説明内容 REACH 規則に係わる部品 材料含有化学物質情報提供のお願い 2009 年 8 月 シャープ株式会社 1. 2. シャープの対応方針 3. 4. お願い事項 5. 質疑応答 1 2 REACH 規則とは Registration, Evaluation, Authorization, and Restriction of CHemicals ( 化学物質の登録 評価 認可および制限に関する法律 ) EU 域内で製造 輸入される約 3 万種の化学品について 登録 有害性評価を義務化 人 環境への悪影響が懸念される物質には認可制 許容し難い物質は制限 REACH 規則を一言でいうと No data, No market. データを提供されていない化学物質を使っている製品は市場に出せない 3 RoHS 指令と REACH 規則の違い RoHS 指令 REACH 規則 ねらい特定化学物質の含有禁止化学物質の管理 対象物質 6 物質群 ( 禁止物質 ) 含有状況の確認分析可能分析困難 規制内容 罰則と経営リスク 化学物質/ 調剤 : すべての物質 成形品: 約 1,500 物質 ( 高懸念物質の選定範囲 ) 情報開示義務含有禁止登録義務届出義務違反した場合 製品回収罰金などの罰則 ( 各国法 ) ブランドイメージダウンブランドイメージダウン 4
対象物質及び製品 1 化学物質 調剤対象物質 : すべての化学物質 1 義務 : 登録 ( 有害性評価 ) 化学物質情報伝達 サプライチェーン上での役割と情報伝達 1 成分物質情報化学品メーカー用途 EU 域内 高懸念物質含有情報 全てのサプライチェーンが欧州域内であれば 最上流企業に登録の義務 川下メーカーは上流で登録していれば 登録 / 届出の義務はなし 2 成形品 ( アーティクル ) 2 対象物質 : 高懸念物質 (SVHC) 3 義務 : 届出 SVHC 含有情報伝達 1: 既存化学物質も含む 2: 製品 ( アーティクル ) から放出が意図される物質 / 調剤は すべての物質が登録対象 3: 有害性の高い物質 ( 発がん性などの毒性が高い物質 ) 5 登録 欧州化学品庁 部品メーカー 用途 完成品メーカー用途 高懸念物質含有情報 販社 高懸念物質含有情報 消費者 6 サプライチェーン上での役割と情報伝達 2 化学品メーカー用途 成分物質情報 部品メーカー用途 高懸念物質含有情報 完成品メーカー 登録 / 届出 サプライチェーンが EU 域外から始まる場合 EU 域内での最上流企業が登録 ( 届出 ) の義務 用途 高懸念物質含有情報 販社 EU 域外 高懸念物質含有情報 消費者 EU 域内 欧州化学品庁 7 登録 / 届出のフロー 欧州域内への輸入品 欧州域内での製造品 化学物質 / 調剤 成形品 ( アーティクル ) ( 例トナー インク グリス etc) ( 例液晶 TV 洗濯機 カメラモジュールetc.) 新規化学物質 既存化学物質 意図的放出物質 含有化学物質 No 高懸念物質 (SVHC) に該当? 化学物質毎集計で 1t/ 年以上輸入 or 製造? Yes No No Yes Yes 当該製品に0.1%( 質量比 ) 以上含有? 予備登録 Yes No 上市までに登録猶予期間付与 化学物質毎集計で1t/ 年以上輸入 or 製造? Yes 登録不要 登録 届出不要 届出 8
と動向 高懸念物質 (SVHC) とは 高懸念物質 (SVHC): Substances of Very High Concern 有害性が非常に懸念される物質 CMR: 発がん性 変異原性 生殖毒性 PBT : 難分解性 生物蓄積性 毒性 vpvb: 高難分解性 高生物蓄積性 選定可能物質 約 1500 物質 67/548/EEC 付属書 Ⅰ CMR カテゴリー Ⅰ,Ⅱ PBT vpvb 内分泌かく乱物質等 追加 高懸念物質 ( 認可候補物質リスト ) 最初のリストとして15 物質が公開段階的に追加 認可対象物質 ( 最初 7 物質?) 