横須賀市報号外第 10 号 横須賀市告示第 79 号 地方自治法第 243 条の 3 第 1 項及び横須賀市財政事情の公表に関する条例並びに地方 公営企業法第 40 条の 2 第 1 項の規定に基づき 本市の財政状況を次のとおり公表します 平成 24 年 6 月 1 日 横須賀市長 吉田雄人 横須賀市の 財政状況
1. 平成 23 年度予算執行の状況 ( 平成 24 年 3 月 3 1 日現在 ) 一般会計 歳入 収入の状況 区自主財源依存財源合 分 予算現額 収入済額 執行率 (%) 79,012 75,788 95.9 市税 62,330 61,081 98.0 諸収入 7,051 5,518 78.3 繰入金 1,910 1,767 92.5 使用料及び手数料 3,558 3,265 91.8 その他 4,163 4,157 99.9 64,875 52,441 80.8 国庫支出金 21,086 18,509 87.8 地方交付税 12,748 13,143 103.1 市債 16,155 7,871 48.7 その他 14,886 12,918 86.8 計 143,887 128,229 89.1 項目別収入の状況 70,000 60,000 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 予算現額 収入済額 単位 : 百万円 自主財源 依存財源 自主財源 依存財源別の収入の状況 未収入額 12,434 百万円 19.2 % 収入済額 75,788 百万円 95.9 % 依存財額 64,875 百万円 45.1% 予算現額 143,887 百万円 自主財額 79,012 百万円 54.9% 収入済額 52,441 百万円 80.8 % 未収入額 3,224 百万円 4.1 % 自主財源と依存財源 自主財源は 市税のように市が自主的に収入できるものです これに対し 依存財源は ある条件を満たした場合に国や県から交付を受けるものです 安定した行政運営のためには全体に占める自主財源の割合が高いことが望まれます - 1 -
歳出 支出の状況 区分予算現額支出済額執行率 (%) 生活保護 児童福祉などの経費 51,138 41,424 81.0 ごみ処理 市民の健康管理などの経費 18,755 15,769 84.1 道路 住宅 公園建設などの経費 16,733 14,267 85.3 市債の償還のための経費 16,478 16,477 100.0 教育 文化振興のための経費 14,570 11,766 80.8 総務管理などの経費 13,892 9,816 70.7 消防 防災対策のための経費 6,123 5,316 86.8 農業 水産業 経済振興のための経費 5,187 4,622 89.1 議会運営のための経費 1,011 989 97.8 合計 143,887 120,446 83.7 項目別支出の状況 単位 : 百万円 60,000 予算現額 支出済額 50,000 40,000 30,000 20,000 10,000 0 生活保護 児童福祉などの経費 ごみ処理 市民の健康管理などの経費 道路 住宅 公園建設などの経費 市債の償還のための経費 教育 文化振興のための経費 総務管理などの経費 消防 防災対策のための経費 農業 水産業 経済振興のための経費 議会運営のための経費 全体の支出の状況 未支出額 23,441 百万円 16.3% 予算現額 143,887 百万円 支出済額 120,446 百万円 83.7% 予算現額とは 市は毎年度予算を編成したあとで 当初の予算を変更することがありますが これを予算の補正といいます 補正を行ったあとの予算の額を 予算現額 と呼び 現在の予算額を表しています - 2 -
