第 2 版平成 25 年 9 月 2 日発行 V05L09R1 Release News Letter 機能修正 本リリースニュースレターは V05L09R1 における機能修正の内容を記載しています V05L08R4 以前のリリースニュースレターは プロダクトメディア内に PDF ファイルの形式で格納しています
改版履歴 日付 版数 内容 2013/02/01 1 V05L09R1 リリース 2013/09/02 2 2.1.1. Oracle テーブルスペース情報のフラットファイルが重複する問題の修正新規追加 8.1.1. HTTP アクセスログのフラットファイルが重複する問題の修正 対応 を加筆修正 注意 を追記
目次 1. ES/1 NEO CS シリーズ全般... 1 1.1. 機能修正... 1 1.1.1. vmwm4vc サービスが起動しない問題の修正... 1 2. Oracle テーブルスペース情報の取込... 2 2.1. 機能修正... 2 2.1.1. Oracle テーブルスペース情報のフラットファイルが重複する問題の修正... 2 3. CS-MAGIC... 3 3.1. 機能修正... 3 3.1.1. デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正... 3 3.1.2. 一定枚数のグラフを作成する毎に Excel プロセスを再起動する機能が働かない問題の修正... 3 3.1.3. 長い出力ファイル名を切り詰める処理でエラーが発生する問題の修正... 4 3.1.4. 特定の Oracle 年次クエリーの値が不正となる問題の修正... 4 3.1.5. サブクエリ使用時の問題を修正... 5 3.1.6. プロファイル機能を使用した場合一部のグラフが作成されない問題の修正... 5 3.1.7. 自動インポートが失敗する問題の修正... 6 3.1.8. 手動インポートが失敗する問題の修正... 6 4. CS-REPORT... 7 4.1. 機能修正... 7 4.1.1. Office2007 以降で グラフを Office オブジェクトで貼り付ける を選択した際にエラーが発 生する問題の修正... 7 4.1.2. 特定条件において一部のグラフが張り付かない問題の修正... 8 5. CS-ADVISOR... 9 5.1. 機能修正... 9 5.1.1. デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正... 9 5.1.2. [ 詳細 ] インターバルサマリー - 複数シート - グラフファイルの拡張子が xlsx になる 問題の修正... 9 6. CS-Scripting Interface... 10 6.1. 機能修正... 10 6.1.1. ループ状態を検知できない問題の修正... 10 7. CS-Network ADVISOR...11 7.1. 機能修正... 11 7.1.1. 長い URL をカットした際に STOP レベルのメッセージを出力して処理を中断してしまう 問題の修正... 11 8. CS-Web Option HTTP Log Processor... 12 8.1. 機能修正... 12 8.1.1. HTTP アクセスログのフラットファイルが重複する問題の修正... 12
9. CS-Hyper-V... 13 9.1. 機能修正... 13 9.1.1. CS-Hyper-V のインストールが失敗する問題の修正... 13 10. CS-MySQL... 14 10.1. 機能修正... 14 10.1.1. 日本語を含む収集データを変換できない問題の修正... 14 11. MF-z/VM... 15 11.1. 機能修正... 15 11.1.1. z/vm のフラットファイルに誤った値が出力される問題の修正... 15 12. CS-Utility... 16 12.1. iim collect... 16 12.1.1. ファイルが転送できない問題の修正... 16 13. Flatfile Maintenance: 共通... 17 13.1. 機能修正... 17 13.1.1. 自動インポートが失敗する問題の修正... 17 14. Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 状態チェック )... 18 14.1. 機能修正... 18 14.1.1. 状態チェックのデータマップに重複マーク # が正しく出力されない問題の修正... 18 14.1.2. プロファイル機能を使用した場合検査結果が一部出力されない問題の修正... 19 15. Flatfile Maintenance: データ集約機能... 20 15.1. 機能修正... 20 15.1.1. デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正... 20 15.1.2. CS シリーズをリモート接続している環境で集約処理時にエラーが発生する問題の修正... 20 15.1.3. サマリー済みレコードをコピー / 移動した場合異常終了する問題の修正... 21 16. 本リリースより 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) の変更一覧... 22 16.1. 数値変更... 22
