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目次 安全上のご注意... 1 1. 開梱と設置... 3 (1) 付属品の確認... 3 (2) 外観のチェック... 3 (3) 設置方法... 3 2. 基本的な使い方... 4 (1) 工場出荷時設定... 4 (2) 各部の名称と機能... 4 (3) 使用方法... 5 (4) 保護機能... 7 (5) 出力の接続... 8 3. 外部制御機能... 9 (1) 外部コントロール端子... 9 (2) 工場出荷時設定... 9 (3) リモートセンシング... 10 (4) アナログ外部制御... 10 (4-1) 出力電圧の制御... 11 (4-2) 出力電流の制御... 13 (5) 外部接点による出力の ON/OFF... 15 (6) 外部接点による出力遮断... 15 (7)ALARM 出力... 16 (8) 出力 ON/OFF スイッチモードの設定... 16 4. 保守... 17 保証期間... 17 保守サービス... 17 日常の保守と点検... 17 5. 仕様... 19 外観図... 21 付録... 23 付録 1 負荷電流対推奨導体面積... 23

安全上のご注意 安全上のご注意 本取扱説明書では 製品を安全にお使いいただくための注意事項を以下のように記載しています これらの記号の箇所は必ずお読みください 取扱説明書では 製品を安全にお使いいただくために 次のマークを使用して説明しています! 危険! 警告! 注意 この表示事項を無視して 操作や取り扱いを誤ると 使用者が死亡または重傷を負う危険が切迫して生じることが想定される内容を示しています この表示事項を無視して 操作や取り扱いを誤ると 使用者が死亡または重傷を負う可能性が想定される内容を示しています この表示事項を無視して 操作や取り扱いを誤ると 使用者が傷害を負う可能性が想定される内容 および物的損害のみ発生が想定される内容を示しています お守りいただく内容の種類を次の絵表示で区分し 説明しています この表示はしてはいけない 禁止事項 を示しています この表示は必ず実行していただきたい 強制事項 を示しています この表示は一般的な 注意事項 を示しています 本装置で使用している記号について説明します 必ず接地してください 接地しないと 故障のときに感電の原因となります 安全にお使いいただくために 本装置は 入力電源 AC100V~120V 単相を使用する業務用電源装置です 使用方法を誤ると 死亡 感電 けがなどをする恐れがあり また火災が起こる可能性があります 使用する前に本書をよくお読みになり 操作を理解した上で お使いください また 本装置は電気の安全に関する知識のある専門家 またはその指導の下でご使用ください 電源を入れる前に 本書をお読みになり 設置場所および使用環境が適切かご確認ください また 異常が発生した場合は 直ちに電源を切りお近くの弊社営業所にご連絡ください ご注意 ラジオ テレビ等の近くでご使用になると 受信障害を与えることがあります 本装置は 医療関連 原子力関連など人命に関わる設備としての使用を想定していません 1

安全上のご注意 本装置を安全にお使いいただくために 次の注意事項をお守りください 設置場所! 警告 ガス等の発生する場所や導電性異物が入るような場所及び強電磁界中には設置しないでください 上面及び底面の通風孔には金属性のピン 線材 ビスなどを入れないでください 感電 火災の危険が生じます 動作電源の接続! 危険 2P-3P 変換アダプタを使用したときは 緑色のコードを接地してください 本装置は EMI( 電磁妨害 ) を防ぐためノイズフィルターを内蔵しています このため わずかな漏れ電流があり 接地せずに使用すると感電する恐れがあります 負荷の接続! 危険 負荷の接続の際は 本装置の動作電源が遮断されていることを確認してください 電圧を出力した状態 (OUTPUT ON) では絶対に負荷配線を行わないでください 高温注意! 警告 本装置のカバーは熱くなります 長時間触ると火傷をする場合がありますので触らないでください 分解しないでください! 危険 弊社の係員または弊社の指定するサービスマン以外の方は 本装置のカバーを外したり 分解したりしないでください 内部には高電圧を発生する部分があり 誤って触れますと感電する危険があります 輸出について本装置を 国外へ持ち出し また輸出をされる場合には 事前に弊社営業部にご相談ください 2

