NGN IPv6 ISP接続<トンネル方式>用アダプタガイドライン

Similar documents
NGN IPv6 ISP接続<トンネル方式>用 アダプタガイドライン概要

Microsoft Word - トンネル方式(3 UNI仕様書5.1版)_ _1910.doc

[ 参照規格一覧 ] JIS C5973 (F04 形単心光ファイバコネクタ ) JIS C6835 ( 石英系シングルモード光ファイバ素線 1991) JIS C6832 ( 石英系マルチモード光ファイバ素線 1995) IETF RFC791(Internet Protocol

技術的条件集別表 26.2 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv4 トンネル方式 -10GBASE LR インタフェース )

IXに接続してみた。

技術的条件集別表 26.3 IP 通信網 ISP 接続用ルータ接続インタフェース仕様 (IPv6 トンネル方式 )

FutureNet NXR,WXR シリーズ設定例集

FutureNet NXR,WXR シリーズ設定例集

情報通信の基礎

本資料について

技術的条件集別表 35 IP トランスポート仕様

IIJ Technical Week フレッツにおけるIPv6接続について

0 NGN における当社利用部門サービスと網機能の対応関係及び各サービスのインタフェース条件等について 平成 2 8 年 1 1 月 3 0 日東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社

インターネットVPN_IPoE_IPv6_fqdn

F O M A P P P 接続参考資料 DTE~FOMA パケット網間インタフェース 第 1.4 版 株式会社 NTT ドコモ Unpublished copyright 2007 NTT DoCoMo, Inc. All rights reserved. Unpublished copyrigh

内容 1 本書の目的 用語 WiMAX WiMAX LTE WiMAX2+ サービス WiMAX サービス WiMAX2+ デバイス ノーリミットモード

HGWとかアダプタとか

1. フォールバックが発生をする背景 フレッツ光 は NTT 東西と ISP 事業者様との連携により インターネット接続サービスを提供している フレッツ光 で によるインターネット接続のみご利用のお客さまが IPv6 に対応した Web サイトを最初に閲覧する際 フォールバック が発生する 本事象は

IPv6高速ハイブリッド vs PPPoE

PowerPoint Presentation

PowerPoint Presentation

Microsoft PowerPoint - d2-Shin Miyakawa-NTT-COM-IPv IW

アマチュア無線のデジタル通信

PowerPoint Presentation

Mobile IPの概要

PowerPoint プレゼンテーション

TFTP serverの実装

スライド 1

NetLec17TCPIP1.ppt

Macintosh HD:Users:ks91:Documents:lect:nm2002s:nm2002s03.dvi

2.5 トランスポート層 147

Microsoft PowerPoint pptx

(Microsoft PowerPoint - 2.\(\220\274\222J\202\263\202\361\)JANOG ppt [\214\335\212\267\203\202\201[\203h])

<4D F736F F F696E74202D DB A B C C815B E >

目次 1. ISP の考えるプラットフォーム機能 2.ISP とキャリアの通信プラットフォームの連携 3.ISP と NGN との連携による新たなサービス 2

本書は 一般社団法人情報通信技術委員会が著作権を保有しています 内容の一部又は全部を一般社団法人情報通信技術委員会の許諾を得ることなく複製 転載 改変 転用及びネットワーク上での送信 配布を行うことを禁止します JF-IEEE802.3

ネットワーク入門 データ届くためには2 練習問題

IPMATE1600RD.book

第1回 ネットワークとは

1 IPv6 WG OS SWG PCOSIPv6 Windows Vista 2 3 KAMEUSAGIMacOSX IPv6 2

参考資料 4-2 次世代ネットワーク (NGN) について 平成 29 年 5 月 19 日総務省総合通信基盤局電気通信事業部料金サービス課

橡_東_130627ADSL技参資Ver2.PDF

p_network-management_old-access_ras_faq_radius2.xlsx

file:///C:/www/

IPIP(Si-RGX)

頑張れフォールバック

アライドテレシス ディストリビューション・スイッチ AT-x600シリーズで実現するMicrosoft® NAP

インターネット,LAN,ネットワークに関する知識

15群(○○○)-8編

IPIP(Si-RG)

Microsoft PowerPoint ISC203(印刷版).ppt

JJ SIP ドメイン解決のための DNS 相互接続共通インタフェース Common interconnection interface for SIP domain name resolution based on DNS 第 1.0 版 2018 年 8 月 29 日 一般社団法人情

ict2-.key

conf_example_260V2_inet_snat.pdf

PowerPoint プレゼンテーション

スライド 1

IPv6 の普及に向けて BBIX 株式会社福智道一 2012/5/30 Copyright BBIX, Inc. All rights reserved

Microsoft PowerPoint - 資料12-4 BBIX_IPv6研究会向け資料 ppt [互換モード]

NTMobile LAN NT- Mobile(Network Traversal with Mobility) [1] NTMobile LAN 2. NTMobile NTMobile NTMobile NTM IP DC(Direction Coordinator)

untitled

Cisco CSS HTTP キープアライブと ColdFusion サーバの連携

TCP/IP Internet Week 2002 [2002/12/17] Japan Registry Service Co., Ltd. No.3 Internet Week 2002 [2002/12/17] Japan Registry Service Co., Ltd. No.4 2

NAC(CCA): ACS 5.x 以降を使用した Clean Access Manager での認証の設定

Microsoft PowerPoint ppt [互換モード]

NTMobile SIP 1 SIP Session Initiation Protocol IP IP NAT Network Address Translation NTMobile Network Traversal with Mobility NTMobile RST Relay Serve

IIJ Technical WEEK SEILシリーズ開発動向:IPv6対応の現状と未来

本製品に接続された端末の IPv6 情報が表示されます 端末に割り当てられた IPv6 アドレス IPv6 アドレスを取得した端末の MAC アドレスが確認できます 注意 : 本ページに情報が表示されるのは本製品が 上位から IPv6 アドレスを取得した場合のみとなります DDNSサービス :DDN

初めてのBFD

IPv4

点検! IPv6のセキュリティ-プロトコル挙動の観点から-

平成18年度電気関係学会東海支部連合大会

講座内容 第 1 回オープンネットワークの概念と仕組み ( 講義 90 分 ) 基本的なネットワークの構成及び伝送技術について大規模化 マルチプロトコル化を中心に技術の発展と 企業インフラへの適用を理解する その基本となっている OSI 7 階層モデルについて理解する (1) ネットワークの構成と機

付録

IPSEC(Si-RG)

