借換保証制度要綱(H ~)[1]

Similar documents
中小企業信用保険法第 2 条第 5 項第 1 号から第 6 号までに係る 事業資金等の信用保証料に対する豊中市助成制度要綱 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 中小企業信用保険法 ( 昭和 2 5 年法律第 号 ) 第 2 条第 5 項第 1 号から第 6 号までに規定する特定中小企業者

別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 別紙様式 7( ひな型 ) ( 日本工業規格 A4) 申請者がと年月日をもって売買契約を締結した指名金銭債権に伴う別紙記載の不動産の質権又は抵当権の移転の登記につき 租税特別措置法第 83 条の2 第 1 項の規定の適用を受けたいので 租税特別措

伊丹市市民福祉金条例の一部を改正する条例(平成12年  伊丹市条例第  号)

おおちゃん融資制度 大槌町公式キャラクターおおちゃん おおちゃん融資制度とは町内中小企業者の皆さんが必要な事業資金を低利で受けられるよう 取扱金融機関から受けた融資に対し 町が利子の一部又は全額 保証料の全額を補助する制度です 補給対象の融資制度 ( 次ページ以降参照 補助金のつなぎ資金は最終ページ

特別融資制度推進会議設置要綱 平成 13 年 9 月 12 日 13 経営第 2931 号農林水産事務次官依命通知改正平成 14 年 7 月 1 日 14 経営第 1739 号平成 16 年 10 月 1 日 16 経営第 3086 号平成 17 年 4 月 20 日 16 経営第 8952 号平成

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

高額医療貸付等規則

証券コネクト口座規定

「札幌支店オープン記念キャンペーン《商品概要

グラフィック 2

「77スマートネクスト」のインターネット契約取扱開始およびカードローンの商品内容拡充について

( 構成 ) 第 4 条推進会議は 次に掲げる機関及び団体をもって構成する ( 1 ) 行政機関等ア砥部町イ愛媛県ウ砥部町農業委員会エ愛媛県青年農業者等育成センター ( 2 ) 融資機関 保証機関アえひめ中央農業協同組合イ愛媛県信用農業協同組合連合会ウ愛媛県農業信用基金協会エ株式会社日本政策金融公庫

世田谷区母子福祉応急小口資金貸付条例新世田谷区母子及び父子福祉応急小口資金貸付条例 新旧対照表 旧世田谷区母子福祉応急小口資金貸付条例 昭和 40 年 3 月 25 日条例第 12 号 昭和 40 年 3 月 25 日条例第 12 号 改正昭和 44 年 7 月 1 日条例第 28 号昭和 45 年

<4D F736F F D208D488E9690BF95898C5F96F182C98C5782E991E3979D8EF397CC82C98AD682B782E98EE688B CC>

平成22 年 11月 15日

新旧対照表(第2分冊:保険会社関係)1-14-14

個人情報の保護に関する規程(案)

( イ ) 震災の発生後の最近 3 か月間の売上高等が震災の影響を受ける直前の同期に比して 15% 以上減少していること ( ロ ) 原則として震災の発生後の最近 1 か月間の売上高等が前年同月に比して 15% 以上減少しており かつ その後 2 か月間を含む 3 か月間の売上高等が前年同期に比して

沖縄市こども医療費助成要綱

ご注意 ( 個人向け ) 補修の場合で 元金据置期間を設定するときは 返済期間の欄の年数から 1 年を引いた年数の返済額をご覧ください ( 例 ) 返済期間 20 年据置期間 1 年 20 年 - 1 年 = 19 年 返済期間 19 年の返済額をご覧ください < 個人向け> 災害復興住宅融資 10


<4D F736F F D2091E F18E9197BF81698C6F8DCF8E598BC68FC8816A2E646F63>

平成22年2月●日

Microsoft Word - 最新版租特法.docx

事業者が行うべき措置については 匿名加工情報の作成に携わる者 ( 以下 作成従事者 という ) を限定するなどの社内規定の策定 作成従事者等の監督体制の整備 個人情報から削除した事項及び加工方法に関する情報へのアクセス制御 不正アクセス対策等を行うことが考えられるが 規定ぶりについて今後具体的に検討

千葉県住宅供給公社土地購入希望に関する情報提供者に対する成約報酬制度要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は 千葉県住宅供給公社 ( 以下 公社 という ) の保有土地の分譲を促進するため 土地売買契約に至った契約者に関する情報を提供した者に対する成約報酬の取扱いについて定めるものとする ( 対象と

