環境アセスメントの実施について

Similar documents
環境アセスメントの実施について

計画処理量と施設規模 3 市の人口は平成 34 年度まで増加しますが ごみの減量により 不燃ごみ 粗大ごみ は 稼働開始予定年度の平成 32 年度が最もごみ量が多くなります ごみ量 ( t / 年 ) 10,000 9,000 8,000 7,000 6,000 5,000 4,000 3,000

12年~16年

福井県建設リサイクルガイドライン 第 1. 目的資源の有効な利用の確保および建設副産物の適正な処理を図るためには 建設資材の開発 製造から土木構造物や建築物等の設計 建設資材の選択 分別解体等を含む建設工事の施工 建設廃棄物の廃棄等に至る各段階において 建設副産物の排出の抑制 建設資材の再使用および

<4D F736F F F696E74202D2082B282DD8F88979D8E7B90DD90AE94F58AEE967B8D5C917A81698A C5816A202D E >

24 ごみ減量分野様式 2 ごみゼロをめざすまち 分野目標 1 ごみゼロ都市 なかの を実現するために 区民 事業者 区が連携して3Rの取組みを進め ごみの排出量が減少するまちをめざす 2 循環型社会を実現するために 資源の再使用 再生利用などの資源の有効利用が広がっているまちをめざす 成果指標 区

小平・村山・大和衛生組合 資源物中間処理施設について

目 次 1 計画策定の意義 1 2 基本的方向 2 3 計画期間 2 4 対象品目 各年度における容器包装廃棄物の排出量の見込み 4 6 容器包装廃棄物の排出の抑制の促進するための方策に 関する事項 5 7 分別収集をするものとした容器包装廃棄物の種類及び当該容器 包装廃棄物の収集に係る

新ごみ処理施設の整備に向けた 施設整備の基本方針 資料 施設整備の基本方針 ( 案 ) (1) 施設整備の目的泉佐野市田尻町清掃施設組合 ( 以下 本組合 という ) 及び熊取町では 泉佐野市 田尻町及び熊取町から発生する一般廃棄物 ( ごみ及びし尿処理汚泥 ) を泉佐野市田尻町清掃施

岸和田市分別収集計画

〔表紙〕

目 次. 計画策定の意義 2. 基本的方針 3. 計画期間 4. 対象品目 5. 各年度における容器包装廃棄物の排出量見込み ( 第 8 条第 2 項第 号 ) 2 6. 容器包装廃棄物の排出の抑制のための方策に関する事項 ( 第 8 条第 2 項第 2 号 ) 3 7. 分別収集をするものとした容

資料 3 1 ごみ減量化についての課題分析 1) 原因の抽出 課題 : どうして 家庭ごみの排出量が減らないのか? ごみが 減らな い原因 1 使い捨て製品やすぐにごみになるものが身の回りに多い 2ごみを減らしたり リサイクルについての情報が少ない 3 分別収集しているごみの品目が少なく 資源化が十

第 4 回審議会 資料 4 H ごみ減量 資源化の目標について 1. 現行計画の目標達成状況と今後の予測 (1) 現行計画の目標達成状況現行計画の数値目標の内, 家庭系ごみ原単位目標は平成 29(2017) 年度の時点で既に平成 34(2022) 年度目標を達成しています 低下傾向にあ

計画の策定にあたって 本計画は 廃棄物の処理及び清掃に関する法律 第 6 条第 1 項の規定される網走市における一般廃棄物処理に関する基本計画です 網走市では 平成 4 年に策定した基本計画に基づき ごみの減量化の推進 リサイクルセンターや最終処分場を整備するとともに 平成 16 年度にはごみ処理の


Microsoft Word 尾張東部基本計画.docx

図 ごみの減量化方策及び資源化方策の検討の進め方 2 市民 事業者 行政の役割資料 2-2 に示したとおり 今後のごみ処理においては ごみの減量化 資源化の推進が重要となり これらを実現するためには 各主体がそれぞれの役割を認識し 相互に協力しながら取り組む体制を整備する必要があります

はじめに.indd

川口市環境基本計画 .indb

ごみ焼却施設の用地設定

1. 実施事業ごとにみた検証 検討 再構築にあたっては ごみ処理基本計画 ( 中間見直し ) に記載される実施事業ごとに実効性等を踏まえ (1) スケジュールの修正を要する実施事業 (2) 達成状況により目標値を改める実施事業 (3) 新たに取り組む実施事業 の 3 つに分け検証等を行いました (1

