資料 3 国立情報学研究所の学術雑誌電子化 公開事業 平成 2(28) 年 11 月 1 日 ( 月 ) @ 学術総合センター一橋記念講堂 ( 東京 ) 平成 2(28) 年 12 月 5 日 ( 金 ) @ 大阪科学技術センター ( 大阪 ) 大学共同利用機関法人情報 システム研究機構国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課 本日の発表内容 国立情報学研究所の使命と事業 次世代学術コンテンツ基盤の構築 論文情報ナビゲータ CiNii 概要 電子図書館 NII-ELS 概要 J-STAGE,Journal@rchive との連携 1 1
国立情報学研究所の使命と事業 大学共同利用機関法人情報 システム研究機構の一員 情報学に関する総合的な研究開発を行うナショナルセンターとしての使命 研究教育 事業 学術情報の流通のための先端的な基盤の開発と整備 1) 学術情報基盤の整備運用事業 ( ネットワーク関連 ) SINET3 の運用管理 2) 学術情報基盤の整備運用事業 ( コンテンツ関連 ) 総合目録データベース 機関リポジトリ構築 連携支援 電子図書館 国際学術情報流通基盤整備事業 学術コンテンツ ポータル 3)IT 人材研修事業 各種講習会 研修の開催 / 支援 2 次世代学術コンテンツ基盤の構築 (1/2) 学術コミュニティ ( 大学等の学術機関や学会 ) が必要とする学術コンテンツを, 学術コミュニティと連携して確保 形成し, 付加価値を付けて発信するための基盤 最先端学術情報基盤 (CSI) 事業の一環 確保と形成 図書 雑誌総合目録 (1 億件 ) 学会誌 紀要論文 (32 万論文 ) 科研費成果報告書 (58 万件 ) 海外出版社の電子ジャーナルアーカイブ (35 万論文 ) 付加価値を付けて発信 学術コンテンツ ポータル (GeNii) から発信 3 2
次世代学術コンテンツ基盤の構築 (2/2) 社会貢献 学術コミュニティ ( 学生, 研究者, 大学, 学会 ) 国際貢献 発信 CSI(Cyber Science Infrastructure) ネットワーク + コンテンツ + 研究連合共有財としての学術コンテンツ NII NII-REO NII-ELS KAKEN CAT 成果の蓄積 Springer, OUP 等約 35 万論文 学会誌発表論文 紀要論文 科研費報告書約 58 万件 図書 雑誌総合目録約 1 億件 約 32 万論文 機関リポジトリポータル機関リポジトリ群 連携 協力 活性化 大学 教育研究活動図書 雑誌学術論文 学位論文 紀要論文研究プロジェクト報告教材知財 ( 特許, ソフトウェア ) サイエンスデータベース文化財データ等... 確保 図書館コンソーシアムと NII による共同導入 電子化 クローリング ハーベスティング 学術出版社 [ 電子ジャーナル 電子ブック ] 学協会 [ 学術雑誌 ] ウェブ [ 多様な情報資源 ] その他 [ メディア, 報道情報 ] 4 共生モデル IR 大学 / 学術機関 閲覧利用 IRへのデポジット ライセンス料 ビジビリティ コミュニティ活性化 ELS/CiNii 学術雑誌 ( 編集 査読 ) ( 国内学術論文提供サービス ) SPARC Japan ( 国内学協会コミュニティ ) 学会村 学会 還元金 ビジビリティ 出版社 電子化 システム基盤 ミッションの達成 NII 5 3
NII の論文情報サービス全体像 日本の学術情報基盤となる論文情報サービス 学協会大学等編集 出版 発信 世界中の研究者 学生の研究基盤 冊子体電子化 (PDF 化 ) ( 電子図書館 ) ( 論文情報ナビゲータ ) 本文 DB 学協会誌 / 研究紀要約 32 万論文 記事 DB NII-ELS+ CJP+ NDL 雑誌記事索引 = 約 1,2 万論文 6 CiNii 利用例 [ トップページ ( http://ci.nii.ac.jp/)] [ 本文 PDF] 検索 本文表示 [ 検索結果一覧 ] 7 4
CiNii 契約機関数, 個人ユーザ数の推移 平成 2 年 1 月現在の登録状況 定額制契約機関数 79 機関 個人 ID 発行数 11,613 名 サイトライセンス個人 ID 含む 14, 12, 1, 8, 6, 4, 2, 1,33 定額制機関契約数 個人 ID 発行数 484 6,248 679 11,88 11,613 746 79 平成 17 年度平成 18 年度平成 19 年度平成 2 年度 9 8 7 6 5 4 3 2 1 8 CiNii の契約機関, 個人ユーザの内訳 機関の内訳 7 割以上が国内の大学等 半数以上が私立大学 個人の内訳 サイトライセンス個人 ID: 各大学の研究者等 個人 ID: 定額制未導入の大学, 自治体, 企業等の研究者等 機関 (79 機関 ) 5.6% 個人 ( 11,613 名 ) 4.51% 17.85% 6.58% 1.25% 7.72% 52.53% 国立大公立大私立大短大その他海外 33.65% 1.5% 29.55% 26.77% 4.1% 平成 2 年 1 月末現在 9 5
