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一 50 一ザ14 曲 Φ14ΦΦ14Φ8φ14ψゆゆΦ14ΦΦ 猀亀左攀中左匂塞インドの鉄鉱石墨攀亀攀中左 5 4 亀亀室 14141414Φ14ΦΦ1414144 曲 Φ144Φ81414 地質相談所 1963 年目本鉄資源の需要の85% 以上は海外に依存しその約 5 分の1の580 万トンはインド ( ゴアGoaを含む ) から輸入され1963 年の国内鉄資源の生産量 419 万トンの約 1.4 倍に相当する ( 第 1 表 ). クリジナン (Krish nan) によればインドの鉄鉱石の確定推定鉱量は64 億トンで東南アジアにおいて第 1 位である. 日本鉄鋼連盟案によればインドの鉄鉱石の日本への輸出見込みは1970 年 1,800 万トンでこれは日本の輸入鉄鉱石見込み総量の約 40% に相当するとのこ. とである. これから第 1 表項. 国内生産鉄鉱石砂鉄硫酸焼鉱 (Fe50% 以上 ) 輸入 1963 年目本鉄資源供給関係目量備単位 : 万トン考見ても日本の製鉄業は将来共にインドの鉄鉱石に依存することが如何に大であるかがわかる. インドの鉄鉱石について認識を高めるためにその賦存状況 利用状況などを明かにすることは有意義と思う. 第 2 表インド鉄鉱石地質的分赤地層 i 鉱石の性質 iおもな産出地方先カンブリア紀層塩基性超塩基性堵花鵠閃緑岩花鵠岩縞状鉄鉱層 ( ダルフル層 ) ( 変質 ) アラバリ層㐱㤀ㄱアハ ートㄲ㤀ㄷ㜀 鉄鉱石インド含マンガン鉄鉱硫酸焼鉱 (Fe50% 以上 ) 言十 㤸㔸ㄹ平均品位 Fe55.6% 平均品位 Fe57% 平均昆位 Fe59% ヒ コ㐶出所 : 本邦鉱業のすう勢田召和 38 年通商産業調査会版〆 '\, 㼀ムサ東部地方サ両部地方プラナ層 ( クツダパー層 ) フIス ( ビンドヒヤ層 ) ゴンドワナ層三畳紀層ジュラ紀層ラシヤマハールトラップ白亜紀層ウシア層群第三紀層始新層中新層第四紀層含チタンバナジン磁鉄鉱燐灰石磁鉄鉱岩磁鉄鉱 ( 残留 ) 赤鉄鉱 ( 塊状 頁岩状粉状など ) 磁鉄鉱瑳砦赤鉄鉱赤鉄鉱鉄質珪砦赤鉄鉱 鉄質瑳拷鉄石 菱鉄鉱赤鉄鉱 褐鉄鉱鉄石紅土質鉄鉱粘土鉄石 褐鉄鉱鉄石結核紅土ビノ 一ル : シングブームオリッサ : マユル ヘンジマイソールニ南部地方ビハール : シングブームオリッサ : マユルバンジアッサム : シャイアンチァ丘ビハール : シングブームオリッサ : マユルバンジケオンシヤールボナイマイソーノレ : ベラリダルフル南部地方マノ ラシトラ : ラトナギリチャンダマトヒヤプラデシ : バスタールドルグゴアマドラス : サレムトリチノポリグンツールマイソール南部地方ヒマチャルプラデシ : マンデイラジャスタン : シカルジャイプールパンジャブ : モヒンデルガールパチアラアンドラプラデシ : クツクバーマトヒヤプラデシ : ジュツプルボールマトヒヤプラデシ : マニ / ドソールマイソール : ヤプールベンガルビルブームブルドワンビハール : ハラマウカシミルベンガル : ビルブ ムビバール : ラシヤマハール. 斤グジャラートアッサム : 北東地方 ウッタルプラデシ : ナイニタルベンガル : ダージイ Iリング出所 :M.S.Krishnan:Ironore,IronandStee1.1953, 多くの州 ( デカントラップ ; を含む多くの地層からみちび 1かれる筆青補足 1. マンデイ地方 2. カンダラ地方 3. パチアラ地方 4. チモヒンデルガール地方 5. ナイニタル地方 6. シカル地方 7. ジャイプール地方 8. マンドソー 地方 9. シヤジャホーノレ地方 10. インドル地方 11. ダール地方 12. グワリオル地方 13. シブプル地方 14. グナ地方 15. シュブルポール地方 16. ダーリ ラシヤーラ17 ローガート18. パイラデイラ19. アウラング炭団箆 0. スタール炭田 21 ゴール22. ラシマハール丘 23. シングブーム地方 24. ラニガンジ炭田 25 ブルドワン地方 26. ビルブーム地方艀 ダ山ジイリング地方 28. シャイアンチァ丘 29. マユルバンジ地方 30 ケオンジヤール地方 31. ボナイ地方 32. ダイエテリ地区 3 包. チャンダ地方 34. レディ35. グンツール地方 36. グノー 他方 37. クッダパー地方 38 ネロル地方 39. ハイダル地方 40. グルバルガ地方違至 ビジヤヅル地方 42. ダルフル地方 43, ベラリ地方 μ. チグマカルール地方 45. ノオスカルテ地方 46. チタルド同一グ地方 47. ツムカール地方 48, サレム トリチノポリ地方

キス 二〆 デリー / 一レ / 俗夕 鮒 ' \ s ベンカノレ湾インドの地質図中国 グ祭 ダ w) ン例鰯第三紀層 [: コデカントラップ層目 ヨ上部古生層中生層皿mm皿プラナ層中生層 コ花商号騒萎萎嚢萎嚢ダルフル層嚢結晶片岩層崖状インドの鉄鉱床はいろいろな地層中に胚胎するがその多くは中生代以前の古い地層中に存在する. 現在とくに重要な鉄鉱床は最も古 v' 先カンブリア紀層中に賦存する. それよりも比較的着い地層中にも相当な量の鉄鉱石が含まれその中そこはかって地方製鉄家によって使用されたものもあるが蔦品位の赤鉄鉱鉱石の大鉱床カミ発見されたために赤鉄鉱塊鉱が重要視されるやうになった. インドの鉄鉱珂ま起源上大別して沈澱源と火成源とがあり重要なのは沈澱源であってこの起源に属する. 日本向輸出鉄鉱石は 1. 沈澱源の鉄鉱石 (a) ダルフル (20harW 砒 ) 鰯 A. 縞状赤鉄鉱鉱 ; 百 インドで景重要卒鉄鉱床は沈澱源の縞状赤鉄鉱鉱石からなるもので南インド ( マイソール Mysore1. マノ ラシトラ [Maharastra] ゴア) と北インド ( ビバFル [Biharトオリツサ Orissa] マトヒヤプラデシ[Madhya P adesh1) の太古代のダルワノレ層中に賦存する原岩は

