ASUKA REPORT 218 9 月期ミニディスクロージャー誌 ASUKA CREDIT COOPERATIVE
の概要についてごあいさつ 皆さまには 日頃より格別のご愛顧 お引き立てを賜り 心から御礼申し上げます さて このたびの半期ディスクロージャー誌を作成いたしましたので ご高覧賜り 皆さま方のあすか信用組合へのご理解をより一層深めていただければ幸いに存じます 今後とも 役職員一同一丸となって邁進していく所存でありますので なお一層のご支援 ご協力を賜りますようお願い申し上げます 理事長金哲也 業績 預金について 預金残高につきましては 3 月末に比べ定期預金は各定期預金の利率を引き下げした影響で減少し また 流動性預金は事業性資金需要の増大により減少したことから 3 月末比 13,19 百万円減少した 262,76 百万円となりました 定期預金商品については 特別金利定期預金 あおば あすか 6 歳以上の方の強い味方 プラチナ定期 シルバー定期 など豊富なラインナップを取り揃えております 預金残高の3 半期推移 ( 単位 : 百万円 ) 28, 275,725 27, 262,76 26, 258,422 25, 24, 23, 217 年 3 月末 貸出金について 貸出金残高につきましては 不動産担保ローンなどの融資商品を引き続き積極的に販売するとともに お取引先企業の事業性を評価した融資に取り組み 組合員の皆さまの旺盛な資金需要にお応えした結果 3 月末比 11,297 百万円増加した 23,894 百万円となりました その他 ホームローン おまとめローン など個人さま向けの融資商品もございますので お気軽にご相談ください 貸出金残高の3 半期推移 ( 単位 : 百万円 ) 21, 23,894 2, 192,596 19, 184,132 18, 17, 16, 217 年 3 月末 1
業務純益について 業務収益につきましては 前年同月比 121 百万円増加した 2,644 百万円となりました 主な要因は 本業であります貸出金の残高が大幅に伸長したことにより 貸出金利息が増加したものです 一方 業務費用につきましては 資金調達費用である預金利息が減少し また前年度計上した一般貸倒引当金繰入額の反動減により 前年同月比 39 百万円減少した 1,855 百万円となりました その結果 業務純益は前年同月比 161 百万円増加した 789 百万円となりました 業務純益の3か年推移 ( 単位 : 百万円 ) 1, 5 743 627 789 216 年 217 年 経常利益 当期純利益について 経常利益につきましては 信用コストである貸倒引当金の取崩しによる戻入益 21 百万円を計上したことから 前年同月比 362 百万円増加した 973 百万円となりました また 税引後当期純利益につきましては 前年同月比 329 百万円増加した 767 百万円となりました 経常利益 当期純利益 ( 税引後 ) の3か年推移 ( 単位 : 百万円 ) 1, 973 8 6 4 2 841 216 年 611 438 217 年 常経利益767 当期673 純利益自己資本比率について 自己資本比率につきましては 利益金の積上げによる内部留保の強化を図り 自己資本の充実に努めました結果 3 月末比.6% 上昇した 9.% となりました 当組合の自己資本比率は上記のとおり 9.% と 国内基準 4% 国際基準 8% を上回っており 経営の健全性 安全性を十分に保っております 自己資本額 ( 2,41 百万円 ) = 9.% リスク資産額 (226,546 百万円 ) 資産の内容ごとに信用リスクの度合いが考慮されます 自己資本額 自己資本比率の 3 半期推移 ( 百万円 ) 22, 2, 18, 16, 14, 6.8% 14,86 217 年 8.94% 19,593 3 月末 自己資本比率 9.% 自己資本額 2,41 9% 8% 7% 6% 5% 4% ( 国内基準 ) 2
財務諸表 貸借対照表 ( 単位 : 千円 ) 資産の部 現 金 預 け 金 コ ー ル ロ ー ン 買 入 金 銭 債 権 有 価 証 券 社 債 株 式 その他の証券 貸 出 金 割 引 手 形 手 形 貸 付 証 書 貸 付 当 座 貸 越 そ の 他 資 産 未決済為替貸 全信組連出資金 前 払 費 用 未 収 収 益 その他の資産 有 形 固 定 資 産 建 物 土 地 その他の有形固定資産 無 形 固 定 資 産 ソフトウェア その他の無形固定資産 繰 延 税 金 資 産 債 務 保 証 見 返 貸 倒 引 当 金 2,124,82 1,77,482 82,782,555 81,635,67 3,, 385,6 26,8 11,657,91 16,489,853 2,12,89 2,311,19 171,6 171,6 9,383,141 14,7,63 184,132,349 23,894,273 441,426 144,86 17,727,828 25,478,939 165,787,94 177,687,666 176, 582,861 797,897 1,46,246 5,29 11,74 37, 37, 2,857 134 277,324 266,223 25,686 875,147 3,6,455 3,12,76 1,45,218 978,97 1,95,693 1,885,284 19,543 148,55 69,858 56,13 6,784 47,56 9,73 9,73 257,81 28,544 1,947,68 1,418,13 ( うち個別貸倒引当金 )( 1,271,168) ( 