高懸念物質 (SVHC) の 1st リスト (2008/10/28 公開 ) アントラセン 物質名主な用途物質名主な用途 4,4'- ジアミノジフェニルメタン フタル酸ジブチル (DBP) 二塩化コバルト 木材の保存剤 染料 顔料 樹脂 ジエチルヘキシルフタレート (DEHP,DOP) ヘキサブロモシクロドデカン 可塑剤 難燃剤 可塑剤短鎖型塩化パラフィン可塑剤 難燃剤 乾湿指示剤 ビス ( トリブチルスズ )= オキシド (TBTO) 防腐剤 五酸化二ヒ素金属接着剤ヒ酸鉛木材防腐剤 三酸化二ヒ素 ガラス消泡剤防腐剤 フタル酸ブチルベンジル (BBP) 接着剤 可塑剤 重クロム酸ナトリウム金属表面処理トリエチルヒ酸用途未特定 マスクキシレン 香料 9 10 製品中の高懸念物質の集計方法 生産者/ 輸入者毎にSVHCの年間含有量を合算 製品の種類別ではない 対象はSVHC 濃度 >0.1% 以上の製品のみ 高懸念物質 A プリンター :10,000 台 / 年 質量 2.0kg 高懸念物質 A の濃度 0.05% 数量に合算しない パソコン :30,000 台 / 年 質量 5kg 高懸念物質 A の濃度 0.15% 濃度 総質量 輸入数量 ( 欧州 ) (0. 15[%] 0.01) (5,000[g] 10-6 ) 30,000[ 台 ]=0.225 トン / 年 電話機 :60,000 台 / 年 質量 1kg 高懸念物質 Aの濃度 2% (2[%] 0.01) (1,000[g] 10-6 ) 60,000[ 台 ]=1. 2トン / 年 高懸念物質 A の総量 =(0.225+1.2) トン / 年 =1.425 トン / 年で 1 トン / 年を超える 高懸念物質 A の届出が必要用途はパソコンと電話機 11 製品の SVHC 含有情報を伝達する義務 成形品 ( アーティクル ) の供給者は 受給者に 消費者の要求があれば消費者にも 高懸念物質の情報を伝達しなければならない (33 条 ) 要件 高懸念物質が製品中に 0.1Wt% 以上の濃度で含有する場合 注意 :1 トン条項がない 提供しなければならない情報 最低限当該物質を含む 当該製品 を安全に使用するのに必要な情報 ( 消費者には 要求を受けてから45 日以内に情報伝達が必要 ) 12
(部品品等製新規化学物質上市 (place on the market) する前に登録化学質/ 調剤 スケジュール 物質1000トン / 年以上欧効備発 州設既存化学物質 備登年予化学立準期間1~100 トン / 年録年成品庁形品2011/6までに届出 高懸念物質 100~1000 トン / 年 高懸念物質に追加後 6 カ月以内に届出 )07/6 08/6 08/12 10/12 11/6 13/6 18/6 13 用語の定義 化学物質 (Substance) 元素単体及び化合物であって 天然に存在し 又は生産工程から得られるもの ( 例 : 酸化鉄 塩化コバルト ベンゼンなど ) 調剤 (Preparation) 2つ以上の化学物質からなる混合物又は溶液 ( 例 : インク トナトナー はんだ 接着剤など ) 成形品(Article) 化学組成よりも機能を指向するように 特定の形状 外面 又はデザインが与えられたもの ( 例 : テレビ パソコン 抵抗 ネジ プラスチック成型品など ) 14 シャープの対応方針 1. 含有化学物質調査の対象物質に SVHC ( 候補物質含む ) を追加 2. 含有化学物質調査フォーマットは 1 商品系事業本部は JGPSSI 及びMSDSplus 2デバイス系事業本部は 及びMSDSplus 3.SVHCの15 物質を禁止物質に追加 15 シャープの対応方針 SVHC15 物質を調査対象物質に追加し 禁止物質とする No. 物質名 CAS No. 主な用途 1 アントラセン 120-12-7 木材の保存剤 2 4,4'-ジアミノジフェニルメタン 101-77-9 染料 顔料 樹脂 3 フタル酸ジブチル (DBP) 84-74-2 可塑剤 4 二塩化コバルト 7646-79-9 乾湿指示剤 5 五酸化二ヒ素 1303-28-2 金属接着剤 ガラス消泡剤 6 三酸化二ヒ素 1327-53-3 3 ガラス消泡剤 防腐剤 7 重クロム酸ナトリウム 7789-12-0 金属表面処理 8 マスクキシレン 81-15-2 香料 9 シ エチルヘキシルフタレート (DEHP,DOP) 117-81-7 7 可塑剤 10 ヘキサブロモシクロドデカン 25637-99-4 難燃剤 11 短鎖型塩化パラフィン 85535-84-8 可塑剤 難燃剤 12 ビス ( トリブチルスズ )= オキシド (TBTO) 56-35-9 防腐剤 13 ヒ酸鉛 7784-40-9 木材防腐剤 14 フタル酸ブチルベンジル (BBP) 85-68-7 接着剤 可塑剤 15 トリエチルヒ酸 15606-95-8 用途未特定 16
