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TSRマネジメントレポート2014表紙

(3) その他 全日制高校進学率の向上を図るため 更に公私で全体として進学率が向上するよう工夫する そのための基本的な考え方として 定員協議における公私の役割 を次のとおり確認する 公立 の役割: 生徒一人ひとりの希望と適性に応じて 多様な選択ができるよう 幅広い進路先としての役割を担い 県民ニーズ

自己点検・評価表

組織目標シート 平成 28 年度 部局 教育委員会事務局局長吉田久芳 1. 部局の使命 児童 生徒一人ひとりを大切にし 豊かな人間性と人間関係を築く力を育むとともに 自ら学び考え行動する子どもの育成を図る学校教育を推進する 市民生活が豊かで活力のあるものになるよう 市民が生涯を通して学習し学び続ける

1. はじめに 本格的な地方分権の時代を迎え 市民に最も身近な地方自治体は 市民ニーズに応じた政策を自ら意志決定し それを自己責任の下に実行することがこれまで以上に求められており 地方自治体の果たすべき役割や地方自治体に寄せられる期待は ますます大きくなっています このような市民からの期待に応えるた

Ⅲ 目指すべき姿 特別支援教育推進の基本方針を受けて 小中学校 高等学校 特別支援学校などそれぞれの場面で 具体的な取組において目指すべき姿のイメージを示します 1 小中学校普通学級 1 小中学校普通学級の目指すべき姿 支援体制 多様な学びの場 特別支援教室の有効活用 1チームによる支援校内委員会を

1.(1) 名古屋美容専門学校教育理念 美容に必要な基礎教育と専門的実践教育を行い 豊かな知性と誠実な心を持ち 社会に貢献できる人材を育成する (2) 名古屋美容専門学校学則 第 1 章総 則 ( 目的 ) 第 3 条本校は 教育基本法の精神に則り 学校教育法に従い 美容に必要な基礎教育と専門的実践

お客様への約束 1. 安全の確保を最優先とします - 安全確保を最優先に 全てにおいて万全のコンディションでお客様をお迎えします 2. お客様の時間を大切にします - 欠航 遅延は最小限にします - やむを得ない場合は代替の移動手段の確保に努め お客様にご迷惑をおかけしないよう全力を尽くします -

副学長 教学担当 中村 久美 新しい大学づくりに向けた教育の展開 巻頭言 2012年6月に文部科学省が公表した 大学改革実行プラン は 激動の社会における大学機能の再構築を掲げています 教学に関し ては ①学生の主体的な学びの創出や学修時間の拡大化をはじめと する大学教育の質的転換 ②グローバル化に

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第 1 部第 3 章特別支援教育推進計画 ( 第二期 ) の基本理念と施策の方向性 1 東京都特別支援教育推進計画 ( 第二期 ) の基本理念東京都特別支援教育推進計画 ( 前計画 ) の基本理念発達障害を含む障害のある幼児 児童 生徒の一人一人の能力を最大限に伸長するため 乳幼児期から学校卒業後ま

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資料4-4 新しい時代の教育や地方創生の実現に向けた学校と地域の連携・協働の在り方と今後の推進方策について 審議のまとめ(参考資料)

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政策評価書3-3(4)

施策の体系 本目標3 地域力と行政の連携がつくる人と地球に優しいまち179

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平成 29 年度事業計画書 目次 Ⅰ. 明星学苑が目指すもの 1. 建学の精神 教育方針 校訓 明星学苑がこれからも変わらず目指すもの 1 2. 各校の教育目標 1 3. 各校の教育内容と教育方法 2 Ⅱ. 明星学苑全体の事業計画の概要 1. 建学の精神とその実現 3 2. 明星学苑の基本方針 3

公益財団法人和歌山市文化スポーツ振興財団 ( 財団法人和歌山市都市整備公社から名称変更 ) 経営健全化 ( 自立化推進 ) 計画 ( 平成 22 年度 ~ 平成 25 年度 ) 取組結果報告 取組結果報告における各取組の最終進捗結果の説明区分基準 A ほぼ予定どおり 若しくは予定以上に進んだ B 取

目 次 平成 29 年度島根県公立高校入試の改善方針について 1 Ⅰ 改善方針の概要 2 1 基本的な考え方 2 改善方針の内容 3 実施の時期 Ⅱ 選抜制度の具体的内容 3 1 選抜の機会 2 検査の時期 3 選抜資料 学力検査 3-2 個人調査報告書 3-3 面接 3-4 その他の資