1. 開梱と設置 1. 開梱と設置 (1) 付属品の確認 梱包には本体のほかに以下のものが付属しています 1 取扱説明書 ( 本紙 ) 2 入力ケーブル (2P-3P 変換アダプタ付 ) 3 外部コントロール用コネクター (D-Sub 15 ピン フード B タイプのみ ) (2) 外観のチェック 本体を取り出したら外観をチェックして へこみ 割れなどがないことを確認してください (3) 設置方法 本装置は自然空冷方式を採用していますので 底面の吸気部分と 上面の排気部分をふさがないようにしてください 本装置はゴム足部を下にし使用してください 横に寝かせたりして使用しないでください 本装置は固定した場所で使用するよう設計されています 振動のある場所では使用しないでください 3

2. 基本的な使い方 2. 基本的な使い方 (1) 工場出荷時設定 定電圧設定値 (CV) 定電流設定値 (CC) 過電圧保護設定値 (OVP) LX シリーズ最小最大最大 (2) 各部の名称と機能 ( シリーズ 定格表示は LX-2-035-1A を示します ) 4 電圧表示ランプ 2 電圧 / 電流計 6 定電圧ランプ 14 アラーム表示ランプ 3 電圧 / 電流表示切換スイッチ 12プリセットスイッチ 10 出力 ON/OFF スイッチ 7 定電流ランプ 13 過電圧保護設定トリマ 5 電流表示ランプ 8 電圧設定ツマミ 11 出力表示ランプ 9 電流設定ツマミ 1 入力電源スイッチ 16マイナス側出力端子 (M6) 15プラス側出力端子 (M6) 図 1. フロントパネル 4

S W 1 ~ 8 1 2 3 4 5 6 7 8 ON E X T C O N T R O L 基本的な使い方 P A N E L E X T R / V 19 モード設定スイッチ 20 DIP スイッチ 21 外部コントロールコネクタ LINE VOLTAGE 100-120V~ 50/60Hz 1.2A MAX ~ LINE LINE VOLTAGE 100-120V~ 50/60Hz 1.2A MAX ~ LINE 17 接地 ( アース ) 端子 18 動作電源入力 17 接地 ( アース ) 端子 18 動作電源入力 A タイプ 図 2. リアパネル B タイプ (3) 使用方法 定電圧電源としての使い方 (CV) 操作方法 1) 入力電源スイッチ POWER 1 の 側を押し 電源を ON にします 2) プリセットスイッチ PRESET 12 を押すと 電圧 / 電流計 2 に定電圧設定値が表示されます ( この時 電圧表示ランプ V 4 が点灯していることを確認してください ) 3) プリセットスイッチ PRESET 12 を押したまま 電圧設定ツマミ VOLTAGE 8 を回し 希望する電圧値に設定します 4) 電圧 / 電流表示切換スイッチ VOLT/CURR 3 を押し 電流表示ランプ A 5 を点灯させます 5) プリセットスイッチ PRESET 12 を押すと 電圧 / 電流計 2 に電流制限値が表示されます 6) プリセットスイッチ PRESET 12 を押したまま 電流設定ツマミ CURRENT 9 を回し 希望する電流制限値に設定します 5

