PF 版 ヒューム管設計施工要覧 のご使用上の注意事項 このたび 全国ヒューム管協会では 管の設計 施工を行うユーザーのご要望により ヒューム管 設計施工要覧 を電子データ化をおこないました PF 版 ヒューム管設計施工要覧 のご使用上に際しては以下の事項に御注意ください 1PF 版 ヒューム管設計

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第2章 計 画

スッポン MVC-Ⅱ スッポンMVA( メカ形ドレッサー V A) スッポン MCV-K-Ⅱ 塩ビ管 鋼管 / ポリ管 (JIS) SUS 管 X 石綿 1 種管用 鋳鉄管 X 略称 /S-MVC-Ⅱ(φ75~150) S-MCV-K-Ⅱ( 異径 ) 略称 S-MVA 呼び径塩ビ 鋼管用ポリ管 SU

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第 1 編製品

PF 版 ヒューム管設計施工要覧 のご使用上の注意事項 このたび 全国ヒューム管協会では 管の設計 施工を行うユーザーのご要望により ヒューム管 設計施工要覧 を電子データ化をおこないました PF 版 ヒューム管設計施工要覧 のご使用上に際しては以下の事項に御注意ください 1PF 版 ヒューム管設計施工要覧 は 平成 21 年版ヒューム管設計施工要覧をPF 化した物です 平成 21 年版 ヒューム管設計施工要覧 は当時の規格や基準を元に編集を行っているので 現在の規格 基準と異なる箇所があります また PF 版の作成に当たりJIS 規格 下水道協会規格から削除された C 形についてはそれぞれの規格表より削除をしています 2PF 版 ヒューム管設計施工要覧 と書籍板 ヒューム管設計施工要覧 とは フォントや文字 の配置等が異なる部分があります 3 ページ番号は 書籍版 ヒューム管設計施工要覧 の白紙部分を削除している為 ページ番号が飛 んでいる箇所があります 平成 25 年 10 月 全国ヒューム管協会技術委員会

第 1 編製 品 第 1 章管の種類 ヒューム管は用途及び埋設方法により 外圧管 内圧管及び推進管に大別される 外圧管は継手部の形状によってA 形 B 形 NB 形 NC 形 NE 形及びN 形 さらに外圧強さによって 1 種 2 種及び 3 種に区分される また推進管は 継手部の形状と性能の違いから E 形とNSに 外圧強さにより1 種及び2 種に そして軸方向の圧縮強度により 50 70 90 に区分される 以上のほか それぞれの使用目的によって 字管 Y 字管等の異形管及び集水管等の特殊管がある これらの種類を図 1.1-1 に示す 1 種 A 形 B 形 NB 形 NC 形 外圧管 2 種 A 形 B 形 NB 形 NC 形 3 種 NC 形 NE 形 N 形 推進管 E 形小口径推進管 NS 小口径推進管 1 種 2 種 標準管 先頭管 50 70 90 短管 50 標準管 短管 先頭管 50 E 形推進管 1 種 2 種 標準管 接続管 50 70 90 中押管 50 標準管 接続管 50 中押管 50 ヒューム管 NS 推進管 1 種 標準管 先頭管 50 70 90 中押管 50 2 種 標準管 先頭管 50 中押管 50 2K A 形 B 形 NC 形 内圧管 4K A 形 B 形 NC 形 6K A 形 B 形 字管 1 種 2 種 Y 字管 1 種 2 種 異形管 曲管 (U 形 V 形 )1 種 支管 (A B C)1 種 短管 1 種 2 種 BS 形 B 形 特殊管 集水管 1 種 2 種 B 形 NB 形 図 1.1-1 管の種類 13

第 2 章管の規格 管の規格には 日本工業規格として JIS A 5372:2010( 附属書 C( 規定 ) 暗きょ類推奨仕様 C 遠心力鉄筋コンクリート管 ) 日本下水道協会規格として JSWAS A-1( 下水道用鉄筋コンクリート管 ) JSWAS A( 下水道推進工法用鉄筋コンクリ-ト管 ) 及び JSWAS A-6( 下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管 ) がある また 全国ヒューム管協会規格として JHPAS がある これらの規格を表 1.2-1~3 に示す 規格種類 JIS A 5372 010 直 管 異形管 表 1.2-1 日本工業規格 呼 び 径 A 形 B 形 NB 形 NC 形 NE 形 N 形 推進管 外圧管 1 種 2 種 150~1800 150~1350 150~900 1500~3000 - - 3 種 - - - 1500~3000 - - 2K 150~1800 150~1350-1500~3000 - - 内圧管 4K 150~1800 150~1350-1500~3000 - - 6K 150~800 150~800 - - - - 字管 1 種 2 種 - 200~450 - - - - Y 字管 1 種 2 種 - 200~450 - - - - 曲管 U 形 30 45 V 形 1 種 - 150 200 - - - - 支管 A B C 1 種 150 200 - - - - 短管 1 種 2 種 150~450 - - - - 規格種類 JSWAS A-1 011 JSWAS A -1999 直 管 異形管 E 形推進管 NS 推進管 JSWAS A-6 E 形小口径推進管 000 NS 小口径推進管 表 1.2 日本下水道協会規格 NE 形 A 形 B 形 NB 形 NC 形 N 形 推進管 1 種 2 種 150~350 150~1350 150~900 1500~3000 - - 3 種 - - - 1500~3000 - - 字管 1 種 2 種 - 200~450 - - - - Y 字管 1 種 2 種 - 200~450 - - - - 曲管 U 形 30 45 V 形 1 種 - 150 200 - - - - 支管 A B C 1 種 150 200 - - - - 短管 BS B 形 1 種 2 種 150~450 - - - - 1 種 50 70 標準管 2 種 50 S - 中押管 1 種 2 種 50 標準管 1 種 50 70 2 種 50 短管 A B 1 種 2 種 50 - - - - - 800~3000 - - - - - 1000~300 0 - - - - - 200~700 14

規格種類 JHPAS-6 004 JHPAS-19 006 JHPAS0 006 JHPAS4 005 JHPAS5 006 JHPAS7 006 JHPAS8 000 JHPAS1 004 JHPAS2 007 JHPAS3 004 JHPAS4 004 JHPAS5 007 表 1.2 全国ヒューム管協会規格 A 形 B 形 NB 形 C 形 NC 形 NE 形 N 形 推進管 1 種 - 150~1000 150~900 - - - - 集水管 2 種 - 150~400 150~400 - - - - 1 種 50 70 90 標準管 - - - - - - 800~3000 2 種 50 S - E 形推進管中押管 - - - - - - 900~3000 1 種 2 種 50 1 種 50 70 90 接続管 NS-E - - - - - - 800~3000 2 種 50 1 種 50 70 90 標準管 2 種 50 E 形小口径推進管短管 A B 1 種 2 種 50 1 種 50 70 90 先頭管 C 2 種 50 NE 形管 N 形管 - - - - - - 200~700 外圧管 NE 形 - - - - - 200~1350-3 種 N 形 - - - - - 200~1350-1 種 50 70 90 標準管 2 種 50 S - NS 推進管中押管 1 種 2 種 50 1 種 50 70 90 先頭管 C 2 種 50 1 種 50 70 90 標準管 2 種 50 NS 小口径推進管短管 A B 1 種 2 種 50 1 種 50 70 90 先頭管 C 2 種 50 - - - - - - 800~3000 - - - - - - 900~3000 - - - - - - 800~3000 - - - - - - 200~700 外圧管 NB 形外圧管 1 種 2 種 - - 150~900 - - - - A 形管 B 形管 外圧管 1 種 2 種 150~1800 - - - - - - 2K 150~1800 - - - - - - 内圧管 4K 150~1800 - - - - - - 6K 150~ 800 - - - - - - 外圧管 1 種 2 種 - 150~1350 - - - - - 2K 150~1350 内圧管 4K 150~1350 6K 150~800 C 形管外圧管 1 種 2 種 - - - 1500~3000 - - - NC 形管 異形管 外圧管 1 種 2 種 3 種 - - - - 1500~3000 - - 内圧管 2K 4K - - - - 1500~3000 - - 字管 1 種 2 種 - 200~450 - - - - - Y 字管 1 種 2 種 - 200~450 - - - - - 曲管 U 形 30 45 V 形 1 種 - 150 200 - - - - - 支管 A B C 1 種 - 150 200 - - - - - 短管 1 種 2 種 - 150~450 - - - - - 15

