メ 札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7

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横浜市市民活動推進条例の全部改正

個人情報の保護に関する規程(案)

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2 前項の規定による通知を行った場合において 市長は 当該特定空家等の所有者等が除却 修繕 立木竹の伐採その他周辺の生活環境の保全を図るために必要な措置を講じたことにより特定空家等の状態が改善され 特定空家等でないと認めるときは 遅滞なくその旨を 特定空家等状態改善通知書 ( 様式第 7 号 ) に

社会福祉法人○○会 個人情報保護規程

基づく事業協同組合並びにこれらに準ずる団体 ⑶ 地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者 ( 以下 指定管理者 という ) ⑷ 地方自治法第 260 条の2 第 1 項に規定する地縁による団体及び町会 自治会その他これらに準ずる団体 ⑸

個人情報保護方針

町田市土砂等による土地の埋立て等の規制に関する条例

包括規定 案

学校法人金沢工業大学個人情報の保護に関する規則

(3) 障害を理由とする差別障害を理由とする不当な差別的取扱いを行うこと又は合理的配慮の提供をしないことをいいます (4) 障害を理由とする不当な差別的取扱い客観的にやむを得ないと認められる特別な事情なく 障害又は障害に関連する事由により障害者を区別し 排除し 又は制限すること 障害者に障害者でない

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第 3 条市長は 前条に規定する申請に基づいて医療費の給付を受けることができる者であることを確認したときは 申請者に重度心身障がい者医療費受給者証 ( 第 2 号様式 以下 受給者証 という ) を交付するものとする 2 前項の受給者証の資格取得日は 市長が交付決定をした日の属する月の翌月の初日 (

第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この業務規程は 工業所有権に関する手続等の特例に関する法律 ( 平成 2 年法律第 30 号 以下 法 という ) 第 39 条において準用する同法第 22 条第 1 項の規定に基づき 調査業務の実施に関し必要な事項を定めることを目的とする ( 調査業務実施の

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個人情報保護規程 株式会社守破離 代表取締役佐藤治郎 目次 第 1 章総則 ( 第 1 条 - 第 3 条 ) 第 2 章個人情報の利用目的の特定等 ( 第 4 条 - 第 6 条 ) 第 3 章個人情報の取得の制限等 ( 第 7 条 - 第 8 条 ) 第 4 章個人データの安全管理 ( 第 9

級が6 級以上であるもの ( これらの職員のうち 組合規則で定める職員を除く 以下 特定管理職員 という ) にあっては 100 分の102.5) 12 月に支給する場合においては100 分の137.5( 特定管理職員にあっては 100 分の117.5) を乗じて得た額 (2) 再任用職員期末手当基

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暴力団対策措置要綱

個人情報保護規程

役職員が権利者又は発明者である知的財産権の保有をいう 第 2 章利益相反マネージメントの体制第 1 節利益相反マネージメント委員会 ( 設置 ) 第 3 条研究所に 利益相反マネージメント委員会 ( 以下 利益相反委員会 という ) を置く ( 任務 ) 第 4 条利益相反委員会は 次に掲げる事項に

( 使用承認期間 ) 第 6 条第 3 条第 3 項の規定によるキャラクターの使用の承認の期間は 当該承認の日から起算して1 年を経過する日以後の最初の3 月 31 日までとする ただし 更新することができる 2 第 4 条の規定によるキャラクターの使用内容変更承認の期間は 前項に定める当該承認の元

第 4 条 ( 取得に関する規律 ) 本会が個人情報を取得するときには その利用目的を具体的に特定して明示し 適法かつ適正な方法で行うものとする ただし 人の生命 身体又は財産の保護のために緊急に必要がある場合には 利用目的を具体的に特定して明示することなく 個人情報を取得できるものとする 2 本会

かなければならず 防犯カメラ設置運用基準に防犯カメラ取扱責任者の設置及び指定に関することについて定めること ( 防犯カメラ設置運用基準の届出等 ) 第 5 条防犯カメラ設置運用基準の届出をしようとする者は 防犯カメラを設置しようとする日の14 日前までに 防犯カメラ設置運用基準届 ( 別第 1 号様

