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デジタルを活かした Sensing Solution ビジネスの短期立ち上げ アジェンダ 1. リコーについて 2. デジタル化への取り組み 3. デジタル化に必要なこと 4. 支える仕組み 5. まとめ 谷口竜 株式会社リコーオフィスサービス事業本部ワークプレイスソリューションセンターサーピスプラットフォーム開発室 2017 年 12 月 7 日 Oracle CloudWorld Tokyo

2 1. リコーについて

リコーグループの概要 3 株式会社リコー設立 :1936 年 2 月 6 日資本金 :135,364 百万円代表取締役社長執行役員 : 山下良則本社事業所 : 東京都中央区銀座 8-13-1 リコーグループの概要グループ企業数 :226 社グループ従業員数 :105,613 名 ( 国内 :35,490 名 海外 :70,123 名 ) 連結売上高 :20,288 億円 ( 国内 :37.8% 海外 :62.2%) * グループ企業数は ( 株 ) リコーを除く 2017 年 3 月 31 日現在 ( 連結売上高は 2017 年 3 月期 ) リコーグループ販売会社による展開地域代理店による展開地域 *2015 年 9 月現在

4 2. デジタル化への取り組み

リコーの デジタル化 への取り組み 5 リコーの デジタル化 への取り組みについてのコンセプト ビデオをご覧ください

EMPOWERING DIGITAL WORKPLACES 6 人々の はたらく をよりスマートに リコーは さまざまなワークプレイスの変革をテクノロジーとサービスのイノベーションでお客様とともに実現します

センシングソリューション 7 狙い デジタル を使ってお客様の できなかった を できる に変える お客様をデジタル ビジネスに転身させる どうやって 様々なヒト モノを簡易にネットワーク化する事で 位置情報を中心とした各種センシングデータを可視化 分析し 高い安全性と現場の効率化を実現

B to B 例 : 病院向けソリューション 8 期待できる効果 例えば 1. 患者様の在室状況がわかり 訪問 回診が効率的です 2. 医療スタッフの居場所が分かり 状況に応じて適切なタイミングで連絡ができます また人数の減る夜勤もスタッフの居場所が直ぐに分かり 応援を求められるので安心です 3. 医療機器を簡単に探せるので 患者を待たせず 診察時間も短縮できます 提供サービス 院内の位置表示 データ集計 可視化 動線 滞留時間 ヒートマップ 患者様 医療スタッフ 医療機器の所在位置を色分け分類してリアルタイムでフロアマップ上に表示します 収集した動線データを集計し 患者様 医療スタッフの動線 ヒートマップ 滞留時間 移動距離の可視化ができます

B to B 例 : 病院向けソリューション 9

B2B2C 例 : スマートコムシティ R ヒト 街 コト を情報でつなげ活性化させ 人に寄り添う 誘う 動かす 物語が始まる街 人々の想像力の中にあるマーケティング視点を起点とした情報インフラを超えたInnovation Infrastructure. それが 私たちの提案する スマートコムシティ です 株式会社スマートコムラボラトリーズ リコー オリコム 豊田通商 ネクスティエレクトロニクス ニッポン放送 エムコミ システムズ 情報配信 ナビゲーションシステムのプラットフォーム 10 ビーコンなど複数のデバイスを搭載したデジタルサイネージ 音楽配信 GPS 広告枠販売 屋内位置情報システム 電子マネー決済 地下街 / 屋内

11 3. デジタル化へ必要なこと

デジタル化への課題 12 価値提供するスピードと変化を受け入れる柔軟性が必要 従来のビジネスと新規ビジネスの市場 商品特性の違い 従来の製造業のビジネス 成熟市場 大量生産 コモディティ化 商品認知度高い デジタル化への転進 ( 新規ビジネス ) 未成熟市場 有用性は不透明で価値探索の段階 お客様の見方 提供側の対応 1. 未成熟市場お客様も解を探しながら新しいビジネスにチャレンジ 2. 形のない財 ( コト 効用 ) 自分達のビジネスに適した使途と有効性の説明を期待 1. お客様のチャレンジを後押しできるスピードで動く 2. お客様の課題を分析 考察し ビジネスを成功させるためのソリューション提案を改善しながら 繰り返し行う

エンタープライズ IT の違い 13 デジタル化 へ迅速に対応するため これまでとは違い ビジネス部門自らが仕組み ( プロセス システム ) を構築 エンタープライズ IT 業務が明確で 効率化が中心 タイムリーなシステム構築は困難 デジタル化 ( 新規ビジネス ) 要求は不明確で お客様も解を探している 価値提供のスピードと柔軟性が必要 顧客 要求を受け ビジネス企画 ビジネス部門 ビジネスで達成したいことを依頼 業務部門 顧客 お客様の課題を分析 考察し ビジネスを成功させるためのソリューション提案を改善しながら 繰り返し行う ビジネス部門 ビジネスを受け業務設計し システム化を依頼 IT 部門 IT ベンダーと協力し システム構築 IT ベンダー 業務部門 /IT 部門 ビジネス部門で先行して実践し 共通の仕組みを展開 IT ベンダー ビジネスの成長に合わせ システム化 ( パッケージを選定 )

ソリューション提供に必要な仕組み 14 1 2 3 自社サービスとパートナーサービスと連携し ソリューションを作り お客様へ提供 情報を一元管理した基盤を使い 導入から運用までの各プロセスを実行 強固なセキュリティを維持するためのポリシーや認証基盤 お客様 サービス提供 問い合わせ 導入 パートナーサービス 電子カルテ 等 センシングソリューション 問い合わせインシデント情報 / 問題管理情報セキュリティ情報 サービス連携 API サービス連携 API センシングソリューション Platform Amazon Web Service 1 認証基盤 3 契約情報プロジェクト実行情報 サービスクオリティマネジメント基盤 2 セキュリティポリシー