第 3 章管の形状及び寸法 3.1 A 形最も歴史の古い継手形状で 管とカラーから構成されている カラーはコンクリートカラーとステンレスカラー ( 150~300) がある コンクリートカラーの場合は硬練りモルタルでコーキングして接合することが原則である A 形とカラーの形状及び寸法を表 1.3.1-1 に示す 表 1.3.1-1 A 形とカラーの形状及び寸法 c M c c sc シール材 sc 40 35 35 40 管 管 sc2 sc3 t sc sc1 本体コンクリートカラーステンレスカラー c ステンレスカラー詳細図 管コンクリートカラーステンレスカラー参考質量 (kg) ( 注 ) 長さ c c c ランミンク スヘ ース M sc π(sc+2t) sc1 sc2 sc3 t 長さ sc 管コンクリートカラー 計 150 150 26 226 28 226 715 206 206 200 70 8 78 200 200 27 278 30 12 278 878 258 258 252 94 11 105 250 250 28 2 000 330 31 150 330 1 042 310 310 304 0.8 150 119 13 132 300 300 30 390 33 384 1 211 364 364 358 151 16 167 350 350 32 444 35 438 1 381 418 418 412 187 20 207 400 400 35 500 38 283 24 307 450 450 38 556 42 347 39 386 500 500 42 614 46 15 430 47 477 600 600 50 730 50 200 606 61 667 700 700 58 846 58 820 82 902 800 800 66 962 66 1 060 110 1 170 900 900 75 2 430 1 080 75 - - - - - - - 1 360 140 1 500 1 000 1 000 82 1 200 82 1 660 200 1 860 1 100 1 100 88 1 312 88 18 1 960 240 2 200 1 200 1 200 95 1 426 95 2 300 290 2 590 1 350 1 350 103 1 592 103 250 2 810 340 3 150 1 500 1 500 112 1 768 112 3 380 410 3 790 1 650 1 650 120 1 934 120 22 3 970 480 4 450 1 800 1 800 127 2 098 127 4 570 550 5 120 注 150~350 の管のは 990mm 400~1 800 の管のは 1 200mm とすることができる 16

3.2 B 形 管端が受口と差し口からなっており シール材を用いて接合する B 形の形状及び寸法を表 1.3.2-1 に示す 表 1.3.2-1 B 形の形状及び寸法 l4 l5 4 1 2 l1 3 l2 l3 1 2 3 4 l1 l2 l3 l4 l5 65 90 ( 注 ) 参考質量 (kg) 150 150 210 206 194 262 26 50 77 115 200 200 262 258 246 316 27 32 55 103 250 250 314 310 298 370 28 300 300 368 364 350 424 30 120 60 2 000 350 350 422 418 404 482 32 65 204 400 400 478 474 460 544 35 70 306 36 125 450 450 534 530 516 606 38 70 95 75 373 500 500 592 588 574 672 42 130 85 459 600 600 708 704 690 804 50 100 135 100 660 75 700 700 824 820 802 936 58 105 140 115 899 800 800 940 936 918 1 068 66 80 110 150 130 2 430 1 170 40 900 900 1 058 1 054 1 036 1 204 75 85 115 160 150 1 520 1 000 1 000 1 172 1 168 1 150 1 332 82 96 120 165 165 1 850 1 100 1 100 1 286 1 282 1 260 1 458 88 100 125 1 200 1 200 1 400 1 396 1 374 1 586 95 104 130 42 185 190 2 600 131 165 175 175 2 190 1 350 1 350 1 566 1 562 1 540 1 768 103 108 135 195 205 3 190 注 150 及び 200 の管のは 500mm 又は 1 000mm 250~350 の管のは 1 000mm 400~1 350 の管のは 1 200mm とすることができる 17

3.3 NB 形 B 形より受口を長くし 抜出し長の機能を向上させたもので シール材を用いて接合する NB 形の形状及び寸法を表 1.3.3-1 に示す 表 1.3.3-1 NB 形の形状及び寸法 l4 l5 4 1 2 l1 3 l2 l3 1 2 3 4 l1 l2 l3 l4 l5 ( 注 ) 参考質量 (kg) 150 150 210 206 194 262 26 50 77 115 200 200 262 258 246 316 27 72 32 55 103 250 250 314 310 298 370 28 90 2 000 131 60 300 300 368 364 350 424 30 120 165 76 350 350 422 418 404 482 32 65 204 400 400 478 474 460 544 35 70 306 36 125 450 450 534 530 516 606 38 95 75 373 86 500 500 592 588 574 672 42 130 85 459 600 600 708 704 690 804 50 100 135 100 2 430 660 700 700 824 820 802 936 58 800 800 940 936 918 1 068 66 90 110 40 150 130 1 170 105 140 115 899 900 900 1 058 1 054 1 036 1 204 75 115 160 150 1 520 注 150 及び 200 の管のは 500mm 又は 1 000mm 250~350 の管のは 1 000mm 400~900 の管のは 1 200mm とすることができる 18

3.4 C 形 ( 規格外品 ) 管端が受口と差し口からなっており シール材を用いて接合する C 形の形状及び寸法を表 1.3.4-1 に示す 表 1.3.4-1 C 形の形状及び寸法 1 1 2 1 継手部詳細図 2 l2 l1 l4 l3 2 2 8 1 1 l1 l2 ( 注 ) 参考質量 1 2 l1 l2 l3 l4 1 (kg) 1 500 1 500 1 604 1 588 112 3 270 1 650 1 650 1 760 1 744 120 62 52 49 3 850 1 800 1 800 1 914 1 898 127 27 4 430 2 000 2 000 2 132 2 116 145 5 640 67 57 54 2 200 2 200 2 342 2 326 160 2 360 2 352 6 840 2 400 2 400 2 556 2 536 175 8 170 72 62 59 2 600 2 600 2 766 2 746 190 9 610 30 2 800 2 800 2 976 2 956 205 11 200 77 67 64 3 000 3 000 3 186 3 166 220 12 800 注 1 500~1 800 の管のは 1 145mm とすることができる C 形管は 日本工業規格 JIS A-5372 および日本下水道協会規格 JSWAS A-1 の規格外 19

3.5 NC 形 C 形より管のを増し 抜け出しの性能を向上させたもので シール材を用いて接合する NC 形の形状及び寸法を表 1.3.5-1 に示す 表 1.3.5-1 NC 形の形状及び寸法 継手部詳細図 l1 l4 1 1 2 1 1 l 3 1 l2 2 l1 l2 1 2 1 500 1 500 1 632 1 598 140 l1 l2 l3 l4 ( 注 ) 1 参考質量 (kg) 4 050 1 650 1 650 1 792 1 758 150 4 760 1 800 1 800 1 950 1 916 160 120 115 55 105 5 530 2 000 2 000 2 164 2 130 175 6 710 2 200 2 200 2 378 2 344 190 2 300 2 295 8 010 2 400 2 400 2 594 2 550 205 9 400 2 600 2 600 2 808 2 764 220 10 900 135 130 65 120 2 800 2 800 3 022 2 978 235 12 600 3 000 3 000 3 236 3 192 250 14 300 注 1 500~1 800 の管のは 1 080mm とすることができる 20

3.6 NE 形 NE 形は JHPAS 24 で規定している 200~1350 の外圧管 3 種である 管の形状は E 形小口径推進管及びE 形推進管と同一で 接合部にクッション材を使用しない NE 形の形状及び寸法を表 1.3.6-1~2 に示す 表 1.3.6-1 NE 形の形状及び寸法 (φ200~φ700) 標準管 継手部詳細図 c c1 c2 l1 1 S t カラー シール材 埋込み用止水材 c 1 π1 200 200 298 936 59 ( 注 ) l 1 S c c1 c2 t c π(c+2t) 参考質量 250 250 340 1 068 55 2 000 355 1 125 260 51 1.5 120 70 50 1.5 (kg) 313 993 236 300 300 394 1 238 57 409 1 294 315 350 350 450 1 414 60 465 1 470 462 400 400 506 1 590 63 521 1 646 548 450 450 564 1 772 67 579 1 828 651 2 430 500 500 620 1 948 70 635 2 004 749 600 600 736 2 312 80 754 2 381 1 030 81 2.5 170 90 80 2.0 700 700 856 2 689 90 874 2 758 1 340 注は 200~300 については 1 000mm 350~700 については 1 200mm とすることができる 備考管の形状は カラーなしとすることができる 21

表 1.3.6 NE 形の形状及び寸法 (φ800~φ1350) 標準管 埋込みカラー 継手部詳細図 c1 埋込みカラー c2 シール材 アンカー c 1 c c c c 1.5 埋込み用止水材 l1 l2 l 1 π1 2 800 933 2 931 942 80 ( 注 ) l1 l2 l c1 c2 c c c π(c+2c) 参考質量 (kg) 951 3 016 1 330 900 1 053 3 308 1 062 90 1 071 3 393 1 670 1 000 1 173 3 685 1 182 100 4.5 1 191 3 770 2 060 2 430 60 72 132 120 130 250 1 100 1 283 4 031 1 292 105 1 301 4 115 2 380 1 200 1 403 4 408 1 412 115 1 421 4 492 2 840 1 350 1 563 4 910 1 577 125 6.0 1 588 5 027 3 460 注は 1 200mm とすることができる 備考管の形状は カラーなしとすることができる c 1 2 22

3.7 N 形 N 形は NE 形と同様に JHPAS 24 で規定している 200~1350 の外圧管 3 種である 管の形状は NS 小口径推進管及び NS 推進管と同一で 接合部にクッション材は使用しない N 形の形状及び寸法を表 1.3.7-1~2 に示す 表 1.3.7-1 N 形の形状及び寸法 (φ200~φ700) 標準管 継手部詳細図 c カラー c1 c 2 シール材 埋込み用止水材 c c 1 l1 2.5 2 h 1 2 π2 200 200 295 300 942 59 ( 注 ) l1 h c c1 c2 c c π(c+2c) 参考質量 250 250 337 342 1 074 55 2 000 356 1 128 260 102 9 170 70 100 1.5 (kg) 314 996 236 300 300 391 396 1 244 57 410 1 297 315 350 350 447 452 1 420 60 466 1 473 462 400 400 503 508 1 596 63 522 1 649 548 450 450 561 566 1 778 67 580 1 832 651 2 430 500 500 617 622 1 954 70 636 2 007 749 600 600 713 736 2 312 80 755 2 384 1 030 112 12 200 90 110 2.0 700 700 851 856 2 689 90 875 2 761 1 340 注は 200~300 については 1 000mm 350~700 については 1 200mm とすることができる 備考管の形状は カラーなしとすることができる 23

