株式会社宇野工務店 2016 年度環境活動レポート ( 対象期間 :2016 年 4 月 1 日 ~2017 年 3 月 31 日 ) 発行日 発行責任者 2017 年 6 月 20 日 宇野三雄
1 組織の概要 事業者名及び代表者名株式会社宇野工務店代表取締役宇野三雄 所在地 本社 520-0834 滋賀県大津市御殿浜 14 番 12 号 資材倉庫 520-0834 滋賀県大津市御殿浜 13 番 16 号 環境保全関係の責任者及び担当者連絡先 ( 電話番号等 ) 環境管理責任者宇野三雄連絡先 : 077-537-1516 連絡担当者西村京子連絡先 : 077-537-1516 事業活動の内容 ( 認証 登録範囲 ) 土木一式工事業 建築一式工事業 とび 土工工事業 屋根工事業塗装工事業 防水工事業 内装仕上げ工事業 建具工事業 許認可 特定建設業 滋賀県知事許可番号 ( 特ー 29) 第 10262 号 事業の規模売上高生産量や工事件数全従業員 529 百万円 /2016 年度 677 件 /2016 年度 8 名 事業組織面積 : m2事務所床面積駐車場面積資材倉庫床面積資材倉庫敷地面積従業員名 本社 385 174.47 ーー 8 資材倉庫床面積ーー 130.08 917.94 0 過去 3 年間の環境負荷の実績二酸化炭素の排出量廃棄物の排出量水の使用量 排水量化学物質の使用量 単位 2014 年 2015 年 2016 年 Kg-CO 2 29,840.4 26,854.1 26,517.0 t 44.3 76.73 88.22 m3 45 35 29 kg 0.46 1.24 3.56 当社の事業年度 (2016 年度 ) は 2016 年 4 月から 2017 年 3 月です
株式会社 宇野工務店 環境方針 環境理念当社は 地球規模での環境保全が人類共通の最重要課題の一つであることを認識し 豊かな自然に恵まれた郷土の自然環境保全のため 事業活動において 環境に配慮した循環型社会の構築に貢献します 行動指針当社は 滋賀県の湖南地域を中心に建築工事を主として 建設事業を行っています この事業活動における環境への影響を理解し 環境経営を優先課題と位置づけて 従業員と協力し EA21 環境経営システムを構築運用し 継続的改善と汚染の予防に努め 以下の事項について自主的 積極的に取り組みます 1. 環境関連法規等を遵守します 2. 当社は 次の環境活動を計画的に取組み実施します 1 事務所での電気使用量及び車両の燃料使用量を減し CO₂の排出量を削減します 2 事業活動に伴う廃棄に関して 分別を積極的に実施することにより建設リサイクルを推進し 建設廃棄物を削減します 3 事務所や現場での節水に努め から排出する水の汚染 汚濁を防止し 適切な処理に努めます 4 環境に配慮した施工を推進します 5 使用する化学物質の使用量を把握するとともに適正管理します 6 グリーン購入品を推進します 7 環境活動として地域清掃活動に参加し社会貢献を推進します 3. この環境方針は 全従業員に周知 徹底します 2010/10/13 制定 2013/4/1 改訂 2015/4/1 改訂 代表取締役宇野三
3 環境目標とその実績 2015 年度の実績を自己チェック等により把握し 2016 年 4 月より環境活動に取り組んでいます 尚 このレポートでは 2015 年度を基準年として 2016 年から 3 ヶ年間の中長期環境目標を設定し 2016 年 4 月 1 日から 2017 年 3 月 31 日までの運用実績について取りまとめました 方針 事業活動に伴う廃棄に関して 分別を積極的に実施することにより建設リサイクルを推進し 建設廃棄物を削減します 環境に配慮した施工を推進します グリーン購入品を推進します 取組項目 事務所での電気使用量及び軽油消費量の削車両の燃料使用量を減し C 減 O₂の排出量を削減します 事務所や現場での節水に努め から排出する水の汚染 汚濁を防止し 適切な処理に努めます 環境活動として地域清掃活動に参加し社会貢献を推進します 電力消費量の削減 (kwh) カ ソリン消費量の削減 灯油消費量の削減 二酸化炭素排出量の削減 分別及びリサイクルの推進 ( 建設廃棄物の削減 ) ( 単位 :%) 事業所利用水の節水 ( 単位 : m3 ) 濁水防止の 100% 適正監視 ( 単位 :%) 低燃費 低騒音 低振動の建設機械を使用 ( 単位 :%) 事務用品でグリーン商品の積極的購入 ( 単位 : 品目 ) 地域の美化活動に参加する ( 単位 : 回 ) 次年度 中長期 年度 2015 年 2016 年 2017 年 2018 年 単位 ( 基準年 ) ( 目標 ) ( 実績 ) 目標 目標 削減 % 1 8.1 2 3 消費量 9,006 8,915.9 8,190.0 8,826 8,736 (kg-co₂) 4,701 4,654.1 4,275.2 