基本的な使い方 7) 出力 ON/OFFスイッチ OUTPUT 10を押すと 出力電圧が立ち上がります また 出力表示ランプ ON 11( 緑色 ) と定電圧ランプ CV 6( 緑色 ) が点灯します さらに 出力 ON/OFFスイッチ OUTPUT 10を押すと 出力はOFFとなり OUTPUT 10を押すたびに ON OFF ON を繰り返します 8) 負荷電流が電流制限値を超えると定電流モードへ移行し 出力電圧を低下させて負荷電流を制限値に抑えます このとき 定電流ランプ CC 7( 橙色 ) が点灯します! 注意 本装置の回路故障 誤操作などにより過電圧が発生することがありますので 必ず過電圧保護 (OVP) を設定してください 負荷と並列に大容量のコンデンサが接続されていますと 電圧の立ち上がりで充電電流が流れます このとき 出力電流が定電流制限値を超えますと立ち上がり時間が長くなります これは 立ち下がりについても同様です 故障の原因となりますので 設定ツマミのシャフトに無理のかかる回し方をしないでください 定電流電源としての使い方 (CC) 操作方法 1) 入力電源スイッチ POWER 1の 側を押し 電源を ON にします 2) 電圧 / 電流表示切換スイッチ VOLT/CURR 3を押し 電流表示ランプ A 5を点灯させます 3) プリセットスイッチ PRESET 12を押すと 電圧 / 電流計 2に定電流設定値が表示されます 4) プリセットスイッチ PRESET 12を押したまま 電流設定ツマミ CURRENT 9を回し 希望する電流値に設定します 5) 電圧 / 電流表示切換スイッチ VOLT/CURR 3を押し 電圧表示ランプ V 4を点灯させます 6) プリセットスイッチ PRESET 12を押すと 電圧 / 電流計 2に電圧制限値が表示されます 7) プリセットスイッチ PRESET 12を押したまま 電圧設定ツマミ VOLTAGE 8を回し 希望する電圧値に設定します 8) 出力 ON/OFFスイッチ OUTPUT 10を押すと 出力電流が立ち上がります また 出力表示ランプ ON 11( 緑色 ) と定電流ランプ CC 7( 橙色 ) が点灯します さらに 出力 ON/OFFスイッチ OUTPUT 10を押すと 出力はOFFとなり OUTPUT 10を押すたびに ON OFF ON を繰り返します 9) 負荷電圧が電圧制限値を超えると定電圧モードへ移行し 負荷電圧を電圧制限値に抑えます このとき 定電圧ランプ CV 6( 緑色 ) が点灯します! 注意 故障の原因となりますので 設定ツマミのシャフトに無理のかかる回し方をしないでください 6

(4) 保護機能 過電圧保護 (OVP) 本装置の回路故障 誤操作 定電流モードでの負荷オープンなどにより 過電圧が発生した 場合に出力を遮断し 負荷を保護することができます 過電圧保護の動作電圧は 定格電圧の約 5%~105% に設定できます 過電圧保護回路が 2ms 以上の幅で過電圧を検出すると出力を遮断し 負荷を保護することができます 基本的な使い方 〇設定の方法出力端子に負荷を接続する前に 以下の手順で設定してください 負荷を接続したまま設定をすると 負荷に過電圧が出力されます 1) 過電圧保護設定トリマ OVP 13を精密ドライバーなどで右いっぱいに回します 2) 電圧 / 電流表示切換スイッチ VOLT/CURR 3を押し 電圧表示ランプ V 4を点灯させます 3) プリセットスイッチ PRESET 12を押したまま 電圧設定ツマミ VOLTAGE 8を回し 希望する過電圧値に設定します 4) 出力 ON/OFFスイッチ OUTPUT 10を押すと 過電圧値で出力します 5) 過電圧保護設定トリマ OVP 13を精密ドライバーなどで左に少しずつ回します 6) 過電圧設定トリマが過電圧設定値に達すると過電圧保護が動作し アラーム表示ランプ ALARM 14が点灯 出力が遮断します ( この時 アラーム表示ランプ以外のランプは全て消灯します ) * 定電流モード中の負荷オープン時にスイッチングを停止したい場合 過電圧保護設定値を定電圧設定値よりも低く設定してください 〇過電圧保護の解除過電圧保護を解除するには 電圧設定ツマミ8を左に回した後 入力電源スイッチ1をOFFにしてください アラームランプが消えた後に 入力電源スイッチ1を再投入すると復帰します アラームランプが消えるまでの時間は 数秒程度かかりますが異常ではありません 過熱保護 電源内部温度の異常上昇時に過熱保護が動作し アラーム表示ランプ ALARM 14が点灯 出力を遮断します ( この時 アラーム表示ランプ以外のランプは全て消灯します ) 過熱保護を解除するには 入力電源スイッチをOFFにし 十分温度が下がってから入力電源スイッチ1を再投入すると復帰します 7

