鎌倉市道路占用、掘削及び復旧工事に関する運用基準

Similar documents
許可方針

津市道路路面復旧基準 津市建設部

( 案 ) 土地区画整理事業の施行に伴い設置される 公共施設の管理及び帰属等に関する協議書 埼玉県 ( 以下 甲 という ) と ( 土地区画事業施行 ( 予定 ) 者 ) ( 以下 乙 と いう ) とは 土地区画整理法に基づく土地区画整理事業の施行により設置される公共 施設の管理及び帰属等につい

< F2D926E89BA968490DD95A882CC8E968CCC96688E7E91CE8DF49776>

10.2 道路占用規則関係 ( 太田市に関して ) 当該様式は 参考例として掲載しております 申請の際には 所管にて必ず確認を行ってください 111

Microsoft Word - 土砂指導要綱.doc

<4D F736F F D20819A92B98EE68E73926E89BA968490DD8D488E E7793B197768D6A288DC58F4994C5816A2E646F63>

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

<8D488E96985F95B62E786C73>

つがる市小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備建設に関するガイドライン 平成 29 年 11 月 15 日公表 1 目的本ガイドラインは つがる市 ( 以下 市 という ) において小形風力発電 (20kW 未満 ) 設備及び設備建設に伴う送電線等の付帯設備 ( 以下 小形風力発電設備等 という

平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

工事施工記録写真作成方法 平成 31 年 4 月 名古屋市緑政土木局

立川市雨水浸透施設設置基準 1. 目的この設置基準は 立川市雨水浸透施設設置補助金交付要綱 ( 以下 要綱 という ) の雨水浸透施設の設置にあたり 必要な事項を定めることを目的とする 2. 用語の定義補助対象の雨水浸透施設とは 雨水浸透ます 及び 雨水浸透管 とし 雨水浸透施設の設置に伴い発生する

鹿嶋市都市計画法の規定による市街化調整区域における

大津市 道路位置指定基準

一定規模以上の土地の形質変更時の手続きについて 改正土壌汚染対策法が平成 22 年 4 月 1 日から施行されたことにより 平成 22 年 5 月 1 日以降に 3,000 m2以上の面積の土地の形質変更をしようとする者は 工事に着手する日の 30 日前までに 法に基づき届出を行うことが義務付けられ

<4D F736F F D A B28DB88BA492CA816988C4816A>

<4D F736F F D2093B E FF090528DB88AEE8F802E646F63>

秋田国道維持出張所 道路占用許可申請 ( 道路法第 32 条 ) の手引き ( 案 ) ~ 自家用看板 投光器 日除け編 ~ Ⅰ. 道路占用許可申請時提出書類 道路占用許可申請時 次に揚げる書類の提出が必要です 提出部数は申請書のみ 1 部 ( 複写式のため ) とし その他については全て 2 部添

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

通行禁止道路 について 道路標識又は道路標示によるもの 対象にするもの 車両通行止め道路 根拠規定道路標識 道路標示 ( 例 ) 道路交通法第 8 条第 1 項 自転車及び歩行者用道路 標識 302 同法第 8 条第 1 項 標識 325 の 3 歩行者用道路 同法第 8 条第 1 項 標識 325

環境保全に関する協定書 ( 基準協定 ) 旭川市 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) は, 乙が旭川市内で施工する事業 ( 以下 事業 という ) について, 次のとおり協定を締結する ( 法令等の厳守 ) 第 1 条 乙は, 事業実施に当り, 森林法, 北海道自然環境等保全条例

小松市告示第64号

目 次 Ⅰ. 下水道土木工事施工管理基準及び規格値 1. 目的 1 2. 適用 1 3. 構成 1 4. 管理の実施 1 5. 管理項目及び方法 2 6. 規格値 2 7. その他 2 表 -1 出来形管理基準及び規格値 ( 管渠工事 ) 3 表 -2 出来形管理基準及び規格値 ( 処理場 ポンプ場

資料 1 3 小規模附属物点検要領 ( 案 ) の制定について Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism

( 業務計画の策定 ) 第 3 条受注者は 本業務を実施するに当たり 管理技術者が行う担当技術者に対する指揮命令等を明示した業務計画書を作成するものとする 2 受注者は 前項により作成した業務計画書を発注者に提出するものとする ( 施行上の義務及び心得 ) 第 4 条受注者は 本業務の実施に当たって

第 4 条公共の場所に向けて防犯カメラを設置しようとするもので次に掲げるものは, 規則で定めるところにより, 防犯カメラの設置及び運用に関する基準 ( 以下 設置運用基準 という ) を定めなければならない (1) 市 (2) 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 260 条の2

富士見市都市計画法に基づく開発許可等の基準に関する条例

水道修繕跡舗装復旧工事 ( 単価契約 ) 南部地区 ( その 2) 単価表 打換工 A,B,C 打換工 D,E,F 打換工 G,H,I 平成 30 年度舗装切断工 人力取壊し積込工 運搬 処分不陸整正工 ( 路盤工 ) 路盤材 乳剤散布 目地工 人力舗装施工舗装切断工 機械取壊し積込工 運搬 処分不

平成 22 年度に建設工事で発生した事故事例 ( 交通事故 ) 工事区間中の道路交差点部の路面で 通行中の車両の左前車輪が大雨の影響で発生した穴ぼこにはまり損傷させた 舗装穴の発生に気付くのが遅れた 天候等の現場状況に対応した現場パトロールの実施を徹底する 補修前の穴ぼこ 被害状況 : 一般車両左前

< F2D81798E9197BF817C A95BD90AC E >

<4D F736F F F696E74202D B78EF596BD89BB82CC8EE888F882AB C8E86816A F4390B3205B8CDD8AB B83685D>

豊中市防犯カメラ設置事業補助金交付要綱(案)

Microsoft Word - 宅地造成・区画形質変更の手引

防犯灯 防犯カメラと併せて設置し 次の1~3すべてに該当する防犯灯が補助対象となります 1 防犯カメラの視認性を向上させる照度 ( 防犯カメラから4メートル先の歩行者の行動などが認識できる明るさがあること 0.24ルクス以上 ) を確保できるもの 2 防犯カメラと同一の支柱に設置 3 光源を防犯カメ

御徒町駅南口駅前歩行者広場の維持管理に関する基本協定(素案)

(2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており かつ 区域外の相当規模の道路と接続していること (3) 区域内の排水路その他の排水施設が その区域内の下水を有効に排出するとともに その排出によって区域及びそ

道路占用工事標準条件書 第 1 章 総則 ( 原則 ) 第 1 条工事は 許可の内容によるほか この条件書に基づき施行しなければならない 2 許可の内容又はこの条件書によりがたい事情が生じたときは 速やかに報告して指示を受けなければならない 3 前項の指示により添付図書に変更が生じたときは 当該図書

01〔物件明細〕【高架下②】(摂津市鳥飼本町).xlsx

様式 1 文書番号平成年月日 公共基準点使用承認申請書 府中市長 申請者住所 氏名 印 担当者 連絡先 府中市公共基準点管理保全要綱の規定により 次のとおり申請します 使用目的 使用期間 測量地域 平成年月日から平成年月日まで ( 日間 ) 使用する基準点番号 測量方法 測量計画機関名又は事業計画機

Microsoft Word - 細則本文(H25.6.1~)

<4D F736F F D EBF8AC7979D8AEE8F BD90AC E A82CC89FC92E88A E646F63>

<4D F736F F D20926E89BA968490DD95A882CC8E968CCC96688E7E837D836A B816989BA908593B989DB95D A2E646F63>

<4D F736F F D BC792B792CA E093B98D5C91A28AEE8F80816A967B95B62E646F63>

Taro-03_H3009_ただし書同意基準

第 8 条令第 144 条の4 第 1 項第 1 号に規定する転回広場の位置及び形状は 別記第 5 図に示すところによるもの又はこれらを包含し かつ 有効に機能すると認められるものでなければならない 2 第 4 条の規定により指定道路が接続する道路 ( 以下 取付道路 という ) が幅員 6メートル