表 1.3.7 N 形の形状及び寸法 (φ800~φ1350) 標準管 C2 l1 継手部詳細図 c 第 1 ゴム輪 カラー c1 c2 埋込み用止水材 c 1 l1 第 2 ゴム輪 4 2 C h 1 c c c 1 2 π2 h ( 注 ) l 1 c1 c2 c c c π(c+2c) 800 800 930 938 2 947 80 951 参考質量 (kg) 3 016 1 340 900 900 1 050 1 058 3 324 90 1 071 3 393 1 680 1 000 1 000 1 170 1 178 3 701 11 100 4.5 1 191 3 770 2 070 2 430 172 150 170 320 1 100 1 100 1 280 1 288 4 046 105 1 301 4 115 2 890 1 200 1 200 1 400 1 408 4 423 115 1 421 4 492 2 650 1 350 1 350 1 560 1 568 4 926 16 125 6.0 1 588 5 027 3 470 注は 1 200mm とすることができる 備考管の形状は カラーなしとすることができる 24

3.8 推進管 推進管は 製造時において カラーと本体を一体化した埋込みカラー形で シール材を用いて 接合する 3.8.1 E 形推進管 ( JSWAS A 1999 )( JA ) (1) 標準管 E 形推進管の形状及び寸法を表 1.3.8.1-1 に示す 1 表 1.3.8.1-1 E 形推進管の形状及び寸法 注入孔 埋込みカラー 600 600 c c 注入孔 継手部詳細図 c c c 1 c 2 埋込みカラーシール材 c 埋込み用止水材アンカー クッション材 l1 l l2 1.5 ( 注 ) 参考質量 1 π1 2 l1 l2 l c1 c2 c c c π(c+2c) (kg) 800 933 2 931 942 80 951 3 016 1 330 900 1 053 3 308 1 062 90 1 071 3 393 1 670 1 000 1 173 3 685 1 182 100 4.5 1 191 3 770 2 060 1 100 1 283 4 031 1 292 105 1 301 4 115 2 380 1 200 1 403 4 408 1 412 115 1 421 4 492 2 840 1 350 1 563 4 910 1 577 125 60 72 132 120 130 250 1 588 5 027 3 460 1 500 1 743 5 476 1 757 140 1 768 5 592 4 310 1 650 1 913 6 010 1 927 150 2 430 1 938 6 126 5 060 6 1 800 2 083 6 544 2 097 160 2 108 6 660 5 890 2 000 2 313 7 267 2 327 175 2 338 7 383 7 140 2 200 2 543 7 989 2 557 190 2 568 8 105 8 520 2 400 2 763 8 680 2 779 205 2 792 8 828 10 100 2 600 2 993 9 403 3 009 220 3 022 9 550 11 700 70 82 152 150 150 300 9 2 800 3 223 10 125 3 239 235 3 252 10 273 13 400 3 000 3 453 10 848 3 469 250 3 482 10 996 15 300 目地溝 注標準管のは 1 200mm とすることができる 備考 1) 標準管は カラーなしとすることができる 2) 1 000mm 以上の標準管には 緊結用埋込みナットをつけることができる c 1 2 25

(2) 中押管 中押管は, 主に長距離推進に使用し 中押管 S を 1 組として用いる 中押管 S の形状及び 寸法を表 1.3.8.1 に 中押管 の形状及び寸法を表 1.3.8.1 に示す 表 1.3.8.1 中押管 S の形状及び寸法 A a b tc A-A 断面 リフ t n コンクリート又はモルタル 1 s c 1 s A s c tc コンクリート又はモルタル a 部詳細図 l φ t b 部詳細図 tc tc/ 3 t θ 40 s 12 s リフ 参考質量 s 1 π1 c π(c+2tc) s c l tc t φ n( 枚 ) (kg) 900 ( 注 ) 900 924 1 053 3 308 1 062 3 393 24 424 1 000 1 000 1 024 1 173 3 685 1 182 3 770 150 9 16 28 494 1 100 6 1 100 1 100 1 124 1 283 4 031 1 292 4 115 32 552 1 200 1 200 1 224 1 403 4 408 1 406 4 492 36 773 1 350 1 350 1 374 1 563 4 910 1 576 5 027 155 19 40 905 60 1 500 1 500 1 524 1 743 5 476 1 756 5 592 44 1 060 1 650 1 650 1 674 1 913 6 010 1 926 6 126 12 48 1 250 1 150 1 800 1 800 1 824 2 083 6 544 2 096 6 660 52 1 440 160 22 2 000 2 000 2 024 2 313 7 267 2 326 7 383 58 1 670 9 2 200 2 200 2 224 2 543 7 989 2 556 8 105 64 1 900 2 400 2 400 2 424 2 763 8 680 2 778 8 828 72 2 680 2 600 2 600 2 624 2 993 9 403 3 008 9 550 78 3 000 180 1 200 70 16 25 2 800 2 800 2 824 3 223 10 125 3 238 10 273 84 3 360 3 000 3 000 3 024 3 453 10 848 3 468 10 996 90 3 670 注 900 は JHPAS-19 による 現場モルタル仕上 標準管用シール材 26

表 1.3.8.1 中押管 の形状及び寸法 l B-B 断面 a B b tc 1 滑材用注入孔 ( 円周 4 箇所 ) c 1 c tc B a 部詳細図 b 部詳細図 参考質量 1 π1 c π(c+2tc) c l l 1 l 2 l 3 a b tc t1 t2 φ (kg) 900 ( 注 ) 900 1 044 3 280 1 071 3 393 780 1 000 1 000 1 164 3 657 1 191 3 770 18 968 1 150 125 60 65 92.5 26 4.5 6 1 100 1 100 1 274 4 002 1 301 4 115 1 120 9 1 200 1 200 1 388 4 361 1 421 4 492 21 1 300 1 350 1 350 1 551 4 873 1 588 5 027 1 620 130 6 1 500 1 500 1 731 5 438 1 768 5 592 2 040 1 650 1 650 1 901 5 972 1 938 6 126 2 430 1 200 140 65 75 102.5 30 24.5 6 1 800 1 800 2 071 6 506 2 108 6 660 2 840 2 000 2 000 2 301 7 229 2 338 7 383 3 460 9 2 200 2 200 2 531 7 951 2 568 8 105 4 150 12 2 400 2 400 2 749 8 636 2 792 8 828 5 140 2 600 2 600 2 979 9 359 3 022 9 550 5 990 1 250 150 150 70 80 110 34 30.5 9 9 2 800 2 800 3 209 10 081 3 252 10 273 6 900 3 000 3 000 3 439 10 804 3 482 10 996 7 880 注 900 は JHPAS-19 による 27

3.8.2 NS 推進管 ( JSWAS A 1999 )( JC ) (1) 標準管 NS 推進管の形状及び寸法を表 1.3.8.2-1 に示す 表 1.3.8.2-1 NS 推進管の形状及び寸法 c2 1 l1 600 600 c c c 注入孔 継手部詳細図 c カラー c c1 c2 第 1 ゴム輪 埋込み用止水材 c 1 l1 第 2 ゴム輪 クッション材 2 1 2 π2 h 800 800 930 938 2 947 80 ( 注 ) l1 c1 c2 c c c π(c+2c) 参考質量 (kg) 951 3 016 1 340 900 900 1 050 1 058 3 324 90 1 071 3 393 1 680 1 000 1 000 1 170 1 178 3 701 11 100 4.5 1 191 3 770 2 070 1 100 1 100 1 280 1 288 4 046 105 1 301 4 115 2 390 1 200 1 200 1 400 1 408 4 423 115 1 421 4 492 2 850 1 350 1 350 1 560 1 568 4 926 125 1 588 5 027 3 470 1 500 1 500 1 740 1 748 5 492 140 1 768 5 592 4 320 1 650 1 650 1 910 1 918 6 026 150 2 430 172 150 170 320 1 938 6 126 5 080 16 6 1 800 1 800 2 080 2 088 6 560 160 2 108 6 660 5 910 2 000 2 000 2 310 2 318 7 282 175 2 338 7 383 7 160 2 200 2 200 2 540 2 548 8 005 190 2 568 8 105 8 540 2 400 2 400 2 760 2 768 8 696 205 2 792 8 828 10 100 2 600 2 600 2 990 2 998 9 418 220 3 022 9 550 11 700 21 9 2 800 2 800 3 220 3 228 10 141 235 3 252 10 273 13 400 3 000 3 000 3 450 3 458 10 864 250 3 482 10 996 15 300 注標準管のは 1 200mm とすることができる 備考 1) 標準管は カラーなしとすることができる 2) 1 000mm 以上の標準管には 緊結用埋込みナットをつけることができる 28

