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預金を確保しつつ 資金調達手段も確保する 収益性を示す指標として 営業利益率を採用し 営業利益率の目安となる数値を公表する 株主の皆様への還元については 持続的な成長による配当可能利益の増加により株主還元を増大することを基本とする 具体的な株主還元方針は 持続的な成長と企業価値向上を実現するための投

大和コーポレートガバナンス ガイドライン正式

コーポレートガバナンス ガイドライン 2015 年 10 月 27 日制定 2018 年 12 月 13 日改定 大王製紙株式会社 1

第 Ⅰ 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本ガイドラインは 群栄化学工業株式会社 ( 以下 当社 という ) が 次に定める 社是 理念 実現のため ステークホルダーと協働して企業価値を向上させ 持続的に発展できるよう より良い経営を実現することを目的とする 2. 当社は GCIグループ基本理念 を制

定いたします なお 配当の回数は原則として中間配当と期末配当の年 2 回といたします 3 自己株式 当社は 経営環境の変化に機動的に対応し 株主価値の向上に資する財務政策等の経営の諸施策を実行することを可能とするため 市場環境や資本効率等を勘案しながら適宜自己株式を取得いたします (3) 政策保有株

Microsoft Word - 大和コーポレートガバナンス ガイドライン201810

また 代表取締役社長直属の内部監査部門を設置し 法令遵守 内部統制の有効性と効率性 財務内容の適正開示 リスクマネジメントの検証等について 各部門 工場 グループ会社などの監査を定期的に実施し チェック 指導するとともに 監査役との情報共有等の連携を図っております 1-4( 中長期的な経営戦略等 )

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コーポレートガバナンス・ガイドライン

1 制定の目的 方針 当社におけるコーポレートガバナンスを向上させるための枠組みである パーク 24 コーポレートガバナンスガイドライン を制定し コーポレートガバナンスの強化 充実に努めることで 当社の中長期的な価値向上と持続的成長を実現する コーポレートガバナンスに対する基本的な考え方公正で透明

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2019 年 6 月 26 日 各 位 会社名 代表者名 問合せ先 株式会社スターフライヤー代表取締役社長執行役員松石禎己 ( コード番号 :9206 東証第二部 ) 取締役常務執行役員柴田隆 (TEL ) コーポレートガバナンス方針 の改定について 当社は 2019 年 6

【PDF】コーポレートガバナンス・ガイドライン

第 1 章 第 1 条 シャルレコーポレートガバナンス基本方針総則 ( 基本方針 ) 原則 3-1-(ⅰ),3-1-(ⅱ) 当社は 基本理念 及び わたしたちの誓い に基づき お客様 従業員 株主等のステークホルダーの立場を踏まえて 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上を目指し コーポレートガバナ

2 政策保有株式に係る議決権行使の基準政策保有株式の議決権行使に当たっては 投資先企業の中長期的な企業価値向上が株主利益への向上にも繋がるものであることを前提とし 株主への還元方針 コーポレートガバナンスや企業の社会的責任への取組み等総合的観点から議決権を行使する (4) 買収防衛策は 経営陣 取締

マエザワ CG 基本方針 ( 平成 27 年 12 月 11 日施行 ) 前澤工業株式会社

8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

コーポレートガバナンス基本方針

コーポレート・ガバナンス基本方針

基本原則

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コーポレートガバナンス・ガイドライン

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(2) 変更の内容 定款変更の内容は別紙のとおりであります (3) 日程 定款変更のための株主総会開催日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 定款変更の効力発生日平成 28 年 6 月 17 日 ( 金曜日 ) 以上 - 2 -

Microsoft Word - ~ doc

コーポレートガバナンスに関する基本方針 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本基本方針は 当社が その企業理念である THE INTAGE GROUP WAY のもと 遵法精神にのっとり健全な事業活動を進めることを通じて 当社の企業価値の向上を実現していくために 当社のコーポレートガバナンスに関

コーポレートガバナンス報告書

コーポレートガバナンスに係る方針 基準等 2018 年 12 月 東急建設株式会社

直しも行う これらの事務については 稟議規程 文書管理規程 契約書取扱規程は管理本部長が所管 情報管理規程 情報セキュリティ管理規程はコンプライアンス推進部長が所管し 運用状況の検証 見直しの経過等 適宜取締役会に報告する なお 業務を効率的に推進するために 業務システムの合理化や IT 化をさらに

