平成 30 年度上半期中小企業経営の改善及び地域活性化のための取り組みについて ( 地域密着型金融の取り組み状況について ) 1
中小企業の経営支援に関する態勢 ( 外部専門家 外部機関との連携を含む ) の状況 お取引先の経営をサポートする態勢 地 域 トマト銀行 外部専門家外部機関等 お取引先 本業支援 新規創業 販売 仕入先の開拓 海外進出 業務提携 事業承継 M&A 財務相談 相談 情報共有ニーズ把握 営業店 各種ソリューションの提案 実行 ( 資金供給 ビジネスマッチングなど ) 本部コンサルティング営業部 本業支援チーム 企業のライフステージをトータルに支援するソリューション 経営支援 ビジネスマッチング 医療 介護 環境 新エネルギー 農業 海外進出支援 相続 事業承継チーム相続 遺産整理 事業承継 M&A 地方創生支援チーム地方版総合戦略実施への協力 産学官金 外部機関連携 連携 税理士 弁護士 中小企業診断士など 地方公共団体 経済産業局 商工会議所 JETRO ( 日本貿易振興機構 ) 地域経済活性化支援機構 地域活性化ファンド 事業承継ファンド 岡山県行政書士会など など 連携 経営改善 事業再生支援 本部企業サポート部審査部 一体連携 トマト銀行グループ各社 2
1.(1) 地域の成長分野支援 ( 医療 介護 ) 1 医療 介護 平成 30 年 9 月末医療 介護向け貸出残高 414 億円 ( 平成 30 年 3 月末比 +7 億円 ) 平成 30 年 9 月末医療経営士試験合格者 15 名 ( うち 2 級 1 名 ) 医療 介護セミナーを開催 ( 平成 30 年 5 月 ) 医療 介護セミナーを開催 ( 平成 30 年 6 月 ) 3
1.(2) 地域の成長分野支援 ( 海外販路支援 ) 2 海外販路支援 平成 30 年 7 月 トマトアグリビジネスセミナー 開催 ( 参加者 :77 名 ) < テーマ > 1 岡山の 食 を世界へ 2JETRO による海外展開支援施策について トマトアグリビジネスセミナー ( 平成 30 年 7 月 ) 4
1.(3) 地域の成長分野支援 ( 人材支援 ) 3 人材支援 平成 30 年 4 月 トマトベトナム高度人材活用セミナー 開催 ( 参加者 : セミナー 33 名 個別相談 4 社 ) < テーマ > 会社を変えるベトナム高度人材活用のポイント トマトベトナム高度人材活用セミナー ( 平成 30 年 4 月 ) 5
2. 経営改善 事業再生支援 MSP 個社別協議平成 30 年度上半期 4 先に対し 2~3 ヵ月に 1 回のペースで開催 経営支援プロジェクト (MSP) による取り組み MSP は Management Support Project の略です コお取引先の経営改善支援をより強力に推し進めンサルテるため 平成 24 年 5 月に 経営支援プロジェクト (MSP) を始動し 外部専門家や外部機関などと連携してより 実効性の高い経営改善支援策をお取引先にご提供する体制を強化しています ィング営業部6
3. 経営革新等支援機関関連業務 1 ものづくり 商業 サービス経営力向上支援補助金 申請支援 平成 29 年度補正予算 当社支援先採択件数 28 先 2 ミラサポ ( ) 専門家派遣 平成 30 年度上半期 4 社 7 回実施 ( ) 中小企業 小規模事業者の未来をサポートする国の事業 7
4. 創業支援への取り組み 投資実行日 投資先名 投資額 ( 千円 ) 事業 トマト創業支援ファンドによる支援 平成 30 年度上半期 5 月 17 日 ( 第 3 号案件 ) 株式会社ミーニュー 9,996 6 月 8 日 ( 第 4 号案件 ) 果樂株式会社 4,000 献立作成サービス me:new の企画 製作 運営 農業 農産物加工品販売業 8 月 3 日 ( 第 5 号案件 ) 株式会社エナジーフロント 10,000 介護用品 衣服 雑貨の製造販売 コンサルティング <トマト創業支援ファンド> 平成 29 年 10 月 31 日に 京都市に本社を置くフューチャーベンチャーキャピタル株式会社をGP( 無限責任組合員 ) として 当社が99% 出資したトマト創業支援有限責任組合 ( 略称 : トマト創業支援ファンド ) を総額 3 億円の規模で設立しました 小規模事業者を対象とした創業支援ファンドで 創業支援 地域企業の経営改善 域内経済の活性化 を目的としています 8