<4D F736F F D208A7D8AD48E DBB93998B4B90A78FF097E12E727466>

別紙 1 事故データベースへ登録する事故報告書の提出対象事故について 事故の定義は以下のとおりとする 事故の分類 事故の定義 労働災害 ( 工事作業が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) もらい事故 ( 第三者の行為が起因して 工事関係者が死傷した事故 ) 死傷公衆災害 ( 工事作業が起因して 当

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

別添 別添 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 地下貯蔵タンクの砕石基礎による施工方法に関する指針 本指針は 危険物の規制に関する政令 ( 以下 政令 という ) 第 13 条に掲げる地下タンク貯蔵所の位置 構造及び設備の技術上の基準のうち 当該二重殻タンクが堅固な基礎の上に固定され

<4D F736F F D20834A C C7997CA89BB298B5A8F708E9197BF28914F94BC AAE90AC816A2E646F63>

< BE291CC89B78C C8C88B38C768F88979D81408EC0926E8A6D944695F18D908F A816A>

3 市長は 第 1 項の規定により指定した土地の区域を変更し 又は廃止しようとするときは あらかじめ久喜市都市計画審議会 ( 以下 審議会 という ) の意見を聴くものとする 4 第 1 項及び第 2 項の規定は 第 1 項の規定により指定した土地の区域の変更又は廃止について準用する ( 環境の保全

県管理の河川区域内における支障木伐採利用に係る取扱要領 1 目的本事業は 県が管理する河川区域内の支障木に関し 住民との協働による河川管理の一環として 河川支障木の効率かつ計画的な伐採による適切な維持管理に向け 公募型による支障木の伐採利用を推進する取扱いを行い もって河川区域内の支障木撤去の促進と

5) 輸送の安全に関する教育及び研修に関する具体的な計画を策定し これを適確に実施する こと ( 輸送の安全に関する目標 ) 第 5 条前条に掲げる方針に基づき 目標を策定する ( 輸送の安全に関する計画 ) 第 6 条前条に掲げる目標を達成し 輸送の安全に関する重点施策に応じて 輸送の安全を確 保

<4D F736F F D E6D8E DBB939982C982E682E E82CC968497A782C CC8B4B90A782C98AD682B782E98FF097E181698A6D92E8816

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

現地を管轄する森林管理署等に書面 (FAX も含む ) により連絡し 必要な調整を行うものとする 第 8( 安全確保等の措置 ) 1 乙は イベントごとに責任者を配置するとともに 事故の未然防止に必要な措置 事故発生時等の連絡等の緊急体制の確保及び事後措置等について万全を期すること 2 乙は イベン

個人情報保護規定

別紙 40 東京都市計画高度地区の変更 都市計画高度地区を次のように変更する 面積欄の ( ) 内は変更前を示す 種類面積建築物の高さの最高限度又は最低限度備考 第 1 種 約 ha 建築物の各部分の高さ ( 地盤面からの高さによる 以下同じ ) は 当該部分から前面道路の反対側の境界線 高度地区

5 改正条文の書式

< F2D8CF695E5976C8EAE E E6A7464>

第 2 条ガイアは 関係法令等及びこれに基づく告示 命令によるほか業務要領に従い 公正 中立の立場で厳正かつ適正に 適合審査業務を行わなければならない 2 ガイアは 引受承諾書に定められた期日までに住宅性能証明書又は増改築等工事証明書 ( 以下 証明書等 という ) を交付し 又は証明書等を交付でき

tosho_koudotiku

明確認書 を甲に提出する ( かし担保 ) 第 8 条乙は この契約締結後に かくれたかしがあることを発見しても 売買代金の減免若しくは損害賠償の請求又は契約の解除をすることができないものとする ただし 乙が消費者契約法 ( 平成 12 年法律第 61 号 ) 第 2 条第 1 項に規定する消費者

