外部監査

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2007財政健全化判断比率を公表いたします


Ⅱ平成13年度上半期の財政状況

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1

平成 27 年度高浜町の健全化判断比率及び資金不足比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 が平成 21 年 4 月から全面施行され この法律により地方公共団体は 4 つの健全化判断比率 ( 実質赤字比率 連結実質赤字比率 実質公債費比率 将来負担比率 ) と公営企業ごとの資金不足比率を議会に報

沖縄県の財政2015検討(最終)

沖縄県の財政2017

沖縄県の財政2018

報告事項     平成14年度市町村の決算概要について

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平成 20 年度下半期 (10 10~3 月 ) 財政状況の公表 府中町企画財政部財政課


~ わかりやすい決算報告をめざして ~ 市ではさまざまな事業を行っています どのような事業を行うのか 資金調達はどうするか どのように支出するかを 歳入 歳出 という形でお金で表し とりまとめた計画が 予算書 です その予算に沿って事業を行った一年間の結果を報告したものが 決算書 です 決算書 には

健全化比率及び資金不足比率の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 により 藤枝市の健全化判断比率及び資金不足比率につい て 以下のとおり算定しました これは 平成 19 年 6 月に公布された上記法律に基づき 毎年度 監査委 員の審査に付した上で 議会に報告及び公表するものです 本市

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その 1 の財政状況は? 平成 28 年度一般会計決算からの財政状況を説明します 1 平成 28 年度の主なお金の使い道は? その他の経費 212 億 93 万円 扶助費 82 億 3,606 万円 16.7% 43.0% 義務的経費 219 億 7,332 万円 人件費 44.5% 79 億 8,

2. 歳入の状況 ( 単位 : 億円 ) 1,8 1,6 1,4 1, 1, 1, 市債 国庫 県支出金 地方交付税 地方譲与税 交付金 市税以外の自主財源 市税 自主財源総額 比率 1,384 1,525 1,529 1,539 1, ,564

特集 年度 箕輪町の予算 活力あふれる 元気なまちづくりをめざす 夢を持った積極予算 平成 平成 年度の箕輪町当初予算が 町議会3月定例会で審議され成立しました 平成 年度箕輪町一般会計予算総額は 億7000万円となり 前年度に比べ1億円 増となりました これは子ども手当事

1. 財政状況の年度推移 ( 一般会計 ) (1) 決算概況 ( 単位 : 億円 ) グラフの解説 一般会計の歳入 歳出の規模は増加傾向にあり 平成 27 年度の決算規模は 歳入 歳出ともに過去最大規模となっています 実質収支は 黒字を継続しており 27 年度は約 49 億円 前年度と比べると約 1


資料 1-1 資料 1-1 平成 29 年度財政融資資金運用報告について 平成 30 年度財政融資資金運用報告について 平成令和元年 30 年 7 月 26 日財務省理財局財務省理財局

配当割交付金株の特定配当等に課税され 府に納入される配当割収入額から一定割合を市町村の個人府民税額を基礎に按分して交付されるものです 株式等譲渡所得割交付金株の譲渡益等に課税され 府に納入される配当割収入額から一定割合を市町村の個人府民税額を基礎に按分して交付されるものです 地方消費税交付金府に納入


平成 30 年 (2018 年 )9 月 20 日 財政局 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率等の状況について 地方公共団体の財政の健全化に関する法律 に基づき 平成 29 年度決算に基づく健全化判断比率及び資金不足比率を算定いたしましたのでお知らせします 健全化判断比率については すべての

貝監第  号

1★⑥H26決算概要公表

Ⅰ 平成 24 年度高鍋町財務書類の公表について 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデル

平成 29 年度高山村会計決算の概要 平成 29 年度の主要事業 高山ふれあいパーク整備事業 大型複合遊具 健康遊具 パーク内遊歩道 幼児向け遊具 平成 30 年 10 月 群馬県高山村総務課

47 大木町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 22.96% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

歳入総額 区分 平成 年度の財政フレーム ( 単位 : 百万円 ) 30 年度 31 年度 合計 構成比 構成比 構成比 263, % 265, % 529, % 一般財源特別区税特別区交付金その他特定財源国 都支出金繰入金特別区債 167

