サントリーホール情報誌 Spring 2018 特集春だから コンサートへ! 4~6 月のコンサート案内
コンサートを楽しみたいけれど 何を聴きに行ったらいいのかよくわからない と ホールデビューのきっかけがつかめずにいる方 意外と多くいらっしゃるのではないでしょうか コンサートホールの入口は クラシック音楽への入口です 生の音に一度でも触れたら 未知の扉がすっと開いて果てしなく広がる魅惑の世界が現れるはず サントリーホールならではのコンサートの楽しみ方をご紹介します 東京メトロの六本木一丁目駅か溜池山王駅 都心の喧噪が行き交う六本木通りから赤坂アークヒルズに向かい エスカレーターを1階分上がると 目の前にぽっかりと広場が現れます 樹々の緑 涼やかな滝の音 風渡るアーク カラヤン広場のその奥に サントリーホールが静かに佇たたずんでいます コンサート30 分前には ホールエントランスの扉が開かれます 広場の石畳を横切るうちに 今日はどんな音の瞬間に立ち会えるのだろうとワクワク感が高まります なんとなく早足になって中へ入ると ふたつのホールが迎えてくれます 大ホール は約2000人の聴衆が集える大空間で 国内外の名だたるオーケストラ 指揮者 ソリストたちが 交響曲や協奏曲など豊かなハーモニーを響き渡らせます サントリーホールといえば 世界一美しい響きをコンセプトに設計された この華やかな大ホールを思い浮かべる方がほとんどでしょう 一方 エントランスを入ってすぐ左側 彫刻の青いバラが壁に咲く ブルーローズ は 客席380あまりの小さなホール 演奏者と聴衆が間近で向かい合い 音の時間を共にする 親密な空間です ここで主に演奏されるのは室内楽 室内楽こそ音楽のエッセンス と世界的チェリストでサントリーホール館長の堤剛は言います とてもパーソナルで 人間味にあふれた音楽です 何かあたたかいもの 生きている歓びを感じられます 音の美しさだけでなく 演奏家の表情や息遣いまで伝わってくる まさに音楽が生まれる瞬間を見て聴いて味わえるのが ブルーローズなのです 右は 世界トップの演奏家たちが日々集う大ホール ヴィンヤード ( ぶどう畑 ) 形式の客席は どの場所に座っても 音の響きを十分に堪能できます 上は ブルーローズ ( 小ホール ) 英語で不可能の代名詞とされる Blue Rose ですが サントリーがバイオ技術によって 2004 年に新品種 青いバラ を開発 不可能を可能にする 新たな挑戦の舞台として名づけられました 春だから コンサートへ!特集ふたつのホールを楽しむ第1 楽章3 2
2017 年の チェンバーミュージック ガーデン (CMG) 演奏風景 写真上 : 左から竹澤恭子 小山実稚恵 堤剛 右 : 室内楽アカデミー フェロー 下 : 左から原田幸一郎 池田菊衛 堤剛 毛利伯郎 磯村和英 豊嶋泰嗣 CMG の会場となるブルーローズ ( 小ホール ) ステージを中央に設置し 客席が演奏家たちを囲むようなスタイル より一体感が増します 今年の ベートーヴェン サイクル は スペインのカザルス弦楽四重奏団 ウィーンから キュッヒル クァルテット ブラームス ツィクルス で登場 チェンバーミュージック ガーデン (CMG) の公演情報は 12 13 ページへ はあります オーケストラと何が違うかといえば 1人(1楽器)1パート(1楽譜)であること だからこそ奏者の個性が濃く表れ 演奏家の組み合わせによって 明らかに音楽が生まれ変わるのです 一体感を持って音を重ね合わせるだけでなく 仕掛けたり仕掛けられたり 歩み寄ったりぶつかりあったり 楽器同士 演奏家同士の音による会話が 目の前で繰り広げられます うっとりと心の襞ひだに染み入るようなハーモニーもあれば 情熱的な激しい掛け合いも 楽器から発せられた音が空気を揺らし 振動が木の床を伝って客席まで届き 身体の中に響きます 想像以上に刺激的な体感です 楽器に肉迫できるのも室内楽の楽しみ ヴァイオリニストの指の動き(目にもとまらぬ速さ!) ピアニストやハーピストのペダルを踏む足元(激しい動きも!) チェリストの弓使い(力強い!) 