Microsoft Word - 内部統制システム構築の基本方針.doc

6 当社は 反社会的勢力に対しては一切の関係をもたず 不当要求を受けた場合等の 事案発生時には 総務部を対応統括部署として警察および顧問弁護士等と連携し毅然とした態度で対応する (2) 取締役の職務の執行に係る情報の保存及び管理に関する体制 1 当社は 取締役の職務の執行に関する情報 ( 株主総会議

PYT & Associates Attorney at law

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[ 指針 ] 1. 組織体および組織体集団におけるガバナンス プロセスの改善に向けた評価組織体の機関設計については 株式会社にあっては株主総会の専決事項であり 業務運営組織の決定は 取締役会等の専決事項である また 組織体集団をどのように形成するかも親会社の取締役会等の専決事項である したがって こ

規則フォーマット

コーポレートガバナンス コードについて 本コードにおいて コーポレートガバナンス とは 会社が 株主をはじめ顧客 従業員 地域社会等の立場を踏まえた上で 透明 公正かつ迅速 果断な意思決定を行うための仕組みを意味する 本コードは 実効的なコーポレートガバナンスの実現に資する主要な原則を取りまとめたも

議決権行使に係る事務取扱手続

かつ的確に提供するなど議決権行使の環境整備に努め 株主の平等性確保に向けた取組みを進める また 株主による違法行為の差止め 代表訴訟提起等 議決権行使以外の株主の権利にも配慮し それらの権利が適切に行使されるよう配慮する (2) 株主以外のステークホルダーとの適切な協働安全と快適を提供する自動車部品

後の対応に反映させるべく取り組んでおります 補充原則 1-12 上場会社は 総会決議事項の一部を取締役会に委任するよう株主総会に提案するに当たっては 自らの取締役会においてコーポレートガバナンスに関する役割 責務を十分に果たし得るような体制が整っているか否かを考慮すべきである 他方で 上場会社におい

ための手段を 指名 報酬委員会の設置に限定する必要はない 仮に 現状では 独立社外取締役の適切な関与 助言 が得られてないという指摘があるのならば まず 委員会を設置していない会社において 独立社外取締役の適切な関与 助言 が十分得られていないのか 事実を検証すべきである (2) また 東証一部上場

業活動を行う上で関わる顧客をはじめとするすべてのステークホルダーとの良好なネットワークおよび関係を構築 維持することが大切であると考えます そのために 以下のコーポレートガバナンス コードにおける基本的な考え方に則って コーポレート ガバナンスの充実に取り組みます (1) 株主の権利を尊重し 平等性

_コーポレートガバナンス基本方針

別紙 東亞合成グループコーポレートガバナンス基本方針制定 2016 年 2 月 4 日改正 2017 年 3 月 30 日改正 2018 年 12 月 19 日 第 1 章総則 第 1 条 ( コーポレートガバナンスの基本的な考え方 ) 1 当社グループは 素材と機能の可能性を追求し 化学の力で新し

平成 30 年 12 月 20 日 株式会社ディア ライフ コーポレートガバナンス コードに関する当社の取り組み 当社は 迅速 透明かつ健全な経営体制のもと 株主 顧客 取引先 従業員 社会等当社が関わるすべてのステークホルダーの利益を尊重し 良好な関係性を維持することが 当社グループの持続的成長と

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

「コーポレートガバナンス・コードに関する当社の取り組み」一部改定に関するお知らせ

第 3 条 ( 株主総会 ) 1. 当社は 株主総会開催日の適切な設定を含め 株主が適切に権利行使できる環境を整備する 2. 当社は 株主が適切に議決権を行使することができるよう 株主総会の招集通知を遅くとも株主総会開催日の 3 週間前までに発送するとともに 発送に先立って当社ホームページに招集通知

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剰余金の配当に関するお知らせ

補充原則 1-21 上場会社は 株主総会において株主が適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 必要に応じ適確に提供すべきである 株主総会において株主の皆さまが適切な判断を行うことに資すると考えられる情報については 適時適切に提供してまいります また 株主間で情報格差が生じないよう十分

(3) 当社グループの基本的な理念 当社グループは 以下の基本的な理念のもと 持続的な成長と企業価値の継続的な向上の実現を目的としてグループ全体でビジネスを実践し 株主を始めとしたさまざまなステークホルダーからの信頼に応え 生活者の豊かな未来の創造 経済の伸長 社会の発展に貢献していきます グループ