最上町バランスシートを読むにあたって

資料 3 平成 26 年度 神奈川県競輪組合 主要施策説明書 神奈川県

5 仙台市債権管理条例 ( 中間案 ) の内容 (1) 目的 市の債権管理に関する事務処理について必要な事項を定めることにより その管理の適正化を図ることを目的とします 債権が発生してから消滅するまでの一連の事務処理について整理し 債権管理に必要 な事項を定めることにより その適正化を図ることを目的

14 中間市 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 7.65% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地

16 筑紫野市 22.91% 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

平成 28 年度決算に係る健全化判断比率及び資金不足比率に関する審査意見書 春日井市監査委員

はじめにこの 釧路市の財政 は 釧路市の歳入 歳出等の状況をグラフを使って経年的に表すことにより 市民の皆様に釧路市の財政状況を出来るだけわかりやすくお知らせするために作成いたしました 本資料を通じて 釧路市の財政について 一人でも多くの市民の皆様にご理解をいただき ご意見をいただきながら今後の財政

57 みやこ町 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 9.49% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は

平成 27 年度の大田原市の予算については 合併からの 10 年を振り返り 50 年後 100 年後の将来を見据え 知恵と愛のある共同互恵のまちづくり をスローガンに掲げ 市民一人ひとりが主役となって頑張ることができて 幸せ感を得られる大田原 の実現を目指し 新大田原レインボープラン に掲げる 7




資産の部 道路 小 中学校など公共施設の現在価値のほか 他団体に対する出資金や預金など これまで積み上げてきた金額 負債の部 借入金の残高 退職手当の引当金など 将来の世代が負担しなければならない金額 純資産の部 資産のうち税金などによって形成され これまでの世代が負担した金額 公共資産 自治体が所

地方公共団体財政健全化法

Taro-★【2月Ver】01~05. ⑲計

1 北九州市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 20 年度 171.8% 平成 21 年度 173.5% 平成 22 年度 平成 23 年度 166.9% 166.0% 166.9% 平成 24 年度 170.3% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め

平成 25 年度 登米市一般 特別会計補正予算書 並びに予算に関する説明書 3 月 27 日提出 宮城県登米市

目 次 (1) 財政事情 1 (2) 一般会計税収 歳出総額及び公債発行額の推移 2 (3) 公債発行額 公債依存度の推移 3 (4) 公債残高の累増 4 (5) 国及び地方の長期債務残高 5 (6) 利払費と金利の推移 6 (7) 一般会計歳出の主要経費の推移 7 (8) 一般会計歳入の推移 8

23家計簿syuusei.xls

54 赤村 実質赤字比率及び連結実質赤字比率の状況と推移 1.59% 実質赤字比率は 地方公共団体の一般会計等を対象とした実質赤字額の標準財政規模に対する比率で 福祉 教育等を 行う地方公共団体の一般会計等の赤字の程度を指標化し 財政運営の悪化の度合いを示す指標ともいえます 連結実質赤字比率は 地方

15 小郡市 将来負担比率の状況と推移 将来負担比率 平成 21 年度 118.0% 平成 22 年度 102.9% 平成 23 年度 平成 24 年度 81.4% 92.7% 81.4% 平成 25 年度 76.4% 将来負担比率は 地方公社や損失補償を行っている出資法人等に係るものも含め その地

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図 4-1 総額 と 純計 の違い ( 平成 30 年度当初予算 ) 総額ベース で見た場合 純計ベース で見た場合 国の財政 兆円兆 国の財政 兆円兆 A 特会 A 特会 一般会計 B 特会 X 勘定 Y 勘定 一般会計 B 特会 X 勘定 Y 勘定

9 地方歳入中に占める地方税収入の割合の推移 ( その 1) 区 都道府県 分 昭和 2 年度昭和 5 年度昭和 10 年度昭和 15 年度 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 金額比率 % 地方税

一般会計 特別会計を含めた国全体の財政規模 (1) 国全体の財政規模の様々な見方国の会計には 一般会計と特別会計がありますが これらの会計は相互に完全に独立しているわけではなく 一般会計から特別会計へ財源が繰り入れられているなど その歳出と歳入の多くが重複して計上されています また 各特別会計それぞ

