102 103 NO COM

5.5 設定手順 5. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル ONOFF 制御 ) 20 ONOFF 制御 入力信号 (4 20 ma) リレー制御出力に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt ONOF2 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は ONOF2 とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN 4 ー 20 IN (PV 入力種 ) を電流信号 :420 を設定します (420:4.00 20.00mA) 5. PV INPUT UNIT UNIt ー UNIT (PV 入力単位 ) を: 無単位とします 必要に応じて単位シール m をご利用ください

5. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル ONOFF 制御 ) 21 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 20.00 RH (PV 入力レンジ最大値 )=20.00mA( 初期値 ) と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 4.00 RL (PV 入力レンジ最小値 )=4.00mA( 初期値 ) と設定します 8. PV INPUT SCALE DECIMAL POINT POSITION SDP(PV 入力スケール小数点位置 )2 と設定します SdP 2 9. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SH 3.00 SH(PV 入力スケール最大値 )3.00 を設定します (3.00m) 10. MINIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SL 0.00 SL(PV 入力スケール最小値 )0.00 を設定します (0.00m) 11. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.03 OT( 出力種類選択 ) を 00.03:OUT 端子 ( 制御リレー ) と設定します 12. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 このパラメータは無関係ですので先に進みます 13. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

6. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル比例制御 ) 6. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル比例制御 ) 22 6.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による タンクレベル比例制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 6.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A の一般形 24VDC センサ用電源オプション付 6.3 構成図 電流信号 420 ma 伝送器電源供給 電流信号 420 ma 3.00 m

6.4 配線図 6. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル比例制御 ) 23 UT32A /LP UT52A /LP の例 UT35A /LP UT55A /LP の例 PV PV 電流入力電流入力 伝送器電源 24VDC 21.628.0VDC 電流入力 420mA 204 203 305 306 レベル伝送器 PV PV 電流入力 伝送器電源 24VDC 21.628.0VDC 電流入力 420mA 204 203 505 506 電源 110 111 L N 207 208 電流出力 420mAm 電源 110 111 L N 207 208 電流出力 420mA

6.5 設定手順 6. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル比例制御 ) 24 PID 制御 入力信号 (4 20 ma) 電流制御出力 (4 20 ma) に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt PID 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は PID( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN 4 ー 20 IN (PV 入力種 ) を電流信号 :420 (420:4.00 20.00 ma) を設定します 5. PV INPUT UNIT UNIt ー UNIT (PV 入力単位 ) を: 無単位とします 必要に応じて単位シール m をご利用ください

6. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンクレベル比例制御 ) 25 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 20.00 RH (PV 入力レンジ最大値 )=20.00mA と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 4.00 RL (PV 入力レンジ最小値 )=4.00mA と設定します 8. PV INPUT SCALE DECIMAL POINT POSITION SDP(PV 入力スケール小数点位置 )2 と設定します SdP 2 9. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SH 3.00 SH(PV 入力スケール最大値 )3.00 を設定します (3.00m) 10. MINIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SL 0.00 SL(PV 入力スケール最小値 )0.00 を設定します (0.00m) 11. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.02 OT( 出力種類選択 ) を 00.02:OUT 端子 ( 電流 4 20mA) と設定します 12. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 このパラメータは無関係ですので先に進みます 13. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

7. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク圧力制御 ) 7. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク圧力制御 ) 26 7.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による タンク圧力制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 7.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A UT75A の一般形 7.3 構成図 0.001.00MPa ディストリビュータ 電流信号 420mA

7.4 配線図 7. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク圧力制御 ) 27 UT55A の例 PV 電圧入力 202 203 電圧入力 15VDC ディストリビュータ 圧力伝送器 電流出力 電源 110 111 L N 207 208 420mA

7.5 設定手順 7. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク圧力制御 ) 28 PID 制御 入力信号 (1 5 VDC) 電流制御出力 (4 20 ma) に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt PID 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は PID( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN 1 ー 5V IN (PV 入力種 ) を電圧信号 :1 5V を設定します (15:1.000 5.000V) 5. PV INPUT UNIT UNIt ー UNIT (PV 入力単位 ) を: 無単位とします 必要に応じて単位シール MPa をご利用ください

7. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク圧力制御 ) 29 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 5.000 RH (PV 入力レンジ最大値 )=5.000V( 初期値 ) と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 1.000 RL (PV 入力レンジ最小値 )=1.000V( 初期値 ) と設定します 8. PV INPUT SCALE DECIMAL POINT POSITION SDP(PV 入力スケール小数点位置 )2 と設定します SdP 2 9. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SH 1.00 SH(PV 入力スケール最大値 )1.00 を設定します (1.00MPa) 10. MINIMUM VALUE OF PV INPUT SCALE SL 0.00 SL(PV 入力スケール最小値 )0.00 を設定します (0.00MPa) 11. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.02 OT( 出力種類選択 ) を 00.02:OUT 端子 ( 電流 4 20mA) と設定します 12. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 このパラメータは無関係ですので先に進みます 13. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

8. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク内温度制御 ) 8. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク内温度制御 ) 30 8.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による タンク内温度制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 8.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A の加熱冷却形または UT75A の加熱冷却制御 8.3 構成図 Pt100 0.0100.0 時間比例 PID リレー制御出力 サイクルタイム 温水 冷水

8.4 配線図 8. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク内温度制御 ) 31 UT55Aの例 A 201 測温抵抗体 (Pt100) 適応規格 : 測温抵抗体 (ITS90) 測温抵抗体 (Pt100) 適応規格 : 測温抵抗体 (ITS90) UT32A UT35A UT52Aの例 A 201 PV b 202 PV b 202 B 203 508 冷却側電磁弁 B 203 101 冷却側電磁弁 509 102 加熱側電磁弁 102 加熱側電磁弁 電源 110 111 L N 103 電源 110 111 L N 103

8.5 設定手順 8. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク内温度制御 ) 32 加熱冷却制御 入力信号 (Pt100 レンジ 0.0 100.0 ) 時間比例制御出力 ( リレー出力 ) に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt H/C 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は H/C( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN Pt1 IN (PV 入力種 ) を測温抵抗体 :Pt1 を設定します (Pt1 適応規格 : 測温抵抗体 (ITS90: 200.0 850.0 ) 5. PV INPUT UNIT UNIt C UNIT (PV 入力単位 ) を :C( 初期値 ) とします

8. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( タンク内温度制御 ) 33 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 100.0 RH (PV 入力レンジ最大値 )=100.0 と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 0.0 RL (PV 入力レンジ最小値 )=0.0 と設定します 8. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 06.03 OT( 出力種類選択 ) を 06 03( 初期値 ) と設定します 06:OUT2 端子 : 冷却側リレー出力を選択 03:OUT 端子 : 加熱側リレー出力を選択 9. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 加熱側サイクルタイム Ct=30 秒 ( 初期値 ) を設定します 状況によりチューニング要 10. Coolingside control output cycle time Ctc 30.0 冷却側サイクルタイム Ctc=30 秒 ( 初期値 ) を設定します 状況によりチューニング要 11. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

9. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 電動弁による加熱炉温度制御 ) 9. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 電動弁による加熱炉温度制御 ) 34 9.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による 電動弁による加熱炉温度制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 9.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A UT75A の位置比例形 9.3 構成図 補償導線 開度信号 熱電対タイプ K 0.01000.0

9. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 電動弁による加熱炉温度制御 ) 35 9.4 配線図 UT35A UT55Aの位置比例形の例補償導線 202 PV 203 UT32A UT52Aの位置比例形の例補償導線 202 PV 203 OUT 507 508 509 正転 逆転 COM 熱電対タイプ K 0.01000.0 OUT 101 102 103 正転 逆転 COM 熱電対タイプ K 0.01000.0 電源 110 111 L N 510 511 512 100% 0% 電源 110 111 L N 310 311 312 100% 0%