シャープの対応方針 商品系事業本部調査 1 部品 :JGPSSI Ver.4 2 調剤 :MSDS+MSDSplus デバイス系事業本部調査 1 部品 : 2調剤 :MSDS+MSDSplus 商品系事業本部 :AV 通信 健康環境 パーソナルソリューション ビジネスソリューション ソーラーデバイス系事業本部 : 電子デバイス MB 液晶 AVC 液晶 17 シャープの対応方針 商品系事業本部調査対象物質 No. 物質名 No. 物質名 No. 物質名 1 カドミウム / カドミウム化合物 11 PBB 類 21 PFOS 類 2 六価クロム化合物 12 PBDE 類 22 3 鉛 / 鉛化合物 13 ヘキサブロモシクロドデカン (HBCDD) フッ素系温室効果ガス (HFC PFC SF6) 23 ポリ塩化ビニル 4 水銀 / 水銀化合物 14 臭素系難燃剤 24 アスベスト類 5 ニッケル 15 PCB 類 25 アゾ染料 顔料 6 トリフ チルスス = オキシト (TBTO) 16 PCT 類 26 オゾン層破壊物質 7 トリフ チルスス (TBT) トリフェニルスス (TPT) 17 ポリ塩化ナフタレン 27 放射性物質 8 酸化ベリリウム 18 短鎖型塩化パラフィン 28 ホルムアルデヒド 9 五酸化二ヒ素 19 リン酸トリス (2- クロロエチル ) 10 三酸化二ヒ素 20 過塩素酸塩 30 29 フェノール 2-(2H- ヘ ンソ トリアソ ール -2- イル )-4,6- ヒ ス (1,1- シ メチルエチル ) フタル酸エステル類 DEHP(DOP) DBP BBP DINP DIDP DNOP 18 シャープの対応方針 全面的使用禁止物質 1( 商品系 ) 物質 ( 群 ) 名 備考 閾値 (%) 六価クロム化合物 0.1 ヒ スヒス ( トリフ チルスス トリフチルスス )= オキシト (TBTO) - トリフ チルスス 類 (TBT 類 ) トリフェニルシ フ チル シ フェニル化合物等はスス 類 (TPT 類 ) 該当しない - 五酸化二ヒ素 0.1 三酸化二ヒ素 0.1 ホ リ臭化ヒ フェニル類 (PBB 類 ) 0.1 ホ リ臭化シ フェニルエーテル類 (PBDE 類 ) 01 0.1 ヘキサフ ロモシクロト テ カン (HBCDD) 0.1 -: 意図的添加を示す 19 シャープの対応方針 全面的使用禁止物質 2( 商品系 ) 物質 ( 群 ) 名備考閾値 (%) ポリ塩化ビフェニル類 (PCB 類 ) - ポリ塩化ターフェニル類 (PCT 類 ) - ポリ塩化ナフタレン 塩素数 3 以上 - 短鎖型塩化パラフィン C:10~13 13 - リン酸トリス (2-クロロエチル) 0.1 フッ素系温室効果ガス HFC PFC SF6 が対象 - フェノール 2-(2H-ヘ ンソ トリアソ ール-2- イル )-46-4,6 ヒ スヒス (11- (1,1 シ メチルエチルシメチルエチル ) - アスベスト類 - 20
シャープの対応方針 条件付使用禁止物質 1( 商品系 ) 物質 ( 群 ) 名対象閾値 (%) カドミウム及びその化合物 鉛及びその化合物 プラスチック用の安定剤 顔料 染料 顔料 塗料 インク メッキ コーティング 包 001 0.01 装材料等 プラスチック用の安定剤 顔料 染料 顔 樹脂 :0.03 料 塗料 インク ウエイト 包装材料等イト その他 :0.1 01 水銀及びその化合物 プラスチック用の顔料 染料 添加剤 顔料 塗料 インク リレー スイッチ 包装 0.1 材料等 ニッケル 長時間皮膚に接触するもの - 酸化ベリリウム 合金 セラミック ガラスへの使用以外 01 0.1 過塩素酸塩 電池 製品の 0.000006 PFOS 類 - 21 シャープの対応方針 条件付使用禁止物質 2( 商品系 ) 物質 ( 群 ) 名 対象 閾値 (%) ポリ塩化ビニル 包装材料 - アゾ染料 顔料 ユーザーが接触する部材 - オゾン層破壊物質 エアコン用冷媒 (HCFC) への使用以外 0.1 電子レンジのマグネトロンへの使用 ( トリ 放射性物質 ウム ) 電球への使用( クリプトン85) 以外 0.1 木製部品 ユーザーが接触する繊維部品木 :0.000001000001 ホルムアルデヒドへの使用繊維 :0.0075 フタル酸エステル類 DEHP(DOP) DBP BBP 0.1 22 シャープの対応方針 