第 3 回 TERAS 成果報告会 TERAS V3 紹介と今後の展開 Tool Environment for Reliable and Accountable Software 一般社団法人 TERAS 理事開発委員長渡辺政彦 2014 年 3 月 12 日
最新 TERAS V3 2011 年度 Ver.1 2012 年度 Ver.2 2013 年度 Ver.3 成果物間リンク - ファイル単位 - 要素単位 Office(Word, Excel, PowerPoint) PDF カバレッジ確認 影響範囲分析 エクスポート ( 例 : トレーサビリティマトリクス出力 ) TERAS V2 = V1 の機能 + ツール連携, 機能強化 REST/OSLC 対応 ( プラットフォーム化 ) Subversion 連携 プラットフォーム基盤機能 - 認証 ユーザ管理 共通基盤等 トレーサビリティ管理機能の強化 - タグベースリンク ( 自動リンク ) 等 成果物間リンク 要素単位の強化 -MATLAB/Simulink,EA 性能 品質改善 TERAS V3 = V2 + 課題管理ツール連携 Trac, Redmine 連携 ZIPC Designer 連携 テキストファイル連携 実証評価要望対応 ( 次ページ参照 ) 2
TERAS 実証評価参加企業分類 110 社の内訳 2014 年 1 月現在 3 Copyright 2013 TERAS All Rights Reserved.
実証評価要望対応 ( 概要一覧 ) 操作手数を減らす 指定範囲モデル取り込みと タグベースリンクを同時に利用可能指定範囲モデル取り込みと WORDのアウトライン取り込みを同時に利用可能 TRAモデル取り込みとタグベースリンクを 複数ファイルまとめて実行可能 TRAモデルと実ファイル間のリンクを フォルダ指定で複数ファイルまとめて実行可能タグベースリンクにて ファイル名 EXCELのワークシート名もリンク対象とする TRAモデルを別のフォルダへ移動できる 視認性の向上 TRA カテゴリーがロックされていることをアイコンで明確化 WORDにおいて TRA 要素化した範囲を可視化カテゴリコピーの派生関係を表示 誤操作防止 TRA 設定ツールサービスコントロールベースラインリンクチェック 運用の幅を広げる トレースタグを持つ要素だけをトレーサビリティ管理対象として登録ファイルサーバの実モデルファイルを共用可能英語に対応 セキュリティ TRAアクセス権の制御サーバSSL 対応 速度改善 多くの機能において速度改善 目的のデータを探しやすく 4 TRA モデル検索とリンク検索の部分一致検索対応 稼働環境 64bit 版のMS-OFFICE 対応 64bit 版のeclipseへ対応 などなど
TERAS V3 全体図 ALM ALM(Application Lifecycle Management) Traceability Plug-in SCM Plug-in CM Plug-in ZIPC Feature Plug-in Visio Plug-in REST (Representational State Transfer) OSLC (Open Services for Lifecycle Collaboration) REST OSLC OSLC TRA OSLC SCM OSLC CM Cloud Docume ntation Traceability Repository TERAS-TRA Version Control Repository Subversion Bug Tracking Repository Trac / Redmine MATLAB/Simulink EA/ZIPC MS Office Acrobat PDF Text(Source, XML etc) TERAS 無償提供 サードベンダー提供予定 5
TERAS V3 デモ 2011 年度 Ver.1 2012 年度 Ver.2 2013 年度 Ver.3 成果物間リンク - ファイル単位 - 要素単位 Office(Word, Excel, PowerPoint) PDF カバレッジ確認 影響範囲分析 エクスポート ( 例 : トレーサビリティマトリクス出力 ) TERAS V2 = V1 の機能 + ツール連携, 機能強化 REST/OSLC 対応 ( プラットフォーム化 ) Subversion 連携 プラットフォーム基盤機能 - 認証 ユーザ管理 共通基盤等 トレーサビリティ管理機能の強化 - タグベースリンク ( 自動リンク ) 等 成果物間リンク 要素単位の強化 -MATLAB/Simulink,EA 性能 品質改善 TERAS V3 = V2 + 課題管理ツール連携 Trac, Redmine 連携 ZIPC Designer 連携 テキストファイル連携 実証評価要望対応 ( 次ページ参照 ) 6