参考資料 校区別小中連携 一貫教育スケジュール表

. 実施方法 公表学校関係者評価の実施については 平成 8 年度に行われた 自己点検評価 を学校関係者評価委員の皆さまにご確認いただき 自己点検評価の各項目に対するご意見と評価を取りまとめました また 評価結果については 今後の各校における教育活動や学生指導等 学校運営の改善に活かすとともに教育水準

平成18年度標準調査票

1

2. 項目の達成及び取組状況 (1) 教育理念 目標 項目 ( = 適切 :4 ほぼ適切 :3 やや不適切 :2 不適切 :1) 学校の理念 目的 育成人材像は定められているか ( 専門分野の特性が明確になっているか ) 4 社会経済のニーズ等を踏まえた学校の将来構想を抱いているか 3 学校の理念

PowerPoint プレゼンテーション

5. 政治経済学部 ( 政治行政学科 経済経営学科 ) (1) 学部学科の特色政治経済学部は 政治 経済の各分野を広く俯瞰し 各分野における豊かな専門的知識 理論に裏打ちされた実学的 実践的視点を育成する ことを教育の目標としており 政治 経済の各分野を広く見渡す視点 そして 実践につながる知識理論

教員の専門性向上第 3 章 教員の専門性向上 第1 研修の充実 2 人材の有効活用 3 採用前からの人材養成 3章43

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地域子育て支援拠点事業について

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平成18年度標準調査票

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34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) 次のいずれかに該当する者 1 文化的活動や体育的活動において地区大会を経て 県大会に出場した者 2 部長 副部長 選抜選手として活動した者で 部活動 研究活動で活躍することを強く望む者 3

Microsoft PowerPoint - M1001_1_ ppt [互換モード]

により 都市の魅力や付加価値の向上を図り もって持続可能なグローバル都 市形成に寄与することを目的とする活動を 総合的 戦略的に展開すること とする (2) シティマネジメントの目標とする姿中野駅周辺や西武新宿線沿線のまちづくりという将来に向けた大規模プロジェクトの推進 並びに産業振興 都市観光 地

2019 年度入試カレンダー 単願入試併願入試一般入試 入学金半額免除 年 出願期間 19/25 火 10/5 金 210/9 火 10/18 木 311/5 月 11/16 金 入試日 110/6 土 210/19 金 311/17 土 合格発表 110/9 火 210/22 月

~この方法で政策形成能力のレベルアップが図れます~

基本方針1 小・中学校で、子どもたちの学力を最大限に伸ばします

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山梨学院短期大学の概要 設置者 学校法人山梨学院 理事長 古屋忠彦 学長 三神敬子 ALO 清水智 開設年月日 昭和 26 年 4 月 1 日 所在地 山梨県甲府市酒折 設置学科および入学定員 ( 募集停止を除く ) 学科 専攻 入学定員 食物栄養科 150 保育科 130 経営学科 7

Microsoft Word - 【外務省】インフラ長寿命化(行動計画)

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チェック式自己評価組織マネジメント分析シート カテゴリー 1 リーダーシップと意思決定 サブカテゴリー 1 事業所が目指していることの実現に向けて一丸となっている 事業所が目指していること ( 理念 ビジョン 基本方針など ) を明示している 事業所が目指していること ( 理念 基本方針

設 機能の見直しハード面の効率化財源確保1-3. 再配置パターン ( 手法 ) の考え方 再配置計画の検討に向けて 公共施設の再配置を う場合の基本的なパターン ( 手法 ) について整理し それらの効果についても確認していきます 施設の再配置にあたっては 厳しい財政状況の中 人口が減少傾向にあるこ

34 県立鶴岡工業高等学校 ( 全日制 ) 工業科 ( 機械科 電気電子科 情報通信科 建築科 環境化学科 ) ものづくりに興味や関心があり 将来は工業に関する知識や技術を活かした分野で活躍することを強く望む者 評定合計が 27 以上の者 志望動機が明確であり 志望学科に関する学習やものづくりに強い

I. はじめに 平成 28 年度においては 社会福祉法人制度改革の対応として 1 経営組織のガバナンス 2 事業運営の透明性 3 財務規律の強化 4 地域貢献事業に取り組んでいかなければならないと考えています 社会福祉法人は社会から期待される役割を果たすため 積極的な取り組みを進めていくことが必要で