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.4% 10.8% 実質公債費比率 平成 21 年度 9.9% 平成 22 年度 11.7% 平成 23 年度 11.4% 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の

1 北九州市 実質公債費比率の状況と推移 11.8% 12.6% 実質公債費比率 平成 24 年度 10.8% 平成 25 年度 10.5% 平成 26 年度 11.8% 平成 27 年度 12.6% 平成 28 年度 13.7% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等

財政事情等の公表 ( 平成 29 年 12 月 1 日告示 ) 千歳市の財政事情説明書 平成 29 年 9 月 30 日現在の状況 平成 28 年度決算 水道 下水道及び病院事業の業務状況説明書 平成 29 年 4 月 1 日 ~ 平成 29 年 9 月 30 日の状況 平成 28 年度決算 地方自

目 次 (1) 財政事情 1 (2) 一般会計税収 歳出総額及び公債発行額の推移 2 (3) 公債発行額 公債依存度の推移 3 (4) 公債残高の累増 4 (5) 国及び地方の長期債務残高 5 (6) 利払費と金利の推移 6 (7) 一般会計歳出の主要経費の推移 7 (8) 一般会計歳入の推移 8

平成 2 4 年度 佐賀市財務書類 基準モデル 平成 26 年 3 月佐賀市総務部財政課

市税収入額(人口推移)

豊橋市公金管理指針 第 1 総則 1 趣旨この指針は 本市の公金の適正な管理に関し必要な事項を定めるものとする 2 定義この指針において 公金 とは 歳計現金 歳入歳出外現金 基金に属する現金 公営企業会計 ( 水道事業会計 下水道事業会計及び病院事業会計をいう 以下同じ ) に属する現金及び一時借

(1) 市税 1 個人市民税 12,, 9, 1,, 75, 8,, 6, 6,, 45, 4,, 3, 2,, 15, 4,518,685 4,345,532 4,24,78 4,425,177 4,542,579 4,451,591 4,548,613 4,83,99 5,245,539 6,1

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29 那珂川町 実質公債費比率の状況と推移 4.6% 4.0% 実質公債費比率 平成 23 年度 5.6% 平成 24 年度 5.1% 平成 25 年度 4.6% 平成 26 年度 4.0% 平成 27 年度 3.6% 実質公債費比率は その地方公共団体の一般会計等が負担する元利償還金等の額を その

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連結実質赤字比率 ) 実質赤字比率 =A/B*100が負一般会計等 2 会計名学童等災害共済学童等災害共済事業 数の場合における A/B*100の絶対 一般会計等 2 実質収支額 値 一般会計等 3 会計名 中小企業従業員中小企業従業員退職金等


15 小郡市 13.9% 13.5% 比較する財政の規模 ( 分母 ) の内訳について 計算式 : 標準財政規模 (c) - 算入公債費等の額 (b) 標準財政規模 (c) の内訳 ( 単位 : 千円 %) H22 決算 H23 決算 H24 決算 H25 決算 標準税収入額等 7,265,856

田川市水道事業会計


平成 25 年度 佐賀市財務諸類の公表公表についてについて Ⅰ 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示され

⑸ 老人保健拠出金については 平成 25 年度当初予算と同額の7 万 5 千円を計上した ⑹ 介護納付金については 平成 25 年度当初予算に比べ3.8% 減の1 億 8,4 03 万 9 千円を計上した ⑺ 共同事業拠出金については 平成 25 年度当初予算に比べ7.0% 増の3 億 7, 793

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歳 入 第 1 表 歳入歳出予算 款項金額 1 市税 20,600,000 1 市民税 9,177,300 2 固定資産税 9,048,400 3 軽自動車税 345,500 4 市たばこ税 680,000 5 特別土地保有税 都市計画税 1,348,700 2 地方譲与税 369,00

ちんと4 一般会計の歳入歳出を市民一人あたりで考えると 市民一人あたりで考えてみよう! 歳入は約 50 万円 歳出は約 49 万円 平成 30 年 3 月末 人口 424,094 人で計算 ちなみに一般会計を年収 500 万円の家計に置き換えると 給料 市税 パート収入 使用料 手数料など 貯金の取

