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製品事故の情報収集 調査 分析 公表 消費生活用製品安全法等に基づき 消費者が使用する工業製品に関する事故の情報を収集し 原因を究明 その結果を公表 情報提供し 事故の再発 未然防止に貢献 製造事業者 輸入事業者 消防 警察 消費生活センター等 重大製品事故 非重大製品事故 重大製品事故 / 非重大

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品から出火するが発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが

電気用品の製品事故について 電気用品安全法セミナー資料 ( 平成 30 年 11 月 26 日 : 広島合同庁舎 ) ( 独 ) 製品評価技術基盤機構中国支所 1

消費者庁同時発表 平成 30 年 3 月 28 日 パナソニック株式会社が製造したノートパソコンのリコールが行われます ( 対策ソフトウェアの配信 ) パナソニック株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したノートパソコンについて 当該製品から出火し 当該製品及び周辺を焼損する

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品を焼損するが発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが ドアの開閉

平成 30 年 9 月 21 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありエアコン ( 室外機 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 25 年 3 月 22 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 2 件 ( うち開放式ガス瞬間湯沸器 (LP ガス用 )1 件 石

Microsoft Word - 【NITE】電源コード及び配線器具による事故の防止(注意喚起)

PowerPoint プレゼンテーション

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中です 2 当該

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が製造したエアコン ( 室外機 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が製造したエアコン ( 室外機 ) 及び周辺を焼損する火災が発生しました 調査の結果 当該事故の原因は 当該製品のプリント基板から出

6. 特記事項 (1) 小泉成器株式会社が輸入した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について小泉成器株式会社が輸入した電子レンジを使用中 異音がしたため確認すると 当該製品及び周辺を焼損するが発生していました 当該製品の原因は 現在 調査中です 2 当該製品のリコ

6. 特記事項 (1) シャープ株式会社が製造した電気冷蔵庫について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について異臭に気付き確認すると シャープ株式会社が製造した電気冷蔵庫から発煙し 当該製品の内部部品を焼損する火災が発生していました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが 当該製品の

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 25 年 10 月 22 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 4 件 ( うちガスコンビネーションレンジ ( 都市ガス用 )1

消費者庁同時発表 平成 29 年 1 月 24 日 パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコールが行われます ( 製品交換 設置 ) パナソニックエコシステムズ株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入し パナソニック株式会社 ( 法

1. 事故の発生状況 (1) 年度別事故発生件数図 1 に 年度別事故発生件数 を示します 中古品の事故は 平成 25 年度から 29 年度の 5 年間で計 182 件の発生が確認されました 火災事故が毎年発生しており 事故発生件数における火災事故の割合は 70~80% 台を推移しています 70 6

( 経済産業省と同時公表 ) 平成 29 年 1 月 24 日 消費生活用製品の新規リコール情報 ( 扇風機 ) の公表 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコー

. ライターによる事故について () 年度別の事故発生件数について NITE 製品安全センターに通知された製品事故情報のうち 平成 年度から 0 年度に発生したライターによる事故は図 に示すとおり 件 ( ) 発生しています また 平成 年 月から平成 年 月までに 件発生しており 直近の カ月 (

平成 30 年 7 月 6 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプターに関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は

令和元年 7 月 26 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプター ( ノートパソコン として公表 ) に関する事故 ( リコール

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消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 29 年 2 月 14 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり扇風機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガ

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品から出火する火災が発生し 当該製品を焼損 周辺を汚損しました 当該事故の原

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機を使用中 当該製品を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 原因を調査中です 2 当該製品のリコール ( 無償製品交

6. 特記事項三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ) が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ( 法人番号 : )) が製造したエアコンを

6. 特記事項 (1) 東芝キヤリア株式会社が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について東芝キヤリア株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したエアコンを使用中 当該製品を焼損し 周辺を汚損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現

誤使用を防止するために

6. 特記事項 (1) 介護ベッド用手すりについて ( 管理番号 A ) 消費者への注意喚起病院で当該製品をベッド両側に2 本ずつ設置して使用していたところ 使用者が 当該製品 2 本のすき間に首が入っている状態で発見され 死亡が確認されました 当該事故の原因は 現在 調査中です 介

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平成 30 年 4 月 3 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり空気圧縮機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1.