PowerPoint プレゼンテーション

新座市分別収集計画

(4) 対象区域 基本方針の対象区域は市街化調整区域全体とし 都市計画マスタープランにおいて田園都市ゾーン及び公園 緑地ゾーンとして位置付けられている区域を基本とします 対象区域図 市街化調整区域 2 資料 : 八潮市都市計画マスタープラン 土地利用方針図

資料1:地球温暖化対策基本法案(環境大臣案の概要)

設備立体図 リデュース 発生 排出抑制 リユース 再利用 1次熟成槽 リサイクル 予備混合機 再生利用 再資源化 発酵槽 生ごみ混合機 事務所 生ごみ混合機 機械設備 最大処理能力 設備概要 生ごみ 1 000kg 日 剪定枝 1 250kg 日 生ごみ混合機 1 軸混合型 2 670kg 日 発

1 計画策定の意義 私たちが暮らす現代社会は これまで快適で潤いのある生活環境を築くため 大量生産 大量消費 大量廃棄という使い捨てのライフスタイルを恒常化させてきた それに伴い排出される廃棄物は 多様化 増大化を続けたため 処理場や処分場の確保は次第に困難になり 廃棄物処理を取り巻く環境は厳しくな


<8EE597768E7B8DF481458F64935F D834F EA DC A2E786C7378>


答申

Microsoft PowerPoint - H27清掃部(市民説明会第2段)1114.pptx

ツールへのデータ入力前にすべきこと 一般廃棄物処理に係るフロー図を作成 < 収集 : 直営 > < 直接搬入 > 粗大ごみ **t <A 破砕施設 : 直営 > <D 最終処分場 > 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 粗大ごみ **t 燃やすごみ **t アルミ缶 **t スチール缶 **t びん

<4D F736F F D2090C290588CA C8E8682C696DA8E9F2E646F63>

目標を達成するための指標 第 4 章計画における環境施策 一般廃棄物焼却量 ( 家庭 事業所 ) ごみ 資源物の総排出量 平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (2003 年度 ) に比べ 30% 削減平成 27 年度 (2015 年度 ) までに平成 15 年度 (200

< 目次 > 飯山市の今後のごみ減量施策のあり方について答申 1 諮問書 ( 写し ) 6 答申資料編 7

朝日町分別収集計画

常磐町内会説明会 会議要旨

第1 機構・組織・人員及び予算


(1) 住民は有料化をどう考えているか 循環型社会の形成に関する世論調査 ( 内閣府平成 13 年 ) ごみ問題にどの程度関心があるか 非常に関心がある (32) ある程度関心がある (58) あまり関心がない (8) まったく関心がない わからない (2) ごみの有料化 に対してどのように思うか

設 機能の見直しハード面の効率化財源確保1-3. 再配置パターン ( 手法 ) の考え方 再配置計画の検討に向けて 公共施設の再配置を う場合の基本的なパターン ( 手法 ) について整理し それらの効果についても確認していきます 施設の再配置にあたっては 厳しい財政状況の中 人口が減少傾向にあるこ



【資料2】答申概要(案)

目 次 1 本書の位置付け 落札者決定の手順 落札者の決定... 5

家庭ごみ有料化制度の 導入是非の検討について

<4D F736F F D A838E738CF68BA48D488E968AC28BAB947A97B68E77906A E646F63>

資料 4 平成 26 年報告書に提言された取組のうち 回収率目標達成アクションプラン以外の取組状況について 平成 29 年 12 月 4 日 経 済 産 業 省 環 境 省


資料 1 整備用地の候補地絞り込み条件について ( 案 ) 1. 基本的な考え方 整備用地の候補地選定にあたっては 環境面や経済面など様々な観点から 客観性 合理性 妥当性がある選定条件を採用する必要があります 基本計画検討委員会では 整備用地の選定基準などの候補地を絞り込むための選定条件について検

平成 27 年度一般廃棄物処理等の概要 出典 : 一般廃棄物処理事業実態調査 < 平成 27 年度実績 > ( 環境省大臣官房廃棄物 リサイクル対策部廃棄物対策課 )

目次 建設副産物適正処理推進要綱...3 第 1 章 総則... 3 第 1 目的... 3 第 2 適用範囲... 3 第 3 用語の定義... 3 第 4 基本方針... 4 第 5 関係者の基本的責務... 4 第 2 章 計画の作成等... 4 第 6 発注者による計画の作成 条件明示等..