山形県庄内町平成 28 年 11 月 ( 訂正版 ) 平成 26 年度決算に基づく健全化判断比率 地方公共団体の財政の健全化に関する法律第 3 条第 1 項の規定により 健全化判断比率を公表 いたします 健全化判断比率は 自治体の財政が健全かどうかを表す指標です 地方公共団体の財政の健全化に関する法

(Microsoft Word - 24\214\366\225\\\210\304.doc)

さぬき市普通会計決算状況 普通会計決算状況及び財政指標等 1P 普通会計歳入決算状況 普通会計歳出決算状況 主な一般財源の推移 ( 市税及び地方交付税 ) 普通建設事業費と義務的経費の推移 基金 市債及び元利償還金等の状況 2P 3P 4P 5P 6~8P

図表 1 各特別会計ごとの平成 17 年度歳入歳出決算状況 ( 単位 : 億円 ) 1. 事業特別会計 収納済歳入額 (1) 支出済歳出額 (2) 繰越額 不用額 歳計剰余金 (1-2) 翌年度歳入に繰入 歳計剰余金の処理状況 他勘定に繰入 翌年度の一般会計に繰入 44 条資金に積立て 積立金 資金

平成 27 年度岩国市下水道事業決算の要領 下水道事業の経営成績と財政状態をお知らせするため 平成 27 年度決算の要領を公表します 1. 業務量 下水道区域の拡大により 処理人口は 260 人増加し 年間有収水量は 52,674 m3増加しました 区分 平成 27 年度 平成 26 年度 処 理

一般会計の歳入歳出を市民一人あたりで考えてみると 歳入は 495,229 円歳出は 489,212 円 平成 29 年 3 月末 人口 430,026 人で計算 次に 一般会計を年収 500 万円の家計に置き換えてみよう! 収入 構成比 支出 構成比 給料 市税 パート収入 使用料 手数料など 貯金

平成 26 年度 佐賀市財務諸類の公表について Ⅰ 平成 18 年 6 月に成立した 簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律 を契機に 地方の資産 債務改革の一環として 新地方公会計制度の整備 が位置づけられました これにより 新地方公会計制度研究会報告書 で示された 基準モデ

( 歳 入 ) ( 単位 : 千円 ) 款 項補正前の額補正額計説明区分金額目 20. 農林水産業費補 270,3 58, , 農業費,026 農業生産体制強化総合推進対策事業費,026 助金 0. 林業費 47,330 林業振興対策費 47, 財産収入 40,

平成 28 年度予算編成方針 我が国の経済は 景気は引き続き緩やかな回復基調を維持しているが その影響が地方経済にまで十分に行き渡っているとは言えず 我々地方の行財政運営の基本となる税等一般財源を確保するためには 臨時財政対策債に頼らざるを得ない状況が続くものと考える また 税制改正も予測されること

(1) 市税 1 個人市民税 12,, 12, 1,, 1, 8,, 8, 6,, 6, 4,, 4, 2,, 2, 4,425,177 4,542,579 4,451,591 4,548,613 4,83,99 5,245,539 6,124,689 6,342,477 6,436,251 6,1

平成17年度の決算状況

新しい地方公会計制度 これまで南阿蘇村では 総務省方式改訂モデル ( 以後 改訂モデルと言います ) の財務書類を作成してきました 南阿蘇村がこれまで積み上げてきた資産と この先返済する必要がある負債 すでに支払いが終わっている純資産などの情報を表示した貸借対照表など 今までの決算書では把握できなか

3 流動比率 (%) 流動資産流動負債 短期的な債務に対する支払能力を表す指標である 平成 26 年度からは 会計制度の見直しに伴い 流動負債に 1 年以内に償還される企業債や賞与引当金等が計上されることとなったため それ以前と比べ 比率は下がっている 分析にあたっての一般的な考え方 当該指標は 1

平成21年度地域医療再生臨時特例交付金交付要綱

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議案第 120 号 佐渡市職員の給与に関する条例及び佐渡市職員の特殊勤務手当に 関する条例の一部を改正する条例の制定について 佐渡市職員の給与に関する条例及び佐渡市職員の特殊勤務手当に関す る条例の一部を改正する条例を次のとおり制定する 平成 30 年 12 月 12 日提出 佐渡市長 三浦基裕 -

