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3. 定期接種の接種時期について結核の定期接種の対象者については 1 歳に至るまでの間にある者と予防接種法施行令 ( 昭和 23 年政令第 197 号 ) 第 1 条の3に規定されているが 本件に伴い 2に記載した方法を検討してもなお やむを得ず1 歳を超えて接種を行った者に対して定期接種の対象外と

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( 保 241) 平成 30 年 11 月 29 日 都道府県医師会社会保険担当理事殿 日本医師会常任理事松本吉郎 高齢者に係る高額療養費制度の見直し等について ( 再々周知 ) 平成 30 年 8 月 1 日から 70 歳以上の高齢者に係る高額療養費制度が見直されたことに伴い 診療報酬請求書等の記

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都道府県医師会医療安全担当理事殿 ( 法安 56) 平成 27 年 8 月 5 日 日本医師会常任理事今村定臣 酵素電極法を用いた血糖測定に使用する医療機器及び体外診断用医薬品に係る 使用上の注意 の改訂について グルコース分析装置 自己検査用グルコース測定器及び自動分析装置等並びに血液検査用グルコ

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都道府県医師会担当理事殿 年税第 47 号平成 29 年 0 月 0 日 公益社団法人日本医師会常任理事今村定臣 国税庁の確定申告における医療費控除の提出資料変更に係るチラシの設置について 今般 国税庁より 確定申告における医療費控除の提出資料変更について 別添の通り チラシの設置についての協力依頼

現在にいたっております その結果 現在 HPVワクチンは定期接種でありながら 接種対象となる12 歳から16 歳の女子に対する接種がほとんど行われていないのが現状です このような状況は先進国では日本だけで見られていることであり 将来 子宮頸がんの発症が他国に比べて著しく高くなるというような事態が起き

査を実施し 必要に応じ適切な措置を講ずること (2) 本品の警告 効能 効果 性能 用法 用量及び使用方法は以下のとお りであるので 特段の留意をお願いすること なお その他の使用上の注意については 添付文書を参照されたいこと 警告 1 本品投与後に重篤な有害事象の発現が認められていること 及び本品

鑑-H リンゼス錠他 留意事項通知の一部改正等について

1. ストーマ外来 の問い合わせ窓口 1 ストーマ外来が設定されている ( / ) 上記外来の名称 ストマ外来 対象となるストーマの種類 コロストーマとウロストーマ 4 大腸がん 腎がん 膀胱がん ストーマ管理 ( 腎ろう, 膀胱ろう含む ) ろう孔管理 (PEG 含む ) 尿失禁の管理 ストーマ外

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ただし 対象となることを希望されないご連絡が 2016 年 5 月 31 日以降にな った場合には 研究に使用される可能性があることをご了承ください 研究期間 研究を行う期間は医学部長承認日より 2019 年 3 月 31 日までです 研究に用いる試料 情報の項目群馬大学医学部附属病院産科婦人科で行

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資料1-1 HTLV-1母子感染対策事業における妊婦健康診査とフォローアップ等の状況について

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避するためには 子宮頸がん検診を定期的に受診することが必要不可欠であること 3 HPV ワクチンの長期成績は未だ確認されていないこと このため 将来的に追加接種が必要となる可能性もあること 4 10 歳未満の小児 妊娠中の女性及び高齢者に対する有効性と安全性は確立されていないこと 5 HPV は性行

資料 10 HPV ワクチンの有効性及び安全性に関する疫学研究の概要 1. 研究事業名 厚生労働科学研究費補助金新興 再興感染症及び予防接種政策推進事業 2. 研究課題名 子宮頸がんワクチンの有効性と安全性の評価に関する疫学研究 3. 研究予定期間 平成 27 年 7 月 7 日から 3 年計画 (

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事務連絡平成 28 年 2 月 5 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省健康局健康課 厚生科学審議会予防接種 ワクチン分科会基本方針部会の審議について 本日開催された厚生科学審議会予防接種 ワクチン分科会基本方針部会における審議の結果 B 型肝炎ワクチンの定期接種化について 以下の

平成 28 年 10 月 17 日 平成 28 年度の認定看護師教育基準カリキュラムから排尿自立指導料の所定の研修として認めら れることとなりました 平成 28 年度研修生から 排泄自立指導料 算定要件 施設基準を満たすことができます 下部尿路機能障害を有する患者に対して 病棟でのケアや多職種チーム

