Microsoft PowerPoint - 【資料4-3】経済産業省② .ppt

Similar documents
電気用品の製品事故について 電気用品安全法セミナー資料 ( 平成 30 年 11 月 26 日 : 広島合同庁舎 ) ( 独 ) 製品評価技術基盤機構中国支所 1


消費者庁同時発表 平成 29 年 1 月 24 日 パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコールが行われます ( 製品交換 設置 ) パナソニックエコシステムズ株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入し パナソニック株式会社 ( 法

News Release 安全とあなたの未来を支えます 1 / 年 6 月 27 日 NIT E ( ナイト ) 独立行政法人製品評価技術基盤機構製品安全センター ( 東京 ) エアコン 扇風機の事故にご注意ください ~ 関東甲信越における事故を中心に ~ 1. 関東甲信越地方のエアコ

特定個人情報の取扱いに関する管理規程 ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 特定個人情報の漏えい 滅失及び毀損の防止その他の適切な管理のための措置を講ずるに当たり遵守すべき行為及び判断等の基準その他必要な事項を定めるものとする ( 定義 ) 第 2 条 この規定における用語の意義は 江戸川区個人情報保

帳簿一覧 フローチャート 品質の確保に関するフローチャート 苦情処理フローチャート 不具合及び回収に関するフローチャート 設置管理医療機器の取扱に関するフローチャート 記録書式 管理者の継続的研修受講状況記録票 品質等点検表 苦情処理記録票 不具合等に関する報告書 回収処理記録票 教育訓練実施記録票

<90528DB88EBF96E2955B2E786C73>

製品事故の情報収集 調査 分析 公表 消費生活用製品安全法等に基づき 消費者が使用する工業製品に関する事故の情報を収集し 原因を究明 その結果を公表 情報提供し 事故の再発 未然防止に貢献 製造事業者 輸入事業者 消防 警察 消費生活センター等 重大製品事故 非重大製品事故 重大製品事故 / 非重大

消費者庁同時発表 平成 30 年 3 月 28 日 パナソニック株式会社が製造したノートパソコンのリコールが行われます ( 対策ソフトウェアの配信 ) パナソニック株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したノートパソコンについて 当該製品から出火し 当該製品及び周辺を焼損する

<4D F736F F D208DBB939C97DE8FEE95F18CB48D EA98EE58D7393AE8C7689E6816A2E646F63>

平成 30 年 7 月 6 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプターに関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は

子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案要綱

< F2D F8E968CCC95F18D C83582E6A7464>

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機を使用中 当該製品を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 原因を調査中です 2 当該製品のリコール ( 無償製品交

6. 特記事項三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ) が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について三菱重工業株式会社 ( 現三菱重工サーマルシステムズ株式会社 ( 法人番号 : )) が製造したエアコンを

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

PowerPoint プレゼンテーション

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 29 年 2 月 14 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり扇風機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1. ガ

p

管理区分 非管理版 文書番号 PMS-007 制定年月日 改訂年月日 改訂番号 1 購入希望の場合は P マークの取得及び更新に必須となる文書のサンプルです ページ最後の購入方法をご確認ください 修正可能なワードファイルで提供して

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

平成 30 年 4 月 3 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり空気圧縮機に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以降参照 ) 1.

令和元年 7 月 30 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプター ( ノートパソコン として公表 ) 空気清浄機 エアコンに関す

( 経済産業省と同時公表 ) 平成 29 年 1 月 24 日 消費生活用製品の新規リコール情報 ( 扇風機 ) の公表 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコー

令和元年 7 月 26 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありノートパソコン用 AC アダプター ( ノートパソコン として公表 ) に関する事故 ( リコール

図 12 HACCP の導入状況 ( 販売金額規模別 ) < 食品販売金額規模別 > 5,000 万円未満 ,000 万円 ~1 億円未満 億円 ~3 億円未満

14個人情報の取扱いに関する規程

一般社団法人北海道町内会連合会定款変更(案)


8. 内部監査部門を設置し 当社グループのコンプライアンスの状況 業務の適正性に関する内部監査を実施する 内部監査部門はその結果を 適宜 監査等委員会及び代表取締役社長に報告するものとする 9. 当社グループの財務報告の適正性の確保に向けた内部統制体制を整備 構築する 10. 取締役及び執行役員は