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction

tcp/ip.key

IP通信網サービスのインタフェース -フレッツシリーズ-

IPv6アプリケーション

tesu10-014_•ÊŽ†‚P_ŁÚ‘±Ł}

アプリケーション インスペクションの特別なアクション(インスペクション ポリシー マップ)

Microsoft Word - (修正)101.BLU-103のVoIP設定方法.docx

AirMac ネットワーク構成の手引き

Oracle DatabaseとIPv6 Statement of Direction

PowerPoint プレゼンテーション

R80.10_FireWall_Config_Guide_Rev1

1. 本書の目的 この度は bit-drive インターネット接続回線サービスをご利用いただき 誠にありがとうございます 本書では NTT 西日本のフレッツ 光プレミアム回線をご契約のお客様で 通信が正常に行えなくなった場 合の障害切り分け方法についてご説明しております 通信障害の原因が不明な際に

第5回_ネットワークの基本的な構成、ネットワークの脆弱性とリスク_pptx

目次 はじめに KDDIのIPv6への取り組み auひかりのipv6 World IPv6 Dayに起きたこと World IPv6 Dayのその後 1

IPSEC(Si-RGX)

Microsoft PowerPoint TTCセミナー原稿(TR-1038)r2.pptx

Windows Server 2012 と IPv6 IPv6 勉強会代表 MURA

ネットワークを構築するときの留意点 ネットワークを構築するときの留意点 ご契約されたサービスによって ネットワークを構築するときの留意点が異なります 対応する NTT のサービス αweb フレッツ接続サービスは NTT 東日本 / 西日本の以下のサービスに対応しています サービス名 NTT 東日本

IPv6チュートリアルからIPv6化ことはじめ~

MPサーバ設置構成例

Managed Firewall NATユースケース

1 はじめに VPN 機能について Windows 端末の設定方法 VPN 設定手順 接続方法 ios 端末の設定方法 VPN 設定画面の呼び出し VPN に関する設定

Mac OS X Server QuickTime Streaming Server 5.0 の管理(バージョン 10.3 以降用)

リモートアクセス Smart Device VPN ユーザマニュアル [ マネージドイントラネット Smart Device VPN 利用者さま向け ] 2015 年 10 月 20 日 Version 1.6 bit- drive Version 1.6 リモートアクセス S

2011 NTT Information Sharing Platform Laboratories

資料 19-3 J:COM サービスの IPv6 アドレス対応状況について 2012 年 5 月 30 日 株式会社ジュピターテレコム

Transcription:

NGN IPv6 ISP 接続 < トンネル方式 > 用アダプタガイドライン 第. 版 年 7 月 日東日本電信電話株式会社西日本電信電話株式会社

目 次. はじめに...9. 本書の提供目的...9. NGN IPv6 ISP 接続機能について..... NGN IPv6 ISP 接続機能 <トンネル方式 >..... NGN IPv6 ISP 接続機能 <ネイティブ方式 >..... 網内折り返し通信機能の利用.....4 NTT 東日本 NTT 西日本のネットワークで利用する IPv6 prefix の種類.... マルチプレフィックス..... マルチプレフィックス環境について.... インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター概要.... インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター の提供目的.... インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの接続形態.... インプリメント条件...4. IPv6 による ISP への接続...4.. ISP 接続用インタフェース...4.. PPPoE 接続 (IPv6 用 ) の設定...4.. ISP から払い出される IPv6 prefix の取得...4..4 ISP 接続に必要な情報の取得...5..5 PPPoE 接続 (IPv6 用 ) の再要求...5..6 ISP との接続時における通信シーケンス...5. NGN への接続...6.. NGN 接続用インタフェース...6.. NGN 用 IPv6 prefix の取得...6.. NGN への DHCPv6 Information Request の送信...6. 経路情報提供サーバへの接続...7.. 経路情報提供サーバの概要...7.4 IPv4 への対応...8.5 PPPoE ブリッジ機能...8.6 物理インタフェース...8 4. マルチプレフィックス環境への対応...9 4. インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末への IPv6 prefix の払い出し9 4.. PPPoE 接続時における IPv6 prefix の再配布...9 4.. PPPoE 未接続 ( 未設定 ) 時における IPv6 prefix の再配布...9 4.. IPv6 prefix 以外の情報の払出し...9 4..4 IPv6 prefix 変更に伴う旧 prefix の無効化... 4. IPv6NAT 機能... 4.. IPv6 アドレス変換機能... 4.. ND-Proxy... 4.. ND-Proxy 動作例...4 - -

4..4 IPv6NAT 機能のシーケンス例...5 4. 経路振り分け機能...6 4.. 経路振り分け機能の動作例 ( ネイティブ方式ユーザとの通信 )...6 4.. ネイティブ方式ユーザと通信時の留意事項...8 4.4 DNS-Proxy...9 5. NTT 東日本 NTT 西日本の提供サービスについて... 5. NTT 東日本 NTT 西日本サービスの利用... 5. 現在提供中のサービス... 5. その他... 5.. SIP を利用した IPv6 インタラクティブ通信... 6. その他の機能... 6. インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターへ実装するその他の機能... 6.. マルチキャスト通信への対応... 7. 問い合わせ先... - -

まえがき このガイドラインは NGN IPv6 ISP 接続 <トンネル方式 >に接続する端末機器のインプリメント条件等について記載したもので 端末機器等を設計 開発する際の参考となる技術的情報を提供することを目的としています 東日本電信電話株式会社 ( 以下 :NTT 東日本 ) 西日本電信電話株式会社( 以下 : NTT 西日本 ) は この資料の内容によって開発された機器の動作を保証するものではありません なお NGN IPv6 ISP 接続 <トンネル方式 >で必要となるインタフェース仕様は 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください また IP 通信網に接続される端末設備が必ず適合しなければならない技術的条件は 端末設備等の接続の技術的条件 または 端末等設備規則 ( 昭和 6 年郵政省令 号 ) に定められています 今後 本資料は インタフェースの追加 変更に合わせて 予告なく変更される場合があります - -

