工作物(2) 一般市街地ゾーン 築物 要素形意色 態 匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 屋根や屋上建築設備 広告物は 建築物と統一感のある一体的なデザインとするなど 軽快なスカイラインを持った景観を形成する 大規模な施設では 配置を工夫したり 適度に分節するなど 圧迫感

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Microsoft Word - 景観計画 docx

良好な景観の形成に関する方針 章周辺環境との調和及び建築物等の配置 規模 建築物等の形態 意匠 建築物等の外観の色彩 素材 建築附帯設備 敷地境界部及び敷地内の外構 駐車場 ゴミ置場 その他の外構附帯工作物 屋外照明 屋外広告物 工業 物流系 1 臨海部では 周辺の公園や緑地 水際のオープンスペース

Microsoft Word - 03第3章(p37-45)

草 津 市 景 観 形 成 ガイドライン 71

区域の整備 開発及び保全に関する方針地区施設の整備の方針建築物等の整備の方針 (2) 公園 緑地の整備方針地域に親しまれる やすらぎと憩いの空間を形成するとともに 西武立川駅から玉川上水に向けて形成される緑のネットワークの拠点となるよう公園や緑地を配置する (3) その他の公共空地の整備方針各敷地の

平成22年 4月21日

位置等 商業系施設 3-1 壁面後退 ( 景観ガイドライン P44) u 壁面を後退させ 緑化を創出させることで より潤いある道路空間が演出できます u イベントが行われる広場のような公開空地を設けることで 地域のにぎわい空間が演出でき 各種イベント等に活用することができます u 公開空地内に植栽等

‘031209

景観チェックシート ( 景観資源シート ) 全類型共通 届出者氏名行為の種類 行為の場所届出対象行為有り 無し < 計画地の周辺の景観資源の把握 > 鈴鹿らしい景観形成を考える際に留意すべき事項は地域によって異なるため, 計画地の周辺に身近な自然的景観資源や歴史的 文化的景観資源等の特徴的なものがあ

地区計画とは 地区計画とは 土地や建築物の所有者など地区の皆さんが合意を図りながら道路や公園などの配置 建築物の用途 容積率 高さ 色やデザイン等のルールをきめ細かく定め そのルールに基づいて建築行為等を行うことにより より良いまちづくりをすすめる手法のひとつです 地区の特性に応じて必要な項目を選択

区域の整備 開発及び保全に関する方針 地区施設の整備の方針 建築物等の整備の方針 (1) 道路の整備方針区域内外との円滑な交通ネットワークの形成と歩行者等の安全で快適な歩行環境の向上を図るため 街区幹線道路及び区画道路を整備する 生活利便施設や良質な街並みを形成する住宅等の立地を誘導し 地域拠点にふ

2-1-5 屋外広告物の制限

藤沢市地区計画運用基準 施行平成 30 年 4 月 1 日 る 本運用基準は, 地区計画の届出に際しての審査の画一化及び円滑化を図るため, 必要な事項を定め 項目第 1 建築物等の用途の制限に関する事項第 2 建築物の容積率の最高限度に関する事項第 3 建築物の建蔽率の最高限度に関する事項第 4 建

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上野原市規則第××号

Microsoft Word - 景観形成基準

種別 名称 幅員等 延長又は面積 摘要 道路 区画道路 1 号区画道路 2 号区画道路 3 号区画道路 4 号区画道路 5 号区画道路 6 号区画道路 7 号 12.0m 12.0m 0.8~5.0m 2.6~8.3m 2.25m 1.65m 1.65m 約 790m 約 220m 約 700m 約

Microsoft Word - ●決定⑤地区計画-2.docx

Microsoft Word - 09池町通り.doc

Microsoft Word - 景観計画 docx

- 2 - 及び規模 地区の 区分 地区施設の配置 道路 3 路線 幅員 ~ m 延長 約 m 公園 1 箇所 面積 約 m2 公共緑地 4 箇所 面積 約 m2 2 箇所 幅員 m 面積 約 m2 ( の幅員 mのうち 以上を高木植栽空間とする ただ し 門柱 門扉等の施設については この限りでは

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金沢市景観計画

( 対象区域 ) 第 5 地区計画の対象区域は 工業団地 ( 国母工業団地 南部工業団地 機械金属工業団地 ファッション工業団地 ( アリア ディ フィレンツェ ) をいう 以下同じ ) の区域内及び隣接地又は近接地 ( おおむね工業団地から500メートル以内 ) とする ( 区域の設定 ) 第 6

三郷市景観計画の届出等について ( 概略版 ) 平成 30 年 1 月 4 三郷市都市デザイン課計画景観係 概要 三郷市は 地域で育まれ まちづくりで形成された良好な景観とともに 課題となる景観も有しております さらには 近年 駅及び三郷インター周辺において新