取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 取手市ぬくもり医療支援事業に関する条例施行規則 平成 17 年 10 月 24 日規則第 230 号改正平成 20 年 3 月 21 日規則第 4 号平成 21 年 6 月 17 日規則第 34 号平成 22 年 9 月 15 日規則第 43 号平成

個人情報の保護に関する

社会福祉法人春栄会個人情報保護規程 ( 目的 ) 第 1 条社会福祉法人春栄会 ( 以下 本会 という ) は 基本理念のもと 個人情報の適正な取り扱いに関して 個人情報の保護に関する法律 及びその他の関連法令等を遵守し 個人情報保護に努める ( 利用目的の特定 ) 第 2 条本会が個人情報を取り扱

号様式 ) によるものとする 2 受給資格者証の有効期間は 子どもが出生した日又は本市へ転入した日から18 歳に達する日以後の最初の3 月 31 日までとする ( 助成の請求等 ) 第 4 条条例第 8 条第 1 項の規定により保険医療機関等が支払を受けようとするときは 診療報酬の例により社会保険診

個人情報保護規程例 本文

第2章

Taro-議案第13号 行政手続条例の

個人情報の取り扱いに関する規程

( 内部規程 ) 第 5 条当社は 番号法 個人情報保護法 これらの法律に関する政省令及びこれらの法令に関して所管官庁が策定するガイドライン等を遵守し 特定個人情報等を適正に取り扱うため この規程を定める 2 当社は 特定個人情報等の取扱いにかかる事務フロー及び各種安全管理措置等を明確にするため 特

(3) 父又は母が規則で定める程度の障害の状態にある児童 (4) 父又は母の生死が明らかでない児童 (5) その他前各号に準ずる状態にある児童で規則で定めるもの 3 この条例において 養育者 とは 次に掲げる児童と同居して これを監護し かつ その生計を維持する者であって その児童の父母及び児童福祉

とする (1) 土地改良区の名称が 土地改良法 ( 昭和 24 年法律第 195 条 以下 法 という ) 第 16 条第 1 項又は法第 79 条第 1 項の規定に基づく定款 ( 以下 定款 という ) に記載した名称と一致すること (2) 土地改良区の主たる事務所の所在地が 定款に記載した事務所

(5) 事業者等自転車及び自動車の製造 輸入 販売又は修理を業として行っている者及びそれらの者の団体並びにその他の事業者をいう (6) 所有者等自動車の所有権 占有権若しくは使用権を有する者若しくは最後に有した者又は自動車を放置した者若しくは放置させた者をいう (7) 廃物自転車又は自動車としての機

北上市空家等対策規則 ( 趣旨 ) 第 1 条この規則は 北上市空家等対策条例 ( 平成 28 年北上市条例第 17 号 以下 条例 という ) の実施に関し必要な事項を定めるものとする ( 守秘義務 ) 第 2 条条例第 7 条に定める空家等対策審議会の委員は 職務上知り得た秘密を他に漏らしてはな

○新宿区ワンルームマンション等の建築及び管理に関する条例

( 受給資格証の再交付 ) 第 5 条条例第 6 条の規定により交付を受けた受給資格証を破損し 又は亡失したことにより受給資格証の再交付を受けようとするときは 重度心身障害者等医療費受給資格証再交付申請書 ( 様式第 4) を市長に提出しなければならない ( 受給資格の確認 ) 第 6 条条例第 6

( 条例第 4 条第 1 項に規定する額 ) 第 4 条条例第 4 条第 1 項に規定する額は 病院若しくは診療所等 ( 保険薬局を除く ) の診療報酬明細書 ( 訪問看護診療費明細書を含む ) 又は医療保険各法に定める療養費支給申請書ごとに 次の各号に掲げる区分に対し定める額とする なお 医療に関

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注平成 26 年 6 月 1 日から施行改正後改正前 ( 公共の場所における禁止行為 ) ( 公共の場所における禁止行為 ) 第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場第 7 条何人も 道路 広場その他公共の場所において 次に掲げる行為を自ら行い 所において 次に掲げる行為を自ら行い 又は他人に行わ