1. ES/1 NEO CS シリーズ全般 1.1. 機能修正 1.1.1. vmwm4vc サービスが起動しない問題の修正 現象 CS-VMware をインストール後 vmwm4vc サービスが起動しませんでした ES/1 バージョン : V05L06R1 以降条件 :ES/1 をバージョンアップインストールする際に CS-VMware を新規に追加してインストールした場合 CS-VMware を新規に追加してバージョンアップインストールした際に 初期処理が行われず設定ファイルにデ ータ出力先パスが書き込まれておりませんでした 対応 CS-VMware を新規にインストールする場合には正しく初期処理が行われるように インストーラの処理を修正しました -1-
2. Oracle テーブルスペース情報の取込 2.1. 機能修正 2.1.1. Oracle テーブルスペース情報のフラットファイルが重複する問題の修正 現象 Oracle テーブルスペース情報のフラットファイルが重複する場合がありました 対象バージョン :V05L08R3 以前 条件 :iim kickout によるデータ転送時にエラーが発生した場合 iim kickoutによるデータ転送時にエラーが発生した場合 再度同じデータが転送されます そのため etcmgxで同じデータの変換処理が2 回実行されフラットファイルが重複していました 対応 etcmgx を修正し 入力フォルダに同名の変換済みとなったデータが存在する場合は 既に変換済みと判断し 変換対象とせずに削除するようにしました ( 例 ) 20120731091500_dough_ts.csv の変換時に.fin.20120731091500_dough_ts.csv が存在する場合は既に変換済と判断し 変換対象とせずに削除する 注意チェック対象は 保持期間内の変換済みデータとなります そのため 保持期間を超え削除された変換済みデータと同じデータが変換対象となる場合は削除対象となりません 転送エラーが頻発し 長期にわたって同名データの再転送が発生するような環境では 変換済みデータの保持期間を長く設定する必要があります -2-
3. CS-MAGIC 3.1. 機能修正 3.1.1. デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正 現象デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる場合がありました ES/1 バージョン : V05L08R3 以前 アクセス回数が少ない場合に従来の計算方法では大きな値となっていました 対応アクセス待ち時間の計算方法を変更しました いずれも (s) から (ms) に変換するために 1000 倍しています V05L08R3 以前 アクセス待ち時間 (ms)= サービス時間 (s)* 待ち要求数 ( 個 /s)/( ビジー率 (%)/100)*1000 V05L09R1 アクセス待ち時間 (ms)= 待ち要求数 ( 個 /s)/ アクセス回数 (read+write/s)*1000 ( ただしアクセス回数 <1 の場合は アクセス待ち時間を 0 とする ) 注意この変更に伴い レスポンス時間も変わる場合があります 3.1.2. 一定枚数のグラフを作成する毎に Excel プロセスを再起動する機能が働かない問題の修正 現象一定枚数のグラフを作成する毎に Excel プロセスを再起動する機能が 有効に動作していませんでした ES/1 バージョン : V05L06R1 以降条件 : GIF イメージ形式グラフを作成する CS-MAGIC のグラフ作成処理では Excel が使用するメモリー量を抑えるため 一定枚数のグラフを作成する毎に Excel プロセスを再起動しています 本来 Excel グラフ /GIF イメージ形式グラフのどちらの作成においても Excel プロセスを再起動するはずでしたが GIF イメージ形式グラフを作成する場合は Excel プロセスを再起動する機能が有効に動作していませんでした 対応 GIF イメージ形式グラフを作成する場合においても 一定枚数毎に Excel プロセスを再起動するように処理を修正しました -3-