金沢都市計画地区計画の変更

平方・中野久木物流施設地区

都市計画図 飯田橋駅西口地区(PDF)

東京都市計画高度地区変更(練馬区決定) 【原案(案)】

金沢市景観計画

資料 2 立川市景観計画の一部改定 ( 案 ) ( 現計画 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4) 大規模建築物等にかかる事前協議の部分 ( 改定案 ) P25 表 一般地域 景観形成地区の届出の対象となる行為の規模 P26 (4)

目 次 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画書 1P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画計画図 3P 流山インターチェンジ北部物流センター地区地区計画運用基準 4P 地区整備計画の運用について 運用基準の解説 5P 6P (1) 建築物等の用途の制限 6P (2) 建築

JOB台帳の略件名

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大谷周辺地区 及び 役場周辺地区 地区計画について 木原市街地 国道 125 号バイパス 役場周辺地区 (43.7ha) 美駒市街地 大谷周辺地区 (11.8ha) 地区計画の概要 地区計画とは住民の身近な生活空間である地区や街区を対象とする都市計画で, 道路や公園などの公共施設の配置や, 建築物の

公津西地区地区計画運用基準

170413_福岡市ガイドライン.indd

はじめに 大和市では 大和らしい魅力ある景観を創造していくため 平成 8 年にやまと景観マスタープランを策定し これに基づき景観形成施策を展開してきました そのようななか 平成 16 年に景観法が制定され これまで自治体の自主的な取り組みであった景観づくりに関して法的な根拠が整えられました そこで

大阪市再開発地区計画にかかる

目 次 平方北部物流施設地区地区計画計画書 1P 平方北部物流施設地区地区計画計画図 3P 平方北部物流施設地区地区計画 地区整備計画 の内容の解説 4P (1) 建築物等の用途の制限 5P (2) 建築物の敷地面積の最低限度 6P (3) 建築物等の高さの最高限度 6P (4) 壁面の位置の制限

地区 の 区分 名称駅南口西街区地区駅南口東街区地区駅北口駅前広場地区 面積約 2.8 ha 約 0.6 ha 約 1.7 ha 用途地域による用途制限の他に 次の各号に掲げる建築物は 建築し てはならない 地区整備計画 建築物等に関する事項 建築物の 用途の制限 1. 指定道路 1 に面する敷地の

第 Ⅱ ゾーンの地区計画にはこんな特徴があります 建築基準法のみによる一般的な建替えの場合 斜線制限により または 1.5 容積率の制限により 利用できない容積率 道路広い道路狭い道路 街並み誘導型地区計画による建替えのルール 容積率の最高限度が緩和されます 定住性の高い住宅等を設ける

第3章 市街地景観の整備

南部地区 地区の名称 南部地区建築物の用途の制限 ( ほなみ町 桜新町 ) 敷地面積の最低限度 ( 東原町 苗津町 長者町の各一部 ) 22.5ha 沿道業務地区 17.6ha 合計 40.1ha 建築物等の形態又は意匠の制限 沿道業務地区には 次に掲げる建物は建築してはならない マージャン屋 ぱち

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住宅地区 A 約 41.1 ha (1) 長屋 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) (2) 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 建基法 という ) 別表第 2( い ) 項第 3 号に掲げる共同住宅 ( 住戸の数が 2 戸のものを除く ) 寄宿舎又は下宿 (3) 建基法別表第

1 目的 建築基準法第 68 条の 5 の 5 第 1 項及び第 2 項に基づく認定に関する基準 ( 月島地区 ) 平成 26 年 6 月 9 日 26 中都建第 115 号 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 以下 法 という ) 第 68 条の 5 の 5 第 1 項 及び第 2

区域の整備 開発及び保全に関する方針公共施設等の整備の方針 建築物等の整備の方針 1 道路の整備方針 (1) 地区周辺の交通円滑化に資する道路ネットワークの形成及び 東西の主要な道路軸の形成を図るため 地区幹線道路を拡幅整備する (2) 開発に伴い発生する交通を円滑に処理するとともに 新駅整備に伴う

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区全域共通の景観形成誘導基準 2 景観形成誘導基準自己診断シート 2 ゾーン別の景観形成の方針に配慮した施設計画とする 河川に囲まれた新旧調和の景観ゾーン( 千住 新田など 荒川と隅田川に挟まれた地域 ) ア荒川や隅田川の主な眺望点からの見え方に配慮した 配置 とする イ外壁位置やなどは 隣接地等と

地区整備計画書地区整備計画建築物等に関する事項地区の区分 地区の名称地区の面積 建築物等の用途の制限 建築物の敷地面積の最低限度 建築物の延べ床面積の敷地面積に対する割合の最高限度建築物の建築面積の敷地面積に対する割合の最高限度 壁面の位置の制限 独立住宅地区 A 約 21.9 ha (1) 長屋