Microsoft Word - H180119コンパクトシティ説明用_仙台市_.doc

<88EA94CA94708AFC95A82882B282DD298F88979D8AEE967B8C7689E62E786477>

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

1 経過及び趣旨平成 20 年 3 月に策定された 湘南東ブロックごみ処理広域化実施計画 の基本方針として リサイクル推進型 +バイオガス利用 ( 残渣焼却 ) 最終処分場負荷軽減型 のごみ処理システムの構築があり バイオガス化施設導入の調査 検討を進めてきました バイオガス化施設導入の検証にあたっ

2

東北ゴム株式会社本社工場の公害防止に関する協定書

バイオ燃料

平成 18 年 11 月 6 日 龍ケ崎市長串田武久殿 龍ケ崎市廃棄物減量等推進審議会 会長古井恒 家庭系ごみ有料化に係る基本方針について ( 答申 ) 平成 18 年 2 月 16 日付け龍環第 99 号で諮問のあった龍ケ崎市の家庭系ごみ有料化に 係る基本方針である 循環型社会の形成に向けて 家庭

資料2 紙類の判断の基準等の設定に係る検討経緯について

このような周辺状況の変化に対応し 諸課題の解決を図るべく 基本法及び第三次循環型社会形成推進基本計画に沿って 廃棄物処理法やリサイクルの推進に係る諸法等に基づく制度の適切な実施と相まって 改めて大量生産 大量消費 大量廃棄型の従来の社会の在り方や国民のライフスタイルを見直し 社会における高度な物質循

目次 はじめに 1 ごみ減量化の取り組みについて 1 (1) 再資源化の推進 1 (2) 生ごみの減量化 堆肥化 2 (3) 事業系ごみの減量 2 (4) 環境教育 2 2 ごみの有料化の意義 3 (1) ごみ減量とリサイクル推進 3 (2) ごみ問題への意識向上と処理費用の負担の公平化 3 3 ご

<4D F736F F D204E4F AEE967B95FB906A8C8892E820955C8E FC92E894C5816A2E646F63>

1 貴重な自然環境を継承するため 保全活動に取り組みます 指標目標の推移 指標目標 米代川やきみまち阪 風の松原などの豊かな自然を他に誇れると思う市民の割合 ( 市民意識調査 ) 松くい虫被害量 計画策定目標値 H20 年度 H21 年度 H22 年度 H23 年度 H24 年度 H19 年度 (H

第6章 その他ごみ処理に関し必要な事項

目 次 Ⅰ 平成 28 年度事業計画 ( 総括 ) 1 基本方針 1 2 重点項目 1 Ⅱ 事業計画 1 調査啓発事業 2 2 不燃用プリペイド袋リサイクル事業 4 3 資源化事業 剪定枝等処理事業 びん 缶 ペットボトル選別事業 施設管理受託事業 7 (1) ご

北部大阪都市計画彩都地区計画 ( 案 ) 北部大阪都市計画彩都地区計画を 次のとおり変更する 1. 地区計画の方針 名称彩都地区計画 位 置 茨木市大字粟生岩阪 大字宿久庄 大字清水 大字佐保 大字泉原 大字千提寺 大字大岩 大字福井 大字大門寺 大字生保 大字安威 山手台一丁目 山手台三丁目 山手

計画書

News Release 2014 年 3 月 24 日 伊丹市と新関西国際空港株式会社が 伊丹市域におけるまちづくりの推進 について合意 伊丹市と新関西国際空港株式会社は 伊丹市域の生活環境の改善 地域コミュニティの再生等を図るためのまちづくりを連携して推進するため 2014 年 3 月 24 日

A. 1 管理責任者に変更がない場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者の住所 氏名 電話番号及び管理責任者に変更がない旨お知らせ下さい 2 管理責任者に変更がある場合書面で ( 書式はありません ) 速やかに所有者変更の旨お知らせいただき 30 日以内に 管理責任者選任届 を提出して下

(Microsoft Word - \201\2403-1\223y\222n\227\230\227p\201i\215\317\201j.doc)


スライド 1

1

参考資料3(第1回検討会資料3)