改版履歴 第. 版 年 月 日制定第. 版 年 8 月 日制定第. 版 年 5 月 8 日制定第. 版 年 7 月 日制定 - 4 -

用語の定義 Ethernet IEEEによって標準化されたデータ通信用プロトコル 物理層 データリンク層を規定し アクセス制御として CSMA/CD (Carrier Sense Multiple Access with Collision Detection) 方式を採用しています HGW(Home GateWay) NTT 東日本 NTT 西日本が提供するサービス ( ひかり電話等 ) 利用者向けにレンタル提供している端末機器 (NTT 東日本 : ひかり電話ルータ NTT 西日本 : ひかり電話対応ホームゲートウェイ / ホームゲートウェイ ) の総称です NTT 東日本 NTT 西日本が提供するアクセスサービス フレッツ光ネクスト では以下の端末機器を提供中です ( 年 月現在 ) <NTT 東日本 > PR-NE,RV-NE/SE,PR-SNE/SE/HI,RT-SNE/SE/HI,RV-S4NE/SE/HI PR-ANE/SE,RT-ANE/SE,RV-A4NE/SE <NTT 西日本 > PR-SNE/SE/HI,RT-SNE/SE/HI,RV-S4NE/SE/HI IETF (Internet Engineering Task Force) インターネットで利用される各種プロトコルなどを標準化する組織です IETF で標準化された仕 様は RFC として公表されています IP (Internet Protocol) インターネットにおけるネットワークレイヤの通信プロトコルです IP バージョン 4 と IP バージョン 6 が存在しますが 本書では IP バージョン 4 を指示する場合は IPv4 IP バージョン 6 を指示する場合は IPv6 と表記します IP と表記する場合は IP バージョン 4 IP バージョン 6 の両方を指示します IP アドレス IPv4アドレスまたは IPv6 アドレスを総称して指し示す場合 本資料では IP アドレス と記述し ます IPv4 アドレス IPv4 通信のために 通信の送信元と送信先を示すものです アドレスは ビットで構成され IP 通信を行う機器に割り当てられている必要があります - 5 -

IPv6 アドレス IPv6 通信のために 通信の送信元と送信先を示すものです アドレスは 8 ビットで構成され IPv6 通信を行う機器に割り当てられている必要があります IPv6 prefix ある IPv6 アドレス群に共通する前半部分のことを意味し アドレスブロックの表記やルーティン グなどの際に用います ISO (International Organization for Standardization) 国際標準化機構 946 年に設立された 商品に関する国際標準をつくることを目的とした国際的 機関です ISP(Internet Service Provider) インターネットに接続するためのサービスを提供する企業 あるいは団体です NGN(Next Generation Network) 従来の電話網がもつ信頼性 安定性を確保しながら IP ネットワークの柔軟性 経済性を備えた 次世代の情報通信ネットワークです NGN で提供するアクセスサービスは フレッツ光ネクスト です NGN IPv6 ISP 接続機能 IPv6アドレスを利用して ISP への接続を実現する機能です NGN IPv6 ISP 接続機能には NGN IPv6 ISP 接続機能 <トンネル方式 > NGN IPv6 ISP 接続機能 <ネイティブ方式 >と つの方式があります 本機能は NTT 東日本 NTT 西日本が提供するアクセスサービス フレッツ光ネクスト において提供します なお NTT 東日本 NTT 西日本では NGN IPv6 ISP 接続機能 <トンネル方式 >を IPv6 PPPoE NGN IPv6 ISP 接続機能 <ネイティブ方式 >を IPv6 IPoE という名称で提供しております ONU (Optical Network Unit) ユーザ側に設置される光加入者線終端装置です OSI 参照モデル (Open Systems Interconnection) データ通信を体系的に整理し 異機種相互間の接続を容易にするために ISO が共通する枠組みを定 めたモデルです PPP(Point to Point Protocol) 地点間の通信に使用するプロトコルであり 専用線で接続を行うルータ間や ダイヤルアップ 接続を行う PC( パーソナル コンピュータ ) 等で使用されます PPPoE(PPP over Ethernet) Ethernet 上で PPP をカプセル化して利用するためのプロトコルです - 6 -

RFC (Request For Comments) TCP/IP に関連するプロトコルや オペレーションの手順などを定めた標準勧告文書です IETF が 発行 管理しています SIP (Session Initiation Protocol) IPに基づいたセッション制御を行うためのプロトコルです TCP (Transmission Control Protocol) エラー検出と再送 フロー制御 順序制御等の機能を有するコネクション型のトランスポート層の プロトコルです UDP (User Datagram Protocol) エラー時の再送制御 フロー制御 順序制御等の機能を持たないコネクションレス型のトランスポ ート層のプロトコルです ゲートウェイルータ NGN IPv6 ISP 接続機能 <ネイティブ方式 >において NGN とネイティブ接続事業者網を接続するた めに NGN に設置する機器です ネイティブ接続事業者 NGN IPv6 ISP 接続機能 <ネイティブ方式 >において NGN と接続を行う事業者です NGN IPv6 ISP 接続機能 <ネイティブ方式 >で ISP へ IPv6 通信を行う場合 ネイティブ接続事業者を経由して通信を行います パケット IPで扱われるデータの転送単位です ブロードバンドルータ PPPoE を利用して ISP と IPv4 による通信を行うために ユーザ宅へ設置する端末機器です ユーザ 網インタフェース (UNI:User-Network Interface) ユーザ ( 端末機器 ) とネットワークを接続するためのインタフェースです - 7 -

参照勧告類 [] 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) [] NGN IPv6 ISP 接続 <トンネル方式 >UNI 仕様書 [] IETF RFC46 (/998) : Neighbor Discovery for IP Version 6 (IPv6) [4] IETF RFC66 (6/999) : Hypertext Transfer Protocol HTTP/. [5] IETF RFC5 (7/) : Dynamic Host Configuration Protocol for IPv6 (DHCPv6) [6] IETF RFC484 (/) : Default Address Selection for Internet Protocol version 6 (IPv6) [7] IETF RFC6 (/) : IPv6 Prefix Options for Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) version 6 [8] IETF RFC646 (/) : DNS Configuration options for Dynamic Host Configuration Protocol for IPv6 (DHCPv6) [9] IETF RFC76 (4/4) : Stateless Dynamic Host Configuration Protocol (DHCP) Service for IPv6 [] IETF RFC49 (/5) : Unique Local IPv6 Unicast Addresses [] IETF RFC4 (/6) : Simple Network Time Protocol (SNTP) Version 4 for IPv4,IPv6 and OSI [] IETF RFC489 (4/6) : Neighbor Discovery Proxies (ND proxy) [] IETF RFC465 (8/6) : Internet Group Management Protocol (IGMP) / Multicast Listener Discovery (MLD)-Based Multicast Forwarding ("IGMP/MLD Proxying") [4] IETF RFC5 (7/8) : Problem Statement for Default Address Selection in Multi-prefix Environments: Operational Issues of RFC 484 Default Rules [5] IETF RFC565 (8/9) : DNS Proxy Implementation Guidelines - 8 -