事務連絡 令和元年 6 月 21 日 ( 公社 ) 岡山県医師会 ( 一社 ) 岡山県病院協会 御中 岡山県保健福祉部健康推進課 手足口病に関する注意喚起について このことについて 厚生労働省健康局結核感染症課から別添のとおり事務連絡が ありましたので 御了知いただくとともに 貴会員への周知をお願い

別紙 ( 国内における臓器等移植について ) Q1 一般の移送費の支給と同様に 国内での臓器移植を受ける患者が 療養の給付を受けるため 病院又は診療所に移送されたときは 移送費の支給を行うこととなるのか 平成 6 年 9 月 9 日付け通知の 健康保険の移送費の支給の取扱いについて ( 保険発第 1

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各種健診等の連携についての考え方 一現行制度における各種健診等の連携. 基本健診において生活機能評価を同時実施 () 現在 老人保健法において 65 歳以上の対象者については 生活機能評価を基本健診において同時に実施するよう求めている 同時実施は 本人の利便性 受診率の向上 検査重複の回避に資する

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写 29 生畜第 50 号平成 29 年 4 月 10 日 一般社団法人日本養蜂協会会長大島理森殿一般社団法人全国はちみつ公正取引協議会会長早川幸男殿 農林水産省生産局畜産部畜産振興課長食肉鶏卵課長 蜂蜜を原因とする乳児ボツリヌス症予防に係る注意喚起について 今般 東京都足立区において 乳児に対し離

ロタウイルスワクチンは初回接種を1 価で始めた場合は 1 価の2 回接種 5 価で始めた場合は 5 価の3 回接種 となります 母子感染予防の場合のスケジュール案を示す 母子感染予防以外の目的で受ける場合は 4 週間の間隔をあけて2 回接種し 1 回目 の接種から20~24 週あけて3 回目を接種生

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3-2 全国と札幌市の定点あたり患者報告数の年平均値流行状況の年次推移を 全国的な状況と比較するため 全国と札幌市の定点あたり患者報告数の年平均値について解析した ( 図 2) 全国的には 調査期間の定点あたり患者報告数の年平均値は その年次推移にやや増減があるものの大きな変動は認められなかった 札

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管下関係業者に周知いただくとともに 適切な指導を行い その実施に遺漏な きようお願いいたします 記 第 1 体外診断用医薬品の製造販売業又は製造業を行う旨の届出等について 1. 届出対象者旧薬事法に基づき 体外診断用医薬品を取り扱う以下の者 (1) 旧薬事法第 12 条第 1 項の第二種医薬品製造販

特定健康診査及び特定保健指導に係る自己負担額の医療費控除の取扱いの一部変更について(厚生労働省健康局長、保険局長:H )

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事務連絡平成 30 年 10 月 26 日 各都道府県消防防災主管課東京消防庁 各指定都市消防本部 } 殿 消防庁予防課 外国人来訪者や障害者等が利用する施設における災害情報の伝達及び避難誘導に関するガイドライン のリーフレットの配布について 2020 年東京オリンピック パラリンピック競技大会が開

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27 年度調査結果 ( 入院部門 ) 表 1 入院されている診療科についてお教えください 度数パーセント有効パーセント累積パーセント 有効 内科 循環器内科 神経内科 緩和ケア内科

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地域医療構想の概要 1 地域医療構想の位置づけ 平成 25 年 3 月に 医療法に基づき 本県の疾病対策及び医療提供体制の基本方針である第 6 期岐阜県保健医療計画を策定した 平成 27 年 4 月に施行された改正医療法に基づき 保健医療計画の一部として 将来 (2025 年 ) あるべき医療提供体

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都道府県単位での肝炎対策を推進するための計画を策定するなど 地域の実情に応じた肝炎対策を推進することが明記された さらに 近年の状況等を踏まえ 平成 28 年 6 月に基本指針の改正を行い 肝炎対策の全体的な施策目標を設定すること等が追記された 都は 肝炎をめぐる都内の状況や基本指針の改正を踏まえ