01協議会要綱提出版

5 条条例 9 条 2 項の規定による勧告は 空き家等改善勧告書 ( 式 4 ) により行うものとする ( 命令 ) 6 条条例 1 0 条 1 項の規定による命令は 空き家等改善措置命令書 ( 式 5 ) により行うものとする ( 公表の方法 ) 7 条条例 1 1 条 1 項の規定による公表は

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第 6 条図書等の公開期間は 別表 1 及び別表 2 の右欄に示すとおりとする ( 公開の中止 ) 第 7 条前条に規定する図書等の公開期間において 事業者は 市長に対し図書等の公開の中止を申し出ることができる 2 前項の申出は 様式 2により行うものとする ( 図書等にかかる電磁的記録 ) 第 8

(2) 総合的な窓口の設置 1 各行政機関は 当該行政機関における職員等からの通報を受け付ける窓口 ( 以下 通報窓口 という ) を 全部局の総合調整を行う部局又はコンプライアンスを所掌する部局等に設置する この場合 各行政機関は 当該行政機関内部の通報窓口に加えて 外部に弁護士等を配置した窓口を

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日商協規程集

平成11年6月8日

会員に対する処分等に係る手続に関する規則 (2018 年 7 月 30 日制定 ) 第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条本規則は 定款第 15 条に規定する会員に対する処分及び不服の申立てに係る手続の施行に関し 必要な事項を定めることを目的とする ( 定義 ) 第 2 条本規則において 次の各号

情報公開に係る事務処理規則 ( 平 18 規則第 16 号平成 18 年 8 月 1 日 ) 改正平 19 規則第 52 号平成 19 年 9 月 21 日平 26 規則第 2 号平成 26 年 5 月 13 日平 26 規則第 22 号平成 27 年 3 月 31 日 第 1 章総則 ( 目的 )

さぬき市職員の勤務時間 休暇等に関する条例等の一部を改正する条例 ( さぬき市職員の勤務時間 休暇等に関する条例の一部改正 ) 第 1 条さぬき市職員の勤務時間 休暇等に関する条例 ( 平成 14 年さぬき市条例第 34 号 ) の一部を次のように改正する 第 16 条第 1 項に次のただし書を加え

鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等に関する規則 平成 19 年 3 月 31 日規則第 15 号 改正 平成 21 年 2 月 16 日規則第 2 号平成 21 年 8 月 25 日規則第 28 号平成 28 年 3 月 25 日規則第 17 号鹿屋市公の施設に係る指定管理者の指定の申請等

(5) 賦課徴収業務に関する構成団体からの相談及び支援に係る事務 (6) 地方税法に基づき構成団体が賦課すべき地方税の税額を共同で算定するために必要な 電算システムの整備に関する事務 ( 広域連合の作成する広域計画の項目 ) 第 5 条広域連合が作成する広域計画 ( 地方自治法 ( 昭和 22 年法

財団法人杉並区スポーツ振興財団個人情報保護規程

と事実上婚姻関係と同様の事情にあった者を 配偶者 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある者を 婚姻 には 婚姻の届出をしていないが事実上婚姻関係と同様の事情にある場合を含むものとする 5 この条例において 医療保険各法 とは 国民健康保険法 ( 昭和 33 年法律第 192

る暴力団及び暴力団員等 ( 以下 暴力団等 という ) の支配を受けてはならない 5 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) による評価の結果を公表するよう努めなければならない 6 指定居宅サービス事業者等は 省令の規定 ( 規則で定めるものに限る ) に規定する研修

弘前市告示第   号

東京都障害者への理解促進及び差別解消の推進に関する条例 目次前文第一章総則 ( 第一条 第六条 ) 第二章障害を理由とする差別に関する相談及び紛争の防止又は解決のための体制等第一節障害を理由とする差別の禁止 ( 第七条 ) 第二節障害を理由とする差別に関する相談体制 ( 第八条 ) 第三節障害を理由

松本市補助金交付規則 昭和 37 年 7 月 27 日規則第 16 号改正昭和 45 年 9 月 12 日規則第 31 号昭和 53 年 12 月 8 日規則第 25 号昭和 63 年 4 月 1 日規則第 18 号 ( 目的 ) 第 1 条この規則は 法令又は条例等に特別の定めのあるもののほか 補