別紙 前澤化成工業株式会社 コーポレートガバナンス基本方針 ( 平成 27 年 11 月 11 日版 )

5 当社は 信託銀行等の名義で株式を保有する機関投資家等が株主総会において議決権行使等 の株主権の行使をあらかじめ希望する場合は 信託銀行等と協議等を行います ( 株主の権利の確保 ) 第 4 条当社は 全ての株主の権利が実質的に確保されるよう適切な対応を行うとともに 少数 株主にも認められている権

(資料4)運用機関とのコミュニケーションの取り方や情報開示の方法等(案).pdf


日本版スチュワードシップ コード についての第一生命の取組み 当社は 責任ある機関投資家 の諸原則 ( 日本版スチュワードシップ コード ) の趣旨に深く賛同し 受け入れることを表明し ます 当コードの原則 1 から 7 について 以下のような方針で取り組んでいきます 原則 1 機関投資家は スチュ

第 分科会 / 分科会 B 改正会社法等への対応状況と今後の課題 ディスカッションポイント ( 例 ) 参考資料 関西支部監査役スタッフ研究会報告書 改正会社法及びコーポレートガバナンス コードへの対応状況と監査役 監査役スタッフの役割と今後の課題. 監査役会の運営 改正会社法等により監査役会の開催

定款新旧対照表 ( 株式会社オーハシテクニカ ) 第 1 章総則 現行定款 第 1 章総則 下線は ( 下線部分は変更箇所を示す ) ( 商号 ) 第 1 条当会社は株式会社オーハシテクニカと称し 英文では OHASHI TECHNICAINC. と表示する ( 目的 ) 第 2 条当会社は 次の事

2 名以上の独立社外取締役の選任状況 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社の比率は 市場第一部では 9 割を超え 91.3% に JPX 日経 400では 97.7% に 2 名以上の独立社外取締役を選任する上場会社 ( 市場第一部 ) の比率推移 ( 参考 ) 100% 88.0% 91.

コーポレート ガバナンスに関する報告書の主な開示項目 コーポレート ガバナンスに関する報告書 記載項目 ( 内訳 ) 記載上の注意 基本的な考え方 ( 記載例 : コーポレート ガバナンスについての取組みに関する基本的な方針 目的 ) Ⅰ コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方及び資本構成

原則 1-1. 株主の権利の確保 上場会社は 株主総会における議決権をはじめとする株主の権利が実質的に確保されるよう 適切な対応を行うべきである 当社は 全ての株主が その権利行使が実質的に確保されるよう配慮するとともに 議決権行使や対話を促進する環境整備に努めております 補充原則 1-11 取締役

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< 本制度の仕組みの概要 > 5 ポイント付与 委託者 当社 3 自己株式の処分 1 役員株式交付規程の 制定 2 信託 < 他益信託 > を設定 ( 金銭を信託 ) 3 払込 受託者 ( 予定 ) 三井住友信託銀行 ( 再信託受託者 : 日本トラスティ サービス信託銀行 当社株式 株式交付信託 信

< 目的 > 専ら被保険者の利益 にはそぐわない目的で運用が行われるとの懸念を払拭し 運用に対する国民の信頼を高める 運用の多様化 高度化が進む中で 適切にリスクを管理しつつ 機動的な対応を可能に GPIF ガバナンス強化のイメージ ( 案 ) < 方向性 > 1 独任制から合議制への転換基本ポート

オムロン株式会社定款 第 1 章総則 ( 商号 ) 第 1 条当会社は オムロン株式会社と称し 英文では OMRON Corporation と表示する ( 目的 ) 第 2 条当会社は 次の事業を営むことを目的とする (1) 電気機械器具の製造および販売 (2) 制御機器 コンピュータ等の電子応用

取引にあたっては第三者の取引と同様に決定しております 原則 3-1 情報開示の充実 (1) 会社の目指すところ ( 経営理念等 ) や経営戦略 経営計画 < 経営理念 > 顧客満足を第一としたプロフェッショナル集団として 新たな価値創造を通じて社会に貢献します < 経営戦略 経営計画 > 経営計画の

別紙 現行定款第 1 章総則 ( 下線は変更部分を示す ) 変更案第 1 章総則 第 1 条 ( 条文省略 ) 第 1 条 ( 現行どおり ) ( 目的 ) ( 目的 ) 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 第 条 当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. トランプ類の製造販売