Ⅰ その他 教育委員会所管予算の概要 予算総括表 項 施策体系別事業一覧 3 平成 30 年度主要施策の概要 目 Ⅱ 平成 30 年度主要施策の概要希望をかなえるための後押し すべての子供が夢をはぐくむことのできる社会づくり 社会で活躍する人材の育成 学びのセーフティネット構築事業 重点事業 ( 一

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かたがみ79PDF用

目次 1 はじめに 1 2 根拠法令 1 3 計画期間 1 4 大綱の基本方針 2 5 主な取組 3 参考資料 7

地方消費者行政強化作戦 への対応どこに住んでいても質の高い相談 救済を受けられる地域体制を整備し 消費者の安全 安心を確保するため 平成 29 年度までに 地方消費者行政強化作戦 の完全達成を目指す < 政策目標 1> 相談体制の空白地域の解消 全ての市町村に消費生活相談窓口が設置されており 目標を

13 Ⅱ-1-(2)-2 経営の改善や業務の実行性を高める取組に指導力を発揮している Ⅱ-2 福祉人材の確保 育成 Ⅱ-2-(1) 福祉人材の確保 育成計画 人事管理の体制が整備されている 14 Ⅱ-2-(1)-1 必要な福祉人材の確保 定着等に関する具体的な計画が確立し 取組が実施されている 15

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 下表のとおり合計点を算出する 学力検査 調査書 5 教科の 教科の学習の記録 出欠 行動 特別活動 部活動等 面接 得点合計 の記録 の記録 の記

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草津市 ( 幼保一体化 ) 集計表 資料 4 幼児教育と保育の一体的提供のための現況調査 ( 施設アンケート ) 速報 平成 25 年 7 月草津市 1

2 保険者協議会からの意見 ( 医療法第 30 条の 4 第 14 項の規定に基づく意見聴取 ) (1) 照会日平成 28 年 3 月 3 日 ( 同日開催の保険者協議会において説明も実施 ) (2) 期限平成 28 年 3 月 30 日 (3) 意見数 25 件 ( 総論 3 件 各論 22 件

日本語教育機関のための 自己点検 評価チェックリスト 日本語教育機関名 : 学校法人木下学園カナン国際教育学院 点検 評価項目 1. 理念 教育目標 1.1 理念 ミッション 世界で活躍できる人材の育成 を目指すキノシタ学園の学生 専任 非常勤講師 関わる全ての方に最適な環境を提供する東京都を代表す

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平成27年度 水戸電子専門学校 学校関係者評価報告書

目 次 1 これまでの経緯と今後の高校再編 1 (1) 最終報告 までの経緯 1 (2) 最終報告 以降の経過と現状 1 (3) 今後の高校再編を進めるにあたって 2 2 今後の高校再編の進め方 3 (1) 高校再編の新たな方針 基準 3 (2) 今後の検討方法 3 (3) 凍結した計画の取扱い 3

寄附文化の醸成に係る施策の実施状況 ( 平成 26 年度に講じた施策 ) 別紙 1 < 法律 制度改正 > 総務省 ふるさと納税の制度拡充 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 学校法人等への個人寄附に係る税額控除の要件の緩和 ( 平成 27 年 4 月 1 日施行 ) 特例控除の上限の引上げ

系統的で一貫性のあ評価指標 評価指標による達成度 総合評価 るキャリア教育の推進に向けて 小 中 1 卒業後の生活につながる客観的 < 評定 > 学部段階での客観的アセスメントに基づいた指導計画 指標に基づいた卒業を立案することができる A B C 後の生活を見据えた教育活動につながる 2 立案され

八街市教育振興基本計画(平成26年~平成35年)

参考資料1_学術研究関連データ集



職場環境 回答者数 654 人員構成タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % タイプ % % 質問 1_ 採用 回答 /654 中途採用 % 新卒採用 % タ

県立学校職員 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 15 条の2 第 1 項第 5 号の規定に基づき 山形県教育委員会における職員 ( 学校教育法 ( 昭和 22 年法律第 26 号 ) 第 7 条に規定する校長及び教員等 ) の標準職務遂行

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姫路市及びたつの市における連携中枢都市圏形成に係る連携協約 姫路市 ( 以下 甲 という ) 及びたつの市 ( 以下 乙 という ) は 連携中枢都市圏構想推進要綱 ( 平成 26 年 8 月 25 日付け総行市第 200 号総務省自治行政局長通知 ) に基づく連携中枢都市圏である播磨圏域 ( 以下