豊洲移転時の収支試算の条件とパターン 収支試算の条件 平成 29 年度予算をベースとして推計 一般会計繰入金の対象範囲や水準は 据え置き 改修経費を 5 億円 / 年とした上で 5 年毎に 5 億円 / 年ずつ増加するものと仮定して試算 変更点 売上高割使用料は 5 年毎に 3% ずつ減少するものと

⑴ 練馬区の予算規模はどのくらいですか? どんなことに予算が多く使われているのですか? 平成 27 年度の予算規模は約 2,500 億円で 児童 高齢者 障害者 生活困窮者などを支援するための経費の割合が増えています 平成 27 年度における予算額は約 2,500 億円で前年度より約 55 億円増加

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スライド 1

Transcription:

横須賀市報号外第 10 号 横須賀市告示第 79 号 地方自治法第 243 条の 3 第 1 項及び横須賀市財政事情の公表に関する条例並びに地方 公営企業法第 40 条の 2 第 1 項の規定に基づき 本市の財政状況を次のとおり公表します 平成 24 年 6 月 1 日 横須賀市長 吉田雄人 横須賀市の 財政状況

1. 平成 23 年度予算執行の状況 ( 平成 24 年 3 月 3 1 日現在 ) 一般会計 歳入 収入の状況 区自主財源依存財源合 分 予算現額 収入済額 執行率 (%) 79,012 75,788 95.9 市税 62,330 61,081 98.0 諸収入 7,051 5,518 78.3 繰入金 1,910 1,767 92.5 使用料及び手数料 3,558 3,265 91.8 その他 4,163 4,157 99.9 64,875 52,441 80.8 国庫支出金 21,086 18,509 87.8 地方交付税 12,748 13,143 103.1 市債 16,155 7,871 48.7 その他 14,886 12,918 86.8 計 143,887 128,229 89.1 項目別収入の状況 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 予算現額 収入済額 単位 : 百万円 自主財源 依存財源 自主財源 依存財源別の収入の状況 未収入額 12,434 百万円 19.2 % 収入済額 75,788 百万円 95.9 % 依存財額 64,875 百万円 45.1% 予算現額 143,887 百万円 自主財額 79,012 百万円 54.9% 収入済額 52,441 百万円 80.8 % 未収入額 3,224 百万円 4.1 % 自主財源と依存財源 自主財源は 市税のように市が自主的に収入できるものです これに対し 依存財源は ある条件を満たした場合に国や県から交付を受けるものです 安定した行政運営のためには全体に占める自主財源の割合が高いことが望まれます - 1 -

歳出 支出の状況 区分予算現額支出済額執行率 (%) 生活保護 児童福祉などの経費 51,138 41,424 81.0 ごみ処理 市民の健康管理などの経費 18,755 15,769 84.1 道路 住宅 公園建設などの経費 16,733 14,267 85.3 市債の償還のための経費 16,478 16,477 100.0 教育 文化振興のための経費 14,570 11,766 80.8 総務管理などの経費 13,892 9,816 70.7 消防 防災対策のための経費 6,123 5,316 86.8 農業 水産業 経済振興のための経費 5,187 4,622 89.1 議会運営のための経費 1,011 989 97.8 合計 143,887 120,446 83.7 項目別支出の状況 単位 : 百万円 60,000 予算現額 支出済額 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 生活保護 児童福祉などの経費 ごみ処理 市民の健康管理などの経費 道路 住宅 公園建設などの経費 市債の償還のための経費 教育 文化振興のための経費 総務管理などの経費 消防 防災対策のための経費 農業 水産業 経済振興のための経費 議会運営のための経費 全体の支出の状況 未支出額 23,441 百万円 16.3% 予算現額 143,887 百万円 支出済額 120,446 百万円 83.7% 予算現額とは 市は毎年度予算を編成したあとで 当初の予算を変更することがありますが これを予算の補正といいます 補正を行ったあとの予算の額を 予算現額 と呼び 現在の予算額を表しています - 2 -