目も耳もブルーローズデビューにおすすめなのが 6月に行われる室内楽の祭典 チェンバーミュージック ガーデン(CMG) です 8年目を迎える今年は 6月2日から16 日間にわたり 30 名を超える演奏家たちが日替わりで20 もの演奏会を行います これほどバリエーション豊かな室内楽を聴けるのは この時ここだけ 毎年楽しみにされているお客様も多く 近隣のホテルに泊まり毎日通っていらっしゃる方も さまざまな演奏 さまざまなアーティストや音楽に出会える 聴き手にとっても演奏者にとっても特別な場です 室内楽とはもともとヨーロッパの宮廷で奏でられたサロン音楽で 二重奏(デュオ) 三重奏(トリオ) 四重奏(カルテット)から十重奏ぐらいまでのアンサンブルのこと 今年のCMGは弦楽器とピアノが主ですが 木管や金管楽器の曲も室内楽に感覚もフル回転して聴き入れば 奏者と 音楽と より一体化していきます 2台のヴァイオリンとヴィオラ チェロによる弦楽四重奏は また特別な響き 今年のCMGは円熟のカルテットが勢揃い ウィーン フィルのコンサートマスターを務めたライナー キュッヒルと同楽団の弦楽セクション精鋭によるキュッヒル クァルテットは ブラームスの弦楽四重奏曲を全曲演奏する ブラームス ツィクルス で ウィーンの音色を届けてくれます スペインからは結成20 周年のカザルス弦楽四重奏団が 4日間6公演でベートーヴェン弦楽四重奏曲全16 曲を演奏する ベートーヴェン サイクル を ヨーロッパツアーに続いて披露してくれます そして 日本の室内楽史上に輝くレジェンド 東京クヮルテット (2013年活動終了)の原田幸一郎 池田菊衛 磯村和英に チェロの毛利伯郎が加わった室内楽の超マスター達人たちによるカルテットは CMG定番となりました サントリーホール室内楽アカデミーの講師陣でもある彼らの 熟練かつエネルギッシュな音の対話に圧倒されます 室チェンバーミュージック内楽を楽しむ第2 楽章5 4
萩原麻未さん ( ピアノ ) 私にとってサントリーホールは特別なホール そこで 偉大な音楽家 堤剛先生と一緒に演奏させていただくのは大きな歓びです いつも包み込むような存在感で チェロからあたたかい問いかけを頂き ピアノでお返事すると また返ってきて 楽器を通して音楽の会話をしているようです 醸し出される空気を察知し 流れる波に乗るように すーっと溶け込むことができたらと思います 室内楽は 一緒に弾く相手によって生まれるものがまったく変わります ヴァイオリンの成田達輝さんも加わっての三重奏は 初めて組む 3 人の感覚がどんな化学反応を起こすか すごく楽しみです そしてコンサート本番 聴いてくださるお客様の呼吸やオーラ 熱気があって初めて 音楽が生きてきます 音楽が喜んでいるのだと思います 特別な場です 奏者同士のアイコンタクトや投げかける表情でも 臨場感を味わっていただけると思います なにより 音楽を通して 3 人の対話から 皆様の心に何かメッセージを届けられたら幸いです 成田達輝さん ( ヴァイオリン ) 森の中で世界中のいろいろな鳥が鳴いていて それぞれ個性ある鳥たちの声を耳を澄まして聴いている人たちがいて 鳥同士も共感し合って そこにしかない空間が生まれる チェンバーミュージック ガーデンはそんな場だと思います 奏者の呼吸を感じ 音楽そのものを受け取ってくださっている皆さんの様子を ぼくたちも感じながら演奏しています その場に居合わせた人たちが共鳴し合い 響き合って 演奏が終わったときにはお互いに新しい世界にいる 豊かな大地や宇宙のような広さを感じたり 今までに感じたことのない感情や愛情を感じたり より自分らしい自分になっている それは このうえない幸せだと思います 音楽はさまざまな記憶や感情を呼び覚ますスイッチ ( 装置 ) のようなもの 当日皆様と音楽を共有できることを楽しみにしています 堤剛プロデュース 2018 ベートーヴェンチェロ ソナタ第 4 