大垣市民病院初期臨床研修要項

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3) 好生館研修プログラム : 初期臨床研修スケジュール ( 例 ) 4) 臨床研修を行う分野並びに当該分野ごとの研修期間及び臨床研修病院又は臨床研修協力施設 臨床研修を行う分野 病院又は施設の名称 研修期間 *1 内科 佐賀県医療センター好生館 6ケ月 救命救急センター 佐賀県医療センター好生館

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深夜勤務の制限 5 妊産婦の時間外 休日 妊娠中の女性が 母体または胎児の健康保持のため 深夜勤務や時間外勤務等の制限を所属長に請求できます 病院助手専攻医臨床研修医 6 妊娠中の休息 妊娠中の女性は 勤務時間規程に規定する 職務に専念する義務の免除 を利用して 母体または胎児の健康保持のため 勤務


内閣府令本文

リウマチケア看護師規則(案) 21/11・1

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平成 26 年 3 月 6 日千葉医療センター 地域医療連携ネットワーク運用管理規定 (Ver.8) 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク運用管理規定 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この運用管理規定は 千葉医療センター地域医療連携ネットワーク ( 以下 千葉医療ネットワーク ) に参加

8. 採用条件 1) 雇用形態正職員 2) 給与待遇月給 179,200 円 ( 平成 30 年 4 月実績 ) 昇給年 1 回賞与年 2 回 (H29 年度実績合計 ヵ月分 ) 手当通勤手当 住宅手当 扶養手当 寒冷地手当 時間外勤務手当など日本赤十字社給与要綱に基づき支給 人事院勧告


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言語聴覚士 ( 常勤 ) 募集要項 当院では 言語聴覚士 ( 常勤 ) を募集しています 募集職種応募資格採用予定日給与 言語聴覚士 ( 常勤 ) 1 名 言語聴覚士免許既取得者または平成 29 年 3 月免許取得見込者 1 免許既取得者については 2 平成 29 年 3 月免許取得見込者については

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パートタイマー就業規則

国立病院機構熊本医療センターボランティア 活動受入規程 ( 目的 ) 第 1 条本規程は 国立病院機構熊本医療センター ( 以下 病院 という ) においてボランティア活動を希望する個人又は団体を広く受け入れ円滑に活動できるよう支援し 地域社会とともに患者さまを側面から支援し 病院での療養生活を充実

27 年度調査結果 ( 入院部門 ) 表 1 入院されている診療科についてお教えください 度数パーセント有効パーセント累積パーセント 有効 内科 循環器内科 神経内科 緩和ケア内科

( 様式第 6) 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法に関する書類 病院の管理及び運営に関する諸記録の閲覧方法 計画 現状の別 1. 計画 2. 現状 閲 覧 責 任 者 氏 名 閲 覧 担 当 者 氏 名 閲覧の求めに応じる場所 閲覧の手続の概要 ( 注 ) 既に医療法施行規則第 9 条の

弦打校区コミュニティ協議会会則 ( 名称及び組織 第 1 条この会は, 弦打校区コミュニティ協議会 ( 以下 協議会 という ) と称し, 協議会の区域内に居住する個人および所在する法人ならびに別表 ( 組織図 ) に掲げる構成団体等で組織する ( 目的 ) 第 2 条協議会は, 住みよい地域社会の

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メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

京都府がん対策推進条例をここに公布する 平成 23 年 3 月 18 日 京都府知事山田啓二 京都府条例第 7 号 京都府がん対策推進条例 目次 第 1 章 総則 ( 第 1 条 - 第 6 条 ) 第 2 章 がん対策に関する施策 ( 第 7 条 - 第 15 条 ) 第 3 章 がん対策の推進

別紙 常勤医師等の取扱いについて 1. 一日平均患者数の計算における診療日数 (1) 入院患者数ア通常の年は 365 日である イ病院に休止した期間がある場合は その期間を除く (2) 外来患者数ア実外来診療日数 ( 各科別の年間の外来診療日数で除すのではなく 病院の実外来診療日数で除すこと ) イ

医師主導治験取扱要覧

研修プログラム関係 Q_ 副分野の研修は 30 時間程度となっています これは 30 時間を超える必要があるという意味でし ょうか A_ 時間は目安です 各プログラムで十分な研修効果が上がることを前提に 研修を計画してください Q_ 研修プログラムの実施状況について 協会への報告が求められるのでしょ