(H 改正 ) 北海道社会保険労務士政治連盟規約 (S 改正 ) 第 1 章総 ( 名称 ) 第 1 条本連盟は 北海道社会保険労務士政治連盟 ( 以下 道政連 ) と称する (S 改正 /H 改正 ) ( 事務所 ) 第 2 条本連盟は 事務所を札幌

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宇都宮市サイクリングターミナル条例 宇都宮市サイクリングターミナル条例昭和 58 年 3 月 23 日条例第 17 号改正昭和 62 年 3 月第 21 号平成 3 年 12 月第 41 号平成 4 年 3 月第 29 号平成 7 年 12 月第 36 号平成 8 年 3 月第 24 号平成 9 年

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(6) 不利益処分広域連合長等が 条例等に基づき 特定の者を名宛人として 直接に これに義務を課し 又はその権利を制限する処分をいう ただし 次のいずれかに該当するものを除く ア略イ申請により求められた許認可等を拒否する処分その他申請に基づき当該申請をした者を名宛人としてされる処分ウ名宛人となるべき

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三島市議会基本条例 平成 31 年 3 月 22 日 条例第 15 号 目次 前文 第 1 章総則 ( 第 1 条 第 2 条 ) 第 2 章議会及び議員の活動の原則等 ( 第 3 条 第 7 条 ) 第 3 章市民と議会との関係 ( 第 8 条 第 10 条 ) 第 4 章市長等と議会との関係 (

別表 ( 第 3 条関係 ) 給料表 職員の区分 職務の級 1 級 2 級 3 級 4 級 5 級 6 級 7 級 8 級 号給給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額給料月額 再任用職 1 144, , , , , ,60

通学定期券の写しを市長に提出するとともに, 年度の終了時には通学実績報告書 ( 様式第 5 号 ) を提出しなければならない ( 交付の取消と返還 ) 第 8 条市長は, 補助金の交付を受けた者が, 次の各号のいずれかに該当す るときは, 交付決定を取り消し, または, 既に交付した補助金の全部もし

( 賦課期日 ) 第 4 条都市計画税の賦課期日は 当該年度の初日の属する年の1 月 1 日とする ( 納期 ) 第 5 条都市計画税の納期は 次のとおりとする 第 1 期 4 月 1 日から同月 30 日まで第 2 期 7 月 1 日から同月 31 日まで第 3 期 12 月 1 日から同月 25

(6) 集団回収第 57 条の2 第 3 項に規定するリサイクル推進団体による再利用を目的として集団回収対象物 ( 再利用が可能な家庭廃棄物のうち 規則で定める廃棄物をいう 以下同じ ) を回収する活動をいう ( 処理 ) 第 19 条 2 3 前 2 項に規定する一般廃棄物の処理の基準は 規則で定

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- 2 - ⑷ 保育所又は学童クラブにおいて 保育又は学童クラブの目的を達成するために 児童又はその保護者に対してされる行政指導 ⑸ 市の職員 ( 地方公務員法 ( 昭和 25 年法律第 261 号 ) 第 2 条に規定する地方公務員に該当する職員をいう 以下同じ ) 又は市の職員であった者に対して

承認第03号-都市計画税条例の一部改正(専決処分)【確定】

羽村市乳幼児の医療費の助成に関する条例施行規則 平成 5 年 9 月 24 日規則第 21 号 改正 平成 6 年 3 月 16 日規則第 6 号平成 7 年 10 月 1 日規則第 31 号平成 8 年 10 月 1 日規則第 27 号平成 9 年 6 月 5 日規則第 20 号平成 10 年 3

1. 元職員による働きかけの規制 ( 第 38 条の 2 関係 )1 1 離職後に営利企業等 1に再就職した元職員(= 再就職者 ) は 離職前 5 年間に在職していた地方公共団体の執行機関の組織等 2の職員に対して 当該営利企業等又はその子法人と在職していた地方公共団体との間の契約等事務 3につい

Page 2 of 8 (3) 出版 報道等により公にされているとき (4) 所在不明 精神上の障害により事理を弁識する能力を欠く等の理由により本人から収集することが困難なとき (5) 争訟 選考 指導 相談 交渉等の事務事業を執行するために個人情報を収集する場合において 本人から収集したのではその