支える仕組みに Oracle Cloud を採用 15 Oracle Cloud を採用した理由 パッケージ (SaaS) で支える仕組みをワンストップで構築可能 事業の成長に合わせて SaaS を拡張可能 お客様 サービス提供 問い合わせ 導入 パートナーサービス 電子カルテ 等 センシングソリューション 問い合わせインシデント管理セキュリティ管理 サービス連携 API サービス連携 API 認証基盤 契約管理プロジェクト管理 センシングソリューション Platform サービスクオリティマネジメント基盤 Amazon Web Service セキュリティポリシー

16 4. 支える仕組み 1 サービスクオリティマネジメント基盤

サービスクオリティマネジメント (SQM) 基盤 17 SQM 基盤で情報を一元管理し 各サービス管理プロセスを実行することで お客様に提供するサービスの品質を管理 維持 改善する SQM とは : 顧客満足度を構成する要素 ( 導入対応から サービス提供 障害 トラブル対応 等 ) を管理し 維持 改善していくこと お客様 問い合わせ 導入 システム運用セキュリティ運用 サービスデスク プロジェクトメンバー 業務運用 インシデント情報 問題管理情報 問合せ情報 セキュリティ情報 プロジェクト実行情報 契約情報 顧客情報商品構成情報資産情報 SQM 基盤

SQM 基盤構築の背景 18 次のような問題が起こることを避けるため 業務毎に情報が分散していることにより 人的ミスによる品質の低下や非効率な業務が発生する お客様への対応がばらばらになり 信頼が低下する 事業が大きくなってからでは解決は困難になる 事業立上げ 個別に業務を設計し 個別に最適なシステムを選択する 開拓 お客様を開拓していくことで 問題 ( 改善ポイント ) が見えてくる プロセス システムを改善していく カスタマイズしていく 成熟 問題は大きくなり 統合 ( システム プロセス ) を試みる しかし 莫大な費用 期間がかかる 場合によっては断念する

Oracle ERP Cloud を選んだ理由 19 素早く立上げ 事業の成長とともに拡張していくことができる 事業の成長に合わせて 拡張していくことができる 新規事業でも導入できる マスター情報の管理からプロジェクト管理 会計 調達など 拡張していくことができる IT 部門が非基盤事業向けのERPとして既に採用している 素早く立上げ可能 必要な機能がパッケージ化されている 必要な機能はパッケージ化されており 開発は無く 設定のみ 他の Oracle Cloud とも容易に連携できる

Oracle Cloud を活用し実現したこと 20 デジタルビジネス時代に適した 仕組み ( プロセス 基盤 ) の構築 スピード 世の中標準をベースに SaaS に合わせてプロセスを構築し 3ヶ月で立ち上げ 優先度の高いプロセスから構築し 素早くサービスへ適用 柔軟性 サービスを提供しながら 事業の成長に合わせて対象のプロセスを拡大 パッケージの機能をそのまま使っているので変化に対応できる 継続的改善が可能

21 4. 支える仕組み 2 セキュリティ ( 認証基盤 )

セキュリティ 22 取り巻く環境の変化 セキュリティは常に重要だが より複雑になり対応は難しい デジタル化 によって あらゆるものがネットワーク化 ビジネスの領域が オフィスから現場 社会へ拡大 ターゲットのお客様が ビジネスユーザとパーソナルユーザの両方へ拡大 ソリューションを1 社で作るのは難しく 複数社でつながり 作る必要がある パブリッククラウドを利用する環境が整った クラウドの ID 管理とセキュリティ対策 社内外問わず お客様 管理者の認証 認可を一元管理する 同時にお客様 管理者へ高い利便性も提供する 常に最新のセキュリティを提供する 素早く立ち上げ 価値提供する

ID 管理のありたい姿 23 お客様 管理者 ( 社内外問わず ) の認証 認可を一元管理する セキュリティを確保した上で 様々なサービス提供形態に対応できる 既に持っているアカウントを利用し 様々なサービスを利用できるようにする ユーザ お客様ビジネスユーザパーソナルユーザ 管理者リコーパートナー SAML OpenIDConnect OAuth2 Social API Key Active Directory RESTful API Federation Single Sign-on お客様利用のサービス Amazon Web Service サービスマネジメントツール お客様サービスのアカウント 企業管理のアカウント 既存の IAM システム

Oracle IDCS を選んだ理由 24 Oracle IDCS(*) は全てをセキュアに 便利に 簡単につなげることができる お客様 管理者 ( 社内外問わず ) の認証 認可を一元管理できる 既に持っているアカウントを利用し 様々なサービスを利用できる * IDCS: Identity Cloud Service ユーザ お客様ビジネスユーザパーソナルユーザ 管理者リコーパートナー SAML OpenIDConnect OAuth2 Social API Key Oracle IDCS Active Directory RESTful API Federation Single Sign-on お客様利用のサービス Amazon Web Service IDCS の設定はたった数時間 お客様サービスのアカウント 企業管理のアカウント サービスマネジメントツール 既存の IAM システム

25 5. まとめ

まとめ 26 デジタル化 へ必要なこと 価値提供するスピードと 変化を受け入れる柔軟性が必要 Oracle Cloud を採用し 実現したこと デジタルビジネス時代に適した仕組み ( プロセス 基盤 ) の構築 世の中標準をベースに SaaS に合わせてプロセスを構築し 早期立ち上げ 素早く価値提供する サービスを提供しながら 事業の成長に合わせて対象のプロセスを拡大 継続的に改善 常に最新の技術を取り入れる 高い品質のソリューションを提供する