3.1.3. 長い出力ファイル名を切り詰める処理でエラーが発生する問題の修正 現象 CS-MAGIC が作成するグラフファイル名が長い場合 以下のエラーが発生して正常にグラフが作成されません Error at execquery(..) : プロシージャの呼び出し または引数が不正です ES/1 バージョン : V05L06R1 以降条件 : グラフファイル名の長さがフルパスで 218byte を超える場合 Excel で取り扱えるファイル名の長さには フルパスで 218byte までの制限があります そのため CS-MAGIC では出力グラフファイル名が 218byte を超える場合 ファイル名の切り詰め処理を行います この切り詰め処理に問題があり 上記のエラーが発生してグラフファイルが出力されない場合がありました 対応 フルパスで 218byte を超えるグラフファイル名の切り詰めが正しく行われるように修正しました 3.1.4. 特定の Oracle 年次クエリーの値が不正となる問題の修正 現象以下のクエリーにおいて 複数の月単位のサマリーフラットファイルを入力と使用した場合 年間平均が正しく算出されておりませんでした [ 年次平均 ]Oracle セッション毎のプロセッサ使用率 ES/1 バージョン : V4L09R1 以降 Oracle 年次平均クエリーの計算式に定義ミスがありました 複数の月単位のデータを集約するところを select 句に集約関数が付与されていなかったため不正な値が出力されておりました 対応 正しい値が出るよう クエリーの計算式を訂正しました -4-
3.1.5. サブクエリ使用時の問題を修正 現象サブクエリがサブクエリを参照しているクエリを実行すると例外が発生し グラフ作成処理が停止していました ES/1 バージョン : V05L08R3 以前 クエリの実行はサブクエリを含まないサブクエリから実行するため 各サブクエリがサブクエリを含んでいるかどうかをチェックしています このチェック処理に誤りがあり サブクエリがサブクエリを参照している場合に不正なアドレスを参照していました 対応サブクエリがサブクエリを参照している場合も正しく処理できるようにプログラムを修正しました 3.1.6. プロファイル機能を使用した場合一部のグラフが作成されない問題の修正 現象特定の条件において 一部のグラフが作成されない問題がありました この問題が発生してもログファイルにエラーは出力されません ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 : プロファイル ( システムフィルタープロファイル インスタンスプロファイル パラメータプロファイル ) を使用している pdbmagic2 または pdbmagic で区切り時刻を指定しており フラットファイルに 24 時以降のインターバル時刻がある プロファイル機能の処理で 24 時以降の時刻を正しく読み込めていませんでした 例えば インスタンスプロファイルの場合 対象インスタンスを決定する際に必要なインスタンスデータの読み込みが中断されておりました その結果 対象インスタンスの一部においてグラフ作成の処理対象から外れておりました 対応 24 時以降の時刻を正しく読み込めるようにプロファイル機能の処理ロジックを修正しました -5-
3.1.7. 自動インポートが失敗する問題の修正 現象自動インポート処理時に CS-Java の中間フラットファイルがインポートされず インポート元フォルダ内に残った状態となる場合がありました ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 :CS-Java の設定ファイル名の長さが ( 拡張子含まず )8byte を超える場合 CS-Java から出力される中間フラットファイルは WAS< アプリケーションサーバ種別 >< アプリケーションサーバのバージョン >< 設定ファイル名 >_yymmddhhmmss.txt の命名則で作成されます CS-Java の設定ファイル名を 8byte を超えた名前で設定している場合 出力される中間フラットファイル名の長さが ( 拡張子含む )40byte を超えた状態となります この際 インポート時に行うファイル名整合性チェック処理で誤ったファイル名として判断され 中間フラットファイルのインポートが行われずインポート元フォルダに残った状態となっておりました 対応自動インポート処理ロジックを修正し 中間フラットファイル名が 40byte を超えてもインポート処理が行えるように修正しました 3.1.8. 手動インポートが失敗する問題の修正 現象 CS-Java MIBCollector の中間フラットファイルに対して手動インポートを行った際 以下のエラーメッセージが出力され インポート後のフラットファイルの内容が不正な状態となっておりました ファイル I/O にてエラーが発生しました インポートを中止します :0 ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 : 重複チェックを行う設定で CS-Java MIBCollector の中間フラットファイルを手動インポートした場合 インポート時には 中間フラットファイル内に出力されている日付を 1 行毎にチェックし 出力すべき日付のフラットファイルにデータを格納していきます 当事象の発生条件に適合する場合 フラットファイル格納時に日付判定処理を誤り データの書き出し途中でエラーが発生し すべての中間フラットファイルを処理せず終了していました この結果 インポート後のフラットファイルにすべての時刻が書き出されない状態となり グラフ作成時にデータが欠損する状態となっていました 対応手動インポート時の日付判定ロジックを修正し 正常にインポート処理が行われるように修正しました -6-