Stewardship2017

東証上場会社における独立社外取締役の選任状況及び委員会の設置状況 2017 年 7 月 26 日株式会社東京証券取引所

まず 取締役会は委員会及び執行役の人事を決定する すなわち 各委員会の委員は取締役の中から取締役会の決議で選定する (400Ⅱ) 各委員会の委員の人数は3 人以上でなければならず (400Ⅰ) 過半数は社外取締役でなければならない 3 (400Ⅲ) 委員会の委員は他の委員及び執行役を兼ねることはでき

2. BIP 信託の仕組み 1 本株主総会決議 株式市場 9 残余財産の給付 8 残余株式の無償譲渡 消却 4 当社株式 5 配当 委託者 当社 受託者 ( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 ( 株 ) 日本マスタートラスト信託銀行 ( 株 ) 本信託 3 信託設定 7 当社株式等

2. 本制度の仕組み 株式市場 残余財産の給付残余株式の無償譲渡 消却94 当社株式 4 代金の支払 1 本株主総会決議 54配代当金の支6 委託者 議決権不行使の指図8当社 受託者( 共同受託 ) ( 予定 ) 三菱 UFJ 信託銀行 日本マスタートラスト信託銀行 BIP 信託 当社株式 金銭 4

IR 活動の実施状況 IR 活動を実施している企業は 96.6% 全回答企業 1,029 社のうち IR 活動を 実施している と回答した企業は 994 社 ( 全体の 96.6%) であり 4 年連続で実施比率は 95% を超えた IR 活動の体制 IR 専任者がいる企業は約 76% 専任者数は平

止するとともに 取締役等に付与済みのストックオプションとしての新株予約権で未行使の ものにつきましては 本制度に基づく応分のポイントを付与することを条件として 当 該取締役等において権利放棄することといたします 2. 本制度の概要 (1) 本制度の概要本制度は 当行が拠出する金銭を原資として当行株式

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです NIPPON ENGINEERING CONSULTANTS CO.,LTD. 最終更新日 :2017 年 4 月 26 日大日本コンサルタント株式会社代表取締役社長執行役員新井

取締役会規定

スに関する基本方針 の第 2 条に開示しておりますので ご参照ください 3) 当社における取締役報酬の決定方針と手続は 当社ホームページに開示しております コーポレートガバナンスに関する基本方針 の第 1 条第 3 項に記載しておりますので ご参照ください 4) 当社における取締役の選解任と取締役候

有価証券上場規程の一部改正新旧対照表 新旧第 4 章の2 企業行動規範等第 4 章の2 企業行動規範 ( 企業行動規範等 ) ( 企業行動規範 ) 第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範第 12 条の2 上場会社は 別添 企業行動規範に関する規則 及び コーポレートガバナンス に関する規則

22222

コーポレートガバナンス コードの各原則に基づく開示 原則 1-7 関連当事者間の取引 当社は 取締役等との利益相反取引については 法令等に従い 取締役会において事前に審議 承認を得なければならない旨を取締役会規程に定めています 取締役会では 利益相反取引については その必要性や取引条件の適切性等とを


監査に関する品質管理基準の設定に係る意見書

品質マニュアル(サンプル)|株式会社ハピネックス


Ⅰ. 株主総会における議決権行使結果 (2015 年度 ) 当社は投資先企業の持続的成長をサポートし 中長期的な投資リターンの拡大を図ることを目的として 議決権行使基準を定めており 当該基準に則り 議決権行使を実施しています 2015 年度に株主総会が開催された国内上場企業のうち 当社の議決権行使の

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西部瓦斯株式会社定款 第 1 章総則 ( 商号 ) 第 1 条当会社は 西部瓦斯株式会社と称し 英文ではSAIBU GAS CO.,LTD. と表わす ( 目的 ) 第 2 条当会社は 次の事業を営むことを目的とする 1. ガス事業 2. 熱供給事業 3. 電気供給事業 4. 液化天然ガス 液化石油

コーポレートガバナンス CORPORATE GOVERNANCE 当社のコーポレート ガバナンスの状況は以下のとおりです m-up,inc. 最終更新日 :2018 年 7 月 9 日株式会社エムアップ代表取締役美藤宏一郎問合せ先 : 総務経理部電話番号 証券コード :3661

以下が 対話の方針全文です 平成 26 年 6 月 23 日制定 平成 27 年 12 月 21 日改正 投資先企業との建設的な対話の方針 大和証券投資信託委託株式会社当社は 投資先企業の状況の的確な把握と認識の共有に努めます 特に以下の観点について 重点的に対話を深めてまいります 経営方針 財務戦