4,607 4,560 削減 % 1-1.6 2 3 消費量 8,930 8,840.9 8,981.5 8,752 8,662 (kg-co₂) 20,733 20,525.5 20,852.0 20,318 20,111 削減 % 1 32.4 2 3 消費量 1,114 1,103.1 745.5 1,092 1,081 (kg-co₂) 2,924 2,894.9 1,956.4 2,866 2,836 削減 % 1 ー 2 3 消費量 0 0 0 0 0 (kg-co₂) 0 0 0 0 0 削減 % 1 3.5 2 3 (kg-co₂) 28,358 28,074.5 27,083.6 27,791 27,507 % 100 100% 100 100 %/ 年 100 100 100% % 1 83.7% 2 3 m3 / 年 35 34.7 29.0 34.3 34.0 % ー 100 100% 100 100 %/ 年 ー 100% % 100 100% 100 100 6 100% 7 8 品目 / 年 8 6 2 100% 2 2 回数 / 年 2 2 目標の説明や補足事項などを記載 1 2 3 4 5 6 7 8 購入電力の排出係数は 環境目標設定時の 0.522kg-CO₂/kwh を 2016 年から 2018 年の 3 ヶ年間固定とする 廃棄物排出量は からの廃棄物に対して建設リサイクル 100% に取組する 水使用量については 事務所 作業所 における水使用量の削減について実施する また で濁水防止監視を 100% に取組む 施工現場で使用する化学物質の使用量を把握するとともに 極微量のため環境目標に掲げず 適正に管理する 環境配慮施工は低燃費 低騒音 低振動型の建設機械を 100% 使用に取組する グリーン購入は 当面事務用品について取組む 社会貢献活動は地域の美化活動等に参加し 環境保全を推進する 上記の目標のほか の環境及び品質安全向上ために 3S 活動 ( 整理 整頓 清掃 ) に取組む
4 環境活動計画 方針 取組項目 活動計画の内容 責任部門 担当者 電力消費量の削減 (kwh) 1 不用時の消灯 2 帰社時に機械設備 OA 機器などのスイッチオフ 3 エアコンの温度管理 ( 夏季 28 ±1 ) 事務所での電気使用量及び車両の燃料使用量を減し C O₂ の排出量を削減します カ ソリン消費量の削減 軽油消費量の削減 1 不要積載物の有無 タイヤ空気圧の確認 2 暖機運転 アイドリングストップ 3 環境に配慮した稼働 工事部大田勝 灯油消費量の削減 3 ストーブの温度管理 ( 冬季 20 ±1 ) 事業活動に伴う廃棄に関して 分別を積極的に実施することにより建設リサイクルを推進し 建設廃棄物を削減します 分別及びリサイクルの推進 ( 建設廃棄物の削減 ) ( 単位 :%) 廃棄物 1 建設混合廃棄物を分別し リサイクルを徹底する 2 無駄な資機材を購入しない 工事部山本祐聖 事務所や現場での節水に努め から排出する水の汚染 汚濁を防止し 適切な処理に努めます 環境に配慮した施工を推進します 事業所利用水の節水 ( 単位 : m3 ) 1 水洗トイレの水使用量を減らす 2 水を流しながらの洗い物はしない 濁水防止の100% 1 濁水防止の適正監視する適正監視 ( 単低燃費 低騒音 低振動の建設機械を使用 ( 単位 :%) 1 低燃費 低騒音 低振動型の建設機械を 100% 使用 工事部中嶋仁 工事部中谷暢彦 グリーン購入品を推進します 事務用品でグリー 1 事務用品のク リーン対象商品を調査してン商品の積極的購購入する 入 ( 単位 : 品目 ) 環境活動として地域清掃活動に参加し社会貢献を推進します 地域の美化活動に参加する ( 単位 : 回 ) 1 地域の美化活動等に参加し 環境保全を推進する 工事部平岡勇 取組みの紹介 1 節電 アイト リンク ストッフ の啓発と励行 2 建設廃棄物の分別徹底で リサイクルの推進 3 水使用量の削減及びからの濁水監視の励行 4 施工現場で使用する化学物質の使用量を把握し 適正に管理 5 では環境に配慮した施工の推進 6 ク リーン購入の推進 7 地域の美化活動等に参加