. はじめに. 本書の提供目的 NGN IPv6 ISP 接続機能 <トンネル方式 >では PPPoE を利用し ISP と IPv6 による通信を行います PPPoE を利用し ISP と IPv6 による通信を実現するために ユーザ宅内では新たに機器が必要になります この機器を 本書では インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター と呼びます 本書では インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターを設計 開発する方々がインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターを開発するにあたり最低限必要となる機能 および具備することが望ましいと思われる機能等をまとめております - 9 -

. NGN IPv6 ISP 接続機能について NGN IPv6 ISP 接続機能では トンネル方式 ネイティブ方式の つの方式を提供します.. NGN IPv6 ISP 接続機能 < トンネル方式 > NGN IPv6 ISP 接続機能 <トンネル方式 >( 以下 : トンネル方式 ) は インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター等から IPv6 用網終端装置までの間を PPPoE 接続し ISP と IPv6 による通信を実現する方式です ISP へ接続をする際 PPPoE セッションを セッション利用することになります 提供方法については 図 - NGN IPv6 ISP 接続機能 <トンネル方式 >の概要 を参照してください フレッツ光ネクストの各品目における PPPoE セッション数は 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください なお トンネル方式では ISP から ISP 接続用の IPv6 prefix NTT 東西から NGN 接続用の IPv6 prefix が割り当てられるため マルチプレフィックス環境となります ( マルチプレフィックスの詳細は.. マルチプレフィックス環境について を参照 ) インターネット(IPv6 PPPoE) 対応アダプター等の配下の端末が ISP 接続 および NGN 接続 それぞれに対して 正常に通信できるよう インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター等は 通信先により利用する IPv6 prefix を選択する機能 IPv6NAT 機能 を具備する必要があります NGN に接続することで 利用できる NTT 東西のサービスは 5.NTT 東日本 NTT 西日本の提供サービスについて に記述します IPv6 インターネット NGN ISP 網 IPv6 IPv6 用網終端装置網終端装置 サービスエッジ ISP 接続用 prefix(isp が割り当て ) NGN 接続用 prefix (NTT 東西が割り当て ) ONU UNI HGW インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター 通信先により つの IPv6 prefix を使い分ける機能を具備端末へ ISP の prefix を割り当て 図 - NGN IPv6 ISP 接続機能 < トンネル方式 > の概要 - -

.. NGN IPv6 ISP 接続機能 < ネイティブ方式 > NGN IPv6 ISP 接続機能 <ネイティブ方式 >( 以下 : ネイティブ方式 ) は ネイティブ接続事業者から割り当てられた IPv6 prefix から生成した IPv6 のグローバル ユニキャストアドレスを利用して ネイティブ接続事業者と接続する方式です ISP 接続は ネイティブ接続事業者経由で行います ネイティブ方式では ISP 接続 および NGN 接続 をする際に ネイティブ接続事業者から割り当てられた IPv6 prefix を利用します なお ネイティブ方式ユーザ間で通信を行う際に NGN でベストエフォートトラフィックによる網内折り返し通信機能を利用します (.. 網内折り返し通信機能の利用 を参照 ) IPv6 インターネット ISP 網 ISP 網 ISP 網 ISP 網 ISP 網 ネイティブ接続事業者網経由で ISP 接続を実現 ネイティブ接続事業者網 A ネイティブ接続事業者網 B ネイティブ接続事業者網 C 開通サーバ 開通サーバ開通サーバ収容ルータ収容ルータ ゲートウェイルータ アドレス ユーザ管理機能 A B C NGN ネイティブ接続事業者の IPv6 prefix を設計 管理 サービスエッジ UNI ONU HGW ISP 接続 NGN 接続ともにネイティブ接続事業者から割り当てられた prefix を利用 図 - NGN IPv6 ISP 接続機能 < ネイティブ方式 > の概要.. 網内折り返し通信機能の利用 NGN ではフレッツ v6 オプションを契約することで ベストエフォートトラフィックによる網内折り返し通信機能を提供します フレッツ v6 オプションの網機能については 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください..4 NTT 東日本 NTT 西日本のネットワークで利用する IPv6 prefix の種類 NGN で利用する IPv6 prefix は経路情報提供サーバから取得可能です 実際に付与される IPv6 prefix については 最新の IPv6 prefix を利用するため 経路情報提供サーバから取得した情報を参照して - -

ください 経路情報提供サーバの詳細は. 経路情報提供サーバへの接続 を参照してください. マルチプレフィックス.. マルチプレフィックス環境について IPv6 では端末に複数の IPv6 prefix が割り当てることが可能であるため 端末は割り当てられた複数の IPv6 アドレスを選択的に使用する必要があります 送信先アドレスにより どの送信元アドレスを選択するかについては RFC484 にて規定されています しかし トンネル方式で生じるマルチプレフィックス環境においては RFC484 による規定だけでは 送信先アドレスに対して適切な送信元アドレスが選択されず 通信できない事象が発生する可能性があります ( 詳細については RFC5.. を参照してください ) トンネル方式で発生するマルチプレフィックス環境に対応するために インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは以下の機能を具備する必要があります インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末へは ISP から取得した IPv6 prefix のみを払い出し かつインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末から NGN への通信を可能とするための IPv6NAT 機能 IPv6NAT 機能の対象となる送信先 IPv6 アドレスを判別するための 経路振り分け機能 上記機能の詳細については 章以降に記述します - -

. インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター概要. インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター の提供目的 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの提供目的を以下に示します PPPoE を利用し ISP と IPv6 による通信を行う機能を提供する マルチプレフィックス環境においても ISP 接続 および NGN 接続 それぞれに対して 正常に通信できる機能を提供する. インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの接続形態 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターが利用可能な接続形態を 表 - インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの接続形態 に示します 表 - インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの接続形態 パターン パターン パターン パターン 4 パターン 5 パターン 6 ONU ONU ONU ONU ONU ONU HGW HGW HGW インターネット IPv6 トンネル (IPv6 PPPoE) 対応アダプタ対応アダプター IPv6 インターネットトンネル (IPv6 PPPoE) 対応アダプタ対応アダプター ブロードバンドルータ IPv6 インターネットトンネル (IPv6 PPPoE) 対応アダプタ対応アダプター IPv6 インターネットトンネル (IPv6 PPPoE) 対応アダプタ対応アダプター ブロードバンドルータ ブロードバンドルータ IPv6 インターネットトンネル (IPv6 PPPoE) 対応アダプタ対応アダプター ブロードバンドルータ IPv6 インターネットトンネル (IPv6 PPPoE) 対応アダプタ対応アダプター パターン パターン 6 の接続形態の場合 ブロードバンドルータには IPv6 パケットと PPPoE フレームをブリッジする機能が必要となります - -