( 株主総会における議決権の尊重 ) 第 7 条株主総会における議決権の行使は株主の権利であり 次のとおり株主が議決権を適切に行使できるように努める (1) 株主総会招集通知を早期に発送及び開示し 株主がその内容を十分に検討できるだけの時間を確保する (2) 株主との対話の充実と そのための正確な情

株式会社JERA取締役会憲章

Microsoft Word - 定款最新 doc

安全管理規程

また 取締役の解任提案にあたっては 次の事項を踏まえた上で取締役会の決議により決定します 1 重大な法令 定款違反行為を行った場合 2 重大な心身の故障等により 長期間にわたり職務の継続が困難と判断された場合 3 職務への著しい不適任により 著しく企業価値を毀損させた場合なお CEO を解任する場合

定     款

ガイドライン

コーポレート・ガバナンス報告書

定款

コーポレートガバナンス報告書

Transcription:

ニレココーポレート ガバナンス基本方針 ( コーポレート ガバナンスに関する基本的な考え方 ) 当社は 技術と信頼 の経営理念の下 持続的な成長と中長期的な企業価値向上のため 経営の監督機能を強化しつつ積極果断な経営判断を促す仕組みの構築が重要であるとの考えに基づき コーポレート ガバナンス体制の充実 強化に取り組むものとする ( 経営理念 ) 当社は企業活動の基礎となる経営理念を次に掲げる 技術と信頼 われわれは 制御 計測 検査技術を活かした製品ときめ細かいサービスの提供により お客様から厚い信頼を獲得し 良きパートナーとして共に成長します ひいてはパートナーシップにより生み出された価値が広く社会において歓びと感動をもたらす経営を目指します 第 1 章株主の権利 平等性の確保 第 1 条当社は 株主と長期的な信頼関係を結ぶため 株主の権利が平等に確保され かつ 有効に行使されるような環境の整備に努める ( 権利行使 ) 第 2 条当社は 株主の権利が実質的に確保されるよう適切な対応を行う また 株主総会における株主の権利行使に係る環境を適切なものとするよう 次に掲げる事項に取り組む (1) 当社は 招集通知を株主総会の招集に係る取締役会決議日から招集通知発送日の間に当社ウェブサイトに掲載する (2) 当社は 株主総会開催日について 原則としていわゆる集中日を避けて設定する 1

( 資本政策 ) 第 3 条当社は 持続的な成長と中長期的な株主価値向上のため 次に掲げる事項を方針とする (1) 財務の健全性 安定性を示す指標として自己資本比率を重視し 一定水準の維持を目指す (2) 収益力 資本効率等の向上を意識した具体的な指標 目標を定め 経営計画に反映し 公表する (3) 株主の皆様への利益還元を示す指標として連結ベースの配当性向を重視し 安定配当の維持を基本に目標値を35% と定め その実現を目指す ( 政策保有株式 ) 第 4 条当社は 創業来 技術と信頼 の経営理念の下 製造業を主体とした企業との強力なパートナーシップの構築 維持により相互の企業価値の向上を図ってきた そのような経緯から 政策保有株式については 単なる安定株主ではなく パートナーシップの維持が相互の中長期的な企業価値向上に資する企業に限り保有する場合がある また 毎年 取締役会において 保有に伴うリスク リターンと資本コストの比較 パートナーシップの内容などを総合的に勘案し 保有の継続可否を判断する 政策保有株式の議決権行使については 提案された議案が当社及び発行企業の中長期的な企業価値向上につながるものであるか否かを検討した上で判断する ( 関連当事者間取引 ) 第 5 条当社は 当社と取締役または執行役員との間で会社法に定められている利益相反取引を行う場合に限らず 当社と主要株主や子会社 関連会社の取締役または執行役員との間で行う取引についても取締役会での承認決議を要するものとする ( 反対票の報告 分析 ) 第 6 条当社は 株主総会における当社提案議案の賛成率を取締役会へ報告する 可決には至ったものの賛成率が行使された議決権の90% に満たない場合は 当該議案の賛成率が低い理由の分析結果も併せて取締役会へ報告する 取締役会は 報告内容を踏まえ 株主に対する説明等対応の要否を検討する 2

