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消費生活用製品の重大製品事故に係る公表済事故において 製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断した案件について 平成 26 年 10 月 17 日経済産業省商務流通グループ製品安全課製品事故対策室 消費生活用製品安全法 ( 昭和 48 年法律第 31 号 以下 消安法 ) 第 35 条第 1 項の規定に基づき報告のあった重大製品事故に係る公表において 製品起因か否かが特定できていない事故として公表した案件のうち別紙については 消費経済審議会製品安全部会 平成 26 年度第 1 回製品事故判定第三者委員会 における審議の結果 原因究明調査を行ったものの製品に起因して生じた事故かどうか依然として不明であると判断したので 製品安全に資する情報提供の観点から 不明の理由を付して公表することとします なお 事故原因は不明であるため 今後の事故の発生について注視し 必要に応じて対応を行うこととしています 詳細は別紙のとおりです 参考 消安法 ( 内閣総理大臣への報告等 ) 第 35 条消費生活用製品の製造又は輸入の事業を行う者は その製造又は輸入に係る消費生活用製品について重大製品事故が生じたことを知ったときは 当該消費生活用製品の名称及び型式 事故の内容並びに当該消費生活用製品を製造し 又は輸入した数量及び販売した数量を内閣総理大臣に報告しなければならない

原因調査を行ったが 製品に起因して生じた事故かどうか不明であると判断した案件 1 A201200938 平成 25 年 1 月 26 日 ( 東京都 ) 平成 25 年 2 月 21 日 電気こんろ YEC-1301A イシバシテック株式会社 当該製品は一口こんろで スイッチ部は前面にあり ヒーターの上に 絵の具等が入った樹脂製の籠が載せてあった ヒーターの表面には 籠や絵の具の溶融物が付着しているが ヒーター周辺 及び側面の化粧板に焼損した痕跡は認められなかった 異臭に気付き確認す 当該製品の出力は6 段階で 事故調査時のつまみの目盛りは 2 の位置ると 当該製品の上で 電源 ONの状態であった に置かれた可燃物 つまみの頭部は 化粧パネルから約 2mm突き出ていた ( ペットボトル ) を焼損 当該製品の本体に 出火した痕跡は認められなかった する火災が発生して 当該製品は 児童施設で不特定多数が触れるところに設置されていた いた 当該製品の上に置かれた可燃物が焼損したものと推定されるが スイッチが入った原因が不明であることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 2 A201201009 平成 25 年 1 月 23 日 ( 千葉県 ) 平成 25 年 3 月 11 日 鍋 CR-3322 和平フレイズ株式会社 ( 重傷 1 名 ) 当該製品を使用中 取っ手が回転して鍋の湯がこぼれ足にかかり 火傷を負った 使用者がテーブルの上に置いてあった当該製品の取っ手を持って上に持ち上げたところ 取っ手の根元が回転し 入っていた汁物がこぼれて両足にかかった 当該製品の使用期間は約 1 年とされており 鍋内底の一部が摩耗していたほか 鍋底の受熱部にも塗装の剥がれが認められた 取っ手を鍋部に取り付けている金具には 油や汚れが付着していた 樹脂製の取っ手の先端部には切り欠きが成形されており 切り欠きを鍋側の取付金具の突起部に引っ掛けることで 取っ手が回転しないようにする構造となっていたが 切り欠きの一部が破損して取っ手が回転する状態になっていた 破損した取っ手の樹脂は 焼けて膨れており 一部が炭化していた 当該製品は分解 破壊不可であったため 取っ手の破損部の破面観察や 取っ手部の樹脂の化学的な分析は実施できなかった 当該製品の鍋底から炎がはみ出すなどして取っ手部先端が過熱され 樹脂の強度が低下して切り欠きが破損したために 鍋部が回転して事故に至った可能性が考えられるが 当該製品の取っ手部の樹脂組成が分析できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった

3 A201300049 平成 25 年 3 月 22 日 ( 宮城県 ) 平成 25 年 4 月 19 日 電気ストーブ YA-D800N ユアサプライムス株式会社 当該製品は全体的に著しく焼損していた 当該製品内部から出火した痕跡は認められなかった 転倒時 OFFスイッチが作動したか否かは確認できなかった 当該製品及び周辺を 当該製品はヒーター面を下向きにして倒れていた 焼損する火災が発生 当該製品の周辺には衣類等の可燃物が散乱していた した 当該製品は焼損が著しく 詳細な使用状況も不明なことから 製品起因か否かを含め 原因の特定には至らなかった 4 A201300053 平成 25 年 2 月 26 日 ( 群馬県 ) 平成 25 年 4 月 22 日 除湿機 