(2) 中押管 中押管は 主に長距離推進に使用し 中押管 S を 1 組として用いる 中押管 S の形状及び 寸法を表 1.3.8.2 に 中押管 の形状及び寸法を表 1.3.8.2 に示す 表 1.3.8.2 中押管 S の形状及び寸法 3 s A s A a コンクリート又はモルタル c3 b t1 t1 c1 A-A 断面リフ t n s 3 コンクリート又はモルタル a 部詳細図 l2 b 部詳細図 t1 tc/ 3 t1 t2 t2 t2 θ 40 3 s s c3 c1 現場モルタル仕上 リフ 参考質量 s 3 π3 c1 π(c1+2 t1) s c3 l2 t1 t2 n( 枚 ) (kg) 900 ( 注 ) 900 924 1 054 3 311 1 062 3 393 24 454 1 000 1 000 1 024 1 174 3 688 1 182 3 770 190 174 9 16 28 531 1 100 1 100 1 124 1 284 4 034 1 292 4 115 1 100 32 595 1 200 1 200 1 224 1 404 4 411 1 406 4 492 36 830 1 350 1 350 1 374 1 564 4 913 1 576 5 027 176 19 40 975 1 500 1 500 1 524 1 744 5 479 1 756 5 592 44 1 150 1 650 1 650 1 674 1 914 6 013 1 926 6 126 195 12 48 1 340 1 800 1 800 1 824 2 084 6 547 2 096 6 660 1 150 52 1 510 173 22 2 000 2 000 2 024 2 314 7 270 2 326 7 383 58 1 770 2 200 2 200 2 224 2 544 7 992 2 556 8 105 64 2 040 2 400 2 400 2 424 2 764 8 683 2 778 8 828 72 2 780 2 600 2 600 2 624 2 994 9 406 3 008 9 550 78 3 130 200 1 200 175 16 25 2 800 2 800 2 824 3 224 10 128 3 238 10 273 84 3 500 3 000 3 000 3 024 3 454 10 851 3 468 10 996 90 3 890 注 900 は JHPAS-19 による 29

表 1.3.8.2 中押管 の形状及び寸法 B-B 断面 4 l3 a B 滑材用注入孔 ( 円周 4 箇所 ) b tc c tc 4 B C2 a 部詳細図 b 部詳細図 l3 b t3 C2 l4 φ a φ l5 φ a φ tc b t4 t3 中押管用シール材 t4 第 1 ゴム輪 第 2 ゴム輪 4 12 l6 滑材用注入孔 12 4 π4 c π(c+2tc) 900 ( 注 ) 900 1 044 3 280 1 071 3 393 c2 l3 l4 l 5 l6 a b tc t3 t4 φ 参考質量 (kg) 1 000 1 000 1 164 3 657 1 191 3 770 18 974 1 150 125 60 65 93 26 4.5 6 1 100 1 100 1 274 4 002 1 301 4 115 1 120 9 1 200 1 200 1 388 4 361 1 421 4 492 21 1 310 1 350 1 350 1 551 4 873 1 588 5 027 1 640 6 1 500 1 500 1 731 5 438 1 768 5 592 2 050 1 650 1 650 1 901 5 972 1 938 6 126 2 450 1 200 170 140 65 75 103 30 24 6 1 800 1 800 2 071 6 506 2 108 6 660 2 850 2 000 2 000 2 301 7 229 2 338 7 383 3 480 9 2 200 2 200 2 531 7 951 2 568 8 105 4 170 12 2 400 2 400 2 749 8 636 2 792 8 828 5 170 2 600 2 600 2 979 9 359 3 022 9 550 6 020 1 250 150 70 80 110 34 30 9 9 2 800 2 800 3 209 10 081 3 252 10 273 6 940 3 000 3 000 3 439 10 804 3 482 10 996 7 920 注 900 は JHPAS-19 による 785 30

(3) 先頭管 C 先頭管 C の形状及び寸法を表 1.3.8.2-4 に示す 表 1.3.8.2-4 先頭管 C の形状及び寸法 h a 2 a 部詳細図 17 6 6 6 h 1.5 1.5 27 43 10 2 800 900 1 000 1 100 1 200 1 350 1 500 1 650 1 800 2 000 2 200 2 400 2 600 2 800 3 000 2 π( 2 6) h 800 900 1 000 1 100 1 200 1 350 1 500 1 650 1 800 2 000 2 200 2 400 2 600 2 800 3 000 938 1 058 1 178 1 288 1 408 1 568 1 748 1 918 2 088 2 318 2 548 2 768 2 998 3 228 3 458 2 909 3 286 3 663 4 009 4 386 4 888 5 454 5 988 6 522 7 245 7 967 8 658 9 381 10 103 10 826 11 16 21 80 90 100 105 115 125 140 150 160 175 190 205 220 235 250 1 200 参考質量 (kg) 670 840 1 035 1 195 1 425 1 735 2 160 2 540 2 955 3 580 4 270 5 050 5 850 6 700 7 650 備考その他の寸法については 標準管に準じる 31

3.8.3 E 形小口径推進管 ( JSWAS A-6 2000 )( SJS ) (1) 標準管 表 1.3.8.3-1 標準管の形状及び寸法 C 1 1 l 1 C1 C2 1 π1 200 200 298 936 59 ( 注 ) l1 S c c1 c2 t c π(c+2t) 参考質量 (kg) 250 250 340 1 068 55 2 000 355 1 125 260 51 1.5 120 70 50 1.5 313 993 236 300 300 394 1 238 57 409 1 294 315 350 350 450 1 414 60 465 1 470 462 400 400 506 1 590 63 521 1 646 548 450 450 564 1 772 67 579 1 828 651 2 430 500 500 620 1 948 70 635 2 004 749 600 600 736 2 312 80 754 2 381 1 030 81 2.5 170 90 80 2.0 700 700 856 2 689 90 874 2 758 1 340 注 200~300 の管のは 1 000mm 350~700 の管のは 1 200mm とすることができる 備考標準管の形状はカラーなしとすることができる 32

(2) 短管 A B 表 1.3.8.3 短管 A B の形状及び寸法 短管 A 短管 B C l1 1 1 C1 C2 1 200 200 298 59 参考質量 (kg) 短管 A 短管 B 119 117 250 250 340 55 990 131 129 300 300 394 57 159 156 350 350 450 60 232 230 400 400 506 63 276 272 450 450 564 67 327 324 1 200 500 500 620 70 376 373 600 600 736 80 517 510 700 700 856 90 673 665 備考その他の寸法については標準管に準ずる 33

(3) 先頭管 C 短管 表 1.3.8.3 先頭管 C 短管 の形状及び寸法 (150) (170) 先頭管 C 105 120 a 2 (80) 50 2 a 部詳細図 26 短管 (150) 105 6 9 a 65(100) 105(150) 2 2 ( ) 内は 600,700 2 200 200 300 59 ( 注 ) 参考質量 (kg) 先頭管 C 短管 先頭管 C 短管 236 117 250 250 342 55 1 940 990 260 129 300 300 396 57 315 156 350 350 452 60 462 230 400 400 508 63 548 272 2 370 450 450 566 67 651 324 1 200 500 500 622 70 749 373 600 600 742 80 1 030 510 2 340 700 700 862 90 1 340 665 注先頭管のは 200~300 については 1 000mm 350 ~700 については 1 200mm とすることができる 備考 1) 先頭管の形状は カラーなしとすることができる 2) その他の寸法については標準管に準ずる 34

表 1.3.8.3-4 先頭管 C 短管 に用いるカラーの形状及び寸法 スリット 4 箇所 H C1 H C2 C1/3 C1 7 c C θ 40 15 C1 C1 C1 C c π(c+2c1) H c1 c2 c c1 200 307 993 50 備考スリットは 600,700 のみに設ける 参考質量 (kg) 250 349 1 125 46 10 300 403 1 294 48 11 350 459 1 470 51 200 100 13 400 515 1 646 54 4.5 4.5 15 450 573 1 828 58 17 500 629 2 004 61 18 600 749 2 381 71 31 300 150 700 869 2 758 81 37 9 35

3.8.4 NS 小口径推進管 ( JSWAS A-6 2000 )( SJB ) (1) 標準管 表 1.3.8.4-1 標準管の形状及び寸法 l 1 C 1 1 C1 C2 1 2 π2 200 200 295 300 942 59 ( 注 ) l1 h c c1 c2 c c π(c+2c) 参考質量 (kg) 250 250 337 342 1 074 55 2 000 356 1 128 260 102 9 170 70 100 1.5 314 996 236 300 300 391 396 1 244 57 410 1 297 315 350 350 447 452 1 420 60 466 1 473 462 400 400 503 508 1 596 63 522 1 649 548 450 450 561 566 1 778 67 580 1 832 651 2 430 500 500 617 622 1 954 70 636 2 007 749 600 600 731 736 2 312 80 755 2 384 1 030 112 12 200 90 110 2.0 700 700 851 856 2 689 90 875 2 761 1 340 注は 200~300 については 1 000mm 350~700 については 1 200mm とすることができる 備考標準管は カラーなしとすることができる 36