1

事項を札幌市と契約候補者で協議し 仕様の調整を行う また 本業務の受託者は 業務に伴う費用の支払い等を含め 下記項目に係る業務全般を行うこととする (1) 運営団体へのアンケート調査及びヒアリング調査市内で子ども食堂等を運営している団体に対してアンケート調査を実施し 本市における子ども食堂等の開設状

Taro-睦木電機の環境方針

2 採用する受注者選定方式の検討について廃棄物処理施設整備事業で一般的に採用されている受注者選定方式は表 -2のとおりです 受注者選定方式の検討に際しての論点を下記に整理しましたので 採用する受注者選定方式について審議をお願いいたします 本施設に求められる5つの整備基本方針に合致した施設の整備運営に

RIBC66MO_20446.pdf

項目ご意見等の概要部会の考え方 ( 案 ) 1 操業中及び猶予中の工場等における土壌汚染状況調査 有害物質使用届出施設等の廃止後の土壌汚染状況調査が実施されておらず かつ 調査の猶予を受けていない土地についても 土地の利用履歴等の報告や土壌汚染状況調査の対象とする規定を設けるべきである 有害物質使用

城陽市ごみ処理基本計画 ( 概要版 ) 城陽市


<4D F736F F F696E74202D B4917C E7396AF90E096BE89EF816A8DC58F492E B93C782DD8EE682E890EA97705D>

調査時点工事の終了後とする 調査期間調査地点調査手法5.2 生物の生育 生息基盤 5.2 生物の生育 生息基盤 (1) 東京 2020 大会の大会開催前 1) は 表 に示すとおりである 区分 予測条件の状況 表 ( 東京 2020 大会の開催前 ) 生物 生態系の賦存地の改

目次 はじめに 1 ごみ減量化の取り組みについて 1 (1) 再資源化の推進 1 (2) 生ごみの減量化 堆肥化 2 (3) 事業系ごみの減量 2 (4) 環境教育 2 2 ごみ有料化の意義 3 (1) ごみ減量とリサイクル推進 3 (2) ごみ問題への意識向上と処理費用負担の公平化 3 3 ごみ有

Microsoft Word - 整備基本計画0319[1]

1

資料2 佐賀市のごみの現状と施策(佐賀市資料)

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx


(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

Microsoft Word - 特記例

⑴ 申請書 ( 様式第 1 号 ) ⑵ 位置図 ( 1 / 1 0, ~1/ 5 0, 程度 ) ⑶ 平面図 ( 1 / ~1/ 1,0 0 0 程度で設備の配置等が分かるもの ) ⑷ 地番図, 土地の権利関係書類 ( 自社用地 : 公図及び登記簿の写し, 借地

表紙1_4

Ⅰ 家庭ごみ有料化の目的                                                         

寺島木工株式会社事業概要 商号 代表者 創業 所在地 連絡先 環境管理責任者 担当者 事業内容 取扱商品 機械設備 資本金 従業員数 主要取引銀行 主な納品先 所属組合 敷地面積 建築面積 寺島木工株式会社 代表取締役社長寺島秀雄 昭和 22 年 3 月 31 日 本社 : 工場

Transcription:

資料 3 3 市共同資源化事業基本構想 ( 案 ) について 小平市東大和市武蔵村山市小平 村山 大和衛生組合

はじめに 3 市共同資源化事業基本構想は 平成 33 年度のごみの焼却施設の更新を視野に入れ ソフト面では 廃棄物の減量施策や 3 市の資源化基準の統一 ハード面では 3 市共同資源物処理施設の新設と粗大ごみ処理施設の更新を内容とする3 市共同資源化事業の全体像を示すものです 今後 この構想に基づき 3 市と組合は循環型社会の形成に向けた取組を 共同で推進していきます 1

基本構想策定にあたって (1) 構想策定の目的 1 3 市共同資源化事業の枠組の明確化 2 減量化 資源化施策の方向性の明示 3 施設整備の基本的事項のとりまとめ (2) 基本方針 1 循環型社会の形成推進 2 計画的な施設整備 3 環境負荷の低減 2