特別会計 歳入歳出の状況 区 分 予算現額 収入済額 支出済額 国民健康保険 47,583 41,482 42,152 介 護 保 険 27,258 21,868 24,485 公 債 管 理 22,179 22,179 20,944 後期高齢者医療 4,493 3,705 4,200 公 園 墓 地 646 616 518 母子寡婦福祉資金 195 198 110 合 計 102,354 90,048 92,409 国民健康保険 87.2% 歳 介護保険 80.2% 入 公債管理後期高齢者医療 82.5% 100.0% 公園墓地 母子寡婦福祉資金 95.4% 101.5% 収入済額 未収入額 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 表示の % は執行率を表す 国民健康保険 88.6% 歳 介護保険 89.8% 出 公債管理後期高齢者医療 93.5% 94.4% 公園墓地 母子寡婦福祉資金 80.2% 56.4% 支出済額 未支出額 0 5,000 10,000 15,000 20,000 25,000 30,000 35,000 40,000 45,000 表示の % は執行率を表す 企業会計 経理状況 区 分 予算現額収入 支出済額執行率 (%) 水道事業 収益的 資本的 収 入 11,156 11,118 99.7 支 出 10,897 10,628 97.5 収 入 2,154 1,283 59.6 支 出 6,347 4,330 68.2 平成 23 年度下半期月別有収水量 ( 単位 : 万 m 3 ) 平成 23 年度下半期用途別有収水量 ( 単位 : 万 m 3 ) 600 前年同期本期 2,500 前年同期本期 550 2,000 500 1,500 1,000 450 500 400 0 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月家事営業用公共用工業用米軍用分水その他 消火用水を除く 消火用水を除く - 3 -
下水道事業 経理状況 区 分 予算現額収入 支出済額執行率 (%) 収益的 資本的 収 入 10,697 10,701 100.0 支 出 10,574 10,305 97.5 収 入 7,209 7,509 104.2 支 出 13,800 10,989 79.6 平成 23 年度下半期月別有収水量 ( 単位 : 万 m 3 ) 下水道人口普及率の推移 ( 単位 : %) 500 100 450 前年同期 本期 99 普及率 400 98 350 97 97.3 97.4 97.4 97.4 97.5 97.5 300 96 250 10 月 11 月 12 月 1 月 2 月 3 月 95 18 年度 19 年度 20 年度 21 年度 22 年度 23 年度 病院事業 X 経理状況 収益的 区 分 予算現額収入 支出済額執行率 (%) 収入 1,521 1,513 99.5 支出 1,889 1,423 75.3 資本的 収入 1,286 1,256 97.7 支出 1,803 1,764 97.8 平成 23 年度下半期の患者診療科別割合 皮膚科 0.6% 脳神経外科 7.4% リハビリテーション科 8.1% 耳鼻いんこう科 1.5% 産婦人科 3.9% 567 人 7,107 人 7,852 人 整形外科 12.0% 1,446 人 3,814 人 11,539 人 その他 8.7% 8,454 人 入院 9 6,503 人 6,917 人 外科 7.2% 6,007 人 小児科 6.2% 20,786 人 内科 21.5% 15,720 人 - 4-643 人 5,651 人 循環器内科 16.3% 呼吸器内科 0.7% 消化器内科 5.9% 耳鼻いんこう科 6.0% 収益的収入 支出及び資本的収入 支出とは 産婦人科 4.5% その他 26.1% 9,457 人 40,872 人 6,978 人 皮膚科 5.9% 9,224 人 脳神経外科 5.4% 8,532 人 1,354 人 リハビリテーション科 0.9% 内科 9.9% 15,507 人 外来 1 5 6,492 人 19,385 人 4,799 人 整形外科 12.4% サービス提供にかかる経費とそれに対する料金収入といった 企業の経営活動に伴い生じる経費とそれに対する収益を 収益的収入 支出といいます 一方 建設整備のための経費やそれにかかる企業債の償還金などの支出と 建設整備の財源となる企業債などの収入を資本的収入 支出といいます 呼吸器内科 3.1% 8,891 人 14,739 人 8,212 人 8,542 人 消化器内科 5.7% 外科 5.5% 循環器内科 9.4% 小児科 5.2%