MJ-Z70BX 株式会社サイテック ( 現三菱電機ホーム機器株式会社 ) 建物を全焼する火災が発生し 現場に当該製品があった 当該製品は焼損が著しく 樹脂製部品は焼失し 電源コードの一部と送風用モーターは確認できなかった 残存していた電源コードとゼオライトローター駆動用モーターのリード線に溶融痕が認められた 制御基板は焼損が著しく 原形をとどめていなかった 当該製品は延長コードを介して壁コンセントに接続されていたが 延長コードに溶融痕等の異常は認められなかった 当該製品は常時運転されていた 当該製品は焼損が著しく 確認出来ない部品があり 事故時の詳細な状況も不明なことから 製品起因か否かを含め 原因の特定には至らなかった 5 A201300055 平成 25 年 3 月 28 日 ( 東京都 ) 平成 25 年 4 月 22 日 電気ストーブ ( オイルヒーター ) 071221TEC デロンギ ジャパン株式会社 当該製品の下部より上部に著しい焼損が認められた 当該製品のヒーターの抵抗値は正常であった 当該製品の電源スイッチの焼損が著しいため 運転状況の確認は出来な当該製品及び周辺をかった 焼損する火災が発生 電源スイッチOFF 状態でも電圧が印加されている部品はタイマーであるが した 回収された残存物にタイマーと特定できるものは確認できなかった 当該製品は焼損が著しく 確認できない部品もあることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 6 A201300075 平成 25 年 3 月 31 日 ( 香川県 ) 平成 25 年 4 月 30 日 換気扇 ( 床下用 ) PF-20WX エス デイ ケイ株式会社 建物を全焼する火災が発生し 現場に当該製品があった 当該製品が使用されていた床下の焼損が著しかった 事故現場は焼損が著しく 床下の配線方法は不明であった 当該製品のコンデンサーは確認できなかった 残存する換気扇の配線に溶融痕は認められず 内部のファンモーターのコイ 使用期間: 約 7 年ルにも異常は認められなかった 当該製品の残存した電気部品には出火した痕跡は認められなかったが 焼損が著しく 確認出来ない部品もあることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった

7 A201300080 平成 25 年 4 月 22 日 ( 埼玉県 ) 平成 25 年 4 月 30 日 プラズマテレビ TH-65PX500 松下電器産業株式会社 ( 現パナソニック株式会社 ) 当該製品で視聴中 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 当該製品の変換アダプター (3 極から 2 極への変換 ( 当該製品付属品 )) の拴刃は溶融していたが 内部に異常は認められなかった 変換アダプターを接続していた延長コード側の差し込み口は 焼失していた 当該製品本体 電源コード 電源プラグに異常は認められなかった 当該製品の付属品の変換アダプターの栓刃が溶融していることから 延長コード側差し込み口付近で接触不良が生じて異常過熱し 出火に至ったものと推定されるが 栓刃の溶融が著しいことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった A201300090( テーブルタップ ) と同一事故 8 A201300090 平成 25 年 4 月 22 日 ( 埼玉県 ) 平成 25 年 5 月 7 日 テーブルタップ AT-NF515 株式会社オーディオテクニカ 当該製品に電気製品を接続して使用中 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 事故発生時 当該製品には AV アンプ DVD プレーヤー プラズマテレビ ( 変換アダプター :3 極から 2 極へ変換 ) が接続されていた AV アンプ DVD プレーヤー プラズマテレビ ( 変換アダプター ) が接続されていた刃受金具は一部焼失していた プラズマテレビ ( 変換アダプター ) が接続されていた差し込み口の外郭樹脂は焼失していたが AV アンプ DVD プレイヤーが接続されていた差し込み口の外郭樹脂に 出火した痕跡は認められなかった 当該製品のフィルター回路基板及び未使用の差し込み口に異常は認められなかった 変換アダプターの拴刃に溶融が認められたが 変換アダプターの内部に異常は認められなかった 当該製品の差し込み口が焼失していることから 接続部で接触不良が生じて異常過熱し 出火に至ったものと推定されるが 接続部周辺の焼損が著しく 確認できない部品があることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった A201300080( プラズマテレビ ) と同一事故 9 A201300094 平成 25 年 4 月 24 日 ( 東京都 ) 平成 