3 市共同の資源化に向けて <3 市の共通施策 > 施策 1 3 市共同による 3R 施策の推進 循環型社会を目指して資源化基準の統一を図るとともに 3 市地域が協調し ごみ減量化施策の強化 拡充を図ります 施策 2 安定した資源の循環的利用の促進 新たに 3 市共同資源物処理施設を整備し 容リプラ及びペットボトルの安定的な資源化を推進します 施策 3 ごみ処理施設の計画的更新 3 市地域のごみ処理システムを 循環型社会にふさわしいシステムに変革するため 3 市共同資源物処理施設と併せて 老朽化 旧式化した粗大ごみ処理施設及びごみ焼却施設を一体的 総合的に検討し更新するための事務に着手します 3

3R 施策の推進 (1) 発生 排出抑制 環境学習機能を有する施設の整備 出前説明会等を実施する組織の検討 (2) 事業系ごみ対策 より効果の高い制度等に向けた見直しを検討 (3) 資源化の推進 1 資源化基準の統一 容リプラ及びペットボトルの資源化 資源化基準の統一等 2 集団 店頭回収の拡充 3 市全域での連携による効果的な施策 事業の検討 実施 (4) 自主的なごみ減量に対する支援 ごみ減量を実践する団体等への支援の充実 活動の場の提供 4

今後のごみ処理の方向性 3 市共同資源物処理施設 不燃 粗大ごみ処理施設 ごみ焼却施設の整備について 一体的 総合的に検討し 合理的な施設として計画的に整備し 発生するごみの適正処理の推進に努めることとします 3 市地域の資源化基準の統一 3 市共同資源物処理施設の整備 施設整備 3 市地域の資源化基準 分別区分の統一によるごみ量 ごみ質の変化 不燃 粗大ごみ処理施設の整備 上記を踏まえたうえで検討 施設整備によるごみ量 ごみ質の変化 ごみ焼却施設の整備 上記 2 施設の整備を踏まえたうえで検討 5

3 市共同資源物処理施設 整備スケジュール 容リプラ ペットボトル 平成 29~30 年度工事 平成 31 年度稼働予定 施設規模 容リプラ受入ピット ペットボトル受入ピット 24t/ 日 ( 容リプラ :17t/ 日 ペットボトル :7t/ 日 ) 容リプラ受入ホッパ ペットボトル受入ホッパ 整備用地 東大和市暫定リサイクル施設用地 破袋機 破袋 除袋機 基本処理フロー 右図 容リプラ手選別コンベヤ ペットボトル手選別コンベヤ プラザ ( 環境啓発 ) 機能 地域防災や地域交流の拠点としての機能等を備えた 地域の利便につながる施設として 整備内容を検討し 配置します 容リプラ圧縮梱包機 容リプラ成型品ヤード 異 物 ペットボトル圧縮梱包機 ペットボトル成型品ヤード 6

ごみの分別区分 収集方法の統一 (1) 収集方式 一致した方式 ( 各戸 ステーション ) の採用に向けた検討継続 (2) 資源物の分別区分 容リプラとペットボトルは 独立の収集区分 (3) 収集 ( 回収 ) 容器 施設の稼働時期に合わせて袋収集 (4) 収集運搬体制 搬入車両台数の平準化のため 3 市全域を対象に新たな地区割を検討 7

ごみ処理施設の計画的更新 (1) 不燃 粗大ごみ処理施設 スケジュール 施設規模 整備用地 平成 32 年度の稼働を目指して整備する計画とする 38t/ 日と設定する 小平市清掃事務所用地 基本処理フロー平成 27 年度に策定する ( 仮称 ) 不燃 粗大ごみ処理施設基本計画 において定める (2) ごみ焼却施設 検討事務への着手 3 市共同資源物処理施設の整備及び不燃 粗大ごみ処理施設の更新事業と連携し 今後の更新の方向を取りまとめた提案図書の作成に着手します また 市民意見等を考慮しつつ組織市と組合の協議において施設の姿や機能 更新スケジュールを検討します 整備用地の検討組合現有用地を基本として検討します また 搬入道路の交通安全 搬入 搬出車両の円滑な走行の確保に向けた検討をしていきます 8

事業スケジュール ( 案 ) 項目 3 市共同資源物処理施設 不燃 粗大ごみ処理施設 調査 計画 建設工事 年 度 1. 地域計画作成 2. 生活環境影響調査 3. 施設整備実施計画作成 4. 測量 地質調査 5. 地歴調査 土壌調査 6. 工事発注準備 7. 施設工事入札事務 8. 仮契約 本契約 9. 設計期間 10. 新施設建設工事 11. 施設稼働 調査 計画 建設工事 1. 施設整備基本計画作成 2. 生活環境影響調査 3. 測量 地質調査 4. 土壌調査 5. 工事発注準備 6. 施設工事入札事務 7. 仮契約 本契約 8. 設計期間 9. 新施設建設工事 10. 施設稼働 平成 26 年度平成 27 年度平成 28 年度平成 29 年度平成 30 年度平成 31 年度平成 32 年度 9