5.(1) 事業承継支援 1 相続 事業承継チームの活動 平成 30 年度上半期 遺言信託成約 遺産整理業務 事業承継成約 税務申告 財産承継プランニング等計 32 件 お客さま 1 ニーズをヒアリング 対応策を協議 事業承継問題のサポート体制 営業店 4 事業承継問題の解決をサポート 後継者の育成支援 経営管理体制の構築支援 事業承継対策の立案支援自社株評価対策持株会社設立対策等 外部専門家を活用する場合顧客紹介依頼を受けコンサルティング営業部と協働活動 2 ニーズ共有 ヒアリングシート送付 3 方針を協議 コンサルティング営業部 タナベ経営 当社提携先の税理士事務所 提携金融機関 等 相続 事業承継チーム M&A チーム 9
5.(2) 事業承継支援 2 相続 事業承継チームの活動 平成 30 年度上半期 相続セミナー開催 2 回総社支店 高梁支店 事業承継セミナー開催 1 回高梁支店 相続セミナー ( 平成 30 年 7 月 3 日開催 ) 事業承継セミナー ( 平成 30 年 8 月 1 日開催 ) 10
6. 産学連携の取り組み 1 岡山大学産学官連携コーディネーター連絡会議 平成 30 年度上半期 2 回 2 提携 6 大学への相談案件 平成 30 年度上半期 6 件 3 提携大学とのコーディネート実績 平成 30 年度上半期 岡山県立大学 2 件 岡山理科大学 1 件 11
7.(1) ビジネスマッチング 販路開拓支援 1 第二地方銀行協会加盟行による共同商談会参加 2 トマトアグリフードフェアー 2018 開催 平成 30 年 6 月 平成 30 年 7 月 第二地方銀行協会加盟行による共同商談会 ~ 地方創生 食の魅力発見商談会 2018~ への参加 ( 地元企業 3 社参加 フリーバイヤー面談 185 社 ) 自社商品 サービスを PR する展示商談会 販路開拓商談会 アグリビジネスセミナーなど 食 と 農 に携わる地元の中小企業者と 百貨店やスーパーなど県内外のバイヤーをマッチングし 中小企業者の販路拡大をサポートする取り組みとして 今回で 7 回目の開催 展示商談会 :58 団体参加 販路拡大商談会 : セラー 82 社 バイヤー 45 社参加 335 商談 トマトアグリフードフェアー 2018( 平成 30 年 7 月 ) 12
8. 経営者保証に関するガイドラインの活用状況 経営者保証に関するガイドライン とは 中小企業の経営者の皆さまが金融機関に差し入れている個人保証について 保証契約を締結する際や金融機関等の債権者が保証履行を求める際における中小企業 ( 債務者 ) 保証人 債権者の自主的なルールとして 平成 25 年 12 月に経営者保証に関するガイドライン研究会 ( 全国銀行協会および日本商工会議所が事務局 ) が定めたものです 当社の経営者保証を付さない融資 保証契約の見直し等を行った実績は以下のとおりです 平成 29 年度実績 平成 30 年度上半期実績 新規に無保証で融資した件数 A (ABL を活用し 無保証で融資したものは除く ) 1,399 件 875 件 経営者保証の代替的な融資手法として ABLを活用した件数 B 1 件 0 件 保証契約を変更した件数 26 件 3 件 保証契約を解除した件数 271 件 80 件 ガイドラインに基づく保証債務整理の成立件数 10 件 4 件 新規融資件数 C 8,082 件 4,262 件 新規融資に占める経営者保証に依存しない融資の割合 (A+B)/C 17.32% 20.53% 13
9.(1) 地方創生支援の取り組み体制 14 県 市町村情報収集 支援実施相談 協力要請コンサルティング機能発揮提案 情報収集相談 協力要請営業店総合戦略への協力状況報告 支援要請への対応協議アドバイス支援方針指示営業店支援情報提供情報提供 情報共有トマト銀行本部地方創生支援チーム 創生窓口より地方版総合戦略の推進状況についての情報収集 アドバイス 自治体からの支援要請に対する対応方針の策定 営業店の自治体支援のバックアップ 自治体への支援実施状況などの取りまとめ地方創生推進担当 ( 全支店長 ) 取引先などから地方創生に関する情報を積極的に収集し デスクと共有地方創生窓口 担当自治体を訪問して情報収集し デスクに報告 自治体からの支援要請をデスクに報告 支援方針に基づき 自治体支援