雇用管理分野における個人情報のうち健康情報を取り扱うに当たっての留意事項 第 1 趣旨 この留意事項は 雇用管理分野における労働安全衛生法 ( 昭和 47 年法律第 57 号 以下 安衛法 という ) 等に基づき実施した健康診断の結果等の健康情報の取扱いについて 個人情報の保護に関する法律についての

12_モニタリングの実施に関する手順書 

麻酔科認定医に関する細則

( 休憩時間 ) 第 3 条 任命権者は 1 日の勤務時間が 6 時間を超える場合においては 少な くとも45 分 8 時間を超える場合においては 少なくとも1 時間の休憩時間を それぞれ所定の勤務時間の途中に置かなければならない 2 前項の休憩時間は 職務の特殊性又は当該公署の特殊の必要がある場合

4 共済組合 共済組合は 組合員及びその家族の相互救済を目的とした社会保障制度です 病気 負傷 出産などに対する 短期給付事業 退職 障害または死亡に対する 長期給付事業 及び組合員の健康管理 福利厚生 診療所の運営 または貯金 貸付等を行う 福祉事業 の三つの主な事業を行っています 特許庁の職員と

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TOHOKU UNIVERSITY HOSPITAL 今回はすこし長文です このミニコラムを読んでいただいているみなさんにとって 救命救急センターは 文字どおり 命 を救うところ という印象が強いことと思います もちろん われわれ救急医と看護師は 患者さんの救命を第一に考え どんな絶望の状況でも 他

別添 2 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める基準を満たすものである旨の証明願平成年月日厚生労働大臣殿 租税特別措置法施行令第 39 条の25 第 1 項第 1 号に規定する厚生労働大臣が財務大臣と協議して定める下記の基準を満た

題名

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職員の私有車の公務使用に関する要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は, 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 3 条第 2 項に規定する一般職の職員 ( 期限付教員以外の臨時的任用職員を除く ) および同条第 3 項第 3 号に規定する特別職 ( 以下 職員 という ) が私

 平成25年度試験案内(看、薬)ver.2

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

臨床研修の目標の概要 歯科医師として好ましい態度 習慣を身に付け 頻度の高い歯科治療処置を確実に実施できるようになり 生涯にわたりより広範囲の歯科医療について知識 技能を習得する態度を養い 生涯研修の第一歩とすることである 社会に貢献し 国民の健康増進に寄与する歯科医となるよう以下を目標とする 1

障害者の日常生活及び社会生活を総合的に支援するための法律第59条第1項の規定に基づく指定自立支援医療機関(更生医療・育成医療)の指定等に関する要綱

3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

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獨協医科大学病院医療安全対策規程(案)

北里大学病院モニタリング 監査 調査の受け入れ標準業務手順 ( 製造販売後臨床試験 ) 第 1 条 ( 目的 ) 本手順書は 北里大学病院において製造販売後臨床試験 ( 以下 試験とする ) 依頼者 ( 試験依頼者が業務を委託した者を含む 以下同じ ) が実施する直接閲覧を伴うモニタリング ( 以下

階層 階層 勤怠管理 51.4 照会 配布 年次有給休暇簿 職務専念義務免除兼特別休暇簿 休暇承認願兼申出書 職務専念義務免除願 欠勤届 育児休業承認請求書 育児休業等変更届 育児休業計画書 部分休業承認請求書 部分休業実績報告書 (51.1.1) 休暇申請 勤務実績情報

実施要綱

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法律第三十三号(平二一・五・一)

個人情報保護規程

緊急臨時的医師派遣事業について 派遣元医療機関 ( 登録医師 ) 派遣先医療機関募集 会員 各位 会長長瀬清 本道では医師不足 偏在の影響により地域医療が崩壊寸前であり 住民は大きな不安を感じ 現実に他地域での受療 あるいは転院等を余儀なくされている地域も出現し 非常に憂慮しております 当会では 北

必要とする家族 1 人につき のべ 93 日間までの範囲内で 3 回を上限として介護休業をすることができる ただし 有期契約従業員にあっては 申出時点において 次のいずれにも該当する者に限り 介護休業をすることができる 一入社 1 年以上であること二介護休業開始予定日から 93 日を経過する日から

