長崎県建設工事総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 試行要領運用指針 平成 28 年 3 月 18 日 27 建企第 619 号 最終改正平成 30 年 3 月 27 日 29 建企第 731 号 本指針は 地方自治法施行令第 167 条の10の2の規定に基づき 建設工事に関する入札を総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) による一般競争入札(WTO 対象工事を除く 以下同じ )( 以下 事後同時タイプ という ) により実施する場合の事務処理の効率化に資するため 運用上の基本的な事項を定めるものである 1 一般的事項 (1) 事後同時タイプの実施にあたっては 長崎県建設工事総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 試行要領( 以下 要領 という ) 及び本運用指針に定める事項のほか 定めがない事項については 長崎県財務規則 長崎県建設工事執行規則 長崎県建設工事一般競争入札実施要綱 長崎県建設工事一般競争入札試行実施要綱 長崎県建設工事電子入札実施要綱 長崎県建設工事苦情処理手続要綱 履行確実性評価方式試行要領及び公共工事の入札結果及び契約内容の公表についての手続きによるものとする また 事後同時タイプは 長崎県建設工事一般競争入札実施要綱に規定する事前審査型入札とする (2) 企業の技術力に係る評価基準 ( 以下 評価基準 という ) 及び落札者決定基準については 入札公告において明らかにするものとする 2 競争参加資格委員会による決定事項契約担任者は 事後同時タイプにより入札を実施しようとするときは 落札者決定基準 については入札公告までに様式 1-1 号により かい ( 長崎県財務規則 ( 昭和 39 年長崎県規則第 23 号 ) 第 2 条第 1 号に規定する かい をいう ) における競争参加資格委員会 ( 長崎県建設工事一般競争入札実施要綱第 2 条第 5 号に規定する 競争参加資格委員会 をいう ) に提出し 入札に参加しようとする者の技術力などの評価結果 ( 以下 評価結果 という ) については開札後に様式 4-1 号により競争参加資格委員会に提出するものとする 3 学識経験を有する者の意見聴取 (1) 関係部等 ( 長崎県建設工事一般競争入札実施要綱第 2 条第 3 号に規定する 関係部等 をいう ) の部長等は 落札者決定基準について長崎県総合評価審査委員会設置要領に基づき設置された総合評価審査委員会 ( 以下 総合評価審査委員会 という ) に 意見を聴取しなければならない (2) 関係部等の部長等は (1) による意見を聴取した上で 結果を契約担任者に報告するものとする 4 評価基準 (1) 評価基準は 企業の技術力に係る評価項目及び得点配分その他の評価に必要な事項 ( 以下 評価項目等 という ) とする (2) 評価基準は 入札公告において明らかにするものとする (3) 評価項目等は 工事における必要度 重要度に基づき 適切に設定するものとする
(4) 工事における必要度 重要度に照らし 必要な範囲を超え評価する意味のない企業の技術力は評価しないものとする (5) 評価項目については その評価する内容を可能な限り詳細かつ具体的に示すものとする 必要に応じ 入札前に技術資料のヒアリングを実施することができる なお その場合には その旨を入札公告において明らかにするものとする (6) 得点配分は 必要度 重要度に応じて加算点を適切に設定する 5 企業の技術力の評価 (1) 企業の技術力の評価は 入札公告に基づいて行うものとし 入札公告に記載されていない企業の技術力は評価の対象としない (2) 企業の技術力の評価は 競争参加資格委員会による審査を通じて適切に行うものとする また 当該審査に当たっては 全ての入札参加者に共通の基準で行うこととし 特定の入札参加者の評価に特定の方法を用いないものとする 6 入札入札参加者は 入札書提出時には 長崎県建設工事執行規則に定める様式 4 号及び様式 5 号を使用するものとするが 電子入札対象工事の場合は 長崎県建設工事電子入札実施要綱第 15 条又は第 28 条の規定に基づき 入札書を提出するものとする 7 開札入札執行者は開札後 保留 を宣言し 次のことを告げて入札を終了するものとするが 電子入札対象工事の場合は 電子入札システムにより以下の事項を記載した保留通知書を入札参加者に送付するものとする アランダム係数 予定価格及び履行確実性評価価格 履行確実性確保価格 イ予定価格の範囲内の者について総合評価を実施する旨 また落札者の仮決定後に 直ちに開札結果を別紙様式 入札結果一覧表 及び 総合評価落札方式評価表 を長崎県ホームページ 発注予定工事情報 公告管理システム に掲載し 落札者の決定後においては紙による閲覧により 入札金額 