基本的な使い方 (5) 出力の接続 図 3 のように出力を接続してください - 圧着端子 (M6) C1: 電解コンデンサ 100~1000μF C2: フィルムコンデンサ 1~10μF 出力リップル ノイズをさらに小さくしたいときに負荷端に取りつけてください 配線材 C1 C2 負荷 より合わせる - 図 3 出力の接続! 危険 負荷の接続の際は 本装置の動作電源が遮断されていることを確認してください 本装置から電圧を出力した状態 (OUTPUT ON) では絶対に負荷配線を行わないでください! 注意 配線材には圧着端子(φ6) を取り付け しっかりと締め付けてください 締め付けが緩いと端子の発熱により 変形 焼損の恐れがあります 配線材は負荷電流に対して 十分な断面積のものを使用してください 細い線材は焼損する恐れがあります ( 付録 1 負荷電流対推奨導体面積を参照願います ) ご参考 配線はより合わせることで負荷端でのリップル ノイズを小さくすることができます さらに 図 3のようにC1 C2を負荷端の近くに接続することでノイズレベルを規格値よりも小さくすることができます このときC1 C2は高周波インピーダンスの小さなものを使い リード線は極力短く切って接続してください 8

3. 外部制御機能 1 2 3 4 5 6 7 8 ON EXT CONTROL SW1~8 外部制御機能 この章では 本装置を外部から操作する場合の方法について説明します (B タイプにのみ適用されます ) (1) 外部コントロール端子 本装置背面パネルには 外部コントロールコネクタが設けてあり DIPスイッチSW1~8を設定することにより外部アナログ制御を行うことができます EXT R/V に切替えることによりアナログ外部制御が可能になります EXT CONTROL のピンアサイン ピン番号ピンアサインピン番号ピンアサイン PANEL EXT R/V 1 S 9 C-R2 2 -S 10 C-REF-IN 3 10V 11 EXT ON/OFF 4 V-REF-IN 12 EXT TRIP 15 8 5 COM-A 13 COM-D 6 V-R1 14 ALARM 7 V-R2 15 COM-S 8 C-R1 本体側 D-SUB15 ヒ ンソケット 9 1 ケーブル側 D-SUB15 ヒ ンフ ラク ( 添付品 ) フード ( 添付品 ) 適合電線 AWG22~28 図 4 外部コントロール用コネクタ (2) 工場出荷時設定 背面のモード設定スイッチおよび DIP スイッチ (SW1~8) が 図 5 のようになっていることを確認してください 項目 初期状態 初期設定内容 モードスイッチ PANEL( 上側 ) フロントパネルによる制御 アナログ制御無効 SW1 ON リモートセンシング無効 各レバーを矢印の方向 ( ) に倒した状態が ON です PANEL EXT R/V DIP スイッチ SW2 ON SW3 OFF アナログ外部制御方法切替えスイッチ SW4 ON 外部電圧又は外部抵抗 (A) による出力電流の制御 SW5 OFF アナログ外部制御方法切替えスイッチ SW6 ON 外部電圧又は外部抵抗 (A) による出力電圧の制御 1 2 3 4 5 6 7 8 ON SW1~8 SW7 ON フロントパネルの出力 ON/OFF スイッチ有効 外部接点による出力の ON/OFF 無効 SW8 OFF フロントパネルの出力 ON/OFF スイッチ有効 図 5 工場出荷時の設定 9

SW1~8 1 2 3 4 5 6 7 8 ON 外部制御機能 (3) リモートセンシング 負荷までの配線による電圧降下を補償して ロードレギュレーションの悪化を防ぐことができます 補償できる電圧降下は片道 1Vまでです この機能はモード設定スイッチの設定に関わらず使用できます SW1,2 OFF C3 1 2 S -S 本装置 - より合わせる C1 C2 - 負荷 C4 ツイストヘ ア線 C1 : 電解コンデンサ 100~1000μF 負荷端での出力リップル ノイズを C2 : フィルムコンデンサ 1~10μF 低減させたいときに接続してください C3,C4 : 電解コンデンサ 16V 470μF ( 負荷までの配線が長いときに接続してください 図 6 リモートセンシング! 注意 リモートセンシングの配線は確実におこなってください リモートセンシングをおこなった状態で出力ラインをスイッチなどで開閉しないでください 指定のない DIP スイッチは 他の項目の指示あるいは工場出荷時の設定 ( 図 5) に従ってください (4) アナログ外部制御 モード設定スイッチを EXT R/V 側に切替えることにより アナログ外部制御が可能になります この場合 出力電圧 出力電流ともフロントパネルにある電圧設定ツマミ 電流設定ツマミは無効となり 外部コントロール端子からの制御になります 10