. インプリメント条件. IPv6 による ISP への接続 トンネル方式を提供する ISP へ接続するために インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに求められる機能を以下に記述します.. ISP 接続用インタフェース インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは トンネル方式を提供する ISP と IPv6 による通信ができるよう PPPoE 接続 (IPv6) 用のインタフェース ( 以下 :PPPoE 用インタフェース ) を具備する必要があります ISP 接続に関する詳細は 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください.. PPPoE 接続 (IPv6 用 ) の設定 ISP から通知される ISP 接続アカウント ( ユーザ ID@ISP 識別子 ) および ISP 接続パスワードをインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに設定する機能を具備する必要があります ISP 接続アカウント ISP 接続パスワードの形式を 表 - ISP 接続アカウント ISP 接続パスワードの形式 に示します なお ISP 接続アカウント ISP 接続パスワードは トンネル方式を提供する ISP からユーザに払い出されます 表 - ISP 接続アカウント ISP 接続パスワードの形式 文字種別 文字制限 ISP 接続アカウント 半角英数記号 ([a-z] [A-Z] [-9] [!-~]) 6オクテット ISP 接続パスワード 半角英数記号 ([a-z] [A-Z] [-9] [!-~]) 6オクテット.. ISP から払い出される IPv6 prefix の取得 ISP 事業者からの IPv6 prefix の割り当ては DHCPv6(RFC5) にて行われます インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは DHCPv6-PD(RFC6) にて割り当てられる IPv6 prefix を取得する機能を具備する必要があります 使用するオプションコードを 表 - IPv6 prefix 取得時に使用するオプションコード に示します - 4 -

表 - IPv6 prefix 取得時に使用するオプションコード OP code 内容 説明 5 Identity Association for Prefix Delegation IA_PD に関する情報 6 Identity Association for Prefix Delegation prefix IPv6 prefix..4 ISP 接続に必要な情報の取得..4. デフォルトルート PPPoE 接続時に IPv6CP で取得した対向装置のリンクローカルアドレスをデフォルトルートとします..4. DNS サーバアドレス インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは DHCPv6(RFC646) にて DNS サーバアドレスを取得する機能を具備する必要があります 使用するオプションコードを 表 - DNS サーバアドレス取得時に使用するオプションコード に示します 表 - DNS サーバアドレス取得時に使用するオプションコード OP code 内容説明 DNS Recursive Name Server ISP の DNS サーバアドレス..5 PPPoE 接続 (IPv6 用 ) の再要求 PPPoE 接続失敗時 および NGN から PPPoE を強制切断された時に PPPoE 接続の再要求を行う場合 5 秒以上の間隔を空けてから再要求を行う必要があります なお PPPoE セッションステージにおける認証フェーズでの接続失敗の場合 PPPoE 接続の再要求を行わない または一定回数の再要求後に要求を停止するなどの機能を具備することが望まれます..6 ISP との接続時における通信シーケンス インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは UNI 仕様に従った通信シーケンスにて ISP と接続を行う必要があります 通信シーケンスについては 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください - 5 -

. NGN への接続 NGN へ接続するために インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに求められる機能を以下に記述します.. NGN 接続用インタフェース インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは NGN から必要となる情報を取得し NTT 東西のサービスを利用できるよう NGN から割り当てられた IPv6 Prefix から生成した IPv6 のグローバル ユニキャストアドレスを利用し NGN と接続するためのインタフェース ( 以下 :IPv6 用インタフェース ) を具備する必要があります NGN 接続に関する詳細は 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスの インタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェ ース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください.. NGN 用 IPv6 prefix の取得 NGN および HGW は NDP(RFC46) に基づき RA メッセージをインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに送信します インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは NGN HGW から送信される RA メッセージを受信し IPv6 prefix を取得する機能を具備する必要があります なお インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは NGN HGW から RA メッセージを受信後 NGN へ DHCPv6 Information Request(RFC76) を送信する必要があります.. NGN への DHCPv6 Information Request の送信 NGN へ DHCPv6 Information Request を送信する際に使用するオプションコードを 表 -4 DHCPv6 Information Request 送信時に使用するオプションコード に示します 表 -4 DHCPv6 Information Request 送信時に使用するオプションコード OP code 内容 説明 DNS Recursive Name Server NGN の DNS サーバアドレス 4 Domain Search List ドメイン検索リスト Simple Network Time Protocol (SNTP) Servers NGN の SNTP サーバアドレス - 6 -

. 経路情報提供サーバへの接続 NGN の経路情報提供サーバへ接続する際にインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに求められる機能を以下に記述します.. 経路情報提供サーバの概要 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末から通信を行う際に インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは 送信先アドレスによって パケットを PPPoE 用インタフェース IPv6 用インタフェースのどちらの経路に送信するか判別する必要があります インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターが通信先経路を判別できるよう NGN では経路情報を通知する経路情報提供サーバを提供します IP ネットワーク変換機能の対象となるパケットを特定するために インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは経路情報提供サーバへ接続し 経路情報を取得する機能を具備する必要があります ( マルチプレフィックス環境へ対応するために求められる その他の機能については 4 マルチプレフィックス環境への対応 を参照してください ) 経路情報提供サーバの詳細につきましては 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください - 7 -

.4 IPv4 への対応 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末が IPv4 による通信を行うことを許容する場合 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは 以下のいずれか もしくは両方の機能を具備する必要があります PPPoE を利用して ISP へ IPv4 による通信を行う機能 詳細は技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください IPv4 をブリッジ ( 透過 ) する機能.5 PPPoE ブリッジ機能 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下に接続された端末からの PPPoE 接続をブリッジする機能を具備する必要があります.6 物理インタフェース 物理インタフェースの仕様については 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください - 8 -

