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( 経済産業省と同時公表 ) 平成 29 年 1 月 24 日 消費生活用製品の新規リコール情報 ( 扇風機 ) の公表 消費生活用製品安全法第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故について パナソニックエコシステムズ株式会社が輸入し パナソニック株式会社が販売した扇風機のリコー

3. 特記事項別紙 関係行政機関及び地方公共団体等からの通知 欄に記載されたリコール情報については 詳細を 消費者庁リコール情報サイト で確認することができます 以下のウェブサイトアドレスから アクセスして御利用ください 消費者庁リコール情報サイト ウェブサイトアドレス PC

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目次 Ⅰ 調査目的 1 Ⅱ ストーブに関する意識 使用実態調査 1 暖房器具の使用状況意識調査 ⑴ 調査期間 2 ⑵ 調査概要 2 ⑶ 回答者の属性 2 ⑷ 使用している暖房器具の種類 6 ⑸ 住居の種類と使用している暖房器具の種類の関係 7 ⑹ 同居者の人数と使用している暖房器具の種類の関係 8

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平成 21 年 12 月 16 日 暖房器具による事故防止について ( 注意喚起 ) NITEに通知された製品事故情報のうち 平成 16 年度 ~20 年度の冬 (10 月 ~ 3 月 ) に発生した暖房器具の事故は1,953 件 ( 1) ありました 電気ストーブは この2カ月間 (10 月 1 日 ~11 月 30 日 ) だけでも10 件の事故が発生しています これらの事故情報を分析すると 特に 電気ストーブ ( 857 件 ) 石油ストーブ (727 件 ) 石油温風暖房機( 2) (220 件 ) などの暖房器具による火災等の事故が多発しています 特に 石油ストーブ では727 件中 511 件 7 割が 誤使用や不注意 が原因で事故が発生しています また 石油ストーブ については カートリッジ給油時に自動消火する安全装置が組み込まれた暖房器具による製品事故は ほとんど発生していないことがわかりました ( 3) 本格的な冬を迎え 暖房器具の事故を防止するため 正しく安全に使用していただくため注意喚起することにしました ( 1) 平成 21 年 11 月 30 日現在 重複 対象外情報を除いた件数 ( 2) 石油温風暖房機には 石油ファンヒーターを含む ( 3) カートリッジ給油式石油ストーブに給油時消火装置が付いていたが 消火装置の不具合により 火災に至った事例が1 件あった 1. 暖房器具による事故について (1) NITEが収集した製品事故情報のうち 平成 16 年度 ~20 年度の冬 (10 月 ~3 月 ) に発生した暖房器具の事故は1,953 件ありました この内訳は 電気ストーブ 857 件 (44%) 石油ストーブ 727 件 (37%) 石油温風暖房機 220 件 (11%) 電気温風暖房機( 4) 85 件 (5%) ガス温風暖房機 ( 5) 39 件 (2%) ガスストーブ は25 件 (1%) であり 年度別 製品別にまとめたものは表 1および図 1に示すとおりです ( 4) 電気温風暖房機には 電気ファンヒーターを含む ( 5) ガス温風暖房機には ガスファンヒーターを含む - 1 -

表 1 年度別 製品別の事故件数 ( 平成 16 年度 ~20 年度の10 月 ~3 月 )( 6) 製品名 電気 石油 石油温風 電気温風 ガス温風 ガス 合計 ストーブ ストーブ 暖房機 暖房機 暖房機 ストーブ 年度 (10~3 月 ) 平成 16 年度 67 119 20 1 3 3 213 平成 17 年度 143 203 32 7 2 4 391 平成 18 年度 209 140 58 14 11 7 439 平成 19 年度 251 177 57 49 15 8 557 平成 20 年度 187 88 53 14 8 3 353 合 計 857 727 220 85 39 25 1953 ( 6) 平成 21 年 11 月 30 日現在 重複 対象外情報を除いた件数 件数 600 電気ストーブ 557 500 400 300 200 100 0 石油ストーブ 石油温風暖房機 439 251 電気温風暖房機 391 ガス温風暖房機 209 143 ガスストーブ 353 213 187 177 67 203 140 88 119 57 58 49 53 20 32 3 1 2 7 11 14 3 4 15 8 3 14 8 7 H16 10/1 H17 10/1 H18 10/1 H19 10/1 H20 10/1 ~ H17 3/31 ~ H18 3/31 ~ H19 3/31 ~ H20 3/31 ~ H21 3/31 図 1 年度別 製品別の事故件数 ( 平成 16 年度 ~20 年度の 10 月 ~3 月 ) 事故発生日 (2) 誤使用や不注意 による事故は 電気ストーブ 857 件中 275 件 ( 32% ) 石油ストーブ 727 件中 511 件 (70%) 石油温風暖房機 220 件中 7 6 件 (35%) 電気温風暖房機 85 件中 10 件 (12%) ガス温風暖房機 は39 件中 15 件 (38%) ガスストーブ は25 件中 16 件 (64%) ありました これらの被害状況をまとめたものを表 2に示します また 誤使用や不注意 による事故は 特に石油ストーブに多く発生していることがわかりました また 誤使用や不注意 の主な事故件数は表 3のとおりです - 2 -

