報道発表 平成 3 年 9 月 12 日 内 閣 府 財 務 省 第 58 回法人企景気予測調査 ( 平成 3 年 7-9 月期調査 ) 調査の概要 調査時点平成 3 年 8 月 15 日 調査対象期間判断項目 : 平成 3 年 期及び 9 月末見込み 平成 3 年 期及び 12 月末 平成 31 年 期及び 3 月末 調査対象企の範囲 計数項目 : 平成 3 年度上期実績見込み 平成 3 年度下期 設備投資の平成 3 年度上期は 期実績と 期実績見込みを合計したもの 平成 3 年度下期は計画 資本金 出資金又は基金 ( 以下 資本金 という )1 千万円以上の法人 ( 電気 ガス 水道及び金融 保険は資本金 1 億円以上 ) ( 単位 : 社 ) 全 規 模 大 企 中 堅 企 中 小 企 母集団法人数 958,282 5,929 27,215 925,138 全 産 標本法人数 15,84 5,127 4,236 6,477 回答法人数 13,75 4,62 3,382 5,73 回収率 (%) 82.5 9.1 79.8 78.3 母集団法人数 16,837 1,96 6,211 152,666 製 造 標本法人数 4,472 1,699 1,96 1,677 回答法人数 3,858 1,559 932 1,367 回収率 (%) 86.3 91.8 85. 81.5 母集団法人数 797,445 3,969 21,4 772,472 非 製 造 標本法人数 11,368 3,428 3,14 4,8 回答法人数 9,217 3,61 2,45 3,76 回収率 (%) 81.1 89.3 78. 77.2 ( 注 1) 本調査において大企とは資本金 1 億円以上の企を 中堅企とは資本金 1 億円以上 1 億円未満の企を 中小企とは資本金 1 千万円以上 1 億円未満の企をいう ( 注 2) 当期については 平成 3 年 7 月豪雨の影響により 中国財務局 四国財務局管内の一部の調査 対象法人 (7 社 ) について調査の実施を見合わせた そのため 当期の推計方法は 公表までに 上記以外の調査対象法人より回収された調査票から 種別 資本金別に全国平均値を算出し これを基に推計を行っている BSI(Business Survey Index) の計算方法例 貴社の景況 の場合前期と比べて 上昇 と回答した企の構成比 : 4.% 不変 と回答した企の構成比 : 25.% 下降 と回答した企の構成比 : 3.% 不明 と回答した企の構成比 : 5.% BSI=( 上昇 と回答した企の構成比 4.%)-( 下降 と回答した企の構成比 3.%) = 1.% ポイント 連絡 問合せ先内閣府経済社会総合研究所景気統計部 Tel.3-6257-163( タ イヤルイン ) 内閣府経済社会総合研究所ホームヘ ーシ アト レス http://www.esri.go.jp/ 財務省財務総合政策研究所調査統計部 Tel.3-3581-4111( 内線 )5327,5163 財務省ホームヘ ーシ アト レス https://www.mof.go.jp/
景況 貴社の景況 平成 3 年 期の 貴社の景況判断 BSI を全産でみると 大企 中堅企は 上昇 超 中小企は 下降 超となっている 先行きを全産でみると 大企 中堅企は 上昇 超で推移する 中小企は 下降 超で推移するとなっている 貴社の景況判断 BSI( 上昇 - 下降 社数構成比) ( 単位 :% ポイント ) 平成 3 年 前回調査 平成 3 年 現状判断 平成 3 年 平成 31 年 (6.9) (7.9) 全産 2. 3.8 7.6 5.8 大 (8.) (11.2) 企製造 3.2 6.5 9.9 5.4 (6.3) (6.2) 1.4 2.4 6.5 6. (6.1) (8.5) 1. 2.2 7. 4.1 堅 (6.5) (13.9) 1.1 5.4 12.8.2 (6.) (6.9) 1. 1.3 5.3 5.4 ( 3.3) (.8) 1.6 1..6 3.8 小 ( 5.1) (3.4) 1.1 13.6.1 3.2 ( 3.) (.3) 1.7 9.2.7 3.9 ( 注 ) 金融 保険を含む ( ) 書きは前回調査時の 国内の景況 平成 3 年 期の 国内の景況判断 BSI を全産でみると 大企 中堅企は 上昇 超 中小企は 下降 超となっている 先行きを全産でみると 大企 中堅企は 上昇 超で推移する 中小企は 下降 超で推移するとなっている 国内の景況判断 BSI( 上昇 - 下降 社数構成比) ( 単位 :% ポイント ) 平成 3 年 前回調査 平成 3 年 現状判断 平成 3 年 平成 31 年 (6.9) (5.8) 全産 7.2 6.9 5. 5. 大 (5.6) (4.) 企製造 5.6 8.3 3.9 3. (7.5) (6.7) 8. 6.2 5.6 6. (6.7) (6.6) 6.9 4.9 6.3 3.8 堅 (5.9) (9.7) 7.4 5.1 9. 4. (6.9) (5.7) 6.8 4.8 5.5 3.8 ( 2.7) (.5) 4.3 7.3 2.3 4.2 小 ( 5.1) (1.3) 2.4 8.1 1. 2.2 ( 2.2) (.8) 4.7 7.1 2.9 4.6 ( 注 ) 金融 保険を含む ( ) 書きは前回調査時の
