Microsoft Word - バイオマスプラ・ポジティブリスト作成基準(正)

Similar documents
Microsoft Word - シンボルマーク運用基準(正)

印刷インキに関する自主規制 (NL規制)

Microsoft Word - G-1 グリーンプラ識別表示制度(改定)

室内空気質対策のための自主管理基準(案)

<945F96F B3816A2E786264>

資料4-3 木酢液の検討状況について

TEGO628-9

文書管理番号

2017 年 1 月 18 日 植物由来プラスチック 合成繊維を対象に含む商品類型における 認定基準の部分的な改定について 公益財団法人日本環境協会 エコマーク事務局 1. 改定の概要エコマークでは 植物由来プラスチック 合成繊維に関して 2014 年から調査を行い 2015 年 4 月に エコマー

3M ペトリフィルム カビ 酵母迅速測定用プレート 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社

) 第八条第一項第三号の規定に基づき法第二条第二項各号又は第三項各号のいずれにも該当しな いと認められる化学物質その他の同条第五項に規定する評価を行うことが必要と認められないものとして厚生労働大臣経済産業大臣及び環境大臣が指定する化学物質は次の表の左欄に掲げる化学物 質の分類ごとにそれぞれ同表の右欄

〔表紙〕

3M ペトリフィルム 培地生菌数迅速測定用プレート 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社

目 次 1. タムラグループの環境活動 1 2. グリーン調達基準 1 第 1 章総則 1 第 2 章取引先様への要求事項 3 第 3 章材料 部品等の選定基準 3 第 4 章取引先様への調査内容 4 附則 5

参考 < これまでの合同会合における検討経緯 > 1 第 1 回合同会合 ( 平成 15 年 1 月 21 日 ) 了承事項 1 平成 14 年末に都道府県及びインターネットを通じて行った調査で情報提供のあった資材のうち 食酢 重曹 及び 天敵 ( 使用される場所の周辺で採取されたもの ) の 3

<4D F736F F D D BB95698ADC974C89BB8A7795A88EBF8AC7979D91CE899E834B >

1901_08_interview.indd

<4D F736F F D C482CC A82A882E082BF82E182CC82DD E838B8E5F E646F63>

この製品は混合物です 成分 CAS 番号 重量 % ポリウレタン層 不明 アクリル系粘着剤層 不明 ポリエステル剥離ライナー 不明 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合

食品包装材料用接着剤等に関する自主規制改訂に当たり 日本接着剤工業会技術委員会 NL 規制改訂ワーキング はじめに日本接着剤工業会では 食品包装材料用接着剤等に関する自主規制 所謂 NL 規制に関して これまで運用してきた平成 21 年 4 月 1 日改訂第 Ⅴ 版の見直しを行い 平成 27 年 8

Microsoft Word 規約

ポリエーテル系非イオン界面活性剤

PaintManual2008

<4D F736F F F696E74202D20819A835A A81798E9197BF A826F E096BE8E9197BF2E >

この製品は混合物です 成分 CAS 番号 重量 % フィルム 営業秘密 ポリエチレンがラミネートされた剥離 なし 紙 アクリル系接着剤 営業秘密 ポリオレフィン なし ポリエステル変性ポリウレタン 営業秘密 応急措置 応急措置 吸

HACCP 自主点検リスト ( 一般食品 ) 別添 1-2 手順番号 1 HACCP チームの編成 項目 評価 ( ) HACCP チームは編成できましたか ( 従業員が少数の場合 チームは必ずしも複数名である必要はありません また 外部の人材を活用することもできます ) HACCP チームには製品

成分 CAS 番号 重量 % アクリル接着剤を塗布したポリエステルフィルム ( ライナー付き またはライナー無し ) なし 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急処置は不要 予想できる急性症状及

ペトリフィルム (TM) SEC プレート 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社から書面

FPU3001J 安全データシート Copyright,2017,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社から書面による事前承認を得ることな

UL(Underwriters Laboratories lnc.) は 1894 年に米国の火災保険業者によって 設立された非営利の試験機関で 火災 盗難 その他の事故から人命 財産を守ることを目的として 材料 部品 および製品の安全規格の制定 試験 承認登録 検査などの業務を行っています 当業界

成分 CAS 番号 重量 % ポリウレタン 営業秘密 天然ゴム系粘着剤 営業秘密 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合石鹸と水で洗浄する 症状が続く場合は医療機関を受診する 眼に入った場合直ちに多量の水で洗浄する コンタクトレンズを着用して