怵帖,5 釦へ雪漁 グ熔二 φ 鉄鉱床 鉄鉱山山km鉱山〧第 2 図ビハール オリッサ両部地方鉄鉱床分布歯赤鉄鉱と珪酸鉱物を主とする縞状赤鉄鉱珪岩である吉その地方は高温多湿の気候のため. 紅土化と呼ばれる風化作用を受けることか多い. 原岩カ海土化を受けると珪酸分が流れ去り鉄分濃集作用雅さかんに行なわれその結果凹凸な地形ができて一般に突出した峯や丘の瞑きが形成される. ビノ 一ル オリッサ茜部地方に分布する鉄鉱床の多くはその好例である ( 第 2 図 ). 縞状鉄鉱石の重要なのは紐主化を受け塊状化した鉱石の分布の広いことである, 過去の数多くの試錐結果が示す如くこの紐主化のおよぶ深さは最も深 くて約 30 mmであってしたがって地下に向っている坑道の多くは最深 30 血止まりでそれ以上は未富鉱化の低品位鉱のため未稼行のままのことが多 v'. そのために鉄鉱床の多くはその表面またはその近くではFe60% 以上の高品位鉄鉱有を含むが他方紅土化の及ばぬ大量の低品位鉄鉱石カミ通常その下部に伴われている. この高品位鉄鉱石が製鉄業の鉄鉱石原料としてもっぱら利用され日本輸入のインド鉄鉱石の大部分はζの種の鉱石で占める. この種の鉱石の主産蜘まつぎの通りである. オリッサのマユルバンジ (Mayurbhanj) のダイテリ (Daiteri) 地区ビハール オリッサ西部地方 ( キングブーム (Singbb humm ) ケオンジャール(Keonjhar) ボナイ((Bonai) の各埴方 ) ビハール オ { ツサ東部地方 ( マユルバンジ地方 ) マトヒヤプラデシのバスタール (Baster) とドルグ (Drug) の両地方 (5) アンドラプラデシ (AndraPradesh) のネロル (Ne1-1ore) 地方など (6) マイソール北部地方 ( タノ岬ルとベラリ (Bellary) の両地方 ) (7 マイソール商都施方( チタ帯ガルール (Chickエnagalur) チタルド鴬kmダ (C 肺抽亘伽 og) ノオスカナラ(North Kanara) などの各地方 (8) ゴア地方 (9) マハラシトラの茅トナギリ (R&tnagiri) とチャンダ (Ch 狐曲 ) の繭地方 10ピ弾チャルプラデシ ( 副皿 acha1pradesh) のマンデイ (M 繊的地方 ωパンジャ ブ (Pmjab) のカンダラ (Kangra) 地方 & ビハールけ1 サ西部地方( 第 2 図 ) この地方で最も顕著な鉱床鮮は南シングブームよりケオンジヤール1 妹ナイの近擦地方にわたって延長約 50k 甲の山脈をつくり乳遂カ所の短い間隙を除いて連続する塊状赤鉄鉱鉱床でそれらはこの山脈の大部分をおおっている. ごの山脈の北部には平行鉄鉱層があり同じ鉱層が断層や籟胸紀よって繰り返され高品位鉄鉱石によっておおわれ平行等斜摺菌をつくる.. この地域はアイロンベルト (Ircm醐 t) と称され世界有数の高品位鉄鉱石地帯である北米五大湖地方のスーペリイオル (Supe ior) 糊付近の鉄鉱床地帯ときそうものである. インド地質調査剛はるとこの型の鉄鉱床の総理歳星は約 80 億トンと見積られそのうち確定鉱量は27 億トンといわれている. この地域内で1 億トン以上の埋蔵量を占むる鉄鉱層につぎのものカミある. ノアムンデイ鉱山 (Noammdi) ブダブル (Bu 狛 B 蛆口 ) ササングダ (Sasangda) ジョグイースト (JodaEast) ゾルバールブル (Durl arbum) 埋蔵量 2.8 億トン埋蔵鐙 1.5 億トン埋蔵量 4.2 億トン埋蔵量 1.3 億トン埋蔵量 1 億トンササングダの一部にキリブル (KiriBum) 鉱山茄ありFe60% 以上の赤鉄鉱が約 1.7 億トン埋蔵し1956-61 年に肩本 アメリカ合衆国の協力のもとに. これを主として対目輸出向けに開発する計画カミ造められ1961-6 年に具体化されることに在っている. 他方目本攻府カミこの地方の鉄鉱床開発に対し1957 年に800 万ドル相当の円借款を与えて鉄鉱山開発に寄与し代償として 1964 年より日本は採掘鉄鉱石年 200 万一 400 万トンの輸出を受けることに泣っ危. b. ゴア地方 ( 第 3 図 ) ゴア地方の鉄鉱床は北酉から南東に長くつら癒る鉄鉱石山脈としてほとんどゴ