4. CS-REPORT 4.1. 機能修正 4.1.1. Office2007 以降で グラフを Office オブジェクトで貼り付ける を選択した際にエラーが発生する問題の修正 現象特定の条件下において報告書にグラフを貼り付ける際に 下記のエラーが発生しグラフの貼り付けが正常に行われない問題がありました Error occured at GraphCopyToWord() : ChartArea Copy LA-G Error Number : 424 オブジェクトが必要です ES/1 バージョン : V05L01R2 以降条件 : 次の条件をすべて満たす場合に発生します Office2007/2010 である グラフを Office オブジェクトで貼り付ける を選択している 報告書テンプレートがレイアウト有りである レイアウトフォーマットを A4 横 1 グラフ A4 縦 2 グラフ ( 所見欄あり ) A4 縦 2 グラフ ( 所見欄なし ) 以外のいずれかを選択している 貼り付けるグラフの X 軸 ( 項目軸 ) ラベルが 無し になっている (XLabel=) グラフ貼り付け方法が グラフをOfficeオブジェクトで貼り付ける の場合 グラフの軸ラベルフォントサイズ 目盛りラベルフォントサイズを内部的に自動で微調整しています しかし 貼り付けるグラフの軸ラベルが 無し としてクエリー定義されている場合 ラベル微調整処理において 調整対象が存在しないためにエラーとなっていました 対応グラフに軸ラベル (X/Y/Y2 軸 ) が存在する場合のみ フォントサイズの微調整を行なうように修正しました -7-
4.1.2. 特定条件において一部のグラフが張り付かない問題の修正 現象特定の条件下において報告書にグラフを貼り付ける際に 下記のエラーが発生し一部のグラフが張り付かない問題がありました Error occurred at GraphCopyToWord() : Open Excel workbooks Error Number : 9 インデックスが有効範囲にありません ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 : 次の条件をすべて満たす場合に発生します インスタンスプロファイルまたはパラメータプロファイルを使用している サイト / システムの指定方法が直接指定である カンマ区切りで複数のサイト / システムを指定している 指定している各サイト / システムで出力されるグラフ数が異なる CS-REPORTにおいて インスタンスプロファイルまたはパラメータプロファイルを使用したサイト / システムの文字置換方法に誤りがあったため CS-REPORTが認識するグラフ作成数とCS-MAGICで実際に作成されるグラフ数に差異が生じていました 例えば 対象サイト / システムの指定が SiteA/SystemA,SiteA/SystemB のパターンの場合 SiteA/SystemAとSiteA/SystemBのそれぞれで インスタンスプロファイルまたはパラメータプロファイルで解決される置換文字列情報数を取得する必要があります しかし この処理において 2つ目のサイト / システムについても1つ目のサイト / システムを対象として置換文字列情報数を取得していたため 全体のグラフ作成枚数がCS-MAGICと一致していませんでした 対応サイト / システムがカンマ区切りで複数個指定されるパターンの場合 それぞれのサイト / システムでインスタンスプロファイルまたはパラメータプロファイルを使用した置換文字列情報数の取得を行うように修正しました -8-
5. CS-ADVISOR 5.1. 機能修正 5.1.1. デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正 現象デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる場合がありました ES/1 バージョン : V05L08R3 以前 アクセス回数が少ない場合に従来の計算方法では大きな値となっていました 対応アクセス待ち時間の計算方法を変更しました いずれも (s) から (ms) に変換するために 1000 倍しています V05L08R3 以前 アクセス待ち時間 (ms)= サービス時間 (s)* 待ち要求数 ( 個 /s)/( ビジー率 (%)/100)*1000 V05L09R1 