Windows 10 Leica DISTO シリーズ Bluetooth 接続について 2018.09 v4.0
目次 Bluetooth 搭載モデル ----------------------------- P.3 アプリ / ソフトウェア対応一覧表 ---------------- P.4 Leica DISTO のBluetoothについて ------------ P.5 Bluetooth 接続方法 ------------------------------- P.11 ソフトウェア DISTO transfer -------------------- P.17 キーパットモード --------------------------------- P.26 2
Bluetooth 搭載モデル D1 D110 D2 X3 X4 D510 D810 touch S910 ソフトウェアなしでも使用可能 ( キーパットモード )P. 26 以降参照 ソフトウェアなしでも使用可能 ( キーパットモード )P. 26 以降参照 3 ソフトウェアを使用
アプリ / ソフトウェア対応一覧表 本資料では Windows 端末での Bluetooth 転送について 解説します : 距離計本体から 端末から ともに測定可能 : 距離計本体からのみ 測定可 ( 端末からの測定は不可 ) 1: メジャープラン メジャーファサードは WiFi 接続スケッチオンフォト スケッチプランは Bluetooth 接続 2: Bluetooth 接続 3: ソフトウェアの自動測定機能は 使用不可 4: V 4.82 以上 一部機能使用不可 Windows10 のみ 5: Windows 8 は 端末によってうまく動作しない可能性があるため 10 を推奨 4
Windows 10 Leica DISTO の Bluetooth について
Bluetooth Smart について Bluetooth Smart は Bluetooth 4.0 や Bluetooth Smart Ready と互換性があります Bluetooth Smart は 消費電力が大幅に少ないため 初期設定で Bluetooth が ON となっています 6
Leica DISTO D1 / D110 / D2 Leica DISTO D1 はワンボタンのため 常時 Bluetooth が ON です Leica DISTO D110 / D2 は Bluetooth ボタン長押しで ON / OFF の切替ができます 7
Leica DISTO X3 / X4 / D510 Leica DISTO X3 / X4 / D510 は 設定画面から Bluetooth の ON / OFF 切替ができます (1) (2) (3) ON / OFF 切替には = ボタンを押します 8
Leica DISTO D810 touch Leica DISTO D810 touch は 設定画面から Bluetooth の ON / OFF 切替ができます Bluetooth 設定画面には 3 種類のモードがあります Bluetooth 設定を選択 スプレッドシートモード ( 単位あり ) E.g. 7.123 テキストモード ( 単位なし ) E.g. 7.123m TAB: データ転送後 セル / カーソルがタブ移動 Enter: データ転送後 セル / カーソルがエンター移動 none: データ転送のみ 0.0: 小数点の記号が ドット ( 初期設定 ) 0,0: 小数点の記号が カンマ アプリモード Encrypted: Windows8 以上, ios, Android V4.3 以上 ( 初期設定 ) Unencrypted: Android V4.3 以下 9
Leica DISTO S910 Leica DISTO S910 は 設定画面から Bluetooth の ON / OFF 切替ができます Bluetooth 設定画面には 3 種類のモードがあります Bluetooth 設定を選択 スプレッドシートモード ( 単位あり ) E.g. 7.123 テキストモード ( 単位なし ) E.g. 7.123m TAB: データ転送後 セル / カーソルがタブ移動 Enter: データ転送後 セル / カーソルがエンター移動 none: データ転送のみ 0.0: 小数点の記号が ドット ( 初期設定 ) 0,0: 小数点の記号が カンマ アプリモード Encrypted: Windows8 以上, ios, Android V4.3 以上 ( 初期設定 ) Unencrypted: Android V4.3 以下 10
Windows 10 Windows 10 と DISTO の Bluetooth 接続方法
接続方法 Windows 10 デスクトップモード Windows 10 タブレットモード アクションセンター を選択 接続 を選択 12 右から左へスライド 接続 を選択
接続方法 他のデバイスを探す を選択 Bluetooth を選択 DISTO がリストに表示されます 13
接続方法 ( ペアリング ) DISTO を選択 ペアリング を選択 セットアップ完了を待つ 14 DISTO 接続完了
Windows 10 ソフトウェア DISTO transfer
概要 PC 版無償ソフトウェア DISTO transfer には 以下の用途があります 1. Leica DISTO からのデータ受取と カーソルがある位置への測定値転送例 ) ソフトウェアと同時に Excel を起動しておけば 測定値を手動入力する代わりに Bluetooth を使って選択したセル上に測定値を転送できます 2. AutoCAD (2004 版以降 ) や BricsCAD ( バージョン 9.3.5 以降 ) のプラグイン ソフトウェアとして 直接 CAD 上にリアルタイムで図を描画 DISTO transfer のインストールは CAD ソフトウェアのインストール後に行ってください または プラグインとして使用する前に DISTO transfer を手動で起動してください Autocad や Bricscad でプラグイン ソフトウェアとして活用する場合は 該当 CADを起動し コマンドラインに leicadisto と入力してください Leica DISTO transfer が起動していなければ この操作で自動的に起動します 16 描画エリアを選択し 距離の転送を始めます 距離と傾斜角を転送した場合は 水平距離が計算されて描画に転送されます 傾斜角が 75 以上の場合は 鉛直方向の距離とみなされ 高さの値となります 1 描画に対して 1 度のみ高さが入ります (3 次元の描画をご覧になる場合は 3D ビューに変更してください )