パブリック・コメントが事後となった理由

教員等の懲戒処分に係る審査に関する規程 ( 平成 21 年 9 月 16 日 ) ( 趣旨 ) 第 1 条この規程は 教育公務員特例法 ( 昭和 24 年 1 月 12 日法律第 1 号 以下 法 という ) 第 9 条第 2 項の規定に基づき 沖縄県立看護大学教授会 ( 以下 教授会 という )

【最終】給与条例改正文

かにするとともに 県の施策の基本となる事項を定めることにより 食の安全 安心の確保に関する施策を総合的かつ計画的に推進し もって県民の健康の保護並びに消費者に信頼される安全 安心な食品の生産及び供給の拡大に寄与することを目的とする ( 定義 ) 第 2 条この条例において 食品 とは 全ての飲食物

藤沢市木造住宅簡易耐震改修工事補助金交付要綱 ( 趣旨 ) 第 1 条この要綱は, 木造住宅の耐震改修工事を促進することにより, 災害に強い安全なまちづくりを推進するため, 藤沢市耐震改修促進計画に基づき, 簡易耐震改修工事のための補強設計及び簡易耐震改修工事並びに工事監理に要する費用に対する補助金

に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者とする 3 病院等に入院等したことにより 本市の区域内に住所を変更したと認められる第 1 項各号に該当する者については 同項の規定にかかわらず受給資格者としない 4 第 1 項及び第 2 項の規定にかかわらず 次の各号のいずれかに該当する者は

個人情報の取扱いに関する規則 平成 12 年 9 月 29 日 奈良県規則第 2 2 号 改正 平成 13 年 3 月 30 日 規則第 68 号 改正 平成 17 年 3 月 29 日 規則第 30 号 改正 平成 18 年 3 月 31 日 規則第 38 号 改正 平成 27 年 9 月 25

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豊中市ブロック塀等撤去補助金交付要綱 平成 30 年 8 月 10 日実施 ( 目的 ) 第 1 条この要綱は 本市の区域内に存する道路に面するブロック塀等の撤去を実施する者に対し 豊中市ブロック塀等撤去補助金 ( 以下 補助金 という ) を交付することについて必要な事項を定め もって地震等により

第 4 章中第 34 条の次に次の 1 条を加える ( 行政指導の中止等の求め ) 第 34 条の 2 法令又は条例等に違反する行為の是正を求める行政指導 ( その根拠 となる規定が法律又は条例 ( 地方自治法第 252 条の17の2 第 1 項又は地方教育行政の組織及び運営に関する法律第 55 条

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(1) 採用 昇任 降任 転任の用語の定義について定めるものとすること ( 第 15 条の2 第 1 項関係 ) (2) 標準職務遂行能力は 職制上の段階の標準的な職 ( 職員の職に限る 以下同じ ) の職務を遂行する上で発揮することが求められる能力として任命権者が定めるものとすること ( 第 15

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(1) 公の秩序を乱し 又は善良な風俗を害するおそれがあると認められるとき (2) 長期間にわたる継続使用により 他の使用を妨げるおそれがあると認められるとき (3) 施設 設備等を損傷又は汚損するおそれがあると認められるとき (4) この条例又は条例に基づく規則に違反したとき (5) 使用許可の条

また 立入調査は 市職員又は市長が委任した者が行い 調査者については身分等を示す証明書を携帯し 関係者からの請求があった場合は提示しなければならないため 立入調査員証 ( 様式第 2 号 ) により身分を証明するものとします 参考 < 基本指針 > 一 7(p.12~13) <ガイドライン> 第 3

Transcription:

札幌市オンブズマン条例 平成 12 年 12 月 12 日条例第 53 号 改正 札幌市オンブズマン条例 平成 15 年 10 月 7 日条例第 33 号 平成 20 年 11 月 7 日条例第 36 号 目次第 1 章総則 ( 第 1 条 第 4 条 ) 第 2 章責務 ( 第 5 条 第 7 条 ) 第 3 章オンブズマンの組織等 ( 第 8 条 第 13 条 ) 第 4 章苦情の処理等 ( 第 14 条 第 25 条 ) 第 5 章補則 ( 第 26 条 第 29 条 ) 附則第 1 章総則 ( 目的 ) 第 1 条この条例は 札幌市オンブズマンの組織 職務等に関し必要な事項を定めることにより 市民の権利利益を擁護し 並びに市政を監視し 及び市政の改善を図り もって開かれた市政の推進 市民の市政に対する理解と信頼の確保及び市民の意向が的確に反映された市政運営に資することを目的とする ( 設置 ) 第 2 条前条の目的を達成するため 札幌市オンブズマン ( 以下 オンブズマン という ) を置く ( 所轄事項 ) 第 3 条オンブズマンの所轄事項は 市の機関の業務の執行に関する事項及び当該業務に関する職員の行為であって 次に掲げる事項に該当しないもの ( 以下 市の業務 という ) とする (1) 判決 裁決等により確定した権利関係に関する事項 (2) 判決 裁決等を求め現に係争中の事項又は監査委員が請求に基づき現に監査を実施している事項 (3) 議会に関する事項

(4) 職員の自己の勤務内容に関する事項 (5) 札幌市子どもの権利救済委員に救済を申し立てた事項 (6) オンブズマン又は札幌市子どもの権利救済委員の行為に関する事項 ( オンブズマンの職務 ) 第 4 条オンブズマンの職務は 次のとおりとする (1) 市の業務に関する苦情の申立てを受け付け 簡易迅速に処理すること (2) 常に市政を監視し 自己の発意に基づき 市の業務に関し事案を取り上げ調査すること (3) 市の業務に関し 是正等の措置を講ずるよう勧告し 及び制度の改善を求める意見を表明すること (4) 勧告 意見表明等の内容を公表すること 第 2 章責務 ( オンブズマンの責務 ) 第 5 条オンブズマンは 公正かつ適正にその職務を遂行しなければならない 2 オンブズマンは その職務の遂行に当たり 市民の権利利益を擁護し 並びに市政を監視し 及び市政の改善を図る他の諸制度と有機的な連携を図ることなどにより その役割を効果的に果たすよう努めなければならない 3 オンブズマンは その地位を政党又は政治的目的のために利用してはならない ( 市の機関の責務 ) 第 6 条市の機関は オンブズマンの職務の遂行に関し その独立性を尊重するとともに 積極的な協力援助に努めなければならない ( 市民等の責務 ) 第 7 条市民その他この制度を利用するものは この条例の目的を達成するため この制度の適正かつ円滑な運営に協力しなければならない 第 3 章オンブズマンの組織等 ( オンブズマンの定数 任期等 ) 第 8 条オンブズマンの定数は 3 人とする 2 オンブズマンは 人格が高潔で 行政に関し優れた識見を有する者のうちから 議会の同意を得て 市長が委嘱する 3 オンブズマンの任期は2 年とし 1 期に限り再任されることができる

( 兼職等の禁止 ) 第 9 条オンブズマンは 衆議院議員若しくは参議院議員 地方公共団体の議会の議員若しくは長又は政党その他の政治団体の役員を兼ねることができない 2 オンブズマンは 市と特別の利害関係を有する法人その他の団体の役員を兼ねることができない ( 秘密を守る義務 ) 第 10 条オンブズマンは 職務上知り得た秘密を漏らしてはならない その職を退いた後も 同様とする ( 解嘱 ) 第 11 条市長は オンブズマンが心身の故障のため職務の遂行ができないと認めるとき 又はオンブズマンに職務上の義務違反その他オンブズマンたるに適しない非行があると認めるときは 議会の同意を得て解嘱することができる 2 オンブズマンは 前項の規定による場合を除くほか その意に反して解嘱されることがない ( 代表オンブズマン ) 第 12 条オンブズマンのうち1 人を代表オンブズマンとし オンブズマンの互選によってこれを定める 2 代表オンブズマンは オンブズマンに関する庶務を処理する 3 代表オンブズマンに事故があるとき 又は代表オンブズマンが欠けたときは あらかじめ代表オンブズマンが定めるオンブズマンがその職務を代理する ( オンブズマン会議 ) 第 13 条次に掲げる事項を協議するため オンブズマン会議を設ける (1) オンブズマンの職務執行の一般方針に関すること (2) 活動状況の報告に関すること (3) その他オンブズマンの協議により必要と認める事項 2 オンブズマン会議は 代表オンブズマンが招集する 3 前項に定めるもののほか オンブズマン会議の運営に関し必要な事項は 代表オンブズマンがオンブズマン会議に諮って定める 第 4 章苦情の処理等 ( 苦情の申立て )