(2) 短管 A B 表 1.3.8.4 短管 A B の形状及び寸法 短管 A 短管 B C l1 2 2 C1 C2 2 200 200 300 59 参考質量 (kg) 短管 A 短管 B 119 117 250 250 342 55 990 131 129 300 300 396 57 159 156 350 350 452 60 232 230 400 400 508 63 276 272 450 450 566 67 327 324 1 200 500 500 622 70 376 373 600 600 736 80 517 510 700 700 856 90 673 665 備考その他の寸法については標準管に準ずる 37

3 (3) 先頭管 C 短管 表 1.3.8.4 先頭管 C 短管 の形状及び寸法 (150) 105 先頭管 C (200) 170 a 3 28 a 部詳細図 短管 100 (110) (150) 105 6 9 35(70) 105(150) 3 3 ( ) 内は 600,700 3 200 200 300 59 ( 注 ) 参考質量 (kg) 先頭管 C 短管 先頭管 C 短管 230 114 250 250 342 55 1 890 940 253 125 300 300 396 57 307 152 350 350 452 60 452 224 400 400 508 63 536 265 2 320 450 450 566 67 637 315 1 150 500 500 622 70 733 363 600 600 742 80 1 020 507 2 310 700 700 862 90 1 320 657 注先頭管のは 200~300 については 940mm 350 ~700 については 1150mm とすることができる 備考その他の寸法については標準管に準ずる 38

c 表 1.3.8.4-4 先頭管 C 短管 に用いるカラーの形状及び寸法 スリット 4 箇所 H C1 H C2 C1/3 C 7 C1 θ 40 15 C1 C1 C1 C c π(c+2c1) H c1 c2 c c1 参考質量 (kg) 200 307 993 50 9 250 349 1 125 46 10 300 403 1 294 48 11 350 459 1 470 51 200 100 13 400 515 1 646 54 4.5 4.5 15 450 573 1 828 58 17 500 629 2 004 61 18 600 749 2 381 71 31 300 150 700 869 2 758 81 37 備考スリットは 600,700 のみに設ける 39

3.8.5 接続管接続管は E 形推進管とNS 推進管を接続するために使用する管で 差し口はNS 推進管 受口はE 形推進管の形状及び寸法となっている 接続管の形状及び寸法を表 1.3.8.5-1 に示す 表 1.3.8.5-1 接続管の形状及び寸法 注入孔 埋込みカラー 注入孔 600 600 1 c 継手部詳細図 差し口部 受口部 C c1 c2 4 h l 1 アンカー埋込用止水材 c クッション材 1 2 40 ( 注 ) 参考質量 1 2 π2 l1 h c1 c2 c c c π(c+2c) (kg) 800 930 938 2 947 80 951 3 016 1 330 900 1 050 1 058 3 324 90 1 071 3 393 1 670 1 000 1 170 1 178 3 701 100 11 4.5 1 191 3 770 2 060 1 100 1 280 1 288 4 046 105 1 301 4 115 2 380 1 200 1 400 1 408 4 423 115 1 421 4 492 2 840 1 350 1 560 1 568 4 926 125 120 130 250 1 588 5 027 3 460 1 500 1 740 1 748 5 492 140 1 768 5 592 4 310 1 650 1 910 1 918 6 026 150 2 430 172 1 938 6 126 5 060 16 6 1 800 2 080 2 088 6 560 160 2 108 6 660 5 890 2 000 2 310 2 318 7 282 175 2 338 7 383 7 140 2 200 2 540 2 548 8 005 190 2 568 8 105 8 520 2 400 2 760 2 768 8 696 205 2 792 8 828 10 100 2 600 2 990 2 998 9 418 220 3 022 9 550 11 700 21 150 150 300 9 2 800 3 220 3 228 10 141 235 3 252 10 273 13 400 3 000 3 450 3 458 10 864 250 3 482 10 996 15 300 注標準管のは 1 200mm とすることができる 備考 1 000mm 以上の標準管には 緊結用埋込みナットをつけることができる

3.9 異形管 字管及びY 字管は ヒューム管を取付管として使用する場合に直接接続できるように形状及び寸法が定められている また 曲管及び短管は, 取付管の方向及び長さの調整に使用し 支管は本管に直接穿孔して 取付管を接続する場合に使用する 3.9.1 字管及び Y 字管 d3 d1 l 4 l 5 d2 d 枝 d3 d1 d2 l 本体 4 l 5 枝本体 d l6 l7 4 1 2 l 1 l7 l6 l8 3 4 1 2 l 1 60 l8 3 1 1 1 1 l 2 呼び 1 2 3 表 1.3.9.1-1 字管 Y 字管の形状及び寸法 l 3 l 2 l 3 本体枝参考質量 4 l1 l2 l3 l4 l5 1 d d1 d2 d3 l6 l7 字 Y 字 l8 (kg) 字 Y 字 200 200 150 200 262 258 246 316 27 32 115 55 27 91 44 51 250 250 150 250 314 310 298 370 28 65 90 600 300 120 60 28 92 53 60 300 300 150 300 368 364 350 424 30 30 94 64 72 150 210 206 262 65 90 350 350 150 350 422 418 404 482 32 65 32 97 78 84 36 400 400 150 400 478 474 460 544 35 70 35 100 120 127 70 95 125 800 400 450 450 150 450 534 530 516 606 38 75 38 103 144 160 250 250 200 250 314 310 298 370 28 32 65 90 120 60 28 107 57 68 300 300 200 300 368 364 350 424 30 600 300 30 109 67 78 350 350 200 350 422 418 404 482 32 65 200 262 258 316 65 90 32 112 79 90 36 400 400 200 400 478 474 460 544 35 70 35 115 122 132 70 95 125 800 400 450 450 200 450 534 530 516 606 38 75 38 118 145 156 41

3.9.2 曲管 表 1.3.9.2-1 曲管 (U 形 ) の形状及び寸法 30 曲管 45 曲管 参考質量 (kg) 参考 1 2 3 4 l 1 l 2 l 3 l 4 l 5 30 45 30 45 150 150 210 206 194 262 26 50 t は一般に 24 25 65 90 32 115 517 543 2 mm程度 200 200 262 258 246 316 27 55 32 33 表 1.3.9.2 曲管 (V 形 ) の形状及び寸法 30 曲管 45 曲管 参考質量 (kg) 1 2 3 4 l 1 l 2 l 3 l 4 l 5 30 45 150 150 210 206 194 262 26 50 18 65 90 32 115 300 300 200 200 262 258 246 316 27 55 23 42

3.9.3 支管 表 1.3.9.3-1 支管の形状及び寸法 4 4 1 2 1 2 l2 l1 1 l3 l3 1 l2 l1 d2 d1 単 150 200 A B C A B C 1 2 4 R1 R2 1 l 1 l 2 l 3 d 1 d 2 181 207 74 26 150 210 206 262 56 259 292 92 65 90 33 200 190 477 525 102 48 200 262 258 316 58 259 477 558 292 525 638 67 77 70 65 90 33 48 80 255 245 100 125 150 100 125 150 ( 参考 ) 適用される本管の 250~350 400~500 600 以上 400~500 600~900 1000 以上 参考質量 (kg) 13 14 15 15 17 17 43

3.9.4 短管 表 1.3.9.4-1 短管の形状及び寸法 BS 形 B 形 l4 l5 4 1 2 l1 3 l2 l3 1 2 3 4 l 1 l 2 l 3 l 4 l 5 参考質量 (kg) BS 形 B 形 150 150 210 206 194 262 26 50 25 17 115 200 200 262 258 246 316 27 32 55 33 23 250 250 314 310 298 370 28 65 90 500 42 30 60 300 300 368 364 350 424 30 120 52 38 350 350 422 418 404 482 32 65 64 47 36 400 400 478 474 460 544 35 70 92 71 70 95 125 600 450 450 534 530 516 606 38 75 110 87 44

3.10 集水管集水管は地下水や伏流水の集水用などに用いられる有孔管である 管の形状及び寸法は B 形 NB 形の規定による 表 1.3.10-1 集水管 120 d d 孔径 d 総孔数 ( 注 ) 列数 ( 注 ) 一列の数 α ( 注 ) (mm) ( 個 ) ( 列 ) ( 個 ) ( 度 ) 150 18 3 6 120 200 24 4 6 80 250 20 28 4 7 80 300 35 5 7 60 350 40 5 8 60 400 40 5 8 60 450 45 5 9 60 500 50 5 10 60 600 60 6 10 48 25 700 70 7 10 40 800 80 8 10 34 900 88 8 11 34 1 000 99 9 11 30 注集水孔の配置の一例を示す 表 1.3.10 集水管の集水面積 外周面積集水面積 (cm 2 ) 穿孔率 (cm 2 ) 管体部継手部総集水面積 (%) 150 12 690 57 19 76 0.45 200 15 960 75 24 99 0.47 250 19 230 88 29 117 0.46 300 22 620 110 34 144 0.48 350 26 010 126 39 165 0.48 400 35 880 196 45 241 0.55 450 40 150 221 50 271 0.55 500 44 580 245 55 300 0.55 600 53 440 294 66 360 0.55 700 62 290 343 77 420 0.55 800 71 150 392 88 480 0.55 900 80 160 432 99 531 0.54 1 000 88 860 486 110 596 0.55 備考集水面積と穿孔率は 表 1.3.10-1 に示す集水孔の配置にもとずいて計算した値である 45

