保総発第○○○号

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( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

1 ガイドライン策定の目的防犯カメラについては テレビや新聞で報道されているように 犯罪の解決や犯罪の抑止につながることなど その効果は社会的に認められており さまざまな施設に防犯カメラが設置されております しかし その効果が認知される一方で 防犯カメラにより個人のプライバシーなどの人権が侵害される

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どこでも連絡帳 で利用するスマホ タブレットのセキュリティ対策盗難 紛失対策 1) メディカルケアステーションのパスワードは保存しない 2) パスワードで 画面をロックする (8 桁以上の英数字 & 記号の組み合わせで ) アンドロイドと iphone での設定の方法は 以下を参照してください 被害

第 2 章 個人情報の取得 ( 個人情報の取得の原則 ) 第 4 条個人情報の取得は コンソーシアムが行う事業の範囲内で 利用目的を明確に定め その目的の達成のために必要な範囲においてのみ行う 2 個人情報の取得は 適法かつ公正な方法により行う ( 特定の個人情報の取得の禁止 ) 第 5 条本条各号

Ⅰ バイタルリンク 利用申込書 ( 様式 1-1)( 様式 ) の手続 バイタルリンク を利用する者 ( 以下 システム利用者 という ) は 小松島市医師会長宛に あらかじ め次の手順による手続きが必要になります 新規登録手続の手順 1 <システム利用者 ( 医療 介護事業者 )>

目 次 第 1 はじめに 2 1 ガイドライン策定の目的 2 2 ガイドラインの対象となる防犯カメラ 2 3 防犯カメラで撮影された個人の画像の性格 2 第 2 防犯カメラの設置及び運用に当たって配慮すべき事項 3 1 設置目的の設定と目的外利用の禁止 3 2 設置場所 撮影範囲 照明設備 3 3

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第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

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かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

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ください 5 画像の保存 取扱い防犯カメラの画像が外部に漏れることのないよう 一定のルールに基づき慎重な管理を行ってください (1) 取扱担当者の指定防犯カメラの設置者は 必要と認める場合は 防犯カメラ モニター 録画装置等の操作を行う取扱担当者を指定してください この場合 管理責任者及び取扱担当者

記 1. 適用対象本通知は 製造販売業者等が GPSP 省令第 2 条第 3 項に規定する DB 事業者が提供する同条第 2 項に規定する医療情報データベースを用いて同条第 1 項第 2 号に規定する製造販売後データベース調査を実施し 医薬品の再審査等の申請資料を作成する場合に適用する GPSP 省

Transcription:

別添 2 レセプトのオンライン請求システムに係る安全対策の規程例 ( 保険医療機関及び保険薬局用 ) 医院 ( 又は病院 薬局 ) 1 目的この規程 ( 以下 本規程 という ) は 医院 ( 以下 当医院 という ) において オンライン請求システムで使用される機器 ソフトウェア及び運用に必要な仕組み全般について その取り扱い並びに管理に関する事項を定め 患者の氏名や傷病名等の慎重な取り扱いを要する個人情報を適切に保護し 業務を円滑に遂行できることを目的とする 2 組織 体制 当医院にオンライン請求システム管理者 ( 以下 システム管理者 という ) を置き 医院長をもってこれに充てる 医院長は必要な場合 システム管理者を別に指名することができる オンライン請求システムを円滑に運用し 責任の所在を明確にするため オンライン請求システムに関する情報管理及び運用について それぞれを担当する責任者 ( 情報管理責任者及び運用責任者 ) を置く 情報管理責任者及び運用責任者は 医院長が指名することができる システム管理者は緊急時及び災害時の連絡 復旧体制並びに回復手順を定め 非常時においても参照できるように保存し 保管する 3 情報の分類と管理 情報管理責任者は オンライン請求システムで取り扱う情報について 組織内で重要度の度合いを共有するため 各々の情報の機密性を踏まえ 次の重要性分類に従って分類する 厳秘 : 機密性が極めて高い情報の種別 ( 例 ; レセプトデータ ) 秘密 : 特定の範囲に限り開示することができる機密性が高い情報の種別 ( 例 ; 実施手順 ( マニュアル )) 公開 : 広く一般に公開可能である情報の種別 オンライン請求システムで取り扱う情報について ファイル名又は記録媒体等に情報の分類が分かるように表示をする等適切な管理を行わなければならない 1

4 送信機器の設置場所等 オンライン請求システムの送信機器を設置する場所を パーティション等で仕切るか又は送信機器に覆いをするか等により 関係者以外の者が機器に接しないようにする オンライン請求システムの送信機器は オンライン請求業務 ( レセプト作成業務を含む ) のみに使用する したがって 業務に必要とするソフトウェア以外のソフトウェアはインストールしない 5 利用者の責務 利用者は 本規程及びオンライン請求システムの実施手順 ( マニュアル ) に定められている事項を遵守すること 利用者は システム管理者の許可を得ず 送信機器及び記録媒体等を部屋外への持ち出しをしないこと 利用者は オンライン請求システムを正しく利用するための教育と訓練を受けること 利用者は 職務上知り得た個人情報を漏らさないこと その職を辞した後も 同様である 利用者は 個人情報の漏洩及び改竄が生じた場合 並びにそれらが生じる恐れがある場合には 速やかに運用責任者に連絡し その指示に従うこと 利用者は 情報セキュリティ対策について不明な点 遵守することが困難な点等については 速やかにシステム管理者に相談し 指示を仰ぐこと 利用者は 関係者以外の者が不正にオンライン請求システムを利用できないようにユーザID 及びパスワード等を 適切に管理すること 6 システム管理者の責務 システム管理者は オンライン請求システムに関する送信機器の設定変更 更新を行う管理者権限等これらの運用における最終的な責任を負うこと システム管理者は 送信機器やソフトウェアに変更があった場合においても 利用者がオンライン請求業務の遂行を継続的にできるよう環境を整備すること システム管理者は オンライン請求システムを正しく利用させるため 利用者の教育と訓練を行うこと 2