4. マルチプレフィックス環境への対応 4. インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末への IPv6 prefix の払い出し 4.. PPPoE 接続時における IPv6 prefix の再配布 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは ISP より割り当てられた IPv6 prefix を基に インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末へ RA メッセージにて IPv6 prefix を払い出す機能を具備する必要があります ( インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末には つの IPv6 prefix のみ払い出します ) インターネット(IPv6 PPPoE) 対応アダプターから配下の端末に払い出す IPv6 prefix 長は 64bit になります なお O フラグを とした RA メッセージを送信する必要があります 4.. PPPoE 未接続 ( 未設定 ) 時における IPv6 prefix の再配布 PPPoE 未接続 ( 未設定 ) 時においても NGN へ接続し NTT 東西が提供するサービスを利用できるよう インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末へ ULA(Unique Local IPv6 Unicast Addresses) (RFC49) を払い出します 4.. IPv6 prefix 以外の情報の払出し インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは IPv6 prefix 以外の情報についてインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末から DHCPv6 Information Request で要求された情報を返答する機能を具備する必要があります 使用するオプションコードを 表 4- DHCPv6 Information Request の応答時に使用するオプションコード に示します 表 4- DHCPv6 Information Request の応答時に使用するオプションコード OP code 内容 説明 DNS Recursive Name Server DNS サーバアドレス ( インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターのゲートウェイアドレス ) Simple Network Time Protocol (SNTP) Servers NGN の SNTP サーバアドレス - 9 -

4..4 IPv6 prefix 変更に伴う旧 prefix の無効化 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末へ払い出す IPv6 prefix が変更となった場合 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは 保持していた旧 IPv6 prefix を無効化するための機能を具備する必要があります ( 例 )IPv6 prefix が変更となる契機 接続先の ISP が変更となる 接続先の ISP の変更に伴い 旧 IPv6 prefix を無効化するための動作例を 図 4- IPv6 prefix 変更に伴うインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの動作例 に示します 下部端末 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター IPv6 用網終端装置 prefix A の払い出し (RA Preferred Lifetime=XX) 払い出された prefixa をもとに LAN 側に IPv6 アドレスを生成 下部払い出し用の prefixa を生成 prefix A の払い出し (DHCPv6-PD) 払い出された prefixa をもとに IPv6 アドレスを生成 払い出し prefix の変更が発生 (prefixa prefixb) prefix A の無効化 (RA Preferred Lifetime=) 払い出された prefixb をもとに LAN 側に新たな IPv6 アドレスを生成 下部払い出し用の prefixb を生成 prefix B の払い出し (RA Preferred Lifetime=XX) prefix A の Preferred Lifetime を にすることで 下部端末がソースアドレス選択で Prefix B をもとに生成したアドレスを優先的に使用することを期待します prefix B の払い出し (DHCPv6-PD) 図 4- IPv6 prefix 変更に伴うインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの動作例 - -

4. IPv6NAT 機能 ISP から割り当てられた IPv6 prefix を使用するインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末から NGN への通信を可能とするため インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは IPv6NAT 機能を具備する必要があります 4.. IPv6 アドレス変換機能 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末から NGN へ転送するパケットの送信元 IPv6 アドレス NGN からインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末へ転送するパケットの送信先 IPv6 アドレスを変換する IPv6 アドレス変換機能を具備する必要があります アドレス変換方法としては IPv6 アドレス上位 64bit( 以下 : ネットワーク ID) およびインタフェース識別子 ( 以下 : インタフェース ID) の下位 6bit を変換します この場合 ネットワーク ID の変換による差分をインタフェース ID の下位 6bit に補完することでチェックサム再計算が不要となります アドレス変換例を 図 4- アドレス変換例 に示します [Prefix A] FD:::45:/64 [Prefix B] :DB8:::/64 [ 変換対象 IPアドレス ] FD:::45::::4 ネットワークIDおよびインターフェースIDを変換する場合 [Prefix A] FD:::45:/64 [Prefix B] :DB8:::/64 IP アドレス FD:::45::::4 :DB8::::::E78 上位 64bit を変換 下位 6bit を変換 IP ヘッダ TCP ヘッダペイロード 図 4- アドレス変換例 - -

- - 4.. ND-Proxy インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下のネットワークと NGN から取得したネットワークとの間において NDP(Neighbor Discovery Protocol) を代理応答する機能を具備する必要があります ND Proxy(Neighbor Discovery Proxies) について RFC489 では NS/NA/RA/Redirect を Proxy 対象として規定していまますが インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターでは NS/NA のみサポートし RA/Redirect は Proxy しないものとします 本機能は IPv6 ICMPv6 ヘッダ内のパラメータによる識別および変換処理をします ICMPv6 ヘッダのフォーマットを 図 4- 近隣要請メッセージフォーマット 図 4-4 近隣広告メッセージフォーマット に示します 図 4- 近隣要請メッセージフォーマット図 4-4 近隣広告メッセージフォーマット Options 4 5 6 7 8 9 Reserved Checksum Code Type 9 8 7 6 5 4 9 8 7 6 5 4 Options 4 5 6 7 8 9 Reserved Checksum Code Type 9 8 7 6 5 4 9 8 7 6 5 4 Target Address Options 4 5 6 7 8 9 Reserved D S R Checksum Code Type 9 8 7 6 5 4 9 8 7 6 5 4 Options 4 5 6 7 8 9 Reserved D S R Checksum Code Type 9 8 7 6 5 4 9 8 7 6 5 4 Target Address

4... NS/NA Proxy 機能 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは ICMPv6 ヘッダ内のタイプコードが 5 近隣要請 (Neighbor solicitation) 6 近隣広告 (Neighbor advertisement) のパケットを受信時に ICMPv6 ヘッダの Options フィールド内にある Link-Layer Address フィールドを送信インタフェースの MAC アドレスに変更します 4... NS/NA IPv6 アドレス変換機能 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは Proxy 処理条件に一致したパケットについて 4.. IPv6 アドレス変換機能 と同様に 送信元 IPv6 アドレスおよび送信先 IPv6 アドレスを変換します ただし IPv6 アドレスがリンクローカルアドレスの場合は変換する必要がありません このとき 送信先 IP アドレスが全ノードマルチキャストアドレス (FF::) 要請ノードマルチキャストアドレス (FF:::FFxx:xxxx) のパケットについても適切に送信元 IP アドレスを変換処理する必要があります 4... ターゲットアドレス変換機能 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは ND Proxy 対象となったパケットの IP ヘッダが NAT 変換されるため ICMPv6 ヘッダ内の Target Address フィールドも変更する必要があります Target Address の変換条件は 4... NS/NA IPv6 アドレス変換機能 の変換条件と同様です - -