合は 当該出向社員と当該出向先の会社との間に直接的かつ恒常的な雇用関係があるものとして取り扱うこととする ただし 当該出向先の会社が当該出向社員を主任技術者又は監理技術者として置く建設工事について 当該企業集団を構成する親会社若しくはその連結子会社又は当該親会社の非連結子会社 ( 会社計算規則第 2

b c.( 略 ) 2 不動産取得税の軽減に係るの発行信託会社等の地方税法附則第 11 条第 12 項に基づく不動産取得税の軽減のための同法施行令附則第 7 条第 12 項に規定するの発行等については 以下のとおり取り扱うものとする イ ロ.( 略 ) 載があること c d.( 略 ) 2 不動産取

重粒子線利子補給要綱

おいて 適当と認められないものとします なお 審査の結果 契約を締結できない場合の理由は開示しないものとし お客様は 日証金の審査の結果および理由の不開示につき異議を述べないものとします (1) 申込時においてお客様が満 20 歳以上 70 歳未満であること (2) ( 略 ) (3) お客様が提携

世帯に付き10,000 円以内とする 2 助成金の交付の対象となる空気調和機器の稼働期間 ( 以下 交付対象期間 という ) は 7 月から10 月までとする 3 助成金の交付の申請をした者 ( 以下 申請者 という ) が 交付対象期間の一部について第 6 条に規定する資格に適合しない場合は 助成

<8EE A688EA C F2E786C73>

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律

豊橋市公金管理指針 第 1 総則 1 趣旨この指針は 本市の公金の適正な管理に関し必要な事項を定めるものとする 2 定義この指針において 公金 とは 歳計現金 歳入歳出外現金 基金に属する現金 公営企業会計 ( 水道事業会計 下水道事業会計及び病院事業会計をいう 以下同じ ) に属する現金及び一時借

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法律第 7 条第 1 項に規定する説明書類 奄美信用組合 奄美信用組合は 奄美地区における金融の円滑化への取り組みをこれまで以上に強化するとともに その取り組み姿勢をお客様にご理解していただき 借入の条件変更等に関する ご要望 ご相談に迅速

経営強化法の執行について

生駒市水洗便所改造資金融資あっせん要綱

改正 ( 事業年度の中途において中小企業者等に該当しなくなった場合等の適用 ) 42 の 6-1 法人が各事業年度の中途において措置法第 42 条の6 第 1 項に規定する中小企業者等 ( 以下 中小企業者等 という ) に該当しないこととなった場合においても その該当しないこととなった日前に取得又

Microsoft Word - ①NEWS RELEASE リバースモーゲージ

スライド 1

<4D F736F F D A C5817A93C192E8926E88E68DC490B68E968BC694EF95E28F958BE08CF D6A20646F63782E646

函館市工業団地土地の貸付け実施要綱

<4D F736F F D20819A288FB E6318D E6318D E633308D868B6388C429964C8CE391E596EC8E738D7390AD FF097E182CC88EA959489FC90B382D982A932398C8F2E646F6378>

(6) 国営土地改良事業負担金償還対策事業実施要綱 第 1 章総則 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 国営土地改良事業 ( 以下 国営事業 という ) の受益地内農家全体の国営事業の負担金の軽減を図るため, 地元負担団体である土地改良区が償還する額について, 当該土地改良区が土地改良法 ( 昭和

第 1 府令第 6 条第 1 項第 1 号に規定する法第 4 条および第 5 条の規定に基づく措置の実施に関する方針の概要 金融円滑化管理に対するする基本方針当組合は 中小企業者等に対する金融円滑化を図るための臨時措置に関する法律 を受け 最近の経済金融情勢および雇用環境も踏まえ 中小企業や個人事業

飛島村居宅介護 ( 介護予防 ) 住宅改修に係る事業者の登録及び住宅改 修費受領委任払い制度取扱要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条 この要綱は 介護保険法 ( 平成 9 年法律第 123 号 以下 法 と いう ) 第 45 条第 1 項に規定する居宅介護住宅改修又は同法第 57 条第 1 項に規定する