デバイス系事業本部調査対象物質 /MSDSplus の管理対象物質すべて + 当社独自対象物質シャープ MSDSplus 化審法 ( 第一種特定化学物質 ) 必須 必須 任意 安衛法 ( 製造等禁止物質 ) 必須 必須 任意 毒劇法 ( 特定毒物 ) 必須 必須 任意 RoHS 指令 (2002/95/EC) 必須 必須 必須 ELV 指令 (2000/53/EC) 必須必須必須 67/548/EEC[ 附属書 Ⅰ CMR-Cat.1,2] 必須 必須 必須 76/769/EEC[ 除 : 67/548/EEC 附属書 Ⅰ CMR-Cat.1,2] 必須 必須 必須 REACH 認可対象候補物質 (SVHC) 必須 必須 必須 ESIS PBT [Fulfilled] 必須 任意 必須 GADSL 必須 任意 任意 JIG 101A のA 物質 必須 任意 任意 独自対象物質 19 物質必須 23 シャープの対応方針 デバイス系事業本部調査対象物質 当社独自対象物質 No. 物質名 CAS No. No. 物質名 CAS No. 1 塩化パラフィン ( 平均炭素数 23, 平均塩素化率 43%) 108171-27-3 11 2,4- ジクロロフェノール 120-83-2 2 フタル酸ジ -n-ヘキシル 84-75-3 12 1,3- ジクロロプロペン 542-75-6 3 アジピン酸ジ-2-エチルへキシル 103-23-1 13 p-ジメチルアミノアゾベンゼン 60-11-7 4 アルキルフェノール ( 炭素数 5~ 9)( ノニルフェノールを除くノルを除く ) 14 テトラクロロ無水フタル酸 117-08-8 8 5 イソシアネート 71000-82-3 15 天然ゴム 6 エチルベンゼン 100-41-4 16 1-ナフチルアミン 134-32-7 7 N,N'-エチレンビス ( ジチオカルバミン酸 ) マンガン ( マンネブ ) 12427-38-2 17 パラジクロロベンゼン 106-46-7 8 塩化水素 7647-01-0 18 ビスフェノールA 80-05-7 9 オクタクロロスチレン 29082-74-4 19 ベンゾフェノン 119-61-9 10 クロム化合物 (6 価クロムを除く ) 酸化クロム (Ⅲ) 1308-38-9 塩基性硫酸クロム 64093-79-4 その他クロム化合物 24
調査依頼 < お取引先 > 2 次お取引先 < 調査回答フロー > 調査依頼受領 E-mail にて依頼が届く データダウンロード 調査依頼 ログイン シャープCSR/ グリーン調達システムにログイン ID パスワードが不明な場合 以下に問い合わせてください chem.epg@sharp.co.jp 回答入力 回答入力 調査依頼データのダウンロード システムから会社情報や部品コードが入力されたデータをダウンロード データアップロード 調査回答 回答の作成 依頼に応じた調査回答ツール (JGPSSI MSDSplus) にて ダウンロードしたデータを読込み 回答を作成する 回答データの登録 システムにログインし 回答データ (JGP XML ファイル ) を登録 25 26 ログイン シャープCSR グリーン調達システムにログインする URL:https://green-supplier.sharp.co.jp/Pages/CS supplier.sharp.co.jp/pages/cs_login/cs_login1.aspx LOGIN1.aspx 1 言語を選択 調査回答 1) 調査回答システムを選択する 含有量調査を選択 2) 依頼状況を確認する 2 ユーザー ID パスワードを入力 調査依頼の状況確認をクリック 3 クリックク 27 マニュアル ツールのダウンロード 28
3) 調査依頼状況の確認 4) 調査依頼データのダウンロード 会社情報や部品コードなどが入力されたファイルをダウンロード クリックすると クす調査依頼の詳細を表示 29 30 5) 調査回答ツールについて1 種類納入事業本部調査回答ツール備考商品系 JGPSSI 1 Ver.4 10 年から新 Ver. 