7 ソフトウェアの管理運用責任者は 送信機器にコンピュータウィルス対策ソフトウェアをインストールするとともに 定期的にコンピュータウィルスのチェックを行い 感染の防止に努める 8 運用 システム管理者は オンライン請求システムの取り扱いについて実施手順 ( マニュアル ) を整備し 利用者に周知の上 常に利用可能な状態にしておく 運用責任者は ネットワークの不正な利用を発見した場合には 直ちにその原因を追求し対策を実施する 9 規程に対する違反への対応 システム管理者は 本規程で定めた事項及び自らの機関で別に規定した事項に対 する違反があった場合の対処について明確にし 厳正に対応する 10 評価 見直し システム管理者は 本規程で定めた事項及び自らの機関で別に規定した事項を評 価し 定期的に見直す 11 その他 その他 本規程の実施に関し必要な事項がある場合については 医院長がこれを 定める 12 適用年月日 本規程は平成 年 月 日より適用する 3

別添 3 レセプトのオンライン請求システムに係る安全対策の規程例 ( 保険者用 ) 健康保険組合 ( 又は他の保険者名 ) 1 目的この規程 ( 以下 本規程 という ) は 健康保険組合 ( 以下 当組合 という ) において オンライン請求システムで使用される機器 ソフトウェア及び運用に必要な仕組み全般について その取り扱い並びに管理に関する事項を定め 被保険者 ( 及び被扶養者 ) の氏名や傷病名等の慎重な取り扱いを要する個人情報を適切に保護し 業務を円滑に遂行できることを目的とする 2 組織 体制 当組合にオンライン請求システム管理者 ( 以下 システム管理者 という ) を置き 理事長をもってこれに充てる 理事長は必要な場合 システム管理者を別に指名することができる オンライン請求システムを円滑に運用し 責任の所在を明確にするため オンライン請求システムに関する情報管理及び運用について それぞれを担当する責任者 ( 情報管理責任者及び運用責任者 ) を置く 情報管理責任者及び運用責任者は 理事長が指名することができる システム管理者は緊急時及び災害時の連絡 復旧体制並びに回復手順を定め 非常時においても参照できるように保存し 保管する 3 情報の分類と管理 情報管理責任者は オンライン請求システムで取り扱う情報について 組織内で重要度の度合いを共有するため 各々の情報の機密性を踏まえ 次の重要性分類に従って分類する 厳秘 : 機密性が極めて高い情報の種別 ( 例 ; レセプトデータ ) 秘密 : 特定の範囲に限り開示することができる機密性が高い情報の種別 ( 例 ; 実施手順 ( マニュアル )) 公開 : 広く一般に公開可能である情報の種別 オンライン請求システムで取り扱う情報について ファイル名又は記録媒体等に情報の分類が分かるように表示をする等適切な管理を行わなければならない 1

4 受信機器の設置場所等 オンライン請求システムの受信機器を設置する場所を パーティション等で仕切るか又は受信機器に覆いをするか等により 関係者以外の者が機器に接しないようにする オンライン請求システムの受信機器は オンライン請求業務のみに使用する したがって 業務に必要とするソフトウェア以外のソフトウェアはインストールしない 5 利用者の責務 利用者は 本規程及びオンライン請求システムの実施手順 ( マニュアル ) に定められている事項を遵守すること 利用者は システム管理者の許可を得ず 受信機器及び記録媒体等を部屋外への持ち出しをしないこと 利用者は オンライン請求システムを正しく利用するための教育と訓練を受けること 利用者は 職務上知り得た個人情報を漏らさないこと その職を辞した後も 同様である 利用者は 個人情報の漏洩及び改竄が生じた場合 並びにそれらが生じる恐れがある場合には 速やかに運用責任者に連絡し その指示に従うこと 利用者は 情報セキュリティ対策について不明な点 遵守することが困難な点等については 速やかにシステム管理者に相談し 指示を仰ぐこと 利用者は 関係者以外の者が不正にオンライン請求システムを利用できないようにユーザID 及びパスワード等を 適切に管理すること 6 システム管理者の責務 システム管理者は オンライン請求システムに関する受信機器の設定変更 更新を行う管理者権限等これらの運用における最終的な責任を負うこと システム管理者は 受信機器やソフトウェアに変更があった場合においても 利用者がオンライン請求業務の遂行を継続的にできるよう環境を整備すること システム管理者は オンライン請求システムを正しく利用させるため 利用者の教育と訓練を行うこと 7 ソフトウェアの管理 2

運用責任者は 受信機器にコンピュータウィルス対策ソフトウェアをインストー ルするとともに 定期的にコンピュータウィルスのチェックを行い 感染の防止に 努める 8 運用 システム管理者は オンライン請求システムの取り扱いについて実施手順 ( マニュアル ) を整備し 利用者に周知の上 常に利用可能な状態にしておく 運用責任者は ネットワークの不正な利用を発見した場合には 直ちにその原因を追求し対策を実施する 9 規程に対する違反への対応 システム管理者は 本規程で定めた事項及び自らの機関で別に規定した事項に対 する違反があった場合の対処について明確にし 厳正に対応する 10 評価 見直し システム管理者は 本規程で定めた事項及び自らの機関で別に規定した事項を評 価し 定期的に見直す 11 その他 その他 本規程の実施に関し必要な事項がある場合については 理事長がこれを 定める 12 適用年月日 本規程は平成 年 月 日より適用する 3