SW1~8 1 2 3 4 5 6 7 8 ON 外部制御機能 (4-1) 出力電圧の制御 外部電圧による制御 MAX 外部から加える電圧に比例した出力電圧を得る方法です 0~10V の外部電圧に対して 0~ 最大定格出力電圧を得ることができます 外部電圧用電源には 1mA の電流を取り出せるものを使用してください 出力電圧 出力電圧と外部電圧との関係を以下に示します 外部電圧 ( V) 出力電圧 ( V) = 最大定格出力電圧 ( V) 10 外部電圧による出力の精度は 設定電圧の ±2%±( 最大定格出力電圧の ±0.1%) となります 0 外部電圧 10V また 直線性は 約 0.1% となります PANEL EXT R/V 1 2 3 4 5 6 7 8 ON SW5 OFF SW6 ON SW1~8 EXT-V 0~10V ツイストヘ ア線 4 5 本装置 V-REF-IN COM-A - 故障のリスクがあるため SW5がOFFとなっていることを確認してください 図 7-1 外部電圧による出力電圧の制御電流制限値は次項 (4-2) 出力電流の制御を参照し 外部コントロール端子を使用して設定して下さい 電流制限値を本装置の定格最大出力電流でご使用の場合 DIP スイッチを下記設定にすることにより 外部コントロール端子を使用しての設定を省略できます SW3 ON SW4 ON 外部抵抗による制御 (A) 外部抵抗の値が無限大 ( オープン ) で出力電圧がゼロになる方法です ( フェイルセーフコントロール ) 何種類かの抵抗をスイッチで切替え出力を制御する際 切替時過電圧が発生しません 外部抵抗には 最大 10V/1mA の電圧 / 電流が印加されます 出力電圧 MAX 1/2MAX 出力電圧と外部抵抗値との関係を以下に示します 出力電圧 ( V) = 最大定格出力電圧 ( V) R 10 ( k 10 A ) 電流制限値は次項 (4-2) 出力電流の制御を参照し 外部コントロール端子を使用して設定して下さい PANEL EXT R/V SW5 OFF SW6 ON RA RA:0~ (Ω) 10V,1mA MAX ツイストヘ ア線 3 4 10V 本装置 V-REF-IN 0 10kΩ 外部抵抗 - 図 7-2 外部抵抗による出力電圧の制御 (A) 電流制限値を装置の定格最大出力電流でご使用の場合 DIP スイッチを下記設定にすることにより 外部コントロール端子を使用しての設定を省略できます SW3 ON SW4 ON 11

SW1~8 1 2 3 4 5 6 7 8 ON 外部制御機能 外部抵抗による制御 (B) 外部抵抗の値がゼロ ( ショート ) で出力電圧がゼロになる MAX 方法です 出力電圧は外部抵抗の値に比例します 外部抵抗には常に 1mA の電流が流れます 出力電圧 出力電圧と外部抵抗の値との関係を以下に示します R (k 出力電圧 (V) = 最大定格出力電圧 (V) 10 B ) 0 外部抵抗 10kΩ PANEL EXT R/V SW5 ON SW6 OFF RB RB:0~10(kΩ) 10V,1mA MAX ツイストヘ ア線 6 7 V-R1 V-R2 本装置 - 図 7-3 外部抵抗による出力電圧の制御 (B) 電流制限値は次項 (4-2) 出力電流の制御を参照し 外部コントロール端子を使用して設定して下さい 電流制限値を本装置の定格最大出力電流でご使用の場合 DIP スイッチを下記設定にすることにより 外部コントロール端子を使用しての設定を省略できます SW3 ON SW4 ON! 注意 本装置の回路故障 誤操作などにより過電圧が発生することがありますので 必ず過電圧保護 (OVP) を設定してください EXT-V はリップル ノイズなどの少ない電圧源を使用してください V-REF-IN 端子に 10V を超える電圧を印加しないでください コントロールコモン(5 番端子 ) は 内部で出力端子のマイナス側と接続されています RA およびR B は 金属皮膜抵抗器などの温度特性のよいものを使用してください 外部抵抗 R B が一瞬でもオープンになると出力に過電圧が発生します ロータリースイッチなどで抵抗を切替える際は ショーティングタイムのものをご使用ください 指定のない DIP スイッチは 他の項目の指示あるいは工場出荷時の設定 ( 図 5) に従ってください 12