25 年 5 月 8 日 AC アダプター ( ノートパソコン用 ) FMV-AC313S( 富士通株式会社ブランド ) サンケン電気株式会社 ( 富士通株式会社ブランド ) 事務所で当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 当該製品は焼損が著しく 基板上の部品の一部が焼失等により確認できなかった AC コードは断線していたが 断線箇所に溶融痕は認められなかった 残存した電子部品には 出火した痕跡は認められなかった 当該製品の近傍にあった業務用端末等の焼損も著しかった 当該製品の焼損が著しく 外部からの延焼により焼損した可能性も考えられるが 部品の一部が確認できないことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった A201300088( 延長コード ) と同一事故

10 A201300111 平成 25 年 4 月 17 日 ( 千葉県 ) 平成 25 年 5 月 14 日 踏み台 ( アルミニウム合金製 ) PXGV-910 アルインコ株式会社 ( 重傷 1 名 ) 当該製品を使用中 転倒し 負傷した 使用期間 10 年と推定される当該製品は 工場での作業に用いられていた 使用者は 当該製品の横長天板 ( 幅 940mm 奥行き 300mm) に乗って作業をしていた 当該製品は平坦なアスファルトの上に設置されていた 使用者は ぐらつきを感じたため一度降り 脚部の止め金具をかけて再度当該製品に乗ったところ 約 1 分後に製品がぐらついて転倒した 当該製品の天板と脚の接続部が外れており 脚と天板を接続している金具の取付リベット 8 本が全て破断していた 破断したリベットの破断面には 疲労破壊の痕跡は認められず 強いせん断負荷による傷が認められた 脚部と天板の関節部分が事故品と同じ構造の類似品の片側脚面を折り畳んで 天板が斜めになるように床面に設置し 脚面を折り畳んでいない側の天板端部付近に 150cm の高さから質量 30kg のおもりを落下させたところ リベットが破断して脚面が外れた また 破断したリベットの破断面は 当該製品のリベットの破断面と同じ特徴を示した 同等品の製品強度は 軽金属製品協会の基準に合格していた 当該製品に使われていたリベットの検査記録は確認できなかった 当該製品は 事故以前に衝撃的な力が天板と脚面の接合部付近に加わったことで 固定用のリベットが損傷又は一部が破断し 使用者が天板に乗った際に 脚に力が加わってリベットが完全に破断し 事故に至った可能性が考えられるが 事故以前の使用状況が不明で 当該製品やリベットの品質に関する記録も確認できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定に至らなかった 11 A201300137 平成 25 年 5 月 17 日 ( 千葉県 ) 平成 25 年 5 月 22 日 テーブルタップ OA4W オーロラジャパン株式会社 当該製品は4つ口のテーブルタップであり 各々の差込み口にスイッチが設けられていた 当該製品は 水槽付近で使用されていた 当該製品に複数の 事故発生時において当該製品に接続されていた機器の定格消費電力の合電気製品を接続して計は 当該製品の使用可能な最大電力 (1500W) を下回っていた 使用したところ 当該 水槽用ヒーターが接続されていた箇所におけるスイッチ部付近において タッ製品及び周辺を焼損プ内部の接地側金具及び非接地側金具が 両極ともに一部焼失していた する火災が発生し 当該製品の差し込み口から水 ホコリ等が浸入したことにより 充電部金具両た 極間でトラッキング現象が生じて 出火に至ったものと推定されるが 当該製品内部の接地側金具及び非接地側金具の焼失が著しく確認できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった

12 A201300179 平成 25 年 5 月 27 日 ( 福島県 ) 平成 25 年 6 月 6 日 電子レンジ NE-TS30 松下電器産業株式会社 ( 現パナソニック株式会社 ) 当該製品は前面のドアの右側及び操作パネルを中心に全体的に焼損が認められた 内部配線に短絡痕が3 箇所認められたが 一次痕か二次痕かの特定はでき なかった 当該製品及び周辺を ノイズフィルター基板及び基板上のコンデンサーは著しく焼損していた 焼損する火災が発生 ドアスイッチ ラッチスイッチ等の各接点に異常は認められなかった した 当該製品のノイズフィルター基板及び基板上のコンデンサーが著しく焼損しており 内部配線の溶融痕が一次痕か二次痕か特定できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 13 A201300186 平成 25 年 5 月 25 日 ( 奈良県 ) 平成 25 年 6 月 10 日 エアコン CS-G28EF2 松下電器産業株式会社 ( 