第 14 条何人も オンブズマンに対し 市の業務について苦情を申し立てることができる ( 苦情の申立手続 ) 第 15 条前条の規定による苦情の申立て ( 以下 申立て という ) は 次に掲げる事項を記載した書面により行わなければならない ただし オンブズマンが当該書面によることができない特別の理由があると認めるときは この限りでない (1) 氏名及び住所 ( 法人その他の団体にあっては 名称 事務所又は事業所の所在地及び代表者の氏名 ) (2) 申立ての趣旨及び理由並びに申立ての原因となる事実のあった年月日 (3) 前 2 号に掲げるもののほか 規則で定める事項 ( 調査対象外事項 ) 第 16 条オンブズマンは 申立てが オンブズマンの所轄事項でないもののほか 次の各号のいずれかに該当するものであると認めるときは 当該申立てに係る苦情について調査しない (1) 申立てを行ったもの ( 以下 苦情申立人 という ) が 申立ての原因となった事実についての利害を有しないとき (2) 申立ての原因となった事実のあった日から1 年を経過しているとき ただし 正当な理由があるときは この限りでない (3) 虚偽その他正当な理由がないとき 2 オンブズマンは 申立てがオンブズマンの所轄事項であって かつ 前項各号に該当しない場合においても 調査することが相当でない特別の事情があると認めるときは 当該申立てに係る苦情について調査しないことができる ( 調査の開始 非開始に係る通知 ) 第 17 条オンブズマンは 前条の規定により苦情を調査しないときは 苦情申立人に対し 理由を付してその旨を速やかに通知しなければならない 2 オンブズマンは 申立てに係る苦情又は自己の発意に基づき取り上げた事案 ( 以下 苦情等 という ) について調査を開始するときは 関係する市の機関に対し その旨を通知しなければならない ( 調査の中止 ) 第 18 条オンブズマンは 苦情等について調査を開始した場合においても 調査を続けることが相当でない特別の事情があると認めるときは 調査を中止することができる

2 オンブズマンは 前項の規定により苦情等の調査を中止したときは 次の各号に掲げる苦情等の区分に応じ 当該各号に掲げるものに対し 理由を付してその旨を速やかに通知しなければならない (1) 申立てに係るもの苦情申立人及び前条第 2 項の規定により通知した市の機関 ( 以下 調査対象機関 という ) (2) オンブズマンの発意に基づくもの調査対象機関 ( 調査の方法 ) 第 19 条オンブズマンは 苦情等の調査のため必要があると認めるときは 調査対象機関に対し 説明を求め その保有する文書その他の記録を閲覧し 若しくはその提出を要求し 又は実地に調査することができる 2 オンブズマンは 苦情等の調査のため必要があると認めるときは 関係人又は関係機関に対し 質問し 事情を聴取し 又は実地に調査することについて協力を求めることができる 3 オンブズマンは 専門的又は技術的な事項について 特に必要があると認めるときは 専門的機関に対し 調査 鑑定 分析等の依頼をすることができる ( 出資団体等の調査への協力 ) 第 20 条市が出資又は補助その他の財政的援助を行っている団体であって規則で定めるもの及び地方自治法 ( 昭和 22 年法律第 67 号 ) 第 244 条の2 第 3 項に規定する指定管理者は 前条第 2 項の規定による調査について 協力するよう努めるものとする ( 調査結果に係る通知 ) 第 21 条オンブズマンは 苦情等の調査の結果について 次の各号に掲げる苦情等の区分に応じ 当該各号に掲げるものに対し 速やかに通知しなければならない (1) 申立てに係るもの苦情申立人及び調査対象機関 (2) オンブズマンの発意に基づくもの調査対象機関 ( 勧告及び意見表明 ) 第 22 条オンブズマンは 苦情等の調査の結果 必要があると認めるときは 関係する市の機関に対し 当該苦情等に係る市の業務について是正等の措置を講じるよう勧告することができる 2 オンブズマンは 苦情等の調査の結果 その原因が制度そのものに起因すると認めるときは 関係する市の機関に対し 制度の改善を求める意見を表明することができる 3 オンブズマンは 申立てに係る苦情について前 2 項の規定により勧告し 又は意見を表明した