731,267) 負債の部 預 金 積 金 当 座 預 金 普 通 預 金 貯 蓄 預 金 通 知 預 金 定 期 預 金 定 期 積 金 その他の預金 借 用 金 借 入 金 当 座 借 越 そ の 他 負 債 未決済為替借 未 払 費 用 給付補塡備金 未払法人税等 前 受 収 益 職 員 預 り 金 資産除去債務 その他の負債 賞 与 引 当 金 退職給付引当金 役員退職慰労引当金 睡眠預金払戻損失引当金 偶発損失引当金 繰 延 税 金 負 債 債 務 保 証 負 債 の 部 合 計 純資産の部 出 資 金 普 通 出 資 金 優 先 出 資 金 資 本 剰 余 金 資 本 準 備 金 利 益 剰 余 金 利 益 準 備 金 その他利益剰余金 特別積立金 ( 経営基盤強化積立金 ) 当期未処分剰余金 組合員勘定合計 その他有価証券評価差額金 評価 換算差額等合計 純資産の部合計 258,422,38 262,76,212 2,222,821 2,229,683 36,466,979 36,358,49 917 1,461 217,55,282 221,825,88 2,78,572 1,974,51 12,465 316,196 13,5, 23,, 1,5, 12,, 23,, 1,185,951 1,132,836 11,21 19,652 569,264 517,764 1,35 1,263 169,42 22,415 46,66 5,945 258,742 266,125 27,559 27,987 11,825 46,681 215,853 217,483 232,256 239,486 17,96 11,582 6,794 2,95 74 127 2,27 1,144 257,81 28,544 273,93,892 287,628,323 3,721,61 6,633,446 3,721,61 3,633,446 3,, 3,, 3,, 8,669,19 1,114,67 1,7, 1,85, 6,969,19 8,264,67 6,4, 7,35, (6,4,) (7,35,) 569,19 914,67 12,39,791 19,747,513 312 5,88 312 5,88 12,39,478 19,742,424 資産の部合計 286,321,37 37,37,748 負債及び純資産の部合計 286,321,37 37,37,748 3
財務諸表 損益計算書 科目 経常収益 科目 2,523,434 2,855,654 特別利益 ( 単位 : 千円 ) 92 資金運用収益 2,35,614 2,454,24 その他の特別利益 92 貸出金利息 2,222,923 2,318,61 特別損失 預け金利息 63,238 68,587 固定資産処分損 コールローン利息 5,156 減損損失 有価証券利息配当金 43,3 52,173 その他の特別損失 その他の受入利息 15,995 14,841 税引前当期純利益 611,322 974,78 役務取引等収益 17,693 189,148 法人税 住民税及び事業税 173,273 26,311 受入為替手数料 15,594 16,912 法人税等調整額 その他の役務収益 155,98 172,236 法人税等合計 173,273 26,311 その他業務収益 1,83 1,613 当期純利益 438,48 767,767 その他の業務収益 1,83 1,613 繰越金 ( 当期首残高 ) 131,142 146,3 その他経常収益 322 21,687 当期未処分剰余金 569,19 914,67 貸倒引当金戻入益 21,535 償却債権取立益 131 151 その他の経常収益 191 経常費用資金調達費用預金利息給付補塡備金繰入額借用金利息 1,912,112 424,536 412,496 753 7,332 1,881,668 397,959 393,274 648 46 業務粗利益 業務純益 コア業務純益の推移 業務粗利益 業務純益 ( 単位 : 千円 ) 216 年 2,131,933 2,84,895 2,231,355 743,952 627,515 789,184 その他の支払利息 3,952 3,989 コア業務純益 743,952 655,291 789,184 役務取引等費用 13,68 15,126 支払為替手数料その他の役務費用その他業務費用 8,124 5,555 8,672 6,453 525 業務粗利益 1 預貸金等の利息差益である 資金運用収支 2 各種手数料等による 役務取引等収支 3 国債等債券の売買等による その他業務収支 その他の業務費用 525 上記 1 から 3 までを合計した利益が 業務粗利益 となります 経費人件費 1,436,814 899,548 1,455,292 873,392 業務純益一般の企業でいう営業利益に相当する概念で 金融機関が 物 件 費 税 金 56,46 3,86 533, 48,899 本業でどれだけの収益をあげたのかを表す金融機関固有の収益指標です その他経常費用 37,81 12,764 コア業務純益 貸倒引当金繰入額貸出金償却 13,537 業務純益のうち一般貸倒引当金繰入や債券売買損益等を除いたもので 金融機関としての実質的な収益力を表す指標です その他資産償却 1,93 1,689 その他の経常費用 12,613 2,75 経常利益 611,322 973,986 4