ソースコード連携 ソースコード 設計書間のトレーサビリティ確保 設計書やテスト設計書等とソースコードをトレース可能ソースコードの関数単位等で厳密な検証が可能となり 安全説明に役立つ 不具合発生時の影響範囲分析などが詳細に可能 サンプルソースコード テキストファイルであればトレース可能なため トレース対象の文書が増える 例えば XML や HTML テキストで書いた仕様書等 7
CM 連携のイメージ TERAS CM 連携 影響範囲検索やカバレッジ確認の結果をチケット登録 TERAS 要求仕様書の構造をタスクとしてチケット登録 TERAS それらを起点とする作業の管理 ( ワークフロー ) に利用できる Trac, Redmine 変更管理ツール上の変更要求等を TRA モデルとして取り込み 他の TRA モデルとリンクすることで 変更要求に対応する成果物のトレースに利用する事も可能 TERAS 8
CM 連携のイメージ プロジェクト管理変更管理 ワークフロー 開発プロセス Trac, Redmine によるチケット駆動管理 チケットの起票 チケットの登録 トレーサビリティ管理 TERAS カバレッジの確認 成果物の登録 影響範囲分析 カバレッジ確認結果や影響範囲検索結果は実施すべきタスクや変更要求となるため チケットとして起票し 管理することでヌケモレなく作業が実施可能となる 要求設計実装試験運用 9
TERAS 今後の展開 2011 年度 Ver.1 2012 年度 Ver.2 2013 年度 Ver.3 2014 年度 無償提供 成果物間リンク - ファイル単位 - 要素単位 Office(Word, Excel, PowerPoint) PDF カバレッジ確認 影響範囲分析 エクスポート ( 例 : トレーサビリティマトリクス出力 ) TERAS V2 = V1 の機能 + ツール連携, 機能強化 REST/OSLC 対応 ( プラットフォーム化 ) Subversion 連携 プラットフォーム基盤機能 - 認証 ユーザ管理 共通基盤等 トレーサビリティ管理機能の強化 - タグベースリンク ( 自動リンク ) 等 成果物間リンク 要素単位の強化 - MATLAB/Simulink,EA 性能 品質改善 TERAS V3 = V2 + 課題管理ツール連携 Trac, Redmine 連携 ZIPC 連携 テキストファイル連携 実証評価要望対応 ( 次ページ参照 ) TERAS コミュニティ活動 商用版 TERAS CATS distributor Version ZIPC TERAS 10
TERAS 目指す姿 TERAS を無償にて提供することで より広く普及することが可能となる 新たな開発環境の構築を通じ 消費者 産業界共に winwin となる状態を目指す 無償提供 11
TERAS を無償にて提供 TERAS を無償無償にてにて提供提供する 独自ライセンス (TERAS ライセンス ) 独自の利用条件 (TERAS ライセンス ) を設定する TERAS ライセンスとして特徴的なことは TERAS に頒布申請を行うことにより 自由に頒布することが可能となる TERAS のソースコードは TERAS ホームページで 4 月頃に公開公開予定 12
TERAS V3 アーキテクチャ全体像 Client(iTERAS) Eclipse Regular Expression Function Server(Platform TERAS) TRA SCM CM REST OSLC TRA Server SCM Server CM Server Cloud Microsoft Office Acrobat PDF Traceability Repository TERAS-TRA Version Control Repository Subversion Bug Tracking Repository Trac / Redmine Model Repository ZIPC / EA /MATLAB/ Code XML Text 13
TERAS アーキテクチャ (Client) 14
TERAS アーキテクチャ (Server) 15