平成 31 年 3 月 26 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ストーブ ( 開放式 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次

2 / 5. 加湿器 空気清浄機及び除湿機の事故について 年度別事故発生件数及び被害状況について加湿器 空気清浄機及び除湿機の事故は平成 20 年度から 24 年度までの 5 年間に 84 件ありました 年度別事故発生件数及び被害状況 を図 に示します 増減はありますが 毎年約 40 件前後の事故が

6. 特記事項 (1) 小泉成器株式会社が輸入した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について小泉成器株式会社が輸入した電子レンジを使用後 異臭に気付き確認すると 当該製品から出火する火災が発生しており 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが

Microsoft PowerPoint - 口頭発表_電子レンジ

Microsoft Word _長期使用製品の注意喚起

令和元年 5 月 14 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありバッテリー ( リチウムイオン 電動リール用 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について

1.NITE の組織 人員 予算 組織 人員 理事長 理事監査室 監事 常勤職員 407 名 ( うち技術職員 335 名 ) 非常勤職員 139 名 ( うち関連専門分野の第一線で活躍した技術者 48 名 ) [25 年 4 月 1 日現在 ] : 安井至 ( 国際連合大学元副学長 東大名誉教授

本公表内容については 速報段階のものであり 今後の追加情報 事故調査の進展等により 変更又は削除される可能性があります 6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社

令和元年 7 月 30 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプター ( ノートパソコン として公表 ) 空気清浄機 エアコンに関す

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 24 年 3 月 13 日消費者庁 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 6 件 ( うち石油ふろがま 1 件 油だき温水ボイラ 1

Microsoft Word _長期使用製品の注意喚起_rev24[機1完1可1]

6. 特記事項 (1) 三洋電機株式会社が製造した石油温風暖房機 ( 開放式 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について三洋電機株式会社が製造した石油温風暖房機 ( 開放式 ) を使用中 当該製品の温風の吹き出し口から出火するが発生し 建物を全焼しました 当該製品の使用

6. 特記事項 (1) 介護ベッド用手すりについて ( 管理番号 A ) 消費者への注意喚起 当該製品をベッドサイドに2 本設置して使用していたところ 使用者 (80 歳代 ) の首が 2 本設置したすき間にのった状態で発見され 死亡が確認されました 当該すき間を埋める簡易部品が適正

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 28 年 4 月 8 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ストーブ ( 開放式 ) テレビ ( ブラウン管型 ) に関する事故 ( リコール対象製品

6. 特記事項 (1) 小泉成器株式会社が輸入した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について小泉成器株式会社が輸入した電子レンジを使用中 当該製品から出火するが発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は ドアの開閉を検知するスイッチが接触不良となり スパーク

2. 対象製品 : 製品概要 対象製品の確認方法等 (1) 製品名 : エアコン 空気清浄機 (2) 対象機種と確認方法等対象機種 : エアコン ( 全 138 機種 対象台数 :261,199 台 対象機種名は別添参照 ) 空気清浄機 ( 全 42 機種 対象台数 576,144 台 対象機種名は

6. 特記事項 (1) 除雪機についての注意喚起 ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について使用者 (80 歳代 ) が除雪機 ( 歩行型 ) を使用中 当該製品の下敷きになった状態で発見され 死亡が確認されました 当該事故の原因は 事故発生時の状況を含め 現在 調査中です 消費生

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 26 年 1 月 28 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 2 件 ( うち石油ストーブ ( 開放式 )1 件 石油給湯機付ふ

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機及び周辺を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが 当該製品の除湿エレメント ( 空気中の水分を吸着させ

6. 特記事項 (1) 三洋電機株式会社が製造した長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 使用中止 ) ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について工場の更衣室で 三洋電機株式会社 ( 法人番号 : ) が製造した扇風機を使用中 当該製品及び周辺を焼損する火災