3.11 寸法の許容差 表 1.3.11-1 A 形 150~250 ±3 300~900 ±4 1 000~1 350 ±6 1 500~1 800 ±8 +3 +4 +6 +8-4 +10-5 表 1.3.11 A 形用コンクリートカラー 長さ c c c 150~250 300~900 1 000~1 350 1 500~1 800 +3 +4 +5 +6 +3 +4 +5 +6 +10-5 表 1.3.11 A 形用ステンレスカラー π(sc+2t) 150~350 ±3 長さ sc +5 150~250 ±3 300~600 700~900 表 1.3.11-4 B 形 NB 形 1 3 ±4 1 000~1 350 ±6 ±2 +3 l 2 l 3 +3 +4 +6 ±5 ±4 ±5 +10-5 1 500~1 800 ±8 2 000~2 400 ±10 表 1.3.11-5 C 形 NC 形 1 2 l 1 l 2 1 ±3 ±2 2 600~3 000 ±12 ±4 ±3 46 +8-4 +10-5 +12-6 ±2 +10-5

200,250 ±3 300~600 700 ±4 800 900~ ±6 1 200 1 350 ±8 1 π1 ±2 +3 +4 ±3 ±6 表 1.3.11-6 NE 形 ( 注 1) ( 注 2) l 1 C C2 π(c +2c) +4 +6 +8-4 +10-5 注 1) カラーなしの場合は +10,0 とする 2) 800~1 350 については π(c+2c) とする +3-1 ±2 +5 ±2 ±3 ±5 2 π2 表 1.3.11-7 N 形 ( 注 ) l 1 C C2 π(c +2c) 200,250 ±3 300~700 800 ±4 900~1 200 ±6 1 350 ±8 ±2 +3 +4 ±3 ±6 注カラーなしの場合は +10,0 とする +4 +6 +8-4 +10-5 +3-1 ±2 +5 ±2 ±3 ±5 800 ±4 900~1 200 ±6 1 350~1 650 ±8 1 800~2 200 ±10 2 400~3 000 ±12 表 1.3.11-8 E 形推進管 ( 標準管 ) ( 注 ) 1 π1 l C C2 π(c+2c) +3 +4 +5 ±3 ±6 ±9 注カラーなしの場合は +10,0 とする +4 +6 +8-4 +10-5 +12-6 +10-5 ±2 +5 ±2 ±3 ±5 47

900 ( 注 ) 1 000~1 200 1 350~2 200 2 400~3 000 表 1.3.11-9 E 形推進管 ( 中押管 S) 1 +3 +4 +5 π1 π(c+2tc) ±3 ±3 ±6 ±9 注 900 は JHPAS-19 による 900 ( 注 ) 1 000~1 200 ±5 s ±2 表 1.3.11-10 E 形推進管 ( 中押管 ) 1 π1 π(c+2tc) ±6 +3 1 350~1 650 ±8 +4 1 800~2 200 ±10 2 400~3 000 ±12 +5 注 900 は JHPAS-19 による ±3 ±3 ±6 ±9 ±5 c +5 c +5 ±2 800 ±4 900~1 200 ±6 1 350~1 650 ±8 1 800~2 200 ±10 2 400~3 000 ±12 表 1.3.11-11 NS 推進管 ( 標準管 接続管 ) ( 注 ) 2 π2 l 1 c c2 π(c+2c) +3 +4 +5 ±3 ±6 ±9 注カラーなしの場合は +10,0 とする +4 +6 +8-4 +10-5 +12-6 +10-5 ±2 +5 ±2 ±3 ±5 900 ( 注 ) 1 000~1 200 表 1.3.11-12 NS 推進管 ( 中押管 S) 3 π3 π(c1+2t1) +3 1 350~2 200 +4 ±6 2 400~3 000 +5 ±9 注 900 は JHPAS5 による ±3 ±3 ±5 s ±2 c3 +5 48

表 1.3.11-13 NS 推進管 ( 中押管 ) 4 π4 π(c+2c) c2 900 ( 注 ) 1 000~1 200 ±6 +3 ±3 ±3 1 350~1 650 ±8 1 800~2 200 ±10 +4 ±6 ±5 +5 ±2 2 400~3 000 ±12 +5 注 900 は JHPAS5 による ±9 表 1.3.11-14 NS 先頭管 C 800 ±4 900~1 200 ±6 1 350~1 650 ±8 1 800~2 200 ±10 2 400~3 000 ±12 2 π(2 6) +3 +4 +5 ±3 ±6 ±9 +4 +6 +8-4 +10-5 +12-6 +10-5 表 1.3.11-15 E 形小口径推進管 ( 標準管 短管 先頭管 ) 1 π1 ( 注 1) l 1 c c2 π(c+2t) 2 ( 注 2) π(2 6) ( 注 3) 200,250 ±3 300 ~600 700 ±4 ±2 +3 ±3 +4 +10-5 +3-1 +5 ±2 ±3 ±3 注 1) 標準管カラーなしの場合は +10,0 短管の場合は +20,-10 先頭管 600,700 の場合は +5,0 とする 2)3)2 及び π (2 6) は短管 及び先頭管に適用する +9-6 49

表 1.3.11-16 E 形小口径推進管の先頭管 C 表 1.3.11-17 NS 小口径推進管の先頭管 C 短管 に用いるカラー 短管 に用いるカラー π(c+2c1) H c1 π(c+2c1) H c1 200~700 ±3 ±2 ±2 200~700 +3 ±2 ±2 表 1.3.11-18 NS 小口径推進管 ( 標準管 短管 先頭管 ) 2 π2 ( 注 1) ( 注 2) ( 注 3) l 1 c c2 π(c+2c) 3 π(3 6) 200,250 ±3 300 ~700 ±4 ±2 ±3 +4 +10-5 +3-1 +5 ±2 ±3 ±3 +6 注 1) 標準管カラーなし及び先頭管の場合は +10,0 短管の場合は +20,-10 とする 2)3)3 及び π(3 6) は短管 及び先頭管に適用する 表 1.3.11-19 字管,Y 字管 200,250 ±3 300~450 ±4 1 3 ±2 本体 l 2 l 3 +3 +4 ±5 ±4 +10-5 枝 d d1 d3 l7 ±3 ±2-5 + は規定しない ±5 150,200 U 形 ±4 V 形 ±3 表 1.3.110 曲管 (U 形 V 形 ) 1 3 ±2 l 2 l 3 +4 +3 ±5 ±4 +10-5 表 1.3.111 支管表 1.3.112 短管 (BS 形 B 形 ) 1 150,200 ±3 ±2 l 2 l 3 d 1 +5-4 ±5 ±4 ±3 ±5 50 150~ 250 300~ 450 ±3 ±4 1 3 ±2 l 2 l 3 +3 +4 ±5 ±4 ±5

第 4 章管の強さと継手性能 4.1 外圧管 異形管及び集水管 外圧管 (A 形 B 形 C 形 NB 形 NC 形 NE 形及び N 形 ) 異形管及び集水管の外圧強 さ ( 曲げ強度 ) を表 1.4.1-1 外圧試験方法 ( 曲げ強度試験方法 ) を図 1.4.1-1 に示す 表 1.4.1-1 外圧管 異形管及び集水管の外圧強さ ( 曲げ強度 ) 単位 :kn/m ひび割れ荷重破壊荷重 1 種 2 種 3 種 1 種 2 種 3 種 150 - - 200 16.7 23.6 62.8 25.6 47.1 94.2 250 64.8 97.1 300 17.7 25.6 68.7 26.5 51.1 103 350 19.7 27.5 74.6 29.5 55.0 112 400 21.6 32.4 78.5 32.4 62.8 118 450 23.6 36.3 84.4 35.4 66.8 127 500 25.6 41.3 88.3 38.3 70.7 133 600 29.5 49.1 92.2 44.2 77.5 138 700 32.4 54.0 96.2 49.1 85.4 143 800 35.4 58.9 70.7 53.0 93.2 106 900 38.3 63.8 76.5 57.9 101 115 1 000 41.3 68.7 82.4 61.9 108 124 1 100 43.2 72.6 85.4 65.8 113 128 1 200 45.2 75.6 88.3 71.7 118 133 1 350 47.1 79.5 94.2 81.5 126 142 1 500 50.1 83.4 110 91.3 134 165 1 650 53.0 88.3 117 102 143 176 1 800 56.0 93.2 123 111 151 185 2 000 58.9 98.1 130 118 161 195 2 200 61.9 104 137 124 172 206 2 400 64.8 108 143 130 183 214 2 600 67.7 113 150 136 193 224 2 800 70.7 118 155 142 204 233 3 000 73.6 123 162 148 213 244 備考ひび割れ荷重とは 管に幅 0.05 mmのひび割れを生じたときの試験機が示す荷重を で除した値をいい 破壊荷重とは 試験機が示す最大荷重を で除した値をいう 51

A 形 荷重 P / 2 鋼けた 荷重 P 角材 ゴム板 ゴム板 角材 B 形 NB 形 荷重 P ( + l 2 ) / 2 鋼けた 荷重 P 角材 ゴム板 l 2 ゴム板 + l 2 角材 C 形 NC 形 荷重 P ( + l 2 ) / 2 鋼けた 角材 荷重 P ゴム板 l 2 ゴム板 + l 2 角材 NE 形 N 形 NE 形 N 形は 図 1.4.2-1 を参照 図 1.4.1-1 外圧管の外圧試験方法 ( 曲げ強度試験方法 ) 52