部品デバイス系 2 MSDS+ 調剤商品系 デバイス系系 MSDSplus 3 1 JGPSSI: グリーン調達調査共通化協議会 2 : Article Information Sheet JAMP * が作成したツール 3 MSDSplus: Material Safety Data Sheet Plus JAMP * が作成したツール *JAMP: アーティクルマネジメント推進協議会 31 5) 調査回答ツールについて 2 マクロの有効化これらの調査回答ツールはマクロプログラムで動作します 調査回答ツールを起動すると 最初に確認画面が出るので マクロを有効にする を選んでください Excel のバージョンによっては 初期状態でマクロセキュリティレベルが高に設定されており この状態ではマクロが動きませんので 必ずマクロのセキュリティレベルを中に設定変更してください Excel2002 2003 の場合 1Excel のメニュー [ ツール (T)] メニュー[ マクロ (M)] メニュー[ セキュリティ (S)...] [ セキュリティレベル ] ページでレベルを 中 に設定する 2 調査回答ツールを起動する 3Excelから最初に出てくる画面で [ マクロを有効にする (E)] をクリックする Excel2007 の場合 1 調査回答ツールを起動すると Excelのメニューの下 ( 画面上部の帯 ) にセキュリティの警告が表示されますので [ オプション...] をクリックする 2セキュリティオプションの画面が表示されるので [ このコンテンツを有効にする ] を選ぶ 32
5) 調査回答ツールについて 3(JGPSSI ツール ) REACH SVHCを追加したVer.4:09 年 7 月公開済み 調査回答ツールル 説明書等は 以下の HP からダウンロードしてください http://www.jgpssi.jp 5) 調査回答ツールについて3(JGPSSIツール ) 一階層目 JGPファイルを入力内容の LOAD するチェックをする REACH SVHC 候補物質の追加を検討中 :10 年春公開予定 公開後 調査回答ツールを変更します JGP ファイルを追加読込する シャープ入力欄 JGP ファイルを SAVE する 押すと2 階層目の画面に変わり 含有化学物質情報を入力する 33 34 5) 調査回答ツールについて3(JGPSSIツール ) 入力完了時 二階層目 1 に押す この画面の入力内容のチェックをする 5) 調査回答ツールについて3(JGPSSIツール ) 該当用途を選択してから 二階層目 2 右側のセルをクリック 全ての物質が含有なしの場合押す 2 階層目 3 階層目のデータをすべてクリアするとき押す 35 36
5) 調査回答ツールについて3(JGPSSIツール ) 該当するSVHC 三階層目の含有量等を入力する 5) 調査回答ツールについて 3(JGPSSI ツール ) 入力内容 ( 一階層目 ) 1 基本情報 : 貴社情報 ( 会社名 記入者名 電話番号 ) を入力 < 必須 > 2 材料グレードNo. 金属記号 JIS 記号特定情報 着色 No.: 材料を特定する記号又は No. を入力 < 条件によって必須 > 3メーカー名 メーカー型番 : 部品 材料のメーカー名 メーカー型番を入力 < 必須 > 4 調査単位 : 部品 材料の調査単位を選択 (piece kg m etc.)< 必須 > 5 調査単位質量 : 調査単位当りの質量を入力 < 必須 > 調査単位がpieceの場合 調査対象アイテム1 個当りの質量 調査単位が kg の場合 1kg 当りの質量 =1000g 調査単位がgの場合 1g 当りの質量 =1g 6 含有総合判定 ( 自動判定 )< 必須 > 2 階層目の含有判定で 一つでも 含有あり がある場合 含有あり 2 階層目の含有判定で すべて 含有なし の場合 含有なし 37 38 入力内容 ( 二階層目 )1 1 含有判定 :< 必須 > 当該物質の含有有無について選択する 含有なし: 当該物質を含有していない場合は 含有なし を選択 全ての物質を含有していない場合は これ以上の回答は不要 含有あり: 当該物質を含有している場合は 含有あり を選択 総含有量 使用用途分類 使用用途 目的 使用部位 最大均質材料含有率について記入 2 総含有量 (mg): < 必須 > 調査単位当りの当該物質の含有量をmg 単位 有効数字 2 桁で記入 3 使用用途分類 : < 必須 > 該当する使用用途分類を選択し 該当する をクリックしてチェック 複数該当する場合は 該当するものをすべて選択 39 入力内容 ( 二階層目 )2 4 使用用途 目的 : < 必須 > その物質を使用した意図 目的を記入( 例 : 安定剤 難燃剤 着色剤 主成分 