なお, は, 次のとおり遵守事項と協議事項から成り立っています 遵守事項 ( 定量的基準 ) 協議事項 ( 定性的基準 ) 良好な景観形成に大きな影響を及ぼさないよう, 景観形成上遵守すべき基準 質の高い景観を形成するよう, 景観形成上協議調整すべき事項 9

景観法 景観条例に基づく届出が必要な行為 我孫子市全域で景観法 景観条例に基づく行為の届出が必要です 届出が必要な行為 計画している行為に応じて 必要なページをごらんください 景観計画区域 ( 市全域 特定地区を除く ) 建築物 新築 増築 改築もしくは移転で ア. 高さが 10mを超えるものイ.

都市地域 (1) 建築物及び工作物の新築 増築 改築 移転又は外観の変更ア配置 ( ア ) 道路後退 a 都市計画法 ( 昭和 43 年法律第 100 号 以下 法 という ) 第 8 条第 1 項第 1 号に規定する第 1 種住居地域 ( 以下 第 1 種住居地域 という ) 内 ( 国道 18

景観形成ガイドライン作成

成田市公共施設景観ガイドラインについて

多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

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区域の整備 開発及び保全に関する方針土地利用の方針 地区施設の整備の方針 地区の立地特性を踏まえ 土地の合理的かつ健全な高度利用と都市機能の更新を図るため 土地利用の方針を以下に定める 1 国際化に対応した業務 商業 宿泊等の多様な機能に加え 氷川神社と連携した江戸文化や赤坂地域の魅力を伝える歴史

1 名称と区域 1 名称 袖ケ浦駅海側地区 2 区域 袖ケ浦駅海側特定土地区画整理事業区域 景観形成 推進地区 一般地区 景観計画区域 袖ケ浦駅海側地区位置図 (袖ケ浦駅海側地区は市街地 袖ケ浦駅海側地区は市街地エリア エリアの一部です の一部です) 景観形成推進地区の区域 商業エリア エリア(商業

(2) 路地街区 ア路地街区の内部で 防火性の向上と居住環境の改善を図るため 地区施設等に沿った建築物の高さの最高限度及び壁面の位置の制限を定めることにより 道路斜線制限を緩和し 3 階建て耐火建築物の連続した街並みを形成する イ行き止まりの路地空間では 安全性の確保のため 2 方向の避難を目的とし

該当するゾーンを選択してください (最後のページ参照) 区全域共通の景観形成誘導基準 2 ゾーン別の景観形成の方針に配慮した施設計画とする 河川に囲まれた新旧調和の景観ゾーン( 千住 新田など 荒川と隅田川に挟まれた地域 ) ア荒川や隅田川の主な眺望点からの見え方に配慮した 配置 とする イ外壁位置

[ 例 1] 敷地の分割例 1270 m2の敷地を 135 m2ずつに分割する場合 270 m2 135 m2 135 m m2の敷地を 140 m2と 130 m2に分割する場合 270 m2 140 m2 130 m2 2

地区の細区分 1 流通 業務地区 2 都市型居住地区 地区 建築物 建築物等の高さの最高限度 建築物等の高さの最高限度は 15mとする ただし 敷地面積が1,000m2以上あり かつ金沢市景観審議会において都市景観上支障がないと認められた場合は 25mとする 整備計画 等に関する事項 建築物等の形態

(Microsoft Word - \216w\223\261\227v\215j19.7.1\211\374\220\263\224\305.doc)

第 4 章 良好な景観の形成のための行為の制限 4-1 景観計画による行為の制限 良好な景観の形成に関する方針を踏まえ これを実現するため 景観計画区域内のA~Gにおける景観に特に大きな影響を及ぼすと考えられる規模の築行為等および景観計画重点区域内の築行為等を対象とし 築物等の意匠 形態 色彩 緑化

(案)

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第 5 地区拠点地区計画の区域には 次に掲げる区域及び地域は含まないものとする (1) 農業振興地域の整備に関する法律 ( 昭和 44 年法律第 58 号 以下 農振法 という ) 第 8 条第 2 項第 1 号に規定する農用地区域 (2) 農地法 ( 昭和 27 年法律第 229 号 ) による農

第2章


絶対高さ制限を定める高度地区についてのQ&A

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多摩都市計画地区計画の決定(多摩市決定)

東久留米駅神山線沿道神宝町地区地区計画運用基準 平成 29 年 11 月〇〇日制定 Ⅰ 目的 この運用基準は 東久留米駅神山線沿道神宝町地区地区計画 の地区整備計画の運用を円滑に行 うためこれを定める Ⅱ 地区整備計画の内容及び運用基準 1. 建築物等に関する事項 (1) 建築物の敷地面積の最低限度