なお 石油ストーブについては このような事故を防止するために 消費生活用製品安全法において製品指定を行い 平成 21 年 4 月 1 日から製造されるものについては 次の 3 点が義務付けられました 1 カートリッジタンクの給油時消火装置を取り付けること 2 カートリッジタンクの給油口ふたは 開閉状況を判断でき 閉まったことが音 目視又は感触で確認できること 3 ガソリン厳禁又はガソリン使用禁止 衣類乾燥厳禁の注意事項を表示すること 表 2 誤使用や不注意 による製品事故の被害状況 ( 平成 16 年度 ~20 年度の10 月 ~3 月 )( 7) 被害状況 死亡 重傷 軽傷 拡大被害 製品破損 被害なし 合計 製品名 電気ストーブ 65 12 66 122 9 1 275 石油ストーブ 66 26 157 251 6 5 511 石油温風暖房機 8 1 22 26 6 13 76 電気温風暖房機 0 0 2 7 1 0 10 ガス温風暖房機 0 0 4 2 9 0 15 ガスストーブ 2 1 6 7 0 0 16 合計 141 40 257 415 31 19 903 ( 7) 被害状況別で 死亡 重傷 軽傷 と同時に 拡大被害 や 製品破損 が発生して いる場合は 拡大被害 や 製品破損 にはカウントしていません 表 3 石油ストーブ の 誤使用や不注意 の事故の内容 ( 平成 16 年度 ~20 年度の10 月 ~3 月 ) 誤使用や不注意の内容 件数 カートリッジタンクのふたがしまって 125 いなかった ガソリンを誤給油 50 洗濯物等の乾燥に使用 131 可燃物が接触 80 その他 125 合計 511 2. 事故事例の概要について暖房器具 ( 電気ストーブ 石油ストーブ 石油温風暖房機など ) には 次の情報が報告されています 1 平成 21 年 2 月 11 日 ( 群馬県 50 代男性 拡大被害 ( 火災 人的被害なし ) ) - 3 -

木造 2 階建て住宅から出火し 2 階部分約 33 平方メートルを焼いた 電気ストーブをつけたまま就寝したため 寝具等の可燃物がヒーターに接触 着火し 出火に至ったものと推定される 2 平成 20 年 2 月 22 日 ( 千葉県 80 代以上女性 拡大被害 ( 火災 ) 軽傷) 石油ストーブにカートリッジタンクをセットしようとしたところ カートリッジタンクから灯油がこぼれて引火して火災になった その際 1 名が軽傷を負った 消火を確認せず給油しようとした際に カートリッジタンクのネジ式キャップが完全に締まっていなかったため セットする際に給油口から灯油がこぼれて石油ストーブかかり 火災に至ったものと判断した なお 取扱説明書に 給油時に消火する旨の注意事項が記載されている 3 平成 20 年 11 月 17 日 ( 愛知県 年代性別不明 死亡 ) 火災が発生し 1 名が死亡した 火災現場に石油ストーブがあった 石油ストーブにガソリンを誤給油したことにより 異常燃焼し 火災に至ったとものと判断した 4 平成 20 年 11 月 25 日 ( 東京都 年代性別不明 軽傷 ) 使用中の石油ストーブの下から発火し 燃え広がった 置き台と石油ストーブの隙間に取扱説明書を置いたため 空気取り入れ口を塞ぎ給気不足となり 異常燃焼を起こして底部に炎が漏れ出したものと判断した 5 平成 19 年 11 月 1 日 ( 愛知県 年代不明 男性 軽傷 ) 石油ファンヒーターを使用中 スプレー缶 ( 殺虫剤 ) が破裂して いすとふとん 2 枚が焼損し 欄間に傷 天井に穴が空き 家人 3 人がやけどを負った 石油ファンヒーター温風吹き出し口の約 1m 前方にスプレー缶が置かれていたため 温風があたって加熱され スプレー缶が破裂したものと推定される 6 平成 21 年 1 月 10 日 ( 群馬県 50 代男性 被害なし ) 石油ファンヒーターの運転スイッチを押したところ 燃焼の始まる前に温風吹き出し口から白煙が出て 空気取り入れ口上部が焦げた - 4 -