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ハラスメント相談窓口の周知徹底 自然災害発生時の対応協議など 危機管理体制の整備に取り組んでおります 4 食育ネットの開設本学園の教育上の大きな特色は 食と医療の融合 にあります この 単なる 食 にとどまらない本学園の活動を幅広く広報し 食育の大切さを理解していただく手段として食育ホームページ 夢


平成 28 年度予算編成方針 我が国の経済は 景気は引き続き緩やかな回復基調を維持しているが その影響が地方経済にまで十分に行き渡っているとは言えず 我々地方の行財政運営の基本となる税等一般財源を確保するためには 臨時財政対策債に頼らざるを得ない状況が続くものと考える また 税制改正も予測されること

4 選抜方法 (1) 選抜の方法 本校の 期待する生徒像 に基づき, 学力検査の成績, 調査書, 面接の結果 等を総合的に判定して入学者の選抜を行う ア 学力検査の成績 による順位と 調査書の得点 による順位が, ともに次のパーセント以内にある者は, 入学許可候補者として内定する ( ア ) 受検者

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第4次日田市行政改革に向けての方針

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目 次 1 設置の目的 1 2 設置の基本的枠組み (1) 課程 (2) 学科 (3) 入学定員 (4) 設置予定 3 教育理念 育てたい人物像 (1) 教育理念 (2) 育てたい人物像 4 教育課程について (1) スポーツマネジメント科教育課程編成の基本方針 2 (2) 教育課程表 4 5 その

金融円滑化に関する方針 千葉銀行は 地域金融機関として 金融サービスの提供をつうじて 地域のお客さまニーズにお応えし 地域の発展に貢献する という役割 使命を果たす 姿勢を堅持してまいりました 特に 地域への円滑な資金供給をはじめとする金融仲介機能の発揮やお客さまへの経営健全化支援等による地域密着型

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社是 経営理念 長期ビジョン Ⅱ. 新中期経営計画 innovate on 2019 just move on! の概要 社是 人の和と創意で社会に貢献 経営理念 1. 最高の品質創りを重点に社業の発展を図り社会に奉仕する 2. 全員の創意を発揮し顧客のニーズに対応した特色ある技術を開発する 3.

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平成20年度AO入試基本方針(案)

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夢と希望に満ちた 輝かしい明日の イノベーション実現へ Innovation for 明日 with 夢と希望 YK Inoas Co.Ltd. 株式会社YKイノアスは 総合化学メーカーである電気化学工業株式会 社 東証第一部上場 グループの中核商社として 2016年 平成28年 に は創業100年

中期行動計画成24 年度の具体的な行動計画成24 年度の取組結果18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター [ 所管課 : 経 ) 雇用推進課 ] 1 団体目標 新方針重点取組目標 18 ( 財 ) 札幌勤労者職業福祉センター 1 団体の廃止 新公益法人制度への対応平成 28 年度までは 施設の用

学生確保の見通し等を記載した書類2

資料 目 次 事業方針 実施計画 みんなで福祉の風土を広げよう 住民 関係機関 団体のネットワークで身近な福祉活動を進めよう 一人ひとりの安全で安心な暮らしを守ろう Ⅳ 推進基盤の強化 主な年間行事等

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新 経営ビジョン (2013~2022) 中期経営計画(2018~2022) の考え方に沿った今年度の具体的な計画が ここで紹介するアクションプラン2018です アクションプラン2018では 中期経営計画 (2018~2022) で策定した各重点項目に基づき 今後 5 年間で取り組む具体的な内容及び

Transcription:

3 平成 30 年度の事業計画 ) 事業の概要 () 中長期ビジョン ( 将来像 ) の策定今日入学生の確保をめぐる他校との競争の激化で 学校経営の環境は厳しい状況にあります 本学園も中長期的に安定した経営環境を作り出すことが課題となっています 本学園は 建学の精神である 学識と技術の錬磨 報恩の精神 不撓不屈の精神 に基づき大学 高等学校 中学校 小学校 専門学校において特色のある教育を行っています 社会からの信頼を勝ち取り 将来を見据えた中長期ビジョン ( 目標 戦略 ) を策定して持続的な発展を目指しています 学園各校は 特色のある質の高い教育を提供し 2 世紀の国際社会で活躍できる人材を育成する魅力と活力のある学校づくりに努めています 学園の基盤をより強固なものにしていくためには 収入基盤の拡大 : 魅力と活力のある学園作りを目指し 入学者数の増加を実現する 2 支出の削減 : 収支均衡を目標とし 経費の見直し コストの削減を実現する 3 組織力 : 法人本部と各校が一体となり 情報を共有し 改革 改善を実現する 以上が基本方針です 学園各校が社会のニーズに迅速に応えて特色ある教育活動を展開し 社会とのつながりを大切にしながら総合学園としての魅力と活力を高めていくことが必要です 平成 30 年度の事業計画は こうした基本方針に基づいて計画しました (2) 事業計画の策定 平成 30 年度の学園各校の事業計画は 次の事項に重点をおき策定しました 本学園にとって最優先の課題である入学生の増加を実現するための事業である こと 募集ンパクト 2 魅力と活力のある学園としての特色ある教育活動を展開すること 本校の特異 化 3 4 施設 設備などの改善を計画的に推進すること 学習環境の改善 学生 生徒 児童が安全に安心して学校生活を過ごすことができるよう安全確保 を実現すること 安全確保 メンタル面でのフォロー

(3) 地域との連携本学園は設置各校がそれぞれ地元の皆さまとの良好な関係の中で発展を遂げてきましたが 学園として改めて地域の皆さまのご支援に感謝し 地域との共生や地元の発展に貢献できる諸施策に取り組み 地域に愛される学校を目指します 本学園の教育の基本でもあるホスピタリティ精神の一環としてのボランティア活動をはじめ 地域に密着した教育機関として地元の皆さまのニーズに応える施策の積極的な提案を通じ 地域とともに発展する姿勢を明確にします (4) 学園各部門の事業数 平成 30 年度の事業数は 各部門とも平成 29 年度より事業計画数が増加してい ます 部門別事業数 表 平成 30 年度 平成 29 年度 部 門 事業数 予算 ( 百万円 ) 事業数 予算 ( 百万円 ) 法人本部 7.6 3 西武文理大学 39 64.5 2 65 西武学園文理中学 高等学校 3 65.4 0 28 西武学園文理小学校 7 36.6 3 50 西武学園医学技術専門学校 3.0 4 40 計 79 79. 5 437 (5) 学園各部門の事業計画の概要 学園各部門の平成 30 年度の事業計画の概要は 次のとおりです 法人本部 法人本部の事業計画は 次の 7 事業です ア 人事評価制度の検討 昇進 昇格 配置転換 教育研修 賃金管理等に利用することを目的に検討します 学生 生徒 児童の学力向上や生活指導上の問題に適切に対応するため学校全体の教育力を向上させるとともに 学校組織の活性化を図るため 職員が相互に協力し 理解を深めながらそれぞれの学校が目指す目標に向かって職員一人ひとりの資質を向上させることを目的とします 2

学園各校職務権限表の作成 組織運営の円滑化推進のため職務権限を明確に定めます 学費システムの更新 学園各校にクラドによる共通システムを導入します エ 経費削減 効率化 収益増強と予算管理の徹底 経常収入が減少しているため経費削減を実現します オ 学園職員研修の推進 学園の人材育成の一環として実施するものであり 新規採用職員 一般職員 管理職員などそれぞれの対象に即したテーマで実施します カ 小中高 2 年一貫教育体制の再構築 小中高の 2 年間の教育システムについて検討します キ 人件費支出の見直しの推進 教育システムの見直しに伴い 効果的な教育及び効率の良い働き方を研究し 人件費の見直しを推進します 2 西武文理大学大学の事業計画は 39 事業を策定しています 事業項目別には 募集ンパクトが 2 事業 本校の特異化が 8 事業 施設設備の改善が 5 事業 学生の安全確保が 4 事業です 8 歳人口の減少等に伴い全国の4 割弱の大学が 入学定員を充足できないという厳しい経営環境にあります 本学でもサービス経営学部の学生募集に影響が出ており 平成 28 年度から募集定員を確保できなくなっています 学内の運営や教育内容の質について抜本的な改革を実施する必要があります 平成 30 年度事業計画では これまで培ってきた教育の特色を更に進化させ 特色ある教育活動を内外にアピールするため 大学ブランド化計画 を策定しています この計画の推進により学生を主体とした地域連携を強化し 本学での学びを広く社会にアピールします ア 大学ブランド化計画 の事業 ( ア ) サヤマ de プロジェクト ( ) ホスピタリティ教育に関する国際交流 海外大学との連携事業 ( ) 当地域の関心が高い青少年スポーツ教育に関連したバスケットボール及びラクロスの小中学生クラブチーム創設や日本ラクロス協会と共催でのベント開催の企画 運営に本学の学生が関与するなど学びの拡大を図ります 3