ときは 苦情申立人に対し その旨を速やかに通知しなければならない ( 勧告又は意見表明の尊重 ) 第 23 条前条第 1 項の規定による勧告又は同条第 2 項の規定による意見表明を受けた市の機関は これを尊重しなければならない ( 措置の状況の報告 ) 第 24 条オンブズマンは 第 22 条第 1 項の規定による勧告又は同条第 2 項の規定による意見表明をしたときは 当該勧告又は意見表明を受けた市の機関に対し その是正等又は改善の措置の状況について報告を求めるものとする 2 前項の報告を求められた市の機関は 当該報告を求められた日の翌日から起算して60 日以内に オンブズマンに対し 是正等又は改善の措置の状況について報告するものとする 3 オンブズマンは 申立てに係る苦情について前項の規定による報告があったときは 苦情申立人に対し その旨を速やかに通知しなければならない ( 勧告等の公表 ) 第 25 条オンブズマンは 第 22 条第 1 項の規定による勧告若しくは同条第 2 項の規定による意見表明をしたとき 又は前条第 2 項の規定による報告があったときは その内容を公表するものとする 2 オンブズマンは 前項の規定による公表をするに当たっては 個人情報等の保護について十分な配慮をしなければならない 第 5 章補則 ( 活動状況の報告 ) 第 26 条オンブズマンは 毎年 その活動状況について 市長及び議会に報告するものとする ( 市民との交流 ) 第 27 条オンブズマンは 前条の規定によりその活動状況を市長及び議会に報告したときは これを公表するものとする 2 オンブズマンは 前項に掲げるもののほか その活動に関し 積極的に市民に情報を提供するとともに 市民の意向を把握する施策を講じるなど市民との交流に努めるものとする ( 専門調査員 ) 第 28 条オンブズマンの職務の遂行を補佐するため 専門調査員を置くことができる 2 専門調査員は 行政に関し優れた識見を有する者のうちから 市長が委嘱する

3 第 5 条 第 9 条及び第 10 条の規定は 専門調査員について準用する ( 委任 ) 第 29 条この条例の施行に関し必要な事項は 市長が定める 附則 ( 施行期日 ) 1 この条例の施行期日は 市長が定める ただし 附則第 3 項の規定は 公布の日から施行する ( 平成 13 年規則第 6 号で平成 13 年 3 月 1 日から施行 ただし 第 4 章の規定 ( 苦情に係る部分に限る ) は 同月 5 日から施行 ) ( 経過措置 ) 2 この条例は この条例の施行の日 ( 以下 施行日 という ) の1 年前の日から施行日の前日までの間にあった事実に係る苦情についても適用し 当該 1 年前の日前にあった事実に係る苦情については 適用しない ( 準備行為 ) 3 第 8 条第 2 項の規定によるオンブズマンの委嘱のために必要な行為は この条例の施行前においても行うことができる ( オンブズマンの任期に係る特例 ) 4 この条例により最初に委嘱されるオンブズマンのうち市長の指定する1 人の第 1 期の任期は 第 8 条第 3 項の規定にかかわらず これを1 年とする ( 検討 ) 5 市は 施行日から5 年以内に この条例に基づくオンブズマン制度の運営状況について検討を加え その結果に基づいて必要な措置を講ずるものとする 6 札幌市特別職の職員の給与に関する条例 ( 昭和 26 年条例第 28 号 ) の一部改正 省略 7 札幌市職員等の旅費に関する条例 ( 昭和 26 年条例第 31 号 ) の一部改正 省略 附則 ( 平成 15 年条例第 33 号抄 ) ( 施行期日 ) 1 この条例は 公布の日から施行する 附則 ( 平成 20 年条例第 36 号抄 ) ( 施行期日 ) 1 この条例は 市長が別に定める日から施行します ( 平成 21 年規則第 7 号で平成 21 年 4 月 1 日

から施行 )