4.. ND-Proxy 動作例 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下のネットワークから受信した場合の ND Proxy 動作例を 表 4- インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下のネットワークから受信した場合の動作例 に示します また NGN から取得したネットワークから受信した場合の ND Proxy 動作例を 表 4- NGN から取得したネットワークから受信した場合の動作例 に示します 表 4- インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下のネットワークから受信した場合の動作例 type code 送信元 IP アト レス送信先 IP アト レス IPv6 アト レス変換ターケ ットアト レス変換 5 未指定アト レス (::) ユニキャストアト レス 6 ユニキャストアト レスユニキャストアト レス 要請ノート マルチキャストアト レスユニキャストアト レス全ノート マルチキャストアト レスユニキャストアト レス 送信先 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) 送信元 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) 送信元 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) 送信元 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) 表 4- NGN から取得したネットワークから受信した場合の動作例 type code 送信元 IP アト レス送信先 IP アト レス IPv6 アト レス変換ターケ ットアト レス変換 5 未指定アト レス (::) ユニキャストアト レスユニキャストアト レス 6 ユニキャストアト レスユニキャストアト レス 要請ノート マルチキャストアト レス要請ノート マルチキャストアト レスユニキャストアト レス全ノート マルチキャストアト レスユニキャストアト レス 送信先 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) 送信先 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) 送信先 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) 送信先 IP アト レス変換 ( ク ローハ ルスコーフ のみ ) - 4 -

4..4 IPv6NAT 機能のシーケンス例 IPv6NAT 機能のシーケンス例を 図 4-5 IPv6NAT 機能のシーケンス に示します 下部端末 ( アドレス A) RS(Router solicit) インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター ( アドレス A ) NGN ( アドレス B) RA(Router advertisement) NS(Neighbor solicit) (IPSA: 未指定 IPDA: 要請ノート マルチキャスト TA:A LLA: なし ) IPv6 Unicast (IPSA:A IPDA: ク ローハ ルユニキャスト ) NS(Neighbor solicit) (IPSA: 未指定 IPDA: 要請ノート マルチキャスト TA:A LLA: なし ) NS(Neighbor solicit) (IPSA:A IPDA: 全ノート マルチキャスト TA:B LLA: インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター ) NA(Neighbor advertisement) (IPSA:B IPDA:A TA:B LLA:NGN) IPv6 Unicast (IPSA:A IPDA: ク ローハ ルユニキャスト ) NS(Neighbor solicit) (IPSA:B IPDA: 要請ノート マルチキャスト TA:A LLA: インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター ) NA(Neighbor advertisement) (IPSA:A IPDA:B TA:A LLA: 下部端末 ) IPv6 Unicast (IPSA: ク ローハ ルユニキャスト IPDA:A) NS(Neighbor solicit) (IPSA:B IPDA: 要請ノート マルチキャスト TA:A LLA:NGN) NA(Neighbor advertisement) (IPSA:A IPDA:B TA:A LLA: インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター ) IPv6 Unicast (IPSA: ク ローハ ルユニキャスト IPDA:A ) ~ 凡例 ~ ND proxy IPv6 アドレス変換 IP ヘッダ 送信元 IP アドレス :IPSA 送信先 IP アドレス :IPDA ICMPv6 ヘッダ ターゲットアドレス :TA リンクレイヤアドレス :LLA 図 4-5 IPv6NAT 機能のシーケンス - 5 -

4. 経路振り分け機能 経路振り分け機能とは 予め情報として提供される経路情報に加え 特定の通信相手に対する転送先を設定する機能です 本機能を適用する通信としては ネイティブ方式ユーザとの通信が該当します 4.. 経路振り分け機能の動作例 ( ネイティブ方式ユーザとの通信 ) 経路振り分け機能を用いることで ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスに対するパケットの転送先を PPPoE 用インタフェースとするか IPv6 用インタフェースとするかを制御することを可能とします 具体的には ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを ISP 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合 パケットの転送先を PPPoE 用インタフェースとし NGN 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合は 転送先を IPv6 用インタフェースとし かつ IPv6 アドレス変換機能により送信元 IPv6 アドレスを変換します それぞれの概要図を 図 4-6 ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを ISP 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合 図 4-7 ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを NGN 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合 に示します ISP 網 IPv6 IPv6 用網終端装置網終端装置 送信先アドレス :A:A:A::A 送信元アドレス :B:B:B::B IPv6インターネット NGN ISP 網ネイティブ接続事業者網 ゲートウェイルータ 送信元アドレスは ISP 接続用の IPv6 アドレス サービスエッジ サービスエッジ ネイティブ方式ユーザのIPv6アドレスをISP 接続用のIPv6アドレスとみなした場合 パケットの転送先をPPPoE 用インタフェースとします UNI ONU UNI ONU HGW アダプタ HGW トンネル方式ユーザ IPv6アドレス (ISP):B:B:B::B IPv6アドレス (NGN):C:C:C::C ネイティブ方式ユーザ IPv6 アドレス :A:A:A::A 図 4-6 ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを ISP 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合 - 6 -

ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを NGN 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合 パケットの転送先を IPv6 用インタフェースとします UNI ISP 網 IPv6 IPv6 用網終端装置網終端装置 サービスエッジ ONU HGW アダプタ IPv6インターネット ISP 網ネイティブ接続事業者網 IPv6NAT 機能により 送信元 IPv6 アドレスをNGN 接続用のIPv6 ゲートウェイルータアドレスへ変換 NGN 送信先アドレス :A:A:A::A 送信元アドレス :C:C:C::C サービスエッジ UNI ONU HGW トンネル方式ユーザ IPv6アドレス (ISP):B:B:B::B IPv6アドレス (NGN):C:C:C::C ネイティブ方式ユーザ IPv6 アドレス :A:A:A::A 図 4-7 ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを NGN 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合 - 7 -

