継続検査 OSS に関して 国土交通省自動車局 自動車情報課 平成 2 年 9 月 9 日 Ministry of Land, Infrastructure, Transport and Tourism 1
変更前 電子保適証と電子自賠責の流れについて 課題等 e-jibai の連携頻度が不透明 1 時間に 1 回が限界と損保側は主張 保適証の AIRAS 登録時に自賠責が AIRAS に到達していない場合 自賠責保険なしとして電子保適証登録がエラーとなってしまう また その後の保適標章発行処理も行うことができない 夜間等 AIRAS サービス時間 (:00~20:00) 外は電子保適証登録ができない 当初イメージ 国 軽検協 指定整備工場 e-jibai から AIRAS への連携頻度が不透明 AIRAS ( 情報処理機関 ) OSS システム 点検整備 自賠責発行 完成検査 1 自賠責発行 2 電子保適証 e-jibai 等 ( 自賠責発行システム ) 整備システム 4 自賠責証情報の紐付け確認 3 電子保適証送信 5 保適証番号 交付年月日 自賠責証情報 電子保適証情報 MOTAS 軽自動車システム 6 保適標章 保適標章発行 旧自賠責情報は e-jibai とは別ルートで電子化されます 2
変更後 電子保適証と電子自賠責の流れについて 変更点等 整備システムから AIRAS への電子保適証情報の送信について 自賠責が到達していると見込まれる時間を考慮し タイムスケジュール等で送信タイミングを調整する 電子保適証番号 交付年月日は整備システム側で管理することとし AIRAS へ送信する 電子保適証番号は指定整備工場毎に重複しないように管理する 紙の保適証番号は電子のものと別管理で問題がない 整備システムに電子保適証を送信を実施したことをもって AIRAS で受信が行われる前であっても 指定整備工場は保適標章の発行を行って差し支えないものとする e-jibai から自賠責情報が到達しないことによる業務の停滞や AIRAS サービス時間外の電子保適証発行が可能 変更イメージ 指定整備工場 点検整備 AIRAS ( 情報処理機関 ) 国 軽検協 OSS システム 自賠責発行 1 自賠責発行 2 電子保適証 e-jibai 等 ( 自賠責発行システム ) 整備システム 4 自賠責送信 6 自賠責証情報の紐付け確認 自賠責証情報 MOTAS 完成検査 5 電子保適証送信 ( 保適証番号 交付年月日含む ) 電子保適証情報 軽自動車システム 保適標章発行 3 保適標章 1 時間程度経過後に AIRAS へ保適証を送信するように調整 3
保適証及び自賠責データの電子化の流れ 使用者 ディーラー ( 指定整備工場 ) 整備業務システム等 保険会社等 (e-jibai 等 ) AIRAS 車検依頼 新自賠責登録 新自賠責発行 車両等の引き渡し 指定整備 検査 保適標章の交付 保適証入力保適標章印刷 保適証情報確定 保適証情報送信 一定期間経過後 ( 自賠責情報が AIRAS に届くタイミング以降 ) に AIRAS に送信 タイムラグ ( 送信頻度 :1 時間に 1 回 ) 自賠責情報送信 保適標章発行情報送信 保適証登録処理結果送信 保適標章発行処理結果送信 保適証情報登録 自賠責存在チェック含む 保適標章発行登録 4
( 補足 ) 保適証集約ファイル ( 整備業務システム AIRAS) データ項目 (1/4) 項番 項目名 文字種別 桁数 設定項目設定項目登録 / 訂正削除 詳細 データレコード種別 英数字 3 D00: 登録依頼 1 D01: 訂正依頼 D02: 削除依頼 保適証番号 数字 重複しない値を設定する 2 推奨案 : 作成年 ( 西暦下 2 桁 )+ 固定値 9 + 通番 (5 桁 ) 3 4 5 6 7 9 10 11 12 13 14 事業場 ID 英数字 適合証区分 数字 1 0: 保適証 1: 限定保適証 自動車区分 数字 1 0: 登録車 1: 軽自動車 申請種別 数字 1 0:OSS 申請 1: 窓口申請 検査種別 数字 1 0: 中古新規検査 1: 中古予備検査 2: 継続検査 保適交付者 数字 保適証登録権限 IDを設定する 所属していない保適証登録権限 IDの場合は エラーとする 車台番号 英数字記号 42 車台番号を半角英数ハイフン ピリオド42 桁以内で設定する 注意 : 軽自動車の場合 20 桁以内で設定する 交付年月日数字 保適証の交付年月日を設定する (YYYYMMDD) 自動車検査員 ID1 検査年月日 1 自動車検査員 ID2 英数字数字英数字 自動車検査員 IDについて 1~5の何れか必須 所属していない自動車検査員 ID( 検査員権限 ) の場合は エラーとする検査年月日について 自動車検査員 IDの入力があった場合必須 YYYYMMDDで設定する 検査年月日 2 数字 5