現パナソニック株式会社 ) 建物を全焼する火災が発生し 現場に当該製品があった 電気部品のうち 電源プラグ 内部基板 内部配線等が確認出来なかった 電源コードは全長 220cm 中 機器側の160cmが残存しており 数カ所で断線し溶融していたが 電気痕か熱痕かの特定はできなかった 残存していた電気部品 ( ファンモーター トランス 電源スイッチ ) を確認したと 使用期間:19 年ころ 発火の痕跡は認められなかった 当該製品は 残存していた電気部品に発火の痕跡は認められなかったが 当該製品の焼損が著しく 内部基板等未確認の部品が多数あることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 14 A201300193 平成 25 年 2 月 27 日 ( 東京都 ) 平成 25 年 6 月 13 日 電気マット K-206 株式会社センター商事 当該製品の右半面に焼損が認められた 使用者は 当該製品本体の上に大きめのクッション ( ぬいぐるみ ) を置き 当該製品の電源スイッチを入れたまま 放置し外出した ヒーターに短絡した痕跡は 認められなかった ベッド上で当該製品 サーモスタットの接点は 確認できなかった の上にクッションを置 再現試験の結果 布団や枕などを事故同等品の本体の一部にかぶせ長時いて 使用したまま間放置すると サーモスタットが温度を正常に検知できず 本体とかぶせた物の外出し戻ったところ 間に蓄熱し 高温 ( 約 80 ) になることが認められたが 発火は再現しなかっ当該製品及び周辺をた 焼損する火災が発生 取扱説明書には 通電したまま放置しない 旨 記載されていた していた 当該製品が局所的に過熱される可能性は認められたが 発火に至る事象が確認できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 15 A201300201 平成 25 年 5 月 30 日 ( 神奈川県 ) 平成 25 年 6 月 17 日 リチウムイオンバッテリー TMB-11K 株式会社テック 当該製品を他社製の 当該製品及び周囲が焼損していた 接続機器 (USB 変換 当該製品内部の基板の焼損が著しく 下部分が焼失していた 器 ) を介してコンセン 当該製品内部のリチウムイオン電池は 膨張等の異常は認められなかった トに接続して充電 当該製品の詳細な使用状況を確認することはできなかった 中 当該製品及び周 当該製品の焼損が著しく 詳細な使用状況も確認できないため 製品起因か辺を焼損する火災が否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 発生した

16 A201300214 平成 25 年 6 月 4 日 ( 兵庫県 ) 平成 25 年 6 月 26 日 携帯電話機 104SH( ソフトバンクモバイル株式会社ブランド ) シャープ株式会社 ( 製造事業者 ) ソフトバンクモバイル株式会社 ( 販売事業者 ) 当該製品を充電中 発煙に気付き確認すると 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生していた 外郭樹脂は全体的に焼損していた 内部基板に欠損等の著しい焼損箇所は認められなかった バッテリー内部の負極側電極板に 短絡が生じた痕跡は認められなかったが 正極側電極板は細切れの状態であり 短絡痕の有無を特定することはできなかった バッテリー内部にある保護回路基板は未回収のため確認できなかった 当該製品は バッテリー内部の負極板にショート痕は認められなかったが 保護回路基板が確認できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 17 A201300279 平成 25 年 6 月 12 日 ( 群馬県 ) 平成 25 年 7 月 23 日 電気フライヤー SF-7679 株式会社グループセブジャパン 当該製品のなべ底の中心に溶接された固定用のシャフトは なべ底の根元の溶接部上部で破断しており 破断面に変形 ( 凹凸 ) が認められた 焼損した残存物の中に破断したシャフト及びナットは確認出来なかった 当該製品の温度ヒューズ及び湯温調節用 サーモスタットは なべ側面にバ当該製品を使用中 ネの弾性力により押しつけられる構造であった その場を離れ戻った 温度ヒューズは溶断しており 油温を調節するサーモスタットの接点に溶着等ところ 当該製品からの異常は認められなかった 発煙し 当該製品を 事故以前から温度調節つまみを回しても 温度が不安定であった 焼損する火災が発生 当該製品のなべを固定するシャフトの破断により サーモスタット及び温度していた ヒューズがなべ側面に十分に押し付けられず 正確な油温を検知できなかったため 油が過加熱し 発火に至ったものと推定されるが 詳細な使用状況が不明であり 破断したシャフト等も回収されていないことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 