英国帰朝報告 緩和ケア看護学分野 宮下光令
本日のアウトライン 英国出張概要 緩和ケアの質の評価 英国で学んだ緩和ケア 英国の大学院教育 プライベートなこと 帰国後の発展
国際共同研究加速基金 科研費に採択された研究者が半年から 1 年程度海外の大学や研究機関で行う国際共同研究 基課題の研究計画を格段に発展させるとともに 国際的に活躍できる 独立した研究者の養成にも資することを目指す (1,200 万円以下 )
King s College London ナイチンゲール Florence Nightingale Faculty of Nursing, Midwifery & Palliative Care 高木兼寛 海軍軍医 慈恵医科大学 日本初の看護学校
Cicely Saunders Institute 世界唯一最大の緩和ケアを目的とした研究機関
Cicely Saunders Institute
メンターの先生方 Prof Irene Higginson MD Palliative Care Dr Gao Wei Statistician Epidemiology Dr Catherine Evans RN Palliative Care
本日のアウトライン 英国出張概要 緩和ケアの質の評価 英国で学んだ緩和ケア 英国の大学院教育 プライベートなこと 帰国後の発展
英国での活動 遺族調査 CSI で行われた遺族調査の二次解析 緩和ケアの質評価 各所に訪問 ヒアリング IPOS( 緩和ケアの質評価ツール ) 講義等 CSI にて緩和ケアの修士課程の講義や講演会 ミーティング等への出席 Kings の大学院生向けの講義やプログラムへの出席 その他 英国の看護教育などの情報収集
CSI で実施された遺族調査の二次解析 がん 非がん患者を対象とした 3 つの遺族調査のデータ (n=885 を解析 (QUALYCARE study, OPTCare study, IARE1 study) 来年の EAPC で発表予定
英国の遺族調査 VOICES survey 英国の死亡小票による遺族調査 (2 万人 ) NHS の担当者の訪問 VOICES-SF( 質問票 ) の日本語訳の作成 現在 J-HOPE4 研究でデータ収集中 英国 イタリア 日本の比較
英国における医療の質評価 CQC:Care Quality Comission
IPOS:Integrated Palliative Outcome Scale STAS-J の後継版 患者評価 スタッフ評価 世界で広く利用
OACC プロジェクト : Outcome Assessment and Complexity Collaborative 日々の臨床で IPOS をはじめとした PRO データを活用 CSI で開発 Hospice UK が推奨し 英国のホスピスで広く普及
本日のアウトライン 英国出張概要 緩和ケアの質の評価 英国で学んだ緩和ケア 英国の大学院教育 プライベートなこと 帰国後の発展
ナーシングホーム ( リバプール ) 訪問
ホスピス訪問 St.Christopher s Hospice
ホスピス訪問 Ann s Hospice(Manchester)
ホスピス訪問 Ann s Hospice(Manchester)
リバープール訪問
IPOS ワークショップ参加
IPOS ワークショップ参加 韓国チーム 台湾チーム アジア
学会参加 Association of Palliative Medicine
ランカスター大学 シェフィールド大学訪問 Prof Sheila Payne (EAPC Predicent) Prof Catherine Walsh (Palliative Medicine, EIC) Prof Jane Seymour
BMC Palliative Care: Office 訪問
PPI:Patient Public Involvement
その他 英国の研究費事情 マリキュリー財団の研究審査経験 Clinical Academic Nurse
本日のアウトライン 英国出張概要 緩和ケアの質の評価 英国で学んだ緩和ケア 英国の大学院教育 プライベートなこと 帰国後の発展
英国における大学院教育 1 対 1 対話型 VIVA: 博士課程 1 年 2 年の関門 大石愛先生 英国の PhD コース生活と Thesis を書くというこ と https://soundcloud.com/yasuki-fujinuma/no-9- phdthesis?fbclid=iwar0lsnqtv5cndlkcjk0tg1k7dgingpyb2shybjcnnzleuhju6xwy8ibdc0
CSI の修士課程 Module Date Assessment Deadline Research Methods and Statistics in Palliative Care Core 8-19th January 2018 6th September 2018 Biology and Management of Symptoms in Advanced Disease Core 19th February- 2rd March 2018 13th April 2018 Psychosocial, Cultural, Ethical and Spiritual Issues Core 9th -20th April 2018 1st June 2018 Service Organisation and Policy in Palliative Care Core 8-18th May 2018 (Monday 7th Bank holiday) 7th September 2018 Advanced Psychosocial and Spiritual Care Optional 25th June - 6th July 2018 31st August 2018 Applying Epidemiology in Palliative Care Optional 25th June -6th July 2018 31st August 2018 Service Development and Management Optional 15-26th October 2018 21st December 2018 Advanced Pain and Symptom Control Optional 15-26th October 2018 21st December 2018 Research Project MSc only n/a 4th January 2019
Ph D. Away Day
ネット & 少人数教育 英語 研究方法論 勉強の仕方 プロジェクトマネジメント 個別相談 ( 学生生活 統計 )
英国の看護教育 Kings College London Adult Nursing Child & Family Health Mental Health Nursing Midwifery Cicely Saunders Institute of Palliative Care, Policy & Rehabilitation 講義もシンプル ネット講義やワークなどが多い ( ようだ ) Prof Malone
英国の看護研究者事情 ( ちょっと聞いた話 ) 大学評価 大学改革支援 学位機構のウェブサイト ( 日本 ) https://www.niad.ac.jp/consolidation/international/info/uk.html 若手研究者確保 若手研究者教育 特にグラント
本日のアウトライン 英国出張概要 緩和ケアの質の評価 英国で学んだ緩和ケア 英国の大学院教育 プライベートなこと 帰国後の発展
英国での生活 クレジットカード スマホ 住居費 各種手続き
食生活
食生活
プライベート
本日のアウトライン 英国出張概要 緩和ケアの質の評価 英国で学んだ緩和ケア 英国の大学院教育 プライベートなこと 帰国後の発展
日本に持ってきた研究 遺族調査 VOICES-SF 日本語版の作成と国際比較 IPOS の日本における普及 臨床活用 モジュール日本語版作成 POS-E ICECAP と経済評価 International Palliative Care Measurement Collaborative への参加 緩和ケア必要患者数の推定
成果? 日本 香港 韓国
今後 期待される発展 遺族調査の国際比較 国の VOICES survey と日本 イタリアのデータの比較 Liverpool 大学 CODE プロジェクト 非がん患者の緩和ケア 緩和ケアの Complexity Complex Intervention とその評価 ルチーンデータ ナラティブな電子カルテ解析 一般病棟の緩和ケア :SPACE toolkit
反省と謝辞 英語 日本の仕事が多すぎた 半年間行かせていただいた 看護学専攻のみなさま 研究室のみなさまに感謝します 今日 お話した内容は半分くらい Facebook の個人ページに載せています 研究 その他でご関心がある方がいたら いつでも言ってください