(Microsoft Word - \216w\223\261\227v\215j19.7.1\211\374\220\263\224\305.doc)

事業者のみなさんへ

第 2 号様式 道路の位置の指定の権利者一覧 権利を有する権利種別権利を有する者の住所氏名土地の表示 別添申請図書のとおり 道路の位置の指定を承諾します 申請者 住所 氏名 印 ( 注意事項 ) 1. 事前協議承諾後に工事すること ( 位置の指定は道路築造後に本申請することになります ) 当該申請は

大阪市再開発地区計画にかかる

様式第1号(第1条関係)

美浜町空家等解体促進費補助金交付要綱

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

目次 Ⅰ 本ガイドラインの対象となる防犯カメラ 設置目的 設置場所 防犯カメラの機能... 1 Ⅱ 防犯カメラの管理 運用に関して配慮すべき事項 設置に際しての協議 防犯カメラ運用規程の策定 撮影対象区域 設置してい

1. 目的本市においては 東海 東南海地震の発生が危惧されている 現在施工中の工事現場において 仮設物の損傷 掘削穴の崩壊等の被害が予想され 人身被害 2 次災害等の発生防止や被害軽減 迅速な初期対応に努める必要がある そこで 本マニュアルにおける目的として 1 工事現場の安全確保 被害拡大の防止

安全管理規程

がれき類の再資源化施設事務取扱要領(H31.4.1)

浄化槽工事写真の撮り方 ( 例 ) (H 更新 )

する暴力団員 ( 以下 暴力団員 という ) 又は同条第 1 号に規定する暴力団若しくは暴力団員と密接な関係を有する者 (5) その他特に市長が不適当とする者 ( 補助金交付の対象事業 ) 第 4 条補助金の交付の対象となる事業 ( 以下 補助対象事業 という ) は 通学路等に面し 道路面からの高

( 評定の修正 ) 第 6 条評定者は 前条の規定により評定の結果を通知した後においてかしが判明したこと等により 当該評定を修正する必要が生じたときは 速やかにこれを修正し 知事等に提出するものとする 2 前条第 2 項の規程は前項の場合において準用する ( 説明の請求 ) 第 7 条前 2 条の規

平成21年度 公園遊具点検業務 特記仕様書

議案第4号

個人情報管理規程

3 再生資材等の利用 (1) 再生骨材等の利用工事現場から 40km の範囲内に再資源化施設がある場合は 工事目的物に要求される品質等を考慮したうえで 原則として 再生骨材を利用する (2) 再生加熱アスファルト混合物の利用工事現場から 40km 及び運搬時間 1.5 時間の範囲内に再生加熱アスファ

平成 30 年度新潟県自殺対策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務委託契約書 ( 案 ) 新潟県 ( 以下 甲 という ) と ( 以下 乙 という ) とは 平成 30 年度新潟県自殺対 策強化月間テレビ自殺予防 CM 放送業務について 次の条項により委託契約を締結する ( 目的 ) 第 1 条

ブロック塀撤去補要綱

防犯カメラの設置及び管理運用に関するガイドライン Ⅰ はじめに 1 ガイドラインを策定する目的防犯カメラは 犯罪の抑止に役立ち 安全で安心して暮らせるまちづくりに 効果があると認められる また 自主防犯活動団体等による防犯活動を補完することで犯罪抑止効果の高まりや地域住民の防犯意識の向上 自主防犯活

SK (最終161108).xlsx

及びその周辺の地域における自然的条件 建築物の建築その他の土地利用の状況等を勘案し 集落の一体性を確保するために特に必要と認められるときは この限りでない (2) 区域内の主要な道路が 環境の保全上 災害の防止上 通行の安全上又は事業活動の効率上支障がないような規模及び構造で適当に配置されており か

一宮市町内会に対する防犯カメラ設置補助金交付要綱

地域見守りカメラ設置促進事業要綱

1 はじめに土壌汚染対策法 ( 以下 法 という ) 第 12 条に基づく土地の形質の変更届出とは 形質変更時要届出区域内で土地の形質の変更をする にあたり 形質変更の施行方法等について届出する手続きです 2 土地の形質の変更とは 土地の形質の変更 とは 土地の形状又は性状を変更することであり 宅地

