V2.0 2018/10/29 はじめての AI プログラム学習キット 2 グーグル開発の Tensorflow Python の基礎をマスター設定編 ( 抜粋版 ) スペクトラム テクノロジー株式会社 https://spectrum-tech.co.jp sales@spectrum-tech.co.jp 1
目次 学習キット接続構成 学習キット設定マニュアル ページ 1. Raspberry Pi 起動 4 2. モニター キーボード接続 5 3. 初期設定 (1) パスワード設定 SU 切り替え 6 (2) ネットワーク設定 7 (3)VNC 設定 8 4. VNC 接続 (1)VNCサーバ起動 14 (2)VNC Viewer 接続 17 5. samba 接続確認 19 6. テザリング設定 20 7. テザリング接続 (1)Android 端末 21 (2)iOS 端末 23 抜粋版になります ページと一致しません Raspberry Pi は Raspberry Pi foundation の登録商標です 2
学習キット接続構成 Raspberry Pi 3 model B, 3B+ HDMI モニタ USB 初回設定時のみ マイクロ USB 電源 インターネット接続用 インターネト USB 電源 VNC 接続 モバイルバッテリ 2.5A 以上必要 タブレット スマホ PC など ( テザリングで直接接続も可能 ) 3
1. Raspberry Pi 起動 1 マイクロ SD カードを挿入 Raspberry Pi の裏面からマイクロ S D カードを挿入します Raspbian OS(Debian 系列 ) と必要なモジュール ドライバをインストール済です 2 電源ケーブル接続 Raspberry Pi のマイクロ USB 端子に電源コードを挿入します 電源コードは付属しておりません 必要な場合は オプションで販売しております 4
2. モニター キーボード接続 Raspberry Pi とモニタ (HDMI 接続 ) マウス キーボード (USB 接続 ) を接続し 初期設定を行います VNC 設定が完了すると以降は使用しません 1 モニタ接続 モニター (TV PC で HDMI 端子のあるもの ) を準備します HDMI ケーブルにより Raspberry Pi とモニタを接続します ノートパソコンの HDMI には接続しても表示できません 2 マウス キーボード接続 デスクトップ PC に接続しているマウス キーボードを USB で Raspberry Pi と接続します マウス キーボードが Bluetooth で接続されている場合は 本体の Bluetooth USB を外して Raspberry Pi と接続します 5
3. 初期設定 (1) パスワード設定 SU 切り替え Raspberry Pi が立ち上がったことを確認し 各種設定を行います Anthy が出ない場合は 一度 Japanese を選択後 再度 Anthy を選択してください 1 2 3 4 ターミナルの立ち上げ 上のバーのターミナルをクリックして ターミナルウンドウを開きます 初期は ユーザアカウント :pi, ホスト名 : raspberrypiで立ち上がります :pi@raspberrypi:~ $ コマンド入力への切り替え 立ち上げ時は 日本語入力になっております 英語への切り替えは CTL+jのキーを同時に押してください 日本語入力もCTL+jで戻りますルートユーザのパスワード設定 pi@raspberrypi:~ $ sudo passwd root 2 回入力してください ルートユーザへの切り替え pi@raspberrypi:~ $ su パスワード : カーソルは動きませんが入力してentをおしてください root@raspberrypi:~# 6
3. 初期設定 (2) ネットワーク設定 Raspberry Pi が立ち上がったことを確認し 各種設定を行います 5 ネットワーク設定 WiFi の場合 上段の LAN マークをクリックして 接続したい WiFi(SSID) を選びます パスワードを入力します 次回からは自動で接続されます LAN の場合 自動で接続されます IPアドレスは LAN 上のDHCPから自動で取得します IPアドレスをマニュアルで設定することも可能です 7
3. 初期設定 (3)VNC 設定 Raspberry Pi が立ち上がったことを確認し 各種設定を行います 6 IP アドレスの確認 Ifconfigと入力しipアドレスを確認します V NC 接続時に使用します root@raspberrypi:~# ifconfig WiFiの場合 Wlan0のところにinetアドレスが出てきますのでのメモしておきます 出ない場合は # ip l set wlan0 upでリンクをアップします LANの場合 Eth0 のところに inet アドレスが出てきますのでのメモしておきます 8