UL 規格規UL(Underwriters Laboratories.lnc) は 米国の火災保険業者によって 1894 年に設立された非営利の試験機関で 火災 盗難 その他の事故から人命 財産を守ることを目的として 材料 部品 および製品の安全規格の制定 試験 承認登録 検査などの業務を行っていま

マネジメントシステム認証規則 目次 1 章総則 1.1 一般 2 章マネジメントシステムの登録 2.1 一般 2.2 登録簿 2.3 登録証書 2.4 登録マークの使用及び認証の引用 2.5 登録維持 2.6 登録継続 2.7 登録の拒否 消除 一時停止 一時停止後の復帰 並びに範囲の拡大及び縮小

Microsoft PowerPoint - J_Bussiness_partners_slide_Ver10.pptx

成分 CAS 番号 重量 % アクリル系接着剤 不明 1-99 銅箔バッキング 不明 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急処置は不要 予想できる急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状毒性

5、ロット付番

Microsoft Word - CLP規則導入手引(第2.1版)(修正: ) 修正.doc

ポリシロキサン営業秘密 < 3 4. 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急処置は不要 予想できる急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状毒性学的影響についてはセクション 11 を参照 応急措置を要する者の

セーレングループ環境データ集 2018

Microsoft Word - 規則11.2版_FSSC22000Ver.4特例.doc

スコッチ 透明粘着テープ #500 Scotch TransparentTape #500 安全データシート Copyright,2018,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には

北里大学病院モニタリング 監査 調査の受け入れ標準業務手順 ( 製造販売後臨床試験 ) 第 1 条 ( 目的 ) 本手順書は 北里大学病院において製造販売後臨床試験 ( 以下 試験とする ) 依頼者 ( 試験依頼者が業務を委託した者を含む 以下同じ ) が実施する直接閲覧を伴うモニタリング ( 以下

15 変更管理

アクリルフォーム / 接着剤なし 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急処置は不要 予想できる急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状毒性学的影響についてはセクション 11 を参照 応急措置を

成分 CAS 番号 重量 % シリコーン処理紙 不明 グアーガム ポリプロピレンフィルム 不明 営業秘密 2-8 接着剤 - 下部フィルム 営業秘密 1-5 ヒンジテープ 不明 1-5 培地栄養成分 不明 1-3 ピルビン酸ナトリウム 113-

個人情報保護規定

成分 CAS 番号 重量 % シリコーン処理紙 不明 無機フィラー配合ポリオレフィン樹脂 不明 ポリプロピレンフィルム 不明 5-20 ローカストビーンガム キサンタンガム ヒンジテープ 不明 ブロモ-

ライナー付きの 粘着剤をコートした PVC 樹脂系フィルム なし 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合石鹸と水で洗浄する 症状が続く場合は医療機関を受診する 眼に入った場合多量の水で洗浄する 症状が続く場合には 医療機関を受診する 飲み込んだ場合応急処置は

バリデーション基準 1. 医薬品 医薬部外品 GMP 省令に規定するバリデーションについては 品質リスクを考慮し 以下の バリデーション基準 に基づいて実施すること 2. バリデーション基準 (1) バリデーションの目的バリデーションは 製造所の構造設備並びに手順 工程その他の製造管理及び品質管理の

ホワイトボードフィルム WH-200 / PWF-500 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1)

3M ポリエステルテープ 8411,8412,8437,850( 黒 金 銀 透明 白色 ) 853,856 3M スコッチガード 1001,1002,1004 3M 表面保護テープ 1614,1675 YR36R87 3M スコッチ ファインラインマスキングテープ 222 安全データシート Cop

この製品は混合物です 成分 CAS 番号 重量 % ポリエステルフィルム アクリル系接着剤 不明 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急処置は不要 予想で

( 八 ) 慢性毒性 / 発がん性併合試験 ( 九 ) 毒物代謝及び薬物動態試験 ( 十 ) 原料の特性と用途に基づいて その他必要な試験も考慮する 新原料が現在化粧品に使用されている原料の化学構造及び特性と類似する場合は 一部試験の省略も考慮できる 本ガイドラインは毒理学試験試料を原則とするが 原

<4D F736F F D2093C192E895578F8089BB8B408AD A8EC08E7B977697CC FC90B394C5816A2E646F6378>

ISO 9001:2015 から ISO 9001:2008 の相関表 JIS Q 9001:2015 JIS Q 9001: 適用範囲 1 適用範囲 1.1 一般 4 組織の状況 4 品質マネジメントシステム 4.1 組織及びその状況の理解 4 品質マネジメントシステム 5.6 マネジ