一 b5 一ある. 表面の部分はFe63-66% で燐の含有率が少ない. シリカトンぺ一ルヘ ーシ ( \ ペガバネム! ペサコルダ々レイベ ノ コステJ 〆 \ ぐ〆犬マンガン鉱 81 帖第 3 国ゴアの鉱山分布図ア全域を縦貫している. 鉱石は主として結晶質粒状 (1 部はち密貿 ) 赤鉄鉱よりたりところによって多少の磁鉄鉱または時にマンガン鉱を伴う. 一般に紐土層によって広くおおわれその下に下方に向って粒状鉱 粉状鉱 ( ブルーダスト [BlueDust] とV われる赤鉄鉱の微粉よりなる ) 未富化鉱( 紅土化を受ない初生鉱 ) または粘土の順に堆積している. 総埋蔵量がユ.5 億トンといわれる. 生産された鉄鉱石がすべて輸出に向けられ輸出先は主として日本と西独である. 日本の鋼管鉱業会社がこの地方の鉄鉱業に対して戦後 2 回にわたり合言十 334 万ドノレを投資した. セント '1 搬 11oN 粁!8}45 一 N.31M6 角 :M 8 45` 冷帥 N.9 桝蜘ミ仙 1キロ ; 射.1 鳶 ] も鉄鉱床ノし _ 山一独mm 8101 月 ' 8 湖一第 4 図ノVラデイラ鉄鉱床分祢図 ε. 西部ドルグ地方ドルグ地方のダーリ (Dham) ラジャーラ(Rajhara) の丘に存在する鉄鉱床は平地の上厚さ120mの鉄鉱層をなし延長 30kmにわたって分布し千枚岩および縞状赤鉄鉱珪岩を伴い鉱石はごく少量の磁鉄鉱を含む塊状赤鉄鉱鉱石である. その埋蔵量はFe66-69%1.2 億トンである. そのほかに縞状赤鉄鉱鉱石の埋蔵量 1 億トン以上の産地として次のものカミある.. パイラデイラ ( 理醐 8 欄 a) 地方 ( 第 4 図 ) マトヒヤプラデシのパスターノレ地方の縞状赤鉄鉱層はパイラティラ ローガート (Rowghat) などの地方に著しく発達する. パイラティラの鉄鉱層はほとんど縞状赤鉄鉱珪岩と含鉄片岩の接触部付近に産する. 主要鉄鉱層の数は14で南北に走る東西 2 列の山稜より底るパイラティラ山脈に沿うて胚胎する. 東部の延長は庸北牟 16km 西部の延長は同様に18kmでありFe60-69% の鉄鉱石カミ36 億トン埋蔵すると推定される. 日本は年 400 万トンの鉄鉱石を出鉱することを前提条件として3 鉱床だけを1960 年に調査した. その結果 No.5のみが Fe67% の鉄鉱石 1 億トン埋蔵することがわかった. a. ローガート地方バスタール地方でパイラデイラの鉱床に匹敵しうる良質の鉄鉱石を祷っ鉱床にローガートの鉄鉱床がある. インド地質調査所によると深さ45mまでの縞状鉄鉱石の埋蔵量は合計 7.4 億トンで正マイソールのケムマンクンデイ (Ke 血 mmangmmdi)( 第 5 図 ) 埋蔵量赤鉄鉱 1.35 億トン磁鉄鉱 3.25 億トン合計 4.6 億トン邸 イソールのベラリ ( 腕 11 眺 y) 地方埋蔵量 67%1.3 億トン Fe60 一湿. 縞状磁鉄鉱鉱 石局部的にまたは火成岩の貫入を受けて変質した縞状赤鉄鉱チャートは石英磁鉄鉱岩に変り若干の地域 ( プドラス [Madras] のサレム [Sa1emトトリチノポリ[Tri- chinopo1y] の地方 南マイソール ) に相当重要な磁鉄鉱鉱石カミ埋蔵されている. これらの鉄鉱石は約 Fe35-40% の低品位のもので製錬業に利用するには適当な大きさに砕き選鉱する必要がある. 以前には高品位の部分のみ年製鉄に利用されたこともあるが元来磁鉄鉱鉱石の還元作用が赤鉄鉱鉱石ほど容易に行なおれないのと低品位のため高品位赤鉄鉢鉱石の大量発見後は全くかえりみられ注くなっていた. 最近になり技術の進歩と共に使用されるようになった. その例としてマドラスのサレム地方の磁鉄鉱鉱石をあげることカミできる. すなわちこの地方の鉄鉱石は高炉用以外の製銑試験にしばしば利用されている. この種の鉄鉱石の主要産地は次の通りである a. アンドラプラデシのグンツール (Guntur) 地方 b. マドラスのサレム トリチノボリ地方埋蔵量 3 億トン. マイソールのチグマカルール地方埋蔵量 3.25 億トン (b) アラバリ (AraYa11i) 層ラジャスタン (Rajasthan) とパンジャブの鉄鉱石は太古代 1こ属するナラバリ層中に存在する. この鉄鉱石は石灰岩 珪岩哨岩 角礫岩を母岩とする赤鉄鉱鉱石および赤鉄鉱を伴う磁鉄鉱鉱石であり基底の負閃石質片一

一 54 一一 ' 門!178 球デ 4ソニ )r 幻附 いξ1 六歌マング幕 7(.,4 樺鉱床第 5 図マイソール南部地方鉄鉱床分布図層中に鉄鉱石が産する. この鉄鉱床は小さくて重要でない. (d) その他の先カンブリア紀属中の鉄鉱層艶 ビハールのバラマウ ( 賄 Eamm醐 ) 地 ' 方この地方に結晶片岩からなる地層中に下部に磁鉄鉱片岩層を伴う磁鉄鉱層が発達する. ゴール (Gore) 付近に延長 600m 幅平均 27m 平均品位 Fe55-60% の富鉱部カミ存在する岩中にも鉄鉱石が産する. この種の鉄鉱石のおも荏産地は次の通りである. 愮戮䌮ラジャスタンのシカル (Sikar) ジャイプル(Jaip 虹 ) などの谷地方パンジャブのモヒソデルガール (Mohindergarh) とパチァラ (Patiala) の両地方マトヒヤプラデシのグワリオル (Gwalior) 地方アラバリ層に対比されるグワリオル層の鉄石頁岩層中にこの地方の鉄鉱石が産する合計の厚さほ約 600mmである (c) プラナ ( 肺胞皿 a) 層一インドにおv て太古代の上部層より古生代カンブリア紀の下部層までにわたる地層を総称してプラナ層といv' この地層中とくに多量の鉄鉱石を含む地層としてクヅダパー (Cuddapah) 層とビンドヒヤ (Vindhya) 層をあげることカミできる. a. クッダパー層この地層中には局部的に鉄質の富鉱部層が存在しやや大規模衣らば稼行可能な鉄鉱床カミある. この種の鉄鉱床はアンドラプラデシのクツダパー地方に産する.' マトヒヤプラデシではクッダパー層に対比されるビジャワノレ (Bijiw 争 r) 層中に鉄鉱石が産する. その母岩は礫岩 角礫岩 石灰岩 珪岩 頁岩である. おもな分布地域はインドル (Indor) ダール (Dhar) シュブルポール(Jubbulpore) などの各地方である. とくに大きいのはシュブルポール地方の珪岩頁岩を母岩とする雲母質鉄鉱層でFe45-61% の鉄鉱石 1 億トンを埋蔵する. 