第 134 条に基づく施設の外 これらに類似した組織的教育を行う施設を含む 2 神社 寺院 教会その他これらに類するもの 公衆が集合して参詣 礼拝などを行う施設のことをいう 3 住宅 共同住宅 専用又は兼用の一戸建て住宅 長屋及び共同住宅のことをいう 2

緑ヶ丘地地計画 ( 前項つづき ) 地 計 画 地施設の設置及び規模 建 築 物 等 に 関 す る 事 項 地名称の分建築物の用途の制限 緑地広場歩道状空地行政センター地 ( A) 面積約 2,000 m2 計画図表示のとおり 面積約 150 m2 計画図表示のとおり 幅員 2m 延長約 290m

西が丘地区の景観づくり 景観形成重点地区西が丘地区 東京都北区

地区計画パンフレットP.1

届出の手引き

Microsoft Word - 岡崎駅南リーフレット案【最終】

II 19 景観資源への見通しに配慮した配置としましょう 公園等 ( ) の配置は 丁字路のアイストップとなる部分や角地の部分など 周囲から見えやすく利用しやすい場所となるようにしましょう ゆとりあるオープンスペースを設けた集合住宅の例 道路に面した部分にオープンスペースを配置した集合住宅の例 公園

区域の整備 開発及び保全に関する方針地建築区物等整に関備する計事項画地区計画ガイド八日市出町地区 八日市出町地区 地区計画の内容 名称八日市出町地区地区計画 位 置 金沢市八日市出町の一部 面積地区計画の目標土地利用の方針建築物等の整備方針 約 10.7 ha 本地区は 市中心部の南西約 4kmに位

2. 良好な景観の形成のための行為の制限 行為の制限の基本方針 本町の特徴的で多様性に富む景観の保全 創出を図り 地域全体として調和の取れた景観が形成されるよう 地域の特性を考慮した上で必要な行為の制限を行い 適切な規制 協議 誘導に努めます 1 建築物の建築等に関する行為の制限 規模 配置 地域景

府中市の位置 東京都のほぼ中央に位置し 新宿から約 22km 人口 : 約 25 万人

印西都市計画地区計画の変更 ( 印西市決定 ) 都市計画滝野地区地区計画を次のように変更する 名称滝野地区地区計画 位 置 印西市滝字新野及び字大割 滝野一丁目 滝野二丁目 滝野四丁目 滝野五丁目 滝野六丁目及び滝野七丁目の全部の区域並びに滝字大門及び滝野三丁目の各一部の区域 面積約 56.3 ha

目次 Ⅰ 運用基準の策定にあたって P1 1 策定の目的 P1 2 運用基準の位置づけ P1 Ⅱ Ⅲ 土地利用のあり方 P1 地区計画の活用 P2 1 地区計画とは P2 2 地区計画の活用類型 P2 (a) 地域資源型 P3 (b) マスタープラン適合型 P3 (c) 街区環境整序型 P3 (d)

都市計画図 外神田二・三丁目地区(PDF)

交野市景観まちづくり計画 届出のてびき 平成 26 年 4 月交野市都市整備部都市計画課

大田区景観条例(案)説明資料

1 届出について Q1: 地区計画の届出が必要な行為にはどのようなものがありますか 地区整備計画が定められている区域において 下記の行為を行う場合は届出が必要になります 行為の種類内容 土地の区画形質の変更 ( 開発行為の許可申請を行うものは届出不要です ) 建築物の建築又は工作物の建設 建築物等の

外観 ( 屋上設備等 ) 屋上に設備などを設ける場合は 道路などの公共空間から見えないように設置する位置に配慮するとともに 建築物本体や周辺景観との調和を図りましょう 周辺のスカイライン に配慮した形態にしましょう 威圧感や圧迫感を感じさせないよう 屋上緑化や壁面緑化などに積極的に取り組みましょう

長 崎 市 景 観 基 本 計 画

スライド 1

Transcription:

築物 工作物4 景観形成の目標や基本方針を踏まえ 類型別のは次のとおりである これらは 具体の建築行為や開発行為を行う際の設計の指針とすべきものである (1) 中心商業地ゾーン 要素形意色 態 匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 屋根や屋上建築設備 広告物は 建築物と統一感のある一体的なデザインとするなど 軽快なスカイラインを持った景観を形成する 低層部は明るく開放的な意匠とするなど 中心商業地に相応しい景観を形成する ショーウインドウの設置や照明による演出などにより 賑わいのある魅力的な景観を形成する 立体駐車場は 道路その他の公共の場所から望見できない位置に配置する やむを得ない場合は 接道部 ( 車の出入り口を除く ) や敷地境界沿いを ルーバー等の設置 樹木や生垣等の植裁により 構造物の過半が直接露出しないよう修景を行う 小河川に面する敷地では 親水空間の確保や小河川に対して開放的な意匠とする 建 建築物等の色は以下のとおりとする ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅色相度明度板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使 0.1R~10R 4 以下 3 以上用する場合 又はベンガラなどの地域 0.1YR~5Y 6 以下 3 以上性を表す塗装については この限りでその他 2 以下 3 以上はない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 広告物は 風格のある景観形成に資するよう配慮する 低層部は 適度に壁面後退し 植裁スペースを確保したり 生垣やプランターを設置するなど 潤いのある景観を創出する 大規模な施設 ( 延床面積が 1000 m2を超えるもの 以下同じ ) では まとまったオープンスペースを確保するなど 賑わいとゆとりのある景観を創出する また 当該施設では シンボルとなる高木を配置するなど 街並みにアクセントをつける 後退部分の仕上げは 歩道との連続性に配慮するなど 歩行者空間と一体感のある空間を形成する 上述のオープンスペースや後退部分においては オープンカフェとしての活用等により賑わいの創出を図る 注 : 色基準は 日本工業規格 (JISZ8721) に基づく色の表示方法 ( マンセル着色系 ) による 以下同じ 11

工作物(2) 一般市街地ゾーン 築物 要素形意色 態 匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 屋根や屋上建築設備 広告物は 建築物と統一感のある一体的なデザインとするなど 軽快なスカイラインを持った景観を形成する 大規模な施設では 配置を工夫したり 適度に分節するなど 圧迫感を軽減させ 周辺との調和を図る 立体駐車場は 道路その他の公共の場所から望見できない位置に配置する やむを得ない場合は 接道部 ( 車の出入り口を除く ) や敷地境界沿いを ルーバー等の設置 樹木や生垣等の植裁により 構造物の過半が直接露出しないよう修景を行う 小河川に面する敷地では 親水空間の確保や小河川に対して開放的な意匠とする 建 建築物等の色は以下のとおりとする ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅色相度明度板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使 0.1R~10R 4 以下 3 以上用する場合 又はベンガラなどの地域 0.1YR~5Y 6 以下 3 以上 性を表す塗装については この限りで その他 2 以下 3 以上 はない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 広告物は 風格のある景観形成に資するよう配慮する 適度に壁面後退し 植裁スペースを確保したり 壁面緑化等 生垣やプランターを設置するなど 潤いのある景観を創出する 塀などは できる限り自然素材を使用するなど 風格のある街並みに相応しく柔らかな表情を持った景観を形成する 大規模な施設では まとまったオープンスペースを確保するなど 開放的な街並みを形成する 敷地内の緑化を推進する 12

建築物 工作物(3) 工業地ゾーン 要素形意色 態 匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする また 比良 比叡の山並みや三上山の眺望に配慮した形態意匠とする 建築設備や広告物は 建築物と統一感のある一体的なデザインとするなど 統一感のある景観を形成する 建築物は シンプルなデザインとし 長大な壁面の場合は 適度に分節するなど 圧迫感を軽減させ 落ち着きがある景観を形成する 建築物等の色は以下のとおりとする 色相度明度 0.1R~10R 4 以下 3 以上 0.1YR~5Y 6 以下 3 以上 その他 2 以下 3 以上 ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使用する場合 又はベンガラなどの地域性を表す塗装については この限りではない アクセントカラーは 上表の度に 6 を加えた値を上限とする 生産施設や倉庫等は 外壁や屋根等の定期的なメンテナンスを行うなど 美観を維持するとともに 清潔で親しみやすい景観を形成する 敷地周辺部には 十分な空地を確保し 緑化を推進するなど 落ち着きと親しみが感じられる景観を形成する 塀などを設ける場合には 可視性の高いフェンスなどを使用し 敷地内の緑が直接眺められるようにするなど 開放的な景観を形成する 敷地内には 適切に高木を配置するなど 緑につつまれた落ち着きのある景観を形成する (4) 湖岸景観ゾーン湖岸景観ゾーンの景観形成方針は 県風景条例に基づく 琵琶湖景観形成地域 における景観形成基準に準じるものとする ただし 建築物及び工作物の色については 以下のとおりとする また 湖岸景観ゾーンの市街化調整区域内については建築物の高さを 13m 以下とする ただし 公益上やむを得ない場合及び景観形成上支障がない場合は 景観影響調査を実施した上で 13m を超えることを認めるものとする 緑化措置としては 大規模な施設で市街化調整区域内については 緑豊かな景観とするため 敷地面積の 20% 以上を緑化することとする 建築物等の色は以下のとおりとする ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅 ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅色相度明度板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を 0.1R~10R 4 以下 3 以上用する場合 又はベンガラなどの地域使用する場合 又はベンガラなどの地 0.1YR~5Y 6 以下 3 以上性を表す塗装については この限りで域性を表す塗装については この限りその他 2 以下 3 以上はない ではない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 13