4.2 推進管 推進管の外圧強さ ( 曲げ強度 ) を表 1.4.2-1 外圧試験方法 ( 曲げ強度試験方法 ) を 図 1.4.2-1 に示す 表 1.4.2-1 推進管の外圧強さ ( 曲げ強度 ) 単位 :kn/m ひび割れ荷重破壊荷重 1 種 2 種 1 種 2 種 200 31.4 62.8 47.1 94.2 250 32.4 64.8 49.1 97.1 300 34.4 68.7 52.0 103 350 37.3 74.6 55.9 112 400 39.3 78.5 58.9 118 450 42.2 84.4 63.8 127 500 44.2 88.3 66.7 133 600 46.1 92.2 69.7 138 700 48.1 96.2 72.6 143 800 35.4 70.7 57.9 106 900 38.3 76.5 64.8 115 1 000 41.2 82.4 71.6 124 1 100 42.7 85.4 78.5 128 1 200 44.2 88.3 86.3 133 1 350 47.1 94.2 98.1 142 1 500 50.1 101 110 151 1 650 53.0 106 122 159 1 800 55.9 112 134 168 2 000 58.9 118 142 177 2 200 61.8 124 149 186 2 400 64.8 130 155 195 2 600 67.7 136 163 203 2 800 70.7 142 170 212 3 000 73.6 148 177 221 備考ひび割れ荷重とは 管に幅 0.05 mmのひび割れを生じたときの試験機が示す荷重を で除した値をいい 破壊荷重とは 試験機が示す最大荷重を で除した値をいう 53

荷重 P / 2 鋼けた角材 荷重 P ゴム板 カラー ゴム板 角材 図 1.4.2-1 推進管の外圧試験方法 ( 曲げ強度試験方法 ) 4.3 内圧管 内圧管は試験水圧の大きさによって 2K 管 (2 キロ管 ) 4K 管 (4 キロ管 ) 6K 管 (6 キ ロ管 ) に区別される 例えば 2K 管とは試験水圧が 0.2MPa の水圧に耐える管のことをいう 4.3.1 内圧強さ 内圧強さを表 1.4.3.1-1 に示す 表 1.4.3.1-1 内圧強さ 種類 試験水圧 2K 0.2 4K 0.4 6K 0.6 単位 :MPa 内圧試験は管体のコンクリートが十分水を含み 管の表面がかわいた状態で管の両端をパッキ ング及び鏡板などによって密閉し 管内の空気を抜き満水にした上で水圧を加える 内水圧試験の試験例を図 1.4.3.1-1 に示す エアー抜き 緊張材 パッキング 鏡板 ゲージ 水圧ポンプ 図 1.4.3.1-1 内水圧試験例 54

4.3.2 内圧管の外圧強さ ( 曲げ強度 ) 内圧管の外圧強さ ( 曲げ強度 ) を表 1.4.3.2-1 に示す また外圧試験方法 ( 曲げ強度試験方法 ) は図 1.4.1-1 による 表 1.4.3.2-1 内圧管の外圧強さ ( 曲げ強度 ) ひび割れ荷重 破壊荷重 単位 :kn/m 2 K 4 K 6 K 2 K 4 K 6 K 150 17.7 19.7 35.4 39.3 200 16.7 19.7 21.6 33.4 39.3 43.2 250 20.7 23.6 41.3 47.1 300 17.7 21.6 25.6 35.4 43.2 51.1 350 19.7 23.6 27.5 39.3 47.1 55.0 400 21.6 25.6 29.5 43.2 51.1 58.9 450 23.6 27.5 31.4 47.1 55.0 62.8 500 25.6 29.5 33.4 51.1 58.9 66.8 600 29.5 32.4 36.3 58.9 64.8 72.6 700 32.4 36.3 40.3 64.8 72.6 80.5 800 35.4 39.3 44.2 70.7 78.5 88.3 900 38.3 47.1-76.6 94.2-1 000 41.3 51.1-82.5 103-1 100 43.2 53.0-86.4 106-1 200 45.2 55.0-90.3 110-1 350 47.1 58.9-94.2 118-1 500 50.1 62.8-101 126-1 650 53.0 66.8-106 134-1 800 56.0 70.7-112 142-2 000 58.9 75.6-118 152-2 200 61.9 80.5-124 161-2 400 64.8 85.4-130 171-2 600 67.7 90.3-136 181-2 800 70.7 95.2-142 191-3 000 73.6 101-148 201 - 備考ひび割れ荷重とは 管に幅 0.05 mmのひび割れを生じたときの試験機が示す荷重を で除した値をいい 破壊荷重とは 試験機が示す最大荷重を で除した 値をいう 55

4.4 継手性能管の継手性能は ( 社 ) 日本下水道協会規格で規定されている 外圧管は JSWAS A-1( 下水道用鉄筋コンクリート管 ) で水密性が規定され また推進管は JSWAS A( 下水道推進工法用鉄筋コンクリ-ト管 ) 及び JSWAS A-6( 下水道小口径管推進工法用鉄筋コンクリート管 ) で継手性能が規定されている 外圧管の水密性を表 1.4.4-1 に 推進管の継手性能を表 1.4.4 及び表 1.4.4 に示す 表 1.4.4-1 JSWAS A-1 の水密性 水密性 (MPa) 0.1 区分 表 1.4.4 耐水圧 (MPa) JSWAS A の継手性能 抜出し長さ ( 注 ) ( mm ) JA 0.1 30 JB 0.2 40 JC 0.2 60 注抜出し長さとは 管と管との開きをいう 区分 表 1.4.4 耐水圧 (MPa) JSWAS A-6 の継手性能 抜出し長さ ( 注 ) ( mm ) SJS 0.1 10 SJA 0.2 10 SJB 0.2 20 注抜出し長さとは 管と管との開きをいう シール材 クッション材 抜出し長 図 1.4.4-1 抜出し長 56

第 5 章継手用製品 5.1 シール材 シール材として 一般的にはゴム輪が用いられている ゴム輪は 材質については JIS 及び JSWAS に規定されているが 形状及び寸法は JHPAS に定められている 全国ヒューム管協会では 継手にゴム輪を用いる B 形 C 形等の管が開発されて以来改良を重ね 全てのゴム輪について形状 寸法及び品質等を規定している 5.1.1 形状及び寸法 (1) A 形用 表 1.5.1.1-1 A 形用の形状及び寸法 150~350 B h3 H h2 h1 e e d c b a B H h1 h2 h3 a b c d e 150 ~ 350 25 18 5 6.5 10 2 7 8.5 7.5 1.5 長さ ゴム輪装着部周長の 102% 57

(2) B 形用 表 1.5.1.1 B 形用の形状及び寸法 150~350 i g f e d c 400~1350 i g f e d c j R H j R b h h a H B B B H ( 注 ) h a b c d e f g i j R 150 ~ 250 20 10.5 6 2 - - 2 2 4 300 ~ 350 22 8 5 12 400 ~ 600 24 7 3 3 2 4 2.5 5.5 700 ~ 1 000 28 15.5 11 3 3 5 6 1 100 ~ 1 350 31 18.5 6 4 8 14 5 注内圧管用のゴム輪は H 寸法を1mm 高くする 長さ ゴム輪装着部周長の 85% (3) NB 形用 表 1.5.1.1 NB 形用の形状及び寸法 150~350 i g f e d c 400~900 i g f e d c j R H j R b h H h a B B B H h a b c d e f g i j R 150 ~ 250 20 11.5 6 2 - - 2 2 4 300 ~ 350 22 8 5 13.5 3 3 2 400 ~ 600 24 7 4 2.5 5.5 3 3 5 700 ~ 900 28 16.5 11 6 長さ ゴム輪装着部周長の 85% 58

(4) C 形用 表 1.5.1.1-4 C 形用の形状及び寸法 i g e d c f j R H b h a B 長さ B H h a b c d e f g i j R 1 500 ~ 2 200 24 14.5 5 2.5 6.5 8 4 5.5 ゴム輪装着部 3 3 3 3 2 2 400 ~ 3 000 26 17 6 3 8 9 5 6 周長の 85% (5) NC 形用表 1.5.1.1-5 NC 形用の形状及び寸法 i g f e d c H R a b h j B H h a b c d e f g i j R B 長さ 1 500 ~ 2 200 43 28 9 5 12 18 4.5 4.5 4.5 4.5 7 8 8 ゴム輪装着部 2 400 ~ 3 000 60 35 10 7 14.5 27.5 5 5 5 5 12.5 10 10 周長の 90% (6) NE 形及び N 形用 NE 形及び N 形は それぞれ E 形及び NS 形のゴム輪を使用する なお NE 形の 1350 に用いるゴム輪の形状及び寸法を表 1.5.1.1-6 に示す 59