( 産休等代替職員の登録 ) 第 3 条 所定の資格を有する者であって, 産休等代替職員となることを希望する者は, 産休等代 替職員登録申込書 ( 別記様式第 1 号 ) を市町に提出するものとし, 市町長は適当と認めたときはこれを産休等代替職員登録簿 ( 別記様式第 2 号 以下 登録簿 という

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

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社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

2017年度患者さん満足度調査結果(入院)

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文書管理番号

役務契約における労働社会保険諸法令遵守状況確認実施方針

Microsoft Word - 22育児・介護休業等規程

(3) 倫理学 法律学の専門家等 本法人に所属しない人文 社会科学の有識者若干名 (4) 一般の立場から意見を述べることができる者若干名 (5) 分子生物学 細胞生物学 遺伝学 臨床薬理学 病理学等の専門家若しくは遺伝子治療等臨床研究の対象となる疾患に係る臨床医として 日本医科大学長が推薦した者若干

別表第 17( 第 21 条関係 ) 種類支給される職員の範囲支給額 1 放射線業務手当 2 病棟指導手当 3 死後処置手当 4 夜間看護等手当 循環器 呼吸器病センター及びがんセンターに所属する職員 ( 放月額 7,000 円射線科医師及び診療放射線技術者を除く ) がエックス線の照射補助作業に従

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

医師等の確保対策に関する行政評価・監視結果報告書 第4-1

( 趣旨 ) 第 1 条 土地開発公社派遣職員人件費補助金交付要綱 知事は 山梨県土地開発公社 ( 以下 公社 という ) が行う公共用地 公用地 等の取得 管理 処分等を円滑に進め もって地域の秩序ある整備と県民福祉の増進に資するため 公社に派遣した山梨県職員の人件費等に対し 予算の範囲内で補助金

( 様式 1-1) 日本専門医機構認定形成外科専門医資格更新申請書 20 年月日フリガナ 氏 名 生年月日年月日 所属施設 ( 病院 医院 ) 名 勤務先住所 連絡先 ( 電話 : - - ) ( FAX : - - ) アドレス 1: アドレス 2: 専門医登録番号 - 医籍登録番号

複十字病院診療録および診療諸記録の電子保存に関する運用管理規定

01協議会要綱提出版

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お知らせ 柔道整復師の資格を取得される皆さま 関係の皆さまへ 平成 30 年 4 月から 柔道整復療養費の受領委任を取り扱う 施術管理者 になる場合は 実務経験と研修の受講が必要となる方向で 以下のとおり検討しています 柔道整復療養費の受領委任の取扱いを管理する 施術管理者 になるための要件について

イ養護教諭二種免許状 養護教諭一種免許状 養護教諭二種免許状を有する者が 養護教諭一種免許状の授与を受けようと する場合は 次の表に定めるところにより 在職年数を満たし 単位を修得し なければなりません ( 別表第 6) 養護教諭二種免許状を有する者 1 のアは 保健師助産師看護師法第 7 条に規定

議第 18 号 ( 趣旨 ) 三島市職員の公益的法人等への派遣等に関する条例案 第 1 条 この条例は 公益的法人等への一般職の地方公務員の派遣等に関する法律 ( 平成 12 年法律第 50 号 以下 法 という ) 第 2 条第 1 項及び第 3 項 第 5 条第 1 項 第 6 条第 2 項 第

個人情報保護に関する規定 ( 規定第 98 号 ) 第 1 章 総則 ( 目的 ) 第 1 条学校法人トヨタ学園および豊田工業大学 ( 以下, 総称して本学という ) は, 個人情報の保護に関する法律 ( 平成 15 年法律第 57 号, 以下, 法律という ) に定める個人情報取り扱い事業者 (

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

3 子育て支援休暇の取得の対象となる行事のうち警察本部長が認めるもの子育て支援休暇 ( 勤務時間規則第 16 条第 1 項第 15 号に規定する場合における特別休暇をいう 以下同じ ) の取得の対象となる学校等が実施する行事のうち 規則運用通知第 16 条関係の1の (17) に規定する任命権者が認