はんだ成分 電気特性向上 機械特性向上 熱安定性向上等 ) 5 使用部位 :< 必須 > 部品の構成単位で当該物質を含有している部位を記入 使用部位の名称は 図面や仕様書に記載されている名称 又は一般名称を記入 6 最大均質材料含有率 (ppm): < 必須 > 含有化学物質の均質材料に対しての含有率をppm 単位で記入 7 含有化学物質に関する追記事項 : < 一部必須 > 含有化学物質に関して コメント 補足事項等を記入 放射性物質に関する情報は必ず記入すること( 放射性同位元素の名称とコード 放射能レベル (MBq)) 臭素系難燃剤については 当該物質の ISO1043-4 4に基づくコード 又は CAS No. を必ず記入すること 40
入力内容 ( 三階層目 :SVHC の入力 ) 1 調査単位当たりの化合物含有量 (mg) の含有量の入力 :< 必須 > 化学物質の含有量を mg 単位 有効数字 2 桁で入力 2 使用用途 目的 :< 必須 > 化学物質を使用した目的を簡潔に記入 3 使用部位 : < 必須 > 化学物質が含有している部位を記入 4 調査単位あたりの重量濃度 (%): < 必須 : 自動 > 含有化学物質の調査単位あたりの含有率を自動計算 5 含有化学物質に関する追記事項 : < 任意 > 含有化学物質に関して コメント 補足事項等を記入 5) 調査回答ツールについて 4( と MSDSplus) (1) (Article Information Sheet) 製品 部品の含有化学物質情報を伝達するツール調査回答ツールル 説明書等は 以下の HP からダウンロードしてください http://www.jamp-info.com/glais/ p (2)MSDSplus (Material Safety Data Sheet Plus) 化学物質 / 調剤の含有化学物質情報を伝達するツール (MSDSを補完) 調査回答ツール 説明書等は 以下のHPからダウンロードしてください http://www.jamp-info.com/glmsds/ 41 42 5) 調査回答ツールについて4(とMSDSplusの関係 ) 素材 化学品業界 MSDSとMSDSplusを加工 部品業界に提供 加工 部品業界 これをに変換して川下に伝達 組立 最終製品業界 の情報をもとに製品中の管理物質を管理 素材 化学品業界 加工 部品業界 組立 最終製品業界 5) 調査回答ツールについて 5() 入力シート 1 伝達内容 管理対象物質の種類とその含有部位及び含有濃度 製品を構成する部位の材質とその質量 MSDS MSDSplus JIG IMDS 等 入力シート 2 MSDS MSDSplus のまま利用 MSDS MSDSplus この段階で化学 物理変化あり ( 情報変換必要 ) 43 44
5) 調査回答ツールについて 5() 入力シート1 発行者 製品の基本情報を入力 5) 調査回答ツールについて5() 入力シート2 赤字項目 製品の含有情報等を入力 は必須 報告対象物質を含有していない場合は 0 含有している場合は 1 を選択 GADSL,JIGを対象とするにチェック システムからダウンロードしたファイルを読込む 赤字項目は必須 シャープ部品コードを必ず記入 45 原部品のため記入不要 製品を構成する部材とその員数を入力 均質材料毎に 材質用途 を選択し その 材質 を選択 材質毎の質量を入力しその単位を選択 報告対象物質の含有がある場合 物質を選択し その含有率を記入 ( 含有量は自動計算 ) 46 5) 調査回答ツールについて 5() 材料選択の方法 5) 調査回答ツールについて5() 物質選択の方法 1 入力したいセルを選び 材質選択 ボタンを押す 2 材料選択のためのウィンドウが表示されるので 材料を選択し 選択して閉じる を押すとセルに転記 1 入力したいセルを選び 物質選択 ボタンを押す 47 2 物質選択のためのウィンドウが表示されるので 物質を検索して選択し 選択して閉じる を押すとセルに転記 48