第 2 章ステークホルダーとの適切な協働 第 7 条当社は 持続的な成長と中長期的な企業価値向上のため 全てのステークホルダーとの適切な協働が不可欠であるとの認識の下 その関係構築に向け取り組む (CSR 推進 ) 第 8 条当社は 技術と信頼 の経営理念の下 当社が関わり生み出された価値が広く社会において歓びと感動をもたらす経営を目指している その経営理念を実現するためには 社会及び環境の保全に努めていくことも持続可能性の追求につながるとの考え方に立ち それらの課題解決に向けた取組みに積極的に関わる ( 多様性の確保 ) 第 9 条当社は 多様な視点や価値観を取り入れることも自社の持続的成長と中長期的な企業価値の向上に資するものと考え 個人の属性に拘らない多様な人材の確保 活用を積極的に推進する ( 内部通報 ) 第 10 条当社は 自社の従業員等が不利益を被ることなく違法または不適切な行為を伝えることができるよう社内及び社外に通報窓口を設置し 取締役会は適切な体制を整備するとともにその運用状況を監督する 第 3 章適切な情報開示と透明性の確保 第 11 条当社は 実効性あるコーポレート ガバナンス実現のため 法令に基づく開示に加え ステークホルダーにとって重要であると判断する情報の開示を積極的に行う 具体的な情報発信の方法については 第 5 章に準ずる ( 外部会計監査人 ) 第 12 条当社は 外部会計監査人が株主 投資家に対して責務を負っていることを認識し 適正な監査の確保に向け 次に掲げる事項の整備を行う (1) 監査等委員会は 独立性 専門性に基づき外部会計監査人の選定 評価を行う (2) 取締役会及び監査等委員会は 外部会計監査人と密にコミュニケーションを取る (3) 取締役会は 外部会計監査人から不正 不備 問題等の指摘事項があれば 案件毎に解決へ向けた対応体制を整える 3

第 4 章取締役会の責務 第 13 条当社は 取締役会がその役割 責務を有効かつ積極的に果たし コーポレート ガバナンスの一層の強化につなげると共に持続的な成長と中長期的な企業価値向上を図るため 会社法上の機関設計を 監査等委員会設置会社 とし 体制の構築 強化に努める ( 取締役会の役割 責務 ) 第 14 条取締役会は 株主に対する受託者責任を踏まえ 持続的な成長と中長期的な企業価値向上に取り組むものとする 取締役会は 戦略的な意思決定を行うことを主要な役割 責務とし それ以外の業務執行の意思決定及び執行の権限については 法令及び定款で定めるものを除き 業務執行取締役に委任する ( 監査等委員会の役割 責務 ) 第 15 条監査等委員会は 法令の定めに従いその過半数を社外取締役とし 経営の監督機能強化に取り組む ( 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) 候補者の指名 ) 第 16 条取締役会は 経営理念を体現し 将来の持続的成長に資する者として 能力 知見を有し かつ 心身ともに健康である者を 全体のバランスを考慮した上で取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) 候補者として指名する ( 監査等委員である取締役候補者の指名 ) 第 17 条取締役会は 監査等委員である取締役候補者については 会社経営 法務 財務 会計 技術等の分野における経験 知見を有し かつ 心身ともに健康である者を 全体のバランスを考慮した上で法令の定めに従い監査等委員会の同意を得た上で指名する ( 取締役の解任 ) 第 18 条次に掲げる各事項の一つに該当し役員として適格でないと取締役会において判断された場合には 株主総会に諮った上で解任されるものとする (1) 役員として不正 不当または背信を疑われる行為があったとき (2) 役員としての適格性に欠け 忠実義務を誠実に遂行しないと取締役会が判断したとき (3) 競業避止義務および秘密保持義務に対して重大な違反を犯したとき (4) その他役員としてふさわしくない行為をしたとき 4