建築物 工作物(5) 田園景観ゾーン 要素形意色 態 匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 屋根や屋上建築設備 広告物は 建築物と統一感のある一体的なデザインとするなど 軽快なスカイラインを持った景観を形成する 建築物等は 周辺の自然景観と調和した高さとするとともに 比良 比叡の山並みや三上山の眺望に配慮する 屋根は勾配屋根とするなど 周辺の自然景観や集落景観と調和したデザインとする 小河川に面する敷地では 親水空間の確保や小河川に対して開放的な意匠とする 工場等は 工業地ゾーンのに準ずるものとする 建築物等の色は以下のとおりとする ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅色相度明度板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使 0.1R~10R 4 以下 3 以上用する場合 又はベンガラなどの地域 0.1YR~5Y 6 以下 3 以上性を表す塗装については この限りでその他 2 以下 3 以上はない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 広告物は 落ち着きのある景観形成に資するよう配慮する 生垣による緑化の推進により 潤いとやすらぎのある景観を形成する 塀を設ける場合には 自然素材を使用したり 緑化による修景を行う 敷地内には 適切に高木を配置するなど 緑につつまれた落ち着きのある景観を形成する 工場等は 工業地ゾーンのに準ずるものとする 大規模な施設では 緑豊かな景観とするため 敷地面積の 20% 以上を緑化すること 14

建築物 工作物(6) 沿道景観軸 要素形意色 態 匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 建築設備や外階段 広告物などは 建築物と一体的なデザインとするなど 整然とした景観を形成する 配置を工夫したり 長大な壁面は避け 建物を分節するなど 周囲の景観に配慮 する 立体駐車場は 道路その他の公共の場所から望見できない位置に配置する やむを得ない場合は 接道部 ( 車の出入り口を除く ) や敷地境界沿いを ルーバー等の設置 樹木や生垣等の植裁により 構造物の過半が直接露出しないよう修景を行う 建築物等の色は以下のとおりとする ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅色相度明度板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使 0.1R~5Y 6 以下 3 以上 用する場合 又はベンガラなどの地域 その他 2 以下 3 以上 性を表す塗装については この限りで はない アクセントカラーは 上表の度に 6 を加えた値を上限とする 広告物は 風格のある景観形成に資するよう配慮する 道路から後退するなど ゆとりがあり 街路の広がりが感じられる景観を形成する また 後退部分には 植裁スペースを確保したり 生垣やプランターを設置するなど 潤いのある景観を創出する さらに 後退部分の仕上げは 歩道との連続性に配慮するなど 歩行者空間と一体感のある空間を形成する 大規模な施設では まとまったオープンスペースを確保するなど ゆとりのある景観を創出する また 当該施設では シンボルとなる高木を配置するなど 街並みにアクセントをつける 駐車場などは 緑化による修景を行うなど 潤いのある景観を形成する また 駐車場は その出入り口を集約するなど 街並みの連続性と安全な歩行者空間を確保する 15

建築物 工作物(7) 中山道軸中山道軸の景観形成方針は 県風景条例に基づく 主要地方道大津能登川長浜線沿道景観形成地区 における景観形成基準に準じるものとする ただし 建築及び工作物の色については 以下のとおりとする 建築物等の色は以下のとおりとする 色相 度 明度 ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅 0.1R~7.4R 2 以下 3 以上 板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を等の塗装を施さない素材を使 7.5R~2.5Y 4 以下 3 以上 使用する場合 又はベンガラなどの地用する場合 又はベンガラなどの地域 2.6Y~10Y 2 以下 3 以上 域性を表す塗装については この限り性を表す塗装については この限りで その他 1 以下 3 以上 ではない アクセントカラーは 上表の度に 6 を加えた値を上限とする (8) 河川景観軸 要素形意色 態 匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 屋根や屋上建築設備 広告物は 建築物と統一感のある一体的なデザインとするなど 軽快なスカイラインを持った景観を形成する 建築物等は 周辺の自然景観と調和した高さとするとともに 比良 比叡の山並みや三上山の眺望に配慮する 建築物等の色は以下のとおりとする ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅色相度明度板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使 0.1R~10R 4 以下 3 以上用する場合 又はベンガラなどの地域 0.1YR~5Y 6 以下 3 以上性を表す塗装については この限りでその他 2 以下 3 以上はない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 塀を設ける場合には できる限り自然素材を使用するなど 周辺環境と調和した景観を形成する 生垣やシンボルとなる高木による緑化を進めるなど 緑やオープンスペースと一体となった景観を形成する 16