18 A201300303 平成 25 年 7 月 19 日 ( 神奈川県 ) 平成 25 年 7 月 30 日 照明器具 ( センサー付 ) M-1150 株式会社オーム電機 当該製品の電源基板及びコントロール基板は焼失し確認できなかったが 残存部品に出火した痕跡は認められなかった 当該製品のハロゲンランプは残存していた 当該製品は使用者が購入時に指定の木ネジによる固定ではなく 雨といに 樹脂製の結束バンドで固定し6 年間使用していた 住宅の外壁に設置さ 事故同等品の使用時の前面ガラスの温度は234 であった れた当該製品及び周 取扱説明書には 木ネジで固定する旨 不安定な場所への設置は落下によ辺を焼損する火災がる火災の原因になる旨 記載されている 発生した 当該製品を固定していた結束バンドの劣化により当該製品が落下した際にセンサー機能が働きハロゲンランプが点灯状態となって発熱し周辺の可燃物に接触したため出火に至ったものと推定されるが 焼損が著しく確認出来ない部品もあることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった

19 A201300316 平成 25 年 6 月 15 日 ( 福岡県 ) 平成 25 年 8 月 5 日 電気衣類乾燥機 NH-D45K2 松下電器産業株式会社 ( 現パナソニック株式会社 ) 倉庫を全焼する火災が発生し 現場に当該製品があった 当該製品の焼損は著しく 火災時の落下物によりつぶれた状態であり プリント基板が確認できなかった 確認できた電気部品や電源コードに出火の痕跡は認められなかった 当該製品は農家で使用した衣類等を洗濯した後に乾燥するため使用しており 洗濯物に油等が付着した可能性はないと推定される 電源コード及び接続していた延長コードに溶融痕は認められなかった 当該製品の焼損が著しく 確認出来ない部品もあることから 製品起因か否かを含め 原因の特定には至らなかった 20 A201300328 平成 25 年 7 月 25 日 ( 神奈川県 ) 平成 25 年 8 月 8 日 浴槽用温水循環器 PY-91ZDC 九州松下電器株式会社 ( 現パナソニック株式会社 ) 当該製品のポンプに搭載した制御ケース内のプリント基板のパターン間が焼損していた 当該製品のポンプは 浴槽側面板の内側に設置されており ポンプの設置位置の真上付近にある浴槽側面板の一部がパッキンごと破損していた ポンプ本体表面及び制御ケース表面に水垢が付着していたが ポンプ本体 の構成部品やモーター巻線などに異常は認められなかった 当該製品を作動させ ポンプに取り付けられた制御ケースは 充てん材でプリント基板の防水処理たところ 当該製品をを施されていたが プリント基板が充てん材ごと制御ケースから浮き上がり 制焼損する火災が発生御ケース内部に水垢が堆積していた した 当該製品のポンプ部のプリント基板に水が浸入したために プリント基板のモーターの電源部とグランドのパターン間にトラッキング現象が生じたものと考えられるが プリント基板に施された防水処理が適切であったか また 被水の原因と考えられる浴槽側面板の破損時期や原因も特定できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 21 A201300331 平成 25 年 8 月 1 日 ( 広島県 ) 平成 25 年 8 月 8 日 電気冷蔵庫 R-S43MD6 株式会社日立製作所 ( 現日立アプライアンス株式会社 ) 当該製品の機械室内部が著しく焼損していた 機械室内部の配線の断線部に溶融痕が認められた 機械室内部の電装部品に出火痕跡は認められなかった 当該製品及び周辺を 機械室の底面プレート上から小動物のふんと思われる異物が認められた 焼損する火災が発生 当該製品は機械室内部から出火したものと推定されるが 焼損が著しく 小した 動物が関与した可能性もあることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 22 A201300366 平成 25 年 8 月 12 日 ( 福岡県 ) 平成 25 年 8 月 26 日 エアコン MSZ-CX25G 三菱電機株式会社 当該製品の電源コード及び周辺を焼損する火災が発生した 当該製品の電源プラグ付近の焼損が著しい状態だった 当該製品の電源プラグ付近の電源コードが断線し 電源コードの断線部や電源プラグの栓刃カシメ部近傍に溶融痕が認められた 当該製品の電源コードは 回収時に途中で切断されていたため 電源コードの一部が確認出来なかった 当該製品の電源プラグ付近から出火したものと推定されるが 電源コードの一部が確認できず 電源コードが断線して溶融痕ができた経緯が不明であり 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 使用期間 : 不明 ( 製造時期から 13 年と推定 )