SW1~8 1 2 3 4 5 6 7 8 ON 外部制御機能 (4-2) 出力電流の制御 外部電圧による制御 MAX 外部から加える電圧に比例した出力電流を得る方法です 0~10V の外部電圧に対して 0~ 最大定格出力電流を得ることができます 外部電圧用電源には 1mA の電流を取り出せるものを使用してください 出力電流と外部電圧との関係を以下に示します 外部電圧 ( V) 出力電流 ( A) = 最大定格出力電流 ( A) 10 外部電圧による出力の精度は 設定電圧の ±2%±( 最大定格出力電流の ±0.1%) となります 出力電流 0 外部電圧 10V また 直線性は 約 0.1% となります PANEL EXT R/V 1 2 3 4 5 6 7 8 ON SW3 OFF SW4 ON SW1~8 EXT-V 0~10V ツイストヘ ア線 10 5 本装置 C-REF-IN COM-A - 故障のリスクがあるため SW3がOFFとなっていることを確認してください 図 7-2 外部電圧による出力電流の制御電圧制限値は前項 (4-1) 出力電圧の制御を参照し 外部コントロール端子を使用して設定して下さい 電圧制限値を本装置の定格最大出力電圧でご使用の場合 DIP スイッチを下記設定にすることにより 外部コントロール端子を使用しての設定を省略できます SW5 ON SW6 ON 外部抵抗による制御 (A) 外部抵抗の値が無限大 ( オープン ) で出力電流がゼロになる方法です ( フェイルセーフコントロール ) 何種類かの抵抗をスイッチで切替え出力を制御する際 切替時過電流が発生しません 外部抵抗には 最大 10V/1mA の電圧 / 電流が印加されます 出力電流 MAX 1/2MAX 出力電流と外部抵抗値との関係を以下に示します 出力電流 ( A) = 最大定格出力電流 ( A) R 10 ( k 10 A ) 0 10kΩ 外部抵抗 PANEL EXT R/V SW3 OFF SW4 ON RA RA: 0~ (Ω) 10V,1mA MAX ツイストヘ ア線 3 10 本装置 10V C-REF-IN - 図 8-2 外部抵抗による出力電流の制御 (A) 電圧制限値は前項 (4-1) 出力電圧の制御を参照し 外部コントロール端子を使用して設定して下さい 電圧制限値を本装置の定格最大出力電圧でご使用の場合 DIP スイッチを下記設定にすることにより 外部コントロール端子を使用しての設定を省略できます SW5 ON SW6 ON 13

SW1~8 1 2 3 4 5 6 7 8 ON 外部制御機能 外部抵抗による制御 (B) 外部抵抗の値がゼロ ( ショート ) で出力電流がゼロになる方法です MAX 出力電流は外部抵抗の値に比例します 外部抵抗には常に 1mA の電流が流れます 出力電流と外部抵抗の値との関係を以下に示します 出力電流 R (k 出力電流 ( A) = 最大定格出力電流 ( A) 10 B ) 0 外部抵抗 10kΩ PANEL EXT R/V SW3 ON SW4 OFF RB RB:0~10(kΩ) 10V,1mA MAX ツイストヘ ア線 8 9 C-R1 C-R2 本装置 - 図 8-3 外部抵抗による出力電流の制御 (B) 電圧制限値は前項 (4-1) 出力電圧の制御を参照し 外部コントロール端子を使用して設定して下さい 電圧制限値を本装置の定格最大出力電圧でご使用の場合 DIP スイッチを下記設定にすることにより 外部コントロール端子を使用しての設定を省略できます SW5 ON SW6 ON! 注意 EXT-V はリップル ノイズなどの少ない電圧源を使用してください C-REF-IN 端子に 10V を超える電圧を印加しないでください コントロールコモン(5 番端子 ) は 内部で出力端子のマイナス側と接続されています RA およびR B は 金属皮膜抵抗器などの温度特性のよいものを使用してください 外部抵抗 R B が一瞬でもオープンになると出力に過電流が発生します ロータリースイッチなどで抵抗を切替える際は ショーティングタイムのものをご使用ください 指定のない DIP スイッチは 他の項目の指示あるいは工場出荷時の設定 ( 図 5) に従ってください 14