第 3 章 良好な景観の形成のための行為の制限に関する事項 前章に示す良好な景観の形成に関する方針を踏まえ これを実現するため 各景観類型毎に 行為の制限を次のとおり設定する 1. 届出対象行為 景観類型建築物工作物等 市全域 ( 湖岸景観ゾーン 中山道軸を除く ) 湖岸景観ゾーン 中山道軸 新築 増築 改築もしくは移転 高さが13m 以上もしくは4 階建て以上のもの 又は 延べ床面積が 1,000 m2を超えるとき 上記に該当する建築物で外観の模様替え又は色の変更 行為部分が総外壁面積の1/2 を超えるとき 新築 増築 改築もしくは移転 床面積が10 m2を超えるとき 行為後の高さが5m を超えるとき 外観の模様替え又は色の変更 行為部分が10 m2を超えるとき 工作物の新設 増築 改築もしくは移転 行為後の高さが13m 以上となるとき 鉄筋コンクリート造りの柱 鉄柱 木柱その他これらに類するもので 行為後の高さが13m 以上となるとき 工作物の新設 増築 改築もしくは移転 行為後の高さが5m を超えるとき 鉄筋コンクリート造りの柱 鉄柱 木柱その他これらに類するもので 行為後の高さが 5m を越えるとき 垣 柵 塀 擁壁の類の場合は 高さ1.5m 又は長さ10m を超えるとき 木竹の伐採 高さが5m を超えるとき 屋外における物件の堆積 高さが1.5m または面積 100 m2を超え 31 日間以上にわたって集積又は貯蔵をするとき 備考 上記行為は 景観法第 17 条第 1 項に 規定する特定届出対象行為とする 上記行為は 景観法第 17 条第 1 項に 規定する特定届出対象行為とする 用語 1. 工作物とは 建築基準法 ( 昭和 25 年法律第 201 号 ) 第 88 条第 1 項 同第 2 項に規定する工作物で広告物及び広告物を掲出する物件以外のもの 又はそれ以外の工作物で規則で定めるものをいう 2. 建築物の新築 増築 改築もしくは移転 外壁の模様替え又は色の変更 工作物の新設 増築 改築もしくは移転 木竹の伐採 屋外における物件の堆積とは 景観法第 16 条に規定する行為をいう 17

2. 勧告基準 (1)1 中心商業地ゾーン 2 一般市街地ゾーン 3 工業地ゾーン 4 湖岸景観ゾーン 形態意匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 建築物 工作物5 田園景観ゾーン 8 河川景観軸 要素 色 建築物等の色は以下のとおりとする 色相 度 明度 0.1R~10R 4 以下 3 以上 0.1YR~5Y 6 以下 3 以上 その他 2 以下 3 以上 ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使用する場合 又はベンガラなどの地域性を表す塗装については この限りではない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 道路等の公共空間に面した部分は緑化し 潤いのある景観を創出する 注 : 湖岸ゾーンの勧告基準は 県景観計画の内容を踏まえ 上記に追加する可能性がある (2)6 沿道景観軸 要素 形態意匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 建築物 工作物色 建築物等の色は以下のとおりとする 色相 度 明度 ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅 0.1R~5Y 6 以下 3 以上 板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使 その他 2 以下 3 以上 用する場合 又はベンガラなどの地域 性を表す塗装については この限りで はない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 道路等の公共空間に面した部分は緑化し 潤いのある景観を創出する (3)7 中山道軸 要素 形態意匠 建築物等は 周辺の景観及び街並みと調和する形態 意匠とする 建築物 工作物色 建築物等の色は以下のとおりとする 色相 度 明度 ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅 0.1R~7.4R 2 以下 3 以上 板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使 7.5R~2.5Y 4 以下 3 以上 用する場合 又はベンガラなどの地域 2.6Y~10Y 2 以下 3 以上 性を表す塗装については この限りで その他 1 以下 3 以上 はない アクセントカラーは 上表の度に6を加えた値を上限とする 垣または柵の設置は管理上必要最小限の範囲とする 垣または柵を設置する場 合は 出来るだけ樹木 ( 生垣 ) 木材等の自然素材を用いるなどにより これに より難い場合は これを模した仕上げとし 景観に配慮したものとする 注 : 中山道軸の勧告基準は 県景観計画の内容を踏まえ 上記に追加する可能性がある 18

3. 変更命令 ( 特定届出対象行為 ) 基準 勧告基準に掲げる建築物及び工作物の色の基準を準用する ( 参考 ) 下表の基準は 建築物 工作物に使用される色について適用する 届出対象となる建築物 工作物は下表の上限値を超えた色を使用してはならない 違反した建築物 工作物は変更命令の対象とする 外壁面の見付面積の 5 分の 1 未満の範囲内で外観のアクセント色として着色されている部分の色については 下表の度に+6を加えた値とする 度 明度 色相 0.1R 7.5R 10R 2.5Y 5Y 10Y 10RP 無色 1 中心商業地ゾーン 2 一般市街地ゾーン 3 工業地ゾーン 4 以下 6 以下 2 以下 4 湖岸景観ゾーン 5 田園景観ゾーン 6 沿道景観軸 6 以下 2 以下 7 中山道景観軸 2 以下 4 以下 2 以下 1 以下 8 河川景観軸 4 以下 6 以下 2 以下 1~ 9.5 3 以上 ただし 木材 漆喰 瓦 金属瓦 ( 銅板葺等 ) 等の塗装を施さない素材を使用する場合 又はベンガラなどの地域性を表す塗装については この限りではない 19