標準点と加算点の合計点 評価値及びその氏名又は名称並びにランダム係数 予定価格及び履行確実性評価価格 履行確実性確保価格並びに基準評価値を公表するものとする さらに落札仮決定者には落札仮決定の通知を行い 落札者決定後においては 落札決定者には確定した旨の通知及び全入札参加者には落札者が決定した旨を通知するものとする 8 落札候補者がない場合の取扱い 落札候補者がない場合は入札不調とし 当該入札にかかる設計書は廃工とする 9 落札決定 (1) 契約担任者は 要領 12により落札者が仮決定した場合は 様式 5 号により落札仮決定者に通知する (2) 落札仮決定者は 要領 13(1) により配置予定技術者を専任で配置することが可能か不可能かの通知を行う場合は 様式第 6の1 号又は様式 6の2 号を持参の方法により行うものとする 10 落札結果の公表
(1) 要領 14(1) に定める通知は 落札者には様式 7 号 その他の入札参加者には様式 8 号によ り行う (2) 入札過程の公表は別紙様式 入札結果一覧表 をもって実施する 11 施行期日 この運用指針は 平成 28 年 4 月 1 日から施行する この運用指針は 平成 30 年 4 月 1 日から施行する
参考様式第 1 号 工事概要書 年度発注機関名課名 工事種別入札方式総合評価の種別 加算点 工事名称工事箇所工事日数 目的 工事概要 技術提案における評価項目 技術提案における評価内容 評価内容における着目点 1 評価内容における着目点 2 技術提案における評価項目設定理由
様式 1-1 号総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) による 加算点配点基準 調書配置予定技術者の施工実績配置予定技術者の工事成績評定表彰(優秀現場技術者)配置予定技術者の資格配置予定技術者の資格 B 企業の施工実績工事成績の評定施工実績件数優秀工事表彰継続的専門能力啓発システム(C P D S )基幹技能者の配置専門技術者保有状況工事の確実かつ円滑な実施体制としての拠点管内の施工実績社会貢献活動の実績 A 社会貢献活動の実績 B 労務賃金の支払い従業員数下請け次数の制限加算点満点発注機関工事名工事箇所工事概要入札方式概算工事費 ( 百万円 ) 加算点評価項目及び配点備考配置予定技術者企業の施工能力競争参加資格委員会部長本庁主務課長事務所の長競争参加資格委員会附議済平成年月日
様式 4-1 号 総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) に関する 入札に参加しようとする者の技術力等の評価結果 落札者 評価調書 発注機関工事名工事箇所 概算工事費 : 百万円 基準評価値 ( 標準点 / 予定価格 10 8 ) 入札方式 評価基準 評価項目 配点 配置予定技術者の施工実績 配置予定技術者の工事成績評定 配置予定技術者 表彰 ( 優秀現場技術者 ) 配置予定技配置予定技術者の資格術者の資格 B 企業の施工実績 工事成績の評定 施工実績件数 優秀工事表彰 企業の施工能力 継続的専門能力啓発シ基幹技能者専門技術者ステム (CP の配置保有状況 DS) 工事の確実かつ円滑な管内の施工社会貢献活社会貢献活労務賃金の従業員数実施体制と実績動の実績 A 動の実績 B 支払いしての拠点 下請け次数の制限 加算点合計 価格以外の評価結果 入札参加予定者 配置予定技術者の施工実績 配置予定技術者の工事成績評定 配置予定技術者 表彰 ( 優秀現場技術者 ) 配置予定技配置予定技術者の資格術者の資格 B 企業の施工実績 工事成績の評定 施工実績件数 優秀工事表彰 企業の施工能力 継続的専門能力啓発シ基幹技能者専門技術者ステム (CP の配置保有状況 DS) 工事の確実かつ円滑な管内の施工社会貢献活社会貢献活労務賃金の従業員数実施体制と実績動の実績 A 動の実績 B 支払いしての拠点 下請け次数の制限 合計 総合評価結果 入札者 入札金額 ( 税抜き )(A) 加算点 (B) 標準点 + 加算点 (C=100+B) 評価値 備考 評価値 =(C/A) 100,000,000 各入札者の評価値は端数処理を行わないこと ( 表示桁数は適宜 )
様式 5 号 ( 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 運用指針 9 関係 ) 第号年月日 様 契約担任者 落札者仮決定通知書 さきに入札執行しました下記工事については 審議の結果 貴社が落札仮決定者に決定しましたので通知します つきましては 総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 試行要領に基づき平成年月日迄に 配置予定技術者に係る通知書 を提出してください 上記期限までに提出がない場合は 配置予定技術者の専任配置ができないものとみなします 1. 工事番号第号 2. 工事名 3. 