( 補足 ) 保適証集約ファイル ( 整備業務システム AIRAS) データ項目 (2/4) 項番項目名文字種別桁数 15 16 17 設定項目登録 / 訂正 設定項目削除 自動車検査員 ID3 数字 自動車検査員 IDについて 1~5の何れか必須 検査年月日 3 数字 所属していない自動車検査員 ID( 検査員権限 ) の場合は エラーとする 自動車検査員 ID4 数字 詳細 検査年月日について 自動車検査員 ID の入力があった場合必須 YYYYMMDD で設定する 1 19 20 検査年月日 4 数字 自動車検査員 ID5 数字 検査年月日 5 数字 21 22 23 24 25 自動車登録番号情報 - 標板文字 自動車登録番号情報 - 分類番号 自動車登録番号情報 - 仮名文字 自動車登録番号情報 - 番号 使用者氏名または名称 全角 4 継続検査は必須 中古新規検査登録 中古予備検査は任意 英数字記号 3 全角 1 数字 4 全角 60 自動車検査員 ID について 26 27 2 使用者住所全角 260 乗車定員 1 数字 3 乗合の場合 客席 + 立席 + 乗務員 の計算結果を設定する 幼児専用車の場合 0 を設定する 乗車定員 2 数字 2 0 の入力可 6
( 補足 ) 保適証集約ファイル ( 整備業務システム AIRAS) データ項目 (3/4) 項番項目名文字種別桁数 29 設定項目登録 / 訂正 設定項目削除 幼児定員 1 数字 3 0 の入力可 詳細 30 31 32 33 34 35 36 幼児定員 2 数字 2 0 の入力可 最大積載量 1 数字 6 0 の入力可 最大積載量 2 数字 5 0 の入力可 用途 数字 1 0:- 1: 貨物 2: 乗合 3: 特種 4: 乗用 - は建設機械 大型特殊の場合に設定 車両総重量 1 数字 6 0 の入力可 車両総重量 2 数字 6 0 の入力可 最終検査申請日数字 YYYYMMDD で設定する 37 3 39 40 41 保険期間 ( 自 ) 数字 保険期間 ( 至 ) 数字 自賠責保険証明書情報 - 紙電子種別 1 自賠責保険証明書情報 - 証明書番号 1 自賠責保険証明書情報 - 保険会社名 1 数字 1 英数字 12 全角 60 継続検査 及び中古新規検査登録は必須 ( 中古新規は調整中 ) 中古予備検査は設定しない 紙電子種別について 0: 電子 1: 紙 保険期間について YYYYMMDDで設定する 紙電子種別が全て 0: 電子 の場合 保険期間チェックで計算した値で上書きされる 7
( 補足 ) 保適証集約ファイル ( 整備業務システム AIRAS) データ項目 (4/4) 項番項目名文字種別桁数 42 自賠責保険証明書情報 - 紙電子種別 2 設定項目登録 / 訂正 設定項目削除 数字 1 指定継続検査時 及び中古新規検査は必須 ( 中古新規は調整中 ) 中古予備検査時は設定しない 詳細 43 44 45 自賠責保険証明書情報 - 証明書番号 2 自賠責保険証明書情報 - 保険会社名 2 自賠責保険証明書情報 - 紙電子種別 3 英数字 12 全角 60 数字 1 紙電子種別について 0: 電子 1: 紙 保険期間について YYYYMMDD で設定する 紙電子種別が全て 0: 電子 の場合 保険期間チェックで計算した値で上書きされる 46 自賠責保険証明書情報 - 証明書番号 3 英数字 12 47 自賠責保険証明書情報 - 保険会社名 3 全角 60 4 走行距離計表示値数字 6 0 の入力可 49 走行距離計表示値設定 数字 1 0:km 1:km 解除 2:mile 3:mile 解除 50 引戻訂正削除理由全角 150 ステータスが報告済の場合は必須凡例 ( 設定項目 ) : 必須〇 : 条件付き必須 ( 条件は詳細を参照 ) : 任意 : ここでの訂正は引戻設定不要 編集 登録の意味 削除の場合は必須 51 自重計技術基準適合証の確認の有無 数字 1 0: 無 1: 有 52 備考全角 100
( 補足 ) 処理結果ファイル (AIRAS 整備業務システム ) データ項目 項番項目名文字種別桁数詳細 1 2 3 4 5 6 7 データレコード種別 英数字 3 D00: 登録結果 D01: 訂正結果 D02: 削除結果 事業場 ID 英数字 登録要求電文の事業場 IDを設定する 車台番号英数字記号 42 保適証番号 数字 登録結果の場合 保適証業務で払い出された保適証番号を設定するその他は 登録要求電文の保適証番号を設定する 交付年月日 数字 YYYYMMDDで設定する ( 登録要求電文と同じ値 ) 結果コード 英数字 4 R000: 正常通知 R001: 異常通知 理由コード 英数字 4 結果コードがR001の場合 以下の理由を設定する I000:MOTAS 軽自動車システム報告済み E000: 重複エラー E004: 形式チェックエラー E005: 保険期間不足エラー E007: 該当保適証情報なし 処理日時 数字 14 処理日時を設定する YYYYMMDDHHMMSSで設定する 9