特別会計 歳入歳出の状況 区 分 予算現額 収入済額 支出済額 国民健康保険 47,583 41,482 42,152 介 護 保 険 27,258 21,868 24,485 公 債 管 理 22,179 22,179 20,944 後期高齢者医療 4,493 3,705 4,200 公 園 墓 地 646 616 518 母子寡婦福祉資金 195 198 110 合 計 102,354 90,048 92,409 国民健康保険 87.2% 歳 介護保険 80.2% 入 公債管理後期高齢者医療 82.5% 100.0% 公園墓地 母子寡婦福祉資金 95.4% 101.5% 収入済額 未収入額 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 表示の % は執行率を表す 国民健康保険 88.6% 歳 介護保険 89.8% 出 公債管理後期高齢者医療 93.5% 94.4% 公園墓地 母子寡婦福祉資金 80.2% 56.4% 支出済額 未支出額 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 表示の % は執行率を表す 企業会計 経理状況 区 分 予算現額収入 支出済額執行率 (%) 水道事業 収益的 資本的 収 入 11,156 11,118 99.7 支 出 10,897 10,628 97.5 収 入 2,154 1,283 59.6 支 出 6,347 4,330 68.2 平成 23 年度下半期月別有収水量 ( 単位 : 万 m 3 ) 平成 23 年度下半期用途別有収水量 ( 単位 : 万 m 3 ) 600 前年同期本期 2,500 前年同期本期 550 2,000 500 1,500 1,000 450 500 400 0 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月家事営業用公共用工業用米軍用分水その他 消火用水を除く 消火用水を除く - 3 -

下水道事業 経理状況 区 分 予算現額収入 支出済額執行率 (%) 収益的 資本的 収 入 10,697 10,701 100.0 支 出 10,574 10,305 97.5 収 入 7,209 7,509 104.2 支 出 13,800 10,989 79.6 平成 23 年度下半期月別有収水量 ( 単位 : 万 m 3 ) 下水道人口普及率の推移 ( 単位 : %) 500 100 450 前年同期 本期 99 普及率 400 98 350 97 97.3 97.4 97.4 97.4 97.5 97.5 300 96 250 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 95 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 病院事業 X 経理状況 収益的 区 分 予算現額収入 支出済額執行率 (%) 収入 1,521 1,513 99.5 支出 1,889 1,423 75.3 資本的 収入 1,286 1,256 97.7 支出 1,803 1,764 97.8 平成 23 年度下半期の患者診療科別割合 皮膚科 0.6% 脳神経外科 7.4% リハビリテーション科 8.1% 耳鼻いんこう科 1.5% 産婦人科 3.9% 567 人 7,107 人 7,852 人 整形外科 12.0% 1,446 人 3,814 人 11,539 人 その他 8.7% 8,454 人 入院 9 6,503 人 6,917 人 外科 7.2% 6,007 人 小児科 6.2% 20,786 人 内科 21.5% 15,720 人 - 4-643 人 5,651 人 循環器内科 16.3% 呼吸器内科 0.7% 消化器内科 5.9% 耳鼻いんこう科 6.0% 収益的収入 支出及び資本的収入 支出とは 産婦人科 4.5% その他 26.1% 9,457 人 40,872 人 6,978 人 皮膚科 5.9% 9,224 人 脳神経外科 5.4% 8,532 人 1,354 人 リハビリテーション科 0.9% 内科 9.9% 15,507 人 外来 1 5 6,492 人 19,385 人 4,799 人 整形外科 12.4% サービス提供にかかる経費とそれに対する料金収入といった 企業の経営活動に伴い生じる経費とそれに対する収益を 収益的収入 支出といいます 一方 建設整備のための経費やそれにかかる企業債の償還金などの支出と 建設整備の財源となる企業債などの収入を資本的収入 支出といいます 呼吸器内科 3.1% 8,891 人 14,739 人 8,212 人 8,542 人 消化器内科 5.7% 外科 5.5% 循環器内科 9.4% 小児科 5.2%