止. ビンドヒヤ層ビンドヒヤ層の砂岩 頁岩中にある程度まで鉄質のものがありマトヒヤプラデシのマンドソーノレ (Mandsor) 地方のものだけカミ顕著でこれらの地層中にあまり有用な鉄鉱床が知られていない時々褐鉄鉱のポケット 結核がこの地層申に見出される. マイソールのビジャプル (Bijapurプグルバルガ (GuIbarga) の各地方のビンドヒヤ層のビーマ (Bhima) b. その他ベンカノレ (BengaI) ウッタルプラデシ (UttarPradesh) ケララ(Kerala) ヒマチャルプラデシの先カンブリア紀層中にも鉄鉱層か見出される. ( ) ぎンドワナ (GcmdWa 皿 a) 鰯 a. 下部ゴンドワナ麗 A ベンガルのブルドワン (Burdwan) 地方ベンガルとビハールにまたカミる地域に下部ゴンドワナ層 ( 中部二畳紀層 ) のダムーダ (Damuda) 統カ溌達しその中の鉄鉱頁岩層中に菱鉄鉱系統の粘土鉄鉱が産する. その中心地域はベンガルのブノレドワン地方のラニガンジ (Raniganj) 炭田でその鉄鉱頁岩層の規模は東西 40km 幅 2-3km 厚さ平均 420mで多くの人々により計算されたところによれば推定鉱量は5 億トン予想鉱量は20 億トンである. 表面より6-9mの深さでは鉄鉱石は灰色の炭酸鉄より庄るカミ表面の褐鉄鉱は酸化作用 水化作用によって原炭酸鉱から導かれたものカ柱体となってv' る. 鉄鉱石は菱鉄鉱の粘土鉄鉱を含みその菱鉄鉱鉱石は地層中に薄いレンズになって不規則に分布する. 鉄鉱レンズ結核は地層の容積の5-7% をつくるところがあるといわれる. これらの鉄鉱石は実際にベンガル鉄鋼会社とその前身によって1875-1914 年高炉で使用されていた. その鉄鉱石の平均品位はRe43.9 % の低品位である. その後高品位の赤鉄鉱鉱石茄多劃こ発見されたためにこの種の鉄鉱石は製鉄原料として利用されなく在ったが近年になり再び注目されるようになってきた. ラニガンジ炭田の東方では鉄鉱頁岩層のみならずその下のバラカル (Barakar) 層または真上のラニガンジ層中に少量の粘土鉄鉱 褐鉄鉱の結核カミ見られる. B. ベンガールのビノレブーム (Birbhum) 地方下部ゴンドワナ層のマノ デバ (Mahadeva) 層中にも粘土鉄鉱カミ産する. C. ビノ rレのパラマウ地方この地方のアウラン

ガ (Auranga) 炭田 フタール ( 且 utar) 炭田などにもダムーダ続の鉄質頁岩層中に粘土鉄鉱が存在しとくにアウランガ炭田では鉄質頁岩層の分布が広く以前にはこの鉄鉱石が地方製鉄に利用されたこともある b. 上部ゴンドワナ層上部ゴンドワナ層の鉄鉱石はアンドラプラデシの砂岩中に鉄鉱石結核として産しがって利用されたが重要なものでない (f) ジュラ紀層ラシマハールトラップ ( 馳切出 ah 叩 ) 岩この岩層中に鉄鉱結核が含まれ以前に小規模に製鉄されたことカ重ある. その産地はベンガルのビルブーム地方とビハーノレのラシマノ 一ノレ丘である (g) 白亜紀鰯ウミア ( 町mmi3) 層群グジャラート (Gujerat) には下部白亜紀層のウミァ層灘の最上部近くに紅土質鉄鉱が産するが近代産業にとって重要なものでない (h) 第三紀層黎. 始新編アッサム (Assam) の東北地方において始所期の炭層中に粘土鉄鉱の薄層と頁岩 砂岩中に褐鉄鉱質の薄層がある. 風化した露頭には一種の鉄鉱石礫があり不純物か多い b. 中新層ウッタノレプラデシ アッサム マドラス等の中新層中にはすべて高品位の鉄鉱結核を含み以前には上述の地方でそれぞれ鉄鉱石として利用された. おもな産地はウッタノレプラデシのナイニタル (Nainita1) 地方 ベンガルのダアシイリング (Darjee 1ing) 地方などである ( 工 ) マトヒヤプラデシのマンドソール シブプル グナなどの各地方 (2) マイソールのハイダル (Bider) 地方 2. 火成源の鉄鉱層インドでは火成源の鉄鉱床は沈澱源の鉄鉱床に比して重要なものカミない. その中心地方はマイソール シングブーム マユルバンジなどである. そのうち塩基性超塩基性火成岩貫入体に伴う含チタン磁鉄鉱体が比較的広く分布している. aシングブームとマユルバンジの両地方の合チタン磁鉄鉱この地方の磁鉄鉱鉱肩ははんれい岩質超塩基性火成岩中に薄い脈 レンズ ボッケトをなして産しいくくらかのバナジン分 (V.0.O.59-4.84 弛 ) を合む bマイソールの合チタン クロム磁鉄鉱この地方の合チタン クロム磁鉄鉱は超マブイック岩中に胚胎しクロム鉱物としてクロム鉄鉱が存在するこの鉄鉱石の製錬を工夫すればこの鉱体の若干は稼行可能となるであらう Cシングブーム地方の燐灰石磁鉄鉱この地方の南東部銅地帯の花筒閃緑岩中に燐灰石 磁鉄鉱が含まれるこの鉱石は銅鉱体の上盤側に普通雁行するレンズとして見出される. 