23 A201300377 平成 25 年 8 月 12 日 ( 香川県 ) 平成 25 年 8 月 28 日 延長コード 不明 行田電線株式会社 ( 朝日電器株式会社ブランド ) 当該製品に電気製品を接続して使用中 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 当該製品にはマルチタップ (3 口 ) を介して電気ポットが接続されていた 当該製品の刃受けとマルチタップの栓刃に溶融痕が認められた マルチタップの刃受けと電気ポットの電源コードに出火の痕跡は認められなかった 当該製品のタップとマルチタップの栓刃との間で接触不良等が生じて過熱したため出火に至ったものと推定されるが 焼損が著しいことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 24 A201300379 平成 25 年 8 月 16 日 ( 宮城県 ) 平成 25 年 8 月 29 日 電気ポンプ ( 井戸用 ) N3-205SH または N3-255SH 株式会社川本製作所 当該製品内部の電装箱付近の焼損が最も著しく 電装箱本体が焼失していた 当該製品周辺にワラが散在していた モーター巻線に焼損は認められず ローター及びシャフトに変形や破損は認畜舎の一部を焼損すめられなかった る火災が発生し 現 凍結防止セラミックヒーターは原形をとどめており ヒーターから繋がる配線場に当該製品があっは被覆が残存していた た 当該製品は常時通電していた 当該製品の残存部品に出火に至る異常は認められなかったが 電装箱が完全に焼失しているため 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 25 A201300406 平成 25 年 7 月 17 日 ( 大阪府 ) 平成 25 年 9 月 5 日 椅子 ( ソファー ベッド兼用 ) 1516-9741-111 株式会社ニッセン ( 重傷 1 名 ) 当該製品をベッドからソファーに戻す際 当該製品の座面 背もたれ部に右手指を挟み 負傷した 使用者が当該製品をベッドの状態からソファーに戻す際 本体横の隙間の生地を整えようとしたときに指を挟んだとの連絡があった 使用者がどのような体勢でどこに指を挟んだかについては 詳細な情報は得られなかった 当該製品に破損や変形等の異常は認められなかった 当該製品で手を挟む可能性のある部位は 座面と背もたれを連結する側面のギア部のみであった ギア部はソファーからベッド状態にする際に間隔が狭まり手を挟むことは考えられるが ベッドからソファー状態にするときに挟む蓋然性はないことを確認した ギア部を覆っている生地は当該製品を開閉する際 ( 長さに余裕があるため ) 若干はみ出すことがあることを確認した 当該製品の形状を変えながらはみ出した生地を整える場合 当該製品の短辺側に立つことになり そのときの座面持ち上げに必要な操作力を考慮すると かなり操作し難い動作であることを確認した ギア部には 指はさみ注意 の警告シールが貼付されていたものの ギア部は当該製品の生地に覆れた状態にあり 警告表示は外観上隠れた位置にあった 当該製品で手を挟む可能性のある部位は 座面と背もたれを連結する側面のギア部のみであったが 使用者証言のベッドからソファー状態にする操作ではギア部で手を挟む蓋然性はなく 使用状況の詳細が不明なことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった

26 A201300416 平成 25 年 8 月 30 日 ( 東京都 ) 平成 25 年 9 月 12 日 発電機 ( 携帯型 ) GA-2605U2 デンヨー株式会社 当該製品は キャブレター周辺の焼損が著しく キャブレターと接続する樹脂製エアクリーナーは キャブレター接続側での焼損が著しかった 燃料漏れは認められなかった エンジンの回転状態に異常は認められなかった 工事現場で当該製品 点火コイルの取付状態や作動状況は確認できなかった を使用後 しばらくし 当該製品の点検 整備状況は確認できなかった て当該製品を焼損す 当該製品は エンジン内部の燃料気体が キャブレター側で燃焼する逆火がる火災が発生した 生じたことで キャブレター側と接続するエアクリーナーに着火したものと推定されるが 点火コイルの作動状況が確認できないことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 27 A201300436 平成 25 年 8 月 23 日 ( 東京都 ) 平成 25 年 9 月 24 日 携帯型音楽プレーヤー ipod touch MC544J/A 有限会社アップルジャパンホールディングス ( 現 Apple Japan 合同会社 ) 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 当該製品のバッテリーに異常発熱した痕跡が認められた 