( 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) の報酬 ) 第 19 条当社は 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) による積極果断な意思決定が重要であるという認識の下 健全な企業家精神の発揮を促すとともに内外の優秀な人材の獲得に資する報酬体系とする 収益並びに株主価値の向上に対するコミットメントを踏まえ 原則 基本報酬 業績連動報酬 株式報酬で構成し 株主総会で承認決議された報酬枠の範囲内で取締役会の決議により決定する ( 監査等委員である取締役の報酬 ) 第 20 条当社は 監査等委員の報酬について その役割 責務の観点から原則 基本報酬のみとし それぞれの職務形態 内容を勘案の上 株主総会で承認決議された報酬枠の範囲内で監査等委員会の協議により決定する ( 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) の支援体制 ) 第 21 条当社は 取締役会がその役割 責務を実効的に果たすために 総務部を主管として情報入手を含めた支援体制を整備する また 取締役 ( 監査等委員である取締役を除く ) がその意思決定において外部専門家から助言を求める必要があると判断した場合 その予算を確保する ( 監査等委員である取締役の支援体制 ) 第 22 条当社は 監査等委員である取締役がその役割 責務を実効的に果たすために 内部監査室を主管として情報入手を含めた支援体制を整備する また 監査等委員である取締役がその意思決定において外部専門家から助言を求める必要があると判断した場合 その予算を確保する ( 独立社外取締役の独立性判断基準 ) 第 23 条当社は 独立社外取締役を選任するにあたり その独立性を判断する基準を 独立社外取締役の独立性判断基準 ( 別紙 ) に定める ( 取締役会における審議の活性化 ) 第 24 条取締役会は その審議の活性化のため 次に掲げる事項を推進する (1) 取締役会の資料を会日に先立って配布するとともに 重要度が高い議案については 事前にその内容を説明する (2) 取締役会の年間スケジュールを作成し 審議事項の年間計画を立てる また 十分な審議ができるよう適切な審議時間の確保に努める 5

( 取締役のトレーニング ) 第 25 条当社は 取締役がその役割 責務を実効的に果たすために必要不可欠な知識の習得機会を 必要に応じ適宜提供する 第 5 章株主 投資家との対話 第 26 条当社は 持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に資するため IR 担当役員統括の下 株主及び投資家との中長期的視点に則った建設的な対話を積極的に推進する その具体的な方針については 株主 投資家との建設的な対話に関する方針 ( 別紙 ) に定める 2016 年 8 月 29 日制定 2018 年 12 月 25 日改定 6

( 別紙 ) 独立社外取締役の独立性判断基準当社は 独立社外取締役を選任するにあたり その独立性を判断する基準として 法令上求められる要件を満たし かつ次の各事項に該当しない者を条件とする 1 現在も含め就任前過去 10 年間において 当社グループの取締役 監査役 執行役 その他使用人 またはその家族 ( 配偶者 2 親等内の親族 ) であった者 2 現在も含め過去 5 年間において 当社グループの主要取引先企業 ( 連結売上高の2% 以上を占める企業等 但し 4のプロフェショナルサービスは除く ) の取締役 監査役 執行役 その他使用人であった者 3 現在も含め過去 5 年間において 当社の10% 以上の議決権を保有する株主 ( 法人の場合は取締役 監査役 執行役 その他使用人 ) であった者 4 現在も含め過去 5 年間において いずれかの事業年度に当社グループから コンサルティング 弁護士 会計士 税理士等プロフェショナルサービスの報酬として 1 千万円以上の金銭 その他財産上の利益を得ている個人並びに法人 団体等の取締役 理事 監査役 執行役 重要な使用人等であった者 5 当社の独立社外取締役としての在任期間が通算で8 年を超えた者 株主 投資家との建設的な対話に関する方針 1 株主及び投資家との対話を補助する社内の体制については IR 担当役員統括の下 経営企画部広報 IR 課が中心となり経理部をはじめとした管理部門内で緊密な連携をとりながら IR 活動を企画 推進する 2 対話の対応者については 面談希望者の要望を踏まえた上で社長 IR 担当役員 もしくは IR 担当者が面談に臨むことを基本とする 3 株主及び投資家との建設的な対話の充実を目指して 面談に加え 株主総会 決算説明会や事業説明会などのイベントやホームページを通じ 開示情報の充実に取り組む 4 経営戦略や中長期経営計画の公表に際しては 自社の資本コストを考慮した上で収益力 資本効率等を高めるための具体的施策とその目標を提示する 5 大規模な株主価値の希釈化をもたらす資本調達を実施する場合は バランスシートの健全性 安定性を維持しながら 中長期的な株主価値向上に資するものであるかを取締役会で十分に審議した上で決議し 決議後は株主 投資家に対して十分な説明を行う 6 株主及び投資家との建設的な対話内容や意見については 取締役会の場において経営陣に報告するとともに その内容に応じ 今後の経営に活かすべく議論を深める 7 株主 投資家との対話の場を含めインサイダー情報の取扱については インサイダー情報管理規程を定め 社員教育等を通じて厳重な情報管理を徹底する 7 以上