第 3 章認定品の利用推進に関する基本方針 ( 認定品の周知 ) 第 6 認定品の製品情報については, 環境生活部環境政策課ホームページ等を参考とするものとする ( 認定品の使用 ) 第 7 工事等において, 認定品を積極的に使用するものとし, 資材の名称, 規格 寸法等の必要項目を設計図書 ( 条

ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

発注者支援業務(工事監督支援業務)のポイント

第1号様式(第9条第1項関係)

図参照 ) 3 建築基準法第 42 条第 2 項に基づき行政庁の指定した道路の中心線から 2m 部分の用地 ( 以下 セットバック という ) は 両側 2mのセットバックであるか 寄附用地の対側側セットバック部分 2mを含み有効幅員 6mまでを寄附できるものとする なお 市街化区域内は セットバッ

1 はじめに 本市では 平成 17 年に 鹿児島市安心安全まちづくり条例 を定め 地域の安全は地域で守る を基本理念に 市と市民 事業者等が連携 協働し 安心して安全に暮らせるまちづくりを進めてきました これまでに防犯パトロール隊や青色防犯パトロール車による防犯活動をはじめ 安心安全ネットワーク会議

中央区建築物の解体工事の事前周知に関する指導要綱

Transcription:

鎌倉市道路占用 掘削及び復旧工事に関する運用基準 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 1 条この運用基準は 鎌倉市道路占用規則 ( 平成 12 年 3 月 31 日規則第 42 号 )( 以下 規則 という ) 第 17 条の規定に基づき 道路占用工事 ( 以下 工事 という ) の施行にあたり遵守すべき事項を定め 工事の安全かつ円滑な施行及び並びに道路の構造の保全及び機能の維持を図ることを目的とする ( 工事の実施 ) 第 2 条標識類及び防護柵等の安全施設類については 神奈川県県土整備局発行の 道路工事等における標示及び保安施設の設置基準 に準拠して実施しなければならない また 常に工事の安全に留意し 現場管理を行い 災害防止に努めなければならない 2 占用者は 沿線住民及び地元自治会 町内会等に対し工事内容を充分周知し 理解が得られるよう努めなければならない 3 占用者は 工事標示板に当該占用許可年月日 ( 当該協議回答年月日 ) 許可指令番号 ( 同意指令収番号 ) 工事の名称 区域期間 占用者等名 施工者名 現場監督者名 連絡先等を明記し 工事現場に掲示しなければならない 4 工事現場が隣接する等 他の工事と競合する場合には 占用者は常に相互協調して施工しなければならない

( 境界標及び基準点等 ) 第 3 条占用者等は 境界標 基準点 水準点及びこれらに類するものの位置等に変動のないように必要な措置を講じなければならない ただし 工事内容によりやむを得ず 高さの変更や撤去等が生じる場合は 事前に道路管理者の指示に従い 境界標 基準点 水準点及びこれらに類するものの復元が出来るよう必要な措置を講じ 工事完了後 道路管理者の立会確認を受け現状に回復しなければならない なお 隣地地権者の境界標等及び国または地方公共団体の基準点 水準点等については 事前の了解と復旧後の確認を受けるものとする ( 着手及び完了 ) 第 4 条占用者等は 工事に着手しようとするときは 規則第 11 条第 1 項に定める道路工事着手届書を提出しなければならない 2 占用者等は 工事が完了したときは 第 5 条に定める工事中の写真 本復旧後の写真及び出来形管理図を添付して 原則として 完了の日から7 日以内に規則第 11 条第 2 項に定める道路工事完了届書を提出し その検査を受けなければならない ただし 出来形管理図は 小規模工事等で 道路管理者が提出を要しないと認めた場合はこの限りではない ( 工事写真 ) 第 5 条占用者等は 工事着手前及び工事完了後における現場の状況並びに各工事の施工段階及び完了後明視できない箇所の施工状況 出来形寸法 品質管理状況等を撮影し 道路管理者に提出しなければならない 2 前項の撮影については 掘削深さ 幅 厚さ 埋め戻し状況 構造物の幅 高さ 復旧状況等を帯広テープ スタッフ等を正確にあて 目盛り判読が可能なように行わなければならない