雇用平成 3 年 9 月末時点の 従員数判断 BSI を全産でみると 大企 中堅企 中小企いずれも 不足気味 超となっている 先行きを全産でみると 大企 中堅企 中小企いずれも 不足気味 超で推移するとなっている 従員数判断 BSI( 不足気味 - 過剰気味 社数構成比) ( 単位 :% ポイント ) 平成 3 年 6 月末前回調査 平成 3 年 9 月末現状判断 平成 3 年 12 月末 平成 31 年 3 月末 (15.7) (14.3) 全産 18.8 19.3 16.8 15. 大 (11.9) (1.6) 企製造 14.5 16.2 13.5 1.7 (17.6) (16.2) 21. 2.9 18.4 17.1 (28.6) (27.9) 33.1 34.4 3.6 27.6 堅 (27.3) (26.5) 33.1 35.3 31.3 26.4 (29.) (28.3) 33.1 34.1 3.5 27.9 (26.9) (26.1) 29.5 27.9 25.9 23.5 小 (27.9) (27.4) 31.7 29.5 25.3 23.2 (26.7) (25.8) 29.1 27.6 26. 23.6 ( 注 ) 金融 保険を含む ( ) 書きは前回調査時の 今年度における設備投資のスタンス平成 3 年度における設備投資のスタンスを 重要度の高い順に全産でみると 大企 中堅企 中小企いずれも 維持更新 が第 1 位となっている 第 2 位は 大企 中堅企 中小企いずれも 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 となっている 第 3 位は 大企で 省力化合理化 中堅企 中小企で となっている ( 回答社数構成比 :%) 1 位 2 位 3 位 大企 中堅企 中小企 全産維持更新 66.4 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 48.5 省力化合理化 38.5 製造維持更新 64.4 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 61.1 省力化合理化 43.2 維持更新 67.3 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 42.2 全産維持更新 63.1 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 43.6 製造維持更新 65.1 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 61. 省力化合理化 42.9 維持更新 62.5 全産維持更新 58.1 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 47.5 製造生産 ( 販売 ) 能力の拡大 59.6 維持更新 51.7 維持更新 59.4 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 45.2 ( 注 ) 金融 保険を含む 1 項目中 3 項目以内の複数回答による回答社数構成比 39.5 39.1 39.4 生産 ( 販売 ) 能力の拡大 38.5 39.9 49.1 38.1
売上高平成 3 年度は 2.4% の増収となっている ( 上期 2.8% の増収見込み 下期 2.1% の増収 ) 種別にみると 製造 ともに増収となっている [ 前年度 ( 同期 ) 比増減率 :%] 平成 3 年度上期下期 (2.1) (2.6) (1.7) 全産 2.4 2.8 2.1 (3.) (2.6) (3.4) 製造 3.5 3.7 3.2 (1.7) (2.6) (1.) 2. 