調査等 何らかの形でその者が雇用期間の更新を希望する旨を確認することに代えることができる ( 雇用期間の末日 ) 第 6 条第 4 条及び第 5 条の雇用期間の末日は 再雇用された者が満 65 歳に達する日以後における最初の3 月 31 日以前でなければならない 2 削除 3 削除 ( 人事異動通知

2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

第 2 章研修会の指定 研修会の指定 第 6 条本法人による本研修の指定は 運営委員会が申請の内容等を審査して行うものとする 2 本研修の指定のための申請は 細則に定める様式により行うものとする 3 運営委員会は 次の各号に定める基準に照らして当該研修会の内容を審査する (1) 学習目標が 前条の各

総合診療

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

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第 11 条育児休業を終了して復帰する教職員の年次有給休暇については 理事長が別に定める ( 育児短時間勤務 ) 第 12 条小学校就学の始期に達するまでの子と同居し 当該子を養育する教職員が申し出た場合には 当該子がその始期に達するまで 当該教職員の所定勤務時間を 6 時間とすること ( 以下 育

中央教育審議会(第119回)配付資料

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

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アレルギー疾患対策基本法 ( 平成二十六年六月二十七日法律第九十八号 ) 最終改正 : 平成二六年六月一三日法律第六七号 第一章総則 ( 第一条 第十条 ) 第二章アレルギー疾患対策基本指針等 ( 第十一条 第十三条 ) 第三章基本的施策第一節アレルギー疾患の重症化の予防及び症状の軽減 ( 第十四条

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目 次 給与便覧の見方 Ⅰ 給料編 1 行政職給料表 2 医療職給料表 ( 一 ) 3 医療職給料表 ( 二 ) 4 医療職給料表 ( 三 ) 5 研究職給料表 6 福祉職給料表 7 教育職給料表 ( 一 ) 8 教育職給料表 ( 二 ) 9 教育職給料表 ( 三 ) 10 公安職給料表 11 技能

( イ ) 従業員の配偶者であって育児休業の対象となる子の親であり 1 歳 6か月以降育児に当たる予定であった者が死亡 負傷 疾病等の事情により子を養育することが困難になった場合 6 育児休業をすることを希望する従業員は 原則として 育児休業を開始しようとする日の1か月前 (4 及び5に基づく1 歳

Transcription:

大垣市民病院初期臨床研修規定 1. 目的 この規定は 基幹型臨床研修病院である大垣市民病院 ( 以下 当院 という ) における臨床研修 ( 以下 研修 という ) にあたり 当院の理念 基本方針をもとに 下記の初期臨床研修の理念 基本方針を実践するために必要な要項を定めるものである 2. 初期臨床研修の理念 基本方針 ( 理念 ) (1) 社会人としての規律を守り 医師として思いやりのある人格を涵養する (2) プライマリ ケアに必要な幅広い診療能力を修得する (3) チーム医療の一員として 安全 安心 満足の得られる患者中心の良質な全人的医療を実践する ( 基本方針 ) 国民が要請する医師を育成するために (1) 臨床研修には 協力型臨床研修病院を含むすべての病院職員が参画する (2) 医療安全と指導体制を充実させて 研修医の身分を保証し 労働条件の改善に努め 臨床研修の効率を高める (3) 行動目標 経験目標の達成状況を把握し 臨床研修目標を完遂させるべく指導する (4) 研修医の医療行為には 基本的に指導医が指示 監督し その責任を負う (5) 第三者による評価を受け 検証を行うことにより 臨床研修病院としての更なる質の向上に努める 3. 研修の種別 期間 (1) 当院における研修は 医師法 歯科医師法第 16 条の2 第 1 項に準拠し 研修を受ける者は医師国家試験 歯科医師国家試験に合格し 医師 歯科医師免許を有する者でなければならない (2) 研修期間は原則 2 年間とする 4. 組織 運営 (1) 臨床研修を円滑に運営し効果を挙げるために研修管理委員会 ( 以下 委員会 という ) を設置し その下部組織として研修指導部会 ( 以下 指導