番ハ長調マルティヌーヴァイオリンとチェロのための二重奏曲第 1 番酒井健治レミニサンス / ポリモノフォニー ( 世界初演 ) ドヴォルジャークピアノ三重奏曲第 4 番ホ短調 ドゥムキー CMG は 6 月 2 日 毎年恒例の 堤剛プロデュース でオープニング 初の組み合わせとなる 3 人の演奏家からのメッセージです 堤剛さん(チェロ) 普段の演奏会ではなかなかできない特別なプログラムに挑戦する のが 堤剛プロデュース 今年は 世界が注目する若き作曲家 酒井健治さんに チェロ曲を書き下ろしていただき 世界初演となります 大変素晴らしい曲で 演奏するのはとても難しい曲なので 私にとって非常にフレッシュなチャレンジです また 萩原麻未さん 成田達輝さんのような 自分にはないものを持っている若い演奏家の方々と共演することは サプライズもありますし とても勉強になります センシティビティ豊かで 一緒に何かを創っていく歓びがあります 演奏家との出会い 曲との出会いが綿々と続いているのがCMGです サントリーホール室内楽アカデミー受講生たちが演奏する良き機会でもあります 伝統的な室内楽でありながら 初代館長 佐治敬三の口癖でもあった エトヴァス ノイエス=なにか新しいこと が生まれる場 今までにないような何かを体験できる場です 楽しみにいらしてください 5 月 2 日 日本フィルハーモニー交響楽団 指揮 : 鈴木優人 チェロ : 宮田大で贈る とっておきアフタヌーン テーマは ロマンをめぐる物語 躍動 コンサートの楽しみは 気持ち華やぐお出掛けの楽しみでもあります ちょっとオシャレして 気の合う人と連れ立って音楽のただ中へ コンサートの前後には お茶した物が出てくるオペラを見ているような気持ちで聴いていただけたら 嬉しいです 指揮は 鍵盤奏者(チェンバロ オルガン ピアノ)で音楽監督やプロデューサーなど多方面で活躍する鈴木優人 大勢で奏でるオーケストラひとりひとりの音楽への思いや解釈を ひとつの流れにしていくのが指揮者の仕事 非常にライブな作業で オルガンと同じようによる変奏曲 を演奏します 小編成のオーケストラとぼくのチェロで物語をつくっていく感じです チェロは太い音がしたり 高くむせび泣くよルハーモニー交響楽団と クラシック音楽界でいま注目の指揮者 ソリストを迎え 協奏曲(=コンチェルト/独奏楽器とオーケストラによって演奏される曲)を中心に名曲をお届けする 平日14 時からのコンサート 今シリーズ初回となるVOL 7はゴールデンウィーク期間の5月2日 気鋭のチェリスト宮田大が登場し チャイコフスキー ロココの主題どんな情景 どんな物語が浮かぶでしょうか ちなみに VOL 8(9月14 日)に登場するピアニスト福間洸太朗 VOL 9(2019年2月26 日)のヴァイオリニスト成田達輝は 6月のCMGでも華麗な演奏を披露してくれます 好きな演奏家や指揮者 オーケストラを見つけられたら コンサートホールはより身近な存在になるでしょう うな音がしたり 人間の声にごく近い楽器 チェロが魅力的なアリア(独唱曲)を歌うような場面もあり いろいろな楽器と絡み合う場面もあり さまざまな人マ昼公演チネで楽しむ第3 楽章り食事したりお酒を飲んだり 夜のざわめきも素敵ですが 明るい陽射しを浴びてコンサートホールに向かうのも とても開放的な気分です 昼間の音楽は夜までずっと 身体の中を心地よく巡ります マチネで大ホールデビュー おすすめしたいのが とっておきアフタヌーン シリーズです 日本フィに大きなものを動かす楽しさがあります ナビゲーター役の 美しきバリトン歌手 加耒徹の歌声で始まり ヘンデル チャイコフスキー ベートーヴェンの 明るく躍動する曲が揃います オーケストラの醍醐味 ソリストが紡ぎだす音色 曲の解説やトークもあり クラシック音楽の魅力満載の約2時間 音楽を通して Akira Muto 鍋島徳恭 とっておきアフタヌーンの公演情報は 14 ページへ 7 6