243J Plus マスキングテープ 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社から書面による

JISQ 原案(本体)

ライトストリンク RMF35, RMFH35, NRMF35, NRMFH35 安全データシート Copyright,2017,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件

< F2D30315F CD8F6F A88EBF8D908EA A93FA D FC82E82E6A7464>

この製品は混合物です 成分 CAS 番号 重量 % セルロース PVAバッキング なし アクリル系接着剤 営業秘密 着色剤 混合物 < 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合石鹸と水で洗浄する 症状が続く場合は医療機関を受診する 眼に

3 治験実施計画書目的 当該治験について 治験実施計画書が手順書に従い適切に作成及び改訂されていることを確認する 次の事項を調べる (1) 治験実施計画書の記載項目 ( 再生医療等製品 GCP 省令第 7 条第 1 項に規定する項目 ) (2) 治験実施計画書の作成 改訂の手順と日付 (3) 治験計

<4D F736F F F696E74202D E AC7979D95A88EBF895E97708EE88F E B8CDD8AB B83685D>

様式第 2 号 ( 第 3 条 第 4 条 第 9 条 第 21 条及び第 23 条関係 ) 経歴書 1 氏名 2 生 3 現住所 4 経歴 期間自至 勤務先並びに職務内容又は業務内容 上のとおり相違ありません 氏名 印 注 1 不要の文字は 抹消すること 2 この用紙の大きさは 日本工業規格に定め

3M クイックスワブ 安全データシート Copyright,2017,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社から書面による事前承認を得るこ

5-1から3許可・不許可

RV0004/RV0014 ( ライナー無し ) 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社か

3. 組成及び成分情報 成分 CAS 番号 重量 % アクリル系接着剤を塗布した金属蒸着ポリエステルフィルム ( ライナー付きまたはライナー無し ) なし 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急

1. 少量新規 低生産量審査特例制度の改正について 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 が一部改正され 少量新規化学物質制度と低生産量新規化学物質制度 ( 少量新規 低生産量審査特例制度 という ) の全国数量上限が 製造 輸入数量から環境排出数量 に変更されました 製造 輸入量 用途別排出

Fraser Broth Supplement 安全データシート Copyright,2017,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社から

Sustainability Report 2007

薬食機発 0131 第 1 号平成 25 年 1 月 31 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 長殿 厚生労働省医薬食品局審査管理課医療機器審査管理室長 薬事法に基づく登録認証機関の基準改正に伴う留意事項について ( その 2) 薬事法 ( 昭和 35 年法律第 145 号 以下 法 という )

<4D F736F F D20939D8D87837D836A B B816996E BB8DEC8F8A816A F90BB8DEC E646F63>

4. 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合応急処置は不要 眼に入った場合応急処置は不要 飲み込んだ場合応急処置は不要 予想できる急性症状及び遅発性症状の最も重要な徴候症状毒性学的影響についてはセクション 11 を参照 応急措置を要する者の保護に必要な注意事項 5. 火災

3M(TM) ペトリフィルム (TM) 培地水中大腸菌群数測定用 AQCC プレート 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下

「いわゆる健康食品」の安全性評価ガイドライン(案)

ダイノックフィルム EX シリーズ 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社から書面による事

3極の器具又は容器包装に係る規制の構成

Honda JAMA/JAPIA統一データシート運用マニュアル

<4D F736F F D208A658D9182CC DA90478DDE97BF837C A EA97972E646F63>

Microsoft Word - (発番)医療機器の製造販売承認申請について

員長及び医薬品医療機器等法登録認証機関協議会代表幹事宛て送付するこ ととしていることを申し添えます 記 1. 基本要件基準第 13 条第 5 項及び第 6 項への適合性確認の基本的な考え方について (1)2023 年 ( 平成 35 年 )2 月 28 日 ( 以下 経過措置期間終了日 という )

成分 CAS 番号 重量 % ポリエステルフィルム 不明 発泡ポリスチレン 不明 転写接着剤 不明 5-15 グアーガム ポリプロピレンフィルム 不明 < 10 栄養成分 不明 1-5 ラクトース < 3 ヒンジテープ 不明

説明項目 1. 審査で注目すべき要求事項の変化点 2. 変化点に対応した審査はどうあるべきか 文書化した情報 外部 内部の課題の特定 リスク 機会 利害関係者の特定 QMS 適用範囲 3. ISO 9001:2015への移行 リーダーシップ パフォーマンス 組織の知識 その他 ( 考慮する 必要に応