<4D F736F F D FAC8AE98BC68ED C991CE82B782E98BE0975A82CC897E8A8A89BB82F0907D82E982BD82DF82CC97D58E9E915

ブロック塀撤去補要綱

<97DF98618CB3944E FAC8AE98BC682CC82BD82DF82CC8BE0975A82CC82B582A882E82E786477>

【 金融円滑化に関する基本方針・体制について 】

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

私立幼稚園教育振興補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 県は, 私立幼稚園の教育条件の維持及び向上並びに私立幼稚園に在園する幼児に係る修学上の経済的負担の軽減を図るとともに私立幼稚園の経営の健全性を高め, もって私立幼稚園の健全な発達に資するため, 私立幼稚園における教育に係る経常的経費について,

き県が負担する負担金の額 ( 当該負担金の額が他の法令の規定により軽減される場合にあつては, その軽減されることとなる額を控除した額 以下 県負担額 という ) から当該事業に要する費用の額 ( 加算額がある場合にあつては, 加算額を控除して得た額 ) に100 分の25 以内で規則で定める割合を乗

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 28 年 12 月 9 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 日本政策金融公庫国民生活事業 ( 生活衛生資金貸付 ) 主要利率一覧表 下記以外の設備資金 ( 注 2) 融資の種類利率 ( 注 1) 省エネル

プレス(HP用)

また 関係省庁等においては 今般の措置も踏まえ 本スキームを前提とした以下のような制度を構築する予定である - 政府系金融機関による 災害対応型劣後ローン の供給 ( 三次補正 ) 政府系金融機関が 旧債務の負担等により新規融資を受けることが困難な被災中小企業に対して 資本性借入金 の条件に合致した

( 別紙 4) 自己査定別表 1 P3 1.⑶ ( 注 ) (8-17) 十分な資本的性質が認められる借入金 とはどのようなものですか 債務者の属性や資金使途等によって制限されるのですか また 中小企業金融公庫 (20 年 10 月 1 日付で日本政策金融公庫に統合 以下 公庫 という ) の挑戦支

○事務職員の職名に関する規程

認定 コンサルタント向け 認定申請書記載要領 主たる事務所の所在地を管轄する経済産業局長へ申請書の正本 2 部を提出して下さい 記載内容等で判断に迷う場合は 申請書を提出する経済産業局へお尋ね下さい 認定後においては 経営革新等支援機関の名称( 氏名 ) 住所 窓口の連絡先 取り扱うことが出来る相談


(平成13年9月25日現在)

地域生活支援事業サービス提供事業者登録要綱

第 5 条市長は 前条に規定する申請書等に基づいて健康管理費を受けることができる者であることを確認したときは 当該資格を認定する 2 市長は 前項により資格を認定した者 ( 以下 受給者 という ) に対し 重障老人健康管理事業対象者証 ( 以下 対象者証 という ) を交付する ( 不認定の通知

中小企業者等に対する金融の円滑化を図るための臨時措置に関する法第 7 条第 1 項に規程する説明書類 平成 22 年 5 月 14 日東京みらい農業協同組合当 JA は 農業者の協同組織金融機関として 健全な事業を営む農業者をはじめとする地域のお客さまに対して 必要な資金を円滑に供給していくこと を

東証決済第 号

Ⅰ 概要について 一次下請契約者を社会保険等加入業者に限定します 平成 29 年 4 月 1 日以降に契約締結した工事において 受注者は 原則として社会保険等未加入業者を下請契約 ( 受注者が直接契約締結するものに限る 以下 一次下請契約 という ) の相手方としないこととします 追加 建設工事契約

<4D F736F F D2094F18FED8BCE904588F582CC88E78E998B788BC C98AD682B782E98B4B92F62E646F63>

このガイドラインは 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する留意事項 ( 制定 発出時点において最適と考えられる法令解釈 運用等 ) を示したものである 第一章 総則 1-1 財務計算に関する書類その他の情報の適正性を確保するための体制に関する内閣府令 ( 平成 19 年

02_(案の2①)概要資料(不均一)

足利市妊産婦医療費助成条例 昭和 48 年 3 月 23 日条例第 2 号改正昭和 49 年 6 月 11 日条例第 38 号昭和 59 年 12 月 20 日条例第 32 号昭和 62 年 3 月 23 日条例第 7 号平成 6 年 12 月 21 日条例第 35 号平成 10 年 3 月 24

10月分_合併記念特別プラン集宅ローンチラシ

先方へ最終稿提出0428.indd

(1) 相続税の納税猶予制度の概要 項目 納税猶予対象資産 ( 特定事業用資産 ) 納税猶予額 被相続人の要件 内容 被相続人の事業 ( 不動産貸付事業等を除く ) の用に供されていた次の資産 1 土地 ( 面積 400 m2までの部分に限る ) 2 建物 ( 床面積 800 m2までの部分に限る