3 市共同資源物処理施設整備基本計画 3 市共同資源物処理施設は 3 市の将来にわたる廃棄物処理を安定的に実施するため また 不燃 粗大ごみ処理施設の整備 今後のごみ焼却施設の更新という喫緊の課題に取り組んでいくために 3 市のごみ処理の枠組みの中で重要な位置づけにあり 市民生活に必要不可欠な施設として3 市が共同して整備を進める施設です 10

計画の概要 < 計画の概要 > 施設名称 :3 市共同資源物処理施設 処理方式 : 手選別 圧縮梱包 処理能力 :24t/ 日 建築面積 : 約 2,500 m2 延床面積 : 約 4,900 m2 建物高さ : 約 24m 構造 : 地上 3 階構造 ( 地下ピット有り ) 操業時間 : 午前 8 時 ~ 午後 5 時 ( 月 ~ 金曜日 ) 緑化面積 : 屋上部約 560 m2地上部約 550 m2 11

配置 動線計画 計量機 ( トラックスケール ) は建物の奥側に配置 搬出ヤード ( 資源物の搬出 ) 工場棟 資源物の受入や選別 圧縮 梱包 搬出作業は全て施設内で実施 搬入車両 ( 一日当たり ) 2t パッカー車 64 台程度 搬出車両 ( 一日当たり ) 10t ウイング車 3 台程度 4t パッカー車 4 台程度 プラットホーム ( 資源物の搬入 ) 12

プラザ機能等 再生工房や環境学習機能等のプラザ機能として 工房スペース 啓発展示スペース 自由スペース等を設け 市民が集い学べる機能を有し 環境に関する市民活動の拠点となる施設づくりを目指します 機能内容フリー展示 提供市民団体が開催するフリーマーケットの場を提供します マーケット 情報提供 学習 地域活動 コミュニティ形成の支援 リサイクル体験 教室 イベント 講演会 イベント 地域活動 リサイクル意識の啓発 普及という観点から 修理技術や再利用技術を市民に体験してもらいます 修理技術等を持った人材を活用して リフォーム教室 や リサイクル教室 などを実施します 環境学習に関する講演会や各種イベントに使用します 施設見学者に対して施設の説明を行います 地域活動やグループ活動の打合せ 会議等に利用できます 環境 資源やリサイクルについての関心や理解を高めるために講演会や各種イベントを開催する場を提供します 環境 資源やリサイクルに関心を持つグループ 団体の活動のための会合 会議の場を提供します 13

環境保全計画 (1) 公害防止基準等の設定施設では 施設の稼働に伴う環境負荷を低減するため 関係法令を順守するだけでなく これら規制等の適用を受けない項目についても自主管理基準を設け 環境保全に努めます (2) 環境保全対策設定した公害防止基準等を順守するため 水質 ( 排水 ) 対策 騒音 振動対策 悪臭対策に万全を期します また 揮発性有機化合物 (VOC) 対策としては 吸着方式 ( 活性炭等 ) と酸化分解方式 ( 光触媒等 ) を効果的に組み合わせた除去設備を設置します これらの除去設備により 揮発性有機化合物 (VOC) を周辺環境に影響を与えない濃度とします 14

建設 運営計画 (1) 周辺環境対策整備用地 ( 東大和市暫定リサイクル施設用地 ) 周辺は マンション等が建設されており住宅地となっていることから 施設の建設にあたっては 周辺環境と調和した施設整備に努めるものとします また 環境負荷の低減 地球温暖化対策を行い 下記のとおり周辺環境に配慮した施設計画を実施します 敷地内緑化 屋上緑化 自然エネルギーの活用 消費電力の低減 操業に伴う騒音 振動 光害対策 臭気及び VOC( 揮発性有機化合物 ) 対策 搬入路対策 (2) 財源計画施設の建設に係る概算建設費は 類似施設の施設規模 t あたりの平均単価及び環境対策経費を考慮し 1,320,000 千円と設定しました 15