第４回第４次産業革命を視野にいれた 知財システムの在り方に関する検討会 2016年11月 ファナック株式会社 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 1
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 2 FANUC ファナックの概要
ファナックの概要 本社 : 山梨県忍野村社員数 :6,267 人 (2015 年末 ) 売上高 :6,234 億円経常利益 :2,294 億円純利益 :1,597 億円 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 3
ファナックの主な商品 製造業に特化した商品展開 基本商品 応用商品を展開 駆動 組立 搬送 応用商品 Robot 多関節ロボット 協働ロボット ゲンコツロボット エンドユーザ商品 基本商品 FA CNC サーボモータ レーザ発振器 OEM商品 応用商品 ROBOMACHINE 加工 ロボショット ロボカット ロボナノ ロボドリル エンドユーザ商品 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 4
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 5 3 つのスローガン ファナックのFA ロボット ロボマシンの3 事業 そしてサービスが一体となり 世界の製造現場に革新と安心をお届けする one FANUC はその精神と決意を凝縮した ファナックの新しいシンボルマークです ファナックは サービスファースト の精神のもと 世界 46 ヶ国 250 以上のサービス拠点で お客様がお使いのファナック商品の生涯保守を行っています 止まらない工場 ファナックはその夢を実現すべく 壊れない 壊れる前に知らせる 壊れてもすぐ直せる を合言葉に 世界中の製造現場の稼働率向上を目指しています
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 6 FANUC Edge Heavy の
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 7 リアルタイム性 Cloud 低 リアルタイム性の高い処理 自律分散 通信コストの削減 無用なデータ流出の防止 Fog 高 多くのデータを Edge 側で処理 Edge Heavy Edge
機械学習 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 8
Cloud Open Platform Fog 自律 分散 協調 ZDT LINK+ App. App. ZDT LINK+ App. App. 自律 分散 協調 ZDT LINK+ App. App. 自律 分散 協調 ZDT LINK+ App. App. PLC Edge レーザ CNC ロボット ロボマシン 工作機械 産業機械 各社のセンサ 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 9
Cloud Open Platform 工作機械やロボットのメーカ センサや周辺機器のメーカ ドライバを自由に開発 アプリケーションを自由に開発 ソフトウェア デベロッパ エンドユーザ アプリケーションを自由に開発 ZDT LINK+ App. App. Fog ZDT LINK+ App. App. ZDT LINK+ App. App. ZDT LINK+ App. App. ファナックで認証 PLC Edge レーザ CNC ロボット ユーザへ販売 非売品も可 各社のセンサ ロボマシン 工作機械 産業機械 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 10
必要なアプリケーションをダウンロード ネットワーク経由でアップデート リモート オンサイトサポート 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 11
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 12 システム構成 ( 接続概略図 ) Cloud Internet Network switch Firewall Network switch Firewall Network switch ERP SCM MES Network switch Network switch 既存 PC (Windows)
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 13 既設 PC の接続 人工知能アプリ 機械監視アプリ etc. PC 接続用ソフト VB5/6 などの古いアプリが使われ続ける現場 既設 PC が止まると困る 継続利用したい 接続用ソフト 既設の PC 既設 PC アプリの継続利用 でデータ活用 新たな投資の軽減
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 14 Ethernet の無い機器の接続 Network switch Ethernet I/O convertor Ethernet I/O convertor レガシーインターフェースを Ethernet に変換 機能制限が入る場合もあり
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 15 FANUC で変わる製造現場 ~ 様々なアプリケーション ~
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 16 Zero Downtime (ZDT) 設備の突然の停止を未然に防止するアプリケーション群 外部アプリ ZDT アプリケーション群 主軸の故障予知 ロボット減速機の故障予知 etc. 他のアプリケーション
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 17 MT-LINK *, ロボマシン系 LINK * 外部アプリ 現行の PC 版 LINK* アプリケーションの接続 人工知能アプリ 機械監視アプリ etc. PC 版 LINK* 接続用ソフト 接続用ソフト PC (Windows) 従来通り継続利用 でデータ活用 更に高機能化
既設機器でも最新機能を実現 最新のCNCにしかない機能 最新のCNCにもない機能 外部アプリ に アプリをインストール 加工時間 予測機能 加工工程計画支援 旋盤用対話 プログラミング etc. Gコードレスプログラミング リモート更新可 既設機器が高機能に 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 18
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 19 現場で役立つアプリケーション 予防保全 稼働率向上 高効率生産 動作の最適化 アダプティブコントロール 高度なトレーサビリティ かゆい所に手が届くミニアプリ What do you want to do on?
従来の学習と機械学習 従来の工作機械やロボット 人が設計したプログラムやルールに従って 的確に仕事をこなす ファナックが目指す これからの工作機械やロボット 自らルールを学習し自律的に動く 人が気付けない変化に気付く 機械同士が協調する 不具合を補い合う 熟練者のスキルを学ぶ 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 20
人工知能で賢い機械 賢い工場へ 1st. STEP つないで見える化 2nd. STEP 個々の機械を賢く 工場を賢く 2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 21
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 22 FANUC の導入とサポート
システムの導入 FIELD App. Store お客様 トータル インテグレーション パートナー システム インテグレーション パートナー デバイスパートナー ネットワーク インテグレーション パートナー アプリケーション デベロッパー FANUC 23
サービスフロー ファナック サポート コールセンター お客様 リモート&オンサイト サポート FANUC システム インテグレーション パートナー ネットワーク インテグレーション パートナー アプリケーション デベロッパー デバイス パートナー 24
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 25 FANUC リリース スケジュール
2016 FANUC CORPORATION / Presentation JP1.5 26 リリース スケジュール 下記以外でも随時情報を発信致します 2016 年 8 月末 API 仕様リリース (α 版 ) アプリケーション開発ガイドライン 特定ユーザ向け 2017 年 3 月末 アプリケーション開発キット 2017 年 9 月末 スターターパッケージアプリ配信サービス
知財システムの在り方に関する要望 1) データフォーマットの知財化日本が強い Edge, Fog で生成するビッグデータの場合 セキュリティ確保 リアルタイム性確保 トレーサビリティ確保 クラウドとの整合性等 これらを実現するデータフォーマットの知財としての重要性が高まっている これらは特許取得および日本から国際標準化提案等の活動が望まれる 注 ) A 社工場の生データは A 社競争力の源泉なので 基本的には外に出さない A 社の生データを解析したい B 社は A 社と交渉して A 社生データを B 社から外には出さないこと それを解析して得られる知識は B 社が自由に使えること等を A 社から許可を得る (A 社と契約 ) A 社の生データは営業秘密として守られる B 社が作成した解析データ ( 知識 ) の取り扱いは知財となり得る A 社工場から比較的オープンに外に出される情報は 故障予知情報等 外部からの援助がないと生産に支障が出る場合が多い 2) 日本の知財審査について審査官と発明者との面談により発明取得のためのアドバイスを頂く等 更なるコミュニケーション向上に期待したい
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