開示債権 不良債権 ( 金融再生法開示債権 ) 比率ならびに実質不良債権比率 区分 不良債権比率実質不良債権比率 (A) 2.59 1.91 3 月末 (B) 1.57 1.8 (C) 1.31.96 (C)-(B) 3 月末比.26.12 増減 ( 単位 :%) (C)-(A) 比 1.28.95 の不良債権比率は 1.31%( 3 月末比.26%) でありますが 不良債権から個別貸倒引当金 731 百万円を差し引いた実質的な不良債権比率は.96%( 同.12%) となっており 今後も資産内容の健全性を着実に向上させるべく 引続き不良債権の処理を促進してまいります 金融再生法開示債権と当組合自己資本の比較 ( 百万円 ) 24, 22, 不良債権比率 計 22,414 2, 18, 16, 14, 12, 2.59 1.91 実質不良債権比率 1.57 1.31 1.8.96 (%) 3 2 1 コア資本 2,41 1, 8, 6, 4, 2, 4,774 217 年 3,33 3 月末 不良債権 2,677 未保全部分 665 保全部分 2,12 保全率 75.16% うち 利益剰余金部分 (1,114) 開示債権に対する保全額とコア資本 貸倒引当金 775 担保 保証 1,237 における金融再生法上の不良債権は 2,677 百万円でありますが このうち 1,237 百万円が担保や保証でカバーされており また 775 百万円の貸倒引当金を計上していることから 不良債権に対する保全率は75.16% となっております 上記の金融再生法上の不良債権における未保全部分は665 百万円でありますが におけるコア資本 2,41 百万円の十分な範囲内であり また 出資金及び資本準備金 一般貸倒引当金を除いた利益剰余金 1,114 百万円の範囲内となっていることから 経営の健全性は確保されております 金融再生法開示債権及び同債権に対する保全額 ( 単位 : 百万円 %) 区分 破産更生債権及びこれらに準ずる債権 危険債権 要管理債権 不良債権計 正常債権 合計 年度 債権額 (A) 1,74 72 3,37 1,53 662 445 4,774 2,677 179,792 21,63 184,566 24,281 担保 保証等 (B) 561 355 1,433 717 387 165 2,382 1,237 貸倒引当金 (C) 513 347 757 384 65 44 1,336 775 保全額 (D)=(B)+(C) 1,74 72 2,191 1,11 453 29 3,718 2,12 保全率 (D)/(A) 1. 1. 72.13 71.96 68.47 46.99 77.9 75.16 貸倒引当金引当率 (C)/(A-B) 1. 1. 47.24 47.24 23.9 15.74 55.88 53.83 5
有価証券 貸出金の状況 有価証券 金銭の信託等の取得原価又は契約価格 時価及び評価損益 ( 単位 : 千円 ) 項目 有価証券 売買目的有価証券 満期保有目的有価証券 子会社 関連会社株式 その他有価証券 金銭の信託 デリバティブ等商品 年度 取得原価 14,4,797 18,754,598 2,, 2,, 12,4,797 16,754,598 時価 14,44,782 18,751,241 2,1,319 2,,587 12,43,463 16,75,653 貸借対照表価額 14,42,691 18,75,653 2,, 2,, 12,42,691 16,75,653 評価損益 3,985 3,356 1,319 587 2,665 3,944 ( 注 )1. 時価 は 金融商品に係る会計基準の設定に関する意見書 ( 企業会計審議会 :1999 年 1 月 22 日 ) に定める時価に基づいて表示しております なお 時価のないものについては 帳簿価格で表示しております 2. デリバティブ等商品とは 預金等と協同組合による金融事業に関する法律施行規則第 41 条第 1 項第 5 号に掲げる取引 ( 金融先物取引 金融等デリバティブ取引 先物外国為替取引 有価証券デリバティブ取引等 ) を組合せた商品です 3. 満期保有目的有価証券には 預け金 中の譲渡性預け金が含まれております 貸出金業種別残高 構成比 業種 製造業 ( 単位 : 百万円 %) 件数 金額 構成比 件数 金額 構成比 16 739.4 16 79.4 鉱業 採石業 砂利採取業 1 4. 建設業 25 1,46.8 25 1,523.8 情報通信業 2 317.2 2 299.1 運輸業 郵便業 4 286.2 5 27.1 卸売業 小売業 58 5,56 3. 62 5,588 2.7 金融業 保険業 11 1,697.9 11 1,634.8 不動産業 335 84,774 46. 385 97,782 48. 宿泊業 18 38,461 2.9 183 42,46 2.8 飲食業 58 2,373 1.3 57 2,577 1.3 生活関連サービス業 娯楽業 75 3,42 16.5 72 28,399 13.9 教育 学習支援業 1 44. 3 161.1 医療 福祉 6 46.3 5 439.2 その他のサービス 52 5,794 3.1 71 7,23 3.5 その他の産業 7 12.1 7 65. 小計 83 172,475 93.7 95 189,66 92.7 個人 ( 住宅 消費 納税資金等 ) 397 11,656 6.3 468 14,828 7.3 合計 1,227 184,132 1. 1,373 23,894 1. ( 注 ) 業種別区分は日本標準産業分類の大分類に準じて記載しております 6
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