アクセス待ち時間 (ms)= 待ち要求数 ( 個 /s)/ アクセス回数 (read+write/s)*1000 ( ただしアクセス回数 <1 の場合は アクセス待ち時間を 0 とする ) 注意この変更に伴い レスポンス時間も変わる場合があります 5.1.2. [ 詳細 ] インターバルサマリー - 複数シート - グラフファイルの拡張子が xlsx になる問題の修正 現象 CS-ADVISOR でグラフを出力する場合に [ 詳細 ] インターバルサマリー - 複数シート - のグラフファイルの 拡張子が意図せず.xlsx になります 尚 本問題は後続の処理には影響はありません ES/1 バージョン : V05L04R1 以降条件 : 下記の条件を満たす場合に発生します 1.Office 2007 以降をインストールしている 2. CS-ADVISOR のシステム評価でグラフ作成を選択している 3. CS 環境設定で 2007 Microsoft Office system/office 2010 設定 を 従来の Office Excel97-2003 ブック (.xls) Word-2003 文書 (.doc) を使用する にしている CS-ADVISOR がグラフを作成する際 CS 環境設定を参照し グラフの拡張子を決定します 設定を参照する処理に誤りがあり [ 詳細 ] インターバルサマリー - 複数シート - のグラフに対してのみ設定が正しく反映されませんでした 対応 CS 環境設定での指定が [ 詳細 ] インターバルサマリー - 複数シート - グラフファイルの拡張子に正しく反映されるように修正しました -9-
6. CS-Scripting Interface 6.1. 機能修正 6.1.1. ループ状態を検知できない問題の修正 現象 た ループチェック (x_loopcheck.py) のサンプルスクリプトにおいて ループ状態を検知できない問題がありまし ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 : AIX 5.3 以上 LPAR を使用しており 複数の CPU でループ状態となっている場合 ループチェック (x_loopcheck.py) のサンプルスクリプトでは CPU 数に考慮してループのチェックしています 例えば 4CPU の場合は 25% 50% 75% 100% の CPU ループが発生していないかチェックしています しかし LPAR を使用している場合においては 25% のループチェックしか行われておりませんでした 対応上記の発生条件のような場合においても CPU 数に合わせて正しくループチェックを行うように サンプルスクリプトを修正しました -10-
7. CS-Network ADVISOR 7.1. 機能修正 7.1.1. 長い URL をカットした際に STOP レベルのメッセージを出力して処理を中断してしまう問題の修正 現象 CS-Network ADVISOR の評価において 次のエラーメッセージを出力して意図せず処理を中断する場合があ ります WARN:000000d3,YYYY/MM/SS,hh:mm:ss, 非常に長い URL が見つかったため 一部をカットして処理しました STOP:0000012d,YYYY/MM/SS,hh:mm:ss, 処理が中断されました ES/1 バージョン : V04L13R1 以降条件 :512byte を超える URL 文字列を含む HTTP ログデータを評価した場合 CS-Network ADVISOR は 評価対象の HTTP ログデータに 512byte を超える長い URL が含まれている場合 URL の一部をカットして処理を行います 本来は URL の一部をカットした場合 WARN レベルのメッセージを出力して処理を継続するはずが 誤って処理を中断していました 対応長い URL の一部をカットした場合に WARN レベルのメッセージを出力して評価処理を継続するように修正しました -11-
8. CS-Web Option HTTP Log Processor 8.1. 機能修正 8.1.1. HTTP アクセスログのフラットファイルが重複する問題の修正 現象 HTTP アクセスログのフラットファイルが重複する場合がありました ES/1 バージョン : V05L08R3 以前 条件 : iim kickout によるデータ転送時にエラーが発生した場合 iim kickout によるデータ転送時にエラーが発生した場合 再度同じデータが転送されます そのため log2f で同じデータの変換処理が 2 回実行され フラットファイルが重複していました 対応 log2f を修正し 入力フォルダに同名の変換済みとなったデータが存在する場合は 既に変換済みと判断し 変 換対象とせずに削除するようにしました ( 例 ) lclf_20080819_145431_20080813_16.gz の変換時に.fin.lclf_20080819_145431_20080813_16.gz が存在す る場合は既に変換済みと判断し 変換対象とせずに削除する 注意チェック対象は 保持期間内の変換済みデータとなります そのため 保持期間を超え削除された変換済みデータと同じデータが変換対象となる場合は削除対象となりません 転送エラーが頻発し 長期にわたって同名データの再転送が発生するような環境では 変換済みデータの保持期間を長く設定する必要があります -12-