当該製品は本体下部のヘッドホン端子側が膨らんでおり 端子付近での焼損が著しかった バッテリーは本体内部で ヘッドフォン端子側にずれて片寄っていた 当該製品の外郭に凹み等の過大な外力が加わった痕跡は認められなかった 当該製品のバッテリーが中央部からずれて片寄ったため バッテリーが圧迫されて変形したことにより 内部短絡が生じ バッテリーが異常発熱したものと考えられるが 詳細な使用状況が不明なため 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 28 A201300487 平成 25 年 10 月 7 日 ( 茨城県 ) 平成 25 年 10 月 17 日 電気洗濯乾燥機 NW-D8EX 日立ホーム アンド ライフソリューション株式会社 ( 現日立アプライアンス株式会社 ) 当該製品及び周辺を焼損する火災が発生した 当該製品は, 全体の焼損が著しく ふた等の樹脂製部品は溶融 焼失していた アンバランススイッチ等の部品が確認できなかった 残存する電気部品から出火した痕跡は認められなかった 当該製品は焼損が著しく 確認できない部品があることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 29 A201300498 平成 25 年 10 月 9 日 ( 兵庫県 ) 平成 25 年 10 月 22 日 扇風機 F-A302C 松下精工株式会社 ( 現パナソニックエコシステムズ株式会社 ) 社員寮で当該製品を使用したまま外出したところ 当該製品及び周辺が焼損する火災が発生した 当該製品は焼損が著しく 樹脂部分が完全に溶融し一部を除いて焼失していた 電源コードは本体から長さ約 8cmの位置で断線し 断線部に溶融痕が認められた モーター上に取り付けられた運転用コンデンサー及び温度ヒューズは焼失し 確認できなかった モーター軸と軸受は固着していたが モーターの固定子巻線にレイヤショート 使用期間:26 年など発火の痕跡は認められなかった 台座内部のスイッチ タイマー 内部配線及び機体内電源コードに発火の痕跡は認められなかった 当該製品は電源コードが短絡し出火に至った可能性も考えられるが 焼損が著しく 確認できない部品があることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった

30 A201300524 平成 25 年 9 月 23 日 ( 大阪府 ) 平成 25 年 11 月 7 日 折りたたみベッド C272-4 株式会社山善 販売店に展示してあった当該製品で 使用者が右手薬指先端を骨折した 事業者が保護者から確認した事故発生状況では フラットになっている当該製品のギア部に右手薬指が入り 引き抜こうとした とのことであった 事故の目撃者はおらず 当該製品の設置状況の詳細は不明であった 保護者立ち会いのもと被害者に事故の状況を確認したところ よく覚えていない とのことであった 診断書には 創部は鈍的な直接外力によるものと考える と記載されていた 当該製品に著しい変形は認められなかった 足側脚部の正面左側に血痕が残っていたが 使用者本人のものかは確認で ( 重傷 1 名 ) きなかった 店舗で小学生が展示 販売事業者が確認した事故発生箇所であるギア部に血痕は認められなかっしてあった当該製品た また 開口部の寸法は 内幅約 14mm 長辺方向約 20mmで バリ等はを使用中 右手指を認められず 脚部の角度を変えてもすき間は変化しなかった 負傷した 血痕のあった脚部について 正しくセットした場合のフレームとの最小すき間は1mm 以下であるが 脚部が開ききらない状態では最小 5mmのすき間が確認された 同等品を用いて 脚部を不完全な状態で設置した場合にできるすき間に丸棒を挟んで座面を手で押したところ 丸棒がフレームと脚パイプに挟まれ変形することを確認した 当該製品において 事業者が被害者の保護者より聞き取った事故発生箇所 ( ギア部 ) に異常は認められなかったが 血痕が認められた部位に指を添えて着座すると 脚部の開き具合によっては指を挟み怪我をする可能性が考えられた しかし 設置状況 事故発生箇所等詳細な事故発生状況が不明であるため 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 31 A201300543 平成 25 年 11 月 4 日 ( 和歌山県 ) 平成 25 年 11 月 14 日 自転車 KT23-5204 コーナン商事株式会社 ( 重傷 1 名 ) 当該製品で走行中 転倒し 左手首を負傷した 使用者 (12 才 男性 ) が当該製品に乗車してアスファルトの平坦な道をゆっくりと走行中 突然前輪がロックされて体が前方に投げ出され 左手首を骨折した 当該製品は事故後に販売店で前ホークの変形が修正されていた 変形が修正された前ホーク以外では 前輪の泥よけステー リヤキャリヤの変形他 荷台 前カゴ ハンドルなどに転倒によるものと思われる擦過痕が認められた 