部会 という ) をおく 診療部には 臨床研修センター ( 以下 研修センター という ) を設置しその詳細は別に定める (2) 委員会は初期臨床研修のプログラムの立案 作成 管理 運営及び研修医の採用 中断 修了の評価等の 臨床研修の統括管理を行う (3) 指導部会は プログラムの運営 管理 各診療科間の調整 変更などの研修に関する事項を審議する (4) 研修センターは 研修に関する事務並びに実務全般を総括する (5) 研修医は 研修センターの所属とする 5. プログラム責任者 副プログラム責任者 (1) 臨床研修プログラムを統括するプログラム責任者を置く (2) プログラム責任者は プログラム責任者養成講習会を受講した者の中から院長が任命する (3) プログラム責任者は研修プログラムの企画立案及び実施の管理を行い 研修医ごとに目標達成状況を把握し 総ての研修医が目標を達成できるように指導する研修責任を負う (4) 必要に応じプログラム責任者の業務を補佐する副プログラム責任者を置くことができる 6. 研修実施責任者 (1) 協力型臨床研修病院又は臨床研修協力施設において 当該施設における臨床研修を管理する者として研修実施責任者を置く (2) 研修実施責任者は委員会の構成員となる 7. 臨床研修指導医 臨床研修上級医 臨床研修指導者 研修医の臨床指導を行うため 各診療科においては臨床研修指導医 ( 以下 指導医 という ) 臨床研修上級医( 以下 上級医 という ) 各部門においては臨床研修指導者 ( 以下 指導者 という ) を置く (1) 指導医 1) 指導医は 7 年以上の臨床経験のある医師で 原則として厚生労働省認定の臨床研修指導医講習会を受講している者とする 2) 指導医は 研修医による診断 治療行為とその結果について直接の責任を負う また指導内容を診療記録に記載し 研修医の記載内容を確認し署名しなければならない 3) 指導医は 担当する分野における研修において 研修医の研修目標が

達成できるよう指導する 研修終了後に研修医の評価をプログラム責任者に報告する 4) 指導医は 研修医の身体的 精神的変化を観察し問題の早期発見に努め 必要な対策を講じる 5) 指導医が不在になる場合には 指導医の臨床経験に相当する医師を代理として指名する (2) 上級医 1) 上級医は 研修医を指導する指導医を補佐する 2) 上級医は 2 年以上の臨床経験を有する医師 歯科医師で 指導医の管理の下 臨床の現場で研修医の指導にあたる 3) 上級医は 指導内容を診療記録に記載し 研修医の診断 治療 記録など全般を監査する (3) 指導者 1) 指導者は 薬剤部 医療技術部 看護部など 医師以外の職種から選任された研修管理委員会の委員及び研修センターの構成員を充てる 2) 指導者は研修医を評価しプログラム責任者に報告する 8. 指導体制 (1) 研修医は単独で患者を受け持つことはできない 上級医 指導医監督のもとで診療する (2) 上級医の上に 指導医 診療科所属長が位置づけられ屋根瓦方式の指導体制とする 9. 研修の申し込み 選考 採用 中断 (1) 申し込み研修希望者は下記の書類を添えて所定の期日までに病院に提出しなければならない ア 当院指定の研修願書イ 卒業証明書または卒業見込み証明書ウ 大学成績証明書 (2) 選考 1) 選考は面接及び書類審査に基づき あらかじめ定められた選考基準により実施する 2) 面接を担当する選考者は 医師以外の職種を含め院長が指名する

3) 選考結果に基づき 院長の承認を得て医師臨床研修協議会 歯科医師臨床研修協議会 ( 以下協議会という ) の実施する研修医マッチングに登録する (3) 採用 1) 研修医の採用は 面接 書類審査による選考結果および研修医マッチングの結果を受け 院長が決定し受験者に通知する 2) マッチ者が採用予定人数に満たない場合は 協議会のルールに従って二次募集を実施する 3) 研修医として採用された者は 誓約書 ( 別紙様式 1) を所定の期日までに院長に提出しなければならない (4) 研修の中断と再開 1) 委員会は 医師としての適性を欠く場合 病気 出産など療養で研修医として研修継続が困難と認めた場合 その時点での当該研修医の研修評価を行い 院長に報告する 2) 院長は1) の評価或いは研修医自らの中断申し出を受け 臨床研修を中断をすることができる 3) 研修医の臨床研修を中断した場合 院長は速やかに当該研修医に対し法令に基づき 臨床研修中断証 ( 医師法 歯科医師法 16 条の2 第一項 ) を交付する 4) 中断した研修医の臨床研修を当院で再開希望ある時は 中断内容を考慮し可否を決定する また再開の場合はその内容を考慮した研修を行う 5) 臨床研修を中断した研修医は 希望する研修病院に臨床研修中断証を添えて 研修の再開を申し込むことができる 10. 評価 判定 修了 進路 (1) 研修医が2 年間の研修を終了したとき 委員会において研修医の評価を行い 研修修了基準を満たしたと判定された時 院長に報告し臨床研修修了証 ( 別紙様式 2) を交付する (2) 委員会で修了基準を満たしていないと判定された場合は院長に報告し 未修了と判定した研修医に対してその理由を説明し 臨床研修未修了証を交付しなければならない (3) 未修了とした研修医は 原則として引き続き同一の研修プログラムで研修を継続することとし 委員会は修了基準を満たすための履習計画書を厚