( 事故対策等 ) 第 6 条占用者等は 常に工事の安全に留意し 事故の防止に万全を期するとともに 万一事故が発生した場合における対策を立てておかなければならない 又 工事に起因して 道路構造物に損傷を与えた場合若しくは第三者に損害を与えた場合又は第三者と紛争を生じた場合は 占用者等の責任において損害を賠償し 又は紛争を解決しなければならない ( 検査 ) 第 7 条検査は 原則として道路工事完了届書添付の写真で行い 写真により判定できない場合は 現地の検査とする 2 検査の際に指摘された箇所の手直しは直ちに行い 再検査を受けなければならない ( 補償責任 ) 第 8 条占用者等における工事完了後の補償責任期間は 規則第 13 条のとおりとする ただし 道路管理者が特に必要と認めた場合は 別に指示する 又 補償責任期間を過ぎても 明らかに占用工事に起因するものと認められる場合は 占用者等の責任において処理するものとする 2 補償責任期間中復旧個所が破損した場合又は占用工事に起因する影響が 周囲の路面及び付属構造物に現れた場合は 占用者等は 道路管理者の指示するところに従い これを復旧しなければならない

第 2 章掘 削 ( 一般事項 ) 第 9 条道路を掘削する場合は 所轄警察署と工事時間等を協議し 必ず許可を得なければならない 2 道路を掘削する場合は 原則として当日中に埋め戻し 仮復旧して交通開放しなければならない 3 道路を横断して掘削する場合は 原則として 片側通行を確保しながら施工しなければならない ただし やむを得ず通行を遮断して施工する場合は 所轄警察署の指示に従うと共に 緊急時の対策を講じておかなければならない ( 掘削 ) 第 10 条道路を掘削する場合は 次の事項を遵守して施工しなければならない (1) 事故等を発生させないよう 十分安全に配慮した工法で施工しなければならない (2) 湧水又は溜り水等を排水する場合は 路面に放流してはならない (3) 湧水又は溜り水等が多量の場所や 掘削に伴い地盤沈下等を起こすおそれのある場合は その場所に適した工法により土砂の流出 地盤の緩み等を未然に防止しなければならない

( 地下埋設の方法 ) 第 11 条管路等の地下埋設の深さについては別紙 1の 地下埋設の深さについて の基準のとおり 施工しなければならない ただし バス路線全線は浅層埋設の対象外とする 又 横須賀市上下水道局用地 ( 現況は道路 ) で鎌倉市が管理している路線 及び神奈川県企業庁企業局用地 ( 現況は道路 ) で鎌倉市が管理している路線は別途協議とする 2 変更等により廃止となる占用物件は残置せず 原則撤去すること ただし 構造上やむを得ない場合は 道路管理者と協議すること ( 既設構造物 ) 第 12 条占用者等は 工事現場及びその近接した地域の埋設物に支障のないよう必要な措置を講じなければならない 又 必要により埋設物管理者の立会を求め 工事に万全を期すること

第 3 章 埋め戻し ( 点検 ) 第 13 条占用者等は 埋め戻しに先立ち 掘削箇所内を充分に点検し 水みちの制止等は完全に行わなければならない ( 埋め戻し ) 第 14 条埋め戻しは 掘削箇所の点検後直ちに行い 埋め戻しの材料は 埋設物件の上面 30 cmまで再生砂 (RC-10) を使用し その上面については再生砕石 (RC-40) 以上の品質のものを使用する なお 発生材での埋め戻しは認めない 2 埋め戻しは 占用物件の周囲を充分つき固め 一層について 30 cm以内毎の各層においてランマー等で転圧し 不等沈下の生じないよう必要に応じ水締め等の処理を行わなければならない