入院おむつ代支給事業実施要綱

( 補助金の交付申請 ) 第 4 条補助金の交付を受けようとする保護者 ( 以下 申請者 という ) は 大阪狭山市私立幼稚園就園奨励費補助金交付申請書 ( 様式第 1 号 ) を市長に提出しなければならない ( 補助金の交付決定 ) 第 5 条市長は 前条の申請があった場合は 内容を審査し適当と認

24産労金金第●号

静岡市スポーツ競技大会出場補助金交付要綱(案)

Microsoft Word - H290324優先的検討規程(裁定).docx

租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) 第十条の二 第四十二条の五 第六十八条の十 租税特別措置法 ( 昭和三十二年法律第二十六号 ) ( 高度省エネルギー増進設備等を取得した場合の特別償却又は所得税額の特別控除 ) 第十条の二青色申告書を提出する個人が 平成三十年四月一日 ( 第二号及

特定個人情報の取扱いの対応について

中小企業等経営強化法の概要

豊洲新市場移転における組合転貸融資

4. 預入方法等 (1) 本定期預金の預入は 当行の円普通預金口座からの振替入金の方法によります (2) 本定期預金の最低預入金額は 一口につき10 万円以上とし 預入単位は10 万円とします なお 当行は お客さまが預入を行うことのできる金額の上限を設ける場合があります また 当行は 一口あたりの

< F2D8EE888F882AB C8CC2906C>

改正要綱 第 1 国家公務員の育児休業等に関する法律に関する事項 育児休業等に係る職員が養育する子の範囲の拡大 1 職員が民法の規定による特別養子縁組の成立に係る監護を現に行う者 児童福祉法の規定により里親である職員に委託されている児童であって当該職員が養子縁組によって養親となることを希望しているも

貿易特化指数を用いた 日本の製造業の 国際競争力の推移

Taro-議案第13号 行政手続条例の

財営第   号

規制 制度改革に関する閣議決定事項に係るフォローアップ調査の結果 ( 抜粋 ) 規制 制度改革に係る追加方針 ( 抜粋 ) 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 番号 規制 制度改革に係る追加方針 ( 平成 23 年 7 月 22 日閣議決定 ) における決定内容 規制 制度改革事項 規制 制度

を除き その利払日に普通預金に入金します 現金で受取ることはできません 6.( 当座貸越 ) (1) 普通預金について その残高をこえて払戻しの請求または各種料金等の自動支払いの請求 があった場合には 当行はこの取引の定期預金等を担保に不足額を当座貸越として自動的に 貸出し 普通預金へ入金のうえ払戻

( 別添 2) ( 別添 2) 平成 14 年 9 月 27 日保発第 号の別添 2 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 組合管掌健康保険一括適用取扱要領 ( 準則 ) 第 1 健康保険法 ( 以下 法 という ) 第 34 条第 1 項の規定による厚生労働大臣の承認 ( 以下 一括適

( 会社及び個人 ) ( 適用日 : 平成 30 年 12 月 12 日 年利 :%) 一 般 貸 付 振 興 事 業 貸 付 設備資金 設備資金 運転資金 基準利率 1.16 ~ 2.85 % 特別利率 A 0.76 ~ 1.89 % 特別利率 B 0.51 ~ 1.90 % 特別利率 C 0.3

2 契約保証金の納付免除等について 財務規則第 143 条において契約保証金の全部又は一部を免除することができる場合が定 められていますが 建設工事等及び建設工事等に係る委託の契約保証金の納付の免除等に ついては 次のとおり取り扱うこととします (1) 契約保証金の免除が認められない場合 建設工事等

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

個人情報保護規程

参考

工事請負代金の債権譲渡に関するガイドライン

商品名

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

平成 31 年度 税制改正の概要 平成 30 年 12 月 復興庁

Transcription:

借換保証制度要綱 Ⅰ 制度目的本制度は 現下におけるデフレの進行等の中小企業 小規模事業者 ( 以下 中小企業者 という ) をめぐる厳しい金融経済情勢にかんがみ 中小企業の保証付きの既往借入金の借換え及び当該借換えに伴う新たな事業資金に対する保証を促進することにより 中小企業者の月々の返済額の軽減及び資金調達の円滑化等を推進することを目的とするものです Ⅱ 緊急保証の借換え 1 総則原材料価格高騰対応等緊急保証 緊急保証及び景気対応緊急保証 ( 平成 20 1 0 23 中庁第 3 号に基づく保証をいう )( 以下 緊急保証 という ) に係る既往借入金について 経営安定関連保証の利用要件に該当し 経営安定関連保証によって借り換える場合 又は当該利用要件に該当せず 一般保証 ( 経営安定関連保証以外の保証をいう 以下同じ ) によって借り換える場合を対象とします 上記の対象には 保証付きの既往借入金が複数ある場合に これらを一本化して借り換える場合及び新たな事業資金を追加して借り換える場合が含まれます 上記の経営安定関連保証による借換えの場合については次の第 2 項の規定に 一般保証による借換えの場合については次の第 3 項の規定によるものとします ただし 本借換えを地方公共団体の融資制度等により取り扱う場合は 各制度要綱の定めるところによるものとします 2 経営安定関連保証による借換え ( 経営安定関連保証の利用要件に該当する場合 ) (1) 申込人資格要件信用保証協会の通常の申込人資格要件のほか 次の各号の要件を満たすことが必要となります 1 保証申込時点において 緊急保証に係る既往借入金の残高があること 2 適切な事業計画を有していること 3 中小企業信用保険法第 2 条第 5 項各号のいずれかの規定に基づいた市町村長の認定書を有すること (2) 保証限度額 2 億 8 千万円 ( 中小企業者が組合等の場合は4 億 8 千万円 ) とします ただし 中小企業信用保険法第 2 条第 5 項第 6 号の認定に係る限度額は3 億 8 千万円 ( 中小企業者が組合等の場合は4 億 8 千万円 ) とします (3) 対象資金 緊急保証に係る既往借入金の返済資金のほか (1)2 の事業計画の内容に応じて 当該返済資金以外の事業資金 ( 既往の保証付き借入金残高の返済資金及び新規の融 - 1 -

資分を含む ) を含めることができるものとします (4) 対象金融機関 約定締結金融機関とします (5) 貸付形式 (6) 保証期間 原則として 10 年 ( 据置期間 1 年以内を含む ) 以内とします (7) 返済方法 原則として均等分割返済とします (8) 信用保証料率 信用保証協会所定の料率とします (9) 担保 保証人原則として 本制度の利用により返済する緊急保証に係る既往借入金の保証条件に比べて中小企業者に不利にならない保証条件によるものとします また 保証付きの既往借入金の借換えに伴い 緊急保証に係る既往借入金の返済資金以外の事業資金を含めて保証を行う場合にあっては 通常の借入れに対する保証と同様に取り扱うものとします (10) 貸付金利 金融機関所定の利率とします (11) 添付資料信用保証協会所定の申込資料のほか 別紙様式による事業計画書及び中小企業信用保険法第 2 条第 5 項各号のいずれかの規定に基づいた市町村長の認定書が必要となります 3 一般保証による借換え ( 経営安定関連保証の利用要件に該当しない場合 ) (1) 貸付形式 (2) 申込人資格要件その他の保証条件 申込人資格要件 保証限度額 対象資金その他の保証条件に関しては それぞれ の類型の保証における保証条件によるものとします - 2 -

Ⅲ 一般保証 経営安定関連保証 ( セーフティネット保証 ) 又は中小企業金融安定化特別保証 ( 特別保証 ) の借換え 1 総則一般保証 経営安定関連保証 ( 緊急保証を除く ) 又は中小企業金融安定化特別保証 ( 以下 特別保証 という ) に係る既往借入金について 経営安定関連保証の利用要件に該当し 経営安定関連保証によって借り換える場合 又は当該利用要件に該当せず 一般保証によって借り換える場合を対象とします 上記の対象には 一般保証 経営安定関連保証 ( 緊急保証を除く ) 又は特別保証に係る既往借入金が複数ある場合に これらを一本化して借り換える場合が含まれます 上記の経営安定関連保証による借換えの場合については次の第 2 項の規定に 一般保証による借換えの場合については次の第 3 項の規定によるものとします ただし 本借換えを地方公共団体の融資制度等により取り扱う場合は 各制度要綱の定めるところによるものとします 2 経営安定関連保証による借換え ( 経営安定関連保証の利用要件に該当する場合 ) (1) 申込人資格要件信用保証協会の通常の申込人資格要件のほか 次の各号の要件を満たすことが必要となります 1 保証申込時点において 一般保証 経営安定関連保証 ( 緊急保証を除く ) 又は特別保証に係る既往借入金の残高があること 2 適切な事業計画を有していること 3 中小企業信用保険法第 2 条第 5 項各号のいずれかの規定に基づいた市町村長の認定書を有すること (2) 保証限度額 2 億 8 千万円 ( 中小企業者が組合等の場合は4 億 8 千万円 ) とします ただし 中小企業信用保険法第 2 条第 5 項第 6 号の認定に係る限度額は3 億 8 千万円 ( 中小企業者が組合等の場合は4 億 8 千万円 ) とします (3) 対象資金 保証付きの既往借入金の返済資金のほか (1)2 の事業計画の内容に応じて 当該返済資金以外の事業資金 ( 新規の融資分 ) を含めることができるものとします (4) 対象金融機関 約定締結金融機関とします (5) 貸付形式 (6) 保証期間 原則として 10 年 ( 据置期間 1 年以内を含む ) 以内とします - 3 -