ダウンロードと注意点 最新版の PC 版 DISTO transfer (Bluetooth v4.0 以上 ) を下記よりダウンロードしてください http://ptd.leica-geosystems.com/common/shared/downloads/inc/downloader.asp?id=11064 ダウンロードは ポップアップに従って進めてください D510:PC からの測定指令 間隔を指定して自動測定する機能は 使えません X3 / X4 : オプション機能の一部がうまく動作しない場合があります 現在 ソフトウェア アップデートの準備を進めておりますので お待ち頂けますようお願いいたします 17
ソフトウェアの起動 起動には右アイコンを選択します 右スクリーンが表示されます DISTO transfer は PC と DISTO のペアリング済であれば すぐに Bluetooth 接続が確立します Bluetooth 2.1 や 接続機種が見つからない場合に限り 下記ポップアップが出てきます 18
ソフトウェアの表示 下記ウィンドウが出て 画面左下に緑色で製品名が表示されていれば 接続完了です レーザー距離計の DISTO ボタンを押すと 距離 傾斜角 の欄に値が入ります Excel やメモ帳に リアルタイムで転送することもできます セルがアクティブになっている場所に 測定と同時に値が入ります 距離傾斜角単位 単位設定の別ウィンドウ m, mm, cm Feet, Inches 接続機種を表示 転送後 Enter( エンター ) 移動 e.g. Excel では セルが下段に移動 転送後 Tab( タブ ) 移動 e.g. Excel では セルが右に移動 19
オプション概要 応用モード 最大化ボタンを押すと 応用モード画面が表示されます 他プログラムへの入力データ形式 (e.g. CAD ソフトウェア ) DISTO transfer が受け取ったデータの履歴 自動測定の設定 その他設定 20
オプション 応用モード (1) Send タブ Data format を変更すると 日付や時刻なども 測定値と一緒に転送することができます Change Data Format... から値を選ぶか 入力欄に直接入力することで 変更できます ( 例 ) 日付と距離 ( 単位付き ) を転送し 転送後は改行する ##Date##Tab##Measured_value##Unit##Return## 時間と距離 ( 単位なし ) を転送し 転送後は改行する ##Time##Tab##Measured_value##Return## 21
オプション 応用モード (2) Measurement Record タブ 測定結果が記録されている場所です 画面右下の Run Excel... を押すと 記録されている値を Excel へ まとめて出力することができます 22
オプション 応用モード (1) Functions タブ 間隔を指定し チェックボックスを選ぶと 自動測定ができます 最短 1 秒から指定できますが 実際に転送される間隔は 機種によって異なります D1 / D110 / D2 最短 3~4 秒 X3 / X4 最短 1 秒 D810 touch / S910 最短 5 秒 D510 は この機能は使えません 23
オプション 応用モード (4) 全タブ共通 画面の右下に 赤い丸と黄色のアイコンがあります これは 左から 測定 ( 距離 ) 測定 ( 角度 ) レーザー照射 になりますので PC から測定指令をかけることができます D510 は この機能は使えません 24
ご参考までに DISTO が自動検出されないようにペアリングを解除する場合は DISTO の設定で Bluetooth をオフにするか Windows 10 の設定画面から デバイスの削除 をしてください デバイスの削除は 追加時と同様の方法でできます DISTO が既に ios デバイスや Windows 10 デバイスと Bluetooth 接続している場合は 同時に 2 台目のデバイスに接続することはできません まず 接続解除してください! DISTO transfer をプラグイン ソフトウェアとして使用する場合は 使用する CAD がプラグインをサポートしているかどうか 確認してください e.g. AutoCAD LT や試用版はプラグインをサポートしていません Bluetooth smart は PC から DISTO へのデータ転送はサポートしていません つまり DISTO にデータを転送するという機能はありません 25
Windows 10 キーパットモード
概要 キーパットモードが使えるモデルは 下記になります Leica DISTO S910 Leica DISTO D810 touch Leica DISTO X4 Leica DISTO X3 まず Bluetooth 管理画面から デバイスのペアリングを行ってください 次回以降は Windows 10 と Leica DISTO の両方が起動するとすぐに Bluetooth 接続が確立されます (P.11-14 参照 ) Leica DISTO は キーボードとして認識されます つまり 測定値を転送すると Windows 10 は キーボードで値をタイプしていると認識します 27
準備 - Bluetooth 設定 Leica DISTO D810 touch および S910 Bluetooth 設定が必要です (P.9-10 にも記載あり ) スプレッドシートモード : テキストモード : 単位なしの値が転送されます 単位付きの値が転送されます Leica DISTO X3 および X4 設定は不要です Bluetooth を ON にしておいてください 28
測定値転送方法とナビゲーションキー デバイスとの Bluetooth 接続確立後は 画面が切替わります お気に入りキーが データ転送ボタンとナビゲーションキーに変わります これを ON にすると 例えば Excel のカーソルを DISTO の矢印キーで動かすことができます DISTO の測定値が あらゆるアプリのカーソルがある位置に転送されます 29
ご参考までに DISTO が自動検出されないようにペアリングを解除する場合は DISTO の設定で Bluetooth をオフにするか Windows 10 の設定画面から デバイスの削除 をしてください デバイスの削除は 追加時と同様の方法でできます DISTO が既に ios デバイスや Windows 10 デバイスと Bluetooth 接続している場合は 同時に 2 台目のデバイスに接続することはできません まず 接続解除してください! 30
ご参考までに Windows 10 は タブレットモードをサポートしています 一度キーボードモードでデータを転送すると キーボードはディスプレイに現れなくなります その際は デスクトップモードに切り替えてください タスクバーの中に 手動でキーボードを立ち上げるボタンがあります Windows 10 タブレットモード Windows 10 デスクトップモード «タブレットモード» の ON/OFF で切替ができます デスクトップモードでは キーボードを立ち上げることができます 31