外部制御機能 (5) 外部接点による出力の ON/OFF 小容量の接点または フォトカプラの出力で本装置の出力を ON/OFF することができます 接点容量は 5V-2.5mA で 小信号用リレー等の無電圧の接点を使用してください 接点が閉 ( ショート ) の状態で本装置の出力が ON 状態となります 図 9のように配線し 背面 DIP スイッチを設定してください フロントパネルの出力 ON/OFF スイッチは無効になります この機能はモード設定スイッチの設定に関わらず使用できます 1 2 3 4 5 6 7 8 ON PANEL EXT R/V SW7 OFF SW1~8 接点 フォトカプラ ツイストヘ ア線 ツイストヘ ア線 11 13 本装置 EXT ON/OFF D-COM 本装置 - 接点 開 閉 出力 OFF ON 11 13 EXT ON/OFF D-COM - 故障のリスクがあるため SW7 が OFF となっていることを確認してください 図 10 外部接点による出力の ON/OFF (6) 外部接点による出力遮断 小容量の接点またはフォトカプラの出力で本装置の出力を遮断することができます 接点容量は 5V-2.5mA で 小信号用リレーなどが使えます 接点が閉 ( ショート ) の状態で 本装置の出力が遮断されます 出力遮断が行われると ALARM 出力がアクティブになります 詳細は 本章の (8) を参照してください デジタルコモン (COM-D:13 番端子 ) は本装置内で 出力端子のマイナス側に接続されています 接点 ツイストヘ ア線 12 13 本装置 EXT TRIP COM-D - フォトカプラ ツイストヘ ア線 12 13 本装置 EXT TRIP COM-D - 接点が閉 ( ショート ) にて出力が遮断されます 図 10 外部接点による出力遮断 15

外部制御機能 (7)ALARM 出力 本装置の ALARM 信号を外部へ出力することができます 出力は フォトカプラで絶縁されたオープンコレクタで得られます 本装置 14 ALARM ALARM 検出回路 15 COM-S 図 11 ALARM 出力回路 本装置の ALARM 信号は 正常時に HI 過電圧保護機能 過熱保護機能 外部接点による出力遮断機能のいずれかが動作すると LOW となります ALARM 出力の電気的仕様項目仕様絶縁耐圧 DC500V( 入力 出力 シャーシに対して ) 最大コレクタ電圧 60V 最大コレクタ電流 10mA (8) 出力 ON/OFF スイッチモードの設定 フロントパネルの出力 ON/OFF スイッチを無効にすることができます 背面スイッチ 8 番を ON にしてください これで フロントパネルの ON/OFF スイッチは ON に固定されます 電源投入後 2 秒以内 ( 無負荷時 ) に出力が立ち上がります 1 2 3 4 5 6 7 8 ON SW1~8 SW8 ON フロントパネルの出力 ON/OFF スイッチ無効 OFF フロントパネルの出力 ON/OFF スイッチ有効 図 12 出力モードの設定! 危険 フロントパネルの出力 0N/OFF スイッチを無効にしている際 CV 及び CC の設定が正しく されていることを確認してから 本装置を負荷に接続してください 16

保守 4. 保守保証期間 納入品の保証期間は 納入から 1 年間といたします この期間中に当社の責任による 製造上および部品の劣化による 故障を生じた場合は 無償修理を行います ただし天災 取扱いの誤り等による故障 および当社外において改造など が行われた製品の修理は有償となります 保守サービス納入後 2 年目以降は有償となります 随時保守サービスは行っており その都度料金を申し受けます 修理 保守受付専用ダイヤル 平日 9:00-12:00 13:00-17:00 フリーダイヤル 0120-963-213 携帯からは 0235-25-9783 ご連絡の際のお願い 修理をご依頼の際は本体製造番号 ( 製品背面パネルに貼り付けのラベルに記載 ) をご連絡願います 日常の保守と点検 外装の清掃清掃する前に 入力電源スイッチ を OFF し 接続されている配線を全て取り外してください その後市販のクリーニンググロスで外装を清掃してください 汚れのひどいときは 水で薄めた中性洗剤にひたした布をよく絞ってふき取ってください シンナーやベンジンなどの溶剤は使用しないでください 17