(7) 返済方法 原則として均等分割返済とします (8) 信用保証料率 信用保証協会所定の料率とします (9) 担保 保証人原則として 本制度の利用により返済する保証付きの既往借入金の保証条件に比べて中小企業者に不利にならない保証条件によるものとします また 保証付きの既往借入金の借換えに伴い 返済資金以外の事業資金 ( 新規の融資分 ) を含めて保証を行う場合にあっては 通常の借入れに対する保証と同様に取り扱うものとします (10) 貸付金利 金融機関所定の利率とします (11) 添付資料信用保証協会所定の申込資料のほか 別紙様式による事業計画書及び中小企業信用保険法第 2 条第 5 項各号のいずれかの規定に基づいた市町村長の認定書が必要となります 3 一般保証による借換え ( 経営安定関連保証の利用要件に該当しない場合 ) (1) 貸付形式 (2) 申込人資格要件その他の保証条件 申込人資格要件 保証限度額 対象資金その他の保証条件に関しては それぞれ の類型の保証における保証条件によるものとします Ⅳ 条件変更改善型借換保証による借換え 1 総則経営者に事業改善意欲があるにもかかわらず 保証付きの既往借入金について返済条件の緩和を行っていることにより前向きな金融支援を受けることが困難な中小企業者が 経営改善の見込まれる事業計画を策定することを前提に 既往借入金を借り換える場合を対象とします 上記の対象には 保証付きの既往借入金が複数ある場合に これらを一本化して借り換える場合及び新たな事業資金を追加して借り換える場合が含まれます なお 本節はⅡ 又はⅢに掲げる保証付きの既往借入金を一般保証や経営安定関連保証により借り換える場合の取扱いを規定するものとは異なり 本借換え固有の要件を規定するものです - 4 -

2 条件変更改善型借換保証の要件 (1) 申込人資格要件信用保証協会の通常の申込人資格要件のほか 次の各号の要件を満たすことが必要となります 1 保証申込時点において 信用保証協会の保証付き既往借入金の残高があること 2 1の既往借入金の全部又は一部について返済条件の緩和を行っていること 3 金融機関及び認定経営革新等支援機関 ( 中小企業等経営強化法 ( 平成 11 年法律第 18 号 ) 第 21 条第 2 項の認定経営革新等支援機関をいう 以下同じ ) の支援を受けつつ 自ら事業計画の策定並びに計画の実行及び進捗の報告を行うこと (2) 申込方法 金融機関経由保証に限ります (3) 保証限度額等 2 億 8 千万円 ( 中小企業者が組合等の場合は 4 億 8 千万円 ) とします なお 業務方法書例第 1 の三以下に規定する保証は取り扱わないものとします (4) 保証割合 金融機関の選択した責任共有制度 ( 責任共有制度要綱 ( 平成 18 9 12 中庁第 2 号 ) に定める制度をいう ) の方式によるものとします (5) 対象資金 保証付きの既往借入金の返済資金のほか (1)3 の事業計画の内容に応じて 当 該返済資金以外の事業資金 ( 新規の融資分 ) を含めることができるものとします (6) 対象金融機関 約定締結金融機関 ( 自らが認定経営革新等支援機関でない場合は 認定経営革新 等支援機関と連携するものに限る ) とします (7) 貸付形式 (8) 保証期間 15 年 ( 据置期間 1 年以内を含む ) 以内とします ただし (5) の対象資金として 当該返済資金以外の事業資金 ( 新規の融資分 ) を含む場合は 据置期間 2 年以内とします (9) 返済方法原則として均等分割返済とします (10) 信用保証料率 信用保証協会所定の料率とします - 5 -

