Ridoc Document Router V2/Pro V1 FAX 配信エラー処理不具合 修正プログラム インストールマニュアル 2008.03-1 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.
本マニュアルの流れ 1.FAX 配信エラー処理不具合について 2. セットアップ前に確認していただきたいこと 3. 修正プログラムインストール方法 4. インストール結果の確認 5. 参考情報 こんなときには - 2 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.
1. FAX 配信エラー処理不具合について FAX ペーパレス受信を行っているお客様において 以下の1かつ2の条件に合致した場合に FAX 受信データが消失します ( 合致しない場合には消失いたしません また 既にトレイに保存されている FAX 文書が消失することはありません ) 1FAX バックアップ設定画面で 受信した全ファクスデータのバックアップを取る にチェックが入っている場合 ( デフォルトではチェックは入っておりません ) 2SQL Server 2000 Desktop Engine (MSDE2000) または SQL Server 2000 に格納されているあて先表にアクセスできない場合 ( ハードディスク障害やSQLのサービスが停止しているときにあて先表にアクセスできないことがあります ) 現象発生時には 配信管理ツールのエラーログに以下のように表示されますが 実際には エラーデータ保存フォルダにはデータが保存されません 今回の現象に合致していなければ エラーログに記載があってもエラーデータ保存フォルダに FAX データは存在します 保存されたデータを手動で移動された場合には存在しないこともあります 現象は ファクスバックアップ設定をしていない環境では発生しません ファクスバックアップ設定の確認方法は以下の通りです 配信管理ツールの [ サーハ (S)]=> [ 配信機能設定 (D)] を選択し [ ファクスハ ックアッフ 設定 ] タブの [ 受信した全ファクステ ータのハ ックアッフ を取る ] にチェックが入っていなければ設定されておりません - 3 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.
2. セットアップ前に確認いただきたいこと 2-1 インストール前の確認事項 本修正プログラムのインストール時には管理者権限 (Administrators 権限 ) が必要となります Ridoc Document Router V2/Pro V1 のインストールアカウントでログオンしてください 修正プログラムインストール時には他のアプリケーションは あらかじめ終了してください 配信管理ツール Ridoc Desk Navigator RidocDesk2000 Ridoc Auto Document リンク Ridoc Document Router リンクなどから接続がある場合や Ridoc Document Router がメンテナンス中には修正プログラムをインストールできません 2-2 ご利用製品のリビジョン確認方法 本修正プログラムのインストールが必要なリビジョンは以下の通りです Ridoc Document Router V2.0.0.0~2.3.1.0 Ridoc Document Router Pro V1.0.0.0~1.3.1.0 該当リビジョン以外をご利用の場合には 本現象は発生いたしませんので修正プログラムをインストールする必要はありません 該当リビジョンをご使用のお客様は本修正プログラムのインストールをお願いいたします 対象となる製品がインストールされていない環境では 以下メッセージが表示されてセットアップは終了します - 4 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.
ご利用のリビジョンの確認方法 [ スタート ] => [ フ ロク ラム ]=>[RICOH Ridoc Document Router]=> [ 配信管理ツール ] を選択し 配信管理ツールを起動します 配信管理ツール起動時にはパスワードを求められます 配信管理ツール起動後 [ サーハ (S)]=> [ サーハ 情報 (P)] にて確認ができます - 5 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.
3. 修正プログラムインストール 手順 1. Ridoc Document RouterV2/ProV1 のマシンにインストールアカウントでログオンして下さい 手順 2. 配信管理ツール Ridoc Desk Navigator RidocDesk2000 Ridoc Auto Document リンク Ridoc Document Router リンクを終了させてください 終了させていない場合には 手順 3で [ 次へ ] をクリックしても修正プログラムが適用されず 以下のような画面が表示されます 手順 3. Ridoc Document RouterV2/Pro V1 修正プログラム の CD 内の [RDS_HF_08310.exe] をダブルクリックします [Ridoc Document System の InstallShield Wizard へようこそ ] 画面で [ 次へ ] をクリックしてください - 6 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.
手順 4. [ メンテナンスの完了 ] 画面が表示されますので [ 完了 ] をクリックします 4. インストール結果の確認 [ スタート ] => [ フ ロク ラム ]=> [RICOH Ridoc Document Router]=> [ 配信管理ツール ] を選択し 配信管理ツールを起動します 配信管理ツールで [ サーハ (S)]=> [ サーハ 情報 (P)] を押します バージョン情報の最後に [a] があれば 作業は完了です - 7 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.
5. 参考情報 こんなときには 状態 手順 3 のあとで 以下の画面が表示された 原因 対処方法配信中の文書があったために 修正プログラムが適用できなかったことが考えられます 配信サービスの状況を確認してください 配信サービスが停止するのを確認してから 再度修正プログラムを実行してください 配信サービスを開始するには [ スタート ] => [ フ ロク ラム ]=> [RICOH Ridoc Document Router]=> [ 配信サーヒ スの開始 ] をクリックし 配信サービスを開始してください 手順 3 のあとで 以下の画面が表示された Ridoc Document Router がメンテナンス中であることが考えられます しばらく時間がたってから再度実施してください 手順 3 のあとで 以下の画面が表示された 配信サービスが停止していることが考えられます 配信サービスを開始するには [ スタート ] => [ フ ロク ラム ]=> [RICOH Ridoc Document Router]=> [ 配信サーヒ スの開始 ] をクリックし 配信サービスを開始してください 手順 3 のあとで 以下の画面が表示された 配信サービスが開始できなかったことが考えられます 配信サービスを開始してください 配信サービスを開始するには [ スタート ] => [ フ ロク ラム ]=> [RICOH Ridoc Document Router]=> [ 配信サーヒ スの開始 ] をクリックし 配信サービスを開始してください それでも配信が始まらない時にはマシンを再起動してください 修正モジュールを適用後 リビジョンアップをしたら バージョン情報の a が表示されなくなった 修正プログラム適用後 リビジョンアップをすると バージョン情報の a が表示されなくなります 修正自体はされているので動作上は 問題ありません 再度 a を表示させるためには リビジョンアップ後 再度修正プログラムをインストールする必要があります 以上 - 8 - (c) Copyright RICOH Co., Ltd.