5 環境活動計画の取組結果とその評価 次年度の取組内容 方針 事務所での電気使用量及び車両の燃料使用量を減し CO₂ の排出量を削減します 事業活動に伴う廃棄に関して 分別を積極的に実施することにより建設リサイクルを推進し 建設廃棄物を削減します 取組項目 電力消費量の削減 (kwh) カ ソリン消費量の削減 軽油消費量の削減 灯油消費量の削減 二酸化炭素排出量の削減 分別及びリサイクルの推進 ( 建設廃棄物の削減 ) ( 単位 :%) 単位 2016 年 ( 目標 ) ( 実績 ) 削減 % 1 8.1 消費量 8,915.9 8,190.0 (kg-co₂) 4,654.1 4,275.2 削減 % 1-1.6 消費量 8,840.9 8,981.5 (kg-co₂) 20,525.5 20,852.0 削減 % 1 32.4 消費量 1,103.1 745.5 (kg-co₂) 2,894.9 1,956.4 削減 % 1 ー 消費量 0 0 (kg-co₂) 0 0 削減 % 1 3.5 (kg-co₂) 28,074.5 27,083.6 % 100 100% 取組みの評価 社内の LED 化に伴い皆の意識も高まり 節電を実践されている 大幅に工事量が増えている中において ガソリン, 軽油による二酸化炭素の排出量は抑えることが出来ている 暖房の灯油については 管理上の問題から各現場全て使用していない 廃棄物の分別を実施し 建設リサイクル 100% の目標を達成できた 担当責任者 工事部大田勝 工事部山本祐聖 事務所や現場での節水に努め から排出する水の汚染 汚濁を防止し 適切な処理に努めます 事業所利用水の節水 ( 単位 : m3 ) 濁水防止の 100% 適正監視 ( 単位 :%) % 1 84% m3 / 年 34.7 29.0 % 100% 日常から皆が節水に努めている またから排出する水の汚染 汚濁監視を行い防止した 工事部中嶋仁 環境に配慮した施工を推進します 低燃費 低騒音 低振動の建設機械を使用 ( 単位 :%) % 100% では低燃費 低騒音 低振動型の建設機械を 100% 使用できている 工事部中谷暢彦 グリーン購入品を推進します 事務用品でグリーン商品の積極的購入 ( 単位 : 品目 ) 100% 品目 / 年 6 6 購入する主要事務用品は エコマーク グリーンマーク商品を優先して購入した 環境活動として地域清掃活動に参加し社会貢献を推進します 地域の美化活動に参加する ( 単位 : 回 ) 100% 回数 / 年 2 2 地域の美化活動に継続して参加できた 工事部平岡勇 1 2 3 4 5 6 7 8 次年度の主な取組内容 購入電力の排出係数は 2016 年から 0.522kg-CO₂/kwh を 3 ヶ年間固定として取組む 廃棄物排出量は からの廃棄物に対して建設リサイクル 100% に取組む 水使用量については 事務所 作業所 における水使用量の削減に取組むと共に で濁水防止監視 100% に取組む 施工現場で使用する化学物質の使用量を把握するとともに 微量にため環境目標に掲げず 適正管理する 環境配慮施工は低燃費 低騒音 低振動型の建設機械を 100% 使用に取組む グリーン購入は 当面事務用品について取組む 社会貢献活動は地域の美化活動等に参加し 環境保全を推進する 上記の目標のほか の環境及び品質安全向上ために 3S 活動 ( 整理 整頓 清掃 ) に取組む
6 環境関連法規等の遵守状況の確認及び評価の結果並びに違反 訴訟等の有無 環境関連法規への違反 訴訟はありません 又 過去 3 年間に関係当局からの違反等の指摘はありません 適用される法規制等と遵守状況 法規制等の名称 該当する要求事項 遵守評価 廃棄物処理法資源有効利用促進法建設リサイクル法石綿障害予防規則家電リサイクル法自動車リサイクル法フロン排出抑制法騒音規制法振動規制法消防法 一般廃棄物及び産業廃棄物の管理 排出 パソコンリサイクル費用の支払い写し 建設工事の事前届出 建設副産物の管理 排出石綿等使用の事前調査 作業計画 作業の届出 家電販売店に委託 新車登録又は廃車時の管理 ( 専業業者に委託 ) 第 1 種特定製品の簡易点検の実施と引渡し 特定建設作業の届出 規制値の遵守 特定建設作業の届出 規制値の遵守 対象危険物保管の届出 適正処理遵守遵守遵守遵守遵守遵守遵守遵守遵守 排ガス対策型建設機械の普及促進に関する規程 対策型ステッカー貼付けの建設機械の使用 遵守 低騒音型 振動型建設機械の指定に関する規程 グリーン購入法 ステッカー貼付けの建設機械の使用 環境物品等の選択 遵守 適正処理 地域ごみ出しルール 一般廃棄物の分別 収集 排出 適正処理 注 : 適用される法規制等と遵守状況は 環境関連法規等の遵守状況のチェック結果に基づき記載します 7 代表者による全体の評価と見直し結果 EA21 環境経営システムの運用により 社員に意識が定着している 節水が徹底されると共に事務所の全面 LED 化 冷暖房機器の入替により電力使用量は削減され目標を達成しコスト削減にも反映されている また ガソリンの削減について 今年度は車両を 4 台 低燃費車 エコカーに入替をした これからも経営資源に配慮しながら 引き続き取組内容を実践して削減に努めてまいります 産業廃棄物の削減は 引続き分別徹底による建設廃棄物リサイクル率 100% に努めてまいります EA21 への取組により環境問題に対する意識の共有と地球環境を良くすることに少しでも貢献できるように EA21 環境経営システムを運用して 環境に配慮した事業活動を展開し 自主的 積極的に取組んでいきます