マチネのおすすめもうひとつは 毎月1回木曜日のお昼に行われる オルガンプロムナードコンサート (8 月を除く) 12 時15 分から30 分間という絶妙な時間帯で 入場無料というのですから 会社勤めの方もお昼休みを利用して気分リフレッシュ!世界最大級 5898本のパイプを持つオルガンの響きを ぜひ体感ください 前期は4月19 日 5月17 日 6月14 日 7月12 日 昼12 時開場予定です お子さんと一緒にサントリーホールを楽しむなら こども定期演奏会 へ 2002年より東京交響楽団とサントリーホールが毎年行っている 日本初のこどものためのオーケストラ定期演奏会(年4回公演)です 今シーズンのテーマは 音楽と感情 各回それぞれ 笑って 怒って 泣いて 楽しんで という4 つの気持ちを表現した音楽をお届けします 初回は4月21 日(土)11 時開演 指揮は東京交響楽団音楽監督のジョナサン ノット (^o^) (` ) (T_T) ヽ (^o^) 丿 ユーモラスで珍しい作品が並ぶ とても面白いプログラムを用意しました 音楽は私たちと皆さんで共につくっていくもの 一緒に音楽を感じてくださいね こどもたちの知性や好奇心を刺激したいと言うノット氏ですが もちろん 大この春行ってみたい 演奏会 見つかりましたか?最後に 毎日何かしらのクラシックコンサートが開かれているサントリーホールだからこその 楽しみ方をご提案します ひとりの作曲家を追う 何百年もの間 あまたの作曲家が数えきれないほどの曲を生み出してきました 9つすべての交響曲を聴く機会があるのです オーケストラ 指揮者はさまざま 日本フィルが交響曲第5番 運命 (4月7日)と第7番(5月2日 とっておきアフタヌーン )を NHK交響楽団は第7番と第8番(4月25 日 26 日) 佐渡裕率いるトーンキュンストラー管弦楽団は第6番 田園 (5月17 日) クリーヴランド管弦楽団は交響曲全曲演奏会(6月2 7日) ベルリン交響楽団が第5 番と第7番(6月22 日) 新日本フィルハーモニー交響楽団が第8番(7月4日) 東京交響楽団は こども定期演奏会 で第3番 英雄 第2楽章(7月7日)を 定期演奏会で第6番(9月22 日)を また 年末には多くのオーケストラが第九を演奏します ベートーヴェンの交響曲を追うだけでも こんなに豊かな出会いがあるのです 6月のCMGでは カザルス弦楽四重奏団が弦楽四重奏曲を全曲 結成31 年目のフランスのトリオ ヴァンダラーがピアノ三重奏曲第4番 街の歌 を演奏します ピアノ曲ではほかに マリア ジョアン ピリス(4月12 日) 仲道郁代(4月30 日)がピアノ ソナタを 東京フィルハーモニー交響楽団と清水和音がピアノ協奏曲第5番 皇帝 (4月8日)を 東京都交響楽団とルーカス ヴォンドラチェクがピアノ協奏曲第4番(5月13 日)を奏でます さらに ベートーヴェン唯一のオペラ フィデリオ を演奏会形式で聴くチャンス(5月8日東フィル定期演奏会)まであるのです!今年はドビュッシー没後100年 バーンスタイン生誕100年 ロッシーニ没後150年などの記念年でもあります 何かのきっかけで気になった作曲家を追ってみれば 出会いが無限に広がります 何百年前のどこかで 作曲家の頭に浮かび楽譜に書き写された音が 今 目の前で 世界各国の演奏家によって奏でられ サントリーホールに響きわたります その瞬間を共有する歓びは 時空を超えた奇跡かもしれません 親子で楽しむ第4 楽章作曲家を楽しむ最終楽章人の感性も刺激されます 毎回オープニングに演奏されるテーマ曲は 全国の小学1年生から中学3年生に公募し採用された曲 今年はどんなメロディーを どのような子が どのような想いで作曲したのでしょう 4月21 日の舞台でお披露目されます たとえば ベートーヴェンが生涯に書いた曲は 自身が付した作品番号だけでも138 オーケストラによって演奏される壮大な交響曲は9つあります 今年のサントリーホールカレンダーを丹念に眺めてみると2016 年度の こども定期演奏会 の様子 こども定期演奏会の公演情報は 15 ページへ イラスト 中澤睦夫 9 8