2. 市債の現債額 ( 平成 24 年 3 月 3 1 日現在 ) 企業会計 44.6% 水道事業 7.5% 病院事業 3.4% 臨時財政対策債等 21.5% 一般会計 55.1% 下水道事業 33.7% 総 額 2 9 4, 4 0 6 百万円 道路 公園などの建設 13.2% 特別会計 0.3% 母子寡婦福祉資金貸付 0.3% その他 6.0% ごみ処理施設などの建設 1.6% 学校などの建設 5.2% 水道事業への出資 1.9% 芸術劇場などの公共施設建設 5.7% 現債額一般会計 162,145 通常債 98,822 道路 公園などの建設 38,829 芸術劇場などの公共施設建設 16,802 学校などの建設 15,420 水道事業への出資 5,679 ごみ処理施設などの建設 4,688 その他 17,404 臨時財政対策債等 特別会計 母子寡婦福祉資金貸付 企 業 会 計 下 水 道 事 業 水 道 事 業 病 院 事 業 合 計 63,323 929 929 131,332 99,107 22,220 10,005 294,406 一般会計の市債 市債とは市の借金のことをいい 大きく分けて 通常の建設事業等にかかる 通常債 と 本来 国から交付されるべき現金の振替措置として借り入れる 臨時財政対策債等 があります 通常債 : 施設整備を行う場合など 一時的に多額の資金を必要とする場合に借り入れる市債で 翌年度以降 借入対象施設の耐用年数に応じて分割して返済していきます 整備された施設は 将来の市民も利用することから 現在の市民だけでなく将来の市民からも応分に税負担をしてもらい 世代間の負担を公平にするという考え方に基づいています 臨時財政対策債等 : 臨時財政対策債 とは 本来 国から自治体へ地方交付税として再分配されるべき現金が 国の財源不足により全額が地方に配分されず 不足する額を一旦 自治体が借り入れて対応しているもので 返済額は地方交付税で補てんされます - 5 -

横須賀市の市債市民 1 人あたりの現債額 ( 会計別 ) 総額 699,307 円 一般会計 385,145 円 下水道事業 235,410 円 水道事業 52,780 円 病院事業 母子寡婦福祉資金貸付 23,765 円 2,207 円 企業会計 特別会計 311,955 円 2,207 円 一般会計の市債現債額の内訳 一般会計債市民 1 人あたりの現債額総額 385,145 円 臨時財政対策債等 150,412 円 道路 公園などの建設 92,231 円 芸術劇場などの公共施設建設 学校などの建設 水道事業への出資 39,910 円 36,627 円 13,489 円 ごみ処理施設などの建設 11,135 円 その他 41,341 円 通常債 人口は平成 24 年 4 月 1 日現在の住民基本台帳人口 420,997 人を使用しています 特別会計 企業会計の市債 特別会計 企業会計の市債は 特定の事業のための原資や設備投資を行うために発行するものです これらの返済には 事業から得られる使用料などの収入が充てられます - 6 -

3. 市有財産の現在高 ( 平成 24 年 3 月 3 1 日現在 ) ( 一般会計及び特別会計に属するもの ) 公有財産 種 別 現 在 高 土 地 7,155,561m2 建 物 1,241,332m2 動 産 浮標等 32 個 物 権 地上権 2,270m2 無体財産権 商標権 6 件 有 価 証 券 555,891 千円 出資による権利 3,384,759 千円 債 権 1,003,194 千円 基 金 27,067,774 千円 無体財産権とは 特許法 著作権法 商標法などに基づき 発明 考案 創作活動などの無形の財産を独占的に利用できる権利のことで 知的財産権ともいいます 基金とは 特定の目的のために財産を維持し 資金を積み立て または定額の資金を運用するために設けられる資金 財産のことで 家計でいう貯金にあたります 横須賀市には 財源の不足を生じたときの財源に充てることを目的とした財政調整基金や 緑化を推進し 緑を保全するために必要な費用に充てることを目的とした緑地基金などがあります 4. 一時借入金の現在高 ( 平成 24 年 3 月 31 日現在 ) 0 円 一時借入金とは 一時借入金とは 地方公共団体が一会計年度内において支払現金が不足した場合 その不足を補うために借り入れる資金のことをいいます 収入と支出を予算で計画していますが 実際にお金が入る時期と経費を支払う時期にはずれが生じるため 支払いが多い時期には一時的に資金が足りなくなることがあります そのようなときには 予算で定めた額を限度として一時的に金融機関から資金を調達することができます - 7 -