<4D F736F F D B4C8ED294AD955C8E9197BF E894A8AFA8B7982D191E495978AFA82C982A882AF82E996688DD091D490A882CC8BAD89BB82C982C282A282C4816A48502E646F63>

イ -3 ( 法令等へ抵触するおそれが高い分野の法令遵守 ) サービスの態様に応じて 抵触のおそれが高い法令 ( 業法 税法 著作権法等 ) を特に明示して遵守させること イ -4 ( 公序良俗違反行為の禁止 ) 公序良俗に反する行為を禁止すること イ利用規約等 利用規約 / 契約書 イ -5 (

日商協規程集

PowerPoint プレゼンテーション

Microsoft Word - ○指針改正版(101111).doc

Microsoft Word  QA(日本年金機構への不正アクセス)

<4D F736F F D208B8F91EE89EE8CEC93998C5F96F18F912E646F63>

Microsoft Word - 素案の概要

<4D F736F F D2090AC89CA95A887458F8A974C8ED282AA95A CC8FEA8D8782CC97AA8EAE91E38EB78D732E646F6378>

食肉製品の高度化基準 一般社団法人日本食肉加工協会 平成 10 年 10 月 7 日作成 平成 26 年 6 月 19 日最終変更 1 製造過程の管理の高度化の目標事業者は 食肉製品の製造過程にコーデックスガイドラインに示された7 原則 12 手順に沿ったHACCPを適用して製造過程の管理の高度化を

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

電線社 伸銅社 添付資料 1 の通り 添付資料 2 の通り 2. 今後の対応方針当社は 去る 10 月 30 日付で 本件に係る対策本部 ( 本部長 : 小野副社長執行役員 ) を設置して対応を進めております 今後も引き続き 両社の問題について できる限り早期に問題の解決が図られるよう 当社が主導的

個人情報保護規程例 本文

特定個人情報の取扱いの対応について

6. 特記事項 (1) 東芝キヤリア株式会社が製造したエアコンについて ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について東芝キヤリア株式会社 ( 法人番号 : ) が製造したエアコンを使用中 当該製品を焼損し 周辺を汚損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現

指針に関する Q&A 1 指針の内容について 2 その他 1( 特許を受ける権利の帰属について ) 3 その他 2( 相当の利益を受ける権利について ) <1 指針の内容について> ( 主体 ) Q1 公的研究機関や病院については 指針のどの項目を参照すればよいですか A1 公的研究機関や病院に限ら

Microsoft PowerPoint - 参考資料2

令和元年 5 月 14 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありバッテリー ( リチウムイオン 電動リール用 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について

平成 30 年 9 月 21 日 消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項ありエアコン ( 室外機 ) に関する事故 ( リコール対象製品 ) について ( 詳細は次頁以

1

医療事故防止対策に関するワーキング・グループにおいて、下記の点につき協議検討する

Microsoft Word - 円滑化開示資料目次.doc

Microsoft Word - 作成手引き(回収、報告)

3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品から出火するが発生し 当該製品を焼損しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 25 年 3 月 22 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 1. ガス機器 石油機器に関する事故 2 件 ( うち開放式ガス瞬間湯沸器 (LP ガス用 )1 件 石

MR通信H22年1月号

はじめてのマイナンバーガイドライン(事業者編)

日商PC検定用マイナンバー_参考資料

4.7.4 プロセスのインプットおよびアウトプット (1) プロセスへのインプット情報 インプット情報 作成者 承認者 備 考 1 開発に関するお客様から お客様 - の提示資料 2 開発に関する当社収集資 リーダ - 料 3 プロジェクト計画 完了報 リーダ マネージャ 告書 ( 暫定計画 ) 4

2 センターは 前項の届出を受理したときは 当該利用者の設定を解除するものとする ( 設定票等の再発行 ) 第 7 条利用者は センターが交付した Web-EDI 機能利用情報の書類の再交付を申請するときは 様式 WE-04 号 Web-EDI 機能利用証等再交付申込書 に必要事項を記載して センタ