1 検査の背景 国立大学附属病院は 平成 16 年の国立大学の法人化以降 収支の企業的管理が必要 となり 個々の国立大学附属病院がその経営について独自に責任を負うこととなった そして 医療制度改革等では 国立大学附属病院を含めた病院の役割分担による医 療提供体制の再構築が求められている さらに 医療

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●子宮頸がん予防措置の実施の推進に関する法律案

子宮頸がん予防ワクチンの接種に関連した欠席等の状況調査について 平成 25 年 9 月 3 日 スポーツ 青少年局学校健康教育課 調査目的子宮頸がん予防ワクチンは 平成 25 年度からは 新たに予防接種法に基づく定期接種の対象となったが 一方で 本ワクチンの接種が原因と思われる様々な健康被害が報告さ

2. 平成 9 年遠隔診療通知の 別表 に掲げられている遠隔診療の対象及び内 容は 平成 9 年遠隔診療通知の 2 留意事項 (3) イ に示しているとお り 例示であること 3. 平成 9 年遠隔診療通知の 1 基本的考え方 において 診療は 医師又は歯科医師と患者が直接対面して行われることが基本

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別添2 乳児家庭全戸訪問事業の実施状況

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3 医療安全管理委員会病院長のもと 国府台病院における医療事故防止対策 発生した医療事故について速やかに適切な対応を図るための審議は 医療安全管理委員会において行うものとする リスクの把握 分析 改善 評価にあたっては 個人ではなく システムの問題としてとらえ 医療安全管理委員会を中心として 国府台

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平成18年度九州歯科大学附属病院 歯科医師臨床研修プログラム

童部会小児慢性特定疾患児への支援の在り方に関する専門委員会において検討がなされることから その検討の結果を踏まえ 別途通知することとする なお 都道府県内の難病医療提供体制に関する情報は 住民に分かりやすい形で公表し その進捗状況を周知する必要がある また 各医療機関が診療可能な難病のリスト等を公表

個人情報の取り扱いについて 公益財団法人岩手県予防医学協会 個人情報保護管理責任者常務理事 公益財団法人岩手県予防医学協会 ( 以下 協会 という ) は 健康診断等で取得した個人情報 を協会の個人情報保護基本規程に従って適正に管理し 以下のとおりお取り扱いさせていただき ますので 個人情報の提供

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1. はじめに近畿ブロック ( 福井県 滋賀県 京都府 奈良県 和歌山県 ) で指定を受けた小児がん拠点病院 ( 以下 拠点病院 ) は 京都府立医科大学附属病院 京都大学医学部附属病院 立こども病院 大阪市立総合医療センター 立母子保健総合医療センターの 5 施設 ( 順不同 ) であり 全国 7

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(2) レパーサ皮下注 140mgシリンジ及び同 140mgペン 1 本製剤については 最適使用推進ガイドラインに従い 有効性及び安全性に関する情報が十分蓄積するまでの間 本製剤の恩恵を強く受けることが期待される患者に対して使用するとともに 副作用が発現した際に必要な対応をとることが可能な一定の要件

年管管発第 1026 第 2 号平成 24 年 10 月 26 日 地方厚生 ( 支 ) 局年金調整 ( 年金管理 ) 課長殿 厚生労働省年金局事業管理課長 ( 公印省略 ) 生活に困窮する外国人に対する生活保護の措置について ( 通知 ) に基づく保護を受けている外国人の国民年金保険料免除の申請の

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( 地 Ⅲ117)F 平成 25 年 9 月 27 日 都道府県医師会 感染症危機管理担当理事 殿 日本医師会感染症危機管理対策室長 小森 貴 子宮頸がん予防ワクチン接種後の痛みの診療について 現在 厚生労働科学研究費事業として 慢性の痛み診療の基盤となる情報の集約とより高度な診療のための医療システム構築に関する研究 が実施されております 今般 同研究班代表者の愛知医科大学医学部学術的痛みセンター牛田享宏教授より 子宮頸がん予防ワクチン (HPV ワクチン ) 接種後の痛みの診療について が公表され 別添のとおり厚生労働省健康局結核感染症課より各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 宛事務連絡がなされましたので情報提供いたします つきましては 貴会におかれましても本件についてご了知のうえ 貴会管下郡市区医師会 関係医療機関等に対する周知方ご高配のほどよろしくお願い申し上げます