明るい店内には ここでしか入手できない品々が並んでいます ギフト用にラッピングもできます もっと楽しむサントリーホールホワイエのショップでコンサートの思い出を形にコンサートの前後に美味しい時間をジュエリーブランド Ryui( リュイ ) とのコラボレーションで生まれたキュートな音楽モチーフのアクセサリー チャームにはサントリーホールのロゴマーク 響 が刻印されています 11,000 ~ 23,000 円 使い心地の良いリネン ( 麻 ) のハンカチ 楽器の刺繍がエレガントです お土産やギフトにもっとも人気のオリジナル商品のひとつ 1,500 円 アクセサリーブランド ABISTE とコラボレーションしたボールペン ト音記号のオリジナルチャームがポイントです 4,320 円ホワイエには サントリーホールオリジナルグッズや音楽にまつわるグッズがたくさん揃うショップがあるのをご存知ですか?エントランスを挟みブルーローズのちょうど向い 2階席へのエスカレーターの横に位置しています ホールを訪れた記念にオリジナルのアクセサリーを求める方もいらっしゃれば 日々の暮らしで音楽の雰囲気を味わうために文房具や小物を買われる方も 記念日に一緒に音楽を楽しんだ大切な人のために 休憩時間にサプライズで贈り物を用意して コンサートの後でプレゼント というのも素敵なアイデア 人気のブランドとコラボレーションした商品など サントリーホールでしか手に入らない品が揃っているのも魅力です コンサートの前に軽く食べたり コンサートの後 演奏の余韻にひたりながらゆったりと食事をしたり それもサントリーホールを訪れる特別な日には楽しみな時間です サントリーホールのあるアークヒルズ3 階のレストランフロアが3 月28 日にリニューアルオープンしました 行列ができる有名店や東京初進出のレストランなど 全9 店舗とバラエティも豊か 空間デザインは建築家 永山祐子氏によるもの 洗練された居心地の良い空間で 寛いで食事やお酒を楽しめるのも嬉しいところです 日本橋天ぷらめし金子半之助アークヒルズ店揚げたての天ぷらを本格的かつ気軽にカウンターで楽しめる 行列のできる天ぷら定食の専門店 穴子の天ぷらめし の穴子の大きさは迫力満点! 平日 :11:00 ~ 23:00 (L.O.22:30) 土日祝 :11:00 ~ 22:00 (L.O.21:30) アーク カラヤン広場から続いていくような パーゴラのかかった半外部的な空間 木漏れ日のように光が落ちてきます ベンチなどもあり ひと息つける場所となっています 平日 :11:00 ~ 23:00 (L.O.22:30) 土日祝 :11:00 ~ 22:00 (L.O.21:30) 成都正宗担々麺つじ田アークヒルズ店つけ麺 つじ田 が手掛けた担々麺屋 麺 スープ 素材にこだわった本格的担々麺が味わえます 平日 :11:00 ~ 23:00 (L.O.22:30) 土日祝 :11:00 ~ 22:00 (L.O.21:30) 日本橋海鮮丼つじ半絶品海鮮丼の店 メニューはシンプルに ぜいたく丼 4 種のみ ぜいたく丼梅 は 生まぐろ 中落ち いか 数の子 いくら ほか 9 種類がのったボリュームで 1,080 円とリーズナブル 11 10
Featured Concerts 1 アジアンサンブル @TOKYO 世界で活躍するアジアのアーティストたちをフューチャーする企画 指導者とし ても名高い原田幸一郎や堤剛の推薦で 韓国出身の 3 人が来日します 6 月 3 日 ( 日 ) 17:00 開演 モーツァルトヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲第 1 番ト長調 K. 423 ラヴェル弦楽四重奏曲ヘ長調メンデルスゾーンヴァイオリン ピアノと弦楽のための協奏曲ニ短調 チケット料金 指定 4,000 円サイドビュー 2,500 円学生 1,000 円 原田幸一郎 堀田力丸 Featured