前輪のスポークやリムに異常は認められず 前輪泥よけ内側にタイヤと干渉した痕跡も認められなかった 前ホークの変形が修正された状態では前輪は問題なく回転し 横振れ縦振れともに異常は認められなかった 前タイヤにはトレッドの中心に所々ゴムのバリが残っており 偏摩耗した痕跡も認められなかった ヘッドパイプ下玉押しの前後方向の隙間に差はなく 内部に圧痕もなかった ブレーキシューは溝があり 片減りもなかった 当該製品に 1 時間程度乗車したが 前輪ロックや前ホークの変形は発生しなかった 当該製品に前輪ロックに至る異常は認められなかったが 事故後に販売店で前ホークの変形が修正される前の状態が確認できなかったため 製品起因か否かを含め 事故原因の特定はできなかった なお 当該型番の前ホークは JIS D9301:2013 一般用自転車のエネルギー吸収試験を満足していた

32 A201300544 平成 25 年 10 月 29 日 ( 神奈川県 ) 平成 25 年 11 月 14 日 電話機 ( インターホン機能付き ) AD-P0160 AD- P0240 AC-A0050 アイホン株式会社 ( セコム株式会社ブランド ) 建物を半焼する火災が発生し 現場に当該製品があった 当該製品はカメラ付インターホンの付いた電話機システムで 1 階に設置されていた当該製品のカメラ増設アダプター ターミナルアダプター及び AC アダプター付近が著しく焼損していた カメラ増設アダプターのメイン基板に局部的な焼損は認められなかったが コントロール基板とインターフェース基板は確認できなかった モニターテレビ ( 電話機 ) 及びターミナルアダプターは確認ができなかった AC アダプターは金属ケースが残っているだけで 内部基板は確認できなかった 当該製品は焼損が著しく 確認できない部品があることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 33 A201300579 平成 25 年 10 月 30 日 ( 福岡県 ) 平成 25 年 11 月 29 日 電気ストーブ ( ハロゲンヒーター ) NSH-800RI 株式会社メディア プライス ( 火災 軽傷 1 名 ) 当該製品周辺の焼損が著しい状態だった 当該製品を使用中 当該製品は焼損が著しく ヒーター部や電源コード等が確認できなかった 当該製品及び周辺を ダイオードやイオン発生器などの残存する電気部品に 出火の痕跡は認めら焼損する火災が発生れなかった し 1 名が火傷を負っ 当該製品は焼損が著しく 一部の電気部品が確認できなかったため 製品起た 因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 34 A201300617 平成 25 年 3 月 2 日 ( 岩手県 ) 平成 25 年 12 月 11 日 凍結防止用ヒーター NF オートヒーター 東京特殊電線株式会社 当該製品は 設置箇所の下部が焼損し 発熱部が断線 溶融痕が認められた 事故現場は 断線部周辺から上方に立ち上るように周辺にススが付着してい当該製品及び周辺をた 焼損する火災が発生 発熱体の断線部の溶融痕は 一次痕か二次痕か特定できなかった した 当該製品の発熱部の断線部に溶融痕が認められ 周辺の焼損状況から当該断線箇所から出火したものと考えられるが 断線に至った経緯が特定できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった 35 A201300668 平成 25 年 12 月 8 日 ( 北海道 ) 平成 26 年 1 月 6 日 液晶テレビ KDL-40V5 ソニーイーエムシーエス株式会社 当該製品を焼損する火災が発生した 当該製品は焼損が著しく 基板や金属部品の一部が残存しているのみであった 当該製品周辺は居室内の他箇所に比べて焼損が著しかった 当該製品の電源プラグはコンセント接続されており リモコンで電源を切った状態であった 当該製品の焼損が著しく 確認出来ない部品もあることから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった

36 A201300863 平成 26 年 1 月 16 日 ( 愛知県 ) 平成 26 年 3 月 7 日 電気ストーブ YA-D800N ユアサプライムス株式会社 当該製品を使用中 その場を10 分ほど離れたところ 当該製品周辺が火災になっていた 火災前 使用者は1 時間ほど当該製品の前に座っていたが 異臭などの異 常は感じていなかった 当該製品及び周辺を 当該製品は出窓壁面の前に設置されており 壁面 カーテンなどが焼損して焼損する火災が発生いた した 当該製品は使用者が廃棄していたため 確認できなかった 当該製品を購入後 スイッチの故障など不具合はなかった 当該製品が使用者により廃棄されており確認できなかったことから 製品起因か否かを含め 事故原因の特定には至らなかった