鉄床は比較的小さくて鉄銭石資源として重要でない. dシングブーム地方の磁鉄鉱この地方の片岩質マグネシア岩層中に磁鉄鉱鉱床が鉱粒 不規則な形 鉱脈として産する eアッサムの磁鉄鉱この地方の花厳岩質岩は深さ9-12m まで風化されおリその中に磁鉄鉱粒が含まれている fアンドラプラデシのクルノール (Kurool) 地方の赤鉄鉱この地方の鉄鉱床は太古代の片麻岩と低部のクツダパー層を切る断層中の赤鉄鉱の交代鉱床で鉱床は約 8kmの距離にわたって賦存し露頭から30mの深部までの埋蔵盤は約 370 万トンである 9ビハールのパラマウ地方の磁鉄鉱 赤鉄鉱この地方の下部ゴンドワナ層のバラカール層中のこうはん岩は磁鉄鉱 赤鉄鉱を合む (i) 第四紀層組土デカン ' トラップ (Deccantrap) 岩の表面またはその近くにおいて熱帯性の風化作用が行なわれ紅土の塊状層ができ多くの場所において鉄分に富み多分平均品位 Ee25-30% に達しているであろう. 紅土はチタン ボーキサイト (Bauxite) を含む. その岩石はとくにシブプノレ (Shivpur) とグナ (Guna) の両地方に多くそこでは特徴的なカミけを時々つくる厚い岩帽が見られる. 普通紅土は多孔質である. おもな産地は次の通りである第 3 表インド重要縞状赤鉄鉱鉱石平均分析値一 ' 1 I 1 一' 山 1u 平均分析値 % 地域名 Fe PS Si02 A1203 不溶物シンヲヲ = ム ' 転 g 疵五訂ケオンジャールKeonjhar शヒ アストル㠸 र 㜴 र 䄉乁 ल 㔀パイラティラBailadi1a 68.47 O.096 O.040 NA NA NA ローガートRowghat 63.80 O.086 NA 1.94 NA NA ラジャーラRa 畑 re( 地表 ) 66.35 0,058 0.108 1.44 NA NA ラシャ^ラRajhara( 試錐孔 ) 68.56 O.064 O.071 0.71 NA NA ケムマンクンデイ Kemmmangmdi 62.71 0.074 0.034 1.41 2.90 サンデュールSandur 64.86 O.068 O.065 O.94 2.82 उउन 㔮 レディRedi 60.6 0.042 O.018 3.47 3170 उउ ㄳ ヒ コ 㐰不溶物 NA 資料なし () 最大値を示す出所 :IndiaoMineralsYear3ook,1960

第 4 表インド主要磁鉄鉱舷石 菱鉄鉱鉱石分析値ム 血名凄 = セントク ラム茅トマ誌 " センチ, 苔冷ツがプ苧酬質菱鉄率 1 磁鉄鉱 蔓チタ姦 ' 姦ナ姦姦鉄欽言ク ラム銚䙥 卩〲 呩〲 䄱 テ シ䍡〥䵧〥 P 男 05% 匥他 % 舳所 : 㐷 ⰷ 㠮㘀㐬〴 匵 㔷 灼滅ㄶ 㘵 ⰳ 㜀㐬 ㄲ 㔰 ㄵ ほ 㔶 ⰷ 㠀 㔷ㄳⰸ 㐀 㠳痕跡伮 㤷嘲〵 0 59 㐴 㐀ファラット ⰲ 㔀ㄬ㤲 㜲ㄬ 㔶 ⰸ 㠸ㄱⰶ ㄬ㜹 㜲ㄬ㔸 〴㤀 Cr 望 03 ヒ アストル〹䴮匮䭲楳桮慮㩉牯湯牥 Ⱪ 牯䥬慮摳瑥攱 ⱓ 敲楥 A,Econ Geol.Bu11,Geo1.Surv.India,1954. 埋蔵鑑第 5 表インド鉄鉱石埋蔵量単位 1 億トン種. 類確定推定鉱量 8 子 1 想鉱量 ' ㄱ 赤鉄鉱鉱石 i53161175 o 簑鉄益褐簑鉱簑鉱引 1111 1ζll { I''1て 1 'r1 山 1 王.; ボ 出所 :M,S.Krishnan:IronoresofIndia,1955,149. 上表より考察すれば全埋蔵量の83% カミ赤鉄鉱鉱石の埋蔵量に相当し磁鉄鉱鉱石と菱鉄鉱質褐鉄鉱質鉱石はそれぞれ8% と9% である. 一賦存状況より考察すれば赤鉄鉱鉱石はビハール オリッサ マトヒヤプラデシマノ ラシトラ マインーノレ ゴアに多く磁鉄鉱鉱石はマドラス0アンドラプラデシ マイソールに集中し菱鉄鉱鉱石はベンガルにのみ多い第 6 表雌界鉄鉱石主要国別埋蔵量単位 : 億トン国名 1 開発埋蔵量 i 潜在埋蔵量 ; 計カナダ17.5362S.12845,664 アメリカ合衆国 125 54260 422S5 964 ブラジル17.97084.875102.8 妬フランス21.81818.80040,618 ソ連邦 92.46055,710 工 48,172 中国 13.93033.03046,768 インド33.93665.50094,486 日本 O.2390,239 全世界 1290.411421.299711,700 出所 :R.W.HydeandW.W.G1aser,ArthurD.Li 刷 e, 䥮挮 ⱃ 慭扲楤来 ⱍ 慳獡捨畳整瑳 ⱕ 湩瑥摓瑡瑥猬坯牬摍楮浧 ⰱ 㤶㐮第 6 表によればインドの開発埋蔵量は全世界の11.8 % を占めソ連邦の31.8% について第 2 位である. 潜在埋蔵量に関してはインドは全世界潜在埋蔵量の 15.6% を占めブラシノレの20.1% について. 第 2 位である. 総埋蔵量に関してはソ連邦 (20.6%) ブラシノレ (14.5%) についでインドは14.O% を占め第 3 位である. いずれにしても埋蔵量の点では量はアジアでは第 1 位である. 生窮 7 表州アシドラプラデシビハールマトヒヤマニ ;; て1 産 1960 牢インド ( 除ゴア ) 鉄鉱石品位別生産量インドの埋蔵単位 : トン名 1Fe 雛害一 漂 ヘクタール一 需一 葦炉辮ラマイソールオリッサバンシャブラジャスタン言十全生産に対する割合 % mm所 : ⰳ 㘷 ⴱ 弱 ⴀ ハ ーツ㔵 ⴱ 㤰 㔱弱ㄬ㐹ヒ アストル㜷㠀 16 二 540i 帆! ㄺㄺ汬㔹 㘸ㄬㄱヒ アストルㄳ 㘀 匳㜀ㄶ㔮㘶㤱ヒ コヒ アストル㤱㤱 ⰷ 㐸 㘹 㐵㔬ヘ ソ㤀 123 46822 94 '5 811 ㄶ㠬匶 㤲 㐷ㄬヘ ソ 㐶㔀ㄬ㐴㘮㘶㐀 㔮㠴ㄶ㘲 㘵 フィートㄴ㜮〲㘀 㔳㔱 ⰲ〴 〴㠴 〳㐵 㘹ㄱ㠷㔰㠲 ⰹ 㠳ㄲⰳ 㜵 ⰳフィート λ 小 卜 卜 '1 τ ド;; 䥮摩慮䵩湥牡汳奥慲䉯潫 ⰱ 㤶 ゴアを除 V た全インドで1960 年は生産した鉄鉱石の平均鉄分は61% であった. 