Concerts 2 磯村和英 プレシャス 1pm 平日の昼 13 時から ほっと一息くつろげる 60 分コンサート 上質な音楽と和やかなトークの おもてなし で 心潤う時間を Vol.1 6 月 6 日 ( 水 ) 13:00 14:00 マスター室内楽の超達人たち ドヴォルジャーク弦楽四重奏曲第 12 番ヘ長調作品 96 アメリカ より第 1 楽章ほか Vol.2 6 月 8 日 ( 金 ) 13:00 14:00 ムッシュー クロッシュ アンティディレッタントドビュッシーと反好事家八分音符氏 ドビュッシー フランスの 3つの歌 より 愛し合う二人の遊歩場 より フランソワ ヴィヨンの 3つのバラード より 忘れられた小唄 よりほか児玉桃 Vol.3 6 月 13 日 ( 水 ) 13:00 14:00 親密な至極のデュオ ショスタコーヴィチチェロ ソナタニ短調作品 40 プロコフィエフチェロ ソナタハ長調作品 119 チケット料金 指定 2,500 円サイドビュー 1,500 円ペア 4,000 円 ( 同一公演の指定席 2 枚 ) イ スビン 池田菊衛 イム ジュヒ 毛利伯郎 小山実稚恵 ND CHOW チョン ウチャン 練木繁夫 大窪道治 堀江一眞 堤剛 鍋島徳恭 6 月 10 日 ( 日 ) カザルス弦楽四重奏団ベートーヴェン サイクル Ⅴ 4 人の理想的な 13:00 開演人々の対話ベートーヴェン サイクル Ⅵ 言葉がもたらす インスピレーション 6 月 12 日 ( 火 ) キュッヒル クァルテットのブラームス ツィクルスⅠ 6 月 13 日 ( 水 ) プレシャス 1pm Vol.3 13:00 開演 デビュー 30 周年記念竹澤恭子の室内楽 6 月 14 日 ( 木 ) キュッヒル クァルテットのブラームス ツィクルス Ⅱ 6 月 15 日 ( 金 ) トリオ ヴァンダラー円熟のピアノ三重奏 6 月 16 日 ( 土 ) ENJOY! 室内楽アカデミー フェロー演奏会 Ⅱ 10:30 開演 第 4 期修了コンサート キュッヒル クァルテットのブラームス ツィクルス Ⅲ 6 月 17 日 ( 日 ) フィナーレ 2018 CMGを彩ってきたアーティストたちが大集合 世代を超えた室内楽の饗宴です 14:00 開演 Concert Information コンサート案内 2018 年 4 月 6 月 室内楽の花咲く庭を深呼吸 サントリーホールチェンバーミュージック ガーデン 2018 クラシック音楽の原点ともいわれる室内楽を気軽に楽しんでいただきたいと 2011 年から始まり 8 回目を迎える室内楽の祭典です ブルーローズ ( 小ホール ) の親密な空間で 6 月 2 日 ( 土 ) 6 月 17 日 ( 日 ) ブルーローズ ( 小ホール ) 6 月 8 日 ( 金 ) プレシャス 1pm Vol.2 13:00 開演 カザルス弦楽四重奏団ベートーヴェン サイクル Ⅱ ポピュラーな音楽素材の変容 6 月 9 日 ( 土 ) カザルス弦楽四重奏団ベートーヴェン サイクル Ⅲ 夜の情景 2つの 13:00 開演調性をめぐってベートーヴェン サイクル Ⅳ 変奏楽章に 魅せられて 6 月 5 日 ( 火 ) CMG スペシャル車いす利用者のための室内楽演奏会 ( 関係者招待 ) 6 月 6 日 ( 水 ) プレシャス 1pm Vol.1 13:00 開演 6 月 7 日 ( 木 ) カザルス弦楽四重奏団ベートーヴェン サイクルⅠ 濃密と 拡がりの極致 国内外の気鋭の若手と室内楽の達人が共演します 初夏の6 月 音楽の庭の小道をゆっくりと歩くような魅力あふれるシリーズです 6 月 2 日 ( 土 ) オープニング堤剛プロデュース 2018 18:00 開演 特集に登場した堤剛 ( チェロ ) 萩原麻未 ( ピアノ ) 成田達輝( ヴァイオリン ) によるアンサンブル 6 月 3 日 ( 日 ) ENJOY! 室内楽アカデミー フェロー演奏会 Ⅰ 10:30 開演 アジアンサンブル @TOKYO 17:00 開演 13 12