6. 特記事項 (1) アイリスオーヤマ株式会社が輸入した除湿機について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について火災警報器が鳴動したため確認すると アイリスオーヤマ株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入した除湿機及び周辺を焼損する火災が発生していました

公表pdf用

Microsoft Word _ペットに関わる事故の注意喚起_rev22[機2完1可1]

表 1 経年劣化に起因する家電製品の事故発生件数 ( 平成 19 年 5 月 ~ 平成 27 年 3 月 ) 件数 割合 経過年数別の事故発生状況 ( 件 ) (%) ~9 10~14 15~19 20~24 25~29 30~34 35~39 40~ 扇風機

Microsoft PowerPoint - 【資料4-3】経済産業省② .ppt

6. 特記事項ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入した空気清浄機を使用中 当該製品及び周辺を焼損するが発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中です

News Release 平成 27 年 2 月 5 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 27 年 1 月 26 日から平成 27 年 2 月 1 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 88 件 うち重大事故等とし

6. 特記事項 (1) 株式会社世田谷製作所が製造したガスふろがま用バーナー (LP ガス用 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社世田谷製作所が製造したガスふろがま用バーナー (LP ガス用 ) から出火する火災が発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 株式会社グリーンウッドが販売した石油ストーブ ( 開放式 ) について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について株式会社千石 ( 法人番号 : ) が輸入し 株式会社グリーンウッドが販売した石油ストーブ ( 開

消費者安全専門調査会報告書 ~事故情報の活用等の在り方について~2~13ページ

6. 特記事項株式会社日立製作所 ( 現日立アプライアンス株式会社 ) が製造した長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社日立製作所 ( 現日立アプライアンス株式会社 ) が製造した扇風機を焼損し 周辺を破損する火災が発生しました 当該事

6. 特記事項 (1) 介護ベッド用手すりについて ( 管理番号 A ) 消費者への注意喚起 1 事故事象について施設で当該製品を片側のベッドサイドに2 本設置して使用していたところ 利用者 (90 歳代 ) が ベッドのヘッドボード ( 頭側のついたて ) と当該製品とのすき間に首

News Release 平成 27 年 4 月 2 日 消費者安全法の重大事故等に係る公表について 消費者安全法に基づき 平成 27 年 3 月 23 日から平成 27 年 3 月 29 日までに関係行政機関等から生命 身体被害に関する消費者事故等として通知された事案は 63 件 うち重大事故等と

6. 特記事項 (1) 株式会社オーラルケアが製造した手指保護具 ( 口腔用 ) について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について ( 平成 24 年 4 月 24 日に公表した事象の調査結果を踏まえ再掲載 ) 施設内で当該製品を使用中 当該製品の一部が破断して患者の口腔から体内

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入した空気清浄機を使用中 火災警報器が鳴動したため確認すると 当該製品及び周辺を焼損する火災が

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圧力がかかった状態で ふたが開かないことの要求を明確化 本体とふたと のはめあわせが不完全な場合 加熱しても内圧が一定圧力 ゲージ圧 以 上とならないこと 減圧装置を操作し 内圧が一定圧力 ゲージ圧 未満 にならなければ ふたを開けられないこと. 乗車用ヘルメットについて 球面 規定等の国際整合化

A1K /12/5 2017/12/28 石油給湯機付ふろがま UKB-3040CX(FF) ( 株 ) コロナ 青森県 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 現在 製造から15 年以上経過した製品 A1K /12/7 2017/12/28 石油ストーブ

本公表内容については 速報段階のものであり 今後の追加情報 事故調査の進展等により 変更又は削除される可能性があります 6. 特記事項 (1) 株式会社津田商事が輸入した投げ込み式湯沸器について ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社津田商事が輸入した投げ込み式湯沸器から

( ) 空気清浄機や除湿機の機能について以下にまとめる 空気清浄機 フィルター方式と電気集塵方式がある 集塵方式 フィルター方式 電気集塵方式 方式概要 ファンで取り込んだ空気を目の細かいフィル ファンで取り込んだ空気中のちりやホコリを ターで濾過して集塵して きれいになった空気 プラスに帯電させ

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 28 年 8 月 9 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガス機器 石油機器に関す