第 7 表は1960 年ゴアを除いた全インドの鉄鉱石品位別生産量表である. 同表によれば全生産量の約 16% はFe67-65% 品位の鉄鉱石でマイソール州にはこの品位のものが最も多く生産する. ビハール州の場合はFe65-63% 品位の鉱石が最も多く生産し全インドのこの品位の生産量は全生産量の23% を占める. マトヒャプラデシの全生産はFe60-58% 品位の鉄鉱石である.Fe58% 以下の低品位鉱の大部分はビノ 一ルとオリッサの両州から生産されさる. ゴアの生産鉄鉱石の平均鉄分は55φである. 各州における過去 5カ年間の鉄鉱石生産傾向を第 8 表に示す第 8 表州アンドラビハマトヒヤマノ フマイオリバンラシャ 1956-60 牢インド鉄鉱房州列生産量名工 956 年,1957 年 11958 年 1959 牢!196; 年一プラデソプラデソシトソーツジャスク計出所ゴア :1962 '0 牢インド鉄鉱房州列生産量 ( 単位 : 万トン ) 1 1 轟 1 雇 1 三岳 年 長 奉厄 ; ギ ऱउउ 1 11 ' ' 一一デシ 42.5 27.2 21.O 22.6 32,3 ノレ 187.7 197.6 226.2 323.4 284.7 一, アシ 3.3 3.1 23.4 41.4 141.9 ラ 12.9 12.4 14.6 32.5 32.O ノレ 57.3 59.1 97.2 105,4 187.2 サ 1ア9.9 207.8 219.7 261.5 373.5 ブ 1.5 2.2 1.7 2.O 1,2 タン 12.4 7.4 9.2 9.4 12,5 ア 208,O 220.0 288.9 302.5 576.4 一 ' 11 一一.' 一一 1497 61516 7 906.5 1,105.6 1,654.0 㨱湤楡湍楮敲慬獙敡牂潯欬ㄹ㘰䵩湥牡汙敡牂潯欬癯産産鐙 1 二よる鉱山分布 ( ゴアを除 <) 1960 年の全鉄鉱石出鉱のμ% 以上が年産 50 万トン以上の5 鉱山によって生産される. 約 27% は年産 10 万一 50 万トンの13 鉱山によって占められる. 年産 1 万トン以

一 b7 下の鉱山は140で1960 年における生産量は全生産量の 4% 以下と報告された. 第 9 表は1959-60 年の生産量群による鉱山の分布を示す第 9 表 1959-60 年生産量群による鉱山の分砺 ( 単位 : トン ) ' 一 'li 一 一一一 '^ 一 ' 11 1959 年 11960 年 '{, L 1 一 ^ 1 生産量癬 1 : 鉱山数各群の全全生産量 I' こ対するkg山数各群の金全生産量生産量生産量こ対する一 11 ' 一 1 ' 割合 % 1 割合 %'' 一 500まで 62 3,848 36 5,054 O.1 㔰 ㄬ住伉ㄲहⱏ〵 ऱ 㘉ㄱⰸ 㔷 ㄬ估ㄭ㔬 㔱 ऱヘ ソⰰヒ コऱ शオンスㄶ㘬㤹㜉㘀㔬估ㄭⱏ 住 ल 㠉 㔵㤉 㔉 ऱ 㤶 ⰷ 㠲 ऱ ⰰ〱ⴲ 㔮住伉ヘ ニヒश〴ⰶ 㘱 ष ऴ 㘉㜹㔬㔵㤉㜮㐀 ⱏ〱ⴵ 住伉ㄲऴヘ ソⰱ 㤲 व ल 㔉㠹 㐶㠉㠱アハ ート 50,O01-100,OOO 10 726,008 一 g.1 14 1,O05,192 9.5 ㄭ㔰 住伉लⰱ 㜰 ⰲ ल 㜮 लⰸ 㘵 ⰷ 㐵 ल 㘬㐀 500,OO1 以上 4 3,691,665 46.3 5 4,748,63 44.4 一 ''' 一一, 一一計 2277,981,819 ll,, 100.0 巾 鐵麟出所 :IndianMinera1sYearBook,1960. 用途いろv' ろの鉄鉱石中赤鉄鉱鉱石はほとんどすべて製鉄業に利用されている. 赤鉄鉱鉱石に比べて他の鉄鉱石はその利用が低いが現在技術の進歩と共にその利用度が次第に増している. 赤鉄鉱鉱石はもっぱら高炉に利周され径 10mmmm以上の大きさの魏が還元度を増進するために希望されてきた. したカミつて径 10mm 以下の赤鉄鉱は細粒と呼ばれ下従来廃棄されていた. 実際にその細粒は生産物取扱輸送中に相当に生じた. 生成された細粒の量は鉱床ごとに同じ鉱床でも部分ごとにさへも変わるカミ平均してこれは鉱山で取り扱われる鉱石の約 30% を占めるということである. この数字はインド鉱山局によって行なわれた多くの探鉱計画を通して得られたものでこの事実は稼行鉱山の大多数から集められたものである. この中には粉状鉱が含まれてv ない. 第 3 次 (1961-66 年 ) 生産計画に現われた鉄鉱石 3,200 万トンの計画目標と共に生成される細粒の量は約 900 万トンと予想される. インドの鉱山で出鉱鉄鉱石の販売量が多 v ほど生成される鉄鉱石の細粒が多くなる. その上にインド鉄鉱石に対して外国の輸入業者は供給鉱中に径 10mm 以下の大きさの鉄鉱石がごく少量で泣ければならぬことを規定している. したがってそのような細粒を国内製鉄所で消費に利用するか事前処理して輸出するかなどが考えられる. そのためにインド政府は鉄鉱石細粒利用委員会を設けて採掘その他取扱中細粒生成減少の問題 細粒のレンガ化 焼結 ペレット化などの事前処理の問題などを研究 Lている. また粉状鉱は細粒よりこまかい微粉とも称すべきもので鉱床により粉状鉱の階伴星が異在りゴアの鉄鉱床の如く多量の粉状鉱を伴う場合カミあるので細粒同様にその利用が研究されている. 