2.5 1.6 ( 注 1) 金融 保険は含まない ( ) 書きは前回調査結果 ( 注 2) 平成 29 年度 平成 3 年度ともに回答のあった法人 ( 上期 9,113 社 下期 8,881 社 ) を基に推計したもの 経常利益平成 3 年度は.4% の減益となっている ( 上期 2.9% の減益見込み 下期 2.2% の増益 ) 種別にみると 製造は減益 は増益となっている [ 前年度 ( 同期 ) 比増減率 :%] 平成 3 年度 上 期 下 期 全 産 ( 1.5) ( 3.8) (.7).4 2.9 2.2 製 造 ( 3.1) ( 9.7) (3.8) 1.8 4.4 1. (.8) (.9) (.7).3 2.1 2.7 ( 参考 ) 全産 (.8) ( 2.2) (.5) ( 金融 保険を除く ).2 1.3 1.6 (.4) (2.2) ( 1.2) ( 金融 保険を除く ) 1.2.5 1.9 ( 注 1) 金融 保険を含む ( ) 書きは前回調査結果 ( 注 2) 平成 29 年度 平成 3 年度ともに回答のあった法人 ( 上期 9,811 社 下期 9,581 社 ) を基に推計したもの ( 注 3) 平成 22 年 期調査から金融 保険の経常利益を調査項目に加えたことから 参考として金融 保険を除く ベースの結果も掲載する 設備投資平成 3 年度は 9.9% の増加となっている ( 上期 13.6% の増加見込み 下期 6.9% の増加 ) 種別にみると 製造 ともに増加となっている [ 前年度 ( 同期 ) 比増減率 :%] 平成 3 年度 上 期 下 期 ソフトウェア投資額を含む 土地購入額を除く 全 産 (5.4) (11.) (1.) 9.9 13.6 6.9 製 造 (15.1) (21.3) (9.9) 21.8 29. 16.2 (.1) (5.) ( 3.8) 3.3 5.2 1.8 ( 注 1) 金融 保険を含む ( ) 書きは前回調査結果 ( 注 2) 平成 29 年度 平成 3 年度ともに回答のあった法人 ( 上期 9,859 社 下期 9,663 社 ) を基に推計したもの ( 注 3) 法人企景気予測調査では 有形固定資産及びソフトウェアの新設額を設備投資として扱っている
( 参考 ) 貴社の景況判断 BSI の推移 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 大企 全産製造 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 2 1 1 2 3 4 5 6 7 中堅企 全産製造 8 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 2 1 1 2 3 4 5 6 7 中小企 全産製造 8 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 ( 注 ) 平成 3 年 7-9 月期までの数値は 各調査期における現状判断 平成 3 年 1-12 月期及び平成 31 年 1-3 月期の数値は 平成 3 年 7-9 月期調査時の シャドー部分は景気後退期を示す
国内の景況判断 BSI の推移 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 大企 全産製造 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 中堅企 全産製造 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 中小企 全産製造 4 3 2 1 1 2 3 4 5 6 7 8 9 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 ( 注 ) 平成 3 年 7-9 月期までの数値は 各調査期における現状判断 平成 3 年 1-12 月期及び平成 31 年 1-3 月期の数値は 平成 3 年 7-9 月期調査時の シャドー部分は景気後退期を示す
従員数判断 BSI の推移 3 大企 全産製造 2 1 1 2 3 4 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 4 3 2 1 1 2 3 中堅企 全産製造 4 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 4 3 2 1 1 2 3 中小企 全産製造 4 16 年度 17 年度 18 年度 19 年度 2 年度 21 年度 22 年度 23 年度 24 年度 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 29 年度 3 年度 ( 注 ) 平成 3 年 7-9 月期までの数値は 各調査期における現状判断 平成 3 年 1-12 月期及び平成 31 年 1-3 月期の数値は 平成 3 年 7-9 月期調査時の シャドー部分は景気後退期を示す