卵及び卵製品の高度化基準

1

<4D F736F F D2088E396F BB91A28BC EF C8EA695DB8AC78BE695AA816A C826F8AEE8F808F918EE88F878F B2E646F63>

2. 各検討課題に関する論点 (1) 費用対効果評価の活用方法 費用対効果評価の活用方法について これまでの保険給付の考え方等の観点も含め どう考 えるか (2) 対象品目の選定基準 1 費用対効果評価の対象とする品目の範囲 選択基準 医療保険財政への影響度等の観点から 対象となる品目の要件をどう設

4 研修について考慮する事項 1. 研修の対象者 a. 職種横断的な研修か 限定した職種への研修か b. 部署 部門を横断する研修か 部署及び部門別か c. 職種別の研修か 2. 研修内容とプログラム a. 研修の企画においては 対象者や研修内容に応じて開催時刻を考慮する b. 全員への周知が必要な

事業概要 事業概要 確認日 1. 事業概要の把握 従業員数 操業日数 操業時間 約 名 約 日 午前 時 ~ 午後 時 製造銘柄数 製造数量( 単位をそれぞれ選択 ) 約 銘柄 月産 kg 日産 約 トン 組織図 工場全体図 設備リスト 帳簿書類リスト 製品リスト 別添 1 組織 体制図のとおり別添

<4D F736F F D E518D6C C A95CA93595F8CC2906C8FEE95F182CC8EE688B595FB906A816982D082C88C60816A2E646F6378>

JICA 事業評価ガイドライン ( 第 2 版 ) 独立行政法人国際協力機構 評価部 2014 年 5 月 1

Microsoft Word - 4-2”©„Èfi_„�Ł\.doc

<4D F736F F D E817A8AEE916295D22D979A97F082C882B >

Taro-~ jtd

マイナンバー対策セミナー(実践編) 「マイナンバー対策マニュアル」を利用した具体的な対策方法について

スライド 1

愛知県アルコール健康障害対策推進計画 の概要 Ⅰ はじめに 1 計画策定の趣旨酒類は私たちの生活に豊かさと潤いを与える一方で 多量の飲酒 未成年者や妊婦の飲酒等の不適切な飲酒は アルコール健康障害の原因となる アルコール健康障害は 本人の健康問題だけでなく 家族への深刻な影響や飲酒運転 自殺等の重大

特定個人情報保護評価書 ( 基礎項目評価書 ) 評価書番号評価書名 23 国民年金関係事務基礎項目評価書 個人のプライバシー等の権利利益の保護の宣言 甲府市は 国民年金関係事務における特定個人情報ファイルの取扱いにあたり 特定個人情報ファイルの取扱いが個人のプライバシー等の権利利益に影響を及ぼしかね

本人に対して自身の個人情報が取得されていることを認識させるために 防犯カメラを設置し 撮影した顔画像やそこから得られた顔認証データを防犯目的で利用する際に講じることが望ましい措置の内容を明確化するため 更新しました ( 個人情報 ) Q 防犯目的のために 万引き 窃盗等の犯罪行為や迷惑行

6. 特記事項 (1) アイリスオーヤマ株式会社が輸入した除湿機について ( 管理番号 :A ) 1 事故事象について火災警報器が鳴動したため確認すると アイリスオーヤマ株式会社 ( 法人番号 : ) が輸入した除湿機及び周辺を焼損する火災が発生していました

PowerPoint Presentation

日本医療情報学会

<4D F736F F D CF6955C817A95BD90AC E937891E6348E6C94BC8AFA82CC8F578C768C8B89CA95F18D908F912E646F6378>

6. 特記事項 (1) ダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機について ( 管理番号 A ) 1 事故事象についてダイキン工業株式会社が輸入した空気清浄機及び周辺を焼損する火災が発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが 当該製品の除湿エレメント ( 空気中の水分を吸着させ

個人情報保護規程

氏名等の特定の個人を識別することができる情報は記載しないこと 4. 発生年月発生年月についてな場合は と記載すること 5. 発覚年月漏えい事案等の事故が発覚した年月を記載すること 6. 漏えい等した情報の内容漏えいした情報の種類 内容及びその数 ( 機微 ( センシティブ ) 情報を含む場合は その