第 4 章 景観重要建造物及び景観重要樹木の指定の方針 1. 景観重要建造物の指定の方針市民に親しまれている建造物 ( 建築物及び工作物 ) の外観において 道路その他の公共の場所から誰もが容易に望見でき 次に示す項目に該当する建築物等を景観上重要な建造物として指定する 市民に親しまれ 地域のシンボル的な存在であり 周辺の景観を先導しまたは継承し特徴づけている建造物 地域の自然 歴史 文化 生活などから見て これらの特性が形として現れた地域固有の建造物 伝統的様式や技法で構成され 守山の歴史的 文化的に価値が高いと認められる建造物 2. 景観重要樹木の指定の方針樹高があり樹幹も太く 葉ぶりが良好である単独あるいは一団の樹林を形成しているもの ( 以下 樹木等 という ) で市民に親しまれている樹木等で 道路その他の公共の場所から誰もが容易に望見することができ 次に示す項目に該当する樹木等を景観上重要な樹木として指定する 市民に親しまれ周辺景観を先導しまたは継承し特徴づけている樹木 地域の自然 歴史文化などから見て 特に価値が高いと認められる樹木 地域景観の形成に取り組む上で重要な位置にあるもの 20

第 5 章 屋外広告物の表示及び屋外広告物を掲出する物件の設置に関する行為の制限 1. 屋外広告物の表示 掲出に関する基本事項屋外広告物を設置する場合は 掲出方法 掲出数 意匠 形状 高さ 面積 色に配慮し 設置する建築物や周辺の街並みと調和したものとする 2. 屋外広告物の表示及び掲出物件の設置に関する行為の制限事項 滋賀県屋外広告物条例の許可基準によるとともに 周辺景観や建築物と調和した意匠等に努めること 建築物の意匠と一体的に考えるなど 全体としてまとまりのあるよう工夫すること ( 注 ) 屋外広告物の許可等に関する事務は 平成 20 年 4 月に県から守山市へ権限委譲されるこ ととなっており そのため市独自の屋外広告物条例については 平成 20 年度に検討し 平成 21 年度より導入する予定である 21

第 6 章 景観重要公共施設の整備及び良好な景観の形成に関する事項 1. 景観重要公共施設の整備に関する方針市民に親しまれている公共施設のうち 景観形成上 大きな影響を与える公共施設を景観重要公共施設として指定し 整備を行う際には次の事項に取り組むものとする 指定に際しては 施設管理者等の関係機関との協議 同意手続きを行う 道路 指定が想定される道路 さざなみ街道 湖南街道 くすのき通り 新中山道 駅前グリーンロード 都賀山通り レインボーロード すこやか通り 南守山街道 都市計画道路勝部守山甲線 ( 注 ) 愛称名のある道路は愛称名で記載している 整備方針 歩行者等の安全性と快適性を重視した構造 仕上げとする 潤いのある景観を形成するため 街路樹や植栽帯を整備し 道路管理者がその適正な維持 管理を図る 特に 当該維持 管理については 道路管理者が地域住民等との協働による適切な維持 管理を推進するものとする 交通安全施設を設ける場合は 華美なデザインを避ける 車道及び歩道の仕上げや交通安全施設 標識などは 沿道の建築物などが映えるような色とする 特に景観上重要な路線や区間については 電線類の地中化について関係機関との協議を進める 河川 指定が想定される河川 市街地内の河川 水路 整備方針 景観に配慮した ホタルを始めとする様々な生物が生息できる環境の整備を推進するとともに 水に親しめる空間の整備を推進する 河川沿いを人が回遊できるよう 河川沿いの遊歩道整備を推進する 22

2. 道路法第 32 条第 1 項又は第 3 項の許可の基準 景観重要公共施設として指定された道路内において電柱 電線 公衆電話などの工作物 ( 以 下 工作物等 ) の道路占用の許可を行う場合は 次の事項に配慮する 工作物等の設置に当たっては 良好な沿道景観の形成に十分に配慮するとともに 沿道の建築物の利用方法と整合すること 特に 街角やアイストップ その他景観形成上重要な位置に設置しないこと また 標識やサイン等の認知を妨げない位置とすること 工作物等の形態は 沿道の建築物とのバランスの取れたものとする 工作物等の色は 沿道景観に配慮したものとする 23

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