4.. ネイティブ方式ユーザと通信時の留意事項 ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを ISP 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合ネイティブ方式ユーザとの通信はすべて PPPoE 用インタフェース経由となるため ネイティブ方式ユーザとの通信において 最短経路が選択できなくなります 回避策としては インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは ユーザが任意のアプリケーションに対して転送先を設定するポートフォワーディング機能を具備することが望まれます ポートフォワーディング機能の設定項目例を 表 4-4 ポートフォワーディング機能の設定項目 ( 例 ) に示します 表 4-4 ポートフォワーディング機能の設定項目 ( 例 ) 項番設定項目例 送信元 IPv6 アドレス (prefix 長 ) 送信先 IPv6 アドレス (prefix 長 ) 送信元ポート番号 ( 範囲指定 ) 4 送信先ポート番号 ( 範囲指定 ) 5 プロトコル (TCP/UDP/any) 6 経路先のインタフェース (PPPoE/IPv6) ネイティブ方式ユーザの IPv6 アドレスを NGN 接続用の IPv6 アドレスとみなした場合ネイティブ方式との通信はすべて IPv6 用インタフェース経由となるため ネイティブ方式ユーザがトンネル方式ユーザの ISP 接続用の ISP アドレス宛てに送信されたパケットに対する応答時に パケットが IPv6 用インタフェースに転送され IPv6 アドレス変換機能により IPv6 アドレスが変換され 通信が成立しなくなる可能性があります 回避策として インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは ネイティブ方式ユーザから受信したパケットが PPPoE 用インタフェース IPv6 用インタフェースのどちらから到達したかを記憶し 応答時に受信したインタフェース経由にパケットを送信する必要があります その他に NGN からインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに割り当てられる IPv6 prefix の種類により ネイティブ方式ユーザと通信するときに選択する経路を自動判別する機能を具備することが望まれます ( インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに割り当てられる IPv6 prefix の種類が 網内折り返し通信機能未利用者の IPv6 prefix の場合 PPPoE 用インタフェース を経路として設定 網内折り返し通信機能利用者の IPv6 prefix またはネイティブ方式利用者用の IPv6 prefix の場合 IPv6 用インタフェース を経路として設定 ) - 8 -

4.4 DNS-Proxy NGN の DNS サーバ ISP の DNS サーバへアドレス解決を要求できるよう インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは DNS-Proxy 機能 (RFC565) を具備する必要があります NGN の DNS サーバ ISP の DNS サーバのどちらに転送するかは ドメイン検索リスト ( 詳細は.. NGN への DHCPv6 Information Request の送信 を参照してください ) に基づき判定します なお ドメイン検索リストが未取得の場合 全てのクエリを ISP の DNS サーバへ転送します DNS-Proxy の動作を 表 4-5 DNS-Proxy の動作 処理フローについて 図 4-8 DNS-Proxy 機能の処理対象クエリに対する処理フロー に示します 表 4-5 DNS-Proxy の動作 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターが受信 内容 したクエリの属性 ドメイン検索リストに合致する ドメイン検索リストに合致しない NGN の DNS サーバへ解決要求を実施する ISP の DNS サーバへ解決要求を実施する <Start> IPv6 トンネル対応アダプタの LAN 側に DNS クエリ到達 ドメイン検索リストに合致するか? Yes NGN-DNS へクエリ転送 <END> 解決不可の場合は失敗 ( 解決不可 タイムアウト or エラー応答 ) No PPPoE 接続は正常か? Yes ISP-DNS へクエリ転送 <END> 解決不可の場合は失敗 ( 解決不可 タイムアウト or エラー応答 ) No ( 解決不可 タイムアウト or エラー応答 ) 失敗 <END> 図 4-8 DNS-Proxy 機能の処理対象クエリに対する処理フロー - 9 -

5. NTT 東日本 NTT 西日本の提供サービスについて 5. NTT 東日本 NTT 西日本サービスの利用 NTT 東日本 および NTT 西日本で提供中 または今後提供予定の IPv6 通信を利用したサービスを記述します 4 マルチプレフィックス環境への対応 に記述した機能をインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターに具備することで インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末から NTT 東西の提供するサービスを利用することができます 5. 現在提供中のサービス 現在提供中の IPv6 アドレスを利用したサービスを 表 5- 現在提供中のサービス に示します 表 5- 現在提供中のサービス サービス名フレッツ スクウェアネクスト (NTT 東日本 ) フレッツ光ネクストサービス情報サイト (NTT 西日本 ) フレッツ ウィルスクリア v6(ntt 東日本 ) フレッツ光ネクストセキュリティ機能 (NTT 西日本 ) リモートサポートサービスフレッツ キャストフレッツ ソフト配信サービス 備考 フレッツ スクウェアの概要は http://flets.com/next/square/index.html をご覧ください フレッツ ウィルスクリア v6 の概要は http://flets.com/fvc/index.html をご覧ください フレッツ光ネクストセキュリティ機能の概要は http://flets-w.com/next/tokuchou/index.html をご覧ください サービス概要は http://flets.com/osa/remote/s_outline.html(ntt 東日本 ) http://flets-w.com/remote_support/(ntt 西日本 ) をご覧ください サービス概要は http://flets.com/cast/index.html(ntt 東日本 ) http://flets-w.com/cast/(ntt 西日本 ) をご覧ください マルチキャスト通信を受信可能とする場合は 6.. マルチキャスト通信への対応 に記述した機能を具備する必要があります 事業者からの通信内容によっては インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末が正常に動作しない可能性があります サービス概要は http://flets.com/fletssoft/index_s.html(ntt 東日本 ) http://flets-w.com/saas/(ntt 西日本 ) をご覧ください - -

5. その他 5.. SIP を利用した IPv6 インタラクティブ通信 SIP を利用した IPv6 インタラクティブ通信については 本ガイドラインの適用外とします - -

6. その他の機能 6. インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターへ実装するその他の機能 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターの利便性向上 およびインターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下の端末で NTT 東西が提供するサービスを利用できるよう 以下の機能を具備することが望まれます 6.. マルチキャスト通信への対応 インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下に接続された端末で NGN から送出されるマルチキャストパケットを受信可能とするため インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプターは NGN に対して MLD ホストとして動作し インターネット (IPv6 PPPoE) 対応アダプター配下に対して MLD ルータとして動作する MLD Proxy 機能 (RFC465) を具備します なお NGN では MLDv のみ対応となります 上記以外の機能等は 技術参考資料フレッツ光ネクスト編 (NTT 東日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ 第三分冊 NTT 西日本 IP 通信網サービスのインタフェース フレッツシリーズ < 光ネクスト編 > ) を参照してください - -

7. 問い合わせ先 本ガイドラインに記述されている内容に関するお問い合わせは 下記宛にお願いします < 問い合わせ先 > NTT 東日本コンシューマ事業推進本部ブロードバンドサービス部 E-mail: ip-interface@ml.east.ntt.co.jp NTT 西日本サービスクリエーション部 E-mail: flets-tech@ml.hq.west.ntt.co.jp - -