医療安全管理指針

なお 電線社は 一般財団法人日本品質保証機構 ( 以下 日本品質保証機構 ) により 2018 年 2 月 2 日付で ISO 9001 及び JIS Q 9100 の取消し措置を受けました 2) 伸銅社お客様のご協力をいただきながら安全性の確認を進めております 2018 年 2 月 7 日現在の進

個人情報の取り扱いについて TaoTao 株式会社 ( 以下 当社 という ) は お客様が安心して当社のサービスをご利用いただけるよう 個人情報保護方針に基づき お客様の個人情報 個人番号 特定個人情報 ( 以下 ここではすべてを総称し 個人情報 といいます ) のお取扱いに細心の注意を払っており

個人情報の保護に関する規程(案)

◎ エラーメッセージ 画面別 対応一覧表 ◎

Microsoft Word リリース案(最終).docx

6. 特記事項 (1) 株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジについて ( 管理番号 A ) 1 事故事象について株式会社千石が輸入し 岩谷産業株式会社が販売した電子レンジを使用中 当該製品を焼損するが発生しました 当該事故の原因は 現在 調査中ですが ドアの開閉

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

1 アルゼンチン産業財産権庁 (INPI) への特許審査ハイウェイ試行プログラム (PPH) 申請に 係る要件及び手続 Ⅰ. 背景 上記組織の代表者は

規制の事前評価の実施に関するガイドライン(素案)

消費生活用製品の重大製品事故に係る公表について 平成 28 年 4 月 8 日 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について 以下のとおり公表します 特記事項あり石油ストーブ ( 開放式 ) テレビ ( ブラウン管型 ) に関する事故 ( リコール対象製品

Microsoft Word - 【案1】登録認証機関立入要領改正通知(Ver )

request_excel_pdf用.xls

2コアメンバー会議の開催時期コアメンバー会議は 事実確認調査で得られた情報や相談 通報内容に基づき 緊急性を判断し 緊急性が高いと判断される事例については 早急に開催します 3 協議内容 虐待の事実認定情報の内容により虐待の事実の有無の判断を行います 情報の内容虐待の事実の有無の判断 高齢者の権利を

医薬品たるコンビネーション製品の不具合報告等に関する Q&A [ 用いた略語 ] 法 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律 ( 昭和 35 年法律第 145 号 ) 施行規則 : 医薬品 医療機器等の品質 有効性及び安全性の確保等に関する法律施行規則 ( 昭和 36 年

Taro-再製造単回使用医療機器基準

Transcription:

リコールの定義 リコール 広義にとらえ消費生活用製品による事故の発生及び拡大の可能性を最小限にするための事業者による対応をいう 具体的には 1 消費者に対するリスクについての適切な情報提供 2 類似事故未然防止のために必要な使用上の注意等の情報提供を含む消費者への注意喚起 3 流通及び販売段階からの回収 4 消費者の保有する製品の交換 改修 ( 点検 修理 部品の交換等 ) 又は引取りを実施すること

リコールハンドブックの概要 1( 日頃からの取り組み ) 1. 経営方針にリコールを含む製品安全確保を経営上の重要課題として明示すること 2. 経営トップがリコールに背を向けない姿勢を社内外に示すこと 3. 製品事故等の情報やリコール実施の事実を消費者に公表すること 4. リコールのためのマニュアルをあらかじめ作っておくこと 5. 幅広い情報源から事故 クレーム情報を積極的に収集する体制を整備すること

リコールハンドブックの概要 2( 事故等への速やかな対応 ) 1. 事実関係の把握すべての情報の確認を待つのではなく 判明している情報を整理し 経営トップに報告し 国又は NITE に速やかに報告すること 2. リコール実施の判断欠陥かどうかは必須の判断要素ではなく 消費者の利益を第一にと考え対応すること 3. リコールの実施 (1) 情報提供方法の決定情報提供すべき対象者に特定できない者が含まれていることを忘れずに 効果的な媒体を複数採用すること (2) 関係機関への報告従業員 関係取引先 行政機関等にリコール実施を報告すること