第 4 章 仮復旧 ( 仮復旧の方法 ) 第 15 条仮復旧は 工事中の通行障害を緩和するための措置であり 埋め戻し完了後直ちに行わなければならない ( 仮復旧の構造 ) 第 16 条仮復旧の表層の材料は 加熱合材 ( 再生合材の使用も可 ) 路盤の材料は 再生砕石又はクラッシャランを標準とし 構造は別紙 鎌倉市が管理する舗装道路に関する路盤工の範囲等の指導基準 によるものとする ただし 砂利道又は道路管理者の指示があった場合はこの限りでない 2 すり付け工は 縦断方向 取付道路部 マンホール周りは5% 以下横断方向は 10% 以下ですり付けを行うものとする 3 路盤 ( 瀝青安定処理部分を除く ) 部分を掘削幅で本復旧仕様にて施工し 当該部分は本復旧時に改めて掘削を行うことを要しないものとすることができる ( 以下 路盤先行 ) という ) 4 路盤先行を行う際に 掘削面積が 300 平方メートル以上の場合は 下層路盤 上層路盤のそれぞれにおいて現場密度の測定を行い 神奈川県土木工事施工管理基準書の品質管理基準及び規格値 ( 最大乾燥密度の 93% 以上で 下層路盤にあっては3 個の測定値の平均値が 97% 以上 上層路盤にあっては 3 個の測定値の平均値が 96.5% 以上であること ) を満たし 規定する締固め度が得られていることを確認のうえ 測定データを道路管理者へ提出すること

( 仮復旧部分の維持補修 ) 第 17 条本復旧に着手するまでの間 (1 週間以上は間を置くこと ) 占用者等は 道路の周辺の生活環境を保全するため 道路交通に伴う騒音及び振動の防止又は軽減を図るよう 次の事項を遵守しなければならない (1) 常に巡回し 路面の沈下 表層の破損 その他不良箇所を発見したときは 直ちに補修をし 安全かつ円滑な交通を確保しなければならない (2) 道路管理者が手直しを指示した場合は これに従わなければならない ( 路面標示類について ) 第 18 条路面標示類 ( 白線等 ) は 仮復旧の時点であっても 仮区画線をペイント等で原形通り必ず標示すること なお 仮復旧での交通開放期間が長期に及ぶ場合は 長時間の使用に耐える路面標示を施さなければならない

第 5 章 本復旧 ( 復旧の時期 ) 第 19 条本復旧は 許可書に明示された期限内に行うものとする ( 復旧の区域 ) 第 20 条本復旧の区域は 道路管理者から指示された道路及びその付属物 ( 縁石 排水施設 ガードレール 街路灯等 ) とする ( 復旧の方法 ) 第 21 条本復旧は 仮復旧に使用した路盤材及び合材等を撤去し 新たに別紙 2 鎌倉市が管理する舗装道路に関する路盤工の範囲等の指導基準 に基づく規定の材料により施工するものとする ただし 特殊舗装及びその他道路管理者が特に認めた場合は 協議により 別に指示する ( 復旧の範囲 ) 第 22 条路面復旧の範囲は 原則として 別紙 3 鎌倉市が管理する舗装道路に関する路面復旧範囲裁定基準 に基づくものとする ただし 交差点内及び道路管理者が特に必要と認めた場合は 現地立会等により 別に指示する ( 路面標示類について ) 第 23 条路面標示類 ( 白線等 ) は 本復旧完了後 直ちに原形通り復旧しなければならない ( その他 ) 第 24 条この運用基準のほか 道路管理者が特に必要と認めた場合は 別に指示し 占用者等はそれに従うものとする

附則 1 この運用基準は 平成 30 年 4 月 1 日から施行する 2 鎌倉市道路占用 掘削及び復旧工事に関する運用基準 ( 平成 13 年 10 月 10 日 ) は 廃止する なお 施行日以前に許可した工事に関して 疑義が生じた場合は 別途道路管理者と協議するものとする