この製品は混合物です 成分 CAS 番号 重量 % 接着剤層及び紙ライナーを持つ透明又はピグメントを添加したビニル系フィルム なし 応急措置 応急措置 吸入した場合応急処置は不要 皮膚に付着した場合石鹸と水で洗浄する 症状が続く場合は医療機関を受診する 眼に入った場合直ちに多量の水で洗

イビデングリーン調達基準書

添付文書情報 の検索方法 1. 検索条件を設定の上 検索実行 ボタンをクリックすると検索します 検索結果として 右フレームに該当する医療用医薬品の販売名の一覧が 販売名の昇順で表示されます 2. 右のフレームで参照したい販売名をクリックすると 新しいタブで該当する医療用医薬品の添付文書情報が表示され

#4240 #4240N 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件をお守り下さい (1) 当社から書面による事前承認を得

Microsoft Word - IDコード規定 doc

3M(TM) ペトリフィルム (TM) 培地水中カビ 酵母測定用 AQYM プレート 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下

3M(TM) ペトリフィルム 培地リステリア環境微生物測定用 EL プレート 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件を

医師主導治験取扱要覧


武蔵 狭山台工業団地周辺大気 環境調査結果について 埼玉県環境科学国際センター 化学物質担当 1

Microsoft PowerPoint - US cGMP検討会用080226(資料3-1).ppt

GPS 安全性要約書 塩酸(35%)

Electrically Conductive Cushion Gasket ECG-7033/7053/7073 安全データシート Copyright,2016,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないし

ライトストリンク RMF63, RMFH63, NRMF63, NRMFH63 安全データシート Copyright,2017,3M Company All right reserved. 本情報は 3M の製品を適切にご使用頂くために作成したものです 複製ないしダウンロードする場合には 以下の条件

本日の内容 1. 医薬品の再審査に係る関連法規 2. 医薬品の再審査申請資料の適合性調査 2.1. GPSP 実地調査における調査の視点 2.2. 適合性書面調査における調査の視点 2.3. ( 参考 ) 医薬品再審査適合性調査相談の現況 3. 適合性調査の効率化に向けて 3.1. 安全性情報管理シ

<4D F736F F D20918D8D878B5A8F708CA48B868F8A90DD92758B7982D18AC7979D8FF097E12E646F63>

再生材料や部品の利用促進を具体的に進めていることから その努力を示すものとして 本規格では マテリアルリサイクル及びリユースのみを対象としている 機器製造業者が直接その努力に関わるという 観点からも 本規格では 再生資源をマテリアルリサイクルのみに限定している Q5) 自らが資源循環利用をコントロー

Transcription:

バイオマスプラスチック ポジティブリスト (PL) 記載基準 2006 年 6 月 ( 制定 ) 2013 年 2 月 ( 改訂 ) 2018 年 11 月 ( 改訂 ) 日本バイオプラスチック協会 1

1. 作表方針バイオマスプラに使用する材料の区分は下記の通りとし, バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A), 中間製品 ( 分類 C), バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) 及び バイオマス由来熱硬化性樹脂中間製品 ( 分類 F) については, 申請に基づき審査 承認されたバイオマスプラの製造に使用可能な材料を一覧表とするポジティブリスト方式を採用し 添加剤 ( 分類 B), その他材料 ( 分類 D) 及び 非バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 G) については, 指定された使用禁止物質に該当しない材料は, 原則的に使用可能とするネガティブリスト方式を採用するものとする. [PL 使用材料区分表 ] 分類番号区分備考再生可能な有機資源由来物質を含む原料より, 化学的又は生物学的に合成すること A バイオマス由来 合成高分子化合物 により得られる分子量 (M n)1,000 以上の高分子材料.( 化学的に未修飾な非熱可塑 性天然有機高分子材料は除く ) 1 安定剤酸化防止剤, ラジカル捕捉剤, 紫外線吸収剤等を含む. 2 界面活性剤帯電防止剤, 防曇剤, 分散剤, 乳化剤等を含む. 3 滑剤離型剤, 有機系アンチブロッキング剤, 可塑剤, ワックス, ロジン等を含む. B ( 添加材 ) 4 無機材料無機系アンチブロッキング剤, 無機系有色充填剤等を含む. 5 発泡剤発泡助剤を含む. 6 有機材料食品衛生法による食品添加物等 7 接着剤等 接着剤等. 8 天然有機材料 デンプン, セルロース, 木粉, 天然ゴム等. 9 色 材 有機顔料, 染料, マスキング剤, 食添色素および無機顔料を含む. バイオマス由来合成高分子化合物 (A) を含み, 例えば A+B+D で構成されるフィ C 中間製品 ルム, コンパウンド等の中間製品. D ( その他材料 ) 1 非バイオマス系 プラスチック材料 非バイオマス系プラスチック, 同コンパウンド, フィルム等 2 その他ゴム, その他 E F G バイオマス由来熱硬化性樹脂原料バイオマス由来熱硬化性樹脂中間製品非バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 熱硬化性樹脂原料用途に限定する. バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 (E) を含み, 例えば E+F+B で構成される熱硬化性樹脂組成物 ( コンパウンド ) 等の中間製品. 熱硬化性樹脂原料用途に限定する. 2