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5. 仕様 仕様 仕様 LX-2-010-3.5A LX-2-010-3.5B LX-2-018-2A LX-2-018-2B LX-2-035-1A LX-2-035-1B 定格出力電圧範囲 0~10V 0~18V 0~35V 定格出力電流範囲 0~3.5A 0~2A 0~1A 定格最大出力電力 35W 36W 35W 動作電源 AC90~132V 45~65Hz 入力電流 *1 約 1A 電力効率 *1 67% 以上 68% 以上 70% 以上 定電圧 ロードレギュレーション *2 ラインレギュレーション *3 リップル ( 実効値 )*4 ノイズ *5 過渡回復時間 *6 温度系数 ( 代表値 ) 0.01%5mV 以下 0.01%3mV 以下 5mVRMS 50mV P-P 1.5msec 以内 ±100ppm/ 立ち上がり 80ms( 全負荷時 ) 立ち下がり 500ms( 全負荷時 ) 定電流 ロードレギュレーション *7 ラインレギュレーション *3 リップル ( 実効値 )*4 温度系数 ( 代表値 ) 0.05%10mA 0.05%5mA 5mARMS ±500ppm/ 出力電圧計 出力電流計 保護機能 表示確度 10.0V 0.5%±2digit(23±5 ) 18.0V 35.0V 表示 3.50A 2.00A 1.00A 確度 1.0%±5digit(23±5 ) 過電圧保護 過熱保護 動作環境冷却方式耐電圧絶縁抵抗 周囲温度湿度その他入力 -FG 間入力 - 出力間出力 -FG 間 動作 0~40 保存-20~70 動作 20~80%RH 保存 20~85%RH 凍結 結露 腐食性ガス等のないこと自然空冷 1.5kV AC1 分間 1.5kV AC1 分間 500V DC1 分間 500VDCにて50MΩ 以上 外形寸法 W H D(mm) A タイプ B タイプ 71(72) 130(141.5) 219(247) ( ) 内は突起を含む最大寸法 71(72) 130(141.5) 219(249) ( ) 内は突起を含む最大寸法 質量 1.5kg 以下 アナログ外部制御 リモートセンシング *8 出力電圧コントロール *9 出力電流コントロール *9 出力 ON/OFFコントロール *10 出力遮断 *11 ALARM 出力 *12 出力 ON/OFF スイッチモードの選択 *13 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 なし 可能 19

仕様 共通仕様 *1 :AC100V 単相 最大出力電力のとき *2 : 負荷電流の 0~100% に対して出力端子にて測定 *3 : 入力電圧の ±10% の変動に対して *4 :20Hz~1MHz にて *5 :20Hz~20MHz のオシロスコープにて測定 *6 : 負荷電流の 50%~100% の急変に対して 出力電圧が 0.1%±10mV 以内に回復する時間 *7 : 最大出力電流にて 負荷抵抗を 0~ 定格値まで変化させた場合 *8 : 負荷までの導線の電圧降下を片道 1V まで補償 *9 : 電圧 (0~10V) 抵抗 (0~10kΩ) にてコントロール *10:TTL 信号あるいは接点信号入力にて ON/OFF 可能 *11:TTL 信号あるいは接点信号入力にて遮断可能 *12: オープンコレクタ方式 *13: 電源投入時 フロントの出力 ON/OFF スイッチを操作せず出力 ON 可能注意定格出力電圧 定格出力電流 定格最大出力電力以上では使用しないでください 20

保守 外観図 A タイプ ( アナログ外部制御機能無 ) シリーズ 定格表示は LX-2-035-1A を示します ~ LINE 22 71 219 LINE VOLTAGE 100-120V~ 50/60Hz 1.2A MAX 130 8 付図 1 21

22 LINE VOLTAGE 100-120V~ 50/60Hz 1.2A MAX PANEL EXT R/V 保守 B タイプ ( アナログ外部制御機能付 ) シリーズ 定格表示は LX-2-035-1B を示します SW1~8 EXT CONTROL 1 2 3 4 5 6 7 8 ON ~ LINE 71 219 130 8 付図 2 22

付録 付録付録 1 負荷電流対推奨導体面積 23

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213-8558 神奈川県川崎市高津区溝口 1-24-16 LX-2 シリーズ取扱説明書 2017 年 10 月 Rev.2.0 DOC-1890-02 Copyright 2017 Takasago.LTD