5) 調査回答ツールについて 5() 任意報告物質の入力 物質検索をしても対象物質の該当がない場合 手入力で 物質名 とその CAS 番号 を入力 5) 調査回答ツールについて 5() 自動集計の実施 1 必要事項の入力が完了したら 自動集計シートの更新 ボタンを押す 入力行の追加方法 部品行を追加したいときは 部品名称のセルを選択し 部品追加 のボタンを押すと選択したセルの下に行が追加される 材質追加 物質追加も同様に実施 2 自動集計シート の画面になる 49 50 5) 調査回答ツールについて5() 自動集計の結果の確認自動集計シート作成後 入力シート2に戻り 表の右の 材質質量 員数 が必ず100% になっていることを確認する 任意報告物質の場合 該当に1を入力 5) 調査回答ツールについて 5() XML の生成 1 XML 生成 ボタンを押す 該当する法令がある場合は 自動でチェックが入力される JIGに該当する場合は 使用用途分類コードを必ず入力 100% か確認 51 2 保存先ホルダーを指定し 保存ボタンを押す 52
5) 調査回答ツールについて 6 (MSDSplus) JAMP MSDSplus シート整理番号 任意 使用書式 自動 Ver.3.0 初版発行年月日 (yyyy-mm-dd) 必須 最新改訂年月日 (yyyy-mm-dd) 該当時 改訂履歴 ( 改訂版通し番号 :1,2,3,...999) 任意 1 GPシートID 任意 このシートは MSDSを補完し 当社製品に含まれている化学物質に関する情報をお客様にご提供するものです MSDSと合わせてご活用ください 6) データの登録 ( アップロード )1 1. 製品情報製品名製品番号一般商品名 必須任意必須 伝達内容 含有成分の管理対象法規 管理対象物質の含有有無物質名 CAS 番号濃度 2. 会社情報会社名必須会社登録機関 ID 任意 ID 企業 ID 任意 JAMP 会社 ID 任意住所必須担当部門名必須担当部門電話番号必須担当部門 Fax 番号任意担当部門メールアドレス任意作成部門名任意作成部門電話番号任意備考任意 3. 製品中の管理対象物質情報 0. 本製品は下記の管理対象基準に掲載される管理対象物質を含有しません 1. 本製品は下記の管理対象基準に掲載される管理対象物質を含有します 管理対象物質管理対象基準注 1 最大含有 JP JP JP EU EU EU EU EU OT IA IA 備考注 2 物質名 CAS 番号率 (wt%) 01 02 03 01 02 03 04 05 01 01 02 4. 管理対象基準の詳細報告必須とする基準記号管理対象基準名制定 改訂 JP01 化審法 ( 第一種特定化学物質 ) 2007/10/31 JP02 安衛法 ( 製造等禁止物質 ) 2007/9/7 JP03 毒劇法 ( 特定毒物 ) 2007/8/15 EU01 RoHS 指令 2002/95/EC EU02 ELV 指令 2000/53/EC EU03 67/548/EEC [ 付属書 I CMR-Cat1,2] 2008/58/EC EU04 76/769/EEC / [ 除 :67/548/EEC / 付属書 I CMR-Cat1,2] 2007/51/EC EU05 REACH 認可対象候補物質 (SVHC) 2008/10/28 報告任意とする基準 ( 報告推奨 ) 記号管理対象基準名適用選択制定 改訂 OT01 ESIS PBT [Fulfilled] 含有時の記号 :1 PBTを対象と ( 0. しない 1. する ) 2008/10/28 IA01 GADSL 含有時の記号 :P,D,P/D GADSLを対象と ( 0. しない 1. する ) 2008 Ver.2.0 (2008/09/01) IA02 JIG A 物質含有時の記号 :A JIGを対象と ( 0. しない 1. する ) JIG101A 2007 回答ボタンをクリック 注 1 製品構成物質のうち 対象管理基準の管理対象物質となっている物質が含有されている ( 意図して添加している または なんらかの方法で含有が既知である ) という情報がある場合は 1( または含有時の記号 ) と記載しています 但し 1( または含有時の記号 ) の場合でも必ずしも法規制対象とはなりません 用途や使用条件等によりますのでご確認ください 注 2 上記内容について 補足説明がある場合は記載しています 注 3 その他 詳細については JAMP MSDSplus 作成の手引き 及び JAMP 管理対象物質 Ver.2.0およびその使用条件 をご参照ください 注 4 当社は 本 MSDSplusに記載してある事項については十分注意を払っていますが その内容を保証するものではありません 53 54 6) データの登録 ( アップロード )2 6) データの登録 ( アップロード )3 1 参照 をクリック 3 ファイル送信開始 をクリック 2 該当ファイルを選択し 開く をクリック JGP:JGP 形式,MSDSplus:XML 形式 ファイルを選択 4登録完了 必須入力項目が抜けていたり 入力形式が違う場合 エラーとなる ツールで修正してから 再度登録してください 55 56