事務連絡 平成 25 年 9 月 27 日 各都道府県衛生主管部 ( 局 ) 御中 厚生労働省健康局結核感染症課 子宮頸がん予防ワクチン接種後の痛みの診療について 本年 6 月に開催した第 2 回厚生科学審議会予防接種 ワクチン分科会副反応検討部会において公表したとおり 厚生労働科学研究費事業として 慢性の痛み診療の基盤となる情報の集約とより高度な診療のための医療システム構築に関する研究 を実施しております この度 本研究班の代表者である愛知医科大学医学部学術的痛みセンターの牛田享宏教授よりHPVワクチン接種後の副反応 ( 主として痛み しびれ 脱力など ) について被接種者とそのご家族に対して適切な医療を提供するための診療体制の整備が整ったことから 別添のとおり 子宮頸がん予防ワクチン (H PVワクチン ) 接種後の痛みに診療について が公表されましたので 業務の参考としていただけるよう情報提供いたします つきましては 管内市町村及び関係医療機関等に対しても情報提供していただきますようお願いいたします

平成 25 年 10 月 2 日訂正版 2013 年 9 月 26 日 子宮頸がん予防ワクチン (HPV ワクチン ) 接種後の痛みの診療について 厚生労働省慢性の痛み対策研究事業慢性の痛み診療の基盤となる情報の集約とより高度な診療の為の医療システム構築に関する研究班 ( 痛みセンター連絡協議会 ) 代表 : 牛田享宏 厚生労働省の 慢性の痛み対策研究事業 を推進している当研究班では 複数の診療科の疼痛専門医などが参画し より高度な痛みの医療を実践する集学的痛み診療システムを本邦においても整備する目的で 医療機関 ( 痛みセンターと呼称します ) が相互に連携 協力する体制 ( 痛みセンター連絡協議会 ) を構築して参りました そして痛みセンター連絡協議会では 厚生労働省健康局と協議の上 HPV ワクチン接種後の副反応 ( 主として痛み しびれ 脱力など ) について被接種者とそのご家族に対して適切な医療を提供するための診療体制を整備して参りました 当研究班では ワクチン接種との科学的関連性の有無にかかわらず ワクチン接種後に重篤な副反応が認められた被接種者とそのご家族に対して 痛みに関する適切な情報と医療を提供することが健康の回復のために重要と考えています ワクチン接種後の急性炎症が軽快せず 痛みやしびれ等の症状が持続 ( 目安として 2~4 週間以内 ) している被接種者におかれては 痛みセンター連絡協議会に所属する医療機関 ( 下記 ) の受診をお薦めします 受診の際は これまでの検査結果や診療内容が記載されている医療機関からの診療情報提供書をご持参くださいますようお願いします また ワクチン被接種者を診療している医療機関におかれては ワクチン接種から 2~4 週間程度の期間で改善しない際は 痛みセンター連絡協議会の医療機関へ遠慮無くご紹介くださいますようお願いします なお 本文書は当研究班として作成したものであり 上記を含め予防接種後等の医療における穿刺行為後の持続 する痛みに関する一連の研究事業については 難治性神経因性疼痛の基礎疾患の解明と診断 治療精度を向上 させるための研究 班 ( 研究代表者信州大学池田修一教授 ) と連携しながら進めております事を申し添えます 痛みセンター連絡協議会所属医療機関 札幌医科大学附属病院整形外科 リハビリテーション科 福島県立医科大学附属病院リハビリテーション & 痛みセンター ( 整形外科 ) 東京大学医学部附属病院麻酔科 痛みセンター 整形外科 脊椎外科 東京慈恵会医科大学附属病院ペインクリニック 順天堂大学附属病院ペインクリニック 愛知医科大学病院痛みセンター 滋賀医科大学附属病院ペインクリニック 大阪大疼痛医療センター 岡山大学病院麻酔科蘇生科ペインセンター 高知大学医学部附属病院痛み外来 ( 麻酔科 整形外科 ) 九州大学病院ペインクリニック 本文書に関する問合せ : 愛知医科大学学際的痛みセンター 0561-62-5004(TEL および FAX) 牛田まで