鉱山によっては粒状鉱粉状鉱が将来の利用のために貯えられているところがある. 赤鉄鉱鉱石中の燐分を考えて見る. モヒンデノレガールの鉄鉱石とラジャスタンのわずかの鉄鉱石を除いてすべて赤鉄鉱鉱石は燐分が低く (PO.1% 以下 ) 製鉄にとって条件がよい.P 約 0.2% のモヒンデノレガーノレ地方から高燐鉄鉱石の製鉄に関しで国立製鉄研究所で行癒やれた試験はPO.6-O.7% の鋳鉄がこれらの鉄鉱石から生産されたことを示した. できた鉱津は燐酸肥料に利用される. インドの磁鉄鉱鉱石は主として重媒質石炭洗濯機に利用されている. 石炭に粘着する粒子除去に関して磁鉄鉱は他の媒質砂に比して明かに有利であるためである. 近年直接製鉄法による製錬が研究され全インドに数カ所の製鉄所設立の計画がある. シングブーム マユノレバンジ マイソール マドラスの磁鉄鉱鉱石は少量のバナジンを含む合チタン磁鉄鉱よりたる. 二酸化チタンは難融解鉱津をつくるから含チタン磁鉄鉱を高炉に用いることは適当でない. チタン鋼の特殊型をつくること除いては銑鉄生産用にそんな鉄鉱石を使用することは不経済である. 菱鉄質鉱鉱石は蝦焼して水素発生に利用されている. 製鉄所インドでは製鉄所娃段位置として良質の赤鉄鉱鉱石と粘結炭とが大量入手できる好都合な場所カミ選ばれている. すなわち鉄鉱石として縞状赤鉄鉱鉱石が多量埋蔵するビノ ' 一ル オリッサ西部地方ドノレグ地方バドラバチ (Bhadravati) 地方石炭として強粘精炭を多量に埋蔵するゴンドワナ層の発達するビノ 一ル ベンガル地方が主として者へられ第 10 表の如き位瞳に製鉄所が建設されている ( 第 6 図 ). 第 10 表インドの製鉄能力製鉄所所在地.1 碧糊ジャムシェドプル 䩡 ⴱ 湳桥摰畲. ブルボールBur 叩 re1oo バトラバチBhadravati10 ルールケラー Rou1ke1a 工 00 どライBlilai1OO ヅルカプルDurgapur1OO ( 完成崎の見込み ) 下一同釘気揚犀扇 1 墓 88トン葦基 1 トン 基 ( 電 ) 11111 ㄲ㔰 㔰アハ ート㜰〲 アハ ート 10003 名 04 ㄱフランアハ ートㄲ㔰アハ ート民営民営民営国営国営国営出所 1インドの鉄鋼業 1960 東南アジアの資源構造 1961

ぐ \( rノ第 6 図製鉄所分稲図 (! ソトンく トン\\cぐつナ! ポ チミ帝こつ / \ トン一し 昂ぶ狐ヘクタールにレ㐀戸ピルールケラーレ ソノセント 鉄所以上のほかにボカロ (Bokaro) 製鉄所と8 製鉄所の計画がある. 第 11 表 1959-60 年インド鉄鋼生産量 ( 単位 : 万トン ) 一川一 ' 一 ` 止 1 '1L'1 一 ^1 ' 1 山 I 凸 ' 一生産量項目 ' 1959 年よりの, 竺苧 1 土 セント増加の割合 % 凸 ' 1 一ユ川 I111' 1 一 一 `' 工 1 銑鉄 1246.8 417.5 34 鋼塊 ( 鋳物用金属を含む ) 328.6 33 半仕上鋼 221.3 346.3 56 仕上鍋 176.3 222.3 24 合金鉄 6.7 9.3 39 出肩 :Iro 皿 andsteelcontro11er. 輸出 1956-61 年ゴアを除くインド鉄鉱石の輸出状況を第 12 表に示す. 第 12 表 1956-61 年インド ( ゴアを除く ) 鉄鉱石生産量と輸出量 ( 単位 : 万トン ) 二二 _ ギ1. 砕讐 雪 1 唾崎重唖圭 雪輸出量 他 1 ヨ三撞産量 497.6516.7613.0798.21068131318.1 土建量に対する㐰 ⰵ 㐳 ⰰヒ コⰵヒ ルⴵファラット ⰰ 輸出量の割合 % 出所 :1956 60 年 :I 皿 di 舳 Minera1sYearBook,1960 1961 年 :1962MineralYearhook,Y01.1 最近 6カ年ゴアを除外したインドでは1958 年の輸出量は前年に比して約 16% と著し, く減じている以外生産量の増加にした添って輸出量も増加している. その鉄鉱石の主要輸出国は日本 チェコスロバキア 西独 ポーランド イタリアなどである. 日本は輸出先の首位でその大半を占める. これにつくのはチェコスロバギナで1961 年では全輸出量の28% を示す. ゴアでは生産され年ものはすべて輸出され1961 年の輸出量は65 6.2 万トンで日本への1961 年の輸出量は356.2 万トンで第 1 位を占め西独 チェコスロバキア イタリアなどこれにっぐ. ゴアを含めたインド全体の輸出量は 1961 年約 1,OOO 万トンで3 大輸出国は日本 西独 チェコスロバキアでそれぞれ約 500 万トン200 万トン 100 万トンの輸出量を示す. 第 13 表 1961 年インド鉄鉱石輸出先国別輸出量 ( 単位 : 万トン ) 輸一出量輸出先国.. ゴ1. ア 袴渕茎イ二戸 1 日本 356.2164.5520.7 チェコスロバキア14,999.0113.9 イタリア64,915,780.6 ポーランド1,011,012.0 束ドイツ2.22.2 画ドイツ191.57.5199.0 オランダ11.12,213,3 ノ ソカ リ8.28.2 フランス4.84.8 他 12,041,553.5 言十 656.2351.81008.0 出所 :1962Miner 目 1sYearbook,volume1. 全インドの鉄鉱石の輸出先は貝本 東欧 西欧の諸国に3 大別される. 