9. CS-Hyper-V 9.1. 機能修正 9.1.1. CS-Hyper-V のインストールが失敗する問題の修正 現象 CS-Hyper-V のインストール時に 以下のメッセージが出力されてインストールが失敗する場合があります CS-Hyper-V のインストールに失敗しました エラーコード :-131 ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 : CS-Hyper-V を導入する環境に Microsoft C ランタイムライブラリ msvcr71.dll が存在しない CS-Hyper-V をインストールする Windows の環境によっては 必要なランタイムライブラリ msvcr71.dll が存在しないため CS-Hyper-V の Configuration Assistant プログラムの起動に失敗して上記エラーが発生していました 対応 ES/1 NEO CS シリーズのインストーラにてランタイムライブラリ msvcr71.dll を配布するようにしました -13-
10. CS-MySQL 10.1. 機能修正 10.1.1. 日本語を含む収集データを変換できない問題の修正 現象 x2f プログラムで CS-MySQL の収集データを変換する際に以下のエラーが発生し データを変換できない場合がありました WARN:080000ff,YYYY/MM/DD,hh:mm:ss,Process "C:\IIM_WORK\CS\MySQLOUT\xxxxx\xxxxx\YYYYMMDDhhmmss_localhost_3306_cmysql.xml.gz" failed. xml.parsers.expat.expaterror ES/1 バージョン : V05L02R1 以降条件 : CS-MySQL の収集データに日本語 (Shift-JIS 形式 ) が含まれている場合 x2f プログラムは CS-MySQL の収集データには UNICODE 形式のみのデータが存在していると想定していたため 日本語 (Shift-JIS 形式 ) を含むデータを処理できませんでした 対応 CS-MySQL の収集データに日本語 (Shift-JIS 形式 ) が含まれている場合でも 正しく変換できるように修正しました -14-
11. MF-z/VM 11.1. 機能修正 11.1.1. z/vm のフラットファイルに誤った値が出力される問題の修正 現象下記項目について フラットファイルに誤って本来の値の 100 倍が出力されます 尚 これらの項目は CS-MAGIC の標準提供グラフおよび CS-ADVISOR の評価スクリプトでは使用されていません z/vm システム (2)( 表名 :ZVM_SYSGEN2) AVGSRVTM 平均サービス時間 ( ミリ秒 ) DEVRSPTM 合計レスポンス時間 ( ミリ秒 ) ES/1 バージョン : V05L01R2 以降 x2f プログラムのデータ変換処理に誤りがありました 対応上記項目について正しい値が出力されるように修正しました -15-
12. CS-Utility 12.1. iim collect 12.1.1. ファイルが転送できない問題の修正 現象ファイル転送時にエラーが発生し iim collect が強制終了される場合がありました ES/1 バージョン : V04V13R1 以降条件 :PROT=1 または 2 を指定 libssh2(prot=1 または 2 を指定された場合に使用する外部ライブラリ ) のファイル受信処理に不備があり SSH サーバから SSH_FXP_STATUS が通知された場合に 無条件でエラーとしていました また そのエラーが発生した際 無効なハンドルに対してクローズ処理を行うため iim collect が強制終了されます 対応 libssh2 において SSH サーバから SSH_FXP_STATUS が通知された場合に LIBSSH2_FX_EOF であれば正常とし LIBSSH2_FX_EOF 以外はこれまで通りエラーとするように修正しました また 不要な SFTP ハンドルのクローズ処理を削除し クローズ処理においてはハンドルの有効性をチェックするようになりました -16-