事故の内容 状況の整理 ⅰ 事故内容の確認 情報の入手元 発生状況 ( いつ どこで だれが なにを どうした なぜ ) 消費者からの事故及び苦情申合せ内容に基づき 製品側からの検証 申し出製品の製造及び検査工程での異常発生の有無の調整 現時点における被害の状況及び被害者への対処状況 関連する問い合わせ クレームの状況 ⅱ 法律に基づき事故内容を主務大臣に報告 報告義務の課せられた重大製品事故 ( 死亡 重傷病事故 後遺障害事故 一酸化炭素中毒 火災 ) であるか確認 報告内容 ( 事故発生日 被害の概要 事故内容 事故への対応 製品の名称 機種 型式 製造 輸入 販売数 事故発生を知った日 ) について速やかに確認 事故の発生を知った日から 1 0 日以内に報告 ⅲ 重大製品事故以外の場合は N I T E に報告 事故につながる可能性のある不具合情報も含めて N I TE に報告 ⅳ 過去の同様事故及びクレーム情報 ( 内容 件数等 ) の整理 ⅴ 事故の多発可能性や拡大可能性の検討 ⅵ 原因の推測 ⅶ 関連事業者の状況等の確認 流通又は販売事業者への対応状況 部品納入業者等の関係企業における対応状況 ⅷ 関係当事者間の責任分担関係の確認 検討 i x 賠償措置の対応の確認 P L 保険の適用の有無 ⅹ 原因究明の実施体制の検討 x i 法的な責任等の確認 製造物責任法 民法上の責任の有無 警察 消防等による事情聴取の有無 行政機関等への報告義務の有無

事故の発生を予見させる欠陥等の兆候に関する情報の整理及び結果の予測 ⅰ 情報の入手元の確認 ⅱ N I T E に対する報告を提出 ⅲ 過去の同様情報及びクレーム情報 ( 内容 件数等 ) の整理 ⅳ 予測される事故内容の検討 内容 重大度 対象者 多発可能性や拡大可能性 ⅴ 原因の推測 ⅵ 関連事業者への影響等の予測 流通又は販売事業者への対応 部品納入業者等の関係企業における対応 ⅶ 関係当事者間の責任分担関係の検討 ⅷ 賠償措置の対応の確認 P L 保険の適用の有無 ⅸ 原因究明の実施体制の検討 ⅹ 法的な責任等の予測 製造物責任法上の責任の有無 警察 消防等による事情聴取の有無 行政機関等への報告義務の有無

リコールの場合の判断要素

リコールプランの内容 1 目的事故の未然防止と再発防止を最大目標とします 2リコールの種類実施するリコールの種類 ( 回収 交換 改修 ( 部品の交換 修理 適切な者による直接訪問での修理又は点検を含む ) 引取り) を決定します 3 対象製品対象製品 ( 品名 型番 ロット番号 シリアル番号等 ) が何であり どこにある製品か ( 流通 販売店 消費者のもと等 ) を明確にします 4 具体的な目標リコール対象数 リコール実施期間等を決定します 5 責任母体誰が責任者であり どのような組織が対策本部又は同等の作業グループとなるか またどのような活動を行うかを決定します 6 情報提供方法 (1) 緊急記者会見を行うか否かを決定します (2) 社告等の情報提供方法 ( 媒体の決定 時期 内容等 ) を決定します (3) 進捗状況情報の社内外に対する透明性ある開示方法を決定します 7 被害者への対応方針 (1) 既に被害が発生している場合には 当該被害者への救済方法を含めた対応方針及び対応方法を速やかに決定します (2) まだ被害は発生していない場合には 被害を予測して 被害者への対応方針及び対応方法を検討します 8 関係機関への報告又は調整 9 社内への情報伝達従業員全体が製品事故対応に関して共通の認識が持てるような情報伝達方法を決定します 10 原因究明原因究明の結果 実施状況 ( 実施機関 時間的目標等 ) 原因が部品供給会社等の関連会社等の製品にある場合は どこまで掘り下げて究明するか等を決定します 11 関係者からの意見聴取法的な責任の有無を確認するとともに 業界全体への影響 将来的な信用や風評への対応等について 弁護士等の専門家に意見を聞き 前向きに対応していく姿勢を明確にします 12 再発防止対策方法の決定設計 生産計画の見直し 実施等の計画を明確にします 13リコール実施状況の評価及び見直し体制の明確化