(11) 担保 保証人原則として 本制度の利用により返済する保証付きの既往借入金の保証条件に比べて中小企業者に不利にならない保証条件によるものとします また 保証付きの既往借入金の借換えに伴い 返済資金以外の事業資金 ( 新規の融資分 ) を含めて保証を行う場合にあっては 通常の借入れに対する保証と同様に取り扱うものとします (12) 貸付金利 金融機関所定の利率とします (13) 添付資料信用保証協会所定の申込資料のほか 以下の書面の添付が必要となります 1 状況説明書 2 事業計画書 ((14) に掲げる申込人が策定したもの ) 3 認定経営革新等支援機関による支援内容を記載した書面 ( 事業計画書に記載されている場合は不要 ) (14) 事業計画書以下の内容を満たすもの又は含むものとします 1 計画を策定した日の属する事業年度の翌事業年度から3 事業年度を最短の期間とし 原則として同 5 事業年度を最長の期間とする 2 申込人の経営に係る現況 課題と課題を踏まえた改善策 3 計画期間中の各事業年度の収支計画及び計画終了時の定量目標並びにその達成に向けた具体的な行動計画 (15) 金融機関の責務及び報告金融機関の責務及び報告については以下のとおりとします 1 金融機関は中小企業者から 四半期に1 回 計画の実行状況の報告を受けるものとする 2 金融機関は認定経営革新等支援機関と連携し 中小企業者に対し 計画の策定支援や経営支援を行うものとする 3 金融機関は 原則として年 1 回中小企業者の事業年度毎に 信用保証協会に対し 中小企業者の計画の実行状況とともに 金融機関 認定経営革新等支援機関の経営支援状況を報告しなければならない なお 金融機関が報告しなかった場合は 当該案件に係る代位弁済請求を行う時にその理由を記載した書面を提出するものとする 4 金融機関は中小企業者の実行状況を踏まえ 認定経営革新等支援機関と連携し 必要に応じて 中小企業者に対し 計画の修正に係る指導 助言や追加的な経営支援を行うものとする (16) 金融機関が認定経営革新等支援機関である場合の取扱い - 6 -

金融機関が認定経営革新等支援機関である場合は 認定経営革新等支援機関たる 金融機関単独で中小企業者の事業計画の策定支援や継続的な経営支援を行うことに より 本制度を利用することができるものとします Ⅴ その他 Ⅱ Ⅲ 及び Ⅳ 以外の保証付きの既往借入金の借換えを行う場合は それぞれの類型の 保証における保証条件によるものとします Ⅵ 取扱開始日 本制度の取扱いは 平成 15 年 2 月 10 日から開始します ( 注 1) 信用保証協会の保証付きの貸付で金融機関が旧債務を借り手企業の意に反して返済させること ( 旧債振替 ) は禁止されています ( 注 2) 上記 Ⅱ Ⅲ Ⅳ 及びⅤに関わらず 原則として 信用保証協会が借入金残高の全額の保証を行わない保証 ( 責任共有制度要綱 ( 平成 18 9 12 中庁第 2 号 ) に定める負担金方式に係る保証を含む ) については 信用保証協会が借入金残高の全額の保証を行う保証 ( 負担金方式に係る保証を除く ) による借換えを行わないものとします 附 則 この要綱は 平成 15 年 2 月 10 日から施行する 平成 15 年 4 月 14 日一部改正 ( 信用保証料 ) 平成 15 年 4 月 1 日実施 平成 18 年 4 月 1 日一部改正 この要綱は 平成 19 年 8 月 4 日から施行する この要綱は 平成 20 年 10 月 31 日から施行する この要綱は 平成 21 年 4 月 27 日から施行する この要綱は 平成 22 年 2 月 15 日から施行する この要綱は 平成 22 年 12 月 20 日から施行する この要綱は 平成 23 年 4 月 1 日から施行する この要綱は 平成 25 年 9 月 20 日から施行する この要綱は 平成 28 年 3 月 1 日から施行する この要綱は 平成 28 年 7 月 1 日から施行する この要綱は 平成 28 年 10 月 19 日から施行する - 7 -