( エ ) サービス経営学部の学びの中心である アクティブラーニング のために学 内に専用スペースを設置します 看護学部の新たな構想 看護学部では 大学院を設置する構想があります 日々進化している医療の 分野においては再教育機関としての機能が求められているためであり また 高齢化社会に合わせ 在宅看護教育の充実 にも取り組みます 施設設備の改善 大きな改善事業として 2 号館図書館の整備に取り組みます 3 西武学園文理中学 高等学校ア中学 高等学校の事業計画は 3 事業です 平成 29 年度は生徒の安全確保のため 中学 高等学校の校舎の外壁の点検補修を優先して実施しました 平成 30 年度は中期計画としている中学棟のBトレの改修を実施する事業計画を策定しています 事業の中心は 募集ンパクトです 高等学校の大学合格実績は 高等学校募 集だけでなく 中学校募集 小学校募集にも大きく影響します 大学合格実績を向上させるため難関大学受験者向けの課外ゼミを増加します 生徒募集に好影響を与える高校理数科の SSH の導入 中学校で平成 30 年度から本格的にスタートするグローバルコースなど 教育のソフト面で特色ある教育を展開します 施設設備の改善事業では 募集広報活動にとってプラス効果のある高校校舎内 の内装改修 中学棟のトレの改修事業を実施する計画です 4 西武学園文理小学校 ア 小学校の平成 30 年度の事業計画の最優先事項は 入学生の増加を図る募集ン パクトです 小学校は ロボット教室 を事業計画に取り上げており小学校の教育のひとつの特徴となるものです 現在まで小学校は 英語教育 国際教育 を推進してきました 公立の小学校での 英語 の必修化への対抗から英語以外の他の特徴もアピールすることを目指します 高校理数科での SSH の導入計画は 小学校と中学校の理数教育にとってプラス 材料です 高校理数科が行っている ロボット教室 を小学校段階でも導入し 理数教育にも力を入れているという特色のある教育が推進できます このロボット教育でのプログラミング学習は 小学校の特徴として発信するこ 4

とができます また メディアリテラシー教育 ( 情報教育 ) も小学校の大きな特徴であり 英語 理数 IT 教育として発信することができます アフタースクールの拡充 保護者の仕事の関係などからアフタースクールが学校選びのひとつの基準になっており この中身の充実を進めることで募集につながる効果があります 5 西武学園医学技術専門学校 西武文理大学附属調理師専門学校 専門学校の事業計画は 3 事業となっています 事業は 主に学生の学習環境 整備事業です ア 施設 設備の改善事業として 校内塗装工事 学内の再塗装 教室 階段 ド ア等の再塗装を実施します 現在 経年劣化などで塗装が剥がれ落ちている箇所 がありオープンキャンパス等の校内見学では広報的にマナスです 再塗装をす ることで学生募集にもつなげたいと考えています 施設 設備の改善事業として 照明の LED 化を進めます LED で明るさが倍増 するので学生が落ち着いて勉強できる環境を整えていきます 学生募集活動の事業として学校看板の整備を推進します 校舎北西側の駐車場 看板および三角棟の看板修理を実施します 経年劣化が目立っており 修繕 そ してデザンの変更により広報上効果のあるものに変えていきます エ 専門学校の募集広報活動 厳しい学生募集状況となっている現状を反映し募集広報活動に重点を置いています ( ア ) 広報のWeb 化の推進 専門学校の学生募集は その対象が高校卒業生 大学生 社会人であり 募集範囲は地域ではなく全国規模です こうした条件での募集活動では 募集のツールとしてホームページを利用し SNS の活用などできる範囲でのWeb 化を進めます ( ) 募集管理ソフト ンフォクラド の最大限の活用を図ります ホームページからの請求者 来校者のフォロー戦略に力を入れます ( ) SNS の活用 facebook twitter に加え instagram を利用し常に募集対象者の目線に立って広報活動をしていきます 今後 Line の導入も検討していきます 以上 5