9.5 設定手順 9. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 電動弁による加熱炉温度制御 ) 36 PID 制御 熱電対タイプ K( レンジ 0.0 1000.0 ) 位置比例出力に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt PID 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は PID( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN K2 IN (PV 入力種 ) を熱電対タイプ K3 を設定します (K2:270.0 1000.0 ) 5. PV INPUT UNIT UNIt C UNIT (PV 入力単位 ) を C: 摂氏 ( 初期値 ) 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 1000.0 RH (PV 入力レンジ最大値 )=1000.0 と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 0.0 RL (PV 入力レンジ最小値 )=0.0 と設定します 8. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します クイック設定終了後 電動バルブ位置を調整してください

9. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 電動弁による加熱炉温度制御 ) 37 意図して空白にしています

10. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 熱交換器温度制御 ) 38 10. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 熱交換器温度制御 ) 10.1 概要 UTAdvanced のクイック設定機能による 熱交換器温度制御 の配線と設定方法をご紹介いたします 詳細は 取扱説明書をご参照ください 10.2 対応機器 UT32A UT35A UT52A UT55A UT75A の一般形 10.3 構成図 Pt100( レンジ0.00 0 50.00 ) ポンプインターロック 電流制御出力 ブラインヘッダー 2 Pt100 4 10

10.4 配線図 10. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 熱交換器温度制御 ) 39 ポンプインターロック DI2=ON で運転停止 DI2=OFF で運転開始 測温抵抗体 (Pt100) 適応規格 : 測温抵抗体 (ITS90) 電源 電流出力 420mA

10.5 設定手順 10. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 熱交換器温度制御 ) 40 PID 制御 Pt 100( レンジ 0.00 50.00 ) 電流制御出力に設定したい場合は 下記のパラメータを設定します (1) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定するパラメータを表示させる (2) SET/ENTER キーを押す ( 設定値点滅 ) (3) 上矢印キーまたは下矢印キーで設定値を変更する (4) SET/ENTER キーで設定値を確定させる ( 設定値が点滅から点灯に変わる ) 電源 ON クイック設定開始 クイック設定のやり直し方法一度クイック設定で機能を構築すると 電源を再投入してもクイック設定機能は動作しません 以下の方法でクイック設定機能をやり直すことができます (1) クイック設定パラメータ QSM を ON に設定し 再通電させます (2) PV 入力種類パラメータ IN を OFF に設定し 再通電させます 1. START QUICK SETTING QSM YES YES のまま SET/ENTER キーを押します クイック設定開始 2. CONTROL TYPE CNt PID 最初に制御タイプパラメータ CNT が表示されます CNT( 制御タイプ ) は PID( 初期値 ) とします 3. PV INPUT TYPE IN OFF IN(PV 入力種類 ) が OFF と表示されます 4. PV INPUT TYPE IN Pt3 IN (PV 入力種 ) を Pt100:Pt3 を設定します (PT3:150.00 150.00 ) 5. PV INPUT UNIT UNIt C UNIT (PV 入力単位 ) を C: 摂氏 ( 初期値 )

10. 設定手順 :UTAdvanced のクイック設定 ( 熱交換器温度制御 ) 41 6. MAXIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RH 50.00 RH (PV 入力レンジ最大値 )=50.00 と設定します 7. MINIMUM VALUE OF PV INPUT RANGE RL 0.00 RL (PV 入力レンジ最小値 )=0.00 と設定します 8. OUTPUT TYPE SELECTION 0t 00.02 OT( 出力種類選択 ) を 00.02:OUT 端子 ( 電流 4 20mA) と設定します 9. CONTROL OUTPUT CYCLE TIME Ct 30.0 このパラメータは無関係ですので先に進みます 10. FINISH EXIt YES 最後に EXIT が表示され YES を選択し SET/ENTER キーを押すと 基本機能のセットアップが完了し運転画面が表示されます NO を選択すると クイック設定を継続します

42 技術資料 改訂情報 資料名称 : ディジタル指示調節計 UTAdvanced クイック設定集 資料番号 : 2015 年 6 月 / 初版新規発行 著作者 発行者 横河電機株式会社横河電機株式会社 1808750 東京都武蔵野市中町 2932