Concert Information コンサ ート案 内 親子でサントリーホール クラシック音楽との出会い 2 0 1 8 年 4 月 6 月 バークレイズ証券株式会社 特別協賛 東京交響楽団 サントリーホール こども定期演奏会 2018年シーズン 音楽と感情 第65回 笑って(^o^) オーケストラとホールが贈る 平日午後の優雅で豊かなひととき 4月21日 土 11:00開演 日本フィル サントリーホール とっておきアフタヌーン 2018シーズン 日本フィルハーモニー交響楽団とサントリーホールが より多くのお客様にクラシック コンサートを楽しんでいただくことを 願い 2015年より開催している平日午後のコンサート さらに気軽に楽しんでいただけるよう 今シーズンから お得な3 公演セット券や 託児サービス リハーサル体験といったオプションを用意しました また サントリーホールから歩いて すぐのホテルオークラ東京では 当日のコンサートチケット提示で ガーデニング展覧会やバー カフェを優待価格で利 用できる 特別なおもてなし も用意されています Vol. 7 こども奏者とオーケストラ 日本初の試み こどものためのオーケストラ定期演奏会です 2018年のテーマは 音楽と感情 トラが音楽で表現するコンサート 2018年の第1回は 笑って(^o^) 家族で楽しくサントリーホ ールデビューするにもぴったりです 若き才能に出会う喜び ロマンをめぐる物語 躍動 がテーマ ヘンデル 水上の音楽 より チケット料金 1回券 3,500円 年間会員券 12,000円 全席指定 4公演分 チャイコフスキー ロココの主題による変奏曲 イ長調 チェロ 宮田 大 ジョナサン ノット K.Miura 第66回 怒って( ) 7月7日 土 11:00開演 指揮 沼尻竜典 バリトン 晴雅彦 2018シーズン初回となるVol. 7は 指揮 鈴木優人 ヘンデル オンブラ マイ フ バリトン 加耒 徹 4回の公演で それぞれ 笑って 怒って 泣いて 楽しんで の4つの気持ちをオーケス 指揮 ジョナサン ノット ファゴッ ト 福井 蔵 ロッシーニ オペラ 絹のはしご 序曲 ロッシーニ ファゴット協奏曲 より 第1楽章 シューベルト 交響曲第6番 より 第4楽章 ほか 5月2日 水 14:00開演 ベートーヴェン 交響曲第7番 イ長調 指揮 鈴木優人 金 14:00開演 Vol. 8 9月14日 モーツァルト オペラ フィガロの結婚 より ベートーヴェン 交響曲第3番 英雄 第2楽章 より ほか サントリーホール オペラ アカデミー コンサート ロマンをめぐる物語 ドラマティック ロシア 指揮 川瀬賢太郎 ピアノ 福間洸太朗 ラフマニノフ ピアノ協奏曲第2番 ハ短調 チャイコフスキー バレエ音楽 白鳥の湖 より Vol. 9 チェロ 宮田 大 2019年 Daisuke Omori バリトン ナビゲーター 加耒 徹 火 14:00開演 2月26日 ロマンをめぐる物語 愛 指揮 角田鋼亮 ヴァイオリン 成田達輝 メンデルスゾーン ヴァイオリン協奏曲 ホ短調 モーツァルト オペラ フィガロの結婚 序曲 ほか チケット料金 5月2日公演 S 6,000円 A 4,000円 B 3,000円 3公演セット券 S 15,000円 A 9,000円 日本フィル サービスセンター TEL.03-5378-5911のみで取扱い 5月26日 土 14:00開演 ブルーローズ 小ホール 世界的テノール歌手として活躍し 現在は指揮者 声楽指導者のジュゼッペ サッバ ティーニが率いるサントリーホールオペラ アカデミー 深い音楽表現を学んだ若き演奏 家たちがイタリア古典歌曲やオペラ アリアで1年目の成果を披露するコンサートです 今回は新たな試みとして ルネサンス このマークのついた公演は 未来を担うこどもたち や若きプロフェッショナルな音楽家たちに向けたサン トリーホールの活動 ENJOY! MUSICプログラム の一環として開催します 音楽に出会うよろこびの 場 音楽を創るよろこびの場 そして より開かれ たホールをめざし 様々な取り組みを行っています 15 Hibiki Vo l.3 バロック時代の多声音楽などア カペ ラの小品もお届けします 出演 サントリーホール オペラ アカデミー プリマヴェーラ コース第4期生 アドバンスト コース第3期生 チケット料金 自由 2,000円 日本フィルハーモニー交響楽団 堀田力丸 Hibiki Vo l.3 14