2. 記載基準 (1) 以下に該当する物質は使用禁止物質とし, これらを含有する物質はバイオマスプラの原材料として使用できない. a) 最新の 化学物質の審査及び製造等の規制に関する法律 ( 略称化審法 ) で第 1 種及び第 2 種特定化学物質に指定されているもの. b) 最新の 労働安全衛生法 に定める製造禁止物質. c) 最新の 毒物及び劇物取締法 において毒物に指定されているもの. d) IARC( 国際がん研究機関 ) の化学物質の発がん性についての評価分類でグループ 1 に分類された化学物質. e) 当協会が特に使用が好ましくないとしたもの. (2) バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A) は, 再生可能な有機資源由来の物質を含む原料より化学的又は生物学的に合成することにより得られる数平均分子量 (Mn)1,000 以上の高分子材料 ( 化学的に未修飾な非熱可塑性天然有機高分子材料を除く ) であって, 当協会が指定する測定法 (ASTM D6866-05) において, バイオマス由来成分が含まれていなければならない. (3) バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A) は, 経口急性毒性試験で LD50 が 2,000mg/kg 以上でなければならない. (4) (1)~(3) の基準に適合するものは バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A) として認証し, バイオマスプラスチック度を記載したポジティブリストを作成し管理する. (5) 中間製品 ( 分類 C) は, バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A) を含むものとする. (6) 中間製品 ( 分類 C) はバイオマスプラスチック度を記載したポジティブリストを作成し管理する. (7) バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) は, 再生可能な有機資源由来の物質から得られる熱硬化性樹脂原料であって, 当協会が指定する測定法 (ASTM D6866-05) において, バイオマス由来成分が含まれていなければならない. (8) バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) は, 経口急性毒性試験で LD50 が 2,000mg/kg 以上であるか 或いは これを原料とし代表的処方で反応生成した熱硬化性樹脂の経口急性毒性 LD50 が 2,000mg/kg 以上でなければならない. (9) (1),(7) 及び (8) の基準に適合するものは, バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) として認証し, バイオマスプラスチック度を記載したポジティブリストを作成し管理する. (10) バイオマス由来熱硬化性樹脂中間製品 ( 分類 F) は, バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) を含むものとする. (11) バイオマス由来熱硬化性樹脂中間製品 ( 分類 F) は, バイオマスプラスチック度を記載したポジティブリストを作成し管理する. 3