生労働省に送付しなければならない (4) 研修医は 研修修了後の後期臨床研修先を自由に選択する権利がある 当院で引き続き研修を希望する場合は 後期臨床研修採用の院内規定に従う 11. 研修終了の評価法 修了基準 (1) プログラム責任者は 研修医ごとの臨床研修目標の達成結果を委員会に報告する (2) 委員会は下記の修了基準に照らし修了認定の可否判定をする (3) 以下の修了基準が満たされた時 臨床研修修了と認定する 1) 研修実施期間ア 研修期間 (2 年間 ) を通じた研修休止期間が 90 日以内 イ 研修休止の理由は 妊娠 出産 育児 傷病等の正当な事象 2) 臨床研修の到達目標達成度ア 厚生労働省が示す 臨床研修の到達目標 のうち総ての必須項目達成イ 総てのレポート提出 3) 臨床医としての適性の評価ア 安心 安全な医療の提供ができる イ 法令 規則を遵守できる ウ 医療人としての適性に問題がない 12. 研修の方法 期間 レクチャー (1) 医科研修医 1) 原則として 一年次は内科系 24 週 ( 糖尿病 腎臓内科 血液内科 神経内科 消化器科 循環器科 呼吸器科をそれぞれ4 週 ) 外科 8 週 救命救急センター 麻酔科 小児科をそれぞれ4 週 第 2 小児科 整形外科 脳神経外科 胸部外科をそれぞれ2 週 形成外科 泌尿器科 放射線科 皮膚科 頭頸部 耳鼻いんこう科 眼科をそれぞれ1 週研修する 2) 原則として 二年次は産婦人科 4 週 救命救急センター 2 週 精神科 ( 協力型臨床研修病院 )2 週 地域医療 ( 協力型臨床研修病院 )4 週に加えて約 7ヶ月間の選択科目を研修する

(2) 歯科研修医 1) 歯科口腔外科のプログラムで研修する 2) 麻酔科 救命救急センターでの研修はガイドラインに準じて実施する 3) 一年次から二年次前半にかけて医科診療科を可能な限り全科研修する 4) 二年次に麻酔科を3ヶ月以上 口腔外科を6ヶ月以上研修する (3) 選択科目の選択及び期間 1) 選択科目は一年次研修中に決定し指導部会の承認を得る 2) 選択科目や期間の変更は指導部会に申し出て承認を得る (4) 講義 実習への参加研修医は次に掲げる各実習 講義などに主体的に参加しなければならない ア 臨床病理検討会 (CPC) 及び救急症例カンファレンスに症例を呈示し発表する イ 基本研修 春期特別講座 ( 各診療科のプライマリ ケアの実習 講義 ) ウ 超音波 検査 CT 読影 検体検査等の実習エ 病診連携カンファレンスオ 各診療科で行われる検討会 抄読会 研究会 又は地域医学会に積極的に出席し討議に参加する 13. 研修医の当直勤務 (1) 研修医 ( 歯科研修医除く ) は研修開始から初年次の5 月連休期間まで 当直医 上級医の指導のもと当直研修をする その後 研修医当直 として正式に当直勤務に入る (2) 当直は原則として週に1 回を超えないものとする (3) 研修医当直勤務に関する諸規定は別に定める (4) 宿直明けは 原則として休務とする 14. 研修医代表者 (1) 研修医は各年次毎に代表者及び副代表者を置く (2) 代表者は研修医間で互選し任期は2 年とする (3) 代表者は研修医の出席が求められている各種委員会 (19. 参照 ) について 研修医間の調整をして 出席させなければならない