すき間寸法と対策について

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 23 年 4 月 1 日消費者庁 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 3 件 ( うち石油ストーブ ( 密閉式 )1 件 石油スト

6. 特記事項 (1) 除雪機についての注意喚起 ( 管理番号 A ) 1 事故事象について使用者 (70 歳代 ) が除雪機 ( 歩行型 ) を使用中 当該製品と小屋の柵に挟まれ 病院に搬送後 死亡が確認されました 当該事故の原因は 当該製品の使用状況を含め 現在 調査中です 消費

経済産業省における製品安全政策の体系 1. 製品安全 4 法による規制 事前規制製品の技術基準 製品への表示 (PS マーク ) 経年劣化対策 ( 長期使用製品安全点検制度 ) 事故情報の収集 ( 重大事故情報報告 公表制度 ) 2. 事業者の自律的な安全活動の促進 リコールハンドブックの策定 リス

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 27 年 8 月 11 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり長期使用の扇風機についての注意喚起 ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガス機器 石油機器に関

6. 特記事項 (1) ファイブプラン株式会社 ( 現ジェックスインターナショナル株式会社 ) が輸入し ジェックス株式会社が販売した水槽用ウォータークーラーの新規リコールについて ( 管理番号 :A A A )( 経済産業省と同時公表 ) 1 事

リコール届出書

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 29 年 1 月 24 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり扇風機 石油温風暖房機 ( 開放式 ) リチウム電池内蔵充電器 電気ストーブ ( カーボンヒ

令和元年 6 月 7 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ふろがま 電気式床暖房 電気洗濯乾燥機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細

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平成 26 年度経済産業省委託事業 高圧ガス取扱施設における リスクアセスメント手法及び保安教育プログラム調査研究 講師データベースの構築 平成 27 年 3 月 高圧ガス保安協会

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製品区分 : 01. 家庭用電気製品 経済産業省及び消費者庁管理番号 NITE 管理番号事故発生年月日 A 品名事故通知内容事故原因再発防止措置 転換アダプター ( 照明器具用 ) 家人が外出から戻ると 玄関廊下天井に取り付けていた照明器具が当該製品とともに焼け

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平成 22 年度製品安全センター製品安全業務報告会 Product Safety Technology Center 平成 21 年度事故情報収集調査結果について ~ 事故調査結果からみえる製品事故動向 ~ 平成 22 年 11 月 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター * 事故情報収集件数等については 暫定であり 今後 数値が変わる可能性があります 0

Ⅰ. はじめに NITE( ナイト ) とは 製品安全業務の実施体制 1

NITE( ナイト ) とは NITE は くらしの安全 安心 を支援しています NITE は 製品事故の公的な原因究明機関です 製品事故の原因を調査 分析し 経済産業省と連携して製品の改善等のものづくりや製品の回収などの事故防止対策に貢献することを使命としています 微生物の保存提供 ゲノム解析 信頼できる技術と情報の提供 製品事故の調査 分析 安全情報の提供 試験 検査機関の信頼性評価 様々な分野の専門知識を有する技術者が結集全国 10 か所で各地で発生する事故について消防等と協力して原因究明 化学物質の安全情報の提供 2

製品安全業務の実施体制 自転車フレーム耐振性試験 九州支所 中国支所 四国支所 製品安全センター大阪 アタッシェケースからの VOC 等放散測定 北陸支所 中部支所 北海道支所 東北支所 北関東支所 様々な発火燃焼実験と消防機関との連携 本所 理事長 理事 (2 人 ) 監事 (2 人 ) 監査室 (3 人 ) 情報統括官 (2 人 ) 企画管理部 (47 人 ) バイオテクノロジー本部 (76 人 ) 北海道支所 (3 人 ) 東北支所 (8 人 ) 北関東支所 (7 人 ) 中部支所 (19 人 ) 化学物質管理センター (58 人 ) 北陸支所 (8 人 ) 認定センター (55 人 ) 製品安全センター (90 人 ) 中国支所 (4 人 ) 四国支所 (3 人 ) 九州支所 (14 人 ) 注 ) これに加えて 消防 OB 学識経験者等を製品事故調査員 (25 人 ) に委嘱 製品安全業務を実施 < 製品安全業務 > 156 人 ( 本部職員数 ) 90 人 ( 支所職員数 ) 66 人 ( 平成 22 年 4 月 1 日現在 ) アレルギー原因物質の特定 焼損したテレビの分解調査 シュレッダー吸い込み実験 アレルギー原因物質の特定 ( バイオプロテオーム解析室 ) 3