CiNii/ELS の利用状況の経年変化 12,, 検索回数 本文ダウンロード回数 1,6, 11,, 1,, 9,, 8,, 7,, 6,, 5,, 4,, 本文ダウンロード 検索 26 年 12 月 ~ 翌 1 月画面リニューアル抄録無料公開化 27 年 4 月 Google 連携開始 1,5, 1,4, 1,3, 1,2, 1,1, 1,, 9, 8, 7, 6, 5, 3,, 4, 2,, 1,, 3, 2, 1, 25 年度 26 年度 27 年度 28 年度 1 3,5, 3,, 2,5, 本文 PDF データへのリンク状況 学協会誌 + 紀要で約 318 万論文にアクセス可 国立情報学研究所電子図書館登録状況 前身のNACSIS-ELS 開始以来 1 年間で蓄積 CiNii 提供の書誌情報 (1,2 万件 ) の約 3 割 8 733 714 論文数 ( 研究紀要 ) 35,716 7 論文数 ( 学協会誌 ) 643 299,78 学協会数 161,842 267,261 6 大学数 論文数 2,, 1,5, 1,, 5, 37 74 14 132 176 211 244 5 45 4 261 271 28 287 292 3 2 1 学協会数 11 6
NII-ELS 分野別収録雑誌数 学会誌 論文誌雑誌数 無料一般公開数 (*1) 初号から電子化している雑誌数 (*2) 無料一般公開数 (*3) 研究会資料 技術報告雑誌数 人文科学 1 46 (46%) 76 (76%) 36 (47%) 19 法学 4 4 (1%) 3 (75%) 3 (1%) 1 経済学 26 17 (65%) 17 (65%) 11 (65%) 3 理学 11 51 (5%) 73 (72%) 36 (49%) 58 工学 296 141 (48%) 195 (66%) 11 (56%) 212 農学 72 53 (74%) 53 (74%) 35 (66%) 27 医学 115 84 (73%) 77 (67%) 61 (79%) 22 小計 714 396 (55%) 494 (69%) 292 (59%) 342 大学研究紀要 5,526 合計 6,582 *1: 学会誌 論文誌のうち無料一般公開している雑誌数とその割合 *2: 学会誌 論文誌のうち初号から電子化している雑誌数とその割合 *3: 初号から電子化している雑誌のうち無料一般公開している雑誌数とその割合平成 2(28) 年 9 月末現在 12 NII-ELS への参加 学協会と契約を交わし, 学協会が刊行する学術雑誌 ( 冊子 ) を NII が電子化 公開 学協会側の負担 対象学術雑誌を無償にてNIIに提供するのみ 電子化 公開に関わる費用はNIIが負担 著作権処理 学協会が冊子の電子化 公開に関わる権利処理を実施 3 種類の料金体制を選択可能 課金は各学協会が設定 無料 有料 サイトライセンス ( 機関定額 ) 従量制課金 ( 単価は学会設定 ) 13 7
J-STAGE,Journal@rchiveとの連携 1/2 本文情報へのナビゲート 同定 書誌情報 検索結果画面 日本の学術論文を まとめて検索 CiNii J-STAGE, Journal@rchive メタデータ 国立情報学研究所 NII-ELS 本文情報 大学等 複数のデータベースに同じデータが収録 されている場合 まとめて表示 研究紀要 機関 リポジトリ 本文情報 外部 リンク 書誌のみ 論文検索だけではなく 引用情報の表示 や本文リンクが可能 14 本文情報へのナビゲート J-STAGE,Journal@rchiveとの連携 2/2 J-STAGE,Journal@rchive収録のうち学協会の許諾をいただいたジャーナルの論 文書誌情報をCiNiiへ登録します どのサービスに本文が収録されているかに関わらず CiNiiから総合的に検索可 能となります CiNii検索結果一覧 イメージ J-STAGE本文情報へリンク 15 8
ご連絡先 国立情報学研究所学術基盤推進部学術コンテンツ課 NII-ELS 担当 E-mail: els@nii.ac.jp Tel: (3)4212-234~2 Fax: (3)4212-237 ご不明な点がございましたらお気軽にお問合せください 16 9