燃焼筒内部に埃が付着していたこと及び点火プラグが劣化していたため 着火遅れが生じ 発生した未燃焼ガスが白煙となり吹き出したものと推定される また 送風ファンに多量の埃が付着し 送風量が低下したことにより燃焼器周辺の温度が上昇し 安全装置が動作した際に 本体背面から熱気が排出され 空気取り入れ口や羽根に付着していた埃が焦げて変色したものと推定される 7 平成 20 年 2 月 6 日 ( 埼玉県 60 代 男性 拡大被害 ( 火災 )) 木造 2 階建て住宅から出火し 約 230 平方メートルを全焼した ガスストーブの上方に干していた洗濯物がストーブの上に落下し 火災に至ったものと推定される 8 平成 19 年 3 月 12 日 ( 北海道 20 代 女性 軽傷 ) 集合住宅の一室で 家人が一酸化炭素中毒になった なお ガスストーブ (FF 式 ) の排気筒が外れていた形跡があった 当該機の排気管は パッキンが約 18 年の使用で経年劣化し ストップリングが欠如し 更に排気筒が外れていたため 室内に一酸化炭素が流入したものと推定されるが 排気筒の外れた原因の特定はできなかった 9 平成 20 年 1 月 11 日 ( 群馬県 年代性別不明 拡大被害 ( 火災 )) ガスファンヒーターとゴム管の接続部付近から出火し 床などを焼損した ガスファンヒーターに 接続を禁止されている接続具を使用したため 接続部からガスが漏れ 漏れたガスに引火したものと思われる 10 平成 20 年 12 月 25 日 ( 兵庫県 30 代男性 拡大被害 ( 火災 )) 蓄熱式温風暖房機の前で乾燥させていたバスタオルが燃えた 温風によりタオルが発火した可能性があるが 現在 原因を調査中 3. 暖房器具による事故の防止について暖房器具を使用する場合は 次の点に注意してください 詳しくは 製品の取扱説明書をよく読んで 正しく使用してください (1) 電気ストーブ 1 就寝時や外出時は 必ず電源を切り 電源プラグをコンセントから抜いてください 2 布団 カーテンや新聞紙 雑誌など可燃物の近くでは使用しないでください - 5 -

3 洗濯物や衣類等を器具の上に吊したり 干したりしないでください (2) 石油ストーブ 石油温風暖房機 1 布団 カーテンや新聞紙 雑誌など可燃物の近くでは使用しないでください 2 給油する際は 必ず火を消してください 3 カートリッジタンクのふたが完全に締まっているかどうかを必ず確認し さらに給油口を下にして油もれのないことを確認してください 4 給油時に間違ってガソリンを入れないよう 灯油であることを確認してください 5 スプレー缶を温風のあたる所に放置しないでください 6 洗濯物や衣類等を暖房器具の上に吊したり 干したりしないでください 7 換気せず使用しつづけないでください ( 密閉燃焼式を除く ) 使用の際は必ず換気をしてください 8 必ず置き台を使用し 置き台には物を置かないようにしてください (3) ガスストーブ ガス温風暖房機 1 布団 カーテンや新聞紙 雑誌など可燃物の近くでは使用しないでください 2 洗濯物や衣類等を器具の上に吊したり 干したりしないでください 3 換気せず使用しつづけないでください ( 密閉燃焼式を除く ) 使用の際は必ず換気してください 4 ガスホースは所定のものをお使いください 以 上 - 6 -