工事場所市 ( 郡 ) 町 ( 村 ) 地内 4. 工事日数日間 5. 入札執行の日時年月日 6. 落札金額 7. 評価値 8. 履行確実性確保価格 記 なお 落札金額が履行確実性確保価格を下回る場合は 次に掲げる条件の履行を求めます (1) 請負代金額の 10 分の3 以上の契約保証金を納付すること (2) 配置予定技術者とは別に配置予定技術者と同一の資格 ( 同種工事の経験を除く ) を有する技術者 1 名を専任で配置すること ( 落札仮決定者が特定建設工事共同企業体の場合は 代表構成員に対してのみ求めるものとする ) (3) 前号の技術者は施工中 配置予定技術者を補助し 建設業法第 26 条の3に規定する職務と同様の職務を行うものとすること (4) 前払金の金額を請負代金額の2 割以内とすること
様式 6 の 1 号 ( 単体の場合 )( 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 運用指針 9 関係 ) 平成年月日 契約担任者 様 住所商号又は名称代表者名 印 配置予定技術者に係る通知書 平成年月日付け第号により落札者仮決定通知のありました下記工事に係る配置予定技術者ついて 総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 試行要領に基づき下記のとおり通知します なお 下記の内容については事実と相違ないことを誓約します 1. 工事番号第号 2. 工事名 3. 工事場所市 ( 郡 ) 町 ( 村 ) 地内 4. 工事日数日間 記 5. 配置予定技術者の専任配置の可 不可 可 能 配置予定技術者の氏名 配置予定技術者と同一の資格を有する者の氏名 配置予定技術者と同一の資格を有する者の氏名の欄は 履行確実性確保価格を下回る価格で契約する場合に 記載しなければならない また 本通知書に配置予定技術者と同一の資格を有することを証する資料を添えて提出しなければならない 不可能 可能 不可能のどちらかを選択し 内に を記載すること ( 例 ) 可能
様式 6の2 号 ( 共同企業体の場合 )( 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 運用指針 9 関係 ) 平成年月日契約担任者様 配置予定技術者に係る通知書 共同企業体の名称代表構成員住所商号又は名称代表者名印 平成年月日付け第号により落札者仮決定通知のありました下記工事に係る配置予定技術者ついて 総合評価落札方式 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 試行要領に基づき下記のとおり通知します なお 下記の内容については事実と相違ないことを誓約します 1. 工事番号第号 2. 工事名 3. 工事場所市 ( 郡 ) 町 ( 村 ) 地内 4. 工事日数日間 記 5. 配置予定技術者の専任配置の可 不可 可 能 配置予定技術者の氏名 ( 代表構成員 ) 配置予定技術者の氏名 ( その他の構成員 ) 配置予定技術者と同一の資格を有する者の氏名 ( 代表構成員 ) 配置予定技術者と同一の資格を有する者の氏名の欄は 履行確実性確保価格を下回る価格で契約する場合に 記載しなければならない また 本通知書に配置予定技術者と同一の資格を有することを証する資料を添えて提出しなければならない 不可能 可能 不可能のどちらかを選択し 内に を記載すること ( 例 ) 可能配置予定技術者の氏名は 3 者 JV の場合は セルを追加し 記載すること
様式 7 号 ( 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 運用指針 10 関係 ) 第号年月日 様 契約担任者 落札者決定通知書 ( 落札者あて ) さきに落札仮決定しました下記工事につきましては 貴社から平成年月日付けでご提出のありました 配置予定技術者に係る通知書 により 貴社が落札者に決定しましたので通知します つきましては 年月日迄に契約関係書類を提出してください 記 1. 工事番号 第 号 2. 工事名 3. 工事場所 市 ( 郡 ) 町 ( 村 ) 地内 4. 工事日数 日間 5. 落札決定日 平成 年 月 日 6. 契約条件 履行確実性確保価格を下回る価格で契約する場合の条件 有り 無し
様式 8 号 ( 特別簡易型 ( 事後評価 同時提出タイプ ) 運用指針 10 関係 ) 第号年月日 様 契約担任者 落札者決定の通知について さきに入札執行しました下記工事については 落札者の決定を保留していましたが 審議の結果 下記のとおり落札者が決定しましたので通知します 記 1. 工事番号 第 号 2. 工事名 3. 工事場所 市 ( 郡 ) 町 ( 村 ) 地内 4. 工事日数 日間 5. 入札執行の日時 年 月 日 6. 落札者名 7. 落札金額 8. 落札者の評価値 9. 貴社の評価値 10. 落札決定日 平成 年 月 日