Ⅱ. 平成 21 年度事故情報収集調査結果 事故情報収集制度 事故情報収集結果 事故情報調査結果 社告 リコール情報収集件数 4

事故情報収集制度 消費生活用製品安全法における重大事故とは 死亡事故のほか 治療に要する期間が30 日以上の負傷 疾病 後遺障害事故 一酸化炭素中毒及び火災事故で 非重大事故はそれ以外の事故です 5

平成 21 年度事故情報収集結果 1 件 8000 7000 6000 5000 4000 3000 2000 1000 0 7,298 情報源別収集件数 3055 418 788 1238 283 79 1437 5,440 2140 332 832 4,371 1853 297 846 1569 1262 232 67 32 33 303 13 平成 19 年度平成 20 年度平成 21 年度 製造事業者等 自治体等 消費生活センター等 国の機関 消費者 その他 新聞情報等 * 重複情報 重大製品事故を含みます 集計 : 平成 22 年 3 月 31 日現在 6

平成 21 年度事故情報収集結果 2 製品区分別収集件数 7

平成 21 年度事故情報収集結果 3 年度別に事故収集件数が多かった 10 品目 8

事故情報調査結果 1 事故原因別事故件数 9

事故情報調査結果 2 製品区分別事故原因 ( 平成 21 年度分 ) 10

事故情報調査結果 3 製品に起因する事故及び重大製品事故 の多い 5 品目 11

事故情報調査結果 4 誤使用や不注意による事故 の多い 5 品目 12

事故情報調査結果 5 事故原因別被害状況 ( 平成 21 年度分 ) 13

社告 リコール情報収集件数 詳細については 社告 リコールの検索 :http://www.jiko.nite.go.jp/php/shakoku/search/index.php 14

Ⅳ. 平成 21 年度事故事例及び行政反映事例 注目 多発事故事例 事故原因究明結果等の行政反映事例 15

注目 多発事故事例 ( 平成 21 年度分 )1 1 ヘアドライヤー ( 事故内容 ) ヘアドライヤーのスイッチ部分から発煙 発火した ( 事故原因 ) 当該製品の OFF- 弱 - 強 を切り替えるスライド式スイッチが 各切り替え接点位置で固定しない設計であったため OFF- 弱 の中間位置で使用された際 弱 の接点が接触不良状態となり アーク放電が生じ周囲のスイッチ樹脂から発煙したものと推定される 事故品 改良品 事故品 OFF- 弱 - 強スイッチ ( 講じられた再発防止措置 ) スイッチ内部の発煙で終息し拡大被害に至っていないことから 今後の事故状況を注視し 必要に応じて対応することとした なお 2008( 平成 20) 年 7 月生産分から スイッチを各切り替え位置で固定するタイプのものに変更している 16

注目 多発事故事例 ( 平成 21 年度分 )2 2 ベビーカー ( 事故内容 ) ベビーカーを開く際に 当該製品のヒンジ部に幼児の指が挟まり重傷を負った ( 事故原因 ) 折りたたみ式の当該製品のヒンジ部が当該製品を開閉する際に指が挟み込まれる可能性がある構造であったこと及び当該製品を開く際に幼児が当該ヒンジ部分に手を掛けていることに気付かず開いたためと推定される ヒンジ部分 ヒンジ部分のカバー ( 講じられた再発防止措置 ) N 社が輸入した製品については 同社が平成 21 年 11 月 16 日にホームページに掲載し 注意喚起を行うとともに ヒンジ部分をカバーする部品の無償配布を実施している 17