13. Flatfile Maintenance: 共通 13.1. 機能修正 13.1.1. 自動インポートが失敗する問題の修正 現象自動インポート処理時に CS-Java の中間フラットファイルがインポートされず インポート元フォルダ内に残った状態となる場合がありました ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 :CS-Java の設定ファイル名の長さが ( 拡張子含まず )8byte を超える場合 CS-Java から出力される中間フラットファイルは WAS< アプリケーションサーバ種別 >< アプリケーションサーバのバージョン >< 設定ファイル名 >_yymmddhhmmss.txt の命名則で作成されます CS-Java の設定ファイル名を 8byte を超えた名前で設定している場合 出力される中間フラットファイル名の長さが ( 拡張子含む )40byte を超えた状態となります この際 インポート時に行うファイル名整合性チェック処理で誤ったファイル名として判断され 中間フラットファイルのインポートが行われずインポート元フォルダに残った状態となっておりました 対応自動インポート処理ロジックを修正し 中間フラットファイル名が 40byte を超えてもインポート処理が行えるように修正しました -17-
14. Flatfile Maintenance: データ検査機能 ( 状態チェック ) 14.1. 機能修正 14.1.1. 状態チェックのデータマップに重複マーク # が正しく出力されない問題の修正 現象 状態チェックのデータマップに重複マーク # が正しく出力されない場合があります ES/1 バージョン : V05L01R2 以降条件 : 重複インポートされたデータブロックの後ろに同一レコード番号 同一時間帯の正常なレコードがインポートされた場合 例 ) 重複データの後ろに同一レコード同一時間帯の正常データがある場合 0000,0000,2012/08/30,... ( 重複ブロック 1) 7300,0000,1,300,xxxx,xxx,xxx 7300,0005,1,300,yyyy,yyy,yyy 7300,0010,1,300,zzzz,zzz,zzz 0000,0000,2012/08/30,... ( 重複ブロック 2) 7300,0000,1,300,xxxx,xxx,xxx 7300,0005,1,300,yyyy,yyy,yyy 7300,0010,1,300,zzzz,zzz,zzz 0000,0000,2012/08/30,... ( 正常なブロック ) 7300,0000,1,300,abc 重複データの後ろに正常データが存在している状態をプログラムが想定していませんでした 本来は重複状態が発生していることを示す # マークをデータマップに出力すべきところを 正常なデータが存在しているため 正常を示す * マークを出力していました 通常の自動インポートを行っている環境では このような状態のデータが出力されることはありません 手動インポートの操作ミス等の極めて稀なケースとなります 対応上記のような状態のフラットファイルをチェックした場合 データマップに正しく重複マークが出力されるように修正しました -18-
14.1.2. プロファイル機能を使用した場合検査結果が一部出力されない問題の修正 現象 特定の条件において 検査結果が一部出力されない場合がありました ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 : プロファイル ( システムフィルタープロファイル インスタンスプロファイル パラメータプロファイル ) を使用している pdbmagic2 または pdbmagic で区切り時刻を指定しており フラットファイルに 24 時以降のインターバル時刻がある プロファイル機能の処理で 24 時以降の時刻を正しく読み込めていませんでした 例えば インスタンスプロファイルの場合 対象インスタンスを決定する際に必要なインスタンスデータの読み込みが中断されておりました その結果 対象インスタンスの一部において検査の処理対象から外れておりました 対応 24 時以降の時刻を正しく読み込めるようにプロファイル機能の処理ロジックを修正しました -19-
15. Flatfile Maintenance: データ集約機能 15.1. 機能修正 15.1.1. デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正 現象デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる場合がありました ES/1 バージョン : V05L08R3 以前 アクセス回数が少ない場合に従来の計算方法では大きな値となっていました 対応アクセス待ち時間の計算方法を変更しました いずれも (s) から (ms) に変換するために 1000 倍しています V05L08R3 以前 アクセス待ち時間 (ms)= サービス時間 (s)* 待ち要求数 ( 個 /s)/( ビジー率 (%)/100)*1000 V05L09R1 アクセス待ち時間 (ms)= 待ち要求数 ( 個 /s)/ アクセス回数 (read+write/s)*1000 ( ただしアクセス回数 <1 の場合は アクセス待ち時間を 0 とする ) 注意この変更に伴い レスポンス時間も変わる場合があります 15.1.2. CS シリーズをリモート接続している環境で集約処理時にエラーが発生する問題の修正 現象 CS シリーズのインストールおよびフラットファイルがインポートされた環境へリモート接続している場合 データ集約を実行するとエラーが発生します ES/1 バージョン : V05L08R1 以降条件 : Flatfile Maintenance のみがインストールされた環境から CS シリーズのインストールおよびフラットファイルがインポートされた環境へリモート接続している場合 レコード情報 (Recdef) を読み込む際に取得するディレクトリパスをレジストリから取得していました Flatfile Maintenance のみがインストールされた環境ではレジストリにはローカルのパスが記録されており その パスにはレコード情報 (Recdef) が存在していないため エラーが発生しました 対応レコード情報 (Recdef) を読み込むディレクトリパスを csconf.ini が存在する (CS シリーズがインストールされている ) パスに変更しました -20-
15.1.3. サマリー済みレコードをコピー / 移動した場合異常終了する問題の修正 現象 フラットファイルのサマリー済レコード の設定で以下のいずれかを指定し データ集約を実行するとプログラムが異常終了しておりました サマリーに使用したレコードを別ファイルにコピーする サマリーに使用したレコードを別ファイルに移動するなお 他の選択肢である そのまま残す ( 何もしない ) ( 初期設定 ) サマリーに使用したレコードを削除する を設定している場合は正常に動作します ES/1 バージョン : V05L08R1 以降 サマリーに使用したレコードをコピーまたは移動する際 一時的な作業ファイルに CS の環境情報などの引数を NULL で渡しておりました そのため ファイルをコピーまたは移動する際に 必要な引数が得られずに異常終了 していました 対応必要な引数を渡すように修正しました -21-
16. 本リリースより 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) の変更一覧 16.1. 数値変更 数値変更 製品 ES/1 NEO CS シリーズ全般 vmwm4vc サービスが起動しない問題の修正 CS-MAGIC デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正 CS-MAGIC 一定枚数のグラフを作成する毎に Excel プロセスを再起動する機能が働 かない問題の修正 CS-MAGIC 長い出力ファイル名を切り詰める処理でエラーが発生する問題の修正 CS-MAGIC 特定の Oracle 年次クエリーの値が不正となる問題の修正 CS-MAGIC サブクエリ使用時の問題を修正 CS-REPORT Office2007 以降で グラフを Office オブジェクトで貼り付ける を選択した 際にエラーが発生する問題の修正 CS-REPORT 特定条件において一部のグラフが張り付かない問題の修正 CS-ADVISOR デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正 CS-ADVISOR [ 詳細 ] インターバルサマリー - 複数シート- グラフファイルの拡張子 が xlsx になる問題の修正 CS Scripting Interface ループ状態を検知できない問題の修正 CS-Network ADVISOR 長い URL をカットした際に STOP レベルのメッセージを出力して処理を中 断してしまう問題の修正 CS-Web Option HTTP Log Processor HTTP アクセスログのフラットファイルが重複する問題の修正 CS-Hyper-V CS-Hyper-V のインストールが失敗する問題の修正 CS-MySQL 日本語を含む収集データを変換できない問題の修正 MF-z/VM z/vm のフラットファイルに誤った値が出力される問題の修正 CS-Utility : iim kickout ファイルが転送できない問題の修正 Flatfile Maintenance : データ検査機能 ( 限界値チェック ) 状態チェックのデータマップに重複マーク # が正しく出力されない問題の 修正 Flatfile Maintenance : データ集約機能 デバイスのアクセス待ち時間が異常に大きくなる問題の修正 Flatfile Maintenance : データ集約機能 CS シリーズをリモート接続している環境で集約処理時にエラーが発生す る問題の修正 数値変更 : 本バージョンの適用により 出力される値 ( 数値 / 文字列 ) に変更がある場合に が付きます -22-