15. 研修医の身分 所属 (1) 研修医の身分 1) 研修医の身分は常勤嘱託医とし 1 年の期限を区切り雇用する 特に事情が無い限り2 年次も継続雇用する 2) 研修期間中は大垣市職員に関する就業規則に準ずるものとし また協力型臨床研修病院での研修においても同様である (2) 研修医の所属研修医は 研修センター所属とし研修医に関する全般の管理は研修センターが行う 16. 研修医の処遇 (1) 給与等 : 1)1 年次は大垣市職員の給与に関する条例医療職給料表 (1)1 級 25 号給にあたる額を 2 年次は大垣市職員の給与に関する条例医療職給料表 (1)1 級 29 号給にあたる額を支給する 2) 諸手当 : 扶養手当 住居手当 通勤手当 時間外勤務手当 宿日直手当 期末手当 勤勉手当を支給する 額については一般職員に準ずる (2) 勤務時間 : 8 時 30 分 ~17 時 15 分 ( 時間外勤務有り ) (3) 休暇 : 1) 年次有給暇は1 月 1 日から 12 月 31 日までの期間に 20 日 ( 採用日から年末までの月数に応じた日数 ) 夏期休暇 忌引き休暇等の特別休暇あり 2) 当院各診療科ローテーション研修中は各診療科所属長が 協力型臨床研修中はその研修実施責任者が休暇を許諾し 時間外勤務及び出張命令をする (4) 宿舎 : 医師独身寮有り ( 男性用のみ ) 入寮は希望者のみとする 入寮者は寮長の指示及び寮規則を守らなければならない (5) 社会保険 : 公的医療保険 = 政府管掌健康保険 公的年金保険 = 厚生年金保険 (6) 労働保険 : 一年次 = 労働者災害補償保険法 二年次 = 地方公務員災害補償法

(7) 健康管理 : 1) 労働安全衛生法に基づき実施が義務づけられている定期健康診断 2) 当院が必要と認める検査 予防接種等 (8) 医師賠償責任保険 : 個人加入 ( 任意 ) (9) 外部研修活動 : 学会 研究会等の参加可 内容によって旅費補助有り (10) アルバイト : 研修期間中のアルバイトは総て禁止する 17. 研修中の相談 心のケア (1) 研修中の悩み 相談は研修センターで対応する (2) 研修センターは 相談を受けるだけでなく 働きかける努力を行う (3) 指導医 指導者 実施責任者 上級医は研修医の身体的 精神的変化を注意深く観察し 問題を早期発見し研修センターに報告する (4) 研修センターは 必要に応じ プログラム責任者 研修センター長 指導医 精神科医師からなるサポート体制を起動する (5) 相談内容についての守秘を厳格に運用する 18. 研修医が行える医療行為 責任 守秘義務等 (1) 研修医は 指導医の指示監督の下 別に定める医療行為に関する基準に基づき診療を行う (2) 前項に基づいて実施した研修医の医療行為に伴い生じた事故等の責は 総て当院が負う (3) 研修医は職務上知り得た秘密を漏らしてはならない またその職を退いた後も同様である ( 守秘義務 ) 19. 委員会等への出席 研修医の中から次に掲げる委員会の委員を選出し 出席しなければならない ア 研修管理委員会イ 研修指導部会ウ 院内感染防止委員会エ 医療安全管理委員会オ その他院長 各委員長が必要と認めた委員会

20. 病院行事への参加 研修医は次に掲げる病院行事には可能な限り参加しなければならない ア 院内連絡協議会イ 医療安全講習会ウ 院内感染防止対策講習会エ その他病院行事 講習会 講演会 21. 研修記録の保管 閲覧 (1) 研修医に関する以下の個人基本情報 研修情報は 研修修了日 ( 中断日 ) から5 年間は研修センターにおいて保管する ア 氏名 医籍番号 生年月日イ 研修開始 修了 中断年月日ウ 研修プログラム名エ 研修施設名 ( 含協力病院 ) オ 臨床研修内容と研修評価カ 中断理由 (2)EPOC による評価記録は EPOC のサーバーに保管される 附則 この規定は 平成 22 年 5 月 25 日から施行する