7) 調査回答ツールの注意事項 (/MSDSplus) No. 注意事項備考 1 最新バージョンのツールを使用すること /MSDSplus 2 依頼者型番 1 の欄にシャープ部品コードを記入すること /MSDSplus 3 GADSL JIG 共に 必ず 対象とする にチェックを入れること /MSDSplus 4 含有率の単位はWt% で入力すること (ppmは使用不可) /MSDSplus 5 含有率は 平均値又は最大値で記入すること ( 有効数字 3 桁 ) /MSDSplus 6 含有率の分母は 均質材料 とすること /MSDSplus 7 8 9 10 RoHS 適用除外等に該当する場合は コード表から該当するコードを JIG の備考欄 に記入すること 自動集計シートの作成後 入力シート 2 の右端にある 材質資料 員数 の合計が 100% になっていること 複合化 単純化ツールにある 単純化 機能の使用は不可 ( 複合化 で提出ください ) シャープ独自対象物質を含有している場合は 任意報告物質の該当欄にフラグ 1 を入力して 対象物質の情報を記入すること お願い 1.REACH 規則に対応した含有化学物質管理体制の再構築 情報を川上メーカーから入手する仕組み 担当者の明確化 貴社事業所 取引先への REACH 対応の徹底 2. 含有化学物質情報の迅速なご提供 シャープからの要求に対応した情報のご提供 シャープの禁止物質を含有していないことの確認 3. 調査窓口代表者の役割 シャープから調査依頼があった場合 貴社内の適切な部門 ご担当者へのご連絡 代表者が変更になる場合は シャープに連絡ください 57 58 お願い 4. 環境管理評価の改訂 :09/9~ G 調達調査の評価項目にRoHS 管理に関する項目を追加 評価結果に基づき 取引先様の監査を実施 量産部品受入検査の強化 RoHS 指令の遵守について RoHS 指令を遵守するためには REACH 規則で求められている サプライチェーンの上流から知り得た範囲の含有情報をもとに管理する だけでは十分ではありません 取引先様には 管理体制を整えて頂き 十分なリスク低減を引き続き推進頂きますようお願いします 不使用証明書や含有データを入手すると共に 自社で分析する 調達部材への対象物質のご混入などのリスクを把握する リスクに応じた混入防止体制を構築する 出荷品検査( 分析 ) による非含有を確認する 59 5. その他の提出物について お願い No. 提出物備考 1 環境負荷物質含有状況報告書 又は 不使用証明書 仕様書 ( 又は図面 ) 取交し時 2 分析データ (RoHS 規制 6 物質 ) 最低年 1 回 3 MSDS 調剤 化学物質 4 安全性評価データ 5 食品衛生法試験データ 調剤 化学物質 人体の一部が常時接触する部材食品 食器が接触する可食器が接触する可能性のある部材 事業本部 拠点によっては これ以外にも提出をお願いすることがありますので ご対応お願いします 60
お願い 6. 再提出のお願い すでに 等で調査回答をご提出されている場合でも お手数ですがシステムにて再回答をお願いします 7. シャープ CSR グリーン調達システムへ未加入の場合 CSR グリーン調達システム利用申請書 をご提出ください 申請書は シャーププ CSR グリーン調達システムのトップページから ダウンロードしてご使用ください https://green-supplier.sharp.co.jp/pages/cs supplier.sharp.co.jp/pages/cs_login/cs_login1.aspx LOGIN1.aspx おわりに シャープ CSR グリーン調達システム : https://green-supplier.sharp.co.jp/pages/cs_login/cs_login1.aspx お問合せ先 : シャープ株式会社環境安全本部 グリーンプロダクト企画推進部 大槻 田村 E-mail: chem.epg@sharp.co.jpepg@sharp co 61 62 ご清聴ありがとうございました 63