表 1.5.1.1-6 NE 形 1350 の継手に用いるゴム輪の形状及び寸法 d b c b c b c b h H 1 g R i a H e f e 15 B B H H h a b c d e f g i R 長さ 1 350 50 18 12 2.5 6 2 4.5 3 10 5 4 4 80 ゴム輪装着部 周長の 85% (7) B 形用水膨張性ゴム輪 表 1.5.1.1-7 B 形用水膨張性ゴム輪の形状及び寸法 Ⅰ 型 Ⅱ 型 a b c a b c H j R f R d h H t t j R f R d h g W B B 斜線部は水膨張部を示す B H h j a b c d f R W t g 長さ 150 300 400 700 1 100 ~ ~ ~ ~ ~ 250 350 600 1 000 1 350 20 22 24 28 31 10.5 12 15.5 18.5 2 5 6 4 - - 4 1.5 4 4 5.5 2.5 14 6 6 7 3.5 5 6 8 4 15 3 12 13 3 ゴム輪装着部周長の 85% 60

(8) E 形推進管用 標準管用 表 1.5.1.1-8 標準管用の形状及び寸法 d b c b c b c b H 1 i g R h a H e f e 15 B 800 ~ 1 200 1 350 ~ 2 200 2 400 ~ 3 000 B H H h a b c d e f g i R 長さ 15 10 2 5 4 3 50 2 3 10 5 4 80 ゴム輪装着部 20 14 3 6 4.5 5 周長の 85% 60 23.5 16.5 5 7 2.5 5 3.5 12 8 5 100 中押管用 表 1.5.1.1-9 中押管用の形状及び寸法 a b R h1 h2 H B 900 ~ 1 200 1 350 ~ 2 200 2 400 ~ 3 000 B H h1 h2 a b R 26 13 6 30 19 9 34 22.5 11.5 7 3 9 10 4 11 11 4.5 12 15 16 18 長さ ゴム輪装着部周長の 90% 61

(9) NS 推進管用 標準管用 標準管用は 第 1 ゴム輪 第 2 ゴム輪があり 表 1.5.1.1-10~11 に示す 表 1.5.1.1-10 第 1 ゴム輪の形状及び寸法 B 2 2 a c c e d b 1 H 2.5 2.5 2.5 6 10 10 5 3 B H a b c d e 長さ 800 1 350 2 400 ~ ~ ~ 1 200 2 200 3 000 34 12 18 21.5 5 8 9.5 4 6 7.5 1 3 3 4 4.5 4 7 8.5 ゴム輪装着部周長の 102% 表 1.5.1.1-11 第 2 ゴム輪の形状及び寸法 B c j i h c e d b a φ g f R1 R2 H R4 R3 R40 l 23 k B H a b c d e f g h i j k l φ R1 R2 R3 R4 長さ 800~1 200 1 350~2 200 2 400~3 000 34 14.5 20 23 4 5.5 7 5 8 9 7.5 8.5 2 2 9 11 6 4.5 4 8 2 0 26 5 10.5 12 3 3 7.5 5 2.5 8 12 4 7 2 13 14 4 4 6.5 25 6 3 5.5 3.5 4 5 ゴム輪装 着部周長 の 102% 62

中押管用 E 形推進管の中押管用と同一の形状及び寸法で 表 1.5.1.1-9 を参照 先頭管用 表 1.5.1.1-12 先頭管用の形状及び寸法 3.5 4.5 10 10 10 5 3.5 3.5 3.5 3.5 e i a H b d j f c 2 2 2 6 13 7 13 4 B c B H a b c d e f i j 長さ 800 1 350 2 400 ~ ~ ~ 1 200 2 200 3 000 43 19.5 25 28 9.5 12 13.5 7 9 10 1 3 4 4.5 7.5 9.5 11 2 3 4 2.5 4.5 3.5 4.5 5 ゴム輪装着部周長の 85% 63

(10) E 形小口径推進管用 標準管 短管 A 用 表 1.5.1.1-13 標準管 短管 A 用の形状及び寸法 200~500 600 700 B B 2 2 3 3 H 6 5 5 3 3 H 7 6 7 5 1.5 1.5 1.5 5 7 7 4 5 3.5 2.5 2.5 2.5 3 6 11 11 8 B H 長さ 200~500 28 11 ゴム輪装着部 600 700 36 13 周長の 102% 先頭管 C 短管 用 表 1.5.1.1-14 先頭管 C 短管 用の形状及び寸法 3 2 4 2 4 2 9 H 1 9 5 10 3 5 h R 50 5 200~500 600 700 B B H h 26 14 4 15 5 長さ ゴム輪装着部周長の 85% 64

(11)NS 小口径推進管用標準管 短管 A 用表 1.5.1.1-15 標準管 短管 A 用の形状及び寸法 200~500 600 700 B H 長さ 200~500 28 13 ゴム輪装着部 600 700 36 16 周長の 102% 先頭管 C 短管 用 表 1.5.1.1-16 先頭管 C 短管 用の形状及び寸法 4 8.5 8.5 9 2.5 1.5 5 4 1 7.5 5 H 1.5 2.5 2.5 1.3 27.4 1.3 B B H 200~700 30 15 長さ ゴム輪装着部周長の90% 65

5.1.2 寸法の許容差 表 1.5.1.2-1 A 形用 B H (%) 150~300 ±1.0 ±0.5 ±1.0 表 1.5.1.2 B 形用 NB 形用及びC 形用 B H (%) 150~3000 ±1.0 ±0.5 ±1.0 表 1.5.1.2 NC 形用 B H (%) 1500~2200 ±1.0 +1.0-0.5 ±1.0 2400~3000 ±2.0 ±1.0 表 1.5.1.2-4 NE 形用及びN 形用 B H (%) 1350 ±1.0 ±0.5 ±1.0 表 1.5.1.2-5 B 形用水膨張性ゴム輪 B H j W (%) 150~1350 ±1.0 ±0.5 ±1.0 ±1.0 ±2.0 表 1.5.1.2-6 推進管用 種 類 B H (%) 標準管用 800~3 000 ±0.5 E 形推進管 ±2.0 中押管用 900~3 000 ±1.0 標準管用 800~3 000 NS 推進管 ±1.0 ±0.5 中押管用 900~3 000 ±1.0 E 形小口径推進管用 200~ 700 NS 小口径推進管用 200~ 700 ±1.0 ±0.5 66

張試引張り強さ (MPa) 4.5 以上 2.0 以上 老化試験5.1.3 ゴム輪の材質ゴム輪の材質は 外圧管用及び推進管標準管用はJIS K 6353( 水道用ゴム ) に規定するⅣ 類 内圧管用はⅠ 類 A 50 が用いられている また 推進管の中押管用としては 耐摩耗性を考慮してI 類 A 60 が用いられる 水膨張性ゴム輪は 吸水性ポリマーを使用した水膨張性のゴム輪で Ⅳ 類の材質を基本として 水膨張前後の品質についてJHPAS で規定している (1) 外圧管用 内圧管用及び推進管用 表 1.5.1.3-1 外圧管用 内圧管用及び推進管用のゴム輪の材質 用途 外圧管用推進管標準管用 種類 デュロメータ硬さ デュロメータ硬さの許容差 HA( タイプ A) 7.0MPa 荷重時の伸び % ( 以下 ) 引張試験 老化試験 圧縮 伸び 伸び 永久 変化率 ひずみ 引張強さ MPa ( 以上 ) % ( 以上 ) 引張強さ変化率 % ( 以内 ) IV 類 50 ±5-9 400 5 推進管中押管用 Ⅰ 類 A 60 ±5 300 18 400 0 内圧管用 Ⅰ 類 A 50 ±5 400 18 400 0 % ( 以内 ) +10 0 +10 0 +10 0 デュロメータ硬さの変化 HA +7 0 +7 0 +7 0 % ( 以下 ) 30 20 20 (2)B 形用水膨張性ゴム輪 表 1.5.1.3 B 形用水膨張性ゴム輪の材質 項目 Ⅰ 型 水膨張部 Ⅱ 型 非水膨張部 項目 Ⅰ 型 水膨張部 Ⅱ 型 非水膨張部 水膨張前 水膨張 水道水 7 日後 28 日後 率伸び % 400 以上 400 以上 400 以上 % 水 3% 食塩水 28 日後 15~40 20~50 引張強さ変化率 % 5 以内 5 以内 5 以内引膨張 伸び変化率 +10 +10 +10 試 % 以内以内以内張 0 0 0 験 伸び % 300 以上 200 以上 後反発力変化率 % 0 以内 0 以内 デュロメータ硬さ HA 50±5 50±5 50±5 デュロメータ硬さの変化率 HA +7 0 +7 0 +7 0 圧縮永久ひずみ率 % 40 以下 30 以下 30 以下圧縮膨張復元率 % 10 以上 20 以上 質量変化率 % 5 以内 5 以内 67

5.2 止水滑剤止水滑剤とは ゴム輪を用いて接合する管の接合しやすさを生かすと共に継手部からの浸入水や漏水を防ぐ止水剤の効果をもたらす接合材料である この止水滑剤は 水分を硬化剤とする親水性ポリウレタン樹脂で 普通滑剤と同様の使用方法で接合部の空隙充填効果を上げ 管路の水密性を確保するものである 表 1.5.2-1 止水滑剤の一例 主成分 親水性ポリウレタン樹脂 外観 淡黄色 ~ 黄色の透明粘調な液体 比重 1.0~1.4(15 ) 粘度 1,500~5,000mPa s 凝固点 0 以下 硬化時間 24 時間 (20 ) 水分 無し (%) 68