社告の基本事項 1 会社名 - 製品 - リコールの種類 2 リコールに至る経緯と危険性の有無 生じる危険の種類 性質 ( 欠落 発熱 発火 感電など ) 生じる被害の程度 ( 人体への影響 重大性など ) 3 リコールの内容 リコールの種類例. 引取り ( 返金 ) ( 部品の ) 交換 修理 点検等 回収 という表現だけでは 交換 か 引取り ( 返金 ) かが不明確であり 適切ではありません 使用の中止 消費者への依頼内容例. ご連絡ください 販売店までお持ちください 送付先まで料金着払いにてご返送ください 簡潔な謝辞例. ご迷惑 ( + ご不便 ご心配など ) をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます 4 製品の識別方法 名称 型番 シリアル番号 ( ロット番号 ) 製品の型番及びシリアル番号 ( ロット番号 ) がどこに どのように表示されているか ( イラストや写真による説明 ) その他 製品を限定する情報例. 製造又は輸入時期 販売期間 地域性を含む販路等 5 連絡先 連絡先名 ( 返送を依頼する場合は送付先名 住所 ) 電話番号 ( フリーダイヤルが基本 ) 連絡可能曜日及び時間帯 その他必要な連絡又は問い合わせ先 方法等例. 電話番号 ファクス番号 メールアドレス ホームページアドレス 6 日付 7 住所 8 会社名

社告 広告のポイント 社告 広告は 限られたスペースで必要なポイントをいかに効率的にまとめるかが重要です 1 何を知らせるのか ( 目的 ) 製品の回収 部品交換など 2 誰に知らせるのか ( 対象者 ) 製品購入者など 3 何が起きたのか ( 事実関係 ) 欠落 発熱などの不具合など 4 どういうことが起きるのか ( 人体への影響 重大性など ) 発火による火災 破裂による火傷など 5 どういう対応をするのか ( 具体的な行動 ) 交換返金 部品交換など 6 どうしてそうなったのか ( 原因 できれば記述 ) 製造過程での異物混入など 7 これからどうするのか ( 改善のための取組み ) 品質管理の強化など 8 お詫び 望ましい広告の例

リコールハンドブックの概要 3( フォローアップ ) 1. 進捗状況の評価と修正 定期的な検証とその結果に基づくリコール内容の修正をすること 長期に亘るフォローアップ体制を維持すること 2. 行政機関への経過報告リコールの進捗状況について 行政機関に定期的に報告すること 3. 製品安全体制へのフィードバックリコール原因を踏まえた製品の改良やリコール実施の経験を経営方針や社員教育見直しへのフィードバックに活かすこと

諸外国との事故情報交換スキーム ( 米国 ) 米国消費者製品安全委員会 (CPSC-Consumer Product Safety Commission) *1973 年に消費者製品に関連する死傷事故から国民を保護するために設立された独立政府機関 平成 18 年 11 月 29 日に 経済産業省 ( 及び NITE) と CPSC との間で 以下について 二国間協力に合意 製品重大事故のリスク評価 製品テスト 主要なリコール事例 法 規則等の施行状況に関する情報交換 両国の政府関係者のトレーニングプログラムの共同開発 政府関係者 専門家の人的交流 これまで平成 19 年 5 月 11 月に日米協議を開催 11 月 20 日にノード委員長代行との間で行われた協議では リチウム蓄電池等のグローバルなリコール等を踏まえ リコール情報に関し 相手国にも輸出されている場合には早期に相互に通知することを確認したところ 来年 2 月に次回実施することに合意

諸外国との事故情報交換スキーム ( 中国 ) 中国国家質量監督検験検疫総局 (AQSIQ) 平成 19 年 4 月 12 日に 甘利経済産業大臣と李総局長との間で以下の二国間協力に合意 法制度 事故 リコール情報等に関する情報交換 専門家交流 トレーニングプログラム等の相互交流 これまで平成 19 年 5 月に第一回協議を実施 また 本年 9 月に中国から日本に輸出されるガス機器の安全性の認証のため 財団法人日本ガス機器検査協会と天津検疫局との間で 共同で検査機関を承認するとともに 技術研修を実施する等を含む提携意向書を調印