サントリーホール情報誌 Spring 2018 Q uestionnaire & P resent 特集春だから コンサートへ! 4~6 月のコンサート案内 < サントリーホール情報誌 Hibiki > サントリーホールは 1986 年に東京初のコンサート専用ホールとして 世界一美しい響き をコンセプトに誕生しました これからもサントリーホールの響きを より多くの方々にお届けしたい そんな想いを込めて 情報誌 Hibiki を発行しています 表紙絵は 海外にも活躍の場を広げている陶芸家 アーティストの鹿児島睦 (Makoto Kagoshima) 氏による描きおろしです サントリーホール情報誌 Hibiki Vol.3 2018 年 4 月 1 日発行発行責任者 市本徹雄編集発行 サントリーホール 107-8403 東京都港区赤坂 1-13-1 TEL. 03-3505-1001( 代表 ) 企画編集 デザイン 表紙絵 印刷製本 サントリーホール / 株式会社 Scapes / 内海陽子 中澤睦夫 (SAKU CORPORATE DESIGN) 鹿児島睦 共同印刷 サントリーホールディングス株式会社は公益財団法人サントリー芸術財団のすべての活動を応援しています 風薫る季節 コンサートを楽しみにホールにお出かけいただければ とお届けしましたサントリーホール情報誌 H i b i k i いかがでしたでしょうか 今後も充実した Hibikiをお届けしていきたいと思います ぜひみなさまのご意見をお聞かせください アンケートにお答えくださった方の中から抽選で サントリーホールのオリジナルグッズをプレゼントいたします サントリーホールホームページ http://suntory.jp/hall/ の応募フォームに希望のプレゼント アンケートのお答え お名前 ご住所等をご記入のうえ ぜひご応募ください プレゼント *A B よりお選びください 今号では 10 ページでご紹介したサントリーホールのショップから人気のオリジナルグッズをプレゼントいたします A サントリーホール Ryui アクセサリー 2 名様 ジュエリーブランド Ryui( リュイ ) とのコラボレーションで生まれた限定のアクセサリーから エレガントな音符パール付ネックレス ( ト音記号 ) をプレゼントいたします B 音符型クリップ 5 名様 ト音記号と 16 分音符の形をしたかわいらしいクリップは サントリーホールのショップの人気商品 メモにつけたり 手紙に添えたり 机の上にあると楽しくなる文具です 応募フォームはこちらから 先行販売がご利用いただける サントリーホール メンバーズ クラブ 公演情報 チケットのご購入など詳細は サントリーホールホームページをご覧いただくか サントリーホールチケットセンターにお問い合わせください サントリーホールホームページへはこちらから サントリーホールホームページ http://suntory.jp/hall/ サントリーホールチケットセンター Tel. 0570-55-0017 (10:00~18:00 ) オペレーターが対応いたします ( 休館日 年末年始は休業 ) 0570 で始まるこの電話番号は 国際電話および一部の IP 電話 プリペイド方式の携帯電話からはご利用できません ご利用いただけない場合は 03-3584-4402 へお電話ください チケット窓口 10:00~18:00 18 時以降の公演がある場合は開演時刻まで営業 / 休館日 年末年始は休業