平成 25 年 10 月 2 日訂正版 連携機関 : 厚生労働研究 難治性神経因性疼痛の基礎疾患の解明と診断 治療制度を向上させるための研究 研究班協力機関 :NPO 法人いたみ医学研究情報センター ( いたみラボ ) 患者さん紹介の流れ 痛みセンター連絡協議会所属医療機関での診察には 担当の医師からの紹介が必要となります 以下の手順に従って 受診していただけますようお願い致します 担当医 1 痛みセンター連絡協議会所属医療機関宛の紹介状 ( 診療情報提供書 ) 作成 2 各痛みセンター連絡協議会所属医療機関の地域連携室に予約をとってください ( 各診療施設に専用の診療情報提供書などがございますので詳細については下記ホームページでご確認ください ) 患者さん担当医に作成してもらった紹介状を持参し 予約日に来院する 痛みセンター連絡協議会所属医療機関札幌医科大学附属病院整形外科 リハビリテーション科 福島県立医科大学附属病院 東京大学医学部附属病院 東京慈恵会医科大学附属病院 順天堂大学附属病院 リハビリテーション & 痛みセンター ( 整形外科 ) 麻酔科 痛みセンター 整形外科 脊椎外科 診療予約用連絡先医療連携 総合相談センター TEL:011-611-2111 ( 内線 3132) FAX:011-621-2233 http://web.sapmed.ac.jp/hospital/medical/mumhv60000002zmz. html 地域連携部 ( 医療連携 相談室 ) TEL:024-547-1074( 直通 ) FAX:024-547-1075 www.fmu.ac.jp/byoin/02renkei/ 地域医療連携部 TEL:03-5800-9101( 直通 ) FAX:03-5800-9102 http://www.h.u-tokyo.ac.jp/organization/introduce/index.ht ml ペインクリニック医療連携部門 TEL:03-5400-1202( 直通 ) FAX:03-5401-1879 http://www.jikei.ac.jp/hospital/honin/letter.html ペインクリニック医療連携室 TEL:03-5802-1576( 直通 ) 03-5802-1941( 直通 ) FAX:0120-03-3946 03-5802-3946 Email:irenkei@juntendo.ac.jp http://www.juntendo.ac.jp/hospital/organi/ 愛知医科大学病院 痛みセンター 地域連携室 TEL:0561-65-0221( 直通 ) FAX: 0561-65-0225 www.aichi-med-u.ac.jp/hospital/sh11/sh1102/ 滋賀医科大学附属病院ペインクリニック患者支援センター TEL:077-548-2515 FAX:077-548-2792 http://www.shiga-med.ac.jp/hospital/doc/medical_institutio n/steps.html 岡山大学病院 高知大学医学部附属病院 九州大学病院 疼痛医療センター保健医療福祉ネットワーク部 TEL:06-6879-5080 FAX:06-6879-5081 麻酔科蘇生科ペインセンター 痛み外来 ( 麻酔科 整形外科 ) http://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp/departments/network.html 地域医療連携室 TEL:086-235-7205( 直通 ) FAX:086-235-6761 www.okayama-u.ac.jp/user/hos/syoukai.html 地域医療連携室 ( 予約センター ) TEL:088-880-2701 FAX:088-880-2773 Email:ir10@kochi-u.ac.jp www.kochi-ms.ac.jp/~chiki/ ペインクリニック地域医療連携センター FAX:092-642-5155 ペインクリニック 092-642-5719 www.hosp.kyushu-u.ac.jp/nyuin/menkai/index.html#dialin

< 平成 25 年 10 月 2 日付け > 訂正のお詫びとお知らせ 9 月 26 日に出させていただきました 子宮頸がん予防ワクチン (HPV ワクチン ) 接種後の痛み の診療について に記載してあります 診療予約用連絡先 を 次のとおり訂正いたします 誤記がありましたこと深くお詫び申しあげます 誤 疼痛医療センター広域医療連携センター 医療連携室 TEL:072-684-6338( 直通 ) FAX:072-684-6339 http://hospital.osaka-med.ac.jp/for_doctors/relations/ 正 疼痛医療センター保健医療福祉ネットワーク部 TEL:06-6879-5080 FAX:06-6879-5081 http://www.hosp.med.osaka-u.ac.jp/departments/network.html 厚生労働省慢性の痛み対策研究事業慢性の痛み診療の基盤となる情報の集約とより高度な診療の為の医療システム構築に関する究班 ( 痛みセンター連絡協議会 ) 代表 : 牛田享宏