9.(2) 地方創生に関する取り組み 1 平成 30 年度トマト次世代経営塾の開催 平成 30 年 5 月 ~ 平成 31 年 2 月 企業の経営者及び後継者に経営全般を学習する場を提供し 塾生相互の人脈づくりをサポートする場として平成 30 年度 ( 第 14 期 ) トマト次世代経営塾を開催 実践的な経営力を磨く をテーマに 各種研修会 講演会 異業種交流会 国内 海外の企業視察などを開催 次世代経営塾研修会 15
9.(2) 地方創生に関する取り組み 2 岡山県企業立地支援 平成 30 年 7 月大阪 岡山県主催の 晴れの国おかやま 企業立地セミナー に金融機関の PR ブースを出展 岡山県への企業誘致活動に協力 3JR 岡山駅での 第 6 回矢掛町ブランドフェア に向けた協力 4 地域おこし協力隊員起業支援 平成 30 年 10 月 平成 30 年上半期 平成 30 年 10 月に JR 岡山駅で開催された岡山県小田郡矢掛町主催の 第 6 回矢掛町ブランドフェア に協力 地域おこし協力隊員の起業支援のための連携 16
10. 地域の安心 安全に関する取り組み 交通安全用品の贈呈 平成 30 年度 贈呈先 : 岡山県 ( 県内市町を含む ) 贈呈品 : 横断旗 3,000 本 夜光タスキ 1,500 本 昭和 44 年から 交通事故防止に役立てていただくため 累計で横断旗約 38 万 5 千本 夜光タスキ約 2 万本などを寄贈 岡山県への贈呈 ( 平成 30 年 4 月 11 日 ) 岡山市への贈呈式 ( 平成 30 年 4 月 11 日 ) 17
11. 目標の達成状況 30 年 3 月末実績 実績および目標計数 30 年 9 月末目標 30 年 9 月末実績 30 年 9 月末目標比 中小企業 ( ) 向け貸出残高 ( 市場性ローン 預担を除く ) 3,123 億円 3,144 億円 3,193 億円 +49 億円 事業者貸出先数 10,233 先 10,300 先 10,368 先 +68 先 事業者メイン先数 ( 貸出金シェア第 1 位 ) 2,487 先 2,528 先 2,573 先 +45 先 中小企業 とは資本金 3 億円 ( ただし 卸売業は 1 億円 小売業 飲食業 物品賃貸業等は 5 千万円 ) 以下の会社又は常用する従業員が 300 人 ( ただし 卸売業 物品賃貸業等は 100 人 小売業 飲食業は 50 人 ) 以下の企業等 30 年 9 月末目標 30 年 9 月末実績 30 年 9 月末目標比 31 年 3 月末目標 本業支援成約件数 350 件 1,145 件 +795 件 1,500 件 相続 事業承継及び関連業務成約件数 40 件 32 件 8 件 80 件 18
< 参考 > 中小企業向け貸出 30 年 9 末の中 企業向け貸出残 は 29 年 9 末 164 億円増加 (+5.4%) の 3,195 億円 うち岡 県内は 29 年 9 末 130 億円増加 (+4.7%) の 2,877 億円 ( 億円 ) 中 企業向け ( ) 貸出 ( 市場性ローンを除く ) 残 2,775 2,883 3,030 3,195 資本 3 億円 ( ただし 卸売業は 1 億円 売業 飲 業 物品賃貸業等は 5 千万円 ) 以下の会社 は常 する従業員が 300 ( ただし卸売業 物品賃貸業等は 100 売業 飲 業は 50 ) 以下の企業など 19
< 参考 > 事業者向け貸出先数 事業者向け貸出先数 ( 全体 ) は 30 年 3 末 135 先増加 (+1.3%) の 10,368 先 うち岡 県内の中 企業向け貸出先数は 30 年 3 末 132 先増加 (+1.4%) の 9,486 先 ( 先 ) 20
< 参考 > 本業支援 最適提案に関する件数 本業 援成約件数は 30 年 3 末 1,145 件増加 (+36.5%) の 4,278 件 相続 事業承継及び関連業務成約件数は 30 年 3 末 32 件増加 (+13.3%) の 272 件 ( 件 ) 21