中間港の発展カミインドよりの鉄鉱石輸出量の増加を予想している. インドの地理的位置は日本および東欧 西欧諸国の速か荏製鉄業発展への鉄鉱石供給基地となることができる. インド産鉄鉱石の性質はブラジノいスウェーデン 南北アフリカのやう抵他の主要鉄資源に比較される位優秀である. これらよりしてインドの鉄鉱石の輸出は今後増加の傾向をたどる. 1965-66 年には輸出総量は1,700 万トンに増加するものと推定される. 港別の割合 1^1 `1' 川 L' 一一輪出港 1959 年 ( 且 ) 1960 年 (b), 一 ' 一一 ', 一マドラス (Mad 胞 s) 18.2 16.2 カルカッタ (Calcutta) 24.8 15.4 ボンベイ (Bommbay) 8.9 13.1 レディ (Redi) 10.5 12.2 クツダロロル (Cudda1ore) 8.2 8.0 マズリハムタ (Masu 晦 ata 皿 ) 5.4 6.4 ペレゲーリ (Belekeri) 1.2 5.7 カルワル (Karwar) 3.9 5.5 マンガロール (M 胴 glore) 4.8 4.8 カ : ドラ(Kandla) 5.3 4.2 カキンダ (Kakinda) 4.1 3.2 ピシカーバタム (Viskb 理 atam) 3.6 2.7 チョーチン (Chochin) 1.1 1.7 パブナガー ル (Bha 平皿 agar) 一 O.4 ボンディチエリイ (Po 亙 dicherry) 一 0.3 一一 ^' 一 1 ' 一 ` 一一 111 一一一 '1 1' 一 1' 一計 ; i 第 14 表 1959-60 年インド鉄鉱石輸出量今出所 1( 恩 )Mo 皿 thlylronandsteelreviewfor1959 潮瑨ㅹ䥲潮慮摓瑥攱剥癩敷景爱㤶 インドのビシカーバタムおよびコアの両港より周本の川崎まで海上距離はそれぞれ7,217kmおよび8,2 弩 1km である.

一 59 一輸出港鉄鉱石の輸出の大部分はマドラス カルカッタ ボンベイ (Bo 皿 bary) を通して行なわれている. ラジャスタンにおいて生産亭れる鉄鉱石は西海岸のカンドラ (Kondla) バプナガーノレ(Bhavnagar) の港を通して輸出された. 西海岸のレディ港はマハラストラ産の鉄鉱石の出口であった. 第 14 表は1959-60 年のインド鉄鉱石輸出の各港別の輸出割合が示される ( 第 7 図 ) 結び日本の製鉄業は1957 年インドの基本銘柄鉄鉱石に対してお為よそユ00 万トンの輸出を受けることを要求しその上鋭意開拓し実際に1960 年 450 万トン1963 年 600 万トン近くを輸入している. 現在日本への鉄鉱石輸出に関してはインドはマレーシアにつぎ多量である. 残存埋蔵量についてはインドはマレーシアに比して比較に狂らないほど大である. 港の発展と貿易契約によりインド鉄鉱石輸帥ま次第に増加しマレーシアの輸出量を追越すことは近い将来のことと思われる. 日本鉄鋼連盟案によれば1970 年目本輸入鉄鉱石要請見込み量約 4,500 万トン中インド分は1,800 万トンと見込まれる. 目下開拓を進めているオーストラリアの鉄鉱石も日本の製鉄業に大いに関係してくるであらうが上述の数字より考えて将来日本の鉄鉱石原料がインドに依存することがますます犬と在る傾向がある. マ \r 斥卿鱗蹄 ) ベニ ぺ 1ン / 柵ヘクタールセントワット1 災炉パ / 一ムベけ1ト払ワットドスりパタ舳ムシセント祉 い巻りノ出所郷 漉繊 1ぺ蝸郷一 山 1 徽グ鋤 ペペ鴛䥮搱慮䵭敲慬獙敡牂潯欬ㄹ㘰 1963 年 : 本邦鉱業のすう勢昭和 38 年通商産業調査会版 ( 編者は宮本弘道 ) (5 頁からつづき ) 地盤沈下の研究としては昭和 33~35 年頃新潟で地盤沈下問題カミ起こり浅層の実態について迅速に調査研究を行在って独白の研究成果を出したがはからずも今回の新潟地震の被災に関して対策を樹てるのにきわめて役立った. 地震に伴って発生したクイックサンド現象については昭和 39 年度新潟被災地におV て18 本の間隙水圧測定井 (25m) を掘りこのほど間隙水圧上昇率地層綴密度 ( または粒径中央値 ) 深度の3 元よりなる特殊のダイアグラムを作成してその図形から地層破壊面深度を知る方法を新しく考案しその深度の平面分布図を描いたところ震害図ときわめて良好な一致を見るに至った. その理論的た裏付けについてはさらに立入って研究を継続している. 昭和 39 年度に吉原市において 輸型井研究 " という実験を試みたことがある. 口径 150mmの浅井戸 ( 一 25 m) を掘り半径 10mの円周上に深度一 5m-10m -15m-20mの側井( 口径 65mm) を掘り井底に間隙水圧計を埋込み中央の本井より水を揚げたり圧入させたりしてその影響赫側井の間際水圧にどのように現われるかを実験したことがある. 浅層の収縮過程の究明については余り知られていないのでこの種の実験は今後も折あれば行なってみたい. 一方恒久的な基礎研究の一つとして地下構造調査観測丼において水位観測を約 2カ年つっ継続してそのデータを収集中である.V まのところ全国 20 地区の水位記録の週期性を検討しているが各地区毎に水位の上下に特色カミあることが削りそれらと年間自然沈下量 ( 水準測量により実施 ) との間にどん注関連カミあるかを土木地質的測定値と照合させながら解析中である. どうも単柾る過剰揚水だけカ茎沈下の原因ではないようである.( 筆者は応用地質課長 )