(12) (1) 項の使用禁止物質に該当しない物質は, 原則として, 添加剤 ( 分類 B), その他材料 ( 分類 D) 及び 非バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 G) として使用することを認め, ポジティブリストは作成しない. (13) 色材については,(12) 項の規定に拘わらず, 印刷インキ工業連合会の 印刷インキに関する自主規制 (NL 規制 ) の最新のものにおいて規制を受けないものに限定する. (14) 接着剤については,(12) 項の規定に拘わらず, 日本接着剤工業会の 食品包装材料用接着剤に関する自主規制 の最新のものにおいて規制を受けないものに限定する. (15) 複数成分より構成される分類 B 及び D の材料については, 全ての構成成分の開示を原則とするが,(1) 項に示す禁止物質を意図的に使用していないとの材料供給メーカーの保証, 及び, 製品安全データシート或いはこれに準ずる資料の提出があれば, 主成分を除く他の構成成分の開示を免除することがある. (16) (15) 項に於いて, 使用禁止物質の意図的使用がないとする材料供給メーカーの保証が得られない場合は, 経口急性毒性 LD50 が 2,000mg/kg 以上であることを示す資料もしくは各業界の自主基準を満足する事が記載されている資料等生体への安全性を確認できる資料で代替することを認めることがある. (17) (3)(8)(16) 項における急性毒性値 LD50 は, GHS 分類で示されているように 経口急性毒性推定値 (ATE) が 2,000 mg/kg 以上であるか急性毒性区分 5 以上である事を示す事で LD50 が 2,000 mg/kg 以上と同等とみなす場合がある. 3. 修正ならびに追加基準 (1) バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A), 中間製品 ( 分類 C), バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) 及び バイオマス由来熱硬化性樹脂中間製品 ( 分類 F) の PL への追加ならびに修正は, 記載基準に従う. (2) 当協会正会員, 賛助会員及びマーク会員は PL の修正ならびに追加を下記に従い申請することができる.PL の修正ならびに追加を申請して承認された者は 登録された製品の品質の維持に責任を負わなければならない 但し 基幹材料である バイオマス由来合成高分子化合物 ( 分類 A) 及び バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) の申請は 原則として 正会員及び賛助会員に限る. (3) PL に未記載の新規材料の追加記載を希望する場合は, 当協会の定める様式の申請書に必要事項を記入して, 必要な書類を添付の上, 識別表示委員長に提出する. 申請者がメーカーでない場合には, そのメーカーの品質保証に関わる文書と申請者とそのメーカーの関係を明らかにする文書等, 当委員会が要求する資料を添付する. 申請内容や提出文書に変更が生じた場合は可及的速やかに識別表示委員長に変更申請を提出しなければならない 1 バイオマスプラスチック ( 分類 A) の PL 記載申請申請書様式 I-2 に必要事項を記入し, 所定の機関及び方法で実施した バイオマス由来合成高分子化合物 中のバイオマス由来カーボン測定報告書, バイオマスプラスチック度 4

計算書, 経口急性毒性試験報告書 (LD50) 及び特定有害物質分析報告書を添付する. 2 中間製品 ( 分類 C) の PL 記載申請申請書様式 III-2 の原料欄に, 構成する全ての成分 ( 材料 ) の名称 ( 物質名及び商品名 ), 含有量,PL 番号 ( 分類 A 及び C に登録された材料を使用する場合 ), 材料メーカー名, バイオマスプラスチック度, 特定有害物質含有量等必要事項を記入し, 非開示成分を含む複数成分より成る添加剤, その他材料を使用の場合は, 当協会の指定する使用禁止物質の意図的使用はないとのメーカー証明及び製品安全データシート或いはこれに準ずる資料を添付する. 3 バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 ( 分類 E) の PL 記載申請申請書様式 I-2 に必要事項を記入し, 所定の機関及び方法で実施した バイオマス由来熱硬化性樹脂原料 中のバイオマス由来カーボン測定報告書, バイオマスプラスチック度計算書, 特定有害物質分析報告書及び経口急性毒性試験報告書 (LD50) 或いはこれを原料とし代表的処方で反応生成した熱硬化性樹脂の経口急性毒性試験報告書 (LD50) を添付する. 4 バイオマス由来熱硬化性樹脂中間製品 ( 分類 F) の PL 記載申請申請書様式 V-2 の原料欄に, 構成する全ての成分 ( 材料 ) の名称 ( 物質名及び商品名 ), 含有量,PL 番号 ( 分類 A,C 及び E に登録された材料を使用する場合 ), 材料メーカー名, バイオマスプラスチック度, 特定有害物質含有量等必要事項を記入し, 非開示成分を含む複数成分より成る添加剤, その他材料を使用の場合は, 当協会の指定する使用禁止物質の意図的使用はないとのメーカー証明及び製品安全データシート或いはこれに準ずる資料を添付する. (4) PL に既記載の物質で当初申請時の内容の修正を希望する場合は, 申請書様式 I-2, III-2 又は V-2 に必要事項を記入し, 必要書類を添付の上, 当委員会に提出する. (5) PL 申請に際して当委員会が定める試験については, 第五章 PL 記載に要する試験方法について を参照すること. 4. 削除基準次の場合には別に定める手続きを経て当該物質を PL から削除する. (1) 参照した法規等の改正により,PL 記載基準を変更した結果, その物質が適合条件を満たせなくなった場合. (2) その物質の安全性が問題となり, 社会情勢その他により削除すべきものと判断された場合. (3) その物質の性状が,PL の申請内容と異なることが判明した場合. もしくは当協会が定める記載基準を満たさないと判断された場合. (4) 以上の他, その物質が現実に使用されていないことが明らかとなった場合 5