3. 初期設定 (3)VNC 設定 Raspberry Pi に VNC 接続を行うための登録を行います インターネット回線を接続したまま実施してください 7 VNC のパスワードを設定します vnc イアコンを押します 8 認証のパスワード変更をおします 9 2 回パスワードを入力します 今後 VNCアクセスする場合のパスワードになりますので 大切に保管してください 以前はライセンスキーの取得が必要でしたが 商用以外の場合は Free のライセンスがついております 9
3. 初期設定 (3)VNC 設定 Raspberry Pi に VNC 接続を行うための登録を行います インターネット回線を接続したまま実施してください インターネット経由で接続する場合での登録になります LAN 上での接続には必要ありません 10 vnc connect に登録します https://manage.realvnc.com/pric ing Activate を押します 10
3. 初期設定 (3)VNC 設定 Raspberry Pi に VNC 接続を行うための登録を行います インターネット回線を接続したまま実施してください インターネット経由で接続する場合での登録になります LAN 上での接続には必要ありません 11 Account 作成の Email を入力します Next を押します 12 13 パスワード 氏名などを入力します Nextを押します 確認メールが来ますので Verify Mailを押して完了です 11
3. 初期設定 (3)VNC 設定 VNC 接続用クライアントソフトのインストールを行います 14 VNC クライアント側インストール Windows PC の場合 https://www.realvnc.com/download/vnc/windows/ Exe ファイルをダブルクリックで起動し インストール vnc ビューワのみインストール サーバは不要 Mac OS の場合 https://www.realvnc.com/en/connect/download/vnc/macos/ Pkg ファイルをインストール ios の場合 App store から VNC viewer をダウンロードしてインストール Android の場合 Google play から vnc viewer をダウンロードしてインストール 12
4. VNC 接続 (1)VNCサーバ起動(Windows PCの場合 ) Raspberry PiにPC 等からVNCで接続します HDMIケーブルは切断して実施してください windowspcからvncサーバを起動します 1 Teratermを起動します Raspberry piのipアドレスを入力します 例は192.168.1.22 2 ユーザ名とパスフレーズを入力します ( デフォルト設定です ) ユーザ名 : pi パスフレース :raspberry 3 接続が完了したら pi@raspberry:~$ のプロンプトがでます 4 VNCサーバを起動します $ vncserverと入力します 最終行に接続されたipアドレスとデスクトップ番号が出ます 例 :192.168.1.22:1 ( この番号でクライアントから接続します ) 1 2 13
4. VNC 接続 (2)VNC Viewer での接続 Raspberry Pi に PC から VNC Viewer で接続します 2 PC の VNC Viewer を起動します ( クライアント接続 ) 1 デスクトップの VNC Viewer のアイコンをダブルクリック 2 VNC Viewerに接続先のIPアドレスを入力します ( サーバ接続時の最後に表示された内容 ) 例 :192.168.1.22:1 3 サーバへ接続するためのパスワードを入力します サーバ側でライセンス時に設定したパスワードになります ( 最初 警告画面が出ますがOk, connectを押して接続してください ):9ページ目で設定したもの 4 RaspberryPIの画面が表示されます 3 14
4. VNC 接続 (2)VNC Viewer での接続 Raspberry Pi に PC から VNC Viewer で接続します 4 windowspc の VNC Viewer を起動します ( クライアント接続 ) 1 デスクトップの VNC Viewer のアイコンをダブルクリック 2 VNC Viewerに接続先のIPアドレスを入力します ( サーバ接続時の最後に表示された内容 ) 例 :192.168.1.22:1 3 サーバへ接続するためのパスワードを入力します ( 最初 警告画面が出ますがOk, connectを押して接続してください ) 4 Windows 画面上にRaspberryPIの画面が表示されます Raspberry Pi 画面と Windows 画面でテキストなどはコピペが可能です ( 右クリック ) ファイルの移動は ネットワークのフォルダ共有で実施してください 15
5. samba 接続確認 Windows とネットワークを共有し ファイルの共有を可能とします 非常に便利です 既に設定済です 1 windowspc のネットワークを確認します 1 RASPBERRYPI とネットワークに表示されます 2 ダブクリックすると Pi> フォルダ一覧が見れます 3 Documents でファイルのやりとりを実施してください 書き込み 読み出しの双方ができるように設定してます 2 3 16