2. 市債の現債額 ( 平成 24 年 3 月 3 1 日現在 ) 企業会計 44.6% 水道事業 7.5% 病院事業 3.4% 臨時財政対策債等 21.5% 一般会計 55.1% 下水道事業 33.7% 総 額 2 9 4, 4 0 6 百万円 道路 公園などの建設 13.2% 特別会計 0.3% 母子寡婦福祉資金貸付 0.3% その他 6.0% ごみ処理施設などの建設 1.6% 学校などの建設 5.2% 水道事業への出資 1.9% 芸術劇場などの公共施設建設 5.7% 現債額一般会計 162,145 通常債 98,822 道路 公園などの建設 38,829 芸術劇場などの公共施設建設 16,802 学校などの建設 15,420 水道事業への出資 5,679 ごみ処理施設などの建設 4,688 その他 17,404 臨時財政対策債等 特別会計 母子寡婦福祉資金貸付 企 業 会 計 下 水 道 事 業 水 道 事 業 病 院 事 業 合 計 63,323 929 929 131,332 99,107 22,220 10,005 294,406 一般会計の市債 市債とは市の借金のことをいい 大きく分けて 通常の建設事業等にかかる 通常債 と 本来 国から交付されるべき現金の振替措置として借り入れる 臨時財政対策債等 があります 通常債 : 施設整備を行う場合など 一時的に多額の資金を必要とする場合に借り入れる市債で 翌年度以降 借入対象施設の耐用年数に応じて分割して返済していきます 整備された施設は 将来の市民も利用することから 現在の市民だけでなく将来の市民からも応分に税負担をしてもらい 世代間の負担を公平にするという考え方に基づいています 臨時財政対策債等 : 臨時財政対策債 とは 本来 国から自治体へ地方交付税として再分配されるべき現金が 国の財源不足により全額が地方に配分されず 不足する額を一旦 自治体が借り入れて対応しているもので 返済額は地方交付税で補てんされます - 5 -
横須賀市の市債市民 1 人あたりの現債額 ( 会計別 ) 総額 699,307 円 一般会計 385,145 円 下水道事業 235,410 円 水道事業 52,780 円 病院事業 母子寡婦福祉資金貸付 23,765 円 2,207 円 企業会計 特別会計 311,955 円 2,207 円 一般会計の市債現債額の内訳 一般会計債市民 1 人あたりの現債額総額 385,145 円 臨時財政対策債等 150,412 円 道路 公園などの建設 92,231 円 芸術劇場などの公共施設建設 学校などの建設 水道事業への出資 39,910 円 36,627 円 13,489 円 ごみ処理施設などの建設 11,135 円 その他 41,341 円 通常債 人口は平成 24 年 4 月 1 日現在の住民基本台帳人口 420,997 人を使用しています 特別会計 企業会計の市債 特別会計 企業会計の市債は 特定の事業のための原資や設備投資を行うために発行するものです これらの返済には 事業から得られる使用料などの収入が充てられます - 6 -
3. 市有財産の現在高 ( 平成 24 年 3 月 3 1 日現在 ) ( 一般会計及び特別会計に属するもの ) 公有財産 種 別 現 在 高 土 地 7,155,561m2 建 物 1,241,332m2 動 産 浮標等 32 個 物 権 地上権 2,270m2 無体財産権 商標権 6 件 有 価 証 券 555,891 千円 出資による権利 3,384,759 千円 債 権 1,003,194 千円 基 金 27,067,774 千円 無体財産権とは 特許法 著作権法 商標法などに基づき 発明 考案 創作活動などの無形の財産を独占的に利用できる権利のことで 知的財産権ともいいます 基金とは 特定の目的のために財産を維持し 資金を積み立て または定額の資金を運用するために設けられる資金 財産のことで 家計でいう貯金にあたります 横須賀市には 財源の不足を生じたときの財源に充てることを目的とした財政調整基金や 緑化を推進し 緑を保全するために必要な費用に充てることを目的とした緑地基金などがあります 4. 一時借入金の現在高 ( 平成 24 年 3 月 31 日現在 ) 0 円 一時借入金とは 一時借入金とは 地方公共団体が一会計年度内において支払現金が不足した場合 その不足を補うために借り入れる資金のことをいいます 収入と支出を予算で計画していますが 実際にお金が入る時期と経費を支払う時期にはずれが生じるため 支払いが多い時期には一時的に資金が足りなくなることがあります そのようなときには 予算で定めた額を限度として一時的に金融機関から資金を調達することができます - 7 -