注目 多発事故事例 ( 平成 21 年度分 )3 3 自転車 ( 事故内容 ) 走行中の自転車のハンドルが急に重くなって転倒しそうになり 腰と頸部を捻挫した 事故品 ヘッドパイプ部 ( 事故原因 ) ヘッドパイプの上下に組み込まれているベアリング部にグリスが充填されていなかった等の原因により 鋼球の回転不良が生じて鋼球の保持器が破損し ハンドルが急に重くなったものと推定される ベアリング部 ( 講じられた再発防止措置 ) 2009( 平成 21) 年 5 月 26 日付けで店頭及びホームページに社告を掲載し 回収を行うとともに 購入者に連絡を取っている 18

注目 多発事故事例 ( 平成 21 年度分 )4 4 電子レンジ ( 事故内容 ) 電子レンジを使用中 異音とともに発煙 発火し 当該製品及び周辺が焼損した 事故品の外観 事故品後部の吸気口 ( 事故原因 ) 当該製品の内部部品 ( ダイオードブリッジ ) の製造上のばらつきにより 当該製品の吸気口が埃等でふさがったまま使用を続けると 部品内部のはんだ部の劣化が進み はんだクラックが生じ スパークが発生し 発煙 発火に至ったものと推定される 出火の痕跡 事故品のダイオードブリッジと基板 ( 講じられた再発防止措置 ) 平成 19 年 5 月 31 日に新聞社告を掲載し その後 平成 21 年 7 月に量販店の顧客情報を活用したダイレクトメールの送付 平成 21 年 9 月に新聞折り込みチラシの配布等を通じて 注意喚起を行うとともに対象製品について 無償改修を実施している 19

事故原因究明結果等の行政反映事例 ( 平成 21 年度分 ) 電気用品安全法 消費生活用製品安全法 薬事法 日本工業規格 (JIS) 20

Ⅲ.NITE ホームページによる公表 事故情報データベース < 検索 > 注意喚起ちらし ミニポスター ( 動画付き ) 製品安全情報マガジン配信登録のお願い 21

事故情報データベース 検索 事故情報の検索画面 http://www.jiko.nite.go.jp/php/jiko/search/index.php 個別事故情報詳細画面 22

ホームページによる公表注意喚起ちらし 注意喚起ちらし http://www.nite.go.jp/jiko/chirashi/chirashi.html 事故情報の中から 実際に起こった事故事例と事故防止のポイントをわかりやすく説明したちらしです ご自由に利用してください 電動アシスト付き自転車 木製回転イス 電子ジャー付ガス炊飯器 ベビーカー 花火によるやけど 長期間使用のエアコンで火災 草刈機による事故など リコールなど注意を呼びかけています (12) こんな事故にもご用心 (13) 23

ホームページによる公表ミニポスター ミニポスター ( 動画付き ) http://www.nite.go.jp/jiko/poster/poster.html 事故情報の中から 実際に起こった事故事例と事故防止のポイントをわかりやすく説明したポスター及び動画です ご自由に利用してください 電気こんろによる火災 / IH こんろでの天ぷら火災 / カセットこんろ爆発事故 24

製品安全情報マカ シ ン (PS マカ シ ン ) 配信登録のお願い 最新情報の製品事故情報を毎月第 2 第 4 火曜日にお手元にお届けします 最近出された社告 リコール情報を掲載 ご紹介したアドレスをアクセスすると詳しいリコール情報がご覧いただけます お持ちの製品をチェックして 事故の未然防止にご活用ください ご登録方法配信のご登録は製品安全情報マガジンのホームページ からお申し込み下さい アドレス http://www.nite.go.jp/jiko/psm/ 又は NITE> 生活安全分野 GO> 製品安全 事故情報 > 製品安全情報マカ シ ンのヘ ーシ 製品安全情報マガジンのホームページ バックナンバー Vol.108 10 月 28 日号 電気ストーブによる事故 Vol.107 10 月 14 日号 養生シートによる事故 Vol.106 9 月 30 日号